とり とく 鳥の特ちょう とり ・鳥はどんな動物 ? とりからだ 0 鳥の体 とかた ・つばさと飛び方 たまこう ・卵を産んでふえる なこえおやこ どうぶつ とり ・庭に来る鳥 にわくとり ・きせっと行動 こうどう ・鳥がいる場所 とり ばしょ ・鳥の見分け方 とりみわかた ・観察に出かけよう かんさつで 鳥ウォッチング ・鳥の渡り とりわた ・鳴き声と親子のきずな ・・・ 146 ・・ 148 ・・・ 150 ・・・ 152 ・・・ 154 ・・・ 156 ・・・ 158 ・・ 160 ・・・ 162 ・・・ 164 ・・・ 166 かん そだ とり とり か かた とりひと とり ・ひなを育てる ・アヒル・ガチョウ ・ニワトリ・チャボ ・インコ ・フィンチ ・鳥を飼う楽しみ かたの 鳥の飼い方と観察 かんさつ ・鳥も人もすめる地球に ちきゅう 鳥の保護 ・・ 168 ・・・ 170 ・・・ 172 ・・・ 173 ・・・ 174 ・・・ 175 ・・・ 176 145
ほん み とり 0 日本で見られる鳥 日本で見られる鳥は時期により留鳥、漂鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥、迷鳥などにわけられます。 ひょうちょう きせつ 日本の中を季節により移動する鳥です。オオジュ ほんしゅうすいへい ほっかいどう リンのように北海道ではんしよくして、本州に水平 りゆうちょう に移動するものと、ウグイスのように山ではんしよ へいちすいちよく スズメやカルガモのよう くして平地に垂直に移動するものとがいます。 いちねんしゅう に一年中すみ場所をかえず おなところ に、同じ所で見られる鳥で わ わ とり す。 1 羽 1 羽の鳥が移動し おなしゆるいとり たとしても、同じ種類の鳥 カルガモ おなところ が、いつも同じ所にいれば り 0 うちょう 留鳥とよびます。 なつどり ふゆどり たびどり めいちょう 夏鳥・冬鳥 旅鳥・迷鳥 たびどり わた はる 夏鳥はツバメのように舂から夏に 旅鳥はキョウジョシギのように渡 ・ちゅう ふゆみなみ 日本ではんしよくし、冬は南のあた りのと中に、日本に立ちよる鳥です。 ところわたとり ふゆどり きた たかい所へ渡る鳥です。冬鳥はオオ 北のはんしよく地と、南の冬をこす ふゆきた はるあき み あき ハクチョウのように秋から冬に北の 所をおうふくする舂と秋に見られま ぶゆ めいちょう み はんしよく地から冬をこすために日 す。迷鳥はふつうは見られませんが、 ほんわた たいふう 本へ渡って来る鳥です。 台風などのえいきようで迷って来る 鳥です。 とり いどう にはんなか やま いどう ウグイス とり いどう なつどり なっ とり にほん ぶゆ みなみ ち ち く とり く とり オオハクチョウ ツバメ キョウジョシギ ことば 0 言葉のかいせつ 羽毛 鳥の体をおおう羽。表面の皮ふがへん化したもの です。 ばね かさり羽 はね おも 鳥の体にはえる羽で、主にディスプレーに用いら れます。ずっとはえているものと、一時てきには えるものとがあります。 はね かんむり羽 とくなが うえながはね 頭の上の長い羽で、特に長いものから、立てない とわからない、短かいものもあります。 けづめ キジのなかまなどの、おすの足に後ろ向きにはえ つか るもので、先はとがっていて、あらそいに使います。 さえすりと地鴫き 鳥のおすは、はんしよく期に、相手をさがしたり、 じぶん ここは自分のなわばりだそと、なかまに知らせる ため、よい声で鳴きます。これが「さえすり」で す。さえずり以外の鳴き声を「地鳴き」といいま す。さえずりよりもじみな声です。 お 巣立ち て、ほかの鳥がくると、追いたてます。自分のす はしょ ひなが成長して、巣をはなれることで、ふつうは み場所のまわりの、あるきまった広さを、その鳥 す もう巣にもどりません。 の「なわばり」といいます。 すみわけ 羽づくろい しるいいしまうどうぶっとり 2 種類以上の動物 ( 鳥 ) で、えさやねぐらなどが、 鳥にとってたいせつな羽毛の手入れをすることで せいかっ 重ならないように、生活する場所や時間をかえて す。鳥の多くはくちばしで羽をととのえたたり、 いることをいいます。 水あびなどをします。 つがい はんしよく期 舂になると、おすとめすの鳥が巣づくりを始めま つがいになった 2 羽の鳥は、巣をつくると、卵を う たまこ す。卵を産んで、子育てをする 2 羽がつがいです。 産み、卵からかえったひなのせわをして、ひとり ディスプレー 立ちできるまで、育てます。このころを、「はんし よく期」といいます。 鳥に特に目立つ行動で、おすがめすを引きつけた もうきん類 り、てきをおどしたり、ものをねだったりするな こうどう どうぶつ ど、さまざなものをふくんだ行動をいいます。 ほかの動物をころして食べる肉食の鳥のことで、 おも 主にタカやワシやフクロウのなかまのことをいい とさか とりあたま ます。 ニワトリなどの鳥の頭につきでた毛のない皮ふ はうおお で、おすの方が大きいのがふつうです。 おもよるうこ なわばり 主に夜、動きまわることをいいます。ヨタカやフ おお クロウなどに夜行性のものが多くいます。 鳥は、はんしよく期になると自分のすむ所をきめ しぶん す ひろ せいちょう か はれ ひょうめんひ がらだ と うもうてい はね とりおお き はる す う き とりとく にくしよくとり き し しぶん
たまこ 0 卵を産む 鳥はは虫類と同じように、卵を産ん でふえます。ふ化したばかりのひなの ・ちゅうるい 上くちはしには、は虫類と同じように、 卵のからをやぶる卵歯がついています。 鳥が、は虫類から進化したことをしの ばせています。 木の上でくらす恐竜 こ . ・ち檜うるい おな ・ちゅうるい ・ち 0 つるいおな △鳥のひなは、トカゲやヘビなどのは虫類と同じ ように、卵で生まれてきます。 きようりう 鳥は恐竜の生きのこり 鳥は、は虫類から分かれたなかまです。ニワ トリの足を見ると、トカゲやヘビと同じように うろこがあります。ゆれ動く木の上で、えだか らえだへ、飛びうつりながらくらしていた小さ きようりゆう な恐竜から、進化してきたと考えられています。 ・ち 0 うるい うえ さいきんち檜 1 こく 最近、中国で見つかった、 かせき 中華鳥竜の化石。うろこが きようり 0 う 羽毛にかわりつつある恐竜 の 1 種です。 ちうかちょうう 0 う 始祖鳥 ツメバケイ ツメバケイは、ひなのつばさにつめがあり、 くらし方が始祖鳥ににていると思われます。 つばさのつめをえだに引っかけたり、短い きよりを飛んでいたと考えられています。 始祖鳥の化石およそ 1 億 5000 万 年前にあらわれた、鳥ににたは虫 類です。つばさにつめがあり、尾 の先のほうまでほねがあります。 そせんきようり 0 う 鳥の祖先の恐竜は、木の上でくらしていたと 考えられています。これはそうそう図です。 まんねん ダイアトリマおよそ 6000 万年 しんせいたいはし 前の新生代の初めにあらわれた 鳥。高さ 2.2m もある大きな飛 べない鳥で、がっしりとしたっ めとくちばしで、え物をつかま えました。 147
かた 鳥ウォッチング 鳥の見わけ方 鳥ウォッチング 2 なん 野鳥を見つけても、何という名の鳥だかわからなければ、 とまり方、歩き方など、いろいろな特ちょうを観察して、 かたち きようみもうすれてしまいます。大きさや、形やもよう、 調べてみましよう。 0 大きさを目安にしよう よく知っている鳥とひかくして、鳥の大 きさのけんとうをつけることができます。 スズメ、ムクドリ、キジバト、ハシプトガ ラスの大きさとくらべると、だいたいの大 きさを知ることができます。 かんさつ やちょう おお めやす カラス おお キジバト ムクドリ スズメ 0 しせいを見る しゆるい とまり方やとまる場所にも種類 なまえ ごとに特ちょうがあり、鳥の名前 やくた を調べるのに役立ちます。 キツッキ カラのなかま ウグイス ヨシキリ ヨタカ モズ 160
€W Ⅳ 0 ニコーっイド 学石の図鑑 ゴシキドリなどのなかま ・・ 1 OO キツッキのなかま ャイロチョウ ・カサリドリのなかま ・・ 104 ツバメ・ヒバリ などのなかま ヒョドリなどのなかま・・・・・ 108 モズのなかま ミソサザイ・イワヒバリ などのなかま ッグミ・チメドリのなかま・・・・・・ 112 ウグイスのなかま ヒタキのなかま シジュウカラなどのなかま ・・ 122 メジロ・ミッスイなどのなかま ・・・ 124 ホオジロなどのなかま ・・ 126 アトリのなかま カエデチョウのなかま ・・ 132 ハタオリドリのなかま ・・ 134 ムクドリなどのなかま ・・ 136 ニワシドリ ・フウチョウのなかま ・・ 138 カラスのなかま ぜっめつ 絶滅した鳥 鳥の情報館 1 1 1 鳥の特ちょう 鳥ウォッチング 鳥の保護 鳥の飼い方と観察 さくいん まえみかえ 前見返し・日本の県鳥 第とみかえ 後見返し・世界の鳥の羽 ・・・ 130 ・・ 1 01 106 ・・ 140 1 1 0 とり ・・ 142 じようほうかん とり ・・ 145 146 158 168 ・・ 1 70 とく とり とり とり 1 16 かんさつ か とり ・・ 1 1 8 177 にはんけんちょう とびら写真・カンムリカイツブリ
みかた つか すかん この図鑑の見方・使い方 すかん とリ この図鑑では鳥をなかまわけしてしようかいします。 ふんるい いろいろな種類の生き物を同じグループごとになかまわけすることを分類といいます。地球上 しゆるい にすむおよそ 9000 種類の鳥は、目というくくりの 28 の大きななかまにわけられ、さらに科とい ちい ふんるい う約 175 の小さななかまに分類されています。 ものおな しゆるい ちきゅうしよう なかまわけ 同じ色は大きななかま おお いろおお おな べつめい きゅうめい しゅめい ちい 別名や旧名 種名 小さななかま ハイイロへリカン ( ガランチョウ ) ペリカン科 よくかいちょう ・全長 160 ~ 180 師翼開長 310 ~ 345 師 ち 0 うこくなんぶ ・ヨーロッパ東部 ~ 中国南部・迷鳥 かわみすうみ はさかな ◆川や湖にすみ、 1 ~ 3 羽で魚をとらえて 食べます。数がとても少ない鳥です。 オウム・インコのなかま オウム・インコのなかま せんちょう めいちょっ ・体の大きさ■分希・白本での分希◆主な特徴・生態 とり 鳥のテータ 鳥のデータの見方 鳥の大きさや、すんでいる地いきなど うえいろ をベージの上に色マークで表わしていま かくしゆるい とり す。各種類の鳥のデータの色マークと、 あ てらし合わせて見ます。 0 鳥の大きさ はか 全長は鳥をねかせてまっすぐにのばし、くちばしの先から尾の先までを計った長さ おな とり せんちょうおお お です。同じくらいの大きさに見える鳥でも、くちばしや尾が長いと全長は大きくなり ます。 みかた とり おお 大きな なかまわけの マーク とりおお ち そのほかの記号 ひとくちメモ・・・知っておくと便利な 豆知しきがのっています。 し いろ まめち み め っ 鳥の説明 おお とり すかん せんちょう とリおお この図鑑では、鳥の大きさを全長でしめ おおぞら しています。大空を飛んでいるすがたを、 おおとり よくかいちょう 観察することの多い鳥は、翼開長をしめし よくかいちょう ました。翼開長とは、つばさをいつばいに さゆう さき さき ひろげたときの、左右の先から先までを、 なが t った長さです。 0 鳥の体のよび名 せんちょうとり なが さき お と なが おお かんさつ か は = = ロ ぜんちょう ウグイス 全長 な からだ とり なつばね ふゆばね 0 夏羽・冬羽 とり かいはね はねいろ 鳥はふつう 1 年に 1 回羽がはえかわります。なかには羽の色のはっき しゆるい なつばねはる なっ き はね りかわる種類もいます。夏羽は舂から夏のはんしよく期のきれいな羽で ふゆばねふゆちゅうしん はね す。冬羽は冬を中心としたはんしよくが終わった時期のじみな羽です。 ひたい 一口 ねん くちばし せ 腰 は一ン - お尾 のど むね ツルシギ なつばね 夏羽 はら 足 ふゆばね 冬羽 あしゅび , 、、足指 かぜきりばね 風切羽 4
鳥の保護 さいきん 鳥はかんきようのへん化にびん感です。最近は東京の中 心の水べでもカワセミのすがたを見かけます。カワセミは 川がよごれ、えさの魚がすめなくなったときに、いったん いなくなりました。今は川がきれいになり、魚がすめるよ うになったので、カワセミももどって来たのです。 とり 工スオーエス 0 鳥たちの SOS 山や川、海などに人間が手をくわえたために、すむ場所をう いと しなうだけではありません。人のすてたつり糸にからまったり、 こみを飲みこんだりして、けがをしたり、死ぬ鳥があとをたち ません。川原へのバイクや自動車の乗り入れで、巣をすてる鳥 もいて、よくひなが保護されます。 さかな やま つり針を飲んだカルガモ。ウ、サギ、ヤマセミなどもつり針を飲みこむことが あります。つり糸が足や首にまきついて、死んでしまう鳥もいます。 巣から落ちて、保護されたモズのひな。あたたかくして、えさとしてミール にんげん ワームをあたえます。人間がひなを育てるのは、かんたんではありません。 日本各地で木のほらに巣をつくる鳥は、大 鳥を守る運動 きな木が少なくなって巣をつくる場所がへっ 鳥を守るために一番だいじなの ています。そこで巣ばこをかけて子育ての場 所をつくってあげています。 は、鳥のすむかんきようを守るこ と。でも、せまい日本ではなかな かむずかしいことです。そこで、 えさの足りない冬にえさをあたえ たり、巣はこをかけてはんしよく の手助けをするなどの運動が行わ れています。 釧路しつ原のタンチョウ。いち じは 30 羽にヘりましたが、釧路の ひとひと 人々か冬にえさをあたえ、今では 600 羽をこえました。 台風にあい、弱って 保護されたフルマカモ メ。足にけがをしてい ます。あたたかくして、 元気が出てきたらえさ をあたえます。 いト・レ物齢第ー はん ふゆ いま 168
どうぶつ 鳥はどんな動物 ? 碧 鳥の特ちょう 鳥は、自由に大空を飛ぶことができます。トンボなどの昆 ・に 0 うるい 虫やコウモリなどのほ乳類も空を飛びますが、つばさを使っ て空を飛ぶのは鳥だけです。飛べない鳥もいますが、どの鳥 からだ もつばさをもち、体は羽毛でおおわれています。そして卵を 産んで、なかまをふやします。 0 つばさがある まえあし つばさは、前足がへん化したものです。つばさの一番外がわの かせきりはね せんしん 羽毛は、長くかたい風切羽になり、体を空中にうかせ、前進させ るはたらきをしています。でも、たとえはダチョウは草原で、ペ せいかっ ンギンは海で、飛ばなくても不自由のない生活をしているうちに、 飛べない鳥になりました。 とりとく しゅうおおぞら つか ちう うもう いちはんそと くうちゅう なが そうけん うみなかおよ △つはさを使って海の中を泳ぐべンギン。 うもう 0 羽毛をまとっている ・にゆうるいおな 鳥はほ乳類と同じように体温が高く、暑 たいおん たいおん くても寒くても体温がかわりません。体温 を外ににがさない、だいじなはたらきをし ているのが羽毛です。羽毛はうろこから発 たっしたもので、体がきずつかないように 守るはたらきもしています。 つか 体の表面をおおっ ている羽毛です。 うわはね 上羽 まうめん うわはねした 上羽の下にはえて います。ダウンと もよばれます。 下羽 146
きせっと行動 鳥ウォッチング 4 野山は鳥のコーラスでにきわいます。ふだ ん見つけにくい小さな鳥も、目立つ場所にと まってさえずるので、よく観察できます。 鳥ウォッチング のやま かんさつ・ メジロ はな サクラの花の みつをすいに やって来ます。 みすくさ かえ カイツブリ池などに、水草など イワッパメ南から帰って来て、 で巣づくりをします。 どろで巣をつくります。 いわ はいろ ライチョウ羽の色がまわりの岩 イワッパメ食よくのあるひなに カイツブリ ひなと親子で泳ぐようすが観察できます。 や景色にとけこみます。 せっせとえさを運びます。 164 がつ 4 月 はる キビタキさえずって、なわばり をつくります。 みなみ がつ 5 月 6 月 しよか 初夏はさえすりがにき やかです。暑くなると葉 がしげり、鳥も鳴かない ので見つけにくくなりま す。高山の鳥を見るには よいチャンスです。 タンチョウ 親子でドジョウな どの食べ物をさ がしています。 7 月 こうざんとり
か 嶌の飼い汚と観鳥を飼う楽しみ はね 美しい声でさえずり、羽の色もきれいな小鳥を飼ってみ ペットショップで買います。元気な鳥をえらびましよう。 ましよう。元気に飛びまわり、今まで気づかなかった鳥の 外にいる野鳥は、とったり飼ったりしてはいけません。 こうどう 行動もよくわかります。とてもなれて、手のりになるもの 注意しましよう。 とは もいますし、言葉をおほえるものもいます。この小鳥は、 鳥の飼い方と観察 かたかんさっ うつく いま 0 兀気な鳥買うときは、しばらく、ようすを 0 病気の鳥 観察して元気かどうかたしかめましよう。 目をつむり、ほかの鳥に よりかかる。 元気な鳥の見分け方 げんき びようき かんさつ あたまはねなか 頭を羽の中に入れてじっとし ている。 にこって いない。 はね ひきしまって 体がスマート にみえる。 くちばしや、 鼻のあなが きれい。 えさを、よく 食べる ぶるぶる ふるえる。 はな せきや、 くしゃみを する。 はなみす 鼻水やなみだを出している。 口を開けてこきゅうを してる。 舌発に動きまわ り、つやがある。 飼ってはいけない鳥 きはんてき 日本にいる野鳥は、基本的には飼 うことはできません。ウグイス、ホ オジロ、ヒバリ、ウソ、マヒワ、ヤ しいくきょ マガラ、メジロの 7 種だけは飼育許 可証があれは飼うことができますが、 とくべつ はあいいかい そのほかの野鳥は特別の場合以外は 飼うこともつかまえることも禁止さ れているのです。 おしり ふんで、よこれて いない。 おしりがよごれている。 やちまう みちか みすどり せい 世界的にも、水鳥の生そく地のしっ地の保護をねらいと しよ 1 やく どうぶつ するラムサール条約や、きちょうな動物の輸出入を禁止す しようやく るワシントン条約などがあります。 身近にいる、スズメやカラスも 野鳥です。かってにつかまえたり、 飼ったりすることはできません。 170