1 システムの開発 / 2 システムの運用と保守 例題 1 3 プロトタイピング技法の特徴 ロプロトタイピング技法の特徴に関する記述として , 適切なものはどれか。 アシステム開発の各工程での成果物がすべてそろってから次の工程に入るので , 手 戻りを少なくすることができる。 イシステム開発の初期段階で , ューザが外部仕様の確認や問題点を発見できるので , 開発の手戻りを少なくすることができる。 ウシステム開発を独立性の高い部分に分割し , 部分単位に , 設計 , プログラム作成 , 及びテストの一連の工程を繰り返すので , 開発効率が高い。 ェシステム開発を , 要求定義 , 設計 , プログラム作成 , テストなど , 幾つかの工程 に分割して進めるので , 工程管理が容易である。 H 1 1 -67 part 2 午前の重点整理・徹底演習〔ネットワーク〕 例題 14 データフローダイアグラム H 1 1 -68 ロシステムの分析・設計に用いる手法である DFD に記述されるものとして , 適切な ものはどれか。 アアルゴリズム ウデータの流れ イイベント 工入出力装置や外部記憶装置 例題 1 5 コード設計 H 1 1 -69 ロ入出力設計時のコード設計において , コードからデータの内容が連想できるコード 体系としたい。選択するコードとして , 適切なものはどれか。 アシーケンスコード ニモニックコード ウ イデシマルコード エプロックコード [ 解答 -35 ~ 36 ]
第 1 章コンピュータシステム 例題 1 0 データベースのトランザクション処理 H 1 2-57 ロトランザクション処理中のデータベース更新に関する記述のに入れる字句の 組合せとして , 適切なものはどれか。 データベースを実際に更新する前後にをとる。あるトランザクション の処理が途中で中止されたときは , に記録された情報を基に して , データベースをトランザクション処理前の状態に戻す。この操作を という。 い「ド クワワク ツオオッ ーノ・ー′ . 1 ノ 1 ノ . ロロロロ 後前後前 新新新新 更更更更 アア クク ツッググ ロロ アイウェ 例題 1 1 フェールソフト H 1 2-64 ロシステムの信頼性設計に関する記述のうち , フェールソフトの説明はどれか。 アシステムの一部に故障や異常が発生したとき , データの消失 , 装置の損傷及びオ ペレータに対する危害を減じる方向に作動するようにすること イシステムを運用中でも故障部分の修復が可能で , 24 時間 365 日の連続運転を可 能にすること ウ装置の一部が故障しても , システムの全面的なサービス停止にならないようにす ること 工ユーザの入力に対して確認のメッセージを出力したり , 決められた順序で入力し なければ動作しないようにしたりして , 単純なミスが起こらないようにすること 66 [ 解答 -25 ]
1 システムの拡張および新システム導入によるネットワーク再構築 ( H 9 ー 3 ) リな経営判断に利用したいと思っている。 一方 , 情報システム部は数年前から " 一人 1 台の PC 装備 " を推進してきた。 M 社に PC が普及してきた状況を踏まえ , 経営トップから社内業務の効率化を目指した新たな 構想が出てきた。この構想では , 稼働中の基幹システムと新たに構築する " 情報系シ ステム " を連携させ , 物流拠点と営業所を含めた事業所間を新たなネットワークで結 び , 社内業務の効率化や情報共有と経営トップへの迅速な情報提供を目的としている。 K 氏は F 君とデータベース担当の G 君を呼び , 情報系システムの具体化に向け検討 を開始するよう指示した。指示を受けた両君は , 営業所や物流拠点には LAN が導入さ れてきているので , 情報系システムはクライアントサーバ形態のシステムとして構築 する方針で検討した。二人は検討した結果を K 氏に次のように報告した。 ( 1 ) 情報系システムの概略は図 3 のとおりで , ネットワークを介して全国の事業所を 結ぶ。センタのホスト間の回線は未定だが , センタと事業所間は ISDN 基本インタ フェースのバケット交換サービスを利用する。 〔各事業所の構成〕 クライアント クライアント サーバ ' 午後Ⅱの重点整理・徹底演習 10 Mb/s LAN ISDN ( バケット交換サービス ) 未定 i 平成 9 年度午後Ⅱ巻末付表 41 か所 営業所 7 か所 物流拠点 1 か所 工場 31 か所 営業所 5 か所 物流拠点 ホスト 大阪センタ ・ 10 Mb/s LAN 情報系サーバ 東京センタ 図 3 情報系システムの構築案 ②情報系システムでは , 次の機能を実現する。 ①全国の従業員個々のメールや就業情報 , 事務手続などを電子化し , 事務作業の 効率化と情報共有を促進する。 ホスト b/s : ビット / 秒 : ルタ 453
パソコンがすでに浸透している企業に比べ , OS やアプリケーションを統一するこ とが容易である。 ( 2 ) 情報システムのイントラネット化は予定にあり , 社員は早期にイントラネットの技 術を身に付けることができる ( 50 字 ) イントラネットをインターネットに接続することにより , 社外情報の迅速な収集や , www による社外への情報発信を行える ( 56 字 ) s 社の社内情報システム最終形態案は , 誰でも社外情報を迅速に収集でき , また社 外向けの www サーバを設置して情報発信を行うと記述されている。また , 情報系シ ステムも社内 LAN に統合し , 後にはイントラネットとする予定が本文中に記述されて いる。このように社内統合 OA をイントラネット化にすることによって , 各社員は情 報の収集や情報の提供 , 発信などにおけるイントラネットの技術を身に付けることが でき , また www サーバを構築することにより , 情報系システムも効率よく運用でき ると推測される。 設問 4 窓口担当者はエンドユーサよりトラブル状況詳細を報告してもらい , その内 容をシステム管理部門に報告する。次にシステム管理部門は , 共通 LAN 及び 高速ディジタル回線の調査を行う。調査した結果 , 問題がなければシステム 管理部の指示のもとで , 窓口担当者が自部門 LAN の障害箇所の切り分け調査 を行う ( 141 字 ) S 社は [ 運用体制の整備 ] で , システム管理部を中心としユーザ部門が部分的に責 任を負う管理方針とすることに決めているが , その中で , ューザ部門では「オペレー ションのサポート , 障害時の対応などをシステム管理部に依存せざるを得ない」と記 述されている。これは技術担当者不足が原因であり , 障害発生時には , システム管理 部の指示がないと , 障害切り分けが実行できないと伺える。そのため , トラブル発生 時の障害箇所切り分け手順は , 次の内容となる。 工ンドユーザから障害コールを受けた窓口担当者は、障害内容を ヒアリングして詳しい状況をつかみ , システム管理部に的確に報 告する システム管理部はその報告に基づいて , 共通 LAN, ル回線 , サーバ等の調査を行う 高速ディジタ 調査した結果 , 問題箇所がないようであれば , システム管理部は , 窓口担当者に自部門 LAN の障害箇所を特定するよう指示する 窓口担当者は , 害調査を行う [ 解答 -142 ] システム管理部の指示に従って , 自部門 LAN の障
テクニカルエンジニア ( ネットワーク ) 資格試験とは い , 各試験の区分の実質上の試験範囲となっていが , 今般の改正により , 内容 的に同等の「情報処理技術者スキル標準 ( IT 共通知識 ) 」と「テクニカルエン ジニア ( ネットワーク ) スキル標準」に移行している。 part 1 [ 受験資格 ] テクニカルエンジニア ( ネットワーク ) 試験合格ガイド 特に制限なし [ 業務経歴書 ] 情報・通信システム業務の経験があることを想定するが , 提出の必要なし。 情報・通信システム業務の経験とは , ネットワーク SE ( 工ンジニア ) またはネ ットワーク管理者やネットワーク運用・保守者などとしての経験であることが 望ましい。 [ 受験想定対象者像 ] ◆試験資格者 情報通信業務の経験があることを想定し , ネットワーク SE ( システムエンジ ニア ) やネットワーク管理者または , ネットワーク運用・保守経験者として , ネットワークシステムの構築 , 維持 , 技術支援に主として従事しているまたは している者。 ①この基本的な業務において , ネットワーク管理者として情報システム基盤と してのネットワーク資源を管理する能力。 ②情報システム WAN / LAN に対する要求を分析し , 効率性・信頼性 , セキュ リティを考慮した設計・構築・運用を実施する能力。 ③個別システム開発におけるネットワーク関連の技術支援の役割が期待できる 能力。 ◆期待する技術水準 大学卒程度の一般知識と情報処理およびネットワークシステムに関する知識 を有し , 3 年程度以上の情報システムに関する実務を経験し , ネットワークシ ステムの計画 , 設計 , 運用を行えることを想定。 [ 受験料 ] 5 , 100 円 3
第 1 章インターネット / イントラネットシステム設計 設問 5 (l)f ーユーサ部門 システム管理部 g ーシステム開発部 システム管理部 f : 部内 LAN, 支店内 LAN, 営業所 LAN を共通 LAN に組み込むネットワーク接続と 動作確認である。よって , 設定作業を担当したユーザ部門は関与しなくてはいけ ない。また , 共通 LAN の動作確認はシステム管理部で行っており , またシステム 運用体制においては , システム管理部を中心としてユーサ部門が責任を負うと明 己されていることから , システム管理部も担当区分である。 g : 情報系サーバ等のネットワーク接続と動作確認であり , 共通 LAN と接続するため , 情報系サーバ等の設定作業担当であるシステム開発部とシステム管理部が担当区 分として適切である。 ( 2 ) 欄ー D -4 部署名ーシステム管理部 システム開発部 理由 : システム開発部は , インターネット接続の運用管理を受け持っているため , 社外向け www サーバの稼働監視と障害対応が担当である ( 60 字 ) [ 運用体制の整備 ] に , システム開発部の役割として「インターネット接続の運用 管理も受け持つ」との記述があり , 社外向け WWW サーバの運用管理はシステム部が 担当すると考えられる。よって , D -4 欄は , 情報系サーバを担当する情報管理部と , 社外向け WWW サーバを担当するシステム開発部の 2 部門となる。 設問 6 ( 1 ) ネットワーク管理委員会にて情報を共有化し , ネットワークに対する各部門の意識 を統一することにより運用管理が円滑となる ( 57 字 ) ネットワーク管理委員会を立ち上げることは , ネットワークの使用方法が違う各部 門の意識 , 考えを統一して同じ目的意識を持たせ , また , 各部門で連携をとりネット ワーク運用管理を円滑化させる意図がある。 ( 2 ) www サーバの使用目的や担当部署を明確にして , 情報の流出や氾濫 , 必要のない 情報の発信を防ぐため ( 47 字 ) WWW サーバが無許可で構築できるようになると , 社内情報の流出や氾濫 , 必要の ない情報が発信される可能性がある。よって , WWW サーバの使用目的や責任部署を 明確にすることにより , 必要のない情報発信や業務以外での過度の利用を防止するこ とができる。 www による情報提供システムの再構築 (H 10 ー 2 ) 設問 1 a ー無停電電源装置 ( または UPS), b ー長く , c ーバケット衝突 , d ープリア ンブル , e ー 57.6 , f ー 14 , 880 , g—HTTP, h ー 24 , i ー 24 , j—2 a : 無停電電源装置 (UPS) にはノヾッテリが内蔵されており , 入力電源の瞬停や停電 時にも一定した電力を供給できる。ただし , 通常バッテリによるバックアップ時 [ 解答 -143 ] 一三ロ part 5 解答と解説
第 4 章クライアント / サーバシステム設計 〔基幹システムの拡張〕 M 社の情報システム部長である K 氏は , 経営トップから図 1 の基幹システムを拡張 し , 営業担当者が地域に密着したきめ細かい営業活動が行える " 営業支援システム " の構築を命じられた。 K 氏はネットワーク担当の F 君に対し , K 氏が考える " 営業支 援システム " の具体化を検討するよう指示した。 K 氏が考える " 営業支援システム " は次のとおりである。 ( 1 ) 営業担当者は営業所のパソコン (pc) からシステムを使用するだけではなく , 携 帯型 PC を持ち歩き , 自宅や顧客先のある社外から直接システムにアクセスし , 営業 活動報告の送信や必要な情報の受信ができる。具体的には訪問先 , 訪問結果 , 精算 , 在庫照会 , 受注 , 手配などに必要なデータの送受信を行う。 ②自宅の電話や公衆電話 (ISDN 対応 ) から簡単な操作でセンタに接続できる。 ③社外からネットワークに接続するためのアクセスポイントを設ける。アクセスポ イントでは , 蓄積交換型の中継処理が行われる。当初は , 各都道府県につき 1 か所 図 2 に携帯型 PC の回線接続例を示す。 の営業所をアクセスポイントとする。 自宅の 携帯型 PC ( 小樽 ) 公衆電話網 ( 2.4 k ビット / 秒 ) 北海道営業所内 アクセスポイント ( 札幌 ) バケット交換網 ( 9.6 k ビット / 秒 ) 東京センタ 図 2 携帯型 PC の回線接続例 452 次決算データとその時系列推移の作成時間を現状の 20 日間から数日に短縮し , タイム 営観点からの意思決定 , タイムリな経営判断を阻害していると感じている。また , 月 社的な情報として活用できていないと感じている。そのため , 組織的な市場分析や経 商談情報が個人情報となってしまい , それらの情報の質や活用度が個人に依存し , 全 M 社の経営トップ ( 東京センタにいる ) は , 営業担当者が保有している顧客情報や 〔情報系システムの構築〕 ロ。 能を追加して構築され , 要望がある営業担当者に対して携帯型 PC を配付して運用を開 その後 , この " 営業支援システム " は K 氏の考えに沿った形で , 基幹システムに機
第 1 章インターネット / イントラネットシステム設計 〔社内統合 OA の拡充〕 社内統合 OA も更に内容を充実させた。組織一覧表 , 規程集 , 社内報などの文書共有 を実現するとともに , 会議予約や , 交通費精算システムを実現した。これらの機能の一 部は , 後述のイントラネットによって社内向けⅥサーバを利用して実現されている。 〔社内情報システムの最終形態〕 今後は , 社内 LAN をインターネットに接続し , 各部で , 社外情報を迅速に収集でき るようにする予定である。また , 本社に社外向けⅥサーバを設置し , 情報発信を行 う予定である。図 3 に S 社の社内情報システムの最終形態を示す。 インターネット 本社 社内向け ホスト ファイア ウォール 情報系 部内 WWW ( 業務システム ) サーパ サーパ 部内 LAN 光ファイバケープル 共通 LAN : 支店内 LAN 支店内 : パソコン 注社内向け WWW サーバ及び部内 LAN , 支店内 LAN, 営業所内 LAN はそれぞれ一つだけを表示した。 図 3 社内情報システムの最終形態 営業所内 LAN 所ノ ~ 業 サ 営業所 支 : 〔イントラネットの検討〕 次は , 〔情報系システムの再構築〕と〔社内統合 OA の拡充〕の企画段階で , システ ム開発部の T 部長と担当の A 君が行った会話である。 396
第 4 章 クライアント / サーバシステム設計 の回線を決定したい。業務の日次処理が終了した後 , 30 分以内にセンタ間 ( 大阪から東京 ) のデータ転送を終えるにはどの回線を選択すべきか。巻末 付表 10 , 11 から選べ。ここで , 伝送効率は 0.8 とする。 ② F 君は情報系システムの構築に当たって , 基幹システム用の営業所端末を PC に変更して GUI を実現し , 同—pc から情報系サーバにも接続したい。 の場合 , 通信費用をできるだけ抑えるための接続ルートに関する工夫は何か。 字以内で述べよ。ただし , 日中の時間帯では , ( 1 ) で求めた回線の利用率に はまだ余裕がある。 設問 3 各方式による情報系システムの構築の可能性と , セキュリティ対策に関する , 次の小問に答えよ。 ( 1 ) 方式 2 の形態 1 , 2 , 方式 3 のそれぞれについて , ネットワーク上のトラ フィック量と端末台数増設による拡張性に関して , この三つの方式の優劣を それぞれ字以内で述べよ。 ②方式 4 の場合は , 情報系サーバに全社データベースを構築し , 各事業所に 事業所内のデータベースを構築する分散データベースとしたい。 ISDN バケッ ト交換サービスを使って全社データベースの参照 , 更新をすると , ピーク時 間帯に端末応答時間が長くなることが分かった。端末応答時間の増加につい て , ネットワークに関する原因と回避策をそれぞれ 40 字以内で述べよ。 ③情報系システムには , M 社にとって重要なデータがある。 ISDN/\ ケット交 換サービスを利用したセキュリティ対策を 15 字以内で述べよ。 設問 4 K 氏は情報系システムの構築に当たって , 経営トップ向けと事業所の管理職 及び一般従業員向けとを同時に稼働させることは無理だと考えている。情報系 システムの段階的構築に関する , 次の小問に答えよ。 ( 1 ) K 氏は , 経営トップに情報提供するためのシステム構築を優先させる場合 に , 情報系システムの構築方式として , 方式 3 がよいと考えている。表 5 に あるように , 方式 3 は他の方式と比べ , 処理結果データがネットワークに多 く流れるので応答時間がよくない。方式 3 が実用上問題となるかどうかにつ いて理由を含め , 80 字以内で述べよ。 ② ( 1 ) を構築した後に , 事業所の管理職までが利用する情報系システムに拡張 したい。応答時間と拡張性及び構築費用削減を考えた場合 , M 社が採用すべ 458
第 1 章インターネット / イントラネットシステム設計 〔情報系システム〕 本社内には , 業務システムとは別に , 情報系システムが構築されていた。情報系シス テムは , 業務システムに入力された売上げ , 入金などのデータを集約してデータベース 化し , 専用の検索ソフトによって端末に数値表を出力していた。情報系システムは , 業 務システムと同様に , ホストとエミュレータ搭載のパソコンで構成されていた。本社の 企画部などは情報系システムの数値情報を基に , 支店・営業所の管理や , 経営内容の分 析を行っていた。この情報系システムに対して , 別の切り口での集計値が欲しいとの要 望がユーザから次々に出され , 開発部門は対応しきれずに困っていた。また , 古くから あるシステムなので使い勝手が悪く , ユーザインタフェースの改善が望まれていた。更 に , 検索結果をパソコンで利用するための , パソコンとのデータ連携の実現などの要望 もユーザから出されていた。 〔社内 LAN と社内統合 OA 〕 一方で事務処理の一層の効率化を推進する必要から , 本社の一部のフロアで個別に しが構築された。文書共有やプリンタ共有のために部内サーバを設置し , フロア内 に IOBASE-T ケープルを配線してパソコンを接続した。これを部内 LAN と呼ぶ。 その後 , 光ファイバケープルがフロア間に設置され , ルータを介して各フロアの部内 LAN を接続できるようにし , 全フロアに LAN を展開していった。光ファイバケープル とルータを併せて共通 LAN という。 アプリケーションとしては社内電子メールなどを追加しており , 全体として社内統合 OA と呼ぶ。必要なソフトウェアは , 各部の依頼を受けてシステム開発部が市販ソフト ウェアを選択してインストールを行い , 一部は独自に開発した。 引き続き横浜支店内に支店内 LAN が構築され , 本社の共通 LAN に ISDN で接続され た。本社及び横浜支店の LAN 構成を図 2 に示す。今後 , 他の支店や営業所に対しても , 支店内 LAN, 営業所内 LAN を展開する予定である。部内 LAN, 共通 LAN, 支店内 LAN, 及び営業所内 LAN を総称して社内 L と呼ぶ。 394