白亜紀 - みる会図書館


検索対象: 大昔の動物
171件見つかりました。

1. 大昔の動物

ちゅうせいたし、 古生代 カンプリア紀 テホン紀 オルドビス紀 石炭紀 へ丿レム紀 シルル紀 だいさんき きようり窄う まんねんまえ 第三紀のようす 恐竜はすがたを消し、 6500 万 ~ 180 万年前 に 0 うるい ほ乳類がさかえました。 しつげん せつめつ に 0 うるい 暁新世に出現、絶滅したほ乳類の科数 し 0 つげん 初めて出現した科数 せい に 0 うるい しんせいだい 白亜紀後期に生そくしていたほ乳類は 1 3 科で、うち 2 科が新生代に せつめつ きようしんせい しつげん なるときに絶滅しています。暁新世になると、新たに 30 もの科が出現 しています。 しんせいだい きようしんせい きようりうせつめつ このことからも、新生代・暁新世は、恐竜が絶滅していなくなり、 に物うるい 空いてしまった所に、ばく発てきにふえたほ乳類が地球に進出してい ちじようせい ちょうるい った時代だといえます。地上生の鳥類もさかえたと考えられます。 ティアトリマ ■鳥綱・ディアトリマ目■頭までの高 ししんせいせんき きようしんせい さ 2.1 m ・暁新世 ~ 始新世前期・ヨー おおかたとり ロッパ◆飛ぶことのできない大型の鳥 はやはし です。ほ乳類を見おろし、速く走り、 追いつき、きょ大なくちはしと、するど いつめでけりころし、とらえて食べてい ました。 ディアトリマは、肉食ほ乳類の出現によって、卵を食べられ、え物となる小型 ~ 中型ほ乳類のうばい合いに負けて、絶減したと考えられています。 新生代 中生代 シ冫ュ・ラ糸己 しんせいだ、 白亜紀 第三紀 第四紀 三畳紀 おお だいよんき だいさんき しんせいだい 第三紀と第四紀に大きく 新生代は、 分けられます。それぞれの紀の地層は、 しゆっげん 出現する動物化石の種類のちがいで、 「世」に分けられます。第三紀はほとん そんざい どヒトが存在しなかった時代です。 にゆうるい 各「世」の名前は、現代のほ乳類の 種がどれほどふくまれているかによって ぎようしんせい 名づけられています。暁新世、始新世、 せんしんせい せんしんせい 漸新世、中新世、鮮新世の五つに分け られます。 ちそう とうぶつかせき しゆるい だいさんき げんだい なまえ ししんせい いつ ち 0 うしんせい ぎようしんせい まんねんまえ 6500 万 ~ 5500 万年前 ・分類■体の大きさ・生息年代■分布◆主な特ちょう もじどお ち 0 うせいだいはくあき 文字通りほ乳類がさかえ始めた「暁」の時代で、中生代・白亜紀の かせきまった てんさいだいとく 地層に見られるアンモナイトの化石が全く出ないという点に最大の特 ち 0 うせいだい しよくぶつおお ちょうがあります。また、中生代に見られた植物の多くもすがたを消 ししんせい かせき しています。かっては始新世に入れられていましたが、植物の化石の けんき 0 う ねん りつ きようしんせい 研究から、 1874 年にどく立した「世」にすることになり、暁新世と して名づけられました。 せつめつ 絶滅した科数 おもとく ぶんぶ せいそくねんだい からだおお ぶんるい はくあきこうき あなっき にうるい か け しよくぶつ はつ しんし 0 つ ちき 0 う せい かんが TheI 奴Ⅶき Big Bird ティアトリマの全身骨格 せんしんこっかく もく ちょうこう に物うるい 76 し 0 つげん ち 4 うがたに 0 うるい にのうるい かんが せつめつ

2. 大昔の動物

オルニトミムス 白亜紀後期にいたタ、チョ ウ型の恐竜です。とても速 く走ることができました。 コリトサウルス白亜紀覆期にいた植物食の 恐竜です。半円形の「とさか」があります。 せんちょうやく ヴェロキラブトル 白亜紀後期にいた全長約 1 .8m の肉食恐竜。小型ですが、するとい歯と、ナイフのようなかざづめをもった、とうもうな恐竜でした。 はんえんけい 15

3. 大昔の動物

中忙白亜紀 おもとく からだおお せいそくねんだい ■分類・体の大きさ・生息年代・分布◆主な特ちょう イクチオルニス ・鳥綱・イクチオルニス目・ 40 師・白亜 こっかく 紀覆期■北アメリカ◆骨格が、魚を食べる アジサシににていたことから、「イクチ ( 魚 ) 、 とり オルニス ( 鳥 ) 」と名づけられました。 海辺で群れをつくってくらし、空を自 由に飛んでいたと考えられています。 こざかな ダイビングして、小魚を上手にとらえて いたのでしよう。 ぶんぶ ぶんるい へスベオルニス ちょうこう もく はくあきこうき ・鳥綱・ヘスベオルニス目・ 1 .8 m ・白亜紀後期 げんしてきうみどり ■北アメリカ◆原始的な海鳥で、くちばしには歯が うしあしおよ あり、後ろ足は泳ぐのにてきしていましたが、飛ぶ ことはできませんでした。後ろ足のみずかきを使っ おも てもぐり、魚を食べていたと思われます。 はくあ もく 5 ようこう さかな さかな かんが こっかく へスベオルニスの骨格 じようす つか サラムダレステス に 0 うこうしょ ( ち 0 うもく たいちょう ■ほ乳綱・食虫目・体長 20cm ・白亜紀後期 ちじようかつどう あいだ ・モンゴル◆地上で活動し、やぶの間などを こんち 0 う 走ったり、はねたりしながら、昆虫などの小動 ぶつお 物を追いかけていたようです。プロトケラトプ おも スの卵なども食べていたと思われます。 さかな しうどう クルサフォンティア に 0 うこう はんじ 0 うもく ・ほ乳綱・汎獣目・ IO 師 はくあきぜんき ・白亜紀前期・ボルトガル げんしてき に 0 うるい ◆原始的なほ乳類で、リスのよ せいかっ うな歯をもっていました。生活 かじつ こんち・う もリスににており、果実や昆虫 を食べていたようです。 アルフアドン に 0 うこうゆうたいもく ・ほ乳綱・有袋目•30cm ■白亜紀後期・北アメリカ しよきゅうたいるい げんさい ◆初期の有袋類で、現在のオボッサムににていました。おそ よるきうえかつどう しようどうぶつこんち 0 う らく夜、木の上で活動し、トカゲ、ヘヒなどの小動物や昆虫、 ことりたまこ かじつ ミズやカタッムリ、小鳥や卵などのほか、果実などを食べ ていたようです。 はくあきこうき は ( あーき こんちう ・白亜紀の昆虫・ 力のなかま はくあき ■白亜紀 ・ブラジル 72 げんざい 現在のコオロギ ( 工ンマコオロギ ) コオロギのなかま ■白亜紀■ブラジル はんじ・うもく クルサフォンティアのぞくする汎獣目は、ハリモグラ類やカモノハシをのぞく、ほかのすべての現生ほ乳類の共通の祖先と考えられています。 サナ工トンボの なかま はくあきぜんき ・白亜紀前期■ブラジル はくあき げんせい そせんかんが きようつう に・うるい

4. 大昔の動物

サウロベルタ はくあきせんき ちょうばんもくそうじ 0 んるい きようり 0 う ・恐竜・鳥盤目装盾類ー約 6.7m ・白亜紀前期・アメリカ いた せなか ◆背中は、タイルをはめこんだように、よろいの板がならんで くび いました。首のあたりにするどいとげがありました。 ウェロサウルス はくあきせんき ちょうはんもくそうじ 0 んるい きようりう ・恐竜・鳥盤目装盾類■約 5m ・白亜紀前期・中国 ちょうはうけい ほねいた ひく せなか ◆背中に、低くて長方形の骨の板がならんでいました。 かずすく けんり 0 うひと よくあき 白亜紀に生きていた数少ない剣竜の一つです。 ち 0 うこく やく ホラカントウス はくあきせんき きようり 0 う ちょうばんもくそうじ 0 をるい ・恐竜・鳥盤目装盾類・ 3 ~ 4m ・白亜紀前期・イギリス きようり 0 う しよくぶつしよく ◆植物食の恐竜です。くわしいことはよく分かっていません。 ノドサウルス はくあきぜんき きようり 0 う ちょうはんもくそうじ 0 んるい ■恐竜・鳥盤目装盾類・約 6m ■白亜紀前期・アメリカ どく特なよろいをもっていました。 ◆よろい竜のなかまで、 おも ちい どう体に、小さな四角いよろいがならんでいたと思われます。 やく とく しかく アンキロサウルス はくあきこうき きようり 0 う ちょうはんもくそうじ 0 んるい ・恐竜・鳥盤目装盾類■ 7 ~ 8m ・白亜紀後期■アメ つの あたまひら さいだし、 リカ、カナダ◆最大のよろい竜で、頭が平たく、角の ようなとっきがありました。ハンマーのような尾をふり 回して、てきをたたいて追いはらったと考えられます。 り 0 う かんが まわ 工ドモントニア はくあきこうき ちょうはんもくそうじ 0 & るい きようりはう ■恐竜・鳥盤目装盾類■約 7m ・白亜紀後期■カナダ、アメリカ くび せなか ◆首から背中にかけて、あついよろいにおおわれていました。かた おお の横から、大きなとげがつき出ていました。 やく エウオプロケファルス り 0 うはんもくそうじ 0 んるい きようり・う ・恐竜・竜盤目装盾類■約 7m ■白亜紀後期■カナダ、アメリカ◆よろいは全身のほか、 まぶたにまでありました。ハンマーのような尾の先をふり回して、てきとたたかいました。 ぜんしん やく せんしんこっかく エウオプロケファルスの全身骨格 65

5. 大昔の動物

スカバノリンクス きよるいなんこつをよこうばんさいるい はくあき せかいかくち ・魚類・軟骨魚綱板鰓類■ 50 ・白亜紀■世界各地◆サメのな はなさきなが かまです。鼻先が長くのび、ロにはするどい歯が生えていました。 は は をよるい ・魚類・硬骨魚綱条鰭類■ 30 師■三畳紀中期 ~ 白亜紀前期・アフリカ、 さんしようきち 0 うき レプトレピス 使って泳いでいました。 つか い体型で、むなびれを にいけい イににています。平た で、現在のノコギリエ げんざい ◆初期の工イのなかま しよき ・アフリカ、中近東、北アメリカ ち 0 うきんとうきた ・魚類・軟骨魚綱板鰓類■ 1 m ・白亜紀後期 きよるし、なんこつをよこうはんさいるい スクレロリンクス ガンギ工イのなかま きよるし、なんこっきょこうばんさいるい はくあきこうき ・魚類・軟骨魚綱板鰓類・白亜紀後期 ち 0 うきんとう ・中近東◆ガンギ工イのなかまは、工 しんか イ類から進化しました。 0 ヒポドウス きよるし、なんこっきょこうばんさいるい はくあきこうき ■魚類・軟骨魚綱板鰓類■ 2m ・ベルム紀後期 ~ 白亜紀後期 せかいかくち まえ は ・世界各地◆前の歯でえ物をつきさし、おくのほうの歯でか かいるい こうかくるい みくだいて食べていました。魚のほか、貝類や甲殻類なども食 もの さかな アスピドリンクス べました。 き 5 0 うき きよるい なんきょ ( はそなからた 紀中期 ~ 白亜紀後期■南極、ヨーロッパ、 はくあきこうき ・魚類・硬骨魚綱条鰭類■ 60 師・ジュラ こうこっきょこうしようきるい はくあきせんき せいかっ ブラジル◆細長い体で、動きはすばやかった おも と思われます。上あこは下あこより長く、下 みちか あこにはするどい歯がありました。身近にい る小魚を食べていたと考えられます。 なが ていました。水面近くでプランクトンなどを食べていました。 すいめんちか オーストラリア、ヨーロッパ、北アメリカ◆移動しながら、群れで生活し レピドテス ・魚類・硬骨魚綱条鰭類 ■ 305 ・三畳紀後期 ~ 白亜紀 前期■世界各地◆え物をすい こんで食べていました。 こうこっきよこうしようきるい せかいかくち はくあき 71

6. 大昔の動物

中生代白亜紀 ち・つせいだい ぶんるい からだおお せいそくねんだい ・分類■体の大きさ■生息年代・分市◆主な特ちょう おもとく トリケラトプス きようり 0 う ちょうはんもくしうしよくとうるい ■恐竜・鳥盤目周飾頭類■ 7 ~ 12m ? ■白亜紀後期■カナダ、北アメ うえ ほんながつのとく きんにくはったっ リカ◆目の上の 2 本の長い角が特ちょうです。植物食で、筋肉の発達し からだ た、がっしりとした体をしていました。 しよくぶつしょ ( ホマロケファレ きようり 0 う ちょうばんもくし 0 うしよくとうるい はくあきこうき ・恐竜・鳥盤目周飾頭類■約 1 .5m ・白亜紀後期・モンゴル あたまとく ◆こぶでふちどられた平らな頭が特ちょうです。 しよくぶつしよく はんあしある 植物食で、 2 本足で歩きました。 こっかく トリケラトプスの骨格 やく こっかく プロトケラトプスの骨格 プロトケラトプス ちょうばんもくし 0 うしょ ( とうるい をよっり 0 1 ■恐竜・鳥盤目周飾頭類 はくあきこうき ■ 1 .8 ~ 4m ・白亜紀後期 てあしはそ ・モンゴル、中国◆手足が細く、 ひろ 尾がひれのように、たてに広がっ ていました。えりのかざりはうす く、おすのえりは、おうき、のよう ひろ に広がっていました。 ち 0 うこく ステイラコサウルス きようり 0 う ちょうばんもくしうしよくとうるい ・恐竜・鳥盤目周飾頭類・ 5.5m はくあきこうき ・白亜紀後期・カナダ、アメリカ ◆えりのかざりのまわりから、長 とく い角がつき出ているのが特ちょう です。 ステゴケラス ちょうばんもくし 0 うしよくとうるい きようり 0 う やく ■恐竜・鳥盤目周飾頭類■約 2 ~ 3m ■白亜紀後期・カナダ、アメリカ はなづらとく たかあたま ちい ◆ドームのような高い頭と、小さな鼻面か特ちょうです。小さなこぶが、頭 かお と顔にありました。 なが つの パキケファロサウルス ちょうばんもくし 0 うしよくとうるい きようり 0 う ・恐竜・鳥盤目周飾頭類■ 3 ~ 4m ・白亜紀後期・アメリカ、カナダ だいしようつの あたま ◆大小の角やこぶが、頭の後ろやほお、鼻面などにありました。 68 はくあきこうき はなづら

7. 大昔の動物

中生代白亜紀 物物うせいたい おもとく ぶんるい せいそくねんだいぶんぶ ■分類・体の大きさ■生息年代■分市◆主な特ちょう なうだおお さ、 ~ ごイを レ” はくあき ストウルティオミムス り 0 うばんもくじ 0 うきやくるい きようり 0 う はくあきこうき ・恐竜・竜盤目獣脚類■ 3 ~ 4m ・白亜紀後期 ゆびはったっ ・カナダ、アメリカ◆手の指が発達していて、物をつかむ かんが うしあしちからづよ ことができたと考えられます。後ろ足も力強く、てきをけ りたおしたり、すばやく走ることができました。 もの サウロルニトイテス きようりう はくあきこうき りはうはんもくじ 0 うき 0 くるい ・恐竜・竜盤目獣脚類■約 2m ・白亜紀後期■中国 ほそながあしまえ あたま ◆ふくらんだ頭や細長い足、前のほうをむいた大きな目 などが特ちょうです。 スピノサウルス きようりゆう ■恐竜・竜盤目獣脚類・約 14m はくあきこうき ・白亜紀後期■エジプト、ニジェー ル◆ 1 .7m もある「ほ」のような背 なか たいおんちょうせつ 中のとっきは、体温を調節するきの うがあったといわれます。 り 0 うはんもくじ 0 うきやくるい やく ち 0 うごく やく おお トロオドン り 0 うばんもくじ 0 うきやくるい きようり 0 う ・恐竜・竜盤目獣脚類 やく はくあきこうき ■約 2m ■白亜紀後期 ■カナダ、アメリカ めおお ◆のうと目が大きいため、 かん 感かくがするどく、知の うが高かったと考えられ にくしよく ます。肉食で、マイアサ こども ウラの巣や子供をおそっ ていたとされます。 かんが オヴィラブトル きようり 0 う り 0 うはんもくじ 0 うきやくるい やく ・恐竜・竜盤目獣脚類■約 2 ~ 3 はくあきこうき m ・白亜紀後期・モンゴル、中国 をよっり 0 っ ◆鳥によくにた恐竜です。 ち 0 うごく エウヘロプス きようり 0 う り 0 うばんもくり 0 うきやくるい やく はくあきせんき ■恐竜・竜盤目竜脚類・約 15m ■白亜紀前期■中国 くびとく みじかあたま がたおお なか ◆短い頭にスプーン型の大きな歯、とても長い首が特ち しよくぶつ かんが ようです。かたい植物の葉などを食べていたと考えられ ています。 は テイタノサウルス きようりはう やく ・恐竜・竜盤目竜脚類■約 18m はくあきこうき ■白亜紀後期・インド、ラオス、 マダガスカル、アルゼンチン、フランス ? せなか いた ◆背中にあるよろいのような板と、ムチの おとく ような尾が特ちょうです。 64 り 0 うばんもくり 0 うきやくるい

8. 大昔の動物

ティノニクス り 0 うばんもくじ 0 うき 0 くるい きようり 0 う はくあきせんき ・恐竜・竜盤目獣脚類第約 2.4 ~ 3.5m ・白亜紀前期■アメリカ あしうち おお ◆足の内がわにある大きなかきづめが特ちょうです。肉食で、え物に つか おも 飛びかかり、するどいかきづめを使って、切りさいたと思われます。 き ダスプレトサウルス きようり 0 う り 0 うばんもくじ 0 うきやくるい はくあきこうき そせん ■恐竜・竜盤目獣脚類を約 8.5m ■白亜紀後期・カナダ◆テイラノサウルスににていて、祖先では はそからた うえちい ないかという説もありますが、テイラノサウルスより小さくて細い体です。目の上に小さなとさかがあ ります。 やく テリズィノサウルス きようり墻う り 0 うばんもくし 0 うきやくるい はくあき ・恐竜・竜盤目獣脚類・ ? ■白亜紀 こうき まえあし 後期■モンゴル◆前足には長さ 70cm 以上もある、かまのようなつめかありま まえあし かせき はつけん した。前足の化石しか発見されていま せんが、長さは 2m もありました。 もの にくしよく なか なが ティノニクスの骨格 こっかく いト ドロマエオサウルス きまうり・う り 0 うはんもくじ 0 うき 0 くるい ■恐竜・竜盤目獣脚類・ 1 .8m ■白亜紀後期■カナダ ◆ほかのなかまにくらべて、頭が短くがっ しりしています。歯が大きいので、え物に かみついておそっていたと考えられます。 ドロマエオサウルスの全身骨格 ふくいけんいすみむら 日本でも福井県和泉村で、白亜紀初期の地層から、テイラノサウルスのなかまの歯が見つかりました。 せんしんこっかく 63

9. 大昔の動物

中生代白亜紀 当ゅ、せいだい おもとく せいそくねんたい らをおお ぶんぶ ぶんるい ・分類・体の大きさ■生息年代・分布◆主な特ちょう プロサウロロフスの骨格 66 イグアノドン きようり 0 う ちょうはんもくちょうきくるい はくあきせんき ■恐竜・鳥盤目鳥脚類・ 7 ~ 9m ・白亜紀前期・イギリス、ベルギー くちさきひろ イツ、スペイン ? 、モンゴル◆口先が広く、たくさんの歯が生えているの しよくぶつ まえあしはったっ で、植物を食べるのにてきしています。前足が発達していて、 4 本足でも歩 くことができました。 はくあき ほんあし イグアノドンの歯の化石 ヒプシロフォドン きようり 0 う ちょうはんもくちょうき 0 くるい はくあきせんき ■恐竜・鳥盤目鳥脚類■ 1 .4 ~ 2.3m ・白亜紀前期■イギリス、スペイ らだたい おお ン、ボルトガル ? ◆体に対して、頭と目が大きめです。口先にはとがった歯 はがに は があり、あこには木の葉型の歯が生えていました。 W' 尾乞っ qgä・、一ト 0 乢自月胸し 6 。 . イ 告 00 ( ん、 0 ・てと ) キレ . IV, 8. M. Pa1aeont D . 3 子 23 かせき くちさき は シャントウンゴサウルス ン・ きようり 0 う ちょうばんもくちょうきゃ ( るい ■恐竜・鳥盤目鳥脚類・約 16m はくあきこうき ち 0 うごく ■白亜紀後期■中国◆最大のカモノハ りゆう ながあたま シ竜です。あついあこと、長い頭、上 下に広くなったどう体と尾などが特ちょ うです。 テノントサウルス きようり 0 う やく はくあきせんき ・恐竜・鳥盤目鳥脚類・約 6.5m ・白亜紀前期 はいいじよう なか ■アメリカ◆どう体の倍以上もある長い尾は、 上下にはば広くなっていました。 ちょうばんもくちょうきやくるい じようげ ひろ やく さいだい じよう ひろ け マイアサウラ こども きようり 0 う ちょうはんもくちょうきやくるい ■恐竜・鳥盤目鳥脚類■ 9m ・白亜紀後期・アメリカ◆大人や子供、 はつけん せいかっ かせきしうたん 卵などの化石や集団で巣づくりしたあとなどが発見され、子育てや生活の よこなが ようすを知る手がかりになりました。ひたいにある、横に長くて目立たな いとさかと、小さめの鼻のあなか特ちょうです。 プロサウロロフス やく きようりう ちょうばんもくちょうきやくるい ・恐竜・鳥盤目鳥脚類■約 8m はくあきこうき ■白亜紀後期・カナダ、アメリカ ◆マイアサウラににていますが、 はな ほそなが 鼻のあなが細長くなっていること などで区べつできます。 おとな マイアサウラの 赤ちゃん はな こっかく

10. 大昔の動物

・宝石になった化石・ かせき ります。化石がそっくりオバール ( 蛋白石 ) にかわったものは、宝 生物が死んで化石になるまでには、いろいろなことが起こります。 石としてのかちが高まっています。 たとえば、かたいそしきや内部がほかの鉱物に入れかわることがあ かせき はう たんばくせき せいぶつ せき こうぶつ ないぶ 方解石 ( アンモナイト ) 部分が、白い方解石でうめられています。 ちゃうせいだい ( 中生代ジュラ紀・イギリス ) アラゴナイト ( アンモナイト ) アンモナイトのからがアラ ゴナイトという鉱物にかわっ みどりせきどうしよく たものです。特に緑や赤銅色 にかがやくアンモナイトは「ア ンモライト」とよはれます。 ら 4 うせいだいはくあき ( 中生代白亜紀・カナダ ) はうかいせき アラゴナイト ( アンモナイト ) からの部分が黄鉄鉱にかわり、部屋は黄色 味をおひたアラゴナイトでうめられています。 ち 0 うせいだい ( 中生代ジュラ紀・ロシア ) ぶぶんおうてつこう にまいがい 方解石 ( ニ枚貝 ) イセシラカイというニ枚貝が、オレ いろはうかいせき ンジ色の方解石にかわっています。 しんせいだいだいよんき ひろしまけんひろしまし ( 新生代第四紀・広島県広島市 ) にまいがい まきがい ! よくすい ! よくすい 玉髄 ( ソテッ ) 植物のソテッの化石が全体に玉髄にかわり、 ひょうめん 表面のようすが保ぞんされています。これを珪 ねんりん かはく 化木といいます。日本でも年輪がきれいにのこ ったものが多く発見されています。 ら・うせいだい ( 中生代ジュラ紀・アルゼンチン ) 玉髄 ( 巻貝 ) ビカリアという巻貝の中身部分が、 玉髄にかわったものです。箝に白色 ! よくすい つき つき の玉髄は、「月のお下がり ( 月のふ ん ) 」とよはれています。 しんせいだいだいさんき ぎふけんみずなみ ( 新生代第三紀・岐阜県瑞浪帚 ) まきがいなかみぶぶん きよくずい にまいがい オバール ( ニ枚貝 ) かせきなか ニ枚貝の化石の中にも、すっかりオノヾール にかわったものがあります。美しいものは、 はうせき みがかれ宝石となっています。 ち 0 うせいだいはくあき ( 中生代白亜紀・オーストラリア ) うつく につはん おおはつけん けっしようあっ こうぶっせきえい しろあお かっし一 ( 玉髄とは、鉱物の石英の結晶が集まったものです。白や青、褐色などの色があり、メノウなどもその一つです。古くからかざり石として利用されてきました。