159 13 章カウンセリングの技法構造論と過程理論 1 3 ・ 1 カウンセリング理論のシステムアップ カウンセリングには種々のアプローチがあり , したがってその実際の作業領 域も異なる。カウンセリング作業の基本的な領域は , 大きく 3 次元に整理され る。彳動レベル (behavior level), 人間関係レベル (inter-personal level), 精神内レベル (intra-psychic level) である。これら 3 次元は , 本書において 中軸に置いた現代カウンセリング理論を代表する 3 大学派としての , 行動療法 , 来談者中心療法 , 精神分析的心理療法のそれぞれがカバーする作業領域に対応 している ( 図 13 ・ 1 ) 。 カウンセリングがガイダンス機能を見失い , 指導と対立した問題は , この作 業領域の違いによる要因が大であった。ガイダンスや指導は主に第 1 次元の仕 事であり , カウンセリングは , 第 2 次元 3 次元の仕事が主務である。それゆえ に仕事の原理や手法が異なり , そこから実践場面でのそごが生じた。それはま た 1 個の人間存在全体を見渡すに十分な , 心理学理論の体系化がなされていな かったこと , 厳密にはカウンセリングおよび心理療法の理論に片寄りがあった 心理学的次元 第 1 次元 思考・行動 第 2 次元 人間関係カ動 ( Ih に 第 3 次元 精神内ヵ動 ( ln レ久 ~ ) 第 1 次元 思考・行動 図 1 3 ・ 1 主要学派の領域 行動療法 来談者中心療法 行動療法 カウンセリング作業領域と主要学派 精神分析的心理療法
20 第 I 部課題 : カウンセリング心理学の展開 た産物であるとするのである。すなわち歴史的に見ると , ガイダンスの流れか ら発したカウンセリングは , ガイダンス , 心理測定によるアセスメントを包含 し , 人格の安定や発達を促進することによる個人の自己実現を援助する , より 大きな上位概念へと発展したと , 結論してよかろう。 1 ・ 2 概念定位 アメリカ心理学会の見解に基づいてスーパー (Super, D. E. , 1955 , p. 4 ) がカ ウンセリングの概念を分かりやすく説明しているので , 引用してみよう。 「このいくっかの発展の流れが合流したということは , アメリカにおいて職 業指導として出発した運動が , はじめは職業へのオリエンテーションという 側面を強調し , そこから適性検査と並行的に進み , やがてはそれと合流して 配置の問題を強調したが , 最近になって心理療法的な方法をも同化し , カウ ンセリング心理学の『新しい』分野としてその存在を明らかにしたという意 味である。それは職業指導を含むものであるけれども , それを越えて人間を 人間として扱い , あらゆる種類の適応問題について援助を与えようとするも のである。その基底的原理は , 解決を要するのは単に職業 , 結婚 , あるいは 性格上の問題ではなくて , むしろ援助を必要とするのは , 適応しようとする 個人そのものであるということである。しかしながらカウンセリング心理学 は , ある種の心理療法の立場とは異なって , 適応しようとしている個人は , 現実の世界に生活しているのであって , それ故 , 個人の態度の問題だけでな く , 環境的な問題にも当面するものであることを認める。したがってカウン セリング心理学は , 心理療法的面接ばかりではなく , 適性検査 , 職業情報 , 探索的活動 , 環境調整なども用いようとするものである」 先に , ガイダンスはどこに行ったのかという疑問を発したが , 当初はむしろ カウンセリングがガイダンスの一部であったものが , その歴史的展開過程にお いてガイダンスがカウンセリング心理学に同化し , 体系化されていった。同化
162 第Ⅳ部技法論 ラで片づけていたことを , インターに移し変えてみると , 底に潜み , 心理操作 によって表には浮上しなかった怒りが , 容易に表出することが理解できるであ 人の心は , 容易にのぞけるものではない。のぞかれないように人は , 心の操 作をする。他者にのぞかれないようにするだけでなく , 心の安定と存続の防衛 のため , 自らも見ないで済むよう , 角虫れないで済むよう操作をし , 無意識の世 界を厳然と守り保持するのである。それがイントラの世界の壁の厚さであり , 十り知れない人の心の神秘となる。 心の内と外は , 常に安定したインタフェースを持っているわけではなく , 心 の主も自分の心の内のすべてを把握しているわけではない。ところが個人内の 心で起きていることを , 上述の例のように , 個人間の人間関係の事象に移し換 えてみると , 個人内にあって見えなくしていたものを無理なく表に表出させる ことができる。これがイントラとインターの関係原理の興味深い点であり , の原理のゆえに , 心理療法の構造の基本が人間関係に置かれているのである。 過去の個人内の重要な対象との関係の屈折を , 自由連想的表現によって治療者 に向けることで , その屈折にかかわる抑圧やその問題の処理過程が明らかにさ れる「転移」の治療原理もここにある。来談者中心療法における「我と汝の関 係」への焦点化は逆の流れになるが , 同じイントラとインターの相互作用の原 理が働いている。つまり , イントラの問題が表出しているその場の人間関係の 相互作用が , 混乱の少ない , ェントロピーの低いものになることによって , 結 果的にイントラのエントロピーも下がるという原理である ( システムの階層性 とアイソモルフィー ) 。心の専門家がイントラからアプローチしようが , イン ターからアプローチしようが , 心の複雑な事象を整理 , 解明し , 心の働きのカ 動に影響を与えようとすれば , イントラとインターの関係を考慮しなければな らない。その相互作用なしには , その探求は , 答のない迷宮の旅になってしま いかねない。別のいい方をすれば , われわれがおのれ自身と出会うためには , 他者と出会う必要があり , 他者に出会うためにはおのれ自身と出会う必要があ るということである。 一三ロ
22 第 I 部課題 : カウンセリング心理学の展開 を他の心理学者に委ねるのである。 カウンセリングサイコロジストは , 人々の人格的成長に対する障害が起 ったとき , それを克服し , 彼らの人格的能力の最大限の発達を成し遂げる ように , 人々を助けようとするものである。だからカウンセリング心理学の 専門家は , 学校 , 病院 , 会社 , 工場 , 社会機関等の , 社会のあらゆる場所で 働いているのである。カウンセリングサイコロジストは , 人々が学校教育を 進めていくとき , 病気や身体的障害に悩んでいるとき , 職業を変えようとす るとき , 夫婦生活を改善しようとするとき , 親子関係の問題に遭遇したとき , 彼らの人格発達に援助を与えることができるのである」 ところで , カウンセリングと心理療法は区別しにくい面があり , ( 1953 , p. 232 ) は , 諸家の一致するところとして , ①カウンセリングと心理療法ははっきり区別できない Harn ②カウンセラーは , 心理療法家が心理療法と考えるようなことを行ってい ③心理療法家は , カウンセラーがカウンセリングであると考えるようなこ とを行っている ④以上のような事情であるにもかかわらず , 両者は別のものである と述べている。 序でも述べられているように , カウンセリング心理学は , これまで主として 正常な人々に関与するものであるとみなされ主張されてきた向きもあるが , 今 やそれも正しくない。カウンセリングは , 病者 , 障害者 , 異常者のレッテルを 張られる人々 , 癌やェイズ等の不治の病にある人々 , 死を目前にした終末患者 にも対応しなければならないし , 対応できる実績を示してきている。しかしこ こでなお , 臨床心理学とは異なった視点と方法でアプローチするものであると するところに , まさにカウンセリング心理学のアイデンティティーがあると考 えてみるのはいかがであろうか。 従来 , 臨床心理学は . 精神病理 ( yc 加阨。 ) を求め , その査定と治原 る
1 章ガイダンスとカウンセリングの歴史と現代的課題 2 1 し体系化されたということは , 消えたことではないのであるが , 前述したよう にわが国の教育・臨床現場では , 消えてしまい , 今や死語であるかのようであ る。それは , わが国のカウンセリング心理学の歴史が , 3 要素の体系化の流れ よりも , 臨床心理学への接近によるサイコセラピーへの同化に流れた , という こともできよう。 本書では , 「指導」「ガイダンス」「カウンセリング」「サイコセラピー」と いった言葉の混乱 , そこから生ずる仕事の混乱 , それらの混乱から派生する教 育 , 訓練の混乱に対して , むしろそれぞれの仕事の独自の機能が生きる連携を 探るために , これらの基本概念を区別した概念構成を基点に置いてみることに しよう。 そこでシステム論的に , 改めて次のように定義する。「カウンセリング心理 学の中に , ガイダンス的側面と心理療法的側面 ( カウンセリング ) は , 重要な 両輪として位置づけられる。そしてその両者の共有基礎として情報を扱うアセ スメントがある」と。すなわち本書の立場として , ガイダンスとカウンセリン グは同じカウンセリング心理学の中のサプシステムであると定義する。 さて仕事内容の特徴に関して , アメリカ心理学会 , カウンセリング心理学部 会 , 定義委員会 ( 1956 , p. 283 ) は , 次のように記述している。 「カウンセリング心理学は , 個人の内的生活の発達を援助しようとするもの であるから , 現在の人格理論や学習理論をその基礎として踏まえようとする。 そうすることによってそれは , なかんずく臨床心理学 , 実験心理学 , 社会心 理学 , 教育心理学でも使われている概念や方法技術を用いようとするもので ある。カウンセリング心理学は , 多種多様な人々の個人的な発達に寄与しよ うとするものであるから , 緊急な治療を必要とするような人々の極端な問題 のみにかかわり合うものではない。換言すれば , カウンセリング心理学はは なはだしくその情緒的成長を歪曲され阻止されている人々の , 深い心理療法 に必要な器具や技術の発達に特別な力を注ぐわけにはいかないのである。カ ウンセリング心理学は , 心理的障害の応急的処置については , その主な責任
3 章人間性心理学的基礎 39 のノヾーソナリティーや創造的な人々の peakexperience の分析を通して解明 しようとした。 マズローによれば , 安全や帰属 , 愛や評価といった基本的欲求は他者によっ てのみ満足される。彼の定義によれば , 病的で不適応な人とは愛や尊敬への欲 求が過去において十分満足されなかった人のことである。したがって心理療法 やカウンセリングにおいても , まずその人が十分に満足を得られていない欲求 に関しての満足が提供されるべきだと考える。その意味で面接は , 心理療法の 外における人間存在のかかわりのひとつのお手本となるべきであると彼は考え た。そしてそれらの下位の基本的欲求の充足の上に , 自己実現欲求の充足があ り , 自己あるいは現実の認識の明晰さ , 自己および他者の受容 , さらには人間 の意識の最高の , 最も包括的で全体論的な水準である超越を目指すのである。 最後に有機体理論の影響の下で , カウンセリングの成果から自己理論を展開 したロジャースについて述べる。 ロジャースは心理療法が過去の分析なしでも進められるというランク (Rank, O. ) の考えを取り入れ , クライエントが自分の問題を自分で解決する 能力を強調した。そしてカウンセリングにおける成果を踏まえて独自の自己理 論をまとめ , 来談者中心療法の体系を発展させた。 ロジャースは人間の自己認知である「自己概念」と現象的場である「経験」 との不一致が不適応につながると考え , また人は不一致が意識化されることを 不安に感じるとも考えた。だがカウンセリングの場でクライエントの主体的体 験である経験がカウンセラーの共感的理解によって尊重され明確化することに より , クライエントは経験を十分に意識化し現実を認めることができるように なり , それがさらには自己認知を再体制化し行動の変化を起こさせるとした。 このようなクライエントの自己認知の再体制化を促進するのに必要かっ十分な 条件としてロジャースは , カウンセラーの①共感的理解 , ②無条件の肯定的関 心 , ③純粋性というものを挙げた。 ロジャースが来談者中心という言葉を用いて彼のカウンセリングが非指示的 であることを強調する背景には , ロジャースの理論の現象学的本質と従来の心
121 1 0 章人格理論とアセスメント ここで問題とするのは , いわゆる一般心理学における人格理論ではない。ま だわが国では正式の講義として行われているところは少ないと思われるが , 臨 床人格理論を問題にする。これまでのカウンセリングおよび臨床心理学におけ る人格理論は , ほとんどテスト法の関連かもしくは病理の関連でのみ扱われ , データ整理のときに利用されるのが主であり , 日々の臨床面接や教育活動にお いて利用するには使い勝手が悪いと見られることが多かったようである。臨床 人格理論は , その意味で , 臨床面接の展開に直接役立っ理論の構成を指すもの であり , 面接の組み立てや , 面接を展開しながらのアセスメントに使える理論 の再構成を行った体系のことである。 10 ・ 1 人格理論の構造 人格理論は図 10 ・ 1 のように , 縦軸と横軸で構成される。縦軸は , 人格が形 成される発達の軸であり , 横軸はその発達の過程の任意の時点における人格の 構造とその人格全体の機能を説明する理論である。 発達および人格構造 , 機能についてそれぞれの基礎を述べてきた。本章では , ↑ 人格構造 / 機能 図 1 0 ・ 1 ↑ 発 達 誕生 人格理論の構造 それらのまとまった歴史的結果としての人格 の型を整理し , そのアセスメントの方法とそ の臨床的な積極的利用法について述べる。そ こで臨床人格理論を整理する上で重要な柱と なる理論が , 3 つある。 3 大心理療法理論と されている精神分析理論 , 行動療法理論 , そ して来談者中心療法理論である。精神分析理 論は , すでに述べたように , その理論の大き な柱が発達理論と人格構造とその機能の心理
214 参考図書 Bowen, M. , Fa 襯〃 T ん e 耀の ) C c Practice, Aronson, 1978. 療 - ーー』 I ・Ⅱ ( 『フランクル著作集』 4 ・ 5 ) , みすず書房 , 1961. 33 ) フランクル , v. E. 著 , 宮本忠雄 , 小田晋 , 霜山徳爾訳『神経症ーー - ーその理論と治 32 ) プルック , H. 著 , 鑪幹八郎 , 一丸藤太郎訳編『心理療法を学ぶ』城信書房 , 1978. 1973. 31 ) フォン・ベルタランフィ著 , 長野敬 , 太田邦昌訳『一般システム理論』みすず書房 , 34 ) 36 ) 41 ) 35 ) 細木照敏 , 平木典子編著『学生カウンセリング』同文書院 , 1990. L. 著 , 亀ロ憲治『システムと進化』朝日出版社 , 1986. 37 ) 前田重治『心理療法の技術ーー精神分析的心理療法人門 38 ) 村上英治『人間が生きるということ』大日本図書 , 1992. 39 ) 村瀬孝雄『臨床心理学』放送大学教育振興会 , 1987. 40 ) 村山正治『カウンセリングと教育』ナカニシャ出版 , 1992. レスター・ルポルスキー著 , 竹友鑑訳『精神分析的精神療法の原則』岩崎学術出版社 , 』慶応通信 , 1976. ホフマン , 1990. 42 ) ロジャーズ , C. R. 著 , 佐治守夫編 , 友田不二夫訳『カウンセリング』 ( 『ロジャーズ全 集』第 2 巻 ) 岩崎学術出版社 , 1966.
3 章人間性心理学的基礎 41 爻 : 精神分析家であったメイは , 実存主義哲学の影響を受けて人間の主観 的体験を重視する独自の心理療法を展開した。またプーゲンタールは , 成 長モデルとしての健康人の心理療法を提唱した。このアプローチは , スを 的不安との対決や存在への勇気 , 自己決定と自己責任を強調すを ④モレノ (Moreno, J. ) のサイコドラマの流れをくむロール・プレイ : サ イコドラマはモレノによって創始されたが , その考えを引き継いで here and now や awareness を強調したロールプレイやグループカウンセリン グが展開されてきた。そこでは過去の自分との対決や現在における決断へ のが されている。 ⑤クライエント相互の援助を促進するセルフ・ヘルプ・グループ (SHG) : 小集団の参加者自身が相互関係の中で成長・学習を促進し合う を、としているのが SHG である。このカテゴリーに入る運動には アルコール依存者の A. A. や薬物依存者のシナノンなどがあり , 人間性心 理学の流れを主にくむものとしてはリエバリュエーションカウンセリング がある。いずれも参加者に、、 I が生じないように集団連営の規やが かなり体系化されている。 ⑥バーン (Berne, E. ) の流分析 Transactional AnaIysis) をカウンセ リングに応用した流れ : バーンは精神分析を学ぶ過程で独自の理論体系で ある交流分析を創始したが , . ム . 生 . お - け - る - 目旦味断 . を . 重視す . る - 自 - 己定論 や自己責任を強調する自我状熊論などに , 実存卞や人間性心理学の影響 が見られる。その技法はガイダンスやカウンセリングに広く取り入れられ , 人間性心理学 , 精神分析 , 行動主義を統合する可能性を秘めている。 3 ・ 5 人間性心理学におけるガイダンスとカウンセリングの研究 科学としての人間性心理学の実践を追求する立場からは , ビンスワンガーに よる精神病者の事例研究などがみられるが , ガイダンスとカウンセリングにお いて最も幅広く実証研究を行ったのはロジャースら来談者中心療法の研究者た ちである。 ゐ ~ B 皿じよ , 引 1 年オリ始こた / まい / ちに第於 5 天ュニ % 冫駅物ヤム理論取り 3. 1 ロ石、、中じあう三フの目犬の 収應 ( 親の / じん、の / し新ん ) のと / 朝ンスの裄乞分新のなに
情報の「裁き」 職業指導 10 職業指導連動 処理 156 心、因 psycogen 222 索引 昭合枠 frame of reference 10 , 19 64 , 76 情報 91 , 94 , 164 症状形成 161 168 209 17 タ行 第 1 次変化 71 体験過程 experiencing 体験自我システム 87 退行状態 181 第 3 の耳 13 対象関係 48 , 51 , 88 対象関係論 対人関係 inter-personal 対人病理 50 態度 33 第 2 次変化 71 男根位相 107 90 , 163 62 心因性 神経症 身体境界 診断 診断分類 心的構え 心的事実 真の自己 心理測定 77 50 bOdy image boundary 身体的同一性 109 79 , 80 80 163 psychic reality 166 203 159 探索的活動 exploratory activities 治癒 46 地域精神医学 83 48 18 93 中立性 neutrality 中間領域 51 , 171 超自我 1 10 直接観察法 28 直線的因果律 67 直面化 50 治療仮説 45 治療関係 30 治療構造空間 45 治療システム 32 治療同盟 173 治療法 82 沈黙 33 出会い 31 45 心理測定連動 17 心理治療 9 心、理テスト スープラシステム 成果 157 性器位相 110 精神衛生連動 17 精神現象 75 精神内的カ動 50 18 精神内レベル intra-psychic level 精神病理 psychopathology 精神分析 29 精神分析的システムズ理論 (PAS 理論 ) 22 , 50 93 , 160 精神療法 ( 心理療法 ) 成長儀式 initiation 成長動機 38 性的同一性 109 生徒指導 14 孑氏 resistance 47 ー 49 適応 25 , 38 , 89 , 207 徹底操作 working-through 50 , 51 , 163 204 生徒指導とカウンセリング 青年期 177 積極的受動性 積極的能動性 セルフ・ヘルプ・ 全体性 37 209 , 210 208 グループ (SHG) 転移 transference 転移神経症 49 転移精神病 49 展開 169 てんめん状態 69 同一視 108 投影 205 統制 control 9 同調性 conformity 36 , 47 , 49 24 , 25 , 58 , 207