マインド編 台所に立つ前に CHAPTER-I 最初の章では、台所に立つ以前に、理解しておくべき大事な考え方 ( マインド ) に ついてお話ししたいと思います。具体的なルールをいくら知っても、マインドが整理 されていなければ、意味がないからです。ルールを自分のものにするために、まずは 自分のマインドを耕しておくことから始めましょ一つ。 それでは、次の文章を読んでみてください 献立を決める。 買い出し。 食材の下ごしらえ。 食器や鍋を洗う。 食器や鍋を棚にしまう。 コンロや排水溝の掃除。 冷蔵庫の手人れ。 ごみ捨て。 明日のお弁当の下準備。
考えない台所 マインド編 CHAPTER 1
考えない台所 マインド編 CHAPTER-I 自由な時間で、 自分がしたいことを妄想する。 台所に立つ前に すると、どこを時短すべきなのか が見えてきます ( ) 2 4
考えない台所 マインド編 CHAPTER-I 台所に立つ前に 自分のやる気スイッチを 知っておく。 どうしてもやる気が出ない日は お休みしましよう
考えない台所 マインド編 CHAPTER-I ネガテイプな情は、 何の音 ~ 味もないことを知る。 台所に立つ前に イライラするだけ 時間のムダです ( ) 2 8
考えない台所 マインド編 CHAPTER-I 台所に立つ前に ムロ所しごし 0 に センスは史要ないことを知る。 正しいルールを習慣にすれば、 ムロ所し ) とは - つまくいきます ( 月 8
マインド編 台所に立つ前に cHAPTER-l わざわざ用紙に書き出さなくても、携帯電話のメモ機能などを使ってもよいので、 一度、自分がやりたいことをアウトブットしてみましよう。それだけで、なりたい自 分に 1 歩近づいたといっても過言ではないですよ 0
マインド編 台所に立つ前に CH APT ER- 1 効率よくごはんのしたくを終えられた結果、生まれた時間で、あなたは何をしたい ですか ? ぼーっとしたい。 落ち着いてコーヒーを—杯飲みたい 雑誌を読みたい 映画を観たい。 仕事をしたい。 寝たい いろんな「〇〇したい」があると思います。 台所に立つ前に、まずやってほしいこと。 それは、生まれた時間で何をやりたいかをイメージすることです。具体的なイメー ジがなければ、それに合った準備ができませんし、優先順位も見えてきません。 ( ) 2 5
マインド編 台所に立つ前に CHAPTER- 1 い出すようにしています。 すると、一生懸命に料理をする生徒さんの姿や、子どもが笑いながら食べている姿、 食卓を囲む人たちの明るい像がたくさん浮かんできて、それが私の原動力となり、納 得して進められるのです。 ポジテイプになるなんて無理 ! と思うかもしれません。 でも、訓練としてすべての工程に前向きな理由をつけてみてください。そして、お まじないのよ一つに唱えてください 自分がポジテイプになるのを待っていても、それは一生やってきません。自分は、 自分の意思のみで変わるのですから。
マインド編 台所に立つ前に CHAPTER-I プラシの持ち手に「背伸び」とマジックで書いて意識したところ、 3 日、 1 週間、 2 週間と続き、いまでは書かなくても続くようになりました。これが正しい習慣です。 台所しごとを効率的に、段取りよく進めるには「センスのあり・なし」は関係あり ません。 正しいルールが習慣になれば、考えなくても体が動くようになるのです。 アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズはこんな一一一〔葉を残しています。 「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が 変わる。人格が変われば運命が変わる」 この本でご紹介するルールを習慣にして、あなたも人生を変えてみませんか ?