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検索対象: 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり
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1. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

浄土真宗と念仏者の責務 親鸞聖人を宗祖と仰ぐ私たちの先人は、七百年を越える歴史の中 で浄土真宗のみ教えをうけつぎ、念仏の道を伝えて下さいました。 それは輝かしい伝統でありますが、今日、ともすればそれが単なる 形の継承に終わろうとしているように思われます。私たちはそのこ とを謙虚に反省し、伝統の中からあらためて真実の精神をくみとら なければなりません。 阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を 歩み、浄土で真のさとりに至るのが浄土真宗であります。このみ教 えを聞き、それに信順して生きぬくところに信、いの行者の姿かあり ます。その生活は、如来の本願を究極の依りどころと仰ぐとともに、 ざんぎ 罪悪生死の凡夫であることにめざめた、喜びと漸隗の生活でありま す。さらに、如来の大悲につつまれて、人間相互の信頼を確立した から 御同朋御同行の生活でもあります。そこに、自分だけの殻に閉しこ もらす、自分自身がつくりかえられ、人びとの苦しみに共感し、積 極的に社会にかかわってゆく態度も形成されてゆくでありましよう。 それが同時に、開かれた宗門のあり方でもあります。 宗門の基幹運動は、それらの目標を、人びとのふれあいの中で一

2. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

イ、私たちは浄土真宗のみ教えに生かされた生活をしているでしようか。 神と習俗について 葬儀や法事に関すること 友引に葬式をしたら、一週間後にまた身内が亡くなりました。迷信や習俗も 守った方が良いのではないですか。 ・神棚もお仏壇も両方大切だと思うのですか : ロ、お寺や組あるいは地域でどのような活動をすべきでしようか。 教化活動 ( 日曜学校・仏青・仏壮・仏婦等 ) の推進 ・連続研修への取り組み ・過疎・過密について お寺でもっと、お祝いの行事を増やしてほしい。 ・都会で暮らす息子たちにも、仏様の教えを伝えたいと思うのですか。 ・連続研修に、もっと若い人か参加したら良いと思うのですか。 ハ、私たちは、み教えをどのように受けとめているでしようか。 ・他宗教との対話 ・み教えについて ・先祖が守ってくれると思っています。なぜ阿弥陀様を拝むのですか。

3. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

◎ 《法座》「話し合い法座」について簡題提起 ) 即如ご門主は昭和五十六年度 ( 一九八一年度 ) から全国の組 ( そ ) を巡教されてい ます。このご巡教は『教書』の趣旨を徹底するとともに、宗門の基幹運動を推進し て、み教えを弘めることを願いとしています。 このたびの即如門主組巡教を機会に、門信徒の皆様が一堂にお集まりいたたいたな かで、「話ー ) ムロい法座」をもっことになりました。 「話しムロい法」座」とは、日頃あなたが悩んでおられること・疑問に思われてい ることなど、身近な問題について、ともにみ教、んに問 ) 、 み教えを聞 き、み教えを語りあ、つ場です。 毎日の生活のなかでの問題や日ごろのお考えなど、ご遠慮なく発表していただき、 お集まりの皆様とともに話し合いましよう。 例えば、次のような問題について話し合ってみてはいかがですか。

4. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

びとを顧慮せぬ自己中心的な欲望の追求は、差別と不平等を生む源 となっています。人間中心の思想は、一面では自由と平等の実現の ために貢献してきましたが、他面では人間を絶対化し、争いや不安 を助長することにもなりました。 また都市化による地域共同体の弱体化や、大組織による人間管理 の強化によって、人間は自らの依るべき根拠を失いつつあります。 その結果、自己自身を見失い、ひいては他の人びとの人格や、生命 一般の尊厳性をも正しく見ることができなくなってきています。し かもこのことは、人類の文化、さらには宗教にも影響し、伝統的な 宗教の基盤をゆるがしています。 このような人類存亡の危機にあたって、一時的な慰めではなく、 真の人間性を回復する道を見出すことこそ今日の宗教の使命であり ます。そのためには、私たち宗教者は、世俗的な力に迎合すること なく、自らの信する教えを真摯に究めるとともに、同じ道を歩もう とする人びととも手を携えて努力しなければなりません。さらに、 歴史と伝統をもっ他のすぐれた宗教との対話を試みることも必要と 考えられます。 しんし

5. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

ひとっ はとけちか しん 一、み仏の誓いを信し尊いみ名をどなえつつ つよあか 強く明るく生き抜きます ひとっ はとけひか つね 一、み仏の光りをあおぎ常にわか身をかえりみて かんしゃ 感謝のうちに励みます ほとけおし き 一、み仏の教えにしたがい正しい道を聞きわけて まこどのみのりをひろめます ひとっ はとけめぐ よろこ 一、み仏の恵みを喜ひ、互にうやまい助けあい しやかい 社会のために尽します ひとっ しよっどしんしゅうせいかっしんしよっ 浄土真宗の生活信条 ぬ た力い ただ みち み たす 目 次 組巡教の実施にあたって : 教書・ : 蓮如上人五百回遠忌法要についての消息・ : 6 正信念仏偈 : 真宗宗歌・恩徳讃・ : 蓮如上人五百回遠忌法要にむけて : 1 一一口 蓮如上人略年譜 : 《法座》話し合い法座について : 浄土真宗本願寺派寺院・僧侶等一覧表

6. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

組巡教の実施にあたって 浄土真宗本願寺派 了昌 公心長公ま ご門主さまは、昭和五十六 ( 一九八一 ) 年度から全国の各組を順次ご巡教されて います。このご巡教は、ご門主さまご自身の決意と抱負を宗門内外にお示しいただ いた『教書』のお心を、私たち一人ひとりが念仏者として、日々の生活に実践する ようにすすめられるものであります。その願いのもと、御同朋の社会をめざし、宗 門の基幹運動の推進に全員が参画し、ご法義の隆盛をはかることが大切であります。 ご巡教を開始されてからいままで、全教区にわたり約三七〇組をご巡教になり、 およそ一千三百カ寺をご巡回いただきました。このご巡教において、ご門主さまは、 組内のご住職はしめ寺族や門信徒の方がたと話し合いをされるとともに、組のご寺 院をご巡回になります。 どうかこのたびのご巡教を機縁にされ、浄土真宗のお流れを汲む一人ひとりが、 それぞれの持場においてご精進いただくとともに、真実のみ教えが、次の世に、ま た子々孫々に、正しく、確かに受けつがれますよう心から念願いたします。

7. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

26 25 専ん偏ん 既 慶 報粤 源第 彳丁 化 雑 帰、信ん 言正よ 幸丸 安 : 広 法ま提 : 正 , し 々挙 . ・ヘね 養 性 開 土ど ュじ ハん 寸ぅ 正 判勧 オ主 金え 之 獲 弁 浅 : 応お イ弋 ん 立 楽 刃、引彳夋ー / ん 切、、引教 , 、引ル、、し引 冫木んリ りの専るも浄源 にれ応如オイ・丁 とや を浅修信つ上信 述が信てし来ま者 心ばを和 べて順 、て いの のわは はら願尚 き心深 し大 、お ら浄 浅念わは き韋ま て れ土 つグ ) し ) い仏れ ばも心、 たに生な提こ さ 、仏 き 喜希と と 。往 りのの し いつま法 生めび夫を とはも く うのたを き を人よ し た化の こ信世広 得と て て土は ろ わに報と心のく さ の け生土どをは人き 仏じ び よ と されにあ深をわ れる生きくすめ の をう 本 に たとれら、すて 楽 さ願 。いるか自め と の 固 み り今む うがにカらひ な しをれと を 本救に と雑ら、たえ る 願わ相 わ修 を うかんいっさ ー 23 ー

8. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

他宗の葬式に参列したとき、どうしたら良いのですか。 ニ、同和問題をはしめとする差別の問題にどのようにとりくむべきでしようか。 ・部落・性・障害者・民族差別 ・お寺ではなぜ「身元調査お断り」の札をはっているのですか。 『御文章』に女生は「罪深い」と出ています。女性差別ではないでしようか。 ホ、み教えに生きることと、〃いのち〃の問題はどのように関連するのでしようか。 平和と戦没者追啅 ・環境破壊の問題 ・生命 ( 脳死・臓器移植 ) ャスクニと信教の自由 ・千鳥ケ淵法要とは、どんな法要ですか。 環境を守るためには、どのようなことをしたら良いのでしようか。 ・脳死・臓器移植について、仏教ではどう考えるのですか。 ・靖国問題について、なぜ反対するのですか。 へ、その他、あなたのご意見やご質問を中心に皆様で話し合いましよう。 以上

9. 浄土真宗本願寺派 即如門主組ご巡教 しおり

21 円え万え唯 3 道 : 諸必証 = 引惑を 満え善 : 日靂綽 ~ 有 至知ら染 : 徳 ~ 争浄決衆。無も生 = 引凡 号 ; 力、土ど聖 = 生 量死夫 勧ト貶え可。道 : 皆ト光豸即 : 信 し 専な勤え通難、普、明 , 涅。心え 称当引修人証 , 引化に土の槃発を 述すに命身生煩 べべ生終と死し悩 らてれっさのに れのたてせ迷け た迷う必ていが いえすいのれ 、た中た のは 衆、量だに凡 生りきあ夫 を無、りも 救 き な う光がの 明 との が世さが で界とお き る をれ 浄得ば と土る 道綽褝師は仏教を聖道門と浄土門とにわけ て、聖道の教えはわれらにはさとることが難 しいことをみきわめ、 ただ土の教えだけがわれらがゆくことので きる道であることをあかされた。 よろすの善根を積み上げる自力をしりぞけて、 一功徳か完全にみちみちている名号を、もつば ら信じ称えることをすすめられた。 ー 21 ー