とくいい放つ。皮肉が三度の食事より尋常であるかの主観的一一一口語も交えない。 さしず ぼくひ ごとき考えでなけりや、こんな風にできるものではな彼の著わした『僕婢への指図』 ( じ ~ ミ。、まこ、。 ser ひく ふうしてき しようし 冒ミ』 ) は題名の示すごとく、婢僕に対してかくカくす い。たいていな人の生涯において風刺的態度はどのく べきものぞと教訓を下したものであるが、その初めに らいな比例で出てくるかを調べてみると参考になる。 こんなことがある。 、くらこの傾向 不幸にしてまだ調べたことはないが、し わらじようご When you have done a fault, be alway 「 s pert のある男でも、泣き虫が泣いたり、笑い上戸が笑った and insolent 》 and behave yourself as 一 ( you were りする程度以上には出まい。決して常態とはいわれな い。たしかに変態である。変態であればこそ、遣るま the inju 「 ed pe 「 son; this will immediately put your master or lady 0 their mettle. ご えにちょっと調子を易えて断わりたがるものである。 おうへい なんしら ( 1 ) がいいちがい 汝等過失を犯したる時は、いつでも無遠慮に横柄 咳一咳して、それから風刺に取りかゝる馬鹿もある に構えて、損害を受けたのはかえってこっちだとい まいが、よく観察をしていると、常態から変態に移る ふるま まぎわ わむばかりに振舞うが可い。そうすりやいくら火の 間際には、なにか相図がある。しかるにスウイフトに ように怒っている主人でもじきに向うから折れてく 至るとまったく断わらない。人間としてのスウイフト わか つきあ るものだ。 は付合ったことがないから分らないが、文章家として なおまた。 のスウイフトはのべっ幕なしに風刺をやっている。た Never come ( 三 ou have been called three これから冷罵を始めま から断わる必要がまるでない。 すぞと念を押す手数を省いて、いと心安げに澄して遣 0 「 ( ou 「 times; 一日 none but d0 窃 will come at っている。また商売のようなものである。だからこの the 6 「 , ( whistle; and when the maste 「 calls どく ! あび - ~ 「 hO ) S there ~ no servant iS bound tO come 一 冷やかな毒を浴せかけておいて、説明もしなければ ひや こと すま むこ 318
confer いわけである。また従うことはできえないのである。 grant gift 十レノジガールアップルウーマン d eter hinder もしまたこゝに吾々が蜜柑売娘や林檎売女の言葉を delay direct lead guide 可笑しいとか、生意気たとかすることあれば、それ アイデア 等の語がある。これ等の語の語原も、普通の用法も知はその言葉の思想そのものによるのた。今例をリチャ ード・・フリンスリー・シェリダン (Richard Brinsley らない人に対い、意味のみを説明して、三種の語中い Sheridan, 1751 ー 1816 ) から取る。彼の『競争者』 ずれを善しとするかを尋ねたならば、間われた人はこ (The Rivals) のうち、マラブロップ夫人 (Mrs. Mala ・ の字の発音が美しいとか、あの字の形が面白いとかい えとく アイデア って、選択をするほかはあるまい。その音も形も会得 prop) は、自分では気が付かずに思想の間違った言葉 アッノルウーマソ よろ しようのない人間ならば、宜しく願いますといって引を使っている。これはうえにいった林檎売女の場合の おかしみ 込むほかはない。すなわち言語の起原や、日常使用の可笑味とは違う。 (superficial) 具合やら、その歴史やらを知って、それ等より起り来 : Then, sir, she should have a supercilious know ・ る趣味を持つでなければ、甲も乙も丙も、なんらの差 and as she grew up, 一 should ledge in acmunts. 別はよい。文句の構成に対してもそうである。たとえ (geography) アップルウーマン have her instructed in geometry, that she might ば林檎売女が (contiguous) but khow SO 【 nethintT Of the cx:mtagious 一 2 1 will avail myself of your kindness.' she should mistress 論といったところで、これを聞いて可笑しい、生意気だ all. Si 「 'Anthony' (orthography) りん・こうり 工 0 ( () 「 thodoxy. that she might not m 一 s あ第三 and 形と思うのは、林檎売はこんな言葉を使わないものだ、 文という習慣的仮定から起る。吾々がこの仮定令に従う mis ・ p 「 onounce WO 「 ds 6 shamefully as girls usually 3 (comprehend) べき部員でないかぎりは、その規定に従わないでもよ do; and likewise that she might 「 ep 「 ehend the ( 「 ue むか
「 here oxlips and the nodding violet grows. 上ったものの価値は論ずるのではない、たゞその動機 Quite over-canopied 「一 ( h luscious 「 OOdb 一 ne. が遊戯的の活動であるのはたしかである。余裕ある芸 「 ith sweet musk ・ r99 and with eglantine 】 術的才力の一の消費法であることは明らかである。 こ、にこの想像をほしいまゝにするの余地あって、こ There sleeps Titania sometime Of the night. LuII'd these ュ owe フ with dances and のほしいま、なる想像をあえてするうちに、おぼえず delight. ご その快感に駆られて、これを実現して、詩とし文とし =. 249 ー 54. —Act II. sc. i. て楽しむのである。だからでき上ったものは滑稽の趣 をどこかに具えるとともに美的である。ポープの描い とあるくらいだから、花卉の生れ変りともいうべき美 リエルに至っては御 たる超自然は明瞭なるの点において、仄かに滑稽なるくしい愛らしいものに違い。工 の点において、人間の目然に見し得べからざる精巧承知のごとく少し趣を異にしている。これは絶海の孤 細緻なるの点において、まさにこの種の超自然である。島に住んでいるプロスペロの召使である。プロスペロ さおう この方面に筆を着けたものは、。ホー。フ以前に沙翁が は魔術使だけれども人間である。エリエルは精たけれ ある。『夏の夜の夢』 ( 、 4 ミミミミ Night's Lh ・ミミ ) ども人間の従者である。この一事がすでに彼に対する フェアリーズ のなかにあらわれる諸精のごとき、また『あらし』壮厳怖の念の大部分を持い尽している。彼の所作挙 ( ゴ ~ 。ミ、ミ ) の特産物リエル (ArieI) のごときは、動を見るとなおさらそういう感じは起らない。たゞ軽 ちょうほう ともに好適例である。『夏の夜の夢』の精は、夏の泉・快である。たちどころに主人の用を弁ずる重宝なとこ ( 1 ) か、、えしゃふ ・浜辺至る所に手を引き輪を作ってろだけが超自然である。あとは気の利いた抱車夫に似 小止・草原・月月 おもしろ 学町り暮らす。 ている。けれども抱車夫のくせに面白い歌を唄う ま I know a bank where the wild thyme blows, FuIl fathom five thy father lies あが うつ 375
The midnight orgy and the mazy dance, になると、肩や胸をむき出しに曝した女達が、急にそ 力いし」ノ The smile of beauty and the ュ h 望 wine, わそわして、急がないでも済むところを、外套などを For fops, ま 0 の gamesters, knaves, and lords 引懸けて、ことさら帰る支度を早くする。これが二つ。 combine ・ この二つは熱心な観客の邪魔をする非常な没公徳の所 かれつ Each to his humour ー Comus all allows 為であるとずいぶん ~ 可烈な言語を列べて痛論していた。 Champagne, dice, music, or your neighbour's ところが正直なところを白状すると、かくのごとく手 spouse. 痛い攻撃を受けた英国劇場の見物人はその粛なる点 こうしよう 酒は夜なかまで飲む、踊りは目のまわるほど踊る。において、その行儀のよい点において、その高尚なる 女は媚びる。酒には酔う。ハイカラ、馬鹿、賭師、 態度において、大いに私を敬服させたことがあるんだ 悪党、あるいは華族、誰でも構わない。めい / \ のから可しい。私が英国へ行 0 て芝居を見た時、第一 シャンペノさい 好物を女神コーマスが下したまわる。 三鞭、賽、に気が付いたのは彼我観客の態度のうえに著るしい相 音楽、でなければりの細君。 違のあるということである。どっちが行儀が好いかは ③これから芝居の話冫 こ移る。近ごろ英国のある雑誌改めて説明するまでもない。第二に胸に浮んだのは、 さおう を見たら、その誌上に劇場の批評がだいぶ長く載ってシモンズの著わした『沙翁以前の英国脚本家』中に詳 ふこ、ろえ いた。そのうちに英国の見物人の不心得不体裁をひどしく書いてある沙翁時代の劇場内の光景と、私が自分 く罵倒した節がある。幕と暮の間に座を立って、次ので親しく目撃したこの有様との相違であった。その時 幕が明くまえには帰ってこない。。 とこかに愚図々々し私はシモンズは当時の無規律な様子を、筆に任せて少 じゃま ているものと見えて、ちょうど人の邪魔になる時分に少誇張しすぎたのではあるまいかと疑ったくらいであ おとな しまいぎわ ひょっくり顔を出す。これが一つ。それから、仕舞際った。シモンズを読んだ私には彼等の大人しくなり方 だれ かけし ひっか 170
whether for mt1SIC, or dancing, politics, にか書いてあったので驚いたことがある。しかし慚々 fO 月 drinking the waters 「 西洋の事情、英国の有様を知るにつけこれは普通のこ ナカってある書物を読ん the box was su 「 e ( 0 be 「 a 三一 n 四 and the ca 「 ds とであると思うように至っこ。、 かいこう were being cut and shumed. こ だら、英国人と依国人が邂逅して、会話をするときに、 社会全体が一大博場の観をなしていた。奏楽の 英国人が二言目には必ず「賭けをやろう、きっとそう または政 ためでもいい、舞踏の目的でも構わない、 だ」「いくら睹ける、きっとそうでない」などとまるで こうせんり 気違のごとくに艟ぐところが書いてあった。これは談の主意でも差支ない、その他礦泉を呑むとしても、 ちょうしよう ししいかなる事 葡萄酒を飲むとしても、なんでも、 もちろん英国人を嘲笑したものである。してみると英 国人は外国人 ( 西洋の外国人 ) から嘲弄せらるるくら情、いかなる言辞の下にでも、五六人の当世男が寄 るとするときっと賽壷ががら / 、鳴りだす。骨髀を いの睹博好きなのかもしれない。もっとも英国人が出 切る音がする。 てきてそうでないと主張すればすぐ撤回してもよろし 、。さてこの賭博的傾向は十八世紀にあ 0 てことに甚博奕もある程度を超えれば娯楽の域を脱して狂乱の しかったのである。英国人自身が甚しいと自白するく世界に入る。十八世紀の人々が一の勝負に睹した金 らいだからよほど激しか 0 たのだろう。トリヴリアン高は非常なものである。デⅵ・刈Ⅵみ・舸。公はこの道楽 という人の『中年以前の、フォックス』 ( 八十九頁 ) のためにレスター・アベーの不動産をことん \ く取ら れてしまった。ある人は一度の勝負に五万磅を睹けた にはこうあるそうだ。 ・ジョン・。フランドという国会議員の負 としう - 2 SOCiety 舅「 as one vast casino. On 「 学て「 etext and unde 「 whateve 「 ci 「 cumstances half a け高は〆て三十二万円になる。もっともそのほかに一 dozen people 0 ( fashion found themselves togethe 「文もなかったそうだ。その他に、丸裸になったり自殺 ! くキ ~ き しめ さいっぽ いってき 】 59
まじめ つきあわ 一 ( consisted but Of fifteen persons, weighed above もない。たゞ寄り合って真面目な顔を突合せている。 へやすば three ton. 会員の集まる部屋は素張らしく大きなもので、入口 が二つある。一方は普通の戸が閉ててあるが、一方 ln opposition ( 0 this society, there sprung up another composed 0 「「 S skeletons, は一対の畳み戸でできている。この肥満倶楽部の会 who, being very meagre and envious, did all 員に成ろうという候補者が、もし第一の戸から容易 they could ( 0 thwart the designs of their bulky くはいって来ようものなら、即座に会員たる資格の brethren, whom they represented as men 0 ( dan- ない者と認められる。これに反して入口に択まって gerous principles ( 三 at length they worked いかにしても進むことのできない者は、たゞちに一 them out of the favour 望 the people, and 方の畳み戸を発けて会員として歓迎せられる。この consequently out Of the magistracy. These factions 倶楽部の会員はわずかに十五名以内たが重さは三噸 tore the corporation in pieces for several years, 以上あるという話である。 むこ 力いこっ till at length they came ( 0 this accommodation 肥満倶楽部の向うを張って、案山子や骸骨のよう that the two bailiffs of the town should be an- な人間ばかりで組織せられた会がも一つできた。こ nually chosen out of the two clubs bY which の連中は瘠せて、ひょろついて、忌々しいものだか means the principal magistrates are at this day ら肥満倶楽部で計画することはなにに限らす手の届 coupled like rabbits, one fat and one lean. ご くかぎり妨害を加えた。しかもかれ肥満会会員は危 自分の知っている、ある大きな町に肥大漢の倶楽険極まる主義をいてるなどと、 しい触らした結果、 きずつ っ 部というのがあった。これは普通の倶楽部と違って、 とう / \ 敵の声望を傷けおおせて、町の公役に就け 会員が互に頓知を闘わすでもなければ陽気に遊ぶで ないようにしてしまった。この騒動が数年間続いた ・フ や ひまん
One change suggests itself ( 。 me as possible for ものはある、しかしそれはこの点を欠いているがゆえ the 一 ( → er. viz.. if the magnificien 「 line "Beyond に名文たるのではなく、ほかに優れた長所の存在する were the arrows, shouts and views 0 一 men からである。 こ、に注意しておくことは、ムは、 ミ n e 「「 & 5 the secondary 0 三 ec (. the eagle placed 知カ (intellect) という文字は通常使用の意義に用い afte 「 what 一 , きミ the last line, 一 ( would give a 理解力というと同意義にすぎない。 fuller rhythmus ( 0 the clcse of the entire passage さてこの知カ (intellect) に訴え得る形式は前述の おもしろ 一 ( would rmre 新、ミミ、 0 applicnble ( 0 the majestic ように吾々が見て面白いものであるが、文章を読むに and solitary bi 「 d. tl 】 an 5 tl 】 e majestic and solita 「 Y あたって感するところの面白さは、形式より来るもの man 一 と、それ以外の要素から来るものとがある。それで混 といっている。字下線のある行を鷲の形容辞に改める同を避けるため、かっ私の使用する普遍 (universal) は」、勹 : 刀ャ ( し この句は人間よりも猛鳥の形容にいっそという文字に限界を付するため知力に訴える諸要素を う適当であるから。と主張するのだ。吾々は容易にこ分解する必要がある。 ( 第一には文章を構成する各語 (separate の批評に賛成するのみならず、この種の知力的要求を word) の意義が吾々の知力に訴える場合である。各 満足さする形式は吾々とても指攜することが困では ( 1 ) リュースイディティー 十ールダーたっと ない。文体において明瞭と順序を尊ぶのは知カ語の持っている思想が理解し易い場合、たとえば クチュアル・フロー 論の流れを妨げられないためである。マッスュー・ア The boy goes to school. めいりよう くみた という文章において、それを組立つる各語は明僚であ 物ーノルドの文章の名文たるは、この要求を満足させ、 って、日本人でも西洋人と同じように理解することが 文読み去ってなんらの障害を感じない点にあると思う。 他の人の文章にしてこれを欠いても名文と称せられるできる。すなわち、この文章の各語の思想は普遍的で インテレ アナライズ ーサル
1 』だけ残って、それらの批評はことみ、く忘れられ らない。同じ年に『有名なるロビンソン・クルーソー の著者 D ーー D ーーに与うるの書』 ( メ = ミ ~ 。、。 0 てしま 0 た。彼は一般の公衆を味方に有 0 ている。、 0 the R ミ ed ミぎ r 。一・ R 。、 ~ き、 ~ Cr ~ こ 00 ) くら悪口をいうても一冗れるから仕方がない。またいく というのが出た。そのなかにいわく、 "M 「 . FO% 一ら悪くいわれても、売れれば書くというのがデフォー have pe 「 used ¥ ou 「 pleasant 40 R0binson の主義であ 0 たらしい。一七一九年の四月に上巻を出 C 「 uso and if the faults 0 ( 一 ( had extended no して、同じ年の八月にはその下巻を出した。下巻を出 あきた further than the frequent solecisms and incor- 版してなお飽足らないか、ついに一七二〇年には『ロ しよう力し ビンソン・クル 1 ソーの生産における厳粛なる考慮お rectness 0 『 style, improbabilitiB, and sometimes せんきよう よび彼が仙境の幻景』 ( こ。ごえ。 , 。、こ during the impossibilitis, I had not given you the ( 「 ou 三 e ト、 0f R0binso 、 ~ Cr ~ こ 0 代 , ~ ミ』←「 ~ ・ 0 洋 0 、ミ ( フォー君よ、余は『ロビンソン・ of this epistle." クル】ソー』なる愉快な物語を一読した。しかしても導 ~ g ミ一。 W ミ・ミ ) という書を出した。どこまでもビン おしとお ごびゅう ソン・クルーソーで押通してゆくつもりとみえる。 しその欠点がずいぶん少くない文法上の誤謬だの、文 ことがら この冒険談については、もちろん悪るくいう側のい 体の不斉だの、ないしはありそうもない事柄、時として い分ではあるが、アレキサンダー・セルカークという、 あり得べからざる事柄だのというもの以上に出なかっ ぬす 難船して四五年無人島に暮した男の日記を偸んだもの たならば、実はわざ / 、本書を足下に読んでいたゞく だという説がだいぶ行われている。しかし実はそうで にも及ばなかったのである ) と。この男は『ロビンソ ないということがほとんど証明されている。けれども、 ン・クルーソー』の下巻が出た時にも大いに攻撃した 学そうである。かように有名に成ると同時に四方から攻そんな考証はたいせっとは思わないから、べつだんこ 撃の批評を受けたが、今では『ロビンソン・クルーソれを深く述べる必要はあるまい。とにかく『ロビンソ しかた わ
lnstead Of pinching vicious men, dark brown hair, though he wears a wig, having Keep honest ones in a 「 e. 震 hook nose, a sharp chin, grey 0 「ワ , and a la 「 ge mole near his mouth" ( 中身長の瘠せた四十 ( 法のはじめのこ、ろざしは、果を正し因を阻むにあ 歳くらいの男、顔色は褐色を帯び、頭髪に同じく暗褐りき。罰のあらゆる目的は悪を未然に防ぐのみ。しか いたゞ かぎばなあご 色にして仮髪を頂く、鉤鼻で顎は尖がり、目は灰色、れども罪あるものを懲らさすして、いたづらに直き人 ロ端に大きな黒子あり ) とある。その後彼はついに誹を恐れしむる法律機関ならば、正義は顯倒す ) というよ はくいんおしよう ( 2 ) こなひきうた きんこ 譏の科で頭手架の刑罰を受けたうえ、罰金・禁錮の厄うな句がある。白隠和尚の粉挽歌の類である。よくこ ういう詩が作れたものと思う。また彼が『タトラー」 に遭った。この際彼は三千五百磅を失ってついに破産 を」・つ したのである。しかし獄中においても彼の活動は毫も ( 7 、ミ 7- ミ r ) 『スペクテーター』 ( 77 ミ e 。、ミ。こ『ガ ーディアン』 ( 7 、ミ G ~ ミこ、 ~ ) 等の先駆者たる『評論』 減退することなく、ニュウゲート (Newgate) の獄舎 にあって詩を作ってみすから慰むる以外になお他の計 ( 7 、 ~ 。。誉 w ) という定刊雑誌を発行したのはこの際 である ( 一七〇四年二月一九日から始まる ) 。この『評 画を始めた。ますその詩の一節を紹介すれば、 」 The first intent of laws 論』は本国ならびに外国の新事件、英国および欧州の Was ( 0 correct the effect, and check the 政事、特殊ならびに一般上の貿易を材料としたもので あるが、当時の状況として、いかに有益なる報導も興 さんめんクラ よみて 味がなければ読手がない。そこでデフォ 1 ・は三面倶楽 And all the ends of punishment 部 (Scandal Club) というものを製造して、この倶楽 ダ「 ere only future mischiefs tO prevent 【 部・か宗教・道徳・戦争・商売・言語・詩歌・婚姻・睹博・ But justice is 】 nvented, when Those engines of the law, 酉興等を論ずる体にして客を釣った。今もいえるご っ
ou the idea of an ape. pope comes from the 2 Like the vile st 「 aw that's blown about the Latin word 、にト which signifies a little wart; St reets, or from 、 0 、、 s ミ because he was continually The needy poet sticks ( 0 all he meets, popping out squibs Of wit or rather 、 0 、、 s ミに言 Coach'd, carted, trod upon, now 一 oose now or を、ミといった。まるで批評にもなんにもな あく てあいむこう fast. っていない。小児の悪たいである。こういう手合を向 And carried 0 in some dog's tail at last. ご へ回したからポープも多少の必要があってすいぶん思 Bk. 三 . =. 289 ー 92. い切った風刺をやったのであろう。人間の礼義徳義は この時代のことをよく調べてみると驚ろくことが多自己を繞している多数の礼義道徳を標準にしなくっ ひとり 。本屋が断りなしに自分の文字を出版したり、あるては立ち行かないもので、自分一人品格をよくしてい ししかげん いは他人を雇って好加減なことを書かして、それを自ても、左右前後から低い程度の徳義心で自分を冒して 分の名でいつのまにか出版していたり、あるいは批評 くれば、こちらも先方と同程度に身を下して応戦しな 家が公々然と無礼無恥の悪口を吐き合ったり、はなはければならない。『ダンシアッド』を読むとポープは きわま らようろうたくまし たいかヾわしい世の中である。『ダンシアッド』によ 非常にロの悪い、乱暴極った嘲弄を逞くする男のよ ひきあい く引合に出されるデニス (Dennis) という男はポープ うに思われるけれども、その裏面にはそれ相当の理由 を評して 2 Alexander Pope has sent abroad into があって、。ホー。フが悪口を吐くまえに、彼等からすで the world as many bulls as his namesake Pope に同程度以下の悪口を加えられていたのである。たま じようす AIexander. Let us take the initial and final たまポープのほうが上手すぎたので、ポー。フの分は後 letters 象 his name, viz., A. P—e and they give 世に残り、デニス一輩のは即席に消減してしまったか っ っ