田遺族年金に加えて、意外とある将来の収入 収入保障保険と医療保険で月 oooo 円以下で済む 保険を正しく見直せば、保険料は今より 6 割安くなる 年後の更新時の見直し例を考えてみよう 保障を高くして保険料を安くするのが営業担当者の常套手段 入院保険は中身がどんどん古くなる 囮入院保険に入る意義が問われる時代になった 入院日額で選ぶのはもう古い。入院保険はニ分化していく 使わなかった保険料が返ってくる新型入院保険 貯蓄型の入院保険にもデメリットがある 病気をした人でも入れる引受条件緩和型は保険料が割高 四ガン保険の中身も進化している 若いうちに入れは、あとでほかの保険種類に転換可能 収入保障保険から一生涯の終身保険への変更も OY 使い勝手のいい保険を選ほう 110 108 107 105 104 103 102 101 100 99 96 95 94 92 90
積立利率変動型終身保険と低解約返戻金型終身保険 積立利率変動型終身保険 積立利率 3.25 % のときの 保険金額 積立利率 2.25 % のときの 保険金額 ↑解約返戻金 保険金額 積立利率 3.25 % のとき 積立利率 2.25 % のとき 積立利率 1 .25 % のとき 低解約返戻金型終身保険 ↑解約返戻金 通常の解約返戻金 実際の解約返戻金士 保険金額 117 第 4 章営業担当者が話さない生命保険のウラ側
C 社の営業担当者がもってきた B さんへのおすすめプラン ( 定期保険特約付き終身保険 ) 会社員 B さん家族 第 1 子 : 0 歳 B さん : 33 歳 奥さん : 30 歳 年収 : 360 万円 賃貸マンション住まい 定期保険特約付き終身保険 疾病入院特約日額 5 ′ 000 円 災害入院特約日額 5 ′ 000 円 傷害特約 100 万円 災害割増特約 100 万円 終身 終身 医療保障 普通死亡 災害死亡 80 歳 定期保険特約 5 ′ 000 万円 ミ終身保険 300 万円 △ 48 歳 33 歳 終身 △ △ 65 歳 87 第 3 章生命保険は年収と家族構成で選びなさい
終身保険は必要保障額の考え方に合っていない 終身保険は、保障がついて、貯蓄性のある保険がいいという人に向いている商品だ。数 百万円程度の保障だとして、途中で解約すればそこで保障は終わり、解約返戻金が受け取 れる。解約しなければ保障は一生涯得られて、払い込んだ保険料以上の保険金が戻ってくる。 ただし繰り返すが、終身保険というのは必要保障額の考え方にまったく合わないものだ だから、メリットがあるからといって、今すぐ必要な保険ではない。 前にもいったとおり、まず収入保障保険に入っておいて、あとから状況。 こ応じて終身保 険などのほかの種類の保険に転換 ( コンバ ジョン ) することもできる。 もっとも、しつかりとした死亡保障がついて、保険料が安いものは、収入保障保険のほ かにもある。 生命保険で保険料が一番安くなるのは団体定期保険 ( グループ ) だ ( 住宅ローンの団 体信用生命保険とは違うものなので注意 ) 。 119 第 4 章営業担当者が話さない生命保険のウラ側
営業担当者が話さない生命保険のウラ側 生命保険料はまた値上がりする 2 予定利率 1 ・ 5 % の貯蓄型保険にメリットはあるか 3 将来、金利が上がればトクする積立利率変動型終身保険 0 途中解約さえしなければ有利な低解約返戻金型終身保険 3 終身保険は必要保障額の考え方に合っていない 6 保険料が一番安いのは団体定期保険 女性は若いうちにガンの備えをしておこう 3 保険を見直したら払い済み保険にしておこう 9 cooo 万円程度なら死亡保険金の一部はすぐに払われる 「ピー」よりも「エス」が重要視される生命保険業界 掛け捨ての定期保険を売れば営業成績がアップする 保険の営業は崇高な使命感なくしてやっていられない仕事 128 126 124 123 122 121 120 119 118 116 114 112
ところがしばらくして、突然、ガンなどの大きな病気にかかってしまったらど、つなるか 収入保障保険から一生涯の終身保険への変更も oy 収入保障保険の保険金額は、時間が経つほど減っていく。だが、これ以上、保障は下げ たくない。そんなときには、病気の告知は不要で、その時点での保険金額と同額以下の終 身保険に切り替えることができる。 当初 3000 万円でスタートした収入保障保険が、 1500 万円になった時点で「ガン で余命数年」と診断されたなら、すぐに告知なしで終身保険に切り替える。収入保障保険 のままだと、保険金額は 1500 万円以下になってしまうからだ。保険料は貯蓄型になる ので高くなるが、そうしておけばご主人が亡くなったときに、終身保険の 1500 万円が しつかり遺族に支払われる。 ただし、新たな保険に転換して、契約の責任開始日 ( 保険の保障が始まる日。契約日と は異なる ) から 3 年以内に、被保険者が自殺した場合は、保険金を支払う事由に当てはま らないので注意が必要だ。 108
1 5 年後の更新前の、おすすめプランと収人保障保険の比較 疾病入院特約日額 5 ′ 000 円 災害入院特約日額 000 円 傷害特約 100 万円 災害割増特約 100 万円 定期保険特約付き終身保険 終身 終身 医療保障 普通死亡 災害死亡 80 歳 定期保険特約 6R00 万円 △ 57 歳 65 歳 47 歳 主契約 終身 △ △ 収入保障保険 通 死基本年金月額 18 万円 最低支払保証期間 5 年 47 歳 △ △ 53 歳 58 歳 入院 ( 医療 ) 保険 ガン診断給付特約 100 万円 先進医療特約 入院時手術給付特約 身身身身 終終終終 主契約 47 歳 97 第 3 章生命保険は年収と家族構成で選びなさい
確定年金と終身年金の保険料の比較 年金額 120 万円、 30 歳男性、 60 歳払込満了、 60 歳受取開始として ・ 3 万 1 ′ 164 円 月額保険料・・ 払込保険料の総額・・・・ 1 ′ 121 万 9 ′ 040 円 ・・ 1200 万円 年金受取額の総額・・ 7 万 6 ′ 140 円 月額保険料 払込保険料の総額・・・・ 2 ′ 741 万 400 円 年金受取額の総額 1 ′ 200 万円十 120 万円 x ( 死亡時一 10 年 ) 10 年確定年金 では 10 年保証・ 終身年金では この終身年金の場合、受け取る年金総額が払込 保険料の総額を上回るには約 23 年カかる ~ 83 歳まで長生きしないと 割損になってしまう ム、し、 第 7 章 199 安心な老後のために保険でできること
なるのは 2 つ。 1 つは「個人年金保険」、もう 1 つは「個人型確定拠出年金 ( 個人型 401k ) 」 個人年金保険のメリットは小さくなった 老後の生活資金の準備のために活用される保険の代表格が、個人年金保険だ。所定の年 齢に達すると、決められた額が、決められた期間、年金方式で支払われる ( 保険料の払込 期間中に死亡した場合は、死亡保険金が支払われる ) 。 個人年金保険は、年金を受け取れる期間の違いにより、「確定年金」と「 ( 保証期間付 ) 終身年金」がある ( 「夫婦年金」というものもあるが、ここではふれない ) 。 ・確定年金 : : : 年金受取期間が 5 年、川年、年などと限られている ( 自分で選ぶ ) ・終身年金 : : : 年金受取期間は、①被保険者の生死に関係なく年金を受け取れる期間 ( 保 言期間 ) がまずあり、②さらに保証期間をすぎても被保険者が存命である限り年金を 受け取れる 気持ちとしては当然、一生涯お金が下りる終身年金のほうが安心に思える。ただし保険 198
あとからほかの種類の保険に転換できる 収入保障保険 告知なし 定期保険 収入保障保険 終身保険 注意 / 終身保険 告知なし ※保険会社によって取り扱いは異なる 109 ・今入っている保険の責任開始日から 2 年以上経過している 必要がある ・最初の契約が保険料の割増など特別な条件になっていた場 合や、失効中の場合などはこの制度は利用できない ・新たな契約の責任開始日から 3 年以内に被保険者が自殺し 生命保険は年収と家族構成で選びなさい た場合は支払われない 第 3 章