みだぶつほんがんねんぶつ 弥陀仏本願念仏 じやけんきようまんなくしゅじよう 邪見喬悪衆生 しんぎようじゅじじんになん 信楽受特甚似難 なんちゅうしなんむか 難中之難無斯 あやま 誤った考えや、我ひとり善しとする、 おごりの心を持った衆生が 信じ喜び、それを、持ちつづけること むつか は、はなはだ難しい。 難しい中でもこれ以上難しいことは、 ないのである。 みな 如来の本願の御名 ( なもあみだぶつ ) ーしゅじよ・フ
ほんしげんく、つみようぶつきよう 本師源空明仏 れんみんぜんまくばんぶにん 憐愍善悪凡久人 しんしゅうきよ、つしよ、つこ、つへんしゅ、つ 真宗証興片酬 下ル せんじゃくほんがんぐあくせ 選択本願弘悪世 7 真宗の教えをこの日本というへんびな 国におこし、 引「仏か選び定められた本願念仏の道 あまねひろ をこの汚れた世の中に普く弘められた。 ・け第ん / 、・つ せいつう 本師源空聖人は深く仏教に精通してお られたか、 我ら善悪の凡夫人を悲しみ憐れまれて、 あわ
せんど、つとくみようぶっしよう 〇善導独明仏正意 こ、つあいじようさんよぎやくあく 音、 1 〔矜哀定散与逆悪 みだ こうみようみよう ) 」うけんいんねん弥陀の光明は我らの姿を知らせる縁で みようごうお - つじよう あり、呼びかけてくださる名号は往生 光明名号顕因 あ - ら 、、にゆ、つほんがんたしキりカし の因であると顕わされた。み仏の本願 叩入本願木智海 海の中に帰入すれば、 7 中国の善導大師はその時代において、 しやか ただ一人釈迦の本当の気持ちを明きら 、ぎ一よ - っ かにされて、自力の行にとらわれる人 あわ や五逆の悪人などすべてを哀れまれた。 ぜんどうだいし 癶一こゅ - っ
おくねんみだぶつほんがん 匱念弥陀仏本願 じねんそくじにゆうひつじよう 然即時入必定 ゅ・いの、つじよ、つしよ、つ . によ、らい ) 」、つ 唯能常称如来号 お、つほ、つだいひぐ ぜいおん 応報大悲弘誓恩 おのずから如来の誓いによって、仏と なるに定まった位に到達する。 ひたすら阿弥陀仏におまかせして、常 みよ - フ′一 - フとな に名〕万を称えることが、 如来大悲の広大な恩徳に報いることで あると述べられた。 また、阿弥陀仏の誓いを信じ念すれば、 むく
げんらいしようじりんてんげ 還来生、死斡転家 下ル しよし け・つ↓り」じよ、つい 決以疑情為所止 そ′、にゆ、つじゃくじよ、つむ 速入寂静無為楽 ひっちしんじんいの、つにゆう 必以信む為能入 下 ら引ルイ く すみやかに安楽浄土に生まれることが 出来るのは、 女来よりたまわる信しによるのである と述べられた。 阿弥陀如来の本願を疑うためであり、 そして生まれ変わり死に変わりする迷 いの世にとどまってれないのは ほんがん よ
こ、つゆほんがんり・き、こ、つ すべての衆生が救われるのは、本願カ 由本願力回向 - んこ・つ の回向によって起こされる一心である 片 ) 《、′ルじよ、つしよ、ついっ . し′ル ことを強調された。 為度群生彰一心 戈」にゆ、つ′、 AJ ′、たいほ、つ力し 帰入功徳大宝海 ひつぎやくにゆうだい、しゅしゅ 必獲入天衆数 へだ よろずの衆生を隔てなく包み込んでく きえ みようご - っとく ださる名号の徳に帰依すれば、 必ず真実の浄土に生まれる人の仲間に 数えられるのである。 ーしゆいレよ・つ いしょ - っレ」
っさいぜんまくばんぶにん 一切善悪凡久人 も′ルし′ル . によ、ら、 ぐせいがん 開佑如来弘誓願 ・こ、しよ、つサ・ . しゃ ぶつ ) 」′ん一」、つオし 仏言広大勝解者 せにんみようふんだりけ 是人名分陀利華 自分を善人だと思っている人も、悪人 だと思っている人もすべて、 もんしん 弥陀如来の広大な本願の誓いを聞信す れば、 仏はこの人を真実の道のわかった、 すばらしい人とほめたたえられ、 どろぬま この人を泥沼から咲き出てくる最高の はなびやくれんげ 華「白蓮華」にたとえられる。
. し こ、つしゆっせ 如来听以興出世 ゆいせつみ だほんがんかい 唯説弥陀本願海 、一」じよくあ - ′、じ《、′んじよ、つかし 五濁悪時群生海 、つし′ルによ、らい . によ . じっ ) 」′ル 応信如来如実言 ただ阿弥陀仏の海のように広くて深い 本当の願いを説かんがためであった。 了 ) ・フじよ / 、け′んじよ / 、、ばんの - ついレよど、 しゅじようじよくみよ - フじよ / 、 劫濁、見濁、煩悩濁、衆生濁、命濁の ーレゅじよ - っ・ 五つの濁った時代に生きる我ら衆生は、 ただ如来の真実の言葉を信ずべきであ 釈迦如来がこの世にお出ましになられ たのは、
ほ′ル . か′ルみよ、つ ) 」、つしよ、つじよ、つ ) 」、つ 本願名号正定 ししんしんぎようがん 至心信楽願為因 じようと、つがくしようだいねはん 成等覚証天涅槃 ひっしめつどがんじようじゅ 必至滅度願成就 みよ - つご - フ 誓いの名号は我らを真実の世界に生ま れさせる確かな働きであり、 こしん疑いなく信ずるものを救わんとの願い こそ浄土に生まれるもとである。 みろくぼさっ 一一一一口むを得たものは弥勒苙ロ薩と同じよう ねはんさと に必ず涅槃のりをひらく身となる。 一ゅ - っごよ / 、 それは我らに究極のりを与えようと いう願が出来あがっている故である。 がん