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検索対象: 月刊スーパーアスキー 1994年4月号
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1. 月刊スーパーアスキー 1994年4月号

N H 0 P T R 操作のために必要なハードウェアのあらゆ る部分を初期化してテストしなければなら ない . プートコードはマシン固有だが OS 固 有ではない . つまりスペシフイケーション と互換のあらゆる OS をロードすることが可 能でなけれはならない . 複数のオペレーティングシステムをロー ドできるようにするために , Prep ドキュメ ントはプート可能なストレージデバイスが 持たなければならないデータ構造を定義す る . プートコードは不揮発性 RAM ( NVRAM ) 内の情報に基づいてデバイスを 選択して , データ構造を使ってオペレーテ イングシステム・イメージを探してロード する . プートコードはマシン固有だから , この作業を達成するために必要なハードウ CoIumn 旧 M の PowerPC プランの 中心になる WO 「 k ace OS Microsoft と旧 M の大喧嘩以来 , この 2 つの企業 は競争力のあるオペレーティングシステムを追 求し続けてきた . X86 システムでは旧 M の OS / 2 2. x はあまり大きな成功ではなかったものの , Win- dows 3. x と競争した . OS / 2 は技術的に有利な点 があり , 大企業の中にはお得意もあったが , 大 きな流れは明らかに Windows のほうにあった . しかし X86 以外のシステムでは状況が違う . Microsoft のポータブル・オペレーティングシステ ムは Windows NT だ . 少なくとも現時点では , れは Windows 3. x よりずっと多くのメモリを必要 とするから , 既存 Windows 環境のアップグレード や大量販売などには適していない . 旧 M のポータブル・オペレーティングシステム は Workplace OS と呼ばれている . Mach マイクロ カーネルをベースにした Work 可 ace OS は , さまざ まなオペレーティングシステムの「バーソナリ ティ ( 個性 ) 」をサポートするカメレオンのよう なものになるだろう . 個別のバーソナリティに 依存しないサービスを提供するカーネルに , 異 なる環境のための異なるアプリケーションプロ グラミング・インターフェイス (API) レイヤが 組み合わされる . 最初のバージョンは , 今日の OS/2 2. x API にとてもよく似た OS / 2 API を持 つ . これは内部デザインがかなり違ってはいる ものの , ポータブルバージョンの OS / 2 であると 考えることができる . 旧 M は既存の OS / 2 コードを ェアコンフィギュレーションを熟知してい る . OS ( 普通はより小さな OS ローダ ) をメ モリ内にロードしたら , プートコードは制 御をソフトウェアに移す . MAL の 2 番目の部分はシステムアプスト ラクション・レイヤ (System Abstraction Layer : SAL) だ . これは Windows NT の 用語では HAL (Hardware Abstraction Layer) とも呼はれる . このコードは , オペ レーティングシステムによる NVRAM の読 み取り , タイマの読み取り , キャッシュの フラッシングなどのハードウェア固有のタ スクを実行できるようにする . SAL は , OS がこれらのタスクを実行するために使うフ ァンクションによって構成されている . れらのファンクションの定義は各 OS 固有 他のアーキテクチャにポートすることは計画し ていない . OS / 2 API を持つ Workplace OS のペータリリー スは , ' 94 年第 1 四半期にリリースされる予定 だ . ' 94 年中に OS / 2 A 曰は Ta ⅱ gent のアプリケーシ ョンフレームワークによって拡張され , 新しい アプリケーションのための , より充実したオプ ジェクト指向環境を提供する . Workp ce OS は最 終的には Ta ⅱ gent インターフェイスを別のバーソ ナリティとして追加する予定だ . その時点で , システムを ( 各ユーザーのニーズに合わせて ) OS / 2 ノヾーソナリティ , Ta ⅱ gent ノヾーソナリティの いずれか , または両方を付けて出荷することが できる . Taligent は自社のオペレーティングシス テムのために Work ace OS カーネルを使用する . COSE 標準に従う UN Ⅸノヾーソナリテイも利用で きるようになるだろう (COSE は Common Open Software Environment ( 「コージー」と発音する ) の略で , 旧 M , HP, Sun を始めとする主要な UN Ⅸ ペンダーが UN Ⅸの標準化を目的として結成した 組織 ). これは A Ⅸとは逆のバイト順序を使用し , A Ⅸ固有のファンクションの一部をサポートしな いから , AIX アプリケーションは再コンバイルし なければならないし , 程度はいろいろだが修正 が必要だ . 旧 M は , OS / 2 ノヾーソナリテイだけを持つ Work - place OS が現在のバージョンの OS / 2 と同程度の サイズになると予想している . OS / 2 は 8 Mbytes のシステムメモリを必要とするが , これは Windows NT の約半分のサイズだ . このため WorkpIace OS だ . Prep ドキュメントは SAL がアクセスで きるハードウェア機能の集合を記述する . SAL コードのディストリピューションを 簡単にするために , このコードは RAM 内で はなく , ディスク上に格納してある . SAL はハードウェアインプリメンテーションと オペレーティングシステムの両方に固有だ から , OS べンダーまたはシステムペンダー のどちらが提供してもよい . SAL コードは OS とともに CD ー ROM に入れることもできる ードドライプに し , システムペンダーがノ、 あらかしめロードしておくこともできる (Microsoft は Prep リファレンスデサイン用 の HAL コードを Windows NT の CD-ROM に入れる予定だと言っている ). あるいは , OS ローダがプートデバイスからオペレーテ は , 低コストシステムという点では NT よりも適 しているかもしれない . 旧 M は Workp ce OS を主 にデスクトッフ・オペレーティングシステムと して位置づけているが , NT は当初はサーバで最 もポビュラーになるだろう . 旧 M の Power Personal Systems グループはハードウェアを販売すること を目的に ,WorkpIace OS 以外に NT と A Ⅸもサポー トする . Workplace OS は旧 M が開発した 486 工ミュレー ションソフトウェアを使い , 今日の OS / 2 と同じ ように Win ー OS / 2 サフシステムを介して X86 Win- dows アプリケーションをサポートする . このサ プシステムは Windows 3. x を使う . これは Microso の同意のもとに旧 M が提供する . この同意契約は Windows NT や Windows 4.0 (Chicago) など , 今 後の Microsoft 製品には適用されない . しかし旧 M は , 少なくとも Win16 や Win32s までは Microsoft の A 曰の進化に追随できると確信している . Work- place OS が Win32c (Chicago) A 円や完全な Win32 (NT) をサポートするかは明らかではな い . 旧 M が SunSoft からライセンスした Wabi テクノ ロジーは A Ⅸでしか使われす , 旧 M が WorkpIace OS でこれを使う計画はないことに注目すべきだ . 旧 M は Workplace OS を X86 や他の R 旧 C プラット フォームに移植する予定だ . これらの製品は ' 95 在の OS / 2 に向けられている . に関する焦点は , 少なくともここしばらくは現 年から出現するかもしれない . (Michael Slater) しかし旧 M の X86 ApriI 1994 SUPER ASCII 123

2. 月刊スーパーアスキー 1994年4月号

S 叩 er s インテルコ nte 旧 X4 プロセッサを発表 機能にも多少高速化が図られている . また , インテルジャパン ( 株 ) は , i486 アーキテクチ 会の席上 , 米 lntel 社上席副社長兼マイクロプ すでにある SL 工ンハンストと同様のパワーマ ヤを採用した CPU の新製品として「 IntelDX4 ロセッサ事業本部長のアルバート・ユー氏 ネジメント機能も搭載されている . さらに プロセッサ」シリーズを発表した . 内部動作 は , 今後の製品計画の一部を明らかにした . 詳細は未定だとしながらも , 将来的には 周波数によって , 100MHz 版 ( 外部周波数 それによると , 第 2 世代 Pentium プロセッサ Pentium アーキテクチャを採用した OverDrive 5 0 M H z または 3 3 M H z) , 8 3 M H z 版 ( 同 ( 開発コードネーム P54C ) は , 0.6 当プロセス プロセッサへのアップグレードが可能だとし 33MHz) , 75MHz 版 ( 同 25MHz) の 3 種類が 技術を採用し , 駆動電圧は 3.3V , iCOMP 値は ている . 用意されている . 同社によると , IntelDX4 は 700 程度になるという . 内部動作周波数は , 今後の見通しとしては■ 94 年後半には , 現 同社のトレードマークであり , 数字の 4 は 75MHz ( 外部周波数 50MHz ) 版 , 90MHz 版 在の i486DX2-66MHz システムの価格帯 ( 約 i486 アーキテクチャであることを意味してい ( 同 60MHz) , IOOMHz 版 ( 同 66MHz) が予定 2500 ドル ) で Pentium プロセッサ搭載マシン されている . 同氏は 94 年を Pen ⅱ um プロセ るという . が , また i486DX -33MHz システムの価格帯 同プロセッサは , 0.6 / / プロセス技術を採用 ッサの年と位置づけ , プロセッサマーケット ( 約 2000 ドル ) で IntelDX4 プロセッサを搭載 において , 今年度平均で 15 % , 第 4 四半期だ した同社最初の製品で , 動作電圧は 3.3V とな したマシンが販売されるようになるだろうと けでは 25 % を Pentium プロセッサが占めるだろ っている . パッケージは 168 ピン PGA または している . 208 ピン SQFP が用意されており , これまでの うとの見通しを明らかにした . 100MHz 版および 75MHz 版については , i486 シリーズとは , 外形的にはピン互換とな P54C については , 2 月 16 日から 18 日にか の発表と同時に量産出荷が開始されており , けて米 San Francisco で開催された IEEE 国際 っているが , 3.3V 動作に対応するための機能 1000 個ロット時の価格は , 100MHz 版が 8 万 固体回路学会 (Solid-State Circuit Conference) が追加されているため , ピンの機能が一部異 ま X ) 円 , 75M } レ版が 6 万 4 償刈円となっている . において , 0.6 / プロセス技術により , 330 万 なっている . また , オンチップキャッシュメ M ル版の量産出荷は今年後半になる予定 . トランジスタを集積 , 動作電圧 3.3V , 内部動 モリ ( ライトスルー ) が従来の 8Kbytes から また 2 月 8 日に行なわれた同社の記者説明 16 ytes に増設されたほか , 浮動小数点演算 作周波数 100MHz 時で , 消費電力を 4W に抑え ることが可能との技術発表が行なわれた . 600 iCOMPlndex 567 510 500 435 400 319 300 231 200 182 166 ⑨◎ lNTEL'89 ・ 93 100 抦回 486 ⅲ te 86 lntelDX2 抦 DX2 lntelDX2 lntelDX4 lntelDX4 Pentium Pentium SX-25 DX-33 40 1 100 0 50 60 66 66 iCOMP 値の比較表 te 旧 X4 プロセッサ 能である . 技術的にはおそらく可能だったに この隙をついて 5V 対応で内部ク メーカーは、 ロック 3 倍のプロセッサの商品化を図るだろ もかかわらず , 過去の CPU とのヒ。ン互換性を う . もちろん , 既存の DX2CPU の差し替えを 放棄した理由は , 既存の DX2 システムから 回から正式に内部クロックが 3 倍の i486 狙ってのことだ ( 旧 M の BlueLightning は , チ アーキテクチャプロセッサが発表された . だ Pen ⅱ um アーキテクチャへの移行を促したいと が , 多くのユーザーの期待とは裏腹に , 今回 ップレベルの販売ができないため , やや市場 いうことなのだろう (DX4 は Pentium 化の難し のⅲ t DX4 プロセッサは 3.3V 動作が前提で いポータブル機用か ? ) . 実際 , Pentium プロ が異なる ) . どのくらい早期に互換 CPU メー ( 外部ロジックは 5V にも対応 ) , 既存システ カーが製品を投入できるか , P24T の投入時期 セッサの値下げもすでに発表されている . だが , これは同時にある種の「賭け」でも ムの i486DX2 ( この名称もⅲ t DX2 プロセッ によっては , CPU シェアに大きな影響を与える サとなるらしい ) との差し替えは , まず不可 ある . おそらく AMD や Cyrix などの互換 CPU ( 元麻布春男 ) ことは間違いない . Watch SUPER ASCII April 1994

3. 月刊スーパーアスキー 1994年4月号

User'S View CoIumn 今後登場予定のサプノート 今回紹介した 5 機種以外にも , Zenith Data Systems の Z ・凵 TE や HP の OminiBook 325 なども Windows サプノートというのに十分な機能 / 性 能を持っている ( ただ , OminiBook は英語版 Windows/Word/ExceI を ROM カードに搭載し ているなど , 日本語で使うには工夫が必要 だ ). さらに , 台湾製のサプノートを含めると 選択の幅はかなり広くなっている . サプノートの分野は , まだまだ発展途上で あるため , 今後とも多くのマシンがリリース されるだろう . 現在 , 編集部で情報を持って いるサプノート 2 機種を紹介しよう . 日立ソフトから販売予定の一凵 OS S433 6 月上旬には日立ソフトウェア工ンジニア リング株から「旧 OS サプノート S433 / S450 」 が販売される予定だ ( 写真「日立ソフトが販 売予定のサプノート」 ). これには , CPU に i486 SX 33MHz/DX2 50MHz を搭載し , カラーとモ ノクロの液晶ディスプレイを採用する合計 4 モデルが用意される . サイズは 258 (W) x 1 99 (D)X40(H) mm, 重量は 1 .8kg とサプノー トの中では少々大きな部類に入る . ほば S Ⅷ FT と同等の大きさ重さである . サイズが大きな 分 , キーポードはデスクトップ並みとなり使 いやすくなっている . メモリは標準で 4 Mbytes, 最大 12Mb es まで増設可能である . 内 蔵ハードディスクの容量は 120Mb es というこ とだ . ハードディスクには , DOS 6.2/V と Win- dows 3.1 , 電子手帳ソフトの BeansNote がプレ インストールされる . 液晶バネルは , モノク ロは 8 インチ , カラーで 7.7 インチと大きなサ イズを採用している . PC カードスロットは , PCMCIA TypeIII を 1 スロット装備する . 赤外線 シリアルを搭載するなど , 魅力的な装備とな っている . 価格は , i486SX 33MHz のモノクロ 液晶モデルの S433 で 24 万円 , カラー液晶モデ ルの S433S で 30 万円程度をそれぞれ予定してい るという . SSK ベルの新サプノート また , 同時期に SSK ベルからも新しいサプノ トが発売される予定である . SSK ベルでは , 今回紹介している S Ⅷ FT シリーズを発売してい るが , 新モデルは機能が強化された上位モデ ルとなるようだ . ニュースリリースによれば , CPU に i486DX2 50MHz を採用し , B 5 サイズで 重量は約 1 . 8kg というものだ . そのほか , 9.5 イ Windows サプノート時代がやってきた 現在発表されている各社のポータブル PC を 見ると , 処理性能やメモリ , ディスク容量的 には , 十分 Windows を利用できる環境が整っ てきていることが分かる . マイクロプロセッ サの性能向上やメモリ , ディスクの大容量化 はめざましく , この点がさらに改善されるの は時間の間題である . しかし周辺デバイスに 目を向けると , まだまだ問題も多いようだ . ます持ち運んで利用する , という意味で考 えると , 各社ともバッテリを利用した場合の 駆動時間が短すぎる . 連続使用が 1 ~ 2 時間 というのでは , バッテリを頼りに作業するの は事実上不可能だ . いうまでもなく理想は , バッテリの心配をせすに 1 日中使えることで ある . 幸いシステムの省電力化やバッテリの 大容量化は , まだ改良の余地がありそうだ . 将来の発展に期待したいところである . 液品ディスプレイは , 画質としてはかなり のレベルに達していると感した . これからは , 大画面化とコストダウンが課題だろう . Win- d 。 ws を利用するなら文旬なくカラーディスプ レイに軍配が上がるが , カラー液品ディスプ レイはまだかなり高価である . 現在発表されているポータブル PC は , はと んどがポインティングデバイスを内蔵してい る . しかし今回テストしたところでは , 使い 勝手はまだまだだと感した . 慣れによってあ る程度は克服できるのかもしれないが , トラ ックポールにせよ , スティックタイプにせよ , 細いウインドウの枠をつかんでドラッグする のはかなり難しい . 個人的には , 近いうちに 発表されるというべンを使ったポインティン グデバイスに期待している . ポータブル PC が本当の意味でパーソナルな 情報ツールになるには , 現在のシステム手帳 をしのぐ存在にならなけれはいけないはすだ . 電車だろうと車だろうと , ちょっと開いてメ モをとり , パタンと閉しる . この手軽さをモ ノにしなければ , ポータブル PC の真価は発揮 されない . 今後デジタル通信が発達するにつれて , ポ ータブルコンピュータに対する期侍はますま ンチの大型液品ディスプレイを採用し , オー ディオ機能を標準装備 , PCMCIA TypeIII スロッ トを装備 , SCSI を標準搭載 , カラー液品モデル を用意といった特徴を持っている . 価格は未 定ということだ . これら以外にも , 5 月ころから各社からサ プノートが登場しそうだコ ntelDX4 の登場によ 日立ソフトが販売予定のサプノート きるだろう . り , さらに高速なサプノートの登場も期待で ( 編集部小林 ) ・ Microprocessor Report December 9 第 ス ) , 山下良蔵 ( アスキー ( 株 ) ) 和田信 ( サイリックス ( 株 ) ) , 神代敏彦 ( ( 株 ) アクシ [ 協力 ] ( 敬省略 ) Brian Case 著 PCMCIA Defines Standard Fo 「 PC Cards„ 1 9 9 2 green. ' 」 , LinIey Gwennap 著 choices fO 「 notebook designers ー desktops turn adds IOW ー power features t0 every i486 ; more ・ Microprocessor Report June 21 ′ 1 9 9 3 Clntel the notebook battery revolutionz, Chris O'Malley 著 ・ PC ー Computing Jan 1 994 CCharge! Here comes Edition., Winn L. Rosch 著 , Brady 発行 ■ CThe Winn L. Rosch Hardware Bible Second 訳 , アスキー発行 ■ CWindows 快適設定術』 , Dan Gookin 著 , 梅原系 野田均 / 山下一郎 / 川口隆夫 / 安藤大蔵 / 黒田啓著 スプレイ』 , 竹田守 / 小郷伸ー / 田村達彦 / 上浦宏明 / 用した 12 . 5 型アクテイプ・マトリクス方式カラー液晶ディ ■日経エレクトロニクス 1 9 8 6 年 1 2 月号「冗長構成を採 川瀬哲成監修 , 工業調査会発行 ■「新しい電池技術のはなし』 , 川内晶介 / 飯島孝志 / 行 ・「液品ビジネス最前線」 , 岩井善弘著 , 工業調査会発 [ 参考文献 ] ( 編集部小川 ) 道具となることを願ってやまない . れて , コンピュータが誰にでも気軽に使える す大きくなるだろう . これらの問題が克服さ 48 SUPER ASCII April 1994

4. 月刊スーパーアスキー 1994年4月号

Review る ( 最終ページのサンプル参照 ). また , メ ないとか , ワープロや表計算が動いている ・受信工ラー処理 ッセージ欄は , テキストファイルとして保 環境で起動できないのでは実用性は乏しい 受信中にエラーが起こった場合 , 完全に 受け取ったページぐらいは表示できるよう と言わざるを得ない . この点については , 存ができ , よく使う表現 ( 拝啓御社には 定量的に測定することができなかったので , ・・・ FAX をお送りいたしましたので , 御査収 になっているものが便利である . 普通の FAX 評価基準には入れられなかった . 傾向とし のはど・・・といった挨拶文など ) を保存して では , そうなっているし , 場合によっては , ては , 受信 , 送信 , プレピューなどがメイ おけば , あとで呼び出して別の FAX に使う 必要な情報はそこから得られることもある . ンモジュールとは別プログラムになってい 工ラーが発生すると , ちゃんと受信できて ことができる . て , 最低限必要なモジュールのみ起動でき 電話帳は , 名前 , 会社名 , FAX 番号とい いるべージまでもが捨てられてしまうので るタイプのほうが , 単体のプログラムより った最低限の項目しかなく , 電話帳として は , FAX 機の代わりにはなり得ないといえ の使いみちはない . 幸い , ファイルフォー メモリ効率がいいようだ . そうはいっても , る . マットが dBase 互換なので , はかのソフトか プログラムのセグメントが移動不可だった ・受信待ちのときにポートを占有するか らデータをェクスポートしてきて使うとい り , コンべンショナルメモリを多く取るよ FAX モデムは , ほとんどがデータモデム う使い方が多くなると思われる . グループ うなものでは一概にそうともいいきれない . としても利用できるため , データ通信も同 は 1 から 20 までの番号で管理されるため , じモデムを使う人がほとんどだろう . BitFax 何のグループかが分かりにくいのが欠点だ . 場合 , 自動着信を設定中にデータ通信がで ただし , 送信時の指定では , 複数の宛先を きるかどうか ( 受信モジュールがポートを 簡単に選べるようになっているため , 相手 BitFax は , 送信 , 受信用のログ , 通信モ 占有しないで監視しているかどうか ) が使 の固定化されていない同報通信ではそれは ジュールと設定 , 電話帳 , ピュアのプログ い勝手に大きく影響する . ポートを占有し ど困ることはないと思う . ラムから構成されており , メインモジュー て着信侍ちをするタイプのソフトでは , パ 送信時には , 短縮ダイヤルボタンなども ルは , それぞれを起動するためのボタンパ ソコン通信をするときに , プログラムを終 利用でき , FAX としての使い勝手はこなれ ネルになっている ( 画面 4 , 5 ). もともと 了させ , 通信が終わってから , 再起動する アメリカで発売されていたソフトの日本語 ているようだ . 必要がある . これでは再起動を忘れたり , 移植版であるが , 英語版に付属していた OCR 通信ソフトの立ち上がりでエラーが出て , ドレミ Fax 機能は削除されている . lbyte で表わせる やり直しといったことになり , 不便である . アルファベットと 2bytes の日本語では認識 できれば , 通信ソフトと同居可能なものが 今回のテストの中では一番の低価格ソフ アルゴリズムも違って日本語化が難しかっ 望ましい . トであるが , 最低限必要な機能はそなえて たからだと思われるが , アルファベットと ・占有メモリ おり , 実用上の問題はない . ただし , ほか 数字だけでも利用価値はあるので , メニュ FAX ソフトは , 送信時にはプリンタドラ のソフトと比べると簡略化されているとこ ーやメッセージの日本語化だけでもして付 イバとして動作し , 他のソフトを使ってい ろが多く , FAX のやりとりを頻繁に行なう 属させてほしかった ( 後述する UltraFAX が る間も受信待ちのためにメモリに常駐して へピーな利用には向かないかもしれない . アルファベットの OCR 機能が付属してい いる必要がある . このため , 占有メモリ ( 動 ドレミ Fax は , メインプログラムにビュア 作時の要求メモリやリソース量 ) は , 重要 る ) . 以外の機能がすべて入っており ( もちろん カバーベージは , 固定フォーマットだが , 咼機能であっても , メ なポイントとなる . DLL を使ってはいるが ) , ウインドウをログ ロゴ用としてイメージファイルを指定でき 他のソフトと共存でき モリ消費が激しく , ヘルー ログをー ログ 日付 2 94 に 射財響久・ 3 ま : 2 小川橋 1 畿 リ響久を 射財響久を ま 10 射ま久を ま 4 ~ 射響久橋 ま絵 10 6 射響久第 射破響久橋 ~ ログデータを週一します - 凱紙フェーズめ工ラー ロケ 4 ファイ《 0 第一一田 - x の ポート : ~ スビー 画面 4 日 itFax の送信ログ画面 94 ヘルプ圓 ログり ートータ 2 1 動ログをました ログ日付ペーう送信元 1 ーグをました アプリケーシ・ン ー洳せ - F 2 , ー d - (M)A 2 工 ー 0 - F 'TA2.D ) ) ー d - F 2. 洳 d ー F 2 青ララララ 辭工工工工 ログデータをーします ユー引こよる ロケ 2 ファイ 0 ーー - 1 ポート : ~ - x スビー 画面 5 BitFax の受信ログ画面 : をします一 冫を - します一 SUPER ASCII Ap 「ⅱ 1994