◎ 《法座》「話し合い法座」について簡題提起 ) 即如ご門主は昭和五十六年度 ( 一九八一年度 ) から全国の組 ( そ ) を巡教されてい ます。このご巡教は『教書』の趣旨を徹底するとともに、宗門の基幹運動を推進し て、み教えを弘めることを願いとしています。 このたびの即如門主組巡教を機会に、門信徒の皆様が一堂にお集まりいたたいたな かで、「話ー ) ムロい法座」をもっことになりました。 「話しムロい法」座」とは、日頃あなたが悩んでおられること・疑問に思われてい ることなど、身近な問題について、ともにみ教、んに問 ) 、 み教えを聞 き、み教えを語りあ、つ場です。 毎日の生活のなかでの問題や日ごろのお考えなど、ご遠慮なく発表していただき、 お集まりの皆様とともに話し合いましよう。 例えば、次のような問題について話し合ってみてはいかがですか。
ひとっ はとけちか しん 一、み仏の誓いを信し尊いみ名をどなえつつ つよあか 強く明るく生き抜きます ひとっ はとけひか つね 一、み仏の光りをあおぎ常にわか身をかえりみて かんしゃ 感謝のうちに励みます ほとけおし き 一、み仏の教えにしたがい正しい道を聞きわけて まこどのみのりをひろめます ひとっ はとけめぐ よろこ 一、み仏の恵みを喜ひ、互にうやまい助けあい しやかい 社会のために尽します ひとっ しよっどしんしゅうせいかっしんしよっ 浄土真宗の生活信条 ぬ た力い ただ みち み たす 目 次 組巡教の実施にあたって : 教書・ : 蓮如上人五百回遠忌法要についての消息・ : 6 正信念仏偈 : 真宗宗歌・恩徳讃・ : 蓮如上人五百回遠忌法要にむけて : 1 一一口 蓮如上人略年譜 : 《法座》話し合い法座について : 浄土真宗本願寺派寺院・僧侶等一覧表
のうほ ついらねんきあいしん 愚かなるものも、ひとたび本願を信じよろこ 能発一念喜愛心 ぶ心がおこれば、 ねはん だんばんのうどく 煩悩を断ち切れないままで仏のさとりをひら 不断煩脳得涅槃く身となる。 凡愚も聖者も、五逆も法をそしる悪人も、ひ としく、自力のはからいを捨てて本願の海に 凡聖逆謗斉回入 入れば、 さまざまの川がひとたび海に入ると、すべて 如衆水人毎一耒一つの味となるようなおもむきである。 -8 せっしー : ん , : つじよ - っーよ - っこ 摂め取って捨てない大悲の心光は、つわにわ 摂叉心光吊照隻 れらを照らし、つねに護りたもう むみようあん のうす 己能雖破無明すでに仏智を疑う無明の闇は破れても、 貪愛・瞋贈の雲霧は、 うんも ー ) ′んって - っ どんない つねに真実信、いのそらを覆うている 貪愛瞋憎之雲霧 しんじっしんじんてん 常ー覆真実言心天 ・ , んいしょ - っヾ、やノ、 1 - っ、 0 0
おくねんみだ 憶念弥陀仏本願阿弥陀仏の本願を信すれば、 必す、そのとき不退転の仲間に入る。 じねんそく ただ、常に如来の名号を称えて、 自然即時人必定 大悲弘誓のご恩を報ぜよ、と教えられた。 、ゆ、いの - つい」よ - っー」よ - っ 隹能常称如来号 お - つほ - った ぜいおん 応報大ー悲弘誓恩 てんじん さっそうろんせつ 天親菩薩は『争土論』を造られて 天親菩薩造論説 無碍光如来に帰命し、 、みようも 帚命無光如来大無量寿経によ「て阿弥陀如来の真実をあか され、 えしゅ けんしんじっ五つの悪道を横さまに越えて、さとりを得さ 衣彦多羅顕真実せて下さる大誓願をあきらかにせられた。 こうせんおうらようたいせ、かん 光闡横超大誓願 ん うひつじよう
考えに考えぬいて、 五劫思准之摂受五劫という長いあいだ、 堵仏争土のよいところを選びとって本願を成 じゅ - っせいみよ - っしようもんじっ ! 就せられ、さらに 重塹 = 0 クっ士尸聞十方重ねて名号をト方に聞こえさせようと、誓わ ほ - つむ あまねく光を放ち、 普放無量無辺光 無量・無辺光 もた、 こうえんのう 無碍・無対・光炎王 無碍無対光炎王 4 ーしょ - ついしょ - つみ ~ , ん、物っ 清浄・歓喜・智慧光 清海歓喜智慧光 不断・難思・無称光 だんなんじ 超日月光 不断難思無称光 あらゆる世界を照らし、 こうしようじんせつ 一切の生きるものみなこの無限の光りに照ら 超日月光照塵される。 んじよ - つもこ - っしよう 一切群生蒙光昭 む しゅ っ ・てこ - っ - っ じ じよう
しんしゅうしゅうか 真宗宗歌 のり 一、ふかきみ法にあいまつる み たと、つべき 身の幸なにに みち ひたすら道をききひらき むね まことのみ旨 いただかん やみ 二、とわの闇よりすくわれし 身の幸なににくらぶべき ろくじ 六字のみ名をとなえつつ よ なりわ、 いそしまん 世の生に さち さち 三、の呼の ~ だてなく み佐の悳のとうとさを はらから わが同胞にったえつつ 上のをともにせん おんどくさん 因 5 徳讃 によらいだいひ お読どく 如来大悲の因じ徳は 身を粉にしても報すべし ししゅちしきお読どく 師、王知識の因じ徳も を礰きても謝すべし
26 25 専ん偏ん 既 慶 報粤 源第 彳丁 化 雑 帰、信ん 言正よ 幸丸 安 : 広 法ま提 : 正 , し 々挙 . ・ヘね 養 性 開 土ど ュじ ハん 寸ぅ 正 判勧 オ主 金え 之 獲 弁 浅 : 応お イ弋 ん 立 楽 刃、引彳夋ー / ん 切、、引教 , 、引ル、、し引 冫木んリ りの専るも浄源 にれ応如オイ・丁 とや を浅修信つ上信 述が信てし来ま者 心ばを和 べて順 、て いの のわは はら願尚 き心深 し大 、お ら浄 浅念わは き韋ま て れ土 つグ ) し ) い仏れ ばも心、 たに生な提こ さ 、仏 き 喜希と と 。往 りのの し いつま法 生めび夫を とはも く うのたを き を人よ し た化の こ信世広 得と て て土は ろ わに報と心のく さ の け生土どをは人き 仏じ び よ と されにあ深をわ れる生きくすめ の をう 本 に たとれら、すて 楽 さ願 。いるか自め と の 固 み り今む うがにカらひ な しをれと を 本救に と雑ら、たえ る 願わ相 わ修 を うかんいっさ ー 23 ー
さんしん おんごん 三ー不三一 = 0 た殷、勤、 ほうめつどうひ 像末法減同悲弓 くら っしよ、っそ - つあ 一生造悪値弘誓 次第にゆるく しあん 至安養界証妙果 2 ぜんどうどくみよう ・善導独明仏正意 こ - っ - あいじよ - っ奴、んよ医、や / 、あ , 矜哀定散与逆悪 こうみようみようこうけんいんねん 光明名号顕因縁 下ル にゆ - つほんかんたい らかい 開ー人本願本智海 23 ん って - つイっ つ ー ) よ - つみよ - っカ っー」よ、つ 善導大師は、そのときただ一人、古今の誤 りをただして、釈迦仏の正意をあきらかにせ られた。自力迷執の善人も十悪・五逆の悪人 も、すべての人を哀んで、 光明は縁となり、名号は因となって、われら を救いたもうと説かれた ひとたび名号のいわれを聞いて、本願の大智 の海に入れば、 信と不信についてわんごろに教え、 末の世かけて、とこしえに変らぬ法をあかさ れた。 生涯、悪を造っているのに、ひろやかな誓 願を信すれば、 安養の争土に往生し妙なるさとりを開くこと かできるとおしえられた。
1 こ - っゅロ 1 んかんり医、 - てこ - っ 広ー由本願力回向広く、本願力の回向によ「て、 迷えるものが救われることをねがわれ、如来 んじようしよういっしん からたまわる信、いのすかた「一、い」をあきら 為度群生彰一心 かに説かれた 功徳、海の如き名号を信すれば 必す、今、浄土の聖者の数に列る身となる。 帰人功徳大宝海 必獲人大会衆数 11 ど / 、 , て - っせかい 得至蓮華蔵世界蓮華蔵世界ー浄土に生れたなら、 たちまち、真如法羅のさとりの身となり 煩悩の迷いの世にかえりきて、不思議の力を 即証真如法性身 あらわして、 ゅうばんのうリんげんじんすう 生死の中にある衆生を教化し救うと述べられ 遊煩脳林現神通 こゅ - っー一よ - っー ) お・んド ) お - っ 人生死園示応他 ひっ、や / \ に塘 - った、 て ~ 、 . しょ - っーし′んこよ从っー ) よ - ついし′ん どノ、 しれんげ しゅじよう さようナ つらな
ワ】′′ん、ら、ー」よ - ついし 還来生ー死転転家われらが生死の第をくり返えすのは、 下ル 本願を疑う罪のためである けつら 速やかに、しすかなるさとりの世界に入るの 決以疑情為所止 は、ただ一三〕、いにきわまると林一べられた。 こゅ - っド一や / \ ド一よ - つも 速入寂静無為楽 ひづらしんじん の - っこ - っ 必ズ言心為能人 次第にゆるく おもえば、経の真意を弘められた大士宗師 弘経大士宗師等 等。すべて、 ) 」くじよく むへんごくじよくあ 拯斉血辺極蜀悪数かぎりなき極濁の悪人をすくわんかための ご苦労であった。 ど - っ ? て / 、、 ど - っー ) ・ん 出家と在家とをとわす、今ここに生けるすべ ての人よ、われら共に、心を同じくして、た 道俗時衆共同心 だ、これらのよき師の説かれたところー如来 しんし こうそうせつ の本願を信するほかないのである 隹可言斯一局 ) 田日 下 リんてん 下 ら引ル く かす 0 0