迷彩服 - みる会図書館


検索対象: 武装親衛隊 ミリタリー・ルック
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1. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

武装親衛隊の迷彩服 ( スモック ) : 襟なしで、階級を明示す るため上着の襟をたすようになっていた。写真は伍長であ る。両わきのスリットは、上着へ手が入るようになっていた った。地形や季節にあわせて斑点パタ ーンにデザインされた衣服 ( 14 、 15 ペ ージの色彩図参照 ) は、うらがえして 着ることもできた。春と夏にはグリー ンがおおく、秋はうらがわの褐色とビ ングがおおいものになった。とくに夏 期には「草木の葉」のパターンのもの 9 イ が着用された スモックには襟がなく、首のところ に、ひもがついていた。袖ロは通常、 ゴムがはいり伸縮性があった。スモッ グには両わきに切りこみがあり、下に 着ている服に手がとどくようになって いた。またこのスモッグには、おおく

2. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

迷彩服、迷彩ヘルメット・カバーをつけた迫撃砲チーム 戦争のごく初期から、武装親衛隊の 各部隊は、特別の型の迷彩スモッグと ヘルメット・カバー ( 金属クリップで 固定 ) を着ていたので、見わけやすか 93

3. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

【上】前列右の兵士は迷彩スモック、他は 1944 年型迷彩服をつけている を着た下士官

4. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

四 44 年型の迷彩服。仕立とスタイルは、ス ーツ式の陸軍型制服と同様で、迷彩パター ンは数種あった。これは煉瓦模様で、市街 戦用のものである。左腕にマークをつける のは、正式ではない。 S S パラシュート大隊の下級中隊指揮官 ( s S 少尉 ) 。空軍パラシュート部隊型のスモッ クであるが、生地、迷彩パターンは武装親 衛隊の規格、これは春期用である

5. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

迷彩軍帽 1942 年に迷彩帽の着用が正式にみと うになった。迷彩帽は頭に密着し、 1 められた。この種の帽子ははじめはき 943 年型戦闘帽のように、迷彩生地で わめて単調なものだった。しかしまも つくった大きくかたいまびさしがつい なく S S 鷲章と髑髏章がつけられるよ ていた。 トルコ帽 第 13 師団「ハントシャール」〔三日 は、クロアチアとアルバニアの回教徒 月刀〕と第 23 師団「カマ」は三つの型 部隊とドイツ人幹部だった。今日判明 している三つの型は、黒または暗緑色 のトルコ帽と縁なし帽を着用してい た。このような軍帽を着用していたの のながいふさかざりのついたまるい 迷彩スモックに折りかえしもマークも 第 1 3 師団「ハントシャール」の 兵員・トルコ帽と襟章に注意 ない単純な迷彩戦闘帽をつけた一等兵 106

6. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

冬期用の迷彩服をつけた上級下士官。裏は 秋期用の迷彩、靴はフェルトと革製の防寒 長靴である 革外套にアフリカ作戦の袖章をつけた補給 ・技術将校 ( ライト・プルーの肩章が兵科 をしめす ) 。肩章はかならす使用されたわけ ではない。制帽のあごひもはとってある。

7. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

1940 年 5 月、迷彩服に完全武装の s s 歩兵部隊ー等兵 迷彩カバーをつけたスチール・ヘルメット の輪がぬいこまれていたため、葉のつ いた小枝をつけてカムフラージュする ことができた。のちのスモッグには、 ちいさいボタンでとめるポケットがつ いたものもあった。 このスモッ 7 の外側に上着の襟をだ して着用するのがつねであった。親衛 95

8. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

偵察部隊の高級中隊指揮官 (S s 大尉 ) 。偵 察部隊のオートバイ兵、自動車兵用の防水 外套を着ている。この外套には多くの場合 肩に階級章をつけた 、 -1 四 43 年、「ランゲマルク」義勇擲弾兵師団 の上級小隊指揮官 ( s s 曹長 ) の迷彩服。 迷彩は秋期用、左腕には階級章、肩にはカ ムフラージュの小枝をさすためのループが ついている

9. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

隊の軍曹以上のあらゆる階級用に、ス モックで階級をしめす特別のシステム が 1943 年に考案された。これは〔 120 、 121 ページ参照〕黒い長方形に棒とオー グの葉をプリントしたもので、左腕の 肩の下約 10 センチのところにつけられ た。伍長までの階級は、フィールド・ グレイの上着の場合のように、通常の 山形をつけた。しかしこれは厳格には まもられす、写真によると、鷲の袖章 のように S S を識別できるほかの徽章 も迷彩服に非公式につけられた。ズボ ンや簡単な登山帽やスキー帽も迷彩を ほどこした生地でつくられた。フード がっき、腰のところに引きひものつい た迷彩色のパルカも支給された。 戦争木期になると、やすく品質の粗 悪な生地でつくられた迷彩っきのジャ ケットとズボンの一式が支給された これらは 1944 年型の上着と形がにてお り、襟章、肩章、鷲の袖章はつけられ なかったとおもわれる。狙撃兵用に ジャケット、ズボンおよび特別にデザ インした長手袋からなる特別の迷彩服 も支給された。これは破壊された建物 がれき の瓦礫と見まちがえるように、ビング とライト・プラウンの 2 色をつよく染 めたものであった。戦争が終結にちか づくにつれ、グリーンでぬいとりした SS 用の鷲の袖章も支給された。 フィールド・グレイの外套 ールド・グレイの外套はダブル の打ちあわせで、表面のざらざらした グレイのボタンが 2 列にならび、ダー グ・グリーンの襟がついていて、将校 用には銀のふちどりがついていた 1940 年までは黒およびシルノく一・グ レイのふちどりつきの通常の襟章がも ちいられていた。肩章と将校用のあぜ 織の肩章も着用された。 一般将校の外套は、襟の折りかえし がライト・グレイであった。この外套 は首のところを開いて着ても、閉じて 着てもよかった。腕の鷲と袖章は、外 98 套にもついていた 戦争木期になって、下士官兵用に 単調なグレイの襟がついた外套が支給 された。冬期には、高級将校用の外套 にあつい毛皮の襟をつけるのが流行し た。注文でつくったダーク・グレイ、 ダーク・グリーンの皮外套を着用する 将校もたくさんいた。この皮外套に は、布またはベルペットの襟がついて いた。デザインはさまざまだったが、 一般的にグレイのつやけしボタンが 6 個、 2 列につけられていた。階級章は 肩についていたが、襟章はこの皮外套

10. 武装親衛隊 ミリタリー・ルック

( A ) 迷彩幕のたたみ方 ( B ) ニつの迷彩幕を折りかさねてむすび、渡河 のときの浮きがわりにした 0 ニつの、あるいは一つの幕を防風テ ントとして使用する例。ニつあわせて担架の代用、一つで負傷者を 背負うときの用具としても使用された 9