きんにく - みる会図書館


検索対象: ニューワイド学研の図鑑 12
155件見つかりました。

1. ニューワイド学研の図鑑 12

さくいん インシュリン ( インスリン ) ・・・ 53 ・ 1 19 ・ 137 いんとうこう ・ 38 咽頭ロ・・ いん ・・・ 1 15 ・ 1 1 6 陰のう・・ 23 ・ 33 インフルエンザウイルス・・ ・ 36 ・・ 29 ・ 156 ウイルス・・ ・・ 23 ・ 27 ・ 33 ウイルヒョー ・ 89 ウ工ルシュ菌・・ ・ 1 3 ヴェサリウス ( アンドレアス = ) ・ 63 ・・・ 148 うしんしつ ・ 1 3 右心室・ 68 ・ 69 ・ 135 うしんほう ・ 12 右心房・・ ・ 68 ・ 69 ・ 135 40 ・ 41 うずまき管・・ ・ 97 腕・・ うなし うなじ ( 項 ) うのう ・ 92 ・ 93 右脳・・ ・ 95 76 ・ 77 うぶ毛・・ ・ 76 うま味・・ ・ 89 うんどうしんけい 36 ・ 65 運動神経・・ 96 ・ 98 うんどうしんけいせんい 128 ・ 129 運動神経線維・ ・ 37 うんどうや 129 ・ 136 運動野・・ ・ 94 ・・ 97 ・ 1 14 ・ 1 1 8 ・・ 143 ・・・ 134 ・・・ 134 ・ 26 ・・・ 20 ・ 76 ・ 84 ・ 88 ・ 99 ・ 98 ・・・ 96 ・ 98 ・ 99 38 ・ 76 94 ・ 95 ・ 78 ・ 79 ・ 100 ・ 101 74 ・ 75 ・・・ 134 ・・・ 135 カロチン・・ がん・・・ いでんし がん遺伝子・・ かん 眼か・ かんかくき 感覚器 かんかくしゅようき 感覚受容器 ( 体 ) ・ かんかくしんけい 感覚神経・ かんかくてん 感覚点・・ かんかくや 感覚野・ かんかましようかんまく 肝鎌状間膜・・ がんきゅう 眼球・・ かんきよう 環境ホルモン・・ がんけん 眼瞼・・ かんさいほう 幹細胞・・ ・ 65 . 82 肝細胞・・ がん細胞・・ ・・・ 137 かんじようどうみやく 冠状動脈・・ 82 ・ 83 かんしようよう 肝小葉・・ 22 ・ 33 かんせつ 関節 ・・・ 150 かんせつなんこっ 関節軟骨・・ かんせん 汗腺・・ 肝臓 1 8 ・ 19 ・ 20 ・ 42 ・ 52 ・ 54 ・ 55 ・ 61 ・ 71 かんのう ・・ 90 ・ 91 ・ 92 ・ 97 間脳・ かんほう 漢方・・ 150 ・ 154 ・ 155 かんぼう ・ 79 眼房・・ ・ 32 眼輪筋・・ おうたいけいせいしげき 黄体形成刺激ホルモン・・ おうねつびよう 黄熱病・・ おうもんきん ・・ 32 ・ 33 ・ 36 ・ 68 横紋筋・・ オスグット・シュラッテル病 おなら・・ 親知らず・・ オリザニン・・ おんかく 冫皿 - 見・ おんてん : 日 あか・・ 赤ちゃん・・ アキレス腱・・ アクチン・・ 脚・・ 足・・ あしくび 足首・・ あしさいぼう 足細胞・・ 足の裏・・ 足の甲・・ あせ 汗・ アセチルコリン・・ 頭・・ 新しい脳・・ あっかく 圧覚・・ あってん 圧点・・ アデノシン三リン酸・・ アトピー アトピー性皮ふ・・ アドレナリン・・ アニサキス・・ あぶみ骨・・ せん アボクリン腺・・ あまみ 甘味・・ アミノ酸・・ アミラーゼ・・ アーユルヴェーダ・・ アー」江イチしき 日 h 式・・ アルツハイマー病・・ アルカーは 波・・ アレルギー あんかんせつ 鞍関節・・ 44 びよう あか ・・・ 104 ・・ 133 けん ・・・ 136 ・ 76 ・ 76 し し あ あ ・ 59 ・ 122 ・ 1 31 ~ 133 ・・・ 149 ・ 59 がいきそそうばん 外基礎層板・・ 外呼吸・ 外耳・・ がいじえん 外耳炎・・ がいじどう 外耳道・ かいそくこうきん 外側広筋・・ かいたいしんしょ 解体新書・ かいちゅう 回虫・・ 回腸・・ かいは 海馬・ かいはくしつ 灰白質・・ かいふくそくきん 外腹側筋・・ 解ほう図・・ かいめんしつ 海綿質・・ かいもうべん 回盲弁・・ かかくぶっしつ 化学物質・・ かかと・・ かきゅう 蝸牛・・ かくしっそう 角質層 ( 表皮 ) かくまく 角膜・・ かこうけっちょう 下行結腸・・ かだいじようみやく 下大静脈・ かこうたいどうみやく 下行大動脈・・・ かさぶた・・ 下肢・・ かすいたい 下垂体・・ かだいしようみやく 下大静脈・ かっえき 滑液・・ がっかせん 顎下腺・・ かっ気・・ め 滑車 ( 目 ) カテコールアミン 化のう・・ かふんしよう 花粉症 かみ 髪の毛・・ ガラス体・・ からだの傾き・・ からだの平衡・・ ガレノス・・ 過労・・ がいこきゅう かんさいほう さいほう み 24 ・ 25 ・ 28 ・ 29 ・ 1 1 8 ・ 1 41 ・ 30 ・・ 38 ・ 40 ・ 76 かいちょう ・・・ 43 ・ 56 ・ 57 ・・ 92 ・ 102 90 ・ 92 ・ 32 ・・・ 148 ・ 30 ・ 58 ・・・ 82 ・ 83 ・ 84 ・ 38 79 ・ 80 ・・ 43 ・ 58 ・ 59 ・ 21 ・ 68 ・ 66 ・ 68 ・・ 141 ・・ 91 ・ 1 18 ・ 1 1 9 13 ・ 29 ・ 62 ・ 66 ・ 135 28 ・ 29 ・ 45 ・・・ 128 ・ 129 13 ・ 39 ・ 79 ・・ 82 ・ 85 ・ 91 ・ 94 ・・ 148 ・・ 130 ん せいひ えいきゅうし 27 ・ 83 永久歯・・ 工イチアイプイ 38 ・ 40 工イズ・・ ・ 89 ・ 61 栄養吸収細胞・・ ・・・ 53 ・ 60 ・ 61 栄養素・・ 工スじけっちょう ・・ 155 S 字結腸・・ : スせん X 線・・ 鱸せんしよくたい X 染色体・・ 工ーティービー A T P ・・ ・・・ 128 工クリン腺・・ 28 ・ 29 工ストロゲン・・ エナメル質・・ ABO 式・・ エボラ出血熱・・ エムアールアイ ・・ 1 8 ・ 20 ・ 42 ・ 48 ・ 50 ~ 54 ・ 57 ・ 60 M 日い・ エムエヌしき ・ 42 ・ 50 ・ 51 ・ 61 MN 式・・ えら呼吸・・ ・ 89 工ラスターゼ・・ えんき 42 ・ 50 塩基・・ えんさん ・ 50 塩酸・ 遠視・・ えんずい ・・・ 107 延髄・ ・ 50 108 ・ 109 ・ 156 おうかくしんけい 108 ・ 109 横隔神経・・ おうかくまく 50 ・ 51 横隔膜・・ おうこうけっちょう ・ 1 2 ・ 104 横行結腸・・ おうしようかん 横小管・・ ・・ 46 ・ 1 1 6 ・ 1 1 7 ・・・ 125 ・・・ 125 56 ・ 57 ・・ 61 ・ 142 ・ 143 ・ 58 ・・・ 149 ・・・ 109 36 ・ 65 38 ・ 40 ・ 46 ・ 47 ・ 138 ・・ 132 1 5 ・ 19 ・ 157 ・ 72 ・ 65 ・・ 109 ・・ 51 ・ 60 ・ 61 90 ~ 92 ・ 98 ~ 100 がんりんきん えいようきゅうしゅうさいぼう えいようそ 記憶・・ きかん 気管 ・・・ 21 ・ 42 ・ 45 ・ 48 ・ 49 ・ 64 ・ 66 ・ 120 きかんこきゅう 気管呼吸・・ ・ 65 きかんし ・ 64 ・ 66 ・ 1 29 気管支・ きかんし ・・・ 129 気管支ぜんそく・・ きかんしなんこっ ・・・ 129 気管支軟骨・ きかんしねんまく ・・・ 129 気管支粘膜・・ きず・・ きせいちゅう 131 ・ 144 寄生虫・・ きせつこっ 基節骨・・ きたざとしはさぶろう 北里柴三郎・・ きていまく 基底膜・ 気道・・ きぬた骨・・ キモトリプシン・・ きもん ヌし きゅうかく 嗅覚・ きゅうせんもう 嗅線毛・・ きゅうかんせつ 球関節・・ いき きなうき 吸気 ( すう息 ) ・ 嗅球・・ 嗅細胞・・ ・ 92 ・ 102 じようひ びよう しゆっけつねつ いえき 胃液・ いかいよう 胃潰瘍・ いけたきくなえ 池田菊苗・・ いせん 胃腺・・ いたいぶ 胃体部・・ いちじせいちょう 一次性徴・・ いちらんせいそうせい ー卵性双生児・・ いていぶ 胃底部・・ いでんし 遺伝子・・ いでんしようはう 遺伝情報・・ 胃壁・ いんけし、 陰茎・ ・ 25 ・ 97 ・・・ 129 27 ・ 83 53 ・ 61 ・ 65 ・ 86 28 ・ 29 ・・ 48 ・ 64 ・ 66 ・ 67 ・・・ 86 ・ 87 ・ 92 86 ・ 87 ・ 96 20 ・ 21 ・・・ 43 ・ 58 ・ 59 ・ 36 かたむ き 0 うきゅっ きうさいぼう 164

2. ニューワイド学研の図鑑 12

びようき 0 目や耳の病気 めびようき しようがっこうねんせい きんし 目の病気では、小学校 3 年生ころより近視がふえてき えんし らんし しよう ますが、遠視、乱視もふくめ、正しいめがねの使用がた しやし しりよ ( いせつです。斜視も視力の発達がさまたげられるので早 びようき 期発見、治りようがたいせつです。人にうつる病気には、 のちくろめ り 0 うこうせいかくけつまくえんし 0 つけっせいけつまく 後に黒目がにごったりする流行性角結膜炎と出血性結膜 炎があります。目のけがは、表面のものより、目のおく がんか のけがで重症になることがありますので、すぐに眼科の しんさつひつよう 診察が必要です。 みみ なか みみ 耳は、あなの中が見えないので、耳かきなどできずを いた びようき つけることがあります。たいていは痛みで病気に気づき ち 0 うしえんがいしえん みみ ます。中耳炎や外耳炎のほか、耳あかがたまったときに いた みみ わる も痛みを感じます。耳の聞こえが悪くなる難聴は本人も ひと ち 0 うしえん こういしよう まわりの人も気づきにくいですが、中耳炎やその後遺症、 なお 耳あかづまりが原因であれば、治ります。 0 内科の病気 せいちょうかんけい しようがっこうこう 子どもの成長に関係して、身長が急にのびる小学校高 きぶんわる びようき 学年くらいからふえる病気に、立っていると気分が悪く きりっせいちょうせつしようがい なったり、たおれたりする起立性調節障害があります。 げんいんひんけつ てつぶん また、このころから鉄分の不足が原因の貧血もふえ、中 がくせい 学生では女子の 1 0 % に見られます。また、工アコンがい あせ ちからよわ たいおんちょうせつ きわたって汗をかく力が弱くなり、体温調節のはたらき なっ ねっち 0 うしよう がにぶくなって、夏にスポーツをすると、熱中症になる おな 子どもがいます。同じように、くらしがゆたかで便利に しようにとうによう なったために、肥満の子どもがふえています。小児糖尿 かんけい 病がふえているのも、このことに関係しています。 しようにとうにようびよう 小児糖尿病 けつえきち 0 う はったっ きはつけん ひと ひょうめん し 0 うしよう ほんにん なんちょう げんいん びようき ないか しんちょう がくねん ふそく しよし けつまくえん ■結膜炎 けつまくえん 會結膜炎の目 まぶたのうらか 赤くはれます。 ■中耳炎 會正常なときの目 せいしよう けつまくえんしろめ し 0 うけつ 結膜炎は白目が充血し、目やに なみだ、まぶたのはれなどが起きま さいきん げんいん す。細菌やウイルスが原因だと、人 にうつります。アレルギーによるも のはかゆみがあります。 ひと 0 肥満 ひまん からたに脂肪がつきすぎた肥満の子ども がつべいしよう おお おお ふと いま かにもさまざまな病気にかかりやすくなり びようき るほど、からだは心臓や血管がいたみ、ほ けっかん とではありませんが、肥満の期間が長くな ひまん きかんなが が多いためです。太っていることは悪いこ わる 不足など、生活のしかたに問題があること もんたい せいかっ 満がふえているのは、食事の質や量、運動 しよくじ まん うんどう しつりよう て太ることがありますが、今、子どもの肥 ふと 脳やホルモンなどの病気や、遺伝によっ いでん びようき ち 0 うじえん みみ えが悪くなる滲出性中耳炎もあります。 しんしゆっせいちゅうじえん わる たまる中耳炎や、痛みはありませんが、聞こ て、耳だれといううみが出ます。中耳に水が ちゅうじ かる急性中耳炎です。痛みがひどく、熱が出 いた ねつ き 0 うせいちゅうじえん 子どもに多いのは、かせの合併症としてか いま こうけつあっとう 尿病、脂肪肝などが、今では肥満している ひまん しほうかん ます。大人の病気とされていた高血圧や糖 おとなびさうき にようびよう 子どもにも見られるようになりました。 血液中のブドウ糖は、すい臓から出るホルモンのインシュ そしきおく リンのはたらきでからだの組織に送りこまれ、利用されます。 とうにようびよう けつえきち 0 う ると血液中のブドウ糖がヘるのですが、糖尿病は、このブ とうによう りようたか びようき ドウ糖の量が高くなったままになる病気です。子どもの糖尿 げんいん はあい は、生まれつきインシュリンの不足が原因になる場合がほ きんねん ひまん とうにようびよう れい んどでしたが、近年は肥満から糖尿病になる例がふえてい わる ひまん す。肥満になると、インシュリンのはたらきを悪くするこ なんねん があります。糖尿病はかかってから何年かたっと、血管が 弱くなるために、目、じん臓、神経など、からだのあちこち びようき びようき しつめい いのち こ病気が出て、失明したり命をうばわれる、こわい病気です。 りよう とうにようびよう けっかん しんけい しよくひん 、ろいろな食品を、食べすきないようにハランスよく食べ、 とつにようびよう 重動することが糖尿病をふせぎます。 かんさいばう しばうかんなんぞう よく しはうさいはうてんしけんび ! ようしやしん 脂肪細胞の電子顕微鏡写真黄色く見えるのが脂肪細胞です。からたのよぶんなエネルギー が脂肪細胞にたまったり、脂肪細胞そのものがふえることが肥満の原因となります。 けまんけんいん 脂肪肝は肝臓の肝細胞に脂肪がたまり、肝臓のはたらきカゞイ氏下する病気です。これを放っておくと、肝硬変という重い病気になってしまいます。 137

3. ニューワイド学研の図鑑 12

しんかんき 呼吸器・循環器 こき物うき さゆう むねなか しんそう ちゅうしん 心臓は、 胸の中で左右の肺にはさまれて、からだの中心より少 ひだりがわ しんきん とくへつきんにく し左側にあり、全体が心筋という特別な筋肉でできています。心 臓は、休むことなく一定のリズムでからだ中に血液を送っていま す。一日に 10 万回もの拍動で 8 トンもの血液を送りつづけるポン プのようなはたらきをしています。 しんそう 0 心臓のつくり うしんほう うしんしつ さしんしつ 心臓は、左心房・左心室・右心房・右心室の 4 部屋に分かれていま せんしん しようみやくなが しんほう す。血液が、全身または肺からの静脈を流れて運ばれてくる部屋を心房 ぜんしん はいどうみやくつう けつえきおく しんしつ といいます。全身または肺へ動脈を通じて血液を送る部屋を心室といい ぜんしんけつえきおく さしんしつ つよちからひつよう ます。全身へ血液を送り出す左心室のかべは、強い力が必要なために しんしつしんしつどうみやく あついじようぶな筋肉でできています。心房と心室、心室と動脈のさか り 0 う いには、血液がもどらないように ( きやく流しないように ) 弁かあるの ほうこうなが で、いつも一定の方向へ流れます。 しんそう 0 心臓のつくり ( 断面 ) 上大静脈 せんたい けつえき しゅう いってい まんかい いちにち けつえきおく はくどう さしんほう きんにく しんほう けつえき いってい しんぞうがたけいよう ハート ( 心臓 ) 形と形容されるとくとくのかたちです。 きんにく 0 心臓の筋肉 しんぞうやす 心臓が休みなく動きつづけることがで とくべつ きるのは、心筋という特別な筋肉ででき きんにく ているからです。筋肉には、すばやくカ づようこきんにくおうもんきん 強く動く筋肉 ( 横紋筋 ) と、ゆっくり長 じかんうこ きんにくへいかっきん 時間動きつづける筋肉 ( 平滑筋 ) があり てんけいてき おうもんきんこっかくきん ます。典型的な横紋筋は骨格筋ですが、 こっかくきんへいかっきん 心筋も横紋筋があり、骨格筋と平滑筋の 両方の特ちょうを合わせもっています。 、さ f, 、物つ - き、ん しんきんうえ しゆるい 會心筋 ( 上 ) とほかの 2 種類の筋肉 ( 左下 ) しんそう 心臓 だんめん 図のやしるしは、血液の流れる方向です。 大動脈 きんにく しんきん じようだいじようみや ( たいとうみやく ちから ちょう はいどうみやく 肺動脈 はいどうみやく 肺動脈 しんきんおうもんきん りようほう とく はいじようみやく 肺静脈 はいじようみ。く 肺静脈 はいどうみ 0 くべん 肺動脈弁 左心、房 大動脈弁 せんしんけつえきおく 、 ~ 全身に血液を送り 、ヾ第爭・ 4-------- 出すためにかべが あつい。 だいどうみやくべん うしんはう 右心、房 う日目 っ旧 きんにくひだリした さんせんへん 三尖弁 うしんしつ 右心、室 かだいしようみやく 下大静脈 さしんしつ 左心、室 かこうたいどうみやく 下行大動脈 さしんしつ 左心室のかべにく らべてうすい。 ひと 心臓の大きさは、その人のにき、りこぶし より少し小さめの大きさです。 けっかんけい 血液のじゅんかんに関係する器官を血管系といいます。血管系は心臓、動脈、静脈、毛細血管からなりたっています。 68 けつえき けっかんけい きかん かんけい もうさいけっかん しようみやく どうみ 0 く

4. ニューワイド学研の図鑑 12

骨・筋肉・皮ぶ はねきんにく きようさにゆうとつきん 胸鎖乳突筋 そくとうきん 側頭筋 がいふくそくきん 外腹側筋 がんりんきん 眼輪筋 ふくちよくきん 腹直筋 せんとうきん 前豆頁有 そうほうきん 僧帽筋 さんかくきん 三角筋 だいきようきん 大胸筋 じようわんにとうきん 上腕ニ頭筋 0 前から見た筋肉 かお 顔には顔の表情をつくりだすた くさんの筋肉が入り組んでいま す。胸にある大胸筋や腹をおおう 腹直筋などが特ちょう的です。 かおひょうじよう きんにく い むね ふくちよくきん だいきようきんはら こっきん 腕とう骨筋 だいたいちよくきん 大腿直筋 てき とく 骨格についてからだを動かすための筋肉を骨格筋といいます。骨 かくきんリようはし せんいしつ 格筋の両端はじようぶな線維質の腱になっていて、骨にしつかりと ひと むすびついて骨を動かしています。人のからだにはおよそ 400 の筋 おう おお 肉があり、それぞれがはたらきに応じたさまさまな大きさやかたちを きんにく おうもんきん いしきてき しています。骨格筋をつくる筋肉はすべて横紋筋で、意識的に動か すいいきん へいかっきん すことができるので随意筋といいます。これに対し、平滑筋ででき じゅう ふすいいきん た内臓の筋肉は、自分の意志で自由に動かせないので不随意筋とよ はれています。 こっかくきん きんにく こっかく けん ほね ほねうご こっかくきん くっきんしたい 屈筋支帯 きんにく ないぞう じぶん 32

5. ニューワイド学研の図鑑 12

0 けが きんにくかんせつ くわ こっせつ 強い力が加わって骨折したり、筋肉や関節、皮ふをきずつけたり、内臓がつ し 0 つけったりよう ぶれたりすることもあります。けがによっては、出血多量やショック症状、ま さいきん けっか た、きず口から入った細菌によっては、重大な結果をまねくこともあります。 0 事故 たかばしょ こうつうじこ 交通事故や、高い場所から落ち る、何かにはげしくぶつかるなど の事故が、けがを引き起こします。 ないぞう つよちから しようじよう じゅうだい ぐち コー 0 毒物や細菌など びようき げんいん くちはな 病気の原因でいちばん多いのは、ロや鼻から入ってくる毒物や細菌です。こ なかはい びようき しよくもつくうき れらは食物や空気にまざって、からだの中に入ります。すぐに病気を起こすも じかん のと、じわじわ時間をかけてからだをむしばむものがあります。 ■食物の毒 しよくぶつどうぶった 毒のある植物や動物を食べて食 中毒を起こすことがあります。キ ノコ、フグなどの毒が有名です。 さいきん どくぶつ さいきん どくぶつ はい おお しよくもつ どく ちゅうどく どくゆうめい ■細菌・ウイルス おおびようき もっとも多い病気の原因です。 くうき しよくもつみすけつえき 空気や食物、水、血液などを通じ て体内に入りこみます。 かがくぶっしつ ■化学物質 しよくひん 食品てんカ、ダイオキシン、 はいき ようき びようき 排気ガス、容器など、病気のも かがくぶっしつ とになる化学物質が身のまわり こんにち にふえたことで、今日とくに問 になっています。 げんいん ぶつ つう たいないはい しがいせん ノミ、シラミ、ダニ、お腹にす 日光に当たりすぎると、紫外線 き、うきんさいきん きんらようないさいきん ブドウ球菌細菌のなかまで、き サルモネラ菌腸内細菌のなかま きせいち 0 う おせん みつく寄生虫などがあります。病 が皮ふをきずつけ、皮ふがんにな すを化のうさせたり、食中毒を起 で、菌で汚染した肉や卵を通して こす毒素をつくるものがあります。 食中毒を起こします。 気を運んでくるものもいます。 ることが知られています。 げんいん こうおんねつ きびしい寒さなどの低温は皮ふの組織が死んでしまう凍傷の原因に、熱湯やアイロンなどで発生する高温の熱は、 げんいん 皮ふなどがきずつくやけどの原因になります。 につこう なか しよ ( ち、うどく しよくち 0 うどく ねっとう 131

6. ニューワイド学研の図鑑 12

からだのつくり う もの 歩いたり、走ったり、文字を書いたり、編み物をしたリ、あるいは かおひょうじよう 顔の表情をつくったりというようなさまざまなからだの動きは、すべ きんにく こっかくきん て筋肉のはたらきによるものです。このような筋肉は骨格筋とよはれ、 なまえ ほねけん きんにく 名前のとおり骨が腱などによってつながっています。つまり、筋肉の いったい ひとどくし 動きと骨のささえが一体となって、人独自のからだの動きが生まれる きんにく さんしよう のです。 ( 骨格は 24 ー 25 べージ、筋肉は 32 ー 33 ページを参照してく たさい。 ) そうはうきん 僧帽筋 きんにく はね こっかく さんかくきん 三角筋 大胸筋 ふくちよくきん 腹直筋 だいたいちまくきん 大腿直筋 がいそくこうきん 外側広筋 ひふくきん 腓腹筋 だいきようきん リくしようきようぎ 會陸上競技のランナーきたえられた筋肉がすぐれた記録を生み出します。 れんぞくしやしん そうこう うであしはねきんにく 腕や脚の骨や筋肉が複雑にはたらいてこのような動きが生まれます。 ・連続写真でとらえた走行 きろく ふくさつ 22

7. ニューワイド学研の図鑑 12

皿にま 4b0 こっせつなお 第骨折の治るようす 0 脱きゅう はね 液に運び去られ、骨のすきまをうめる新しい骨の細胞がつくられます。③新しい骨ができ、 骨折した部分は少しふくらんで、しようぶになります。ふくらみはしたいに消えます。 0 打ほく つよ からだを何かに強くぶつけると、皮ふの下で内出血が起こります。これが打ほ あお ないしゆっけつ くです。ぶつけたところは、はれて痛み、熱をもちます。内出血ははじめは青く、 なお あか はれが引くにつれて赤くなり、やがてそれも消えて治ります。 はねさいはう にく 肉ばなれ きゅう 肉ばなれはスポーツのさい中に起こります。急な運 きんにく いちぶ どうちょうしかん 動や長時間のはげしい運動で、筋肉がのびきって一部 いた が切れてしまうもので、ひどく痛みます。すぐにひや して、動かさないようにします。 うん ちゅう したないしゆっけつ うんどう ねつ いた ないしゆっけつ 内出血 皮、 すがいこっ 頭蓋骨 頭の打ぼくは、こぶになります。皮ふが すがいこっ ないしゆっけつ うすく、その下は頭蓋骨なので、内出血が 皮ふをもり上げ、こぶができるのです。 脳 あたま なお 0 きすが治るまで 0 きす なおちから しせん からだには自然にきすを治す力があります。ころぶ、切るなどで、き さいぼうあっ なお けつえきちゅう すができると、ただちに血液中の細胞が集まり、治しにかかります。血 はつけっき満う さいきん しゆっけつ しようはんけつえき 小板は血液をかため、出血をふせきます。白血球は細菌とたたかって化 ひょうめん なお さいきん のうし、細菌がふえるのををふせきます。治るまでのあいだ、表面には、 かさぶたができます。 ←きすができた直後 ー← 1 日め あさいきすが治って とけをさした、 7 日めには、かさぶ いくようすです。 たが取れました。 會 2 ~ 3 日め はもの かみ つよ 紙や刃物で切りきずが、とがっ ころんだり、何かに強くこすら たものでさしきずができます。 れると、すりきすができます。 ← 4 ~ 5 日め ← 7 日め 141 らウら 骨折には、それほど強くない力が、くり返し加わるために起きる疲労骨折もあります。ジョギングなどのスポーツで見られ、足の骨によく起こります。

8. ニューワイド学研の図鑑 12

びようき 病気と健康 むきしつ しよくもつ 0 無機質 からだをつくる栄養素です。骨 や歯をつくり、神経や筋肉のはた らきにかかせません。ホルモンや こうそせいぶん 酵素の成分にもなります。 噬き食物と栄養 しよくもつ えいようおお 食物にはさまさまな栄養がふくまれています。栄養は大 しゆるい えいようそ きく 6 種類に分けられ、それぞれの栄養素は、からだを成長 けんこう させ、健康を守るためにかかすことができません。栄養が しよくひん かたよらないように、バランスよくいろいろな食品を食べ ることがたいせつです。 けんこう えいようそ ほね しんけいきんにく えいよう せいちょう えいよう しらす ヨーグルト ヨ - グしト ヒジキ にまめ 煮豆 めざし ワカメ チーズ あぶら 油あげ なっとう コンプ たまご みそしる イ ) か とう、 アサリ ハム イカ フード レバー ーズ マヨネ さかな マーガリン 0 タンバク質 えいようそ からだをつくる栄養素で、内 ぞうきんにく けつえき 臓や筋肉、血液をつくるもとに こうそこうたいせいぶん なります。酵素や抗体の成分に せいちょうわる もなり、不足すると、成長が悪 びようき くなったり、病気にかかりやす くなります。 バター 0 脂肪 たいおんちから 体温やカのもとになります。動物、植 さかな しほう しるい 物、魚の脂肪の 3 種類を 4 : 5 : 1 の比 率で取るのがよく、かたよったり、取り ひまんびようき すきると、肥満や病気のもとになります。 どうぶつしよく ドレッシング ぶつ あふら ごま油 サラダ油 142 しよくもつ ひまんせいかっしのうかんびようほうし 栄養素のほかに健康にかかせないものに食物せんいがあります。腸のはたらきをよくし、便秘をふせいで、肥満や生活習慣病の防止にもつながる要素 です。かんびよう、干しシイタケ、ソラマメ、サツマイモ、リンゴなどに多くふくまれます。

9. ニューワイド学研の図鑑 12

度ぶのはたらき 骨・筋肉・皮ぶ きんにく しがいせん さいきん しゅうよう 皮ふの重要なはたらきは、細菌や紫外線のような外から ゆうがい はい の有害なものが入るのをふせぐこと、暑さや寒さなど外の ひかしほう たいおんいってい ようすを知ること、体温を一定にたもっこと、皮下脂肪と しがいせん えいよう して栄養をたくわえることなどです。紫外線からからたを 守ったり、体温を調節したり、外のようすを知るときには、 とくしゅ きかんかつやく 皮ふの特殊な細胞や小さな器官が活躍します。 さむ あっ たいおんちょうせつ さいほうちい まも 0 汗 たいおん 健康なとき、体温は 36 ~ 37 度くらいにたもたれています。こ おんど きかん おんど の温度はからだのいろいろな器官が無理なくはたらける温度なの あっ うんどう たいおん です。暑い日や運動をしたとき、そのままではどんどん体温が上 あせ たいおん がってしまうので、からだは汗をかくことで体温を下げようとし かんせん あせ むすう ます。汗を出すのは皮ふに無数にちらばっている汗腺で、そこか あせじようはつ ら出た汗が蒸発するとき、いっしょにからだの熱をもち去るので おんど たいおん たいじ檜う ひと 体温が下がるのです。体重 60kg の人が 1 2 の汗をかくと、温度 やく は約 1 2 度下がるといわれています。 たいりようあせ うんとうあせ 運動と汗皮ふの下の毛細血管がひろがり、汗腺から大量の汗が出ます。 したもうさいけつかん どさ ノイ かんせん 汗腺 ( 工クーン ) しようカ・せん 蛉小ラ腺ともいわ、ほば全 たいおんらよう 身にあり、汗をツして体温調 節のためにはたづきます。ほ に 0 うるい し類の中でもトたけに発、 かんせん こ汗腺といれています。 アボクリン腺はほ乳類に発達していて、繁殖期には、そのにおいが交尾をうながすシグナルらなる、考えられています。 40 工クリン腺の汗 せんあせ アボクリン腺の汗 りつもうきん 立毛 力、、ノ ( アボクリン腺 ) せん だいかんせん 、ので大汗腺よも 、われます。わきの卞、・外陰 に吟うとう 部一 ( 生殖器周辺 ) 、乳頭など とくゆう の毛根部にしかなく、特有 においをもった汗を出します。

10. ニューワイド学研の図鑑 12

のつながり ぶぶんけつごう なかほねほね 骨・筋肉・皮ぶ こっかく ほねきんにく 骨格の中で骨と骨がつながっている部分を結合といいます。そ のうち、とくに骨どうしが動きやすくつながっているところを関節 こうぞう かんせつ といいます。肩やひじ、腰やひさなど、関節のたくみな構造によ って、わたしたちは、からだを自由に動かすことができるのです。 反対に動いてはいけないところでは、骨どうしがしつかリと組み 合わさっています。 かんせつ かんせつ けつごう 0 関節と結合 こうぞう ばしょ かた こかんせつ かんせつ 関節の構造は場所によってさまざまです。肩や股関節のようにま ゆび くっしんうん きゅうかんせつ ほね るいくぼみにまるい骨がはまった球関節、ひざや指のように屈伸運 ちょうつがいかんせつあしくびくらがたほねかさ あんかんせつ 動する蝶番関節、足首の鞍型の骨が重なり合った鞍関節などがあり あたまほねちこついちぶ けつごう ます。これに対して、頭の骨、恥骨の一部などの動かない結合をほ こうなんこつけっこう う合、軟骨結合とよんでいます。 すがいこつけつごう 一頭監骨の結合 ( ほう合 ) すうこ さら 頭蓋骨の上のほうは、数個のお皿のような骨がたが いにのこきりの歯のようにかたくかみ合っています。 ほね じゅう ほね はんたい こう ずがいこつうえ ほね かんせつくっしんうん 會肘の関節屈伸運 かいてんうんどう 動と回転運動ができ、 しやじくかんせつ 車軸関節といいます。 すがいこっ ふんかい 會はらばらに分解した頭蓋骨およそ ほねあっ 20 個の骨が集まってできています。 28 かっえき じ 0 んかっゆ かんせつはねはねせっ 関節の骨と骨が接している部分は、軟骨組織がおおっているうえ、滑液という液体が潤滑油となり、摩擦をへらしています。 なんこっそしき ぷぶん