根もと - みる会図書館


検索対象: 植物
245件見つかりました。

1. 植物

さとやましよくぶつ 里山の植物 しよくぶつ つる植物のいろいろ 自分で立ちあがることができす、ほかの植 物などによじのほ、る植物をつる植物といいま す。つる植物のよじのばり方には、くきがま きつくもの、葉やえだの変わったまきひけを だすもの、葉の柄がまきひげのかわりをする きゅう もの、えだの先が変わって吸ばんになるもの、 かぎのようなとげでひっかかるもの、付着根 うえうえ という根をだすものなどがあります。上へ上 へとよじのばるのは、よりよく日晃を受ける ためですが、クズなどはよじのほるものがな いと地面をはうこともあります。ハマヒルガ オやハマエンドウなどは地面をはうのがふつ うですが、ものがあるとよじのほります。 ・つるのよじのほり方 ヒルガオ サルトリイ / ヾラのたく葉が変わったまきひけ。 ほそいキッタの付着根。 、第い、 じぶん しよく しよくぶつ しよくぶつ しよくぶつ さき ふちゃくこん じめん よう ふちゃくこん ツルマサキ 付着根 ホタンツル ふちゃく まきつく すいつく 付着する ヤマブドウ まきひけ ふちゃくこん くき とけ ツルフジノヾカマ まきひけ ひだり 0 左まきと右まきの見分け方 長方向に対してくきの先が左に曲がるのが左まきです。下のようにしてみるとまちがいません。 根もと うえ つるをま上か ら下に向かっ てみたとき かんがかた しよくぶつ いちょうほうこうたい つる植物のまきの考え方 箍物のつるのまき方には、同じつるをみ ても、つるの根もとから上に尚かってみる のと、つるをま上から下にみるのとでは、 かたはんたい あらわ まき方が反対に言い表されます。 みぎ 右まき さきひだり ひだり ひだりて 左手で持ち、 おやゆびはうこう 親指の方向に ひだリ まくものが左 まき。 を。 , - を′右手で持ち、 おやゆびはうこう 親指の方向に みぎ まくものが右 まき。 うえ ヤマノイモの左まきのくき。 ヘクソカズラの右まきのくき。 この図鑑では、つる植物のまき方を、つるをま上からみたときのまき方を使っています。 ひだり 左まき 根もと つるを根もと から上に向か ってみたとき うえ ひだり すかん しょ ( ぶつ かたっか 99

2. 植物

はな いろいろな花の種類 ぶぶん はな 花のつくりはきほん的に、花弁、おしべ、めしべ、がく 4 つの部分を全部もっているわけではなく、種によって、 しよくぶつ どれかが欠けていたりすることもあります。 の部分からできています。植物のなかまや種によって、そ れぞれの数がきまっています。また、すべての植物がこの はな 花には、花弁、おしべ、めしべ、がくが全部そろっている完全花と、花弁、おしべ、めしべ、がくの うちどれかが足りない不完全花とがあります。 0 不完全花 しよくぶつ 植物の体 0 00 からだ ぜんぶ かべん ぶぶん しよくぶつ ぜんぶ かべん かんぜんか 花のつくり ぶかんせんか かんせんか ぶかんぜんか 0 完全花 ミナグサは花弁が 5 ま ほん い、おしべが 10 本、めしべ が ] 本、がくが 5 まいと、 ぶぶんぜんぶ 4 つの部分が全部そろって います。このように 4 つの ぶぶんぜんぶ はな 部分が全部そろっている花 かんぜんか を完全花といいます。 ほん カキドオシ アサガオ ミズヒキはおしべが 5 本、め しべが 2 本、がくが 4 まい、花 かべん 弁はありません。花弁のように ぶぶん みえる部分は、がくが変化した ものです。このように 4 つの部 はな ふかん 分のどれかが足りない花を不完 全花といいます。 ほん か 花弁 おしべ めしべ ぶん せんか がく はな はな ミナグサの花 ミズヒキの花 そうしようしよくぶつ 双子葉植物には 1 まい 1 まいばらばらの花弁が数まいある離弁花と、花弁どうしがくつついて いる合弁花とがあります。 0 合弁花 オオイヌノフグリの花弁は、 よくみると根もとのところで花 弁がついているのがわかります。 はなこうべんか このような花を合弁花といいま す。がくも根もとでくつついて います。 かべんすう 双子葉植物の花 0 離弁花 ゲンノショウコの花弁は全部 で 5 まいあります。このように、 1 まい 1 まい根もとのところで はなれている花弁をもっている はな 花を離弁花といいます。花弁の まい数は、 4 まいのものや 6 ま しよくぶつしゅ いのものがあり、植物の種によ ってちがいます。 こうべんか ごうべんか かべんぜんぶ ゲンノショウコ オオイヌノフグリ アカバナ ハクサンフウロ 何かの形ににているね アケボノソウ かたち 0 あ = ホタルブクロ お寺のかね カスマグサ メハジキ くちびる 離弊花のなかには、 194 ヒトリシズカやドクダミのように花弁のないものもふくまれています。

3. 植物

さとやましよくぶつ 里山の植物 はな 果実 はな 葉や花けいに い 5 あらい毛があ ります。 葉がダイコン の葉ににてい るのでついた なまえ 名前です。 け やア、 ユキノシタユノシタ科 たねんそう ・多年草■ 20 ~ 40 師 げんき なまえ ◆雪の下でも元気なのでついた名前で あか す。赤いランナーをだしてふえます。 根もとの葉 キンミズヒキバラ科 たねんそう ・多年草■ 30 ~ 80 師 はなかたち はなきいろ ◆花の形がミズヒキににて、花が黄色い きんいろ なまえ ( 金色 ) のでついた名前です。 ダイコンソウバラ科 たねんそう ・多年草・ 30 ~ 60 ◆根もとの葉はダイコンの葉ににていま かたち すが、くきにつく葉は形がちがいます。 は はな かべん 花は花弁がな まいあります。 しよくぶつ ランあ をラが き。の くすも うまる いえ 」横とて 物をし枝し 植 " 表くだ る。地ふを てほめ芽 え ぶら。枝。根 でか「出ら 一と走か ナもは節 ン。根たや ラのま先 き一のす くナ一ま ンナり 果実 オオバウマノスズクサ ウマノスズクサ科 たねんそう ■多年草・つる性 はな じよう ◆花はがくがつつ状になり下向きにのびてから、 がた うえむ らに上を向いてらつば形をしています。 花の肉がわにむ いろ らさき色のすじ が多数あります。 たすう センニンソウキンホウゲ科 たねんそう ・多年草■つる性 ◆葉の柄でほかのものにからみつ ぜんそうどく きます。全草に毒があります。 せい 果実はとけ 状になって います。 はひょうめん 葉の表面に しわがあり ます。 じよう 果実はとけ 状になって います。 じよう さき 先に子株ができます。 ユキノシタのランナー オランダイチゴのランナーわたしたちが食べるイチ ゴも、ランナーの先に子株ができます。 ヒカゲイノコヅ ( イノコッチ ) : ナタイノコッチヒュ科 ヒュ科 たねんそう たねんそう ・多年草・ 40 ~ 100 師 ー多年草・ 40 ~ 100 師 ◆日かげにはえ、くきのふくらみをイノシ ヒカゲイノコヅチより花が多く、全体に白 なまえ シのかかとにみたてた名前です。 、毛があります。 イノコヅチの果実は動物や人の衣類について運ばれます。 さき ぜんたいしろ はなおお かじつどうぶつひと 1 1 1

4. 植物

かわら 水辺や川原の植物 しよくぶつ さき ちい はな 小さい花がくきの先に きゅうじようあっ 球状に集まつつきます。 はなすいじよう 花は穂状にまはら につきます。 はな はな 小さい花がくきの先に きうじようあっ 球状に集まってつきます。 はな さき くきに下 司きのとゞ げがあり第、 よう たく葉は ようじよう 葉状で、 いつばう 一方に切 れこみが はな あります。 ソ / ヾの花 葉はからい あじがします。 ヤナギタデ ( ホンタテ ) タテ科 いちねんそう ・一年草■ 40 ~ 80cm ◆葉がヤナギの葉ににています。 あきこうよう 秋に紅葉します。 ミゾソ / ヾタテ科 いちねんそう ・一年草■ 30 ~ 100 師 くさかたち ◆草の形がソバににていて、みぞにはえる なまえ のでついた名前です。 ママコノシリヌグイタテ科 ■一年草・ 30 ~ 80cm ◆くきに下尚きのとげがあり、 ほかのものにからみつきます。 はな ほ なが 花の穂が長く さき 先がたれます。 ヤノネグサタテ科 ■一年草■ 30 ~ 60 師 ◆くきは下向きのとげがあり、 かぶ じめん 下部は地面をはいます。 はなはくしよく 花は白色で穂先 はたれます。 いちねんそう いちねんそう はなすいじよう 花は穂状に まはらにつ きます。 はさき き 花の穂はあまり たれません。 さき 先はするどく とがります。 ポントクタテ タテ科 ・一年草 ■ 40 ~ 80 なかくろ ◆葉のまん中に黒み がかったまだらもよ うがあります。くき に毛があります。 いちねんそう シロバナサクラタデ タテ科 たねんそう サナエタテタテ科 ・多年草■ 60 ~ 100 師 さきはなほ ・こ年鞏・ 20 ~ 60 ◆くきの先に花の穂が ぶしぶと 1 ~ 数こっきます。 ◆くきの節が太くなりません。 みぎ ススキ ( 左 ) とオギ ( 右 ) の穂ススキとオギはに ていますが穂で区別がつ きます。ススキにはのぎ がありますが、オギには のき・がありません。 オオイヌタテタテ科 いちねんそう ■一年草■ 60 ~ 120Cm あか ◆くきは赤みをおび節が太くなります。 ・タデ科の特ちょう・ こがた はな 花は小形で、花弁はありませ かべん ん。がくは花弁のようにみえる はなあと ものが多く、花の後ものこって かじつ 果実をつつみます。葉のつけ根 のたく葉はさやのようになって くきをつつみます。 け ぶしぶと かべん おお ひだリ よう はな ママコノシリヌグイのたく オオイヌタテのたく葉 さきひろ 葉さやは短く、先が広が さやのようになって、くき ってハート形になります。 をつつんでいます。 オギイネ科 たねんそう ■多年草■ 1 —3m ぼんだ ふとこん ◆太い根けいでふえます。くきは 1 本立ちで、根もとから はな でる葉はありません。小さい花はふつうのきがありません。 はな 花序 オギににたススキは、ページにでています。 165

5. 植物

せいかっ タンボボの生活と観察 せいちょうせいかっ タンポポはどこにでもはえていてよく目たつので、成長や生活 しよくぶったい かんさつ のようす、植物体のつくりなどを観察するのにべんりな植物です。 ちょっこん ちちゅうふか まいとしは はな 根は太い直根で地中深くのび、何年も生きていて毎年葉や花を ふゆ つけます。葉は根もとからでる根生葉とよばれる葉だけで、冬は じめんひろ こんせいよう 地面に広がるロゼットになります。ふつうのくきはなく、根生葉 あいだ はな かべん の間から花だけをつける花けいをのばします。花弁のようにみえ はな る 1 まい 1 まいが 1 つの花で、それぞれにおしべやめしべがあり はなあっ はな ます。この小さな花が集まって 1 つの花のようにみえるものを頭 花といいます。果実には冠毛とよはれる毛がありますが、これは がくが変わったものです。 につほん しゆいじよう 日本には 20 種以上のタンポポがありますが、近年人家近くで きかしよくぶつ は帰化植物のセイヨウタンポホがふえています。日本にもとから はな あったタンポポは春だけしか花がさきませんが、セイヨウタンポ はる はな ポは春にも秋にも花がみられます。 0 寒さに対するくぶう かせ につこう ロゼットは風をさけ、日光をいつばい受ける そうしゅんはな のにべんりなすがたです。早舂の花はこのロゼ うえ ットのすぐ上でさきますが、果実ができるころ は花けいがのびて風を受けやすくなります。 かんさつ しよくぶつ なんねん ふと こんせいよう かんもう け きんねんじんかちか につばん はる とうか 1 この頭花から 200 こほどの果実ができ、それぞれに冠毛がついています。 かんもう 朝、日がのばる前はまたとじています。 62 かじつ かぜ ロゼットはしもなどの寒さにもたえます。 かいへいうんどう はな 0 花の開閉運動 ひら くら とうか あか 頭花は明るくなると開き、暗くなるととじる かいへいうんどう という開閉運動を 2 ~ 3 日くり返してしほみま ひら あめ す。雨などの日は開きません。 葉の下と外では地温が 2 ~ 3 度もちがいます。 はな 花のときと果実のときの花けいの高さのちがい。 そと さむ かえ ゆうがた につちゅうひら 明るい日中は開いています。 夕方、日がかけってくるととします。

6. 植物

・生活のすがた■言さ・実のなる時期◆主な徴 0 帰化物有毒植物 、、、ミ花期にはくきの先にめ ばなたすうあっ 「花が多数集まり長い穂 になりま カラムシ ( クサマオ ) イラクサ科 ・多年草・ 1 ~ 2m ◆葉のうらは白いわた毛におおわれています。 ながか ほそ長い ーー長い花けいに IO ~ 25 この ノイイ、フ花がつきます。 距があり ます。 里山の植物夏 さとやましよくぶつなっ さき ながほ はな かじっさんかく 角す い彡ノ ャブマオイラクサ科 たねんそう ■多年草■ 80 ~ 100 師 さき なが ◆葉は先がほそ長くとがっています。 ソバカズラタテ科 いちねんそう ■一年草■つる性 ◆くきはえだを多数だして、ほかのものにからみ きかしよくぶつ つきます。 0 帰化植物 はな 0 ・・・、・一一一果実は白からあ い色にじゅくし ます。 たねんそう しろ なが はな はな 葉は 2 ~ 3 まい つきます。 ッチアケビラン科 あき ・腐生植物■ 50 ~ 100 師・秋 ◆キノコのナラタケと共生し、葉緑素 ( 緑の 色素 ) をもちません。 かじつあき 果実は秋から冬に赤く しゆくします。 あき 秋にくき つばいに い果実が らさがっ つきます 果実 果実 オオバノトンポソウ ラン科 たねんそう ・多年草■ 30 ~ 60 師 ◆根もとの 2 ~ 3 まいの は 葉はほかの葉より大きく、 くきをだいています。 ぶせいしよくぶつ コクランラン科 たねんそう ・多年草・ 15 ~ 30 はなくろ ◆花が黒っぽいむらさき色をしている なまえ のでついた名前です。 ようりよくそみどり きようせい は おお しきそ いろ 花序は円すい形で ちよくりつ に直立します。 ふゆあか 果実 いろ な匕 葉はさらさら します。 葉はかたく、 じようめん け 上面に毛があ ります。 ノガリャス ( サトウガヤ ) イネ科 たねんそう ■多年草 ・ 60 ~ 150Cm ふと ◆くきは太いも の、ほそいもの へんか 変化があります。 ミョウガ ( ショウガ科 ) はな の花ャプミョウ力とハ ナミョウ力は、このミョ ャプミョウガッュクサ科 ハナミョウガショウガ科 なっ ウ力と葉はにていますが、 あきぶゆ ・多年草・ 30 ~ 80 師・夏 ・多年草・ 40 ~ 60cm ・秋 ~ 冬 はな なまえ ◆ミョウガににた葉なのでついたゑ前です。 花のつき方はちがいます。 ◆ミョウガににた葉なのでついた名前です。 きんこんし一くぶつ ッチアケビやギンリョウソウ ( 142 ページ ) は菌根植物といい、生物の死体や植物のくさった体から養分をもらっています。 たねんそう たねんそう は は 112 しよくぶつ ようぶん からだ せいぶつ

7. 植物

■生活のすがた・言さ・実のなる時期◆主な特 0 帰イヒ植物物有毒植物 くきの主部にたくさんの黄色の 頭花をつけます。 田畑・野原の植物秋 たはた のはら 根もとの葉はロゼッ ト状で、くきの葉は たがいちがい ( 互生 ) につきます。 とうか しよくぶつあを 春先のわかいヨモギの葉は草もち に使われます。 はな ヨモギキク科 たねんそう ■多年草■ 60 ~ 120 師 ◆くきや葉に白いちちれた毛があります。 アキノキリンソウキク科 たねんそう ■多年草■ 30 ~ 60 師◆葉の柄に翼があ ります。 イい オトコヨモギキク料 たねんそう ■多年草・ 40 ~ 100 師 せんたい ◆全体にほとんど毛がありません。 ノアサミにに ていますが、 はな 花をつつむ総 苞はねはりが ありません。 はるさき つか け 、、ゞりル / 吟・ / くきは上方で えだ分かれし、 さきはな えだの先に花 をつけます。 果実にはごく みじかかんもう 短い冠毛が方 ります。 じはうはう 葉のヘりに とけがあり ます。 なが 果実にはかっ色 かんもう の長い冠毛があ ります。 葉にとけは ありません。 タムラソウキク科 ノハラアサミ ノコンギクキク科 キク科 たねんそう たねんそう たねんそう ■多年草■ 30 ~ 150 師 ・多年草・ 50 ~ 100Cm ・多年草■ 50 ~ 100Cm はな おお はなどき は ◆花はアザミににていますが、葉にはと ◆根もとの葉が大きく、花時にもか ◆葉はうら表に毛があってざらっき げがありません。 れずにのこっています。 ます。くきにも毛があります。 ヨモギの葉の観察 ・ヨモギのすいみん運動 ヨモギの葉のうらには白 いわた毛がびっしりはえて かんさつ います。ルーべなどで観察 かしてこの毛を集めたもの がおきゅうに使うもぐさで す。また、ヨモギの葉は、 くら あか ひら 明るいときと暗いときに開 風でゆれるヨモギの葉うらには白い いたりとじたりするすいみ わた毛がはえているので、光を受ける明るいとき葉は柄をななめに開いて 暗いとき葉は柄を上方にとしるの うんどう ん運動をします。 ぎんいろ と銀色にかがやいてみえます。 日光を受けとめます。 でうらがわはかりみえます。 80 アザミの代表種のノアザ、 ミは春から夏に花がさきますが、ノハラアザミは秋にさきます。 ユウガギクキク科 たねんそう ・多年草■ 30 ~ 150 師 ぶかき ◆下部の葉は深く切れこんでいます。 おもて け かんさつ うんどう マ′ン は げ つか は じようはう

8. 植物

0 の・ 0 。。ノ Q 0 第 メロン かかん クワ 0 子房・がく・花冠が果実になったもの / 偽果 = ザクロ がく 子房 はいしゅ かかん ぶつぶが子房です。 表面にたくさんあるつ ひょうめん が発達したものです。 はったっ 食べられる部分は花床 ぶぶん がく かしよう ぶぶん 花床 子房 イチゴ 0 花床が果実になったもの / 偽果ニ : : : : : = : = = = = コ 発達したものです。 はったっ れた子房が、そのまま果実に つつ状になった部分につつま じよう がくや花冠の根もとがついて バイナップル かかん 子房 はいしゅ がく リンゴ 211 はったっ 部分は、花軸が発達したものです。 子房はあまり大きくなりません。食べられる ぶぶん 花軸 ます。 まれた子房が実になり くつついた部分につつ ぶぶん がくや花冠の根もとが バイナップル 0 花軸が果実になったもの / 偽果 : = : = = : こ : : : ょー

9. 植物

紅葉のしくみ カエテ科やウルシ科などの落葉樹の葉が秋の落葉前 ふゆ にべに色に変わることを紅葉といいます。冬じたくの みす ために葉の柄の根もとに離層というしきりができ、水 ようぶんなが や養分の流れが止まります。こうなると葉の内部の葉 緑素 ( 緑色の色素 ) がへって、葉の中でできた糖分 ( さ ふっしつ とうのなかまの物質 ) から赤い色素がつくられるので、 葉はべに色に変わるのです。 また、葉が黄色になるものは葉緑素がへっても赤い 色素がつくられす、もとから葉の中にあって、葉緑素 がたくさんあるときは目たたなかった黄色の色素が目 こうよう だつようになるからです。これを黄葉といいます。 らくようまえ らくようじゅ こうよう いろ りそう ないぶ あかしきそ いろ ようリよくそ ようリよくそ なか しきそ きいろ こうよう イロハモミジの紅葉 しやしんせんたいみど こうようまえ 紅葉前の葉のたん面のけんびきよう写真全体にお 色をしています。 こうよう △紅葉がはじまっ 葉のだん面のけん しやしん きよう写真葉の がわが赤くなって ます。 0 落葉のしくみと紅葉 あき きおん 秋になって気温が下が につしようじかんすく り日照時間が少なくなる と、根の活がおとろえ、 は すいぶんようぶん 葉に水分や養分がゆきわ たらなくなります。葉の かつどう 活動もおとろえてきて、 りそう 葉の柄のもとに離層とよ ばれるものができます。 こうよう こうよう 葉の内部では紅葉や黄葉 りそう がすすみ、やがて離層か らく 葉でつくられた物 ら葉がはがれ落ちます ( 落 質を運ぶくだ。 よう 葉 ) 。 みすようぶん 根から水や養分を 運ぶくだ。 えだ 離層 は は はないぶ いろ 葉の柄 は しつはこ こうようまえないぶ みどりいろようリよくそ 紅葉前の内部がまた緑色の葉緑素でいつばいの オオモミジの葉。 ないぶ かつどう かつどう 葉の活動がおとろえてきて、葉緑素が少しすっ 葉の活動がさらにおとろえて、赤い色素が 葉の内部は赤い色素でいっ みどリいろ こうよう ばいになり、紅葉しました。 へって緑色があせてみえます。 ふえてきたオオモミジの葉。 紅葉するときに葉の中にできる赤い色素はアントシアンで、もとから葉の中にある黄色の色素はカロテノイド ( カロチノイド ) です。 ようリよくそ 124

10. 植物

ツ。イ 5 ゃ はな 葉ははは ひろ たく葉が マプキショウマバラ科 シモッケソウバラ科 ・多年草・ 30 ~ 120 師 ・多年草・ 30 ~ 80cm はな おお へいこう ◆シモッケににた花をつけます 》葉のみやくが多く、平行にならんでいます。 が草本です。 ふかやましよくぶつ 深い山の植物 はなは 花の穂は円すい形 をしています。 はな たねんそう トリアシショウマユキノシタ科 ■多年草・ 30 ~ 100 師 さきしろ ◆よくえだ分かれし、くきの先に白い にほんかい はなあっ ちい 小さい花が集まってさきます。日本海 ぶんぶ がわち 側の地いきに分市します。 たねんそう は アカショウマユキノシタ科 たねんそう ■多年草・ 40 ~ 80 師 ◆くきのもとや、地下けいが赤 いのが特ちょうです。 たねんそう そうほん あか とく まっすぐにのびた りようせいか じくには、両性花 がつきます。 葉は明かりにすかしてみると、 てん こまかい点 ( せん点 ) がちらはっ 上 ています。 はな あっ 葉は根もとに集 まってつきます。 は てん 果実 横にのびたえた はな には、お花がつ きます。 はな シュロソウュリ科 ・多年草・ 40 ~ 100 ◆根もとにシュロの毛 ににた毛があります。 せんそうどく 春全草に毒がある。 たねんそう ダイモンジソウユキノシタ科 たねんそう ・多年草■ 50 ~ 40cm ◆花弁のようすが夫の攴字 ( もんじ ) なまえ ににているのでついた名前です。 かじつ - ・ - け 果実 マッカゼソウ 7 ドト、 ミカン科 ■多年鞏・ 40 ~ 80 師 にっぽんじせい かそうほん ◆日本に自生するミカン科の草本はマッ カゼソウだけです。 さきちい 花けいの先に小さい はなあっ きゅうじよう 花が集まって球状に つきます。 。ツ第イ ギョウジャニンニク ュリ科 たねんそう ・多年草・ 40 ~ 70 師 せんそうつよ ◆全草に強いにおいが あります。 はな はな 花は 20 こほ -- ・一 -- -- - ーキを = - どっきます。 はな はな 地下けいが横に 長くのひています。 I じつあか ! 実は赤く ゆくします。 ズランユリ科 ユキザサュリ科 あき たねんそう ・多年草・ 20 ~ 40 師・萩 多年草・ 20 ~ 30 師・秋 は はなゆき 葉は根もとから 2 まいでて、うらが ◆白い小さな花を雪に、葉をサ せんそうどく なまえ っぽくみえます。全草に毒がある。 サにみたててついた名前です。 に花序がにているのでついたゑ前です。 ショウマのゑのつく植物は、キンボウゲ科のサラシナショウマ ( 131 ペ ージ ) マイツルソウュリ科 たれんそう ■多年草■ 10 ~ 25 師 うえはな がた ◆葉はハート形で、くきの上に花 が集まってつきます。 143