初めに 力、ら冒冗んでくださし、 この本は々台めて編物をなさる方々のために 基礎 から割出し方 , 編み方 , 仕上げまでを , 見ただけで もわかるように図解式で懇切丁寧に編集しました 現在は手編機の普及により編物がさかんになると ともに , デサインはもちろん , 編目に〒夏堆なテク ックを」にり入えしられるようになリました 高度の物もデザインに従ってゲーージをきめ , 体型 に合せて目数 , 「殳数を割リ出すことによって編む とカぐできるわ : ナです力 ( この割出し法の巧拙が美し いンルエ・ / トを編み出す鍵といえましよう 婦人イ具楽部編物技芸教室は , 発足以来 , この割出 し法についてた・ゆまぬ究と、努力を重ねてきました 、にその糸告品ともいうべきムもしい独をの : よ , 国右の 3 ドとして・之、す亜 1 にされる すでに編物技術を習得された方も一度ご覧頂けれ きたいと念願するものです . 割出し法を網羅して , 広く一殳の方々に利用して頂 ととイ言してお みゑ先生に厚く御ネし申し上げます . 本書の編集にあたリ リます . ご尽力を頂きました松本す なおこの本をうに一舌用して頂くために , 次の ? 項を・之、すおい売みくださいますようお願いします . 型のものから害リり出して調整してくたさい のゆるみや丈の長さなど違ってきますから . 基本 もので , そのときの流行や各自の好みにより身巾 ☆本書に割り出されましたものはすべて基本型の は・切り上げて . 目数の端数は四多舎五入します . み方によって違いますが . 原則として段数の端数 0.9 crn は切上げになります . また糸質 . 編 ☆割出しの計算の場合 , 答の 0.4 cm 以下は切捨て , さまの采寸寸法をこイ吏用くたさい したが , 実際に計算するときは , 公式に従って皆 ☆害リ出し篇の計算は例として標準寸法をイ吏用しま 物の基本型プルオーヴァーの各です . るのは , すべてそれぞれの女人物 , 男子物 , 子イ共 ☆図版に基本身巾とか基本背巾とか基本何々とあ すと , いっそうわかりやすいと思います てありますから , まずこの項から勉弓して丁頁きま 編み方 , またその編み方の順序をくわしく説明し すが , 特に婦人用プルオーヴァーの項に割出し方 , 子供物の基本型プルオーヴァーから割り出されま ☆セーター類の割出しはそれぞれ婦人物 , 男子物 , めた・仮のゲージです これは割出しの計算をわかりやすくするためにき ☆ケーシはすべて 30 目 40 殳を 1 Ocm 角としましたが .0 4 宀ーを、、 0
すなわち , 4 目ごとに 2 目 1 度が 6 回 , 3 目 ごとに 2 目 1 度が 14 回 , 最後に 1 目ずつ 3 回に なりますが , 重ね方は第一線と同じ要領で , 目 数の多い方を左右に , 目数の少ない方を中央に して重ねます . 第三線の減らし方 = ( 第ニ線の目数ー第三線の減 らし目 ) + ( 第三線の減らし目 + 1 ) ・・・・・・ ( 69 目ー 13 4 目 ) + ( 13 目 + 1 ) = 14 ) 56 56 0 目ずつ 4 回します . すなわち , 4 目 目ごとに 2 目 1 度 が 13 回 , 最後に 1 A のヨーグの編み方 後身頃 後ョーグさがりまで編みす、みましたら , 後中 , 央 35 目とり目して休ませて , 糸端のある方から つゞけて編みすゝみます . ョーク線は 5 目 1 回 , 4 目 1 回 , 3 目 1 回の引 前のヨーグさがりまで編みましたら , 前中央 21 前身頃 て編みます・ もう一方は袖ぐりの方から糸を入れ , 同様にし ずっ減らし目して 2 段編みます . し編をして , 毎段 8 回 , 2 段ごと 12 回 , 1 目 . ガ , ーター編を 2 , 3 山編みます ( 拾い目をカム 35 目 , 両側のくりからは 32 目ずっ拾い目して , 後身頃のヨーグ線は , とり目からは 1 目ずっ 後ョーク 編みます . もう一方は袖ぐり側から糸を入れて同様にして し目して最後は 6 段編みます・ 目 1 回 , 4 段目 1 回 , 5 段目 1 回 , 1 目ずつ減ら 返し編をして , 毎段 14 回 , 2 段ごと 10 回 , 3 段 ョーク線は 5 目 1 回 , 4 目 1 回 , 3 目 1 回の引 て編みすゝみます・ 目とり目して休ませて , 糸端のある方からっゞけ フラージするため ). ガーター編 1 山は 1 段に数えます . 18 段編み , 機械編の場合はいっ 増減なく 17 , たん機械から棒針に移し , 図のように等分に減ら し目して 70 目にします . またガーター編 1 , 2 山編みます ( 編み方によってはガーター編は人れ ません ). 増減なく 14 , 15 段編みましたら第一 線と同じ方法で減らし , 47 目にします . 同じ要領で第三線まで編みます ( 背明きにする場 合は基本プルオーヴァーと同様で左右別々に編み ます ). 前ヨーク 前ヨーグ線から 116 目拾い目して , 後ョーグと 同様にして第一 , 第二 , 第三線まで編みます・ 一方の肩を接ぎ合せて , 前後の衿ぐりから 89 目 拾い目して編みますが , 背明き , 肩明きのある場 合は衿の目数に持出し分を加えます・ もう一方の肩山を接ぎ合せ , 衿の始末をします . B のヨークの割出し方 こゝではヨーグを総ゴム編にして , ネックまわ りが 1 目ゴム編になるタートル・ネッグで説明し ます . 身頃のヨーク線の割出し方は A の説明とほとん ど変りありません・ヨーグは最後に 1 目ゴム編に なる表目が通るようにするために , 裏目で増減目 するように計算します . ネッグまわりの目数は割出し通りの数にならな い場合がありますが , その目数になるべく近い数 になるように加減します・ ョーク線の拾い目はゴム編の場合は円周率に目 数をかけたものとしますが , 減らす回数を 2 回な いし 3 回に分けて計算して , 衿ぐりまわりの目数 と大差があった場合は , 拾い目の目数を加減しま す . 割出しの都合により前ョーグから先に説明す ることにします . ー 232 ー
とに模様編をメリャス編にかえて , 全体がメリャ 減らし目しますと ( に ) のような形になります . い ス編になりましたら , A の場合は ( い ) のようにメ ずれにしても最後に 7 目残りますから , 糸端を 2 リャスの巾の中心 1 目を立てて減らし目しますと , 回通してしばり , わにして両端を綴じ合せます・ ( ろ ) のような形になります . 中心の飾りは , コード紐か , 2 重鎖で 4cm 編ん B の場合は ( は ) のように目を立て , 同じ方から で付けます . A の出来上り写真 うにする ). 段数の方は巾にとられてちゞみがぢ 保温と実用 になりますから , 目数を計るときと同じ状態にし を兼ねたアグ て計りますと幾分段数が多くなります . セサリーの一 寸法は標準寸法を参照しますが , 図のように各 つです . 手袋 指丈 , 各指まわりを計って計算した方がびったり はびったりし したものができます . 割出しの都合上 A の手袋は・ B の出来上り写真 た方が形がよ 男子用 , B の手袋は婦人用にしましたが , いすれ いものですか を用いてもかまいません・ ら , ゲージを 細かくして編 A の割出し方 み , ゲージを 計るときは , 巾になる目数 1 0 C m の方は少し横 3 1 目 の割 に仲ばし加減 4 6 にして計ります ( 例えば 10 cm で 33 目のもので 手袋丈 = 手首から中指先まで・・・・・・ 19 ・ 5cm 32 目ぐらいにし , それで計算するよ したら 31 , 手袋の丈の標準寸法 手首の手首から親指下から小指下から 名称親指人差指 小指手袋丈 中指薬指 ゴム編丈親指まで小指下まで薬指下まで 2cm 0.5cm 3.5cm 10cm 3cm 3cm 4.5cm 4cm 3 ~ 4 歳 3.5cm 4cm 10.5 3.5 12 14 9 ~ 10 15 11 ~ 12 16 5.5 13 ~ 14 0.8 17 15 ~ 16 5.5 婦人用 19.5 男子用 6 使用寸法 男子用標準寸法と同じ 年齢 ー 141 ー
編物独習書 図解式 基礎篇・割出し篇・部分編篇・応用各オ重 婦人倶楽部編
衿のいろいろ 編み上げたセーターの感じは , 全体の中心にな るネッグ・ラインとカラーで大体きまってしまい ますから , それぞれ個性に合せたデザインをする ことが大切です . 大別してスポーティーなものとドレッシーなも のとの二つに分けることができますが , 顔型 , 体 型 , 性別 , 年齢 , 糸質 , 季節と , 着る場所などを 考えて , 全体との調和をこりながらデザインをき めます . 割出し方はあくまでも基本ですから , 着る人の 寸法、体型に合せて補正しながらデザインします と , 形のよいものができます . ゲ 背 使用寸法 ( 男子用 ) 38cm 巾 10 cm 角 30 目 基本後衿明き 12cm の割基本前衿ぐりさがり 6 cm 40 段 衿 基本前衿ぐりさがり . 後衿ぐりさがり = 3 ① ( い ) = 2 cm 基水後衿明き + 3c 18 cm 6 3 —cm 段数は 4 段 x 2 (cm) = 8 段 になり ます . 後衿ぐ 1.5c 肌 1.5c 基本後衿明さ基爪前衿ぐりきがり 後身頃 ( う ) ■ 5c れ ( 45 目 ) 12C 矼 ( 37 目レ 1.5c れ 1.5C 皿ー 2 / 12C れ ( 3 ワ目 ) 2 段ごと 1 目ずっ 2c れ ( 8 段 ) 3 回減らす 女台めに 後身頃 1 目臧らす 丸 衿 ( ラウンド・ネッグ ) すべてのネッグ・ライ ンの基礎になるものです 割出し方 , 編み方は婦 人用プルオーヴァー , 子 りの目の減らし方 中央のとり目 = 基本後衿明きと同じ・・・・・・ 37 目 後衿明き一後中央のとり目 片方の減らし目 = 45 目ー 37 目 = 4 目 2 2 供用プルオーヴァーの項に , 背明きの場合と肩明 きの場合とが , それぞれくわしく説明してありま すから参照してください . クートル ・ネック 割出し方 後身頃 後衿明き = 基本後衿明き + 3cm ・・・・・・ 12cm + 3cm =15cm 目数は 3 目 x 15 (cm) = 45 目になります . 減らし方 = 後衿ぐりさがり + 片方の減らし目・・・ 2 すなわち始めに 1 目減らし 8 段 + 4 目 = 4 ) 8 8 て , 2 段ごと 3 回に 1 目ずっ 0 減らし , 最後に 2 段編みます . 前身頃 前衿明き = 後衿明きと同寸・・・・・・ 15cm ( 45 目 ) し子供物は基本前衿ぐりさがりと同寸 ) ・ 前衿ぐりさがり = 基本前衿ぐりさがり x ー ( たゞ ・・ 6 cm 2 3 4 cm 段数は 4 段 x 4 (cm) = 16 ② ( い ) 1.5c れ 後衿明さと同寸 1.5c 肌 2 前身頃 3 ぐリごが、りと同寸 ) 基ホ復衿明きメ・ 2 ( 手供物は基夲前盻 基本前衿ぐりさがり乂 ー 286 一
丸ョークの基本型とその応用 : メリャス編のヨーク ゴム編のヨーク 肩さがり = 3 cm 段数は 4 段 x 3 (cm) = 12 段になります 後ョーグさがり = ョーク丈 + 後衿ぐりさ ・・ 12 cm 十 1 cm = 13 cm 段数は 4 段 x 13 (cm) = 52 段になりま す . 後ョーク線の中央のとり目 = 35cm = 約 12 cm 目数は 3 目 x 12 (cm) = 35 目 ( 36 目にな りますが , ョーク巾が奇数のため 35 目にしま 後カーヴ線の割出し方 背巾ー中央のとり目 後カーヴ線の減らし目 = 2 105 目ー 35 目 ー綴代・・・ ー 3 目 = 32 目 後カーヴ線の減らし段数 = 後ョーグさがり一肩 さがり・・・・・ 52 段ー 12 段 = 40 段 カーヴ線の下の規定の引返し編 5 目 1 回 , 4 目 1 回 , 3 目 1 回 2 段ごとの引返 し編をします . すなわち , 6 段で 12 目減るこ とになります . 残りのカーヴ線の計算の仕方 = ( 減らし段数ー 規定の引返し編段数 ) + { ( 減らし目ー規定の 引返し編の目数 ) + 1 } ・・・・・・ ( 40 段ー 6 段 ) + { ( 32 目 ー 12 目 ) + 1 } ・ 1 十 1 = 2 すなわち , 毎段 8 回 , 2 21 ) 3 段ごと 12 回 1 目ずっ減らし ー 13 21 ; → 8 1 3 ← ... て , 最後に 2 段編みます . 背巾 3 3 丸ョーグはヨーグの一番目立っところに , 円の もつ美しさを強調したもので , 子供物 , 婦人物に また近頃は男子物にまで使用されるようになり , 広く使われています . 形もいろいろに変化されていますが , 最も基本的なものを説明することにしま茆 . こ、では 2 使用寸法 ( 婦人用 ) 胸まわり 85 cm 着 丈 51 cm 背 巾 35 cm ゲ 10cm 角 30 目 の 割 40 段 後身頃 身頃 , 袖の各寸法の割出し方は , 基本プルオー ヴァーと同様にします . 後ョーク線のひき方 ョーグ巾 = 基本プルオーヴァー背巾と冂寸 ・・・ 35cm を直径とします . 目数は 3 目 x 35(cm) = 105 目になります . 後ョーグ丈 = 肩巾と同寸・・・・・・ 12cm 段数は 4 段 x 12 cm = 48 段になります . 前身頃 前ョーク線のひき方 ョーグ巾 , ョーグ丈 , 肩さがりは後ョークと同 ー 228 ー
ネック・ラインも V ネックが一般むきですが , 右図のように衿さがりの尖端を重ねた形も好まれ ます . 衿はステン・カラー タートル・ネッグ , ストレート・ネッグなどがプルオーヴァーによい でしよう . 裾のゴム編は短い方がよく , 6—8cm ぐらいが 美しいものです . 袖も太いのは形がよくありませ んから , 肘から下へ自然にせまくします。 は子供用プルオーヴァーの 基本型とその応用 ~ 後身丈 = 着丈ーくりこし分・・・・・・ 38cm ー 0.5cm = 割出し方 37.5 cm 胸まわり 66cm ( 7 歳以下 ) 身巾 = =33cm ( 前後同じ ) 2 目数は 3 目 ( lcm の目数 ) X33 ( cm ) = 99 目にな 7 歳以上の割出し方は ま婦人用基本プルオーヴァ ります . 身巾 x2.5 背巾 = 身巾ー ーと同じですから , その 10 項を参照してください . = 25 cm 背明きの説明も婦人用基 目数は 3 目 >< 25 (cm) = 75 目になります . 25cm 背巾 本プルオーヴァーの項で 後衿明き = = 9 cm 3 こゝでは肩明きを説明します . 目数は 3 目 x 9 (cm) = 27 目になります . 背巾ー後衿明き… 75 目ー 27 目 肩巾 = 2 2 肩さがり = 1 cm ( 4 段 ) 肩さがり段数 肩山の引返し編 = 肩巾ー すなわち , 12 目の引返 4 段 24 目 + し編が 2 回ということに なります . 亠 2 ーくりこし分・・・ 応用デザイン しましたから , ゲ 2 33cm x 2.5 ・・ 33cm ー 3 ′ 6 8 -0 法 -6 っ ~ っ ) っ ) 寸り丈丈丈 使 胸背着袖 角割 の 目几又 0 0 0 -1 っ 0 4 ー = 24 目 2 12 = 2 ) 24 24 0 2 後身頃 身巾は胸まわりの一とし , 肩山は 0 ・ 5cm 後へ移 袖付け = 身巾ー 動させてくりこし分としますから , 後身丈は着丈 33cm 33 cm— からくりこし分を引き , 袖付け丈も同様にします . 33cm 裾のゴム編巾 = 身巾ー = 30cm ・・ 33cm ー 着丈 = 背丈十 10cm ・・・・・・ 28cm 十 10cm = 38cm 10 目数は 3 目 x 30 (cm) = 90 目になりますが , 1 目 くりこし = 0.5 cm ゴム編にしますので奇数の 91 目にします・ 段数は 4 段 ( 1 cm の段数 ) x0.5 Ccm)=2 段に 着丈 . 38cm 裾のゴム編丈 = = 7.5cm なります・ 5 ・ ! 0.000 = 、、 000 身巾 . 5 ー 182 ー
で付けます . 身頃から拾 基本プルオーヴァーと同じ要領で , 衿先のまるみは引退し編で減らしますが , 最後 い目して編みます . に 1 段編んで段消しをします . 赤ちゃんの帽子は防 寸法の割出し方 寒用のものですから , 地模様などで暖かく編 みたいものです . 割出 し方は , 大人用 , 子供用いずれにも使用できます . ロ 下ー恥ー↓阯 キ斤 フー帽 ヒ。コットのダブル編 目数 , 段数の割出し方 0 印を綴じ合也る 深さ国 17C 肌 使用寸法 ( 1 , 2 歳用 ) 巾 ( 顔まわり ) 32 cm 深 さ ( 丈 ) 17cm 3c_ - 2 段 ) 10 cm 角 40 段 巾 = 採寸顔まわり・・ ・・ 32cm 目数は 3 目 x 32(cm) = 95 目 ( 96 目になります 圻返 : し分 が , ピコットにするため 95 目にします ) トーーーー 32 cyn ( 9 5 目 ) - ー - ーーーーーヨ ・・ 17 cm 丈 = 頭の深さ・・ 編み方 段数は 4 段 X17 ( cm ) = 68 段になります . 深さ x 2 首まわりのゴム編の目数 = ( 深さ x 2 ) ー 顔まわりの折返しを 95 目作り目して , 3 cm 巾 17 cm x 2 のヒ。コット編をし , さらにメリャス編で 14 cm 増 ・・ ( 17cmx2 ) ー = 30.5 cm 減なく編みます . 後中央を綴じ合せて , 首まわり 目数は 3 目 x 30.5 (cm) = 91 目になります . から 91 目拾い目して 1 目ゴムの編を 4 , 5 cm 編 首まわりのゴム編巾 み , ダブルにしてダブルどめにします . 2 ~ 2.5 cm のダブルのゴム編にします . 直径 5cm の切玉を作って , 頂点に付けます . 細丈 = 50 cm 紐を二重鎖編で 50cm 編み , 首まわりのゴム編に 上の切玉 = 直径 5cm ( 1 個 ) 通し , 紐先に直径 3.5cm の切玉を付けます . 細の切玉 = 直径 3 ・ 5 cm ( 2 個 ) : おむつカヴァ ル張り , ゴム性のものなどよりも衛生的です . 毛糸のおむつカヴァーは通気性があり , ピニ 17C れ ( 68 段 ) 20 ー 280 ー
基本になる目数 , 段数の出し方 ; ( 直線 , 斜線 , 曲線の計算法 ) これが斜線 編物は 1 本の糸で編みながら形を作ってゆくも 目数は 3 目 x 11 Ccm) = 33 目となり , のですから , 何目作り目して何段編めばよいか , ◎の 12 cm の目数になります . 1 1 几 何段目にどのように減らし目 , または増し目をし ①ー たらよいかという , 割出し方が必要になります . どんなにすばらしいデザインでも , 編物はすべ て次の四つの基本線から成り立ちますから , それ 48 ぞれの計算方法を完全に覚えておくと , 自由に活 用できて大変便利ですし , また大事なことです . 直線 ( 縦線と横線 ) の場合 ( 目れ ) 横か縦の直線の目数 ( 巾 ) と段数 ( 丈 ) を計算 また斜線とそれに対する垂直線との差は , ②図 するには , 1 cm あたりのゲージの目数と段数に , のように傾斜の度が多いほど , 直線の寸法が短く 必要寸法をかけて出します . なります . 編物では , 斜に増し目 , 減らし目をする場合が ゲージ ( 10 cm 角 ) 30 目 40 段 使用寸法 巾 40 cm, 丈 25cm 非常に多く , その使い場所によって計算の方法も 十算法 次のように違ってきます . 目数のきめ方 3 目 x 40 Ccm) = 120 目 縦長の斜線 ( 段数の半分より目数が 少ない斜線を増減する場合 ) 段数のきめ方 4 段 X25 ( cm ) = 100 段 となります . また目数の答に端数が出る場合は 4 例えば 50 段の間で 1 目から 24 目までの増し 捨 5 入をしますが , 段数は全部切り上げます . 目 , 減らし目をするような場合は , 使い場所によ って次の三通りの計算法があります・ 斜線の場合 ( い ) 段数 + 目数 斜線の計算で知っておかなければならない大切 ( ろ ) 段数 + ( 目数 + 1 ) なことは , 寸法を計るときは斜線そのものをはか ( は ) 段数 + ( 目数ー 1 ) りますが , 段数は編み進む方向の垂直線の寸法を 次にこの三通りの場合を , それぞれ例をとって ゲージの段数にかけて出し , 目数は編み進む方向 説明しましよう・ の垂直線に対して直角に線をひき , その寸法をゲ ( い ) の場合・・・・・・脇丈 85 段の間で 5 目増し目す ージの目数にかけて出します . るときに , ウェストからっゞけて編む場合は , ウ 例えば①図の斜線の寸法は 51 cm ですが , ェストの境目で 1 目増し目しますから , 計算法は 直線⑧の寸法は 48cm で , 段数は 4 段 X48 Ccm) 段数を目数で割ります・つまり , 192 段になり , これが斜線の 51cm の段数に 85 段 + 5 = 17 段 なり , 斜線◎は 12cm ですが , 直線⑩は llcm で になりますから , ウェストで 1 目増してから , 17 段 みす、む 方向の直 51 CITI 51 51cm 51ClT1 4 1111 ロ ー 120 ー
目数は 3 目 x 19.5 (cm) = 59 目になります . の目数は全体をメリャス編にする場合で , 前立を ゴム編にする場合は次のように計算します . 前身頃のメリャス編 = 前身頃巾ー前立巾 19.5 cm—2cm=17.5cm 目数は 3 目 x 17.5 (cm) = 53 目になります . 前立の 1 目ゴム編 = 前立巾十前立巾 x ー 11 目になります . ・・ 6 目十 6 目 x すなわち , 53 目 + 11 目 = 64 目が前身頃の作り 目になります . 裾のゴム編巾 = 前身頃巾と同寸・・・・・・ 19 ・ 5cm ( 64 目 ですが , 奇数にするため 63 目にします ) 袖ぐりの目の減らし方 ゆるみ 前身頃巾ー ( 前立巾 + 前衿明き + 肩巾 ) ・・・・・・ 64 目 算します . ですが , 目数を正確に出すため , 次のように計 2 片方の減らし目 = 後袖ぐりの減らし目 + 前衿さがりの目の減らし方 ー ( 1 1 目 + 15 目 + 24 目 ) = 14 目 袖巾 = 前後袖付け + ゆるみ・・・・・・ ( 15cm + 16 ( m ) + 1 cm = 32 cm 目数は 3 目 x 32(cm) = 96 目になります . 袖丈 = 基本プルオーヴァー袖丈と同寸 ( または 0.5 ( m 加えます ) ・ ・・ 36cm 袖丈 . 袖山丈 = 5 36cm = 7 cm 5 段数は 4 段 x 7 (cm) = 28 段になります . 袖巾 . 袖山巾 = 3 32cm = 1 1 cm 3 前衿明き とり目 = 3 15 目 3 目数は 3 目 x 1 1 (cm) = 32 目 ( 33 目になります が , 袖巾が偶数のため 32 目にします ) 袖山の計算の仕方 袖巾ー袖山巾 片方の引返し編目数 = 96 目ー 32 目 ー 4 目 = 28 目 2 引返し編の仕方 = 婦人用基本カーディガンと同 じ要領でします . 袖先巾 = 基本プルオーヴァーの袖先巾と同寸 25cm ( 75 目になりますが , 袖巾が偶数のため 76 目にします ) ゴム編巾 = 基本プルオーヴァーのゴム編巾と同寸 ーとり目 2 片方の減らし目 = 前衿明き一とり目・・・・・ 15 目 ー 5 目 = 10 目 減らし方 = 婦人用基本カーディガンと同じ要領 衿の目数のきめ方 衿 で減らします . 婦人用基本カーディガンと同じ要領で割り出し v ネックの割出し方 衿巾 = 2 ~ 3cm ・・・・・・ 8 ~ 12 段 後衿明き x 3 + 前立巾 x 2 して割り出します . ますが , 3 , 4 歳以下の赤ちゃん物は , 次のように 婦人用基本カーディガンと同じ要領で割り出し ます . ・・ 15.5cm ( 47 目 ) 袖丈 ゴム編丈ー または 8 36cm 7 = 5cm 段数は 4 段 x 5 (cm) = 20 段になります . 編 袖先の目の減らし方 袖下の目の減らし方 み方 基本プルオーヴァーと同じ要領で減らします . 基本プルオーヴァーと同じ要領で減らします . ゴム編の境目につけるようにします・ 裾のゴム編のボタンは , 下から 1.5 ~ 2 cm 上と に両前立を加えた数にし , 衿巾もせまくします・ 衿ぐりの目数は , 赤ちゃん物は後衿明きの 3 倍 編み上げます . が , 赤ちゃん物はなるべくゆったりとやわらかく 婦人用基本カーディガンと同様にして編みます ー 198 ー