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検索対象: 盆栽 自然美の創作と鑑賞
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1. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

村田憲司 ( むらたけんじ ) 1901 年東京に生まる。盆栽商の草分け , 香樹園 三代目 , 日本盆栽組合長を経て現在顧問。日本 盆栽協会常任理事。日本水石協会顧問。 く著書 > 「現代盆栽逸品集」「盆栽を始める人の ために」 ( 共著 ) ほか 村田圭司 ( むらたけいじ ) 1926 年に生まる。村田憲司長男。国風盆栽会常 任理事 , 日本盆栽組合役員 , 日本水石協会連営 委員などを経て , 現在 , 月刊誌「愛石界」「盆栽 世界」編集長。 く著書》「水石」「盆栽を始める人のために」 ( 共著 ) ほか。 カラーブックス 95 ) 盆栽 昭和 41 年 3 月 1 日初版発行昭和 48 年 9 月 20 日重版発行 著者村田憲司・村田圭司発行者今井龍雄発行所株式会社保育社 540 ・大阪市東区内久宝寺町 1 の 20 電話 ( 06 ) 762 ー 1731 ( 代 ) 振替口座大阪 12346 東京支社 / 1 70 ・東京都豊島区南大塚 1 の 1 電話 ( 03 ) 944 ー 3 5 8 1 ( 代 ) 印刷 / 宝文社印刷株式会社 / 用紙 / 日本加工製紙株式会社 ⑥村田憲司・村田圭司 1966 万一落丁・乱丁のときはお取り替えいたします。 ( 分 ) 0176 ー ( 製 ) 505095 ー ( 出 ) 7700

2. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

萩・長門路・駒敏郎著墸家庭菜園・増井貞雄著 書道入門・天石東村著飛鳥と難波・島越憲三郎著 ・永竹成著 なっかしの蒸気機関車・久保Ⅲ博著伊万里 5 民芸の旅・竹内淳著 ふるさとの味 ( 東海 ) ・鈴本修著 小松正衛著 骨董入 菅沼不二男 共著 飯島篤 新しい中国・ 目」・木村鉄推著 木彫り入尸 6 戦国の城・邦光史郎著 ー近代・ ・細野正信著 日本の画家日本画 路面電車・中田安治著 ふるさとの味 ( 近畿 ) ・小林豊著 日本酒入門・中尾進彦著 6 東京の寺・徳永隆平著 6 果実酒入門・信定滝太郎著 イラスト入門・河原淳著 ・原田実著 間日本の画家ーー 蹴京都散策東山の道驫敏郎著 文世界のショッピング・平岩道 も倉豊 共著 の端続東京の味 桜井華子 京都散策大原への道・邦光史郎著 ラ ク一フフト - 人門・内田邦夫著 カ 7 名作の旅 6 水上勉・巖谷大四著 ・カラー豪華版・ 盆栽村田憲司著 盆栽界の指導的地位にある著者が、 永年の体験より得たその美の極致を やさしく理論的に解説した労作。 ・判 / 布クロス装箱入 / ニ〇ニ頁 ( うちカラー七ニ頁 ) 載 本質と観応仕立て方 亠 定価 4 , 500 円

3. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

ン物あ 春、三月から四月にかけてのころの盆栽家 の庭はたのしい限りです。棚のうえの花物盆 栽がつぎつぎに美しく花をひらくからです。 これは東京・西巣鴨におすまいの某大家のお 庭ですが、木瓜、長寿梅、垂糸渺棠、りんご、 りトちらん なし、など、瞭乱と咲ききそっています。仕 事の疲れもいっぺんにいやされてしまうこと でしよう。なお、置場所は南に面したところ で日光通風ともよいところが理想的です。と くに、花物盆栽は寒さをいやがるものが多い ので、厳寒時は、軒下にとりこんで土表にム シロでもかけてやることが肝心です。また、 花を多くつけさせるには、樹種にもよります が、燐酸分にとんだ肥料を花肥として与える と効果的です。

4. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

にのばし、それに比例して新芽をふくらませ、新しい生長をはじめるのです。 時期と回数について説明しましよう。 植えかえの時期は、一般的にいって、春の発芽しはじめたころが、もっともよろしいのです。 つまり、春の樹液の活動がまさに開始されようとするころから、芽のもえひらかんとするまでが よく、この間ならば、それがたとえ最適の樹種でなくとも、そのために枯れたり、衰弱したりす ることは、まずありません。東京を標準としていえば、三月中、下旬です。 もっとも、その本の状態をみて、発芽の早いものは少し早目に植えかえ、おそいものは時期を ーおノ、 - らせ→なレ」い - フレフにー ) 土小オ・ また、春に植えかえのできなかった場合は、秋の彼岸、九月中、下旬から十月中旬ころまでに やるようにしましよう。それより遅いと、寒さのために根をおろさず枯れこむこともあります。 とくに、柑橘類、杜松、熱帯性植物などは、不適当のようです。 植えかえの回数は、松柏類で一一、三年に一回、雑本花物類で普通年一回が原則ですが、古本の 場合は生長がおそいので、松柏類なら五、六年に一回、雑木花物類なら二、三年に一回でさしつ かえありません。 さて、植えかえは次のような順序で行ないます。まず、土壌と鉢と小道具を準備することです。 土壌は園芸店などでポリ袋に入れて市販していますので、それを求めれば便利でしよう。なる べく、清潔で、粒状のこまかいものをえらんでください。用土は樹種によって異なりますが、赤 土と砂と腐葉土とがあれば、まず、まにあいます。だいたいの配合の比率をあげてみましよう。 143

5. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

は、どの樹種にも必要であり、そのうえ、初し者にもやりやすい摘芯と剪定とに、主点をおいて、 と田心います。 述べていきたい、 なお、摘芯とは芽をつむこと、剪定とは枝や根の切りこみをすることをいいます。以下、本書 は、芽つみ、枝の切りこみ、根の切りこみ、という言葉をつかうこととします。 ①芽つみの仕方 芽つみの目的は、芽をつむことによって、芽さきに勢力が集中して樹形のバランスがくずれた り、また、勢いのいい枝ばかりが徒長するのを防ぐことにあります。と同時に、その結果、枝の 節間を短かくし、小枝の分岐をうながすことになり、葉も必然的に小さくなりますので、盆栽美 の要素である小枝と小葉の美しさがつくりだされることになります。こういう意味で、芽つみは 盆栽の整姿に欠くことのできない手入れといえましよう。その時期や方法は、樹種によって異な ります。 黒松は、年一回、新芽が十分にのび定った六月下旬から七月上旬ころに、そのはえぎわからハ サミか爪先で全部切りとります。黒松の葉は去年の葉のさきに新芽がっきます。その新芽の部分 だけを除くわけで、全部といっても、葉を全部とってしまうわけではありません。なお、この時 期は東京を標準としての話ですから、原則的にみて、温暖地方ではやや早く、寒冷地方ではやや 遅く芽つみをすればよろしいでしよう。 芽をつんで、一カ月もすると、また、その部分から新しく芽がでてきますが、十分にのびない うちに寒くなりますので、適当の長さで止まります。盆栽としての樹に対する葉の長さの調和が /

6. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

・人阪昔と今・三品影英編新しい宀健・龍居竹之介著跖一謌歌のふるさと・大竹新助著・油絵入門・伊藤継郎著 ' 名画に見る 山 裸婦 やきもの風土記・崎川範行著一泉都ー文学散歩ー・駒敏郎著Ⅲフラワーデザイン・マミ川崎著料 世界の 沢野井信夫 歌舞伎・戸板康二・吉田千秋共著五分皿栽・村田憲司・村田圭司共著 日本の大学・矢島文雄著Ⅲカラー歳時記 " 花木 , ・松田修著 住宅・井手正雄著 エジプト美術・近藤不二著ステレオアルバム・柴田仁著—茶道入門・井口海仙著襯小 ヨーロッパの味・辻静雄著万葉の植物・松田修著 奈良の寺・駒敏郎著大阪の味・佐藤哲也著 ′草花″・松田修著 デザイン・小池新二著ロシア文学の・木村浩著盟サポテン園芸・右田重雄著Ⅲ 歳時記 共著暮らしの〕杉・神戸文子著 祐洋らん・服部・狩野邦推共著家庭園芸 * ・浅山英一著盟大和路の石仏・軽蛾司朗 日本の名菓・鈴木宗康著Ⅷ神話のふるさと・加藤蕙著 現代建築・藤本忠善著新し〔宝石・菅原 " , 著 田中薫 世界のきもの 共著期海釣 り・・永田一緕著駅ハ廾旅 ( 何・石井出雄著Ⅲ版一人門・徳カ富吉郎著 田中千代 5 ペッ . ト . ーその種類 . 牧野信司著 4 一泉 - 都ーガイドー・出雲路敬和著 四武蔵野・大竹析助著観上高地・布施正直著じ と飼い方ー 証香 水・堅田道久著日本の博物館三杉降敏著テーブルマナー・石倉豊著日曜大工・本村鉄雄著 制熱帯性海水魚・牧野信司著明能 ・丸岡大二・吉越立雄共著盟世界の、、、ニ・刀ー・中島登著日・不の魚・未広恭雄著 新しい東京・永井保著平家物語・門脇禎二著新しい熱帯魚・牧野信司著川尾瀬の四季・布施正直著 黒田清 共著ョ名ドライブ旅行・王井勝美著 . 蒸気機関車・広田尚敬著 圏抽象絵画・乾由明著空から見た日本 佐々木敦朗 ・中根金作著 家庭園芸Ⅱ・浅山英一著武蔵野の石仏加藤蕙著庭づく 日本の祭・芳賀日出男著 共著」序酒「人門・吉田芳一一郎著 〃・浜野栄次 ・東北の日泉・安斎秀夫著カラー < O ・稲村耕雄著引力ラー歳時記〃虫 、り・高嶋四郎著 ゴルフ・石角武夫・石角影男共著飛 ( 佇機・宮本晃男著襯 5 西き風土記・崎川範行著 庫ヨーロッパの旅・辻静雄著Ⅷ世界の大学・本田一二著船の旅瀬戸内海・徳山静子他著季節の料理・清水桂一著 日本の貝・波部忠重著 文圏奥の細道・大竹新助著Ⅱ仏像・まプロフィ ~ ! 青山茂 。共著食べられる野草・辺見金三郎著 の 自動車 * ・宮本晃男著襯きもの・井上愛子著カラー歳時記 " 鳥 , ・黒田長久他著四国一遍路・西村望著 鯉・黒本健夫著 虹アメリカの旅・本田一二著田京の寺・岡部伊都子著鎌倉の寺・永井路子著剏錦 ラ 石・村田圭司著東南アジアの旅・石井出雄著アクセサリー・竹久みち著東京の味・添田知道編 ・岩城もと子著 3 ソー 4 ↑ 8 巡しの寺・」洋美佐子 一共著川京都の年中行事・日井喜之介著 ・世界のコイン・藤沢優著京の味ーと

7. 盆栽 自然美の創作と鑑賞

垂糸海棠ー斜幹体ー すいしか、どう 盆栽としての垂糸海棠は、古く から名古屋地方の特産で、蛸作り といわれる独得の樹態のものが多 いったん いようです。この木も、 曲げた木を、樹高の三分の一くら いのところで、逆におこして仕立 ててあります。こうした趣きの木 には、やはり、模様本めいた斜幹 体がむいているのでしようか。さ て、この本はまだいくぶん若いよ うですが、素性がよく、黄南京 ( き なんきん、中国産 ) の鉢とうつつ て華麗です。