ポンヤード全員がゲームに必要なだけの手牌をドローし た後で , テープルの上に残った牌を「ポンヤード」 , または 「ストック」と呼びます。プレイに於て自分の順番の時 , 出 せる牌が手牌にないプレイヤーは , ボンヤードの牌をドロー することができます。しかし , ボンヤードの牌が二個だけに なった時は , ドローは認められず , 「ゴー」を宣言して , プ レイの順番を次の人に譲ります。 セット「セット」とは , プレイの一番初めに出される牌 のことで , これを出すプレイヤーの決め方には , 次の三通り の方法があります。いずれの方法を選んでもかまいませんが ゲームによっては予め決められている場合もあります。 トランプのゲームと同じように , 各プレイヤーが左 回りに順番にセットを出す権利を得ます。 2 . 手牌とは別に , ポンヤードの牌を各人が一個ずっド ローして , そのビップ数の最も少ない , 即ちライターのプ レイヤーがセットを出す権利を得ます。この場合 , ドロー したボンヤードの牌は , 元へ戻して , 再びシャッフルして おかねばなりません 3 . ダブレットを持っているプレイヤーがセットの権利 を得ます。但し , ダブレットを持っプレイヤーが二人以上 いる場合は , へヴィアーのダブレットのプレイヤーが出し ます。また , 誰もダブレットを持たない時は , へヴィアー のプレイヤーがセットの権利を得ます。
セットは . 必ず 6 のダブレット ( 6 ー 6 ) でもって始めます。 して , まず前頁の図のようにセットの四方に 6 のスートが ~ ッチングされたら , 初めて「プロック・ゲーム」のように 聳通のマッチングを続けます。 以後のプレイの方法は , 勝敗 , 採点法に至るまですべてプ ーック・ゲームと同じです。 5. 人数二人。 ゲン・ゲ お召 / g 〃 Ga 襯召 ム 目的セットを出したり , 「ダブルヘッダー」 , 「トリッ 尸ルヘッダー」を作りながら早く手牌をなくすことです。 遊び方 1. まずシャッフルをしてから , 両者七個ずつの をドローします。そして , へヴィアーのダブレットを持っ : いる方がセットを出します。セットを出すことによって , - のプャイヤーは 2 点を得ます。 2. しかし , 両者共に最初の手牌にダブレットがない時は , 、、プレットが出てくるまで , ボンヤードから交互に一個ずつ っトを出したとしても , 他の一人も一枚だけドローする権 / でなければなりません。即ち , 一人がたとえー枚目でダブ ' ローします。この場合 , 両者がドローした牌の数は必ず同
得点になり , 上に述べたポーナスと合わせて誰か一人が 200 点を先取したなら , 勝負を打ち切りにします。 スニッフマッチングに於て , 最初に出されるダブレット を「スニッフ」と言って , そのダブレットを縦に置いた場合 は , 四つの側面がすべてオープン・エンドになり , 図のよう に他の牌をマッチングすることができます。 結局 , オープン・エンドは四方向になるわけですから , オ ープン・エンドの合計点数も , 四方向全部を数えなければな りません。 例ーまずセットとして 4 ー 1 が出されたとします。これは 両オープン・エンドの合計が 5 ですから , これを出した人は 5 点を獲得します。
a 図 b 図 A , ド B , C ・・オープン・エンド オープン・エンドにあらず 次に 1 ー 1 のダブレットが a 図のようにして出されまた。 やはりオープン・エンドの合計は 5 ですから , これを出した プレイヤーも 5 点を得ます。但し , 1 ー 1 のダブレットを b 図 のように出した場合は , オープン・エンドの合計は 6 になり ますから , 得点にはなりません。 例 2 ン・エンドの合計ビップ数は 15 になっています。 上の図では 4 ー 4 がスニッフで , A, B , C , D 四面のオープ マッチングが行われた例です。オープン・エンドのヒ。ップ数 例 3 次頁の図は , 例 2 のスニッフのオープン・エンドに
C ( 3 ) A ( 1 ) B ( 2 ) マッチングによって , A は 3 点 , B は 6 点 , 数を獲得したことになります。 遊び方セットは , 五枚ずつの牌をドローします。 0 ~ 四人 8. マタド ド C は 9 点の点 一 , 三人の時は七枚ずっ , 四人の時は 高位のダブレット ( ダブレットの順位 は 6 ・ 5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1 ・の , または最もビップ数の多 ・ 29 ・ には 2 , 4 のところには 3 というように ) 。 グが可能なのです ( 例えば , 6 のところには 1 , 5 のところ ームでは , たして 7 になるようなエンドの時にのみマッチン ン・エンドの場合に限りマッチングできたのですが , このゲ 即ち , 大抵のドミノ・ゲームでは , 同じビップ数のオープ ゲームとは少し異ります。 ーム」に準じますが , マッチングの方法が今まで述べてきた スコアや勝ち負けの決め方などは , すべて「プロック・ゲ い牌を持っているプレイヤーが出します。
? 「ダブレット」と言い , この場合は , 駒を合計のニ倍のポ 「ントだけ進めることができます。例えば , ・・・と・が 」たとすれば , 10 のニ倍の加ポイント動かせます。なお , ダ レット以外の場合は , 一回に最大限二個の駒しか動かせま んが , ダブレットの場合は , 四個の駒を同じ数だけ動かし : もかまいません。上の例では , 四個の駒を 5 ポイントずつ めることもできるわけです。 3. 自分の駒は何個でも同じポイントに入れることができ : すが , 相手の駒が二個以上同じポイントに人っている場合 「ポイントを作っている」と言って , そのポイントに駒 ? 進めることはできません。 ーっのポイントに一個だけで入っている駒を「プロッ 、」と言い , もし敵の駒がそのポイントに着くと , このプロ ′トは「ヒットされる」と言って , そこから除けられて , バ ・に人れられます。例えば , 途中の経過が図のようで , 次に ] が振ったサイの目が であったとします。黒
, 四人の場合は五 遊び方 1. 二人の場合は七枚ずつ , 枚ずつ手牌としてドローし , 次いでポンヤードからのドロー によってセットを出す人を決めます。必ずしも , セットとし てダブレットを出す必要はありません。 2. その後で , マッチングを続けますが , プレイできない 人は , ボンヤードからドローします。しかし , ボンヤードに は , 例によって最後の二枚だけは残こしておかなければなり ません。 3. マッチングの方法は , 「プロック・ゲーム」と大体同じ ですが , オープン・エンドの目の合計数が 5 の倍数になれば , ポーナスとしてその数だけ得点できます。なお , ダブレット は図のように横にも縦にもつなげることができます。 4. ポンヤードからのドローは , 出せる手牌がある時にも 行えます。出せる牌がなくなった時 , 或はあっても誰もマッ チングしない時は , ゲームは終了で , 残り手牌のビップ数の 最も少ないプレイヤーの勝ちになり , 他のプレイヤーの残り 手牌のビップ数の合計だけ得点します。 スコアこうして , ゲームは早く手牌をなくしたプレイヤ ーの勝ちで , 他のプレイヤーの残り手牌のビップ数の合計が ・ 31 ・
は七枚ずっ , , 四人の場合は五枚ずつの牌をドローします。 2. 規定によってセットを出すプレイヤーを決めたら ( 17 頁参照 ) , 「プロック・ゲーム」と同じ方法でプレイを進めま すが , 目的の項で述べたようにオープン・エンドのビップ数 の合計が 5 の倍数になる牌を出した人は , 「マッギン」を宣 言することによって , その合計数だけの点数を与えられます。 この宣言を怠ったり , 或はマッギンに気が付かなかった場合 は , 他のプレイヤーが代りにマッギンを宣言すると , その点 数を横取りできます。 3. ダブレットは縦に置きます。もし 5 のダブレットをセ ットとして出したら , そのプレイヤーは 5 十 5 で 10 点を得ま す。これに次のプレイヤーが 5 ー 0 を続けて出すと , 10 十 0 で やはり 10 点を得ます。更に次のプレイヤーが 0 ー 0 を出せば , やはり 10 点を得るわけです。 4. 途中でマッチングを続けられなくなった場合は , ポン ャードから何枚でもドローします。 スコアスコアは , 上記の得点方法の外に , プロック・ゲ ームと同じ要領で行います。即ち , ・ 27 ・
利を与えられるわけです。 3. 以後 , 「プロック・ゲーム」と同じようにして牌を出 して行くのですが , ダブルヘッダーなりトリップルヘッダー を行うと , ポーナスとして , 前者の場合は 2 点 , 後者の場合 は 3 点を与えられます。 4. ダブルヘッダーとは , マッチングした牌のオープン・ 工ンドのスートがセットと同じスート ( 並べられた牌の左右 両端のスートが同しこと ) の場合を言い , 特別に 2 点を与え られます。例えば , セットが 3 ー 4 で , 図のようにマッチング ・ 25 ・ 次の通りです。 に 15 点を得たプレイヤーの勝ちで , スコア ( 得点 ) の要領は スコア勝負は , 何回かゲームを続けているうちに , 最初 ムと同じ万法でプレイを続けます。 6. 以上の 1 ~ 5 の規則を除けば , すべてプロック・ゲー リップルヘッダーを作ったことになります。 上の例で , 次にもし A が 3 ー 3 のダブレットを出せば , A はト た直後に , そのダブレットを持っていれば作ることができ , 5. 一方 , トリップルヘッダーは , ダブルヘッダーができ 作ったことになり , 2 点を与えられます。 が続いた時 , 5 ー 3 を出したプレイヤー B はダブルヘッタ、一を
ですから , ドロー・ゲームの作戦は相手をフ・ロックさせ て , できるだけ多くのボンヤードをめくらせることにありま す。 なお , 勝ち負けの決め方も採点法も , すべてプロック・ゲ ームの規則に準じます。 4. 人数四人 . セ′ヾストフ・ノレ Se わ 2 0 少 ol 遊び方シャッフルの後で , 各人七枚ずつの牌をドローし , 6 のダブレットを持っているプレイヤーが最初の牌 ( セット ) を出します .