リンバ - みる会図書館


検索対象: ニューワイド学研の図鑑 12
16件見つかりました。

1. ニューワイド学研の図鑑 12

) ようけんたい 病原体 マクロファー リンバ節 リンバ球 ティーさいばうビーさいばう ( T 細胞と B 細胞 ) c9 ミ 0 朝 0 リ 0 う リンバのぎやく流をふせぐ弁 ・ 00 ( むつも 。さ 0 ごを一の ・いこ学ッ リンバ管 びようげん 0 リンバ節のしくみとはたらき 目のように入り組んでいて、そこを通るあいだに、病原 らともどりがききません。リンバ節の中は細かいあみの せつなかこま きやく流をふせぐ弁がついており、リンバ節に入ると、 せつはい レともに病原菌をむかえうちます。リンバ管にはリンバ かん びようげんきん まれたリンバ球の T 細胞と B 細胞は、マクロファージ ティ - さいほうビーさいほう サ、たたかう場所です。毛細血管からリンバ小節に送り しようせつおく もうさいけっかん ばしょ リンバ節はリンバに乗って流れてきた病原菌を待ち受 びようげんきん なが どうみやく 動脈 しようみやく 静脈 しようせつ リンバ小節リンパ き 0 うあっ 球の集まりで、リン ノヾ球はここで分れつ してふえます。 しようせつ リン / ヾ小節から ぬけ出すリン / ヾ球 き、う リンバ洞 毛細血管 もうさいけっかん せつなか き 0 う 百はリンバ球などにころされてしまうのです。 けっかんなかなが けつみき リンノヾ節の中のリンバ球あみ目のいたるところにリン / ヾ球がついています。 血液は心臓がポンプになって、血管の中を流れますが、リンパは筋肉の動きなどでリンパ管がおされ、弁のはたらきで決まった方向に流れます。 127

2. ニューワイド学研の図鑑 12

くび ねつ か」免っすばか なはなむつ に〕節にで色は で : 管き黄 リとンれリ て。るリはる っす守たよれ までをれと流 と , 集のださハを るがるららンこ 胞いかぐリそ さ細て、め き疫つみリた管 じ《免かばはっ こはに。入ンす 首はたをうがリで 右節《菌」進のハ一節く ~ 左バ《原の。目ンハし やン病 : 菌のリン い下リの原みのリな のきど = 病あ胞。せ きとながにし細すか わのス胞」身〉まか しー - こル。細全免 ど。イ疫、をてム なすウ」免はい中れテ きまや、節の流ス とし : 菌でハそがシ : 感れ細っン。液疫 しを、とリすし体免 た出りしひ。まなる をぐやのすい明守 熱りふん官まてうを ぐをき器いれとだ めんえき 臼 4 リンバ 0 全身のリンバ節とリンバ管 かん せんしん とうみ。く 動脈 リンバ節 リンバ節 せつ リンバ節のかたちは豆に似ていて、大 だいしよう きさは O. 2 ~ 3cm と大小さまざまです。 けっかん 血管によりそって、ひとつの場所に 2 個 あっ から 1 0 数個ほど集まっています。リン なが せつなが かん バ節に流れこむリンバ管より、流れ出す かんほうすく リンバ管の方が少なく、太くなりす。 リンノヾ管 しようみやく リンバ管 静脈 おお まめ ふと せつかず せんしん 全身のリンバ節の数は、 600 個にも なり、からだのあちこちにちらばって くび うであし います。首すじ、腕や脚のつけ根など てき では、ひかく的からだの表面近くにあ かんとお ります。からだの中でリンバ管が通っ しようひ こつがんき 0 う ていないのは、上皮、なん骨、眼球、 ちゅうすうしんけい 中枢神経、ひ臓だけです。 ひょうめんちか なか しようみやく 静脈 とうみやく 動脈 リンノヾ管 リンノヾ節 126 えきたいせいふん けつえき リンパは組織にしみ出した血液の液体成分が、リン / ヾ管に 流れこんだもので、赤血球をふくんでいません。 せつけっき 4 う

3. ニューワイド学研の図鑑 12

たいせつけっきゅうはつけっきゅう けつえき えきたい 血液は液体の血しようと、固体の赤血球・白血球・リンバ球・血 しようはん けっかんなが 小板などからできています。血しようにうかんで血管を流れている血 こっすいかんさいほう きゅう 球は、すべて骨の中にある骨髄で幹細胞からっくられます。ただし、 リンバ球はリンバ節などでもつくられます。また、血球にはそれぞ じゅみよう ぞうかんぞう はね れ寿命があリ、古くなるとひ臓や肝臓などでこわされ、うしなわれ ←骨の断面中の赤い こっすい 部分が、血球をつくる る分たけ骨髄で新しくつくり出されます。 こっすい 骨髄です。 0 血球をつくるところ こつずい かんさいほう 血球は、骨の中の骨髄でつくられます。骨髄にはすべての血球のもとになる幹細胞が しゆるい さいほう せつけっき 0 う きゅうけっしようばん あります。この幹細胞は 1 種類の細胞ですが、赤血球・白血球・リンバ球・血小板など せつけっきゅう に変わっていきます。赤血球ははじめ核をもっていますが、しだいに核がぬけてしまいま はつけっき 0 う こうち 0 うきゅう こうさんき 0 うこうえんききゅう す。白血球は、好中球・好酸球・好塩基球・マクロファージに、リンバ球は、さらに B けっしようばんかんさいほう きよかくさいほう いちぶ 細胞・ T 細胞に分かれます。血小板は幹細胞から変わった巨核細胞の一部からできます。 きゅう 朝面様の一生 呼吸器・循環器 こきゅうき けっ けっ はねなか しゅんかんき せつ きゅう けっきゅう たんめん けつきゃう あたら ぶん けっきう ほねなかこっすい けっきゅう けっきゅう かんさいほう はつけっき檜う かく かく きゅう さいほうティーさいほう こっすい 骨髄 か フきのづ 好塩基球 ビーさいほ にツバ球のなかま ) 胸腺べ こっ、 - 玄い さいもうさいほう 細網細胞 核がとび出す 好酸球 骨髄の中の血管 ( 類洞 ) けつかんるいどう こっすいなか マクロファ イ細胞 74

4. ニューワイド学研の図鑑 12

うんかん 卵管・ ・ 20 ・ 21 ・ 105 ・ 106 ・ 107 ランゲルハンス島・・ ・・ 53 ・ 1 19 らんさいほう 卵細胞・・ ・・ 105 卵巣・ ・ 20 ・ 21 ・ 105 ・ 106 ・ 1 19 ランビエの絞輪・・ ・ 97 らんほう 卵胞・・ ・・ 105 らんほうしげき 卵胞刺激ホルモン・・ ヘリコバクター・ピロリ・・ ・・・ 136 ベルテス病・・ ティーさいほう ヘルバー T 細胞・・ ・ 123 ・ 124 ・ 125 目・ ・・・ 133 ヘルベスウイルス・・ メラニン・・ メラニン細胞・・ ・・ 58 ・ 60 ・ 61 めんえき へんとうせん 扁桃 ( 腺 ) ・ 免疫・ 44 ・ 88 めんえききかん へんとうたい 免疫器官・・ 扁桃体・・ ・ 92 ・ 102 めんえき 免疫グロブリン E ・ めんえきさいほう 免疫細胞 めんえきはんのう 免疫反応・・ 20 ・ 21 ・ 62 ・ 104 ・ 105 めんえき ・ 33 免疫システム・・ ・ 69 ・・ 105 ・ 84 毛球・・ ・ 13 毛根・・ 毛細血管 ・・・ 139 もうさいたんかん 毛細胆管・・ ・ 1 8 ・ 23 ~ 29 ・ 140 もうしようひ ・ 87 毛上皮・・ もうすい ・ 63 毛髄・・ もうちょう ・ 53 ・ 71 ・ 1 1 4 ・ 1 1 8 盲腸・・ もうにゆうとう 毛乳頭・・ もうひしつ 毛皮質・・ しようたい しようたい もうはう マイスナー小体 ( マイスネル小体 ) 毛包・・ もうまく 網膜・ 76 ・ 77 まえのりようたく もうようしようたい 毛様小体・・ 前野良沢・・ ・・・ 150 もうようたい 毛様体・・ マクロファ ーシ もうようたいきん ・ 74 ・ 75 ・ 122 ~ 124 ・ 127 毛様体筋・・ 麻疹・・ モートン・・ 132 ・ 136 はんしゃ 149 ・ 150 モロー反射・・ ますい・・ もんみやく まっ毛・・ 門脈・・ 末しよう神経・・ ・ 96 末節骨・・ ・ 25 け まゆげ まゆ毛 ( 眉毛 ) ・ ・ 1 2 野・・ びよう め ・ 1 2 ・ 1 8 ・ 78 ・ 79 ・ 80 39 ・ 41 ・・・ 124 ・・・ 126 ・・・ 128 ・・ 122 ~ 126 ・・ 128 ・・・ 122 ・ 124 ~ 126 さいほう リスター ・・・ 149 りつもうきん 立毛筋・・ 38 ・ 41 リバーゼ・・ 53 ・ 61 りんじよう 輪状ひだ・ ・ 56 リンパ・・ ・・・ 126 リンバ液・・ ・・ 83 ・ 84 ・ 85 リンバ管・・ ・・ 56 ・ 61 ・ 126 ・ 127 ・ 134 リンバ球・・ ・ 72 ・ 74 ・ 122 ・ 127 しようせつ リンバ小節・・ ・ 42 ・ 43 ・ 127 リンバ節・・ ・・ 74 ・ 126 ・ 127 リンバ洞・・ ・・ 127 膀胱・・ 縫工筋・・ ほうしつけっせつ 房室結節・・ ほうせんかん 放線冠・・ ほうだいぶ 膨大部・・ ほお ほお ( 頬 ) ポケット ( 歯 ) ・ はこうはんしや 歩行反射・・ ボーマン腺・・ ボーマンのう・・ ホルモン・・ ほうこうきん もうきゅう もうさいけっかん ・ 39 38 ・ 39 は きゅう ・・ 54 ・ 56 ・ 63 ・ 67 ・ 70 ・ 71 ・ 127 54 ・ 55 1 7 ・ 39 ・ 39 43 ・ 58 38 ・ 39 ・ 39 ・ 38 ・・・ 78 ・ 79 ・ 80 ・ 79 80 ・ 81 79 ・ 81 ・・ 149 ・ 54 ・ 55 ・ 60 ・ 61 ほね るいきゅう 涙丘・・ るいせん 涙腺・・ るいてん 涙点・・ しようたい ルフィニ小体・・ ・ 78 ・・ 79 ・ 1 1 5 ・ 76 れいかく ・ 76 / 見・ れいてん 、占 . ・ 76 お和′ハ、 レーウェンフック・・ ・・ 149 レオナルド・ダ・ヴィンチ・・・・・ 148 レーザーメス・・・ ・・・ 157 レム睡眠 ( 日 EM 睡眠 ) ・・・ 100 ・ 101 レンズ核・・ ・ 92 レントゲン・・ ・・・ 149 しんけい まっせつこっ レムすいみん すいみん や ・ 94 ゆうかくにゆうとう 有郭乳頭・・ 98 ・ 99 ゆうずいしんけいせんい ・ 37 有髄神経線維・ ゆうもうさいほう ・ 36 有毛細胞・・ ゆうもん ・ 88 幽門・・ ゆうもんぜんていぶ ・ 94 幽門前庭部・・ ゆけつ ・ 89 輸血・・ 指・・ ・・・ 135 夢・・ ・・ 20 ・ 21 ・ 64 ・ 66 ・ 89 ようしき 幼児期・ ・・ 120 ・・ 36 ・ 104 ようじようにゆうとう ・ 88 葉状乳頭・・ ・ 12 ・ 82 ~ 85 ようすい Y 染色体・・ 羊水・・・ 88 ・ 89 ようでんしほうしやがただんそうさつえいはう ・ 95 ・ 157 わきの下・・・ 陽電子放射型断層撮影法・ ようまく わき腹・・ ・・・ 1 1 2 羊膜・・ たいたいえきせつ ・・・ 148 ワクチン・・ 4 大体液説・・ ワトソン・・ わんしんけいそう 腕神経叢・ こっきん 腕とう骨筋・・ ・ 14 ・ 105 ~ 108 ・・・ 150 88 ・ 89 ・ 97 ・ 85 老化・・ ろうんき ・ 50 老年期・・ ろうはいぶつ ・ 50 老廃物・・ かんきん ・ 72 ろっ間筋・・ ろっかんしんけい ・ 41 肋間神経・ 1 3 ・ 29 ・ 33 ・ 39 こつろっこっ 1 OO ・ 101 ろっ骨 ( 肋骨 ) 肋軟骨・・ ミエリン鞘・・ ミオグロビン・・ ミオシン・・ みかく 味覚・・ みかくち檜うすう 味覚中枢・・ みかくしんけい 味覚神経・・ みぎかんじようどうみやく 右冠状動脈・・ みきはい 右肺・・ 味孔・・ みぞおち・・ ミトコンドリア・・ 耳・・ 味蕾・ ろうか ・・・ 120 120 ・ 1 21 70 ・ 71 ・ 65 ・ 96 ・ 20 ・ 23 ・ 24 ・ 27 ・ 65 ・ 24 ろくなんこっ みみ ワイせんしよくたい ・・ 109 ・・ 149 ・・ 149 ・ 96 23 ・ 32 むきしつ 無機質・・ むし歯・・ むし歯菌・・ むずいしんけいせんい 無髄神経線維・・ 胸・・ ・・ 142 136 ・ 138 ・・ 138 ・ 97 らんがく ・ 1 2 蘭学・・ わん むね 168

5. ニューワイド学研の図鑑 12

0 第からだを寺る釉抱たち けんこう びようき い、からだの中に入ってきた病気のもとをたおして、健康をそこ 身の回りには、ウイルス、細菌、かび、寄生虫など、病気の けつえきちゅうはつけっきゅう もとになるものがたくさんありますが、わたしたちがひんばんに なわないようにしています。血液中の白血球やリンバ球は免疫細 なんしゆるい 胞で、何種類かあり、それぞれがことなる發わりをになっていま びようき 病気にならないのは、あらかしめ病気のもとからからだを守る めんえきさいほう めんえき さいほうめんえきさいほう す。免疫細胞がはたらくしくみは免疫システムとよばれます。 細胞がそなわっているからです。こうした細胞を免疫細胞とい びようき はい きせいちゅう さいきん きゅうめんえきさい びようき さいはう ウイルス、 - ~ いマクロフアーシ リオフ ' 、 ノヾク : ノ う亠 ま細胞、。 こ、をを一 ) 引・三霧 , 彡を 122

6. ニューワイド学研の図鑑 12

しようかき 消化器 ぶんかい なかちい わたしたちが食べた食べ物は、からだの中で小さく分解され うんどう たあと吸収されて、からだをつくったリ、運動するときのエネ つか ルギーのもととして使われます。このように食べ物の消化吸収 おこな きかん しようかき こうもん を行う器官を消化器といいます。口からはじまり肛門で終わる しようかき しようかかん ほんくだ 消化器 ( 消化管 ) は、からだをつらぬく 1 本の管にもたとえら れます。 もの きゅうしゅう ものしようかきゅうしゅう くち こうがいすい ロ蓋垂 こうとうがい 喉頭蓋 しよくどう 食道 かんぞう 鼻腔 肝臓 きかん 気管 下 上巓 0 口から肛門まで くち もの さいしょ 最初、ロでかみくだかれた食べ物は、胃でかき いえき まわされ、胃液によってどろどろにされます。つ 0 消化管の内壁の変化 しようちょう さんしよう とお じゅうにしちょう きに十ニ指腸、小腸 ( 56 ー 57 ページ参照 ) を通る しようかえき ぞうたん 上皮細胞 あいだに、すい臓や胆のうから出る消化液でさら なかえいようぶんしようちょうかべ かがくてきぶんかい に化学的に分解され、その中の栄養分は小腸の壁 きゅうしゅう かんぞう から吸収され、肝臓へと運ばれます。残ったかす だいちょうとお こうもん は大腸を通るうちに便となり肛門から出されます。 しようかかんないへきへんか いせん じようひさいぼう 胃腺 だいちょう しよくどう みき しようかかんないへきだんべん 右に、食道から大腸までの消化管の内壁の断片 かくだい いえき を拡大した図をならべました。胃には胃液を出す いせん じゅうにしちょう しようちょうひょうめん 胃腺があり、十ニ指腸や小腸の表面にはじゅう毛 きゅうしゅうめんせきひろ がならんでいて吸収面積を広くしています。虫垂 だいちょうねんまく しようせつ めんえき と大腸の粘膜の下にはリンバ小節という、免疫に かんけい そしき 関係した組織があります。 42 もう ちゅうすい しよくどう 食道

7. ニューワイド学研の図鑑 12

かいてん 一回転を知るしくみ .0 こに第 クプラ 、一 . ト 00000000 ・ 0000 ! ! 脳へいく神経 リンノヾ液の なが しんけい えき かんかくも、 ー感覚 000 「「「羅 00 0 を 0 、 リンバ液の なが 〃ル かくはんきかん ←まっすぐ立っ ているとき せいしじようたい ( 静止状態 ) リンノヾ液 ←からだを回し ンノヾ液の動きが 少しおくれて、 クプラは動きと はんたい は反対になひく。 かいてん ←回転を止めて も、リンパ液も クプラもすぐに は流れの方向は 変わりません。 はっこっ からたの回転は、各半規管の根もとの膨大部とい はんきかん うふくらみの中にあるクプラで感します。半規管は リン / ヾ液でみたされていて、からたが静止している とき、クプラはまっすぐです。頭の動きでリンパ液 が動くと、クプラの動きが少しおくれて反対になび かんかくもう かいてんはうこう 、感覚毛の動きでからたの回転方向がわかります。 せんてい 0 前庭のしくみとはたらき 3 しせき 耳石 ( 小さい石 ) ちい へいこうはん 有毛細胞 ゆうもうさいほう 状のかたまり ) 平衡斑 ( ゼリー を 神経 しんけい 0 くんれんつう フィギュアスケートではきひしい訓練を通して、むすかしいしせいや回転を さんはんさかんせんてい 身につけます。このときも三半規管や前庭か重要なはたらきをしています。 じ阜うよう へいこう へいこうはんうえ へいこうはんかん からだの平衡 ( 傾き ) は、三半規管の下にある前庭の中のゼリ せんていなか さんはんきかんした かにむ しんけい かたむ すいちよく せき からだの傾きを感じて神経にったえ、さらに脳へったえます。 かん いるのと垂直に立っているのとふたつあり、両平衡斑であらゆる りようへいこうはん 石とよばれる小さい石がのっています。平衡斑には水平になって すいへい へいこうはん ちい ー状のかたまりをした平衡斑で感じています。平衡斑の上には耳 0 からだがまっすぐのとき 砂もド、 安式い第、二・・・い一ご ーからだが傾いたとき かたむ どうはうこう へいこうはん へいこうはん 平衡斑はまっ すぐです。 平衡斑もからたと同方向に傾きます。 たんさん 平衡斑と耳石の電子顕微鏡写真 しせきでんしけんびきようしやしん へいこうはん 耳石は炭酸カルシウムのつぶです。 しせきたんさん 耳石は平衡砂ともよばれ、セキツイ動物では炭酸カルシウムでできていますが、カニ、工ビなどは水底のすなつぶをとりこんでいます。 85

8. ニューワイド学研の図鑑 12

目言のおくのしくみ かたむ おと かいてん 内耳には音を聞く蝸牛のほかに、からだの傾きや回転 かいてんかん かんかくき の動きを知る感覚器があります。からだの回転を感しる さんはんきかん せんてい のは三半規管で、からだの傾きは、前庭で感じます。 えき さんはんきかん リンノヾ液でみたされた三半規管の輪のつけねにふくら たは なか みがあリますが、この中にクプラとよばれる毛の束があ かいてんおう ります。からだの回転に応じてリンノヾ液か動くとき、ど ほうこうかん かいてん のクプラの毛が動くかで、回転の方向を感します。 せんてい へいこうはん また、前庭の平衡斑では、耳石の傾きからからだの傾 きを感じとリます。 さんはんきかん 0 三半規管のしくみとはたらき はんきかん ちょっかくはいち 半規管は、 3 つがおたがいに直角に配置したかたちでつながっ さんはんきかん かいてんほうこう ていて ( 三半規管 ) 、からだの回転方向を知るはたらきがありま ほうだいぶ はんきかん す。それぞれの半規管の根もとのふくらみ ( 膨大部 ) にあるクプ ぜんこ かいてんたてじく かいてんよこ かいてんかん ラが、前後の回転、縦 ( 軸 ) の回転、横の回転を感じとります。 なし、、な . か、 ー内耳の中のさ罇も。物 かぎゅう ないし かたむ け け かたむ かたむ しせき 三半規管 さんはんきか 膨大部 ばうたいぶ せんごかいてん 前後回転 こうはんきかん 後半規管 ないし 内耳の かたち じくかいてん 軸回転 がいはんさかん 外半規管 膨大部 00 を ほね かきゅう よこかいてん 横回転 せんはんきかん 前半規管 せんてい 有司莚 蝸牛 えき そとがわは、ト、 , ~ ー吶側の膜も外側の骨 - 重構うこなっていて、 はリンバでみたさ 第ていま煢 蝸牛の中は、リンノヾ液にみたされ ていて、中のコルチ器という聴覚 かぎ 0 う 器で音をとらえます。蝸牛とはカ タッムリのことで、かたちが似て いるのでついた 前です。 なか うちかわまく んてい 前广 クプラ さんはんきかん しせき 毎 80 導 : 衡斑 いつはん・・ 蝸牛の一部 かき第いちぷ 84 乗り物よいは、乗り物のゆれのため三半規管や耳石のしげきでからだのつり合いをとるはたらきに変調をきたして起こります。

9. ニューワイド学研の図鑑 12

びようき 病気と健康 をがん・脳卒中・心筋梗塞 現在、 日本で死にいたる病気のトップ 3 は、がん、心筋梗塞、 のうそっちゅう ないぞうのう せんしん 脳卒中です。がんは内臓や脳、骨、骨髄、皮ふなど、全身のど しんきんこうそく しんぞう のうそっちゅうのう こにでも起こりうる病気です。心筋梗塞は心臓の、脳卒中は脳 びようき けつかんしようがい てんおな の病気ですが、それぞれの血管に障害が起きるという点は同じ せいかっしゅうかん で、生活習慣からなりやすいことがわかっています。 はつけんはや せいかっ いすれも、発見が早く、治リようが正しければ、健康な生活 ばあいすく にもどれる場合が少なくありません。 0 がん けんこう 気の受 げんさい につばん しんきんこうそく びようき こっすい はね 発がんウイルス 肺にできたがん放っておくと、からたをむしはむ大きさに成長します。 びようき けんこう かがくぶっしつ 化学物質 紫外線 せいらよう 食塩やたばこ さいほう などが細胞のが ん化をうなが女 と考えられます。 さよう ウイルスや化学物質などが作用して、細胞の せいじようさいほうすこ D N A がきずつき、正常カ田胞カ、し変わります。 かがくぶっしつ さいほう ディーエヌエー かんが さいぼう ぶっしつ さよう がん化をうながす物質が作用すると、少し亦 わった細胞が、がん細胞にすがたを変えます。 いでんし からだの細胞は、もともとがんになる遺伝子をもっています。こ いでんし かつどう がん遺伝子は、なにこともなければ活動せず、がんになりません。 さいぼう ディ - エヌエ - なん ころが、細胞の DNA が何らかのきっかけできずつくと目をさまし ぶっしつ さよう さいぼう す。そこへ、がん化をうながす物質が作用すると、正常な細胞とは磐 質のことなるがん細胞が生まれ、これがどんどんふえて、がんにな さいぼう けっかん ぶん のです。がん細胞のかたまりは、血管を引きこみ、さかんに分れつ さいぼうかす しんこう さいぼうけっかん がん細胞はどんどんふえてい て細胞の数をふやします。がんが進行すると、がん細胞は血管やリ、 さいほう てんい あら きます。その一部はがん細胞 バ管に入ってほかの場所にうつり ( 転移 ) 、新たながんをふやします。 さいぼう のかたまりをはなれて、血管や 細胞はきずついた DNA をなおす手だてをもっており、また、が かんはい めんえき さいほう リンバ管に入り、ほかの場所 細胞を取りのそく免疫のシステムもはたらくので、たとえがん細胞オ てんい おお ( 転移 ) でもふえ始めます。 生まれても、がんにまでならないことが多いと考えられています。 がんは、小さいうちは痛みなどの自覚症状は少なく、がんが転移するころには、もとのがんはかなり大きくなり、痛みやそのほかの症状が出てきます。 さいほう さいぼう せいじよう てんい 転移する がん細胞 さいほう しつ さいほう いちぶ かんはい ディーエヌエー けっかん さいほう かんが 134 しかくしようしようすく しようじよう

10. ニューワイド学研の図鑑 12

0 耳のつくり じかいかいじどう 音は、耳介→外耳道→鼓膜のじゅんで中耳へったわり、中 耳では、鼓膜→っち骨→きぬた骨→あぶみ骨→内耳 ( 蝸牛 ) じしようこっ こまく とったえられます。 3 つの耳小骨は鼓膜の振動を拡大します。 こしつ じかん 中耳の鼓室は、耳管で鼻腔につながっています。内耳では、 おとしんどう ちょうしんけい えきうこ 蝸牛にったわった音の振動はリンバ液の動きとして、聴神経 たいのう せん をしげきし、大脳へとったえて音を聞き分けます。また、前 はんきかん かいてん 庭や半規管はからだの傾きや動き ( 回転 ) を脳にったえます。 みみ ちゅう おと ち檜うじ かきゅう こつないじ しんどうかくだい 5 ゅうじ ないじ かきゅう かたむ ししようこっ 耳小骨 きぬた骨 はんきかん 半規管 あぶみ骨 蝸牛 ( うすまき管 ) かぎゅう っち骨 鼓膜 みみはな 鼓室 しかん 耳管 ちゅうし 中耳 ー耳と鼻のおくはつながっている ないし 内耳 はなつう れんらくくち 鼻へ通しる 連絡ロ ちゅうじ こしつびこう じかん かぎゅうなかちょうさいはうおと 會蝸牛の中の聴細胞音の振動 がったわると、くいをならべた ゆうもうさいばう ような有毛細胞が動き、そのし けきが脳へったえられます。 おとのう 音を脳にったえる 神経 からたの傾きを 脳にったえる神経 しんけい かたむ しんけい たかやま 高い山にのほると耳がツーンと するのはなぜか こまくそと みみ つはをごっくんとのみこんたり、あくびのまねをす みみ せいじよう そと こまくせいじよう ます。 飛行機やエレベーターでも同じようなことが起こり おな 聞こえが悪くなったり、耳がツーンとするのです。 わる 正常にはたらかなくなってしまいます。そのために の外の気圧が急に下がり、鼓膜は外側におされて、 きあっきゅう こまくそとがわ たらいています。ところが高い山にのぼると、鼓膜 たかやま 室 ) の気圧が同じになっているので鼓膜は正常には きあつおな しつ ふだん、わたしたちの耳は、鼓膜の外とおく ( 鼓 耳管 さいし・うてき かん 中耳の鼓室と鼻腔をつなぐ耳管 は、ふだんはとじています。つば をのみこんだり、あくびをしたと ひら こまくなかそと きあっ きに開いて、鼓膜の中と外の気圧 ひと やくめ を等しくする役目をします。 ていおん じかんひら ると耳管が開くので、なおります。 こうおん 音を最終的に感じる蝸牛は 3 階建ての構造になっていて、うずまきの先のほうで低音を、うずまきの元のほうで高音を感じます。 83