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検索対象: テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版
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1. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

第 3 章 ネットワークソフトウェア る。それらのデータ処理形態の特徴と業務例について , 表 4.3 ー 1 に示す。 汎用コンピュータ 遠距離 端末装置 ・表 4.3-1 トランザクション処理 タイムシェアリング処理 リアルタイム処理 ァータ集配信処理 リモートバッチ処理 端末装置端末装置端末装置 端末装置 端末装置 ・図 4.3-1 集中処理システムのネットワーク 337 ( 例 ) 商品発注システム 式の特徴である。 処理方式をいう。汎用コンピュータ側が処理の主導権を握ることがこの処理方 ピュータで一定周期ごとに処理を実行した後 , その結果を端末装置に配信する 端末装置から集信した情報を汎用コンビュータがファイルに蓄積し , 汎用コン ( 例 ) 給与計算システム する処理方式をいう。 ータで規定された時刻にバッチ処理を実行した後 , その結果を端末装置に返送 一旦汎用コンピュータが受理し , 汎用コンヒ。ュ 端末装置から発生した要求を , ( 例 ) プログラム開発業務 , 計算業務 ことがこの処理方式の特徴である。時分割処理 , TSS 処理とも呼ばれる。 同時に複数の端末装置からコンピュータを専有しているかのように利用できる 枠を割り当てて処理を実行し , その結果を端末装置に返送する処理方式をいう。 端末装置から発生した要求に対し , 汎用コンピュータで順番に一定の処理時間 列車や航空機の座席予約 クレジットカードの信用照会 ( 例 ) 銀行のオンラインシステム ション処理とも呼ばれる。 にトランサクション処理といって区別する場合が多い。オンライントランザク きぐ処理要求発生からの処理が一連のトランザクション処理となるものを特 リアルタイム処理と同様の処理形態であるが , 応答時間の許容範囲が比較的大 工場プラントシステム ( 例 ) 通信・交換処理 即時処理とも呼ばれる。 行し , その結果を端末装置に返送する処理方式をいう。即時性の要求が厳しい。 端末装置から要求が発生するごとに , 汎用コンピュータで即座にその処理を実 ネットワークシステムにおける代表的なデータ処理形態 第 4 部 ネ ツ ト ワ ク シ ス ム の 成 要

2. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

第 3 部 ネットワークエンジニアリング技術 1 .2 各レイヤの機能と最適ネットワークの 設計の評価ポイント ( その 7 ) 1 .2.4 ネットワーク設計の評価ポイント 要な課題である。ネットワークの許容できる負荷は , 以下の指標で見極める ・ネットワークの設計においてトラフィックとそれを取り巻く問題は非常に重 ①スルーブット ムにおける処理性能の評価指標がよく使われている。 ・処理能力を表す指標としては , 図 3. ト 14 に示すように , 次に挙げるシステ ( 1 ) 処理能力 ことができるか否かがポイントである。 186 ・その他のポイントを表 3.1-10 に示す。 ( 2 ) その他の評価ポイント 回線速度の制限を超えることが期待できる。 性能を超える速度は実現できないが , 圧縮技術などを使うことで実効的に る時間である。通常 , システムのオーバヘッドタイムなどから通信回線の ・実際の回線速度を示すものではなく実際にデータを伝達した際に必要とな ④トランスファタイム ( 転送時間 ) できる。 スポンスタイムを短くすることでユーザの心理的な不安を軽くすることが 度にあたる。スルーブットやターンアラウンドタイムが長い場合でも , レ ・指示を出してから反応が戻ってくるまでの時間で , ューザからみた応答速 ③レスポンスタイム ( 応答時間 ) 理システムの流れを重視したものとなる。 等な関係にあるホスト間の処理速度を示す指標となり , ジョブに対する処 ・処理を開始してから終了するまでの時間で , ホストに接続された端末や対 ②ターンアラウンドタイム ケット数 / 秒」などがよく使われる。 ンザクション / 秒」 ( オンライン・トランザクションシステムの場合 ) , 「パ がどの程度の処理能力を持っているかの指標となる。単位としては , 「トラ ・単位時間にどれだけの処理を行えるかで , ホストやネットワークデバイス

3. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

はじめに 世はネットワークの時代。 ネットワークの急速な拡大は驚異的な発展を遂げ , 情報化社会にさまざまな 影響を与えずにはおかない。ネットワーク技術の発達による情報交換などの機 能の変革とともに , インターネットワーキング技術により , 自由に情報交換が 行える新しい情報ネットワーク社会が形成されている。日増しに , 情報技術 (IT) に大きな期待がかかっている。このネットワーク技術は他とは比べものに ならないほどの急進展を見せている。 今では , インターネットアクセスやイントラネットサービスに対する要求が 高まるにつれ , 従来のネットワーク技術だけでなく , ネットワーク関係のテク ニカルエンジニアにも急速に発展する技術への適応能力が切に求められている。 ネットワークには国境がないにもかかわらす , 新しい情報処理技術者試験の制 度認定の実施によって , すでにネットワークスペシャリストには資格という国 境 ( ハードル ) ができている。試験制度の改正により , 平成 13 年度からテクニカ ルエンジニア ( ネットワーク ) 試験と名称が改められた。ただし , 試験内容自体 は従来のネットワークスペシャリスト試験と同等とされている。 1 . 本書の目的 通産省などの関係方面をはじめ , 情報処理の各専門分野に特化した高度な能 力を持った人材を育てるため , 高度情報処理技術者の必要性が指摘され , 平成 6 年から周知のとおりネットワークスペシャリスト資格の国家試験がすでに実施 されている。平成 13 年度からは , 経済産業省にテクニカルエンジニア ( ネット ワーク ) 試験と移行されている。 したがって , 本書は上記の共通の視点から , 新しい情報革命の担い手として 求められている情報化人材の類型の 1 つであるネットワークスペシャリストと いう技術者のために , 公開されている「高度情報化人材育成標準カリキュラム」 に準拠して , 体系的に読みやすい見開き方式を採用し , ポイント要約に整理し 1 Ⅱ

4. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

第 3 部 ネットワークエンジー ーアリング技術 208 求の数や待ち時間を得る。 3.2 ー 8 の M/G/I 待ち行列モデルにおける基本関係式より , システム中の要 ・表 3.2-4 よりトラフィック密度〃は , え・ E(S) で与えられる。このとき図 待ち行列長などが与えられる。 しても , 平均処理時間 E ( S ) は分かっている。このとき , 平衡状態における ・要求の発生率はスであり , 処理はどのような分布になるかは不明であるに 均処理時間と分散を求めてその値を使えばよい。 かっているとする。分からないときには実際に処理の様子を観察して , 平 ・要求の処理過程は , 処理時間あるいは処理率の平均値および標準偏差が分 過程であり , どのような確率分布であるかは不明である。 生率スのボアソン分布である。要求の処理は , 一般分布のサービスの確率 ・ M, / G / 1 モデルは極めて広い範囲の待ち行列に適用できる。要求の発生は発 ( 3 ) M/G/I システムを設計する。図 3.2 ー 7 にトラフィック密度と待ち率の関係を示す。 グラフとして与えられているので , それを用いて必要な待ち時間を満たす このトラフィック密度〃と処理装置の数〃に対応した平均待ち率が , 表や とえば , 銀行や郵便局で複数の窓口があり , 皆が一列で待つ状況にあたる。 ・要求の発生と処理がボアソン分布に従い , 〃個の処理装置で処理される。た ( 2 ) M/M/n ( 複数処理装置 ( 窓口 ) の場合 ) の系の負荷率に相当し , 表 3.2 ー 3 に待ち行列の長さとの関係を示す。 の場合の公式をまとめる。 M/M/I トラフィック密度 ( 窓口の利用率 ) は , そ 数んである。処理を待っている要求の数をで表す。図 3.2 ー 6 に M, / 'M / 1 ・処理を待っている要求と処理中の要求の数を合わせてシステム中の要求の 均間隔が 1 厚 ) , 要求の処理率が 4 ( 処理時間の平均が 1 / のである。 で処理される M 川刀待ち行列モデルを示す。要求の発生率がえ ( 発生の平 ・図 3.2-5 に要求の発生と処理がボアソン分布に従い , 1 個の処理装置 ( 窓口 ) ( 1 ) M/M/I 2.1 .2 待ち行列モデルと公式 2.1 待ち行列理論 ( その 2 )

5. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

第 4 部ネットワークシステムの構成要素 ネットワークソフトウェア ・ネットワークソフトウェアとは , ネットワークシステ ムを実現するためにコンピュータ上で使用するソフト ウェアのことであり , 汎用コンピュータ・端末装置上 で動作する通信ソフトウェア , パソコン・ワークス テーション上で動作するネットワークオペレーティン グシステムがそれに該当する。 ・この章では , ネットワークソフトウェアの種類・機能・ 特徴などを理解し , ネットワークシステムの構築・運 用を行う際の一連の業務能力を修得する。 第 早 3.1 汎用コンピュータの通信ソフトウェア ( その 1 ) ・汎用コンピュータおよび複数の端末装置により構成されるネットワークシス テムは , すべての業務処理を汎用コンピュータで処理する集中処理型システ ムであるため , 汎用コンピュータの持っ通信制御機能が重要となる。集中処 理システムは , 図 4.3-1 に示すような汎用コンピュータを中心とした複数の端 末装置の構成をとることが一般的である。 3.1 . 1 ネットワークシステムでのデータの処理 ・汎用コンピュータは , 複数の端末装置からの要求に対応してデータ処理を実 行する。データ処理の実行形態は , ネットワークシステムの構成や目的に応 じてさまざまである。それらのデータ処理形態は汎用コンピュータ上のネッ トワークソフトウェアにより決定される。ネットワークシステムにおける代 表的なデータ処理形態として , リアルタイム処理 , トランザクション処理 , タ イムシェアリング処理 , リモートバッチ処理 , データ集配信処理が挙げられ 336

6. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

平成 12 年度午前問題解答と解説 問 68 プロセスモデル 問題文の説明には , スパイラルモデルが該当する。 ウ ア : ウォーターフォールモデルとは , ソフトウェアやシステムの開発を要求定義 , 設計 , 開 発 , テストといった工程に分割し , 各工程が完了し成果物がそろってから次の工程に進 めるため工程管理が容易であるという特徴を持つプロセスモデルの 1 つである。 イ : プロセスモデルとは関係ない用語である ( 電子文書の生成モデルの 1 つにオペレーショナ ルモデルと呼ばれるものがある ) 。 工 : データフローモデルとは , ソフトウェア要求分析において使用されるソフトウェア要求 モデルの 1 つであり , データの流れを中心にモデル化する技法である。 問 69 データフローダイアグラム ウ 構造化システム設計技法の 1 つであるデータフローダイアグラム (DFD) では , 対象業務シ ステムをデータの流れを重視して表現するものである。 図が示されて表記法を選択させる問題も出題される可能性があるので概念だけでなく図も 理解しておくことが望ましい。 図の中で , C ) はプロセスを表し , 矢印でデータの流れを記述する。 あとは , 一般的な受発注処理の流れを知っていれば解ける問題である。 まずは , 各プロセスを適切な個所に当てはめてみる。 顧客から発生する処理として受注処理が当てはまり , 顧客への納品に際しては出荷処理が 行われる。また仕入先への処理としては発注処理が考えられる。残るのは在庫引当処理と受 注残処理であり , 通常在庫引当処理において処理できなかったものが受注残として扱われる ので , 上記のように考えれば , 下図が完成する。 顧客 544 ① ② 発注処理 受注残処理 受注残 ④ 販売管理のデータフローダイアグラム 出荷処理 出荷指示 在庫引当処理 受注 受注処理 仕入先

7. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

・ネットワーク設計において必要な , プロトコルを中心 とするネットワークシステムの論理的な構造 ( アーキテ クチャ ) , およびそれを実現するためのさまざまな通信 処理機能について学習する。 1 . 1 ネットワークアーキテクチャとプロトコルの概念 ( その 1 ) ( 1 ) ネットワークアーキテクチャの論理構造とプロトコル 168 ・ OSI 基本参照モデルは , プロトコルの階層構造と基本構成要素技術を用い ( 3 ) プロトコルの階層化 である。 標準化とは , プロトコルとインタフェースの仕様を統一的に規定すること 照モデルの標準化により , さまざまな均一なサービスが提供できる。なお , する傾向にある。そのメリットとして , 表 3.1-1 に示すように OSI 基本参 デルに従って通信に必要な機能を階層化し階層間のプロトコルを標準化 れ , 各種さまざまな手順方式のものがあったが , 現在では OSI 基本参照モ ・以前のコンピュータネットワークシステムは , それぞれ独自方式で設計さ ( 2 ) プロトコルと標準化 理構造を階層的に体系化したものである。 規定化し機能構造の統一化を取り決めたものであり , 具備すべき機能の論 ・つまり , コンピュータネットワークの構成要素が持つべき機能を汎用的に ネットワークアーキテクチャの例を図 3. ト 1 に示す。 トコル ( 通信規約 ) を規定した体系」一情報処理学会のハンドブックによる。 整理し , 汎用的な論理モデル上にその標準的機能配分と , 適用すべきプロ ・「コンピュータネットワークの種々の構成要素が持つべき通信関連の機能を 第 3 部 ネットワークエンジー 第 1 . 1 . 1 ネットワークアーキテクチャ ーアリング技術 早 ネットワークアキテクチャ とプロトコル

8. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

ネットワークシステムの構成要素 3.3 ネットワークオペレーティングシステム ( その 1 ) 第 4 部 346 ムが連携して業務を実現する。 サーバ上のデータベース本体とクライアント上のアプリケーションプログラ ライアントサーバシステムを採用した 1 つの例である。このシステムでは , ・リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) を使ったシステムは , ク 可能にした。 荷集中の回避および多大なデータの制御を行い , より柔軟なシステム構築を イアントとサーバに処理を分散することを可能にすることで , サーバへの負 にはクライアント用ネットワークオペレーティングシステムを使用し , クラ サーバにはサーバ用ネットワークオペレーティングシステム , クライアント バ ) が連携することによって業務処理を行う , 分散処理型のシステムである。 データの管理および依頼された処理の実行とその結果の返送を行う装置 ( サー ・クライアントサーバシステムは , 処理を依頼する装置 ( クライアント ) と , 3.3.1 クライアントサーバシステム 水平分散処理型ネットワーク , c) 混合分散処理型ネットワークがある。 により , a) 垂直分散処理型ネットワーク ( ホスト端末型ネットワーク ) , b) 汎用オペレーティングシステムと連携して通信機能を実現する。構築技法 ングシステム (NOS) である。ネットワークオペレーティングシステムは , めに用いられるオペレーティングシステムが , ネットワークオペレーティ ステムやピアツーピア型システムがある。それらのシステムを実現するた ション系ネットワークがあり , その代表的なものにクライアントサーバシ ・パソコンやワークステーションを用いて構築したものとしてワークステー [ 分散処理型ネットワーク ] うな処理の分散を目的とした分散処理型ネットワークが考案された。 するという欠点を持っていた。その欠点を解消するために , 図 4.3 ー 8 に示すよ システムであったため , 処理量増加によって汎用コンピュータへ負荷が集中 置から要求された処理をすべて汎用コンピュータが行うという集中処理型の ・汎用コンピュータを中心に構築する従来のネットワークシステムは , 端末装

9. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

第 4 部第 3 章要約 ■汎用コンピュータの通信ソフトウェア ・汎用コンピュータと端末で構成されたネットワークシステムでのデータ 処理形態には , ・リアルタイム処理 ・トランザクション処理 ・タイムシェアリング処理 ・リモートバッチ処理 ・データ集配信処理 などがある。 352 に使用するソフトウェアであり , さまざまな能力が要求される。 ・ネットワークオペレーティングシステムは , 分散処理を実現させるため システムであり , サーバはさまざまなサービス機能を提供する。 ・クライアント / サーバシステムは , 分散処理を目的としたネットワーク ■ネットワークオペレーティングシステム て利用する際に使用するソフトウェアが , 端末工ミュレータである。 ・専用端末装置の代わりにパソコン・ワークステーションを端末装置とし 実現させる一端を担うものであり , 通信機能を実現させるものである。 ・端末側の通信ソフトウェアは , ネットワークシステムでのデータ処理を ■端末の通信ソフトウェア トワーク制御プログラムがあり , お互いに連携して通信機能を実現する。 作する信アクセス制御プログラムと , 通信制御装置上で動作するネッ ・汎用コンピュータ側の通信ソフトウェアには , 汎用コンピュータ上で動 御装置から構成される。 ・汎用コンピュータ側の通信機器は , 汎用コンピュータ ( ホスト ) と通信制

10. テクニカルエンジニアネットワークパーフェクトテキスト : 情報処理技術者試験 2001/2002年度版

平成 1 2 年度午前問題解答と解説 製品の在庫を確認し , 在庫があれば出荷処理を , なければ仕入先に発注処理を行う , 在庫 引当処理との間でデータの流れが発生する③が製品在庫データストアと識別できる。 ちなみに①は顧客データ , ②は受注データ , ④は出荷データ等が例として考えられる。 ア : 反例 ( CI =Y,C2=N,C3 (Y) が存在する。 問 70 オブジェクト指向開発用語 ウ オプジェクト指向データベース , オプジェクト指向プログラミング , オプジェクト指向設 計等々 , オプジェクト指向型の考え方が普及している。オプジェクト指向は , クラスとオプ ジェクトとインスタンス , 継承 , カプセル化 , メッセージパッシングといった特徴を持つ。 問題文のオプジェクトの持つ振る舞いを記述したもののことは , メソッドという。 そしてそのオプジェクト ( データ ) とオプジェクト ( データ ) のメソッドを一体化させること をカプセル化という。 イ : クラスとは , 共通する情報を共有する複数のオプジェクトのための定義である。 ア : インスタンスとは , オプジェクトの実行時の実体を指す。 工 : オプジェクトへの命令のことをメッセージという。 平 成 年 度 午 題 解 と 解 説 問 71 決定表 ウ : 反例 ( CI = Y,C2 = Y,C3 = Y), ()I = Y,C2= Y,C3 = N) が存在する。 イ : 反例 ( CI = Y,C2 = Y,C3 = Y), ()I = N,C2 = N,C3 = Y) が存在する。 問 72 出力帳票の設計 工 : 反例が存在しない。 工 工 出力帳票の設計に関する設問であるが , 設計面での考慮も必要だが , 出力帳票の本来の目 的「何のために誰がその帳票を必要とするのか」を考慮すると解答が得られやすい。 ウ : 出力される情報というのは , たとえば計算結果等 , データの値をそのまま印字するとは 高い。 る出力形式があるのであれば , それを考慮したほうが利用しやすい帳票となる可能性が イ : システム化が困難とされるような出力形式であればともかく , 通常は今まで利用してい る。また , 属性でひとまとめにすることが設計上望ましいとは限らない。 ア : 項目配置は設計上の利点より , 出力された帳票の利用のしやすさから考慮すべき点であ 工 : 正解である。 限らないので , けた数を合わせることが望ましいとは限らない。 問 73 プログラムのテスト技法 テスト技法の用語問題である。本問題に関連する用語を以下で整理する。 プログラムの内部構造やロジックを考慮してテストケースを作成する。 ホワイトボックステスト ①どのようにテストデータの作成を行うのかの判断基準。 工 545