魚の親子 ようきよ せいきよ 魚の親子 ( 成魚と幼魚、稚魚 ) には、同じ種類とは思え ないほどちがったもようや姿をしているものがあリます。 小さいうちは敵が多いので、身を守る手段の 1 つなのです。 さかな おも しゆるい おな クロスズメダイの親子 クロスズメダイの成魚 は真っ黒です。サンゴ礁 に多くすんでいます。 ( 121 ページ ) すがた せいぎよ しよう 「、幼魚 幼魚スを 成魚の群れ ムスジコショウダイの親子 成魚は 40cm になり、群れを みなみにほんあさがんしようちたい つく 作ります。南日本の浅い岩礁地帯 にすんでいます。 しゆだん くろ おお おお 成魚 せいちょう コロダイの成長 せいきよ せいぎよ
ようきょ 幼魚の群れ 幼魚吶み ' 第三 - 第を ~ せいきま テンスの成魚 イトヒキアジの 親子 イトヒキアジの ようきよなが 幼魚は長いひれを なびかせて泳きま せいきょ す。ひれは成魚に なると短くなりま みじか せい磅ょプ 、せいきょ せいぎょ こすんでいます。、 ( 100 ページ ) ようが全くなくなります。南日本の岩礁帯 みなみにはんがんしようたい 、 - コロダイの成魚は、稚魚のころのしまも ちぎょ せいきょ コダイの成長のようす す。 ( 93 ページ ) て . 読洋、 : 、、せテンスのなかまの親子 ( 129 ページ ) がまるでちがいます。 たいけい テンスのなかまは ようぎょ 」ホシテンスの幼魚
せいちょう さかな 魚の成長 ・帰化生物 ( きかせいぶっ ) す もの ひと もともとそこに住んでいなかった生き物が、人のはたらきで運ば きかせいぶつ れ、そこにすみついたものを帰化生物と言います。 ・固有種 ( こゆうしゅ ) にはんこゆうしゅ にほん もの いみ 日本固有種とは、日本だけにいる生き物と言う意味です。また、 びわここゆうしゅ もの 琵琶湖固有種とは、琵琶湖だけにすんでいる生き物です。 ・胎生 ( たいせい ) ちきょ う しゆるい さかな たいせい 稚魚を産んで増えること。いろいろな種類の魚に胎生のものがい いちど かずすく たまこ ます。卵に比べて、一度に産む数は少ないです。 ・托卵 ( たくらん ) はかとり す たまこ う す おや とり 鳥のカッコウは他の鳥の巣に卵を産み、その巣の親にヒナを育て てもらいます。ムギック ( → P. 35 ) も同じように、オヤニラミな す たまご どの巣に卵を産みます。卵がかえるまでオヤニラミが世話をします。 ・品種 ( ひんしゅ ) どうぶつしよくぶつ にんげんえら おなせいしつ ある動物や植物を、人間が選びだし、同じ性質を持つようにした せいぶつがくぶんるいがく もと グループ。生物学・分類学では元の生き物と同じ種とします。 ・マウスプルーダー ちきょ くちなか せ わ さかな たまこ 卵や稚魚を口の中で保護し、世話をする魚のことです。 ・群れ ( むれ ) えさ ものあっ 餌のあるところにたくさんの生き物が集まっているのは、群れと き は言いません。これは群がりです。群れとは、ある決まりがあって、 こうどう 行動しているときに使います。 ・卵生 ( らんせい ) らんせい さかな たいせい くら たまご 卵を産んで増えること。卵生の魚は、胎生のものに比べて、たく たまご かずたまご う さんの数の卵を産みます。また、卵を産みっ放しにする魚は、卵を う 保護するものより多くの卵を産みます。 ・陸封 ( りくふう ) うみくだ かわみずうみ き うみかわ もともと海と川を行き来していましたが、海に下らずに、川や湖 で増えているものを言います。 ・ワシントン条約 ( ワシントンじようやく ) かん ぜっめつ やせいどうしよくぶつしゅ こくさいとりひき せいしき 正式には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関す る条約」と言います。英文表記の讀文字をとって、 CITES ( サイテ じようやく ス ) ともよばれます。 ゆし 0 つこく ゆ やせいどうぶつしよくぶつ こくさいとりひき らんかく 野生の動物や植物の国際取引から乱獲されないよう、輸出国と輸 こくさいてきとりひき せつめつあや やせいどうしょ ( ぶつ 入国が協力し、絶滅が危ぶまれる野生動植物の国際的な取引を規制 き する取り決めです。 ・追い星 ( おいほし ) か さかな こんいんしよくおな はんしよく 婚姻色と同じように、緊殖のころにコイ科の魚などに現れる白い あらわ 小さな突起。現れる場所は、種によって違います。 ・おす・めす いろおお ちが ひとめ べラのなかまのように、おすとめすの色や大きさが違って一目で 見分けられるものや、フナなどのように見分けにくいものがいます。 チョウチンアンコウのように体の大きさがまったく違うものや、 タッノオトシゴのように体のつくりが違うものなど、さまざまです。 ・婚姻色 ( こんいんしよく ) さんらんき からだ おお さかな 産卵期になると目立つようになります。多くの魚ではおすの体の いろおお か べっしゅ おも 色が大きく変わり、別の種ではないかと思わせるものがあリます。 ・産卵管 ( さんらんかん ) かいなかたまご う さんらん タナゴのなかまは、貝の中に卵を産みます。産卵の時期になると、 しはっすいかん さんらんかん さんらんかんつか めすには産卵管がのびてきます。この産卵管を使って、貝の出水管 う たまご からえらに卵を産みつけます。 ・性転換 ( せいてんかん ) さかななか 魚の中には、クロダイのようにおすからめすに変わったり、サク ラダイやクマノミのように、逆にめすからおすに変わるものがいま せいてんかん す。このように、おす・めすが変わることを性転換と言います。 ( → P. 1 86 ) ・卵 ( たまご ) か たまごなか からうちがわはっせいすす 殻の内側で発生が進み、稚魚になって、ふ化します。卵の中には そこしず みずくさいわ かいめん 海面を浮かんで漂うものや、底に沈むもの、水草や岩にくつつくも のなどがあります。 ( → P. 1 82 ) たまごまも おやたまご はな おお 多くの親は卵を産みっ放しにしますが、中には、卵を守り、世話 をする魚もいます。 ・稚魚 ( ちぎょ ) ちい さかな ちぎょ たまこ 卵からかえったばかりの小さな魚を稚魚と言います。まだひれや うろこはそろっていません。 ・幼魚 ( ようきょ ) せいちょう ようぎょ おやおな 成長して、ひれやうろこが親と同じようになったものを幼魚と言 せいぎょ みせいきょ います。また、もうすぐ成魚になるものを未成魚といいます。 ち 0 うかんわかうお その中間を若魚としました。 しかし、厳密にどこからどこまでと いうことではありません。 あらわ ちが とっき ちが からだおお ちが からだ う くら おな う かい も ものおなしゅ か か む むら む つか つ う なか う ばな さかな う さかな おお はご じ も えいぶんひょうき げんみつ きようりよく にゆうこく と 210
饑第り 0 オスフロネームスグーラミイオスフロネムス科 べタコッキーナゴクラクギョ科 べタゴクラクギョ科 せいちょうはや ・ lm ■スマトラ島・ジャワ島◆成長が早く、東南アジア •6cm ・スマトラ島◆左のべタとちがい、おす同士で •7cm ・タイ・カンボジア◆おす同士は死ぬまで戦う しやしんようきょ ゆうめいひんしゆかいりよう では食用のために養殖している ( 写真は幼魚 ) ので有名。品種改良でさまざまな体色がある ひどい争いはしない ドワーフグーラミイゴクラクギョ科 レッドスネークへッドタイワンドジョウ科 シ ) レバーグーラミイゴクラクギョ科 とうなん しくようしやしんようをよ さんらん ・ 1 m ■東南アジア◆東南アジアでは用 ( 写真は幼魚 ) ・ 18cm ■タイ◆うろこが小さい。ムーンライトグー •6cm ・インド◆水面に泡巣をつくり産卵し、稚魚が 泳ぎだすまでおすが守る ラミイともよばれる フラミンゴシクリッドカワスズメ科 キーホールシクリッドカワスズメ科 バイクシクリッドカワスズメ科 ジュ丿レヾリカワスズメ科 がわ たまこ E9cm ■南アメリカ ( ギアナ ) ◆からだ ・ 25cm ■アマゾン川◆からだの細長い ■ 20cm ・アマゾン川◆卵は石の上など ■ 25cm ・南アメリカ ( ニカラグア ) ◆ こざむな ちきょ せいちょう あたまうえ おお たいしよく なか あな くちなかそだ カワスズメ。小魚などを食べる 成長すると頭の上のこぶが大きくなり体色 のまん中にかき穴のようなもようがあり、 に産み、稚魚はロの中で育てる。ハーフマ なまえつ ウスプルーダーといわれる この名前が付いた が濃いピンクになる イエローストライプシクリッド ベルヴィカクロミスプルケールカワスズメ科 ピーコックシクリッドカワスズメ科 カワスズメ科 ■ 14cm ・アフリカ ( マラウイ湖 ) ◆カワスズメの •8cm ■アフリカ ( マラウイ湖 ) ◆おすの婚姻 ■ IOcm ■西アフリカ ( ナイジェリア ) ◆カワスズメはアフリカにた いろはんてん きいろ くちなかたまごまも しゆるい おや 色は色が反転し、黄色のところが黒くなる くさんの種類がいる。親はおすもめすも稚魚のせわをする めすは、ロの中で卵を守る ほそなが みなみ みなみ いしうえ がわ こんいん くろ しよく ちきょ どうし とうなん ようしよく ひだり たいしよく しょ ( よう あうそ とうなん 123
からだは薄い サッ / ヾニシン科 腹の下に三角の にほんかくち えんがん ・ 15cm ・日本各地・沿岸 うろこがある の浅い砂泥底・プランクト がっさんらんしよくようぎょ ン食◆ 5 ~ 7 月に産卵。食用魚 背びれの最後が長い 背の各うろこに黒い点。 , を ーシンニシン科 130cm ■北日本・プランクトン食 たまご はるさんらんしよくようきょ ◆卵はかずのこ。春に産卵。食用魚 はらしたさんかく さでいてい あさ しよく はらしたさんかく ニシンの群れ カタクチイワシ 下あごが短い カタクチイワシ科 えん にほんかくち ■ 15cm ・日本各地・沿 がんないわんひょうそう 岸や内湾の表層・プラン しよく クトン食◆カツオ釣りの 生き餌にする。食用魚 腹の下に三角の うろこがある なが しよく くろてん みじか 工ッカタクチイワシ科 胸びれの上が みなみにはん ないわん ・ 30cm ・南日本■内湾および河口 のびる とくありあけかいおお なっさんらんしよくようきょ ◆特に有明海に多い。夏に産卵。食用魚 しりびれと尾ひれ はつながる しよくようぎょ むな コノシロニシン科 みなみにはん ないわんあさ ・ 30cm ■南日本・内湾の浅いところ しよく がつ さんらん ■プランクトン食◆ 3 ~ 6 月に産卵。 しよくようきょ 食用魚 からだは薄い 海へ下る準備を終えたウナギの成魚 さんらんばしよ 産卵場所と ヤんを ようぎょ 一考えられて 変態を終え、河口にたどり着いたウナギの稚魚 川をさかのほるウナギの幼魚 あら はしよもと はしょ いる水域 しらすうなぎとよはれます。 新たなすみ場所を求めて、湿った場所であれは岩や堤防なども じゅうのは 自由に登っていきます。 ネズミギスネズミギス科 みなみにほんすいしん いしんさでい •40cm ■南日本・水深 1 OOm 以深の砂泥 ちきょ がたひょうそうおよ 底◆稚魚はシラス型で表層を泳ぐ あごに歯がない さき サ / ヾヒーサバヒー科 こうちけんいなん えんがんあさ ■ 1 .5m ・高知県以南・沿岸の浅いと しよくぶつしよくたんすい ころ■植物食◆淡水にも上がる。食用魚 下あごの先に はん ロひけが 1 本 てい しよくようぎょ にほんれつう 日本列 尓笠島 せいぎよ うみくだじゅんび へんたい きたせきどうかしめう 北赤道海流 すいいき いわていはう 29
コショウダイなどのなかま スズキのなかま ぶんぶ しよくせい さ 三← , ー ・ = ・一キ・華を第 - ド第物 彡 0 い朝、も第、物、ト 黒い斑点 アヤコショウダイイサキ科 •60cm ・南日本・岩礁やサンゴ 礁域■動物食◆食用魚 しまもよう 背ひれか大きくくはむ 背ひれが大きくくばむ しまもよう 背ひれか 大きくくばむ みなみにほん たいりくだな どうぶつしよく しみくようきょ シマセトダイイサキ科 •30cm ・南日本・大陸棚の さでいてい 砂泥底■動物食◆食用魚 ヒゲソリダイイサキ科 ほっかいどう E30cm ■北海道をのぞく日本 たいりくたな さでいてい 各地■大陸棚の砂泥底■動物食 しまくようをよ ◆下あこのひげが短い。食用魚 どうぶつしよく 白いすし 細かいひけ 黄色い しまもよう ようぎよ 幼魚 ヒゲダイイサキ科 おきなわけん みなみに •40cm ・沖縄県をのぞく南日 たいりくだな さでいてい どうぶつしよく 本■大陸棚の砂泥底・動物食 しよくようをよ ◆下あこにひげがある。食用魚 黄色 目が下にある イサキイサキ科 おきなわけん ■ 40cm ・沖縄県をのぞく南日本 えんかんがんしよう ・沿岸の岩礁■プランクトン食 やこうせい かっさんらんしよくようをよ ◆夜行性。 5 ~ 6 月に産卵。食用魚 みなみにはん わかうお 若魚 はとんと くほまない 深くくほむ ようざよ くろてん 幼魚 黒い点の もよう ロの中は 赤くない くろてん 黒い点の もよう くちびるは厚く くちなかあか ロの中は赤い せいざよ 成魚 ななめの しまもよう 深くくばむ せいぎょ 成魚 チョウチョウコショウダイイサキ科 かこしまけんいなんえんがんかんしよう ・ 40cm ■鹿児島県以南・沿岸の岩礁や どうぶつしまく せいぎょようぎょ サンゴ礁域・動物食◆成魚と幼魚ではも しよくようきょ ようがちがう。食用魚 コロダイイサキ科 みなみにはんえんがんがん ■ 70cm ■南日本・沿岸の岩 どうぶつしよく せいきょ 礁の底■動物食◆成魚と稚 しよくようきょ ではもようがちがう。食用魚 くろてん 黒い点の もよう しまついき しろくろ 付け根が赤い 白と黒の しまもよう くろはんてん みなみにほん かんしよう しよくようきょ どうぶつしよく しまういき せいきよ 成魚 しまがない ヒレグロコショウダイイサキ科 えんかんがんしよう ■ 50cm ・南日本■沿岸の岩礁 サンゴ礁域・動物食 コショウダイイサキ科 ほんし 0 うち 0 うぶいなん きんかい ■ 55cm ・本州中部以南・近海の がんしよう どうぶつしよく 岩礁のまわり・動物食◆ 5 ~ 6 月 さんらんしよくようきょ に産卵。食用魚 1 OO みなみにはん どうぶつしよく 幼魚 ようきょ ようきょ しよういき 幼魚
ナミ / 、タハタ科 おきなわけん ・ 25cm ■沖縄県■サンゴ しよういき どうぶつしく 礁域・動物査◆用魚 黒いからだ しろはんてん 白い斑点 赤いからだに うすいもよう シモフリハタハタ科 みなみにほんすいしん •30cm ・南日本・水深 150m しよういきどうぶつしよく いせんがんしよう 以浅の岩礁やサンゴ礁域■動物食 しくようぎょ ◆査用魚 くろ 黒いからだに 細かな白いもよう まるお 丸い尾びれに しろてん たくさんの白い点 黒っぱいふちの あるしまもよう くろはんてん 黒い斑点 まる 丸い カケノ、シ / 、タハタ科 みなみにほんえんがん ・ 56cm ・南日本■沿岸のやや ふかがんしよういき どうぶつしよく しくようきょ 深い岩礁域■動物食◆餐用魚 しくようきょ からだにたくさん あかてん の小さな赤い点 キジ / 、タハタ科 みなみにほんいなんえんがんがん ■ 40cm ・南日本以南■沿岸の岩 にほんかいがわおお しよういき 礁域■動物食◆日本海側に多い。 しくようぎょ 査用魚 どうぶつしよく くろはんてん 黒い斑点 しろてん 尾ひれには白い点が ほとんどない 顔には しろてん 白い点がない ノ、クテン / 、タハタ科 みなみにほん ■ 47cm ■南日本■サンゴ礁域 どうぶつしく ようぎょ きすいいき ・動物査◆幼魚は汽水域にも入 しくようぎょ る。査用魚 からだに しろてん 細かな白い点 しよういき しまもよう アカハタハタ科 みなみにほん えんがんがん ・ 30cm ■南日本・沿岸の岩 しよくようぎょ 礁域■動物食◆食用魚 めとお 目を通る 黒っほい帯 どうぶつしよく しよういき おび こ←黒 らか カこ細 う からたに きいろてん 細かな黄色い点 尾びれに たくさんの黒い点 くろてん クエハタ科 えんがんがんしよういき みなみにほん ■ 80cm ■南日本・沿岸の岩礁域 し ( ようきょ どうぶつしよく ■動物食◆査用魚 くろ てんせん コモンノ、タハタ科 ふかがんしようし物うへん みなみにはん ■ 67cm ■南日本・やや深い岩礁周辺 し ( ようをよ どうぶつしく の砂泥地■動物査◆査用魚 黒い斑点 黒い斑点 くろはんてん 黒い斑点 黒い斑点 黒い斑点 胸びれは黒い アオハタハタ科 みなみにほんいなんえんがん ■ 30cm ■南日本以南■沿岸の しくようぎょ がんしようさでいてい どうぶつしよく 岩礁や砂泥底■動物食◆査用魚 くろはんてん くろはんてん からだに あかちゃいろてん 赤茶色の点 くろはんてん ちぎよとき 稚魚の時 白かったところが 白っぱい くろはんてん くろはんてん 黒い斑点 だ 3 点 か 3 黒 ヒレグロハタハタ科 おきなわけん ・ 35cm ・沖縄県・サンゴ礁域 どうぶつしく しくようきょ ■動物査◆査用魚 成魚 シロプチハタハタ科 みなみにはん ・ 37cm ■南日本・サンゴ礁域 せいちょう どうぶつしく ■動物査◆成長につれてからだ し ( ようをよ のもようが変わる。査用魚 しよういき ノミノクチハタ科 みなみにはんいなん ■ 32cm ・南日本以南 えんがんがんしよう ■沿岸の岩礁やサンゴ しょ ( ようをよ どうぶつしよく いういき 礁域■動物食◆食用魚 せいきよ ようきょ 幼魚 しよういき わかうお ちきょ 若魚 稚魚 85
スズキのなかま ・大きさ・分布■すみか■食性◆特ちょう 、 / 第多イメッ セジロクマノミスズメダイ科 ハナビラクマノミスズメダイ科 / 、マクマノミスズメダイ科 おきなわけんいなん かごしまけんいなんしおとお かこしまけんいなんせんかいがんしよう ■ 12cm ・沖縄県以南・サンゴ礁域■雑食◆ハタゴイ 119cm ・鹿児島県以南・潮通しのよいサンゴ礁域■雑 ・ 12cm ・鹿児島県以南・浅海の岩礁やサンゴ礁域 きまうせい ソギンチャクなどと共生する 食◆シライトイソギンチャクと共生する ・雑食◆タマイタダキイソギンチャクと共生する カクレクマノミスズメダイ科 クマノミスズメダイ科 トウアカクマノミスズメダイ科 かごしまけんいなん しよういきざっしよく せんかいがんしよう おきなわけんいなん さっしよく ■ 9cm ■鹿児島県以南■サンゴ礁域■雑食◆ハタゴイ ■ 1 5cm ・南日本■浅海の岩礁やサンゴ礁域・雑食 ■ 12cm ・沖縄県以南■サンゴ礁域■雑食◆イボハタ きようせい きようせい ソギンチャクと共生する ◆サンゴイソギンチャクなどと共生する ゴイソギンチャクなどと共生する せいたい 0 クマノミの生態 どくはり イソギンチャクの触手には毒針をもつ刺胞がありますが、 まもせっこう クマノミは刺胞がへいきなので、外敵から身を守る絶好の すみかにしています。イソギンチャクはクマノミがすみつ げんき くと元気になるといわれ、共生のモデルにされます。 せいかっ イソギンチャクのまわりで生活する クマノミの幼魚 ざっしよく しよういき しよういき しよういき さっしよく きようせい きようせい ざっしよく みなみにほん しよういき しよういき きようせい しほう しよくしゅ トウアカクマノミの 成魚 きようせい イソギンチャクと共生する トウアカクマノミの家族 いっしょにいるのはミッホヾ クロスズメダイ。 しほう がいてき きようせい せいぎょ イソギンチャクの横で卵の 世話をするカクレクマノミ のおすとめす ようぎょ うえ 上 : イソギンチャク しよくしゅなかせいかっ の触手の中で生活す るクマノミのおすと めす 左 : ふ化する稚魚を イソギンチャクの触 手から守るクマノミ の親 ひだり しよく
背びれは大きくくばむ きけんぎよ ・大きさ■分布・すみか・性◆特ちょう物危険魚 深く切れ込む , / ・ - 丸くふくらむ 目のようなもよう オヤニラミケッギョ科 きようとふいせいほんし 0 うきたき 0 うし 0 うかがわけん ・ 1 1 cm ・京都府以西の本州・北九州・香川県 かせんち 0 うり 0 ういき どうぶつしよく しよか ■河川中流域のきれいなところ・動物食◆初夏 さんらん たまご ちきょまも に産卵し、おすが卵と稚魚を守る ふ化したばかりの稚魚を守るオヤニラミ なわはり争いをするオヤー ーフニ えら カワハギの鰓 カワハギは海 ていすななか 底の砂の中から、 しようどうぶつ 小動物をさがし て食べます。 さいは 鰓耙はほとん ど目立ちません。 とく しくせい ぶんぶ おお おお 背ひれは大きくくばむ まる 丸くふくらむ まる 幼魚 アカメアカメ科 わかやまけんこうちけんみやざきけんおきようきょ しまんとがわ ・ 1 m ■和歌山県・高知県・宮崎県沖、幼魚は四万十川・ おおよどがわ かせんかり 0 ういき ないわんせんかいいき どうぶつしよく 大淀川・河川の下流域から内湾の浅海域・動物食◆日本 こゆうしゅめあか 固有種。眼が赤いのでこの名がある 、ンを一 はうなが 下あごの方が長い タカサゴイシモチ タカサゴイシモチ科 みなみにほん きすいいき •7cm ・南日本・河口の汽水域 どうぶつしよく つく ・動物食◆群れを作る 背びれは大きくくばむ ようざょ おお くばみが 深い スズキスズキ科 えんがん どうぶつしよく さんらん ■ 1 m ・日本各地・沿岸■動物食◆冬に産卵 せいちょう 背ひれは大きくくほむ し、稚魚は川にも上る。成長につれてよび名が えら 変わる。鰓ぶたに鋭いとげがある。食用魚 はうなが 下あごの方が長い にはんかくち ちぎよかわ おお のほ するど しよくようきょ あさ くばみが浅い はうなが 下あごの方が長い ヒラスズキスズキ科 みなみにほん えんがんがんしよういき ・ 1 m ・南日本・沿岸の岩礁域◆スズキに似るが のほ 川には上らない。鰓ぶたに鋭いとげがある かわ するど むな 腹びれは胸びれのすぐ後ろ あらそ えら コイの鰓 コイは水底の植物や 小動物を食べる雑食性 で、咽頭歯があります。 短く小さな鰓耙です。 みすぞこ しよくぶつ 一一」熏きミ 43 さっしよくせい しようどうぶつ 第 4 をの いんとうし さいは サケの鰓 こざかな カツオはイワシやキビナゴ サケは海では小魚 サバの鰓 こざかな みじか などの小魚のほか、小工ビ などを食べます。短 サバは小工ビなどの しようどうぶつ さいは しようどうぶった などの小動物を食べます。 く目のあらい鰓耙で 小動物を食べます。比 なが さいは かくてきながさいは 砂の中の食べものをさがす力ワハギ 長く、目のあらい鰓耙です。 較的長い鰓耙です。 とを、水のブラックバスに爵して「シ スズキのラ ーバス」 ( 海のバス ) とよぶことがあります。 えら スズキの鰓 こざかな しようどうぶつ スズキは小魚や小動物 を食べます。目のあらい さいは じようぶな鰓耙を持って います。 カツオの鰓 すななか 81
4 タカノハダイ タカノハダイ科 みなみにほん がんしよういき ・ 36cm ・南日本・岩礁域 ざっしよく ようきよぎんはくしよくひょう ■雑食◆幼魚は銀白色で表 そうおよ しよくようきよ 層を泳ぐ。食用魚 ななめの しまもよう ほそなが からたは細長い はらしろ 腹は白い 赤い ななめの しまもよう からだは赤い めとお 目を通る くろおびむな 黒い帯は胸ひれに 上が白く うえしろ ユウダチタカノハタカノハダイ科 えんがんかんしよういき ・ 35cm ・南日本・沿岸の岩礁域 みなみにほん つながらない 左右の側線が さゆうそくせん さっしよく ■雑食 ミギマキタカノハダイ科 みなみにほんえんがんがん •30cm ・南日本■沿岸の岩 しよく すうひきおよ 礁域・雑食◆数匹で泳ぐ。食 うえしろした げ " 上が白く下は黒 さでいてい 前後の砂泥底・動物食 どうぶつしよく ぜんご ■ 23cm ・和歌山県から高知県・水深 200m こうちけん わかやまけん すいしん ソコアマダイモドキアカタチ科 してもらうミギマキ ゴンズイにクリーニング アカタチモドキアカタチ科 こうちけん わかやまけん ・ 25cm ・和歌山県から高知県に すいしん いしんさでいてい かけて・水深 150m 以深の砂泥底 どうぶつしよく ■動物食 まるてん 黒くて丸い点 からだは赤い イッテンアカタチアカタチ科 みなみにほんえんがんすいしん ■ 50cm ・南日本■沿岸の水深 80 ~ どうぶつしく どろぞこ かいていあな 200m の泥底・動物◆海底に穴を しよくようをよ ほり身をひそめる。食用魚 さゆうそくせん 左右の側線が つながる ロは小さく したなが 下が長い 背ひれとしりびれは 尾ひれにつながる ソコアマダイアカタチ科 するがわんこうちけん ・ 34cm ・駿河湾・高知県 せんご すいしん さでいてい ■水深 200m 前後の砂泥底 さき 先がのひる ■動物食 どうぶつしよく オキタナゴウミタナゴ科 にほんかくち きしちか ■ 12cm ・日本各地■岸近 稚魚を毳むウ 1 8 匹の稚魚を産む びき ちぎょ くから沖合い◆胎生で、 9 ~ たいせい おきあ すあな 巣穴から顔を出しているイッテンアカタチ からたが赤つばいもの と青つばいものがいる 先がのひない ウミタナゴウミタナゴ科 にほんかくち えんがんがん ■ 24cm ・日本各地■沿岸の岩 しようもは たいせい 礁や藻場◆胎生で、 5 ~ 6 月に びきせんご しよくようきょ 30 匹前後の稚魚を産む。食用魚 ウミタナゴの群れ ミタナゴ 1 1 7