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検索対象: 大昔の動物
99件見つかりました。

1. 大昔の動物

中忙ジュラ紀 ぶんるい おもとく せいそくねんだいぶんぶ からにおお ・分類■体の大きさ・生息年代■分布◆主な特ちょう オリゴキフス たんを・うこうじ・うき・うもく ・単弓綱・獣弓目 きせんき ・ 505 ■ジュラ紀前期■イギリス かずすく ◆ジュラ紀に入っても生きつづけた数少ない単弓類で す。歯のしくみから、リスのようにかたい木の実や かんが 草の実をかじって食べていたと考えられてい ます。 たんき 0 うるい メガゾストロドン ■ほ乳綱・三錐歯目・ 14 師 さんじようきこうき ・三畳紀後期 ~ ジュラ紀前期・南アフリカ げんざい ◆現在のトガリネズミとよくにていた、ほ乳 ちい どうぶつ 類の祖先です。この小さな動物は、てきから すく よる あいに おそわれることが少ない夜に、かれ葉の間や なか うごまわ 下生えの中をすばやく動き回り、 こんち物う どうぶつ 昆虫やミミズなどの小さな動物 をとらえて食べていました。 に常うこうさんすいしもく くさ みみ / 、ラミア たき 0 うしもく ・ほ乳綱・多丘歯目■ 12 師・三畳紀 こうき きせんき 後期 ~ ジュラ紀前期・イギリス、ドイツ なんほん かせき ちい ◆何本かの歯の化石は、この小さなけものが、お せひくしよくぶつ そらくは背の低い植物のうちでも、ソテッ類などの 実をかみくだいて食べていたことをしめしています。 そのすがたはネズミににていたようです。 に 0 つ そせん メラノドン に 0 うこうはんじ疑うもく ・ほ乳綱・汎獣目■ 20 きこうき ■ジュラ紀後期・北アメリカ しよき に物うるいひと ◆もっとも初期のほ乳類の一つ よるかつどう ・です。夜に活動し、一一 = ズや昆 虫などを食べていたと考えられ ています。 に 0 うこう さんじようき シノコノドン に物うこうさんすいしもく ・ほ乳綱・三錐歯目・ 12 師■ジュラ紀後期・中国 たんき 0 うるいとく ちい ◆単弓類の特ちょうをのこしている小さなほ乳動物です。三つの たもの はやしようか やくだ 出つばりのある歯は、食べ物をより早く消化するのに役立ちまし しんりんちたいしたば なか た。森林地帯の下生えの中にすみ、一ミズを食べるなど、現在の せいかっ トガリネズミのような生活をしていたようです。 ち物う ち 0 うこく かんが みつ に 0 うどうぶつ は げんざい ダヘデイウム さんじようき こうこつぎよこうじようきるい ・魚類・硬骨魚綱条鰭類・ 50 師・三畳紀 きせんき 覆期 ~ ジュラ紀前期・インド、イギリス ◆長いくさびのような歯をもっていました。 うみ サンゴ礁の海を、ゆっくりと泳ぎながら、 おも なんたいどうぶつ 軟体動物などを食べていたと思われます。 ダペテイウムの化石 きよるし、 ス / ヾトノヾティス をよるいなんこつぎよこうばんさいるい ■魚類・軟骨魚綱板鰓類■ 50 師 きこうき ■ジュラ紀後期■フランス、ドイツ げんざい ◆もっとも古し江イです。現在の工イと同じように、 からだひら かいていせし、かっ 体力呼たく、海底で生活するのにてきしていました。 かいるいこうかくるい 貝類や甲殻類のからをわって食べていました。 う なが おな ふる しよう かせき 60

2. 大昔の動物

モーリシャスドードーのふくげんもけい ねんぜっめつ ・鳥綱・ハト目ドードー科・約 1 m E20kg ・ 1681 年絶滅・モーリシャス島、レユニオン島、ロドリゲス島 ねんぜっめつ ◆モーリシャス島には、モーリシャスドードー ( 1681 年絶滅 ) 、レユニオン島にはシロドードー ( 1746 年絶滅 ) 、 ねんぜっめつ しゅせい ロドリゲス島にはソリテアー ( 1791 年絶滅 ) の 3 種が生そくしていました。モーリシャスドードーは、森にすみ、集 おもかじつき 団をつくってくらしていました。主に果実や木の実を食べ、木の葉も食べていたようです。てきのいない島にすんでい はねたいか たので、飛んでにげるひつようがなくなり、羽が退化したのだと考えられています。 ちょうこう ねんせつめつ し 0 う かんが はね わすかな骨から ふくけんされたモ ーリシャスドード ーの骨格標本 こっかくひょうはん ふくげんされたソリ せんしんこっかく テアーの全身骨格 ひげきの飛べない鳥・ドードー 「不思議の国のアリス」にも登場するドードーは、少しの骨がのこってい きろく るだけで、古い絵など、細かい記録は、モーリシャスドードーのものがある だけです。 はつけん じんしまはつけん 1507 年にボルトガル人が島を発見し、その時にドードーも発見されまし た。ボルトガル人は、かわった鳥の鳴き声が「ドウードウー」と聞こえたた かんたい め、ドードーと名づけたといわれます。 1599 年、オランダ艦隊のネック提 とうじ 督によって、最初のドードーがヨーロッパに持ちこまれました。当時の航毎 ふね につし 日誌によると、モーリシャス島に立ちょった船は、大りようのドードーを食 まえ にんげん 料としてつみこむのが当たり前だったようです。さらに、人間により持ちこ まれたイヌやネズミが、ドードーの卵を食べてしまい、ドードーは、絶滅し てしまったのです。 とり はね とうじよう とり ねん ードーの名前は、ポルトガル語の「まぬけ」に由来するという説もあります。よたよた歩くすがたが、まぬけに見えたのでしよう。 ぜっめつ 127

3. 大昔の動物

ししようさいたい リくせいとうふつ 史上最大の陸生動物・インドリコテリウム まんねんまえ 漸新世 ( 約 3000 万年前 ) にいたサイのな かまです。体長 7.6m 、かたまでの高さ 5.5 mo 今のアフリカゾウよりも大きな、史上最 大の陸生ほ乳類でした。采のまはらにある草 原に小さな群れをつくってすみ、木の葉なと きおんていか を食べるおとなしい動物でした。気温の低下 により、食べ物にしていた植物がヘり、 せつめつ 絶滅したのではないかと考えられています。 「第一紀」と「第ニ紀」は ? だいさんき しんせいだい だいよんき 新生代は、「第三紀」と「第四紀」に分 だいさんき けられ、「第三紀」から始まります。で だいいっき は、「第一紀」と「第ニ紀」は、どこへ行 ってしまったのでしよう ? 実は、「第一 紀」とは「古生代」、「第ニ紀」とは「中 ` 生代」のことなのです。 だいいっき かって地質を古いほうから「第一紀」 ~ 「第四紀」と分け、その後の研究の結 だいいっき 果、「第一紀」は「古生代」、「第ニ紀」は ち・うせいたい だいさんき 「中生代」とされましたが、「第三紀」と 「第四紀」は、そのまま「新生代」の ハ「紀」の名前としてのこったのです。 だいいっき せんしんせい しじようさい は ヾを、デ→プ 0 トドン オーストラリアの絶滅動物 オーストラリアは、早くからはかの大陸と 切りはなされたため、動物もとく特の進化を とけました。中でも 1 月 ~ 6000 年ほと前に 絶滅したテイプロトドンは史上最大の有袋 類 ( カンカルーのなかま ) で、全長が 3.3m 、 体重 2 ~ 3t もあり、クマのようなすがたをし ていました。ただし、おそろしいすがたとは ざやくに、草原に生えるオカヒジキやアカサ なとの植物を食べるおとなしい動物たったと けんき・う インドリコテリウムの あごの骨 ほね せつめっとうふつ 21

4. 大昔の動物

第 0 をー ドレバナスピスの ふくげんもけい ドレバナスピス さゆう むがくこういこうもく きぜんき ひろたい きよるい ■魚類・無顎綱異甲目・ 30 師■デボン紀前期■ドイツ◆体がはば広く平らで、目が左右に なか まわ もの かんが かいてい はなれていたことから、海底のどろの中をはい回って食べ物をさがしていたと考えられています。 からだ プテラスビス ■魚類・無顎綱異甲目 "20cm ■デボン紀 せんき 前期■イギリス、ベルギー◆体つきから活 ばつおよまわ かいめん 発に泳き回るのにてきしていました。海面に こうかく ちかところ ちい 近い所で群れている、小さな工ビににた甲殻 類を食べていたようです。 むがくこういこうもく ぎよるい からだ ふくげんもけい プレウロトマリア なんたいどうぶつふくそくこう ■軟体動物・腹足綱第殻高 5 師 きはくあき ■デボン紀 ~ 白亜紀・世界各地 げんしてきまきがい ◆原始的な巻貝で、オキナ工ビ うみせいかっ スのなかまです。海で生活して いました。 かくこう せかいかくち ドリアスピス むがくこういこうもく きぜんき きよるい ■魚類・無顎綱異甲目■ 1 5 師■デボン紀前期 ・ノルウェー領スピッツベルゲン島 はなづら ◆くちはしのような鼻面にはかたいとげがありま かつはつおよまわ した。おそらく活発に泳き回って、プランクトン を食べて生きていたのでしよう。 アステロレピス きち 0 うき ■魚類・板皮綱・デボン紀中期 かわうみ たんすい ■ラトビア◆川や湖など淡水 せいかっ で生活していました。 せきさい 石材の中に 見られる化石 この石は、アフリカのモロ ッコから来たものです。三角 形のもようは、デボン紀のチ がた ョッカクガイで、うすまき型 のものはゴニアタイト型アン モナイト類です。チョッカク なんたいどうぶっとうそくるい ガイは軟体動物の頭足類のな そせん かまで、オウムガイの祖先と かんが 考えられています。 ぎよるいばんびこう なか いし さんかく リニエラ ねったいちはう せっそくどうぶつこんち・うこう ・節足動物・昆虫綱・ 1 ■デボン紀■熱帯地方 さいしよこんち・う はね ◆最初の昆虫で、トビムシのなかまです。羽はなく っちなか 土の中にすみ、くさった植物を食べていました。 るい しよくぶつ 37

5. 大昔の動物

リストロサウルス さんじようきせんき たんき・うこうじ 0 うき物うもく ・単弓綱・獣弓目■ O. 9 ~ 1 .2m ・三畳紀前期 なんきよくたいりくみなみ ■南極大陸、南アフリカ、アジア、ヨーロッパ なんきま ( たいりく はつけん なんきよくたいりくしんりん かせき ◆化石が、南極大陸から発見されました。かって南極大陸は森林に どうぶつ かんが おおわれ、動物がすめるほどにあたたかかったと考えられています。 みずべ あさい水辺をカバのように動き回っていたものと考えられています。 - 第 - 3 ! 、ぐ 1 しに かんが うこまわ カスマトサウルス ( プロテロスクス ) ち・うこうしゆり 0 うけいかこう さんじようきせんき ・は虫綱・主竜形下綱・ 2m ・三畳紀前期・アフリカ、アジア げんざい たいけい ち 0 うるい りくじよう ◆現在のワニににた体型の肉餐のは虫類です。陸上を移動することもできま すいち 0 うおよ おも おもながおっか したが、主に長い尾を使って水中を泳ぎ、魚などを食べていたと思われます。 ふるしゆり 0 うるい いっし満 もっとも古い主竜類の一種です。 いどう さなな 0 トリナクソドン たんき物うこうじ 0 うき 0 うもく ・単弓綱・獣弓目■ 50 師 さんじようきせんき みなみ なんきよく ■三畳紀前期■南アフリカ、南極 ◆じようぶな後ろ足がまっすぐのびていることから、 おも ち 0 うるい 速く走ることができたと思われます。小型のは虫類 や昆虫を食べていました。 はやはし こんち 0 う 0 スタゴノレピス さんじようきこうき ち 0 うこうしゆり 0 うけいかこう ・は虫綱・主竜形下綱■ 3m ■三畳紀後期・イギリス にくしくおおしゆり 0 うるいなか ◆肉査が多い主竜類の中ではめずらしく、トクサやシダなどの あたまちい ち 0 うるい しよくぶつ 植物を食べていたは虫類です。体にくらべて頭が小さいのが特 にくしよく せなか ちょうです。背中とはらにある骨板のよろいは、ほかの肉食のは やくた みまも 虫類から身を守るのに役に立っていました。 からだ こつはん とく ち 0 うるい 単弓類とは ? に・うるいがた ち・うるい かってはほ乳類型は虫類とよばれていまし た。小さなものをかじる門歯、え物をころすた けんし めの犬歯、肉をかみくだくためのおく歯と強い さんじようきぜんき ・単弓綱・獣弓目■ 3m ■三畳紀前期 に・うるい あごをもったもので、ほ乳類の祖先にあたりま ・アフリカ、アジア、南アメリカ す。このなかまは上手に食べ物をとることがで ◆頭が大きく、丸くてがっしりした体で、 たいおんら一う はうはうはったっ おも き、体温を調せっする方法を発達させていきま 足が短くのそのそ歩いたと思われます。 しじようさいだいせつめつ しよくぶつ した。だからこそ史上最大の絶減が起こったペ くちばしのあるあこで、植物の葉や根を むしりとって食べていました。 ルム紀末期をのりこえることができたのです。 たんきゅうるい からだ をんを おんけっせんしん キノグナトウスは、は虫類ですが、温血で全身に毛が生えていたと考えられています。 49

6. 大昔の動物

■鳥綱・オウム目オウム科■ 45 ~ 50cm ・ 1885 年絶滅・キューバ◆はんしよく期以外には群れをつくって あっ 生活していました。朝早く飛び立ち、高いこずえに集まり、おたがいに鴫き交わしたりしました。さまざまな木 みすけ おお の実や、水気の多い果実などを食べていたようです。 とみ 富と立のしようちょう・ミイロコンゴウインコ コロンブスによる新大陸の発見は、このインコに重大なえいきよう をおよほしました。時のヨーロッパにインコブームをまき起こし、 インコを飼うことが富や地位のしようちょうとなり、女の人たちは羽 がちがう鳥は、この鳥しかいません。 ばしょ おすとめすはべつべつの場所で食物を せいぞん とることで、種としての生存のかのう せいを高めていたのでしよう。 せいかっ しょ ( もつ あさはや しよく もう じ 0 うだい はつけん しんたいりく 毛で身をかざり、舌と頭はちん味として食たくをいろどったからです。 のうち しんりん くわ さらに農地にするための森林ばっさいが加わり、かんたんにほろびて しまいました。美しいものに生まれたためのひげきだったのです。 うつく おんなひと とみ か カササギガモのおすのはくせい うしな はんしよく地を失った鳥・カササギガモ 記録によれば、 1840 年 ~ 1860 年ころまではニューヨ ーク市でも見られました。この間にもカササギガモがとられ ていたことはたしかですが、オオウミガラスやリョコウバト などのように、らんかくされたということではありません。 ところが、 1878 年のロングアイランドでの記録を最後に消 ち 0 うしん えてしまったのです。おそらく口ングアイランドを中心とす るニューヨーク市の発てんが、カササギガモのはんしよく地 をうばい、絶滅させたようです。 ねん きろく あいだ きろくさいこ ぜっめつ カササキガモ たいせいようえんがん ・鳥綱・カモ目カモ科■ 40 ~ 45 師■ 1878 年絶滅■北アメリカ ( 大西洋沿岸 ) ◆カササギガモ のくわしい生たいの記録などはのこっていませんが、おそらく、ほかの鳥があまり食べない貝類という 特しゅな食べ物を、うまくとることで生きのこってきたのかもしれません。 ホオダレムクドリは 187 年 12 月 28 日にとられたのを最後に、すがたを消しました。 ねんぜっめつ かいるし、 カササギガモのめすのはくせい 129

7. 大昔の動物

かせき メリテリウムの下あごの化石 メリテリウム ( モ工リテリウム ) ししんせいこうきぜんしんせいち 0 うき ・ほ乳綱・長鼻目メリテリウム科・体高 60 師■始新世後期 ~ 漸新世中期 そせん ぞうげ ■アフリカ◆ゾウのなかまの祖先です。きば ( 象牙 ) はまだもっておらず、 げんざい みずべせし、かっ ところは 現在のカバににて、水辺で生活し、岸ゃあさい所に生えている草を食べてい みずなか ながじかん ました。きけんがせまると水の中ににげ、そのまま長い時間、かくれていた おも と思われます。 たいこう に・うこうちょうびもく くさ フィオミア ちょうびもく たいこう せんしんせいぜんき ーほ乳綱・長鼻目ゴンフォテリウム科・体高 2.5m ・漸新世前期・アフリカ しんりんなかせいかっ ものくさ あっ ◆森林の中で生活し、下あごのきばで食べ物の草や木の葉をかき集めたようです うわ ちい みまも やくだ 上あこのきばは小さいですが、身を守るのには役立ったのでしよう。 バレオマストドン ぜんしんせいせんき きた ・ほ乳綱・長鼻目ゴンフォテリウム科・ 1 .9m ・漸新世前期■北アフリ げんざい じうげみじか そせん カ◆現在のゾウの直せつの祖先です。主下に短いきばがあるのが、メリテ おお リウムとちがう大きな特ちょうです。 ちょうびもく ちよく せんしんこっかく アルシノイテリウムの全身骨格 きよ大な角が骨でできていることが分かります。 つのほね アルシノイテリウム ぜんしんせいぜんき ・ほ乳綱・重脚目アルシノイテリウム科■ 3.5m ・漸新世前期■エジプト げんざい ちかどうぶつ むんが ◆現在のゾウやハイラックスに近い動物だと考えられていますが、くわしいこ おお はんつのとく とはよく分かっていません。大きな 2 本の角が特ちょうです。歯のようすか ら、耒の葉を食べていたと考えられます。足には四つのひづめがありました。 アルシノイテリウムの角はきょ大でしたが、中は空どうで、あまり重くはありませんでした。 じ・うきくもく なかくう

8. 大昔の動物

こせいたい フズリナの化石と古生代 フズリナは、石炭紀 からベルム紀にかけて たんさいほうどうぶつ 生きていた単細胞動物 のなかまです。初期の からは小さくてかんた んなっくりでしたが、 だんだんと大きくふく ざっなものへとかわっ かせきせつかいがん ていきました。化石は石灰岩の中からたくさん見つかります。フズリナの せいぞんきかん 進化の速度は速く、また 1 種の生存期間が短いため、石灰岩にふくまれる フズリナを調べれば、その石灰岩がいつの時代のものかが分かります。こ かせき しじ 0 んかせき のような化石は示準化石といわれています。 なか せつかいがん せつかいがん アンフィ / ヾムス りようせいこうめいしるい せきたんき がっし 0 うこく ・両生綱・迷歯類■約 20cm ・石炭紀・アメリカ合衆国 なか ◆この尾の長いカエルににた生き物から、およそ 1 億 5000 万 はんとう そせん 年後のジュラ紀に本当のカエルの祖先が生まれました。 ねんこ ステタカントウス きよるいなんこっきょこうはんさいるい ■魚類・軟骨魚綱板鰓類 せきたんきこうき •70cm ・デボン紀後期 ~ 石炭紀後期 まえせ ・ヨーロッパ、北アメリカ◆前の背びれに特ちょうがある こがたさかな おも サメです。小型の魚などを食べていたと思われます。 かせき ・生きている化石・ そうきるい おお シーラカンスは総鰭類のなかまで、デボン紀から石炭紀にさかえ、多くの種類が し 0 つげん まんれんまえせつめつ 出現しました。 6500 万年前に絶滅したと思われていましたが、 1938 年にアフ とうかん しよとうちか しまひと リカの東岸にあるコモロ諸島の近くで、生きて発見されました。島の人たちは、そ ぜっめつ の魚をずっと前から知っていましたが、それが絶滅したはずのシーラカンスだとは げんしてきさな けっか 知りませんでした。調さの結果、体のつくりがほとんどかわっていない原始的な魚 げんざい とされ、まさに生きた化石といえることが分かったのです。現在はラテイメリアと よばれる 1 種だけが生きのこっています。ところが 1998 年には、コモロ諸島から とうちか はつけん 遠くはなれた東南アジアのスラウェシ島近くの海でも発見されました。ふつう新た な発見は、真実をときあかすこと やくだ に役立つのですが、シーラカンス はあい の場合はなそが深まるばかりで ラブドテルマ こうこっきょこう きよるい ・魚類・硬骨魚綱 総鰭類・約 6.5cm ・石炭紀 ■アメリカ テルトプティキウス きよるいなんこっきょこうぜんとうるい ・魚類・軟骨魚綱全頭類■ 45cm 一石炭紀■ヨーロッパ しよき なが ◆初期のギンザメのなかまで、長い体とむちのような長い おお かいるい 尾、つばさのような大きなむなびれが特ちょうです。員類 こうかくるい や工ビなどの甲殻類をかみくだいて食べていました。 せきたんき ながツらた しゆるい せきたんき ねん おも はつけん さかな ち一三 かせき ねん とうなん しんじつ はつけん ラテイメリア 現在のシーラカンス 絶滅したシーラカンス アクセルロティクティス こうこつをよこうそうきるい ・魚類・硬骨魚綱総鰭類 はくあき ■約 IOO 師■白亜紀・プラジル せつめつ をよるい 硬骨魚綱の総鰭類は、肉鰭類ともよばれます。 39

9. 大昔の動物

ステゴマストドン ■ゾウ科・体高 2.7m ・鮮新世後期 ~ 更新世末期 ◆かたい草や、木の葉を食べていました。 こうしんせいまっき せんしんせいこうき 第第気ぃ ・ゾウ科・体高 2.75 ~ 3.5m ■更新世 ◆シラカバやヤナギ、マツなどの葉や小 くさ えだのほか、やわらかな草も食べていま した。 アナンクス ■ゴンフォテリウム科■体高 3m ・鮮新世前期 こうしんせいぜんき ~ 更新世前期◆森林にすみ、木の葉のほか、地 表の落ち葉なども食べていたようです。 ひょうお ナウマンゾウ ・ゾウ科■体高 2.5 ~ 3m ・更新世 ( 40 万 アフリカゾウ ~ 2 万年前 ) ◆ゴンフォテリウムから進化し げんざい さいだいりくせい に・うるし、 につぼん おおがた ・ゾウ科■体高 3.5 ~ 4m ・現代◆現在の最大の陸生ほ乳類です。マンモス た、日本にもすんでいた大型のゾウです。平 しんりん やナウマンゾウと同じように、ゴンフォテリウムから進化をした動物です。 地や山地の森林にすんでいました。 こうしんせい げんだい どうぶつ おな げんざい 1 19 現在のアジアゾウも、ゴンフォテリウムからえだ分かれして、進化しました。

10. 大昔の動物

新生代一第四紀 しんせいたい ぶんぶ たいじ 0 う らだおお せいそくねんだい ・分類・体の大きさ・体重・生息年代・分布◆主な特ちょう だいよんき ドウクッグマ こうしんせいこうき ■ほ乳綱・食肉目クマ科・ 2 ~ 2.8m ・ 800kg ■更新世後期 ( 27 万 ~ 1 万 けんざい ねんまえ ちか 2000 年前 ) ■ヨーロッパ、アジア◆現在のヒグマに近いなかまですが、ヒグ なが けんし ざっしよくせい からたおお マよりも体が大きく、長い犬歯がありました。しかし、雑食性のヒグマよりも、 しょ ( ふつおお かせきはつけん もっと植物を多く食べたと考えられています。どうくつから化石が発見されたの なまえ で、この名前がつきました。 ホモテリウム にうこうしよくにくもく ・ほ乳綱・食肉目ネコ科■ 1 .2m ■更新世・アフリカ、アジア、ヨーロッパ、 げんさい せいかっ 北アメリカ◆現在のハイエナのように、家族からなる群れで生活をしていまし どうぶつし 0 うたん こうしんせいお た。マンモスなどの動物を集団でつかまえて、食べていたようです。更新世の終 ひょうがき ものどうぶつ わりの氷河期まで生きていましたが、え物の動物がへってしまったり、寒さなど せつめつ のために絶滅してしまったようです。 こうしんせい ダイアオオカミ こうしんせいこうき しよくにくもく ■ほ乳綱・食肉目イヌ科・体長 1 .5m 、尾長 50cm 、体高 80cm ■更新世後期 まんねん まんねんまえ ( 40 万年 ~ 1 万年前 ) ・北アメリカ◆ハイイロオオカミのようなハンターではな げんざい せいかっ かんが く、死体などを食べる現在のハイエナのような生活をしていたと考えられています。 そうげん 草原で、スミロドンなどが食べのこした死体をあさっていたのでしよう。 びちょう たいちょう しよくにくもく せんしんこっかく ドウクッグマの全身骨格 オーストリアの「ドラゴンのどうくつ」とよばれる大きなどうくつからは、ドウクッグマの化石が 3 万頭分も発見されています。 1 1 0 はつけん まんとうふん おお