. Sources 有用なパワーマネジメント機能も持ってい インキットを阪売するといっているが , MAL だ . IBM は Micro Channel をあまりに手元 に置きすぎたため , 採用しようと考えてい コードに対してはユニットごとのロイヤリ るが , Prep の主な焦点はデスクトップだ . た企業の多くをおし気づかせて追い払って Prep ドキュメントは 2 つの部分に分かれ ティを徴収するかもしれない ). しまった . IBM の計画どおりに運べば , ている . Prep 標準は , 互換性のために必要 他のべンダーの中には , Prep スペシフィ 般的に共有される標準は公平で知的な方法 な , 特定の OS やバス構造に依存しないパラ ケーションの柔軟性を利用して , 互換性の メータを定義する . またドキュメントには , で維持されるだろう . ある独自のシステムデサインを作成するも 特定の PowerPC システムインプリメンテー のもあるだろう . これらのべンダーは IBM スペシフイケーションは何 ションが使用するコンポーネント , バス , のシステムロジックの一部と , 独自あるい を定義しているか レジスタ定義を指定する標準的なリファレ はサードバーティ製のチップを組み合わせ て , 差別化したデサインを作り出すかもし Prep スペシフイケーションは , 市販され ンスデサ、インも含まれている . れない . この場合システムペンダーは , その ているオペレーティングシステムやアプリ 一部のサードバーティベンダーは , リフ ードウェアのユニークな機能を処理する ァレンス・デサインをクローンするだけか ケーションソフトウェアと互換性のある 新しい MAL コードを作成する責任を負う . PowerPC システムの集合を定義する . つま もしれない . これらの企業のために , IBM りある Prep システム上で走るアプリケーシ Microelectronics は必要なすべてのデサイン マシンアプストラクション 情報とコンポーネント ( プロセッサとシス ョンは , 修正しなくてもあらゆる Prep シス はどのように機能するか テム上で走行する . IBM はこのような互換 テムロジック・チップセット ) を含んだデ 性を保証することによって , Prep プラット ザインキット , あるいはリファレンスデサ マシンアプストラクション・レイヤは実 インをインプリメントした々サーポードを 際には図 1 のような 3 つの部分を持ってい フォームをターゲットとしたソフトウェア 提供する . どちらの場合もクローンべンダ る . 最初の部分はプートコード ( boot code) べンダーのアプリケーション開発を奨励で で , 普通はシステムボード上の ROM 内に保 ーは IBM と同し MAL コードを使用できる きるのではと期待している ( これは , ( IBM はわすかな前払科金だけを徴収し , ユ 存してある . これはオペレーティングシス Macintosh システムの唯一のべンダーとして テムを探してロードする責任を持ち , この ーットごとのロイヤリティは取らすにデザ 事実上の標準を持っている AppIe にとっては 重要な問題ではない ) . このソフトウェアベ ースは , PowerPC が AppIe や IBM 専用機シ ステム以外でも優勢で , 活力のあるアーキ テクチャになるためにはとても重要だ . Prep 標準はかなり幅広い . ノートブッ ク , デスクトップシステム , ある種のサー バにまで適用される . PDA などのより小さ なシステムはカバーしないし , 大きな MP (MuIti Processor) サーノヾには適していな ただし将来その領域にも発展させるこ とはできる . ノートブックや GreenPC にも 00 シ グ ン イ レ オ ハードウェア ハードウェア 図 1 prep のマシンアプ ストラクション・レイ ヤは , オペレーティン グシステムとアプリケ ーションに対してハー ドウェアに依存しない インターフェイスを提 供する . 推奨構成 ( デスクトッフ ) 推奨構成 ( ポータブル ) 最低必要構成 PowerPC オプション 1 .44Mbytes CD-ROM XA 必要 2 ボタン マルチボイス / 圧縮 1024 X 768 X 16 アクセラレータ 4Kbytes 必要 19.2kbps 以上 P1248 SCSl-2 Ethernet 尸し オプション 1 .44Mbytes オプション 必要 2 ボタン マルチボイス / 圧縮 640X 480X 8 フロセッサ L2 キャッシュ フロッヒ。ードライプ CD-ROM キーポード マウス オーディオ グラフィックス NV メモリ リアルタイムクロック シリアルポート ノヾラレルポート SCSI ネットワーク PowerPC オプション オプション オプション 必要 必要 16bit ステレオ / 44.1kHz 640X480X8 4Kbytes 必要 19.2kbps セントロニクス オプション オプション 4Kbytes 必要 19.2kbps 以上 P1248 オプション Ethernet 表 1 prep は典型的なノ ートブックおよびデスク トップシステムの典型的 なコンフィギュレーショ ンに必要な最小限のシス テム構成を定義する . 122 April 1994 SUPER ASCII
Sources ちらのフォーマットでストアしたデータに イングシステムの残りの部分をロードする を持っオーディオ機能を備えなければなら でもアクセス可能でなけれはならない . し ほとんどのシステムは圧縮つきのマ 前に , フロッピーディスクから SAL コード ルチボイスオーディオをサポートするだろ かし現在の PowerPC プロセッサ ( 601 , を読むこともできる . 3 番目のタイプのマシンアプストラクシ う . ポータブルシステムは VGA7 ラフィッ 603 , 604 ) は , 情報がいつでもピッグエン ョンはデバイスドライバが実行する . 現代 クスを使ってもよいが , デスクトップシス ディアンで格納されているとみなす . つま テムは 1024X768X16 の解像度を持っことが のはとんどのオペレーティングシステムは , り Prep に準拠するシステムは , リトル・エ 期待される . ほとんどのシステムは高速シ ンディアンのデータを処理するために何ら あらゆるべリフェラルデバイス用のハード リアルポートと拡張された双方向のパラレ コードしたインターフェイスを OS が持っこ かの外部ロジックを用意する必要がある . ル・ポート ( P1248 ) を持つだろう . デスク とを避けるために このメカニズムを使っ 現在の PowerPC プロセッサは , リトル・ トップシステムは Fast SCSI-2 プロトコルを 工ンディアン処理のためのアドレス変換モ ている . その代わり , OS はペリフェラルの サポートすることが求められる . ために基本的な操作 ( プロック読み取りや ードをサポートしている . このモードでは , プロセッサが生成したすべてのアドレスの プロック書き込みなど ) を実行するファン ドキュメントは他の 3 タイプのシステム の典型的なコンフィギュレーションも定義 下位ビットを修正して , 適当なリトルエン クションを定義する . デバイスドライバは , する . これはどれもデスクトップのコンフ ディアン・アドレスを得る . たとえばバイ 特定のデバイスに適したこれらのファンク イギュレーションと似ている . メディアレ トアクセスの場合 , 下位の 3bit を変換する . ションを実行する . SAL コールのように 一方ダブルワードアクセス (64bit) の場合 スシステムは CD-ROM, フロッピードライ デバイスドライパ・ファンクションはラン は変換は不要だ . この変換はアライメント タイムライプラリとしてインプリメントし ードドライプを持たない . テクニカ プ , ノ、 ルシステムは性能を向上させるためにレベ されていないデータのアクセスでは機能し てあるのが普通だ . ル 2 キャッシュを持つ . 最後にサーバはレベ ない . これらはトラップしてソフトウェア デバイスドライバはペリフェラルハ ウェアと特定の OS の両方に固有だ . これら ル 2 キャッシュとより大きなハードドライプ が処理する . しかしアドレス変換だけでは間題は解決 を持つが , ピデオやオーディオ機能はもっ のドライバは普通はシステムペンダーが提 しない . 正しいグループのバイトを選択し 供し , アドインデバイスの場合はペリフェ とシンプルだ たら , グループ内のバイトの順序を反転さ ラルのべンダーが提供する . スペシフイケーションは 5 つの状態からな せ , リトルエンディアン・データ構造をヒ、 るパワーマネジメントの基本モデルを作成 スペシフイケーショ ッグエンディアン形式に変換する必要があ する . それらは On, Enabled, Standby, 求するもの る . 図 2 にリトル・エンディアンのバイト Suspend, Off だ . 状態の変化はオペレーテ グループを反転させる方法を示す . ノ、 イングシステムが管理する . ドキュメント 表 1 に Prep スペシフイケーションのシス ウェアでは , この反転ファンクションをマ はハードウェア・パワーマネジメントを持 テムの必要条件を要約する . 「最低必要構成」 ルチプレクサでインプリメントできる . という列は標準の下限を示しているが , ノ ったデバイスをカバーしない . デバイスド の回路はプロセッサと残りのシステムの間 ートブックやデスクトップシステムの列に ライバは OS がデバイスのパワーマネジメン に , 1 度だけインプリメントすれは・よい . ト状態を変更できるようにする必要がある . 示したように はとんどのシステムはもっ Prep は間題を単純にするために , どちら CPU のパワーを管理するために特殊なデバ としつかりしたコンフィギュレーションを のエンディアンにするかをプート時に選択 イスドライバを用意しなければならない . 持っている . して , システム内のすべてのデータ Prep 標準は 1 つのシステム内の複数のプ Prep 互換のシステムはます 601 , 603 , 将 来のバージョンを含むあらゆる PowerPC プ ロセッサが共有メモリモデルを使うことを (CPU, メモリ , ペリフェラル ) が同しフォ ーマットを使うとみなす . ピッグエンディ ロセッサを持たなければならない . レベル 午している . PowerPC アーキテクチャはメ モリアクセスを順序付けたり , MP コンフィ アンの OS でリトル・エンディアンのアプリ 2 キャッシュはオプションで , 性能を向上さ ケーションが走行することなど , 混合の環 せるために持っていてもよい . 最小限のメ ギュレーション内のプロセッサを同期化す 境は考慮されていない . インメモリ量は 8Mbytes で , 最低 32Mbytes るための命令セットを持っている . 将来の PowerPC プロセッサ ( おそらく 602 までは拡張可能でなけれはならない . ハー システムをバイ・エンテ など ) はバイト反転ロジックを統合すると ドディスクの容量は最低 240Mbytes カ甘隹奨値 イアンにするには 思われるから , システムデサインは単純に だ . はとんどのシステムは 3.5 インチのフロ なるだろう . それまではシステムロジック・ ッピードライプと , 少なくともデスクトッ すべての Prep システムは , ビッグまたは チップセットに含まれるだろう . たとえは・ プでは CD ー ROM ドライプを持っている . ど リトル・エンディアンのどちらのバイト順 IBM の 82650 PCI チップセット (Micro- んな拡張バスを使ってもよい . 序でストアした命令でも実行できなけれは prep システムは , 最低でも CD 並みの音質 ならない *. 同様に , これらのシステムはど processor Report ' 93 年 12 月 6 日号に掲 SUPER ASCII April 1994 一三
EXE ). 後は画面のメニューに従って作業を進 一式を収めた Emergency ディスクをフロッピ めれは , 新しい圧縮ドライプが作成される . ーで用意するのがよいが , ポータブル PC で DoubleSpace を実行する以前からディスクに は , フロッピードライプを持ち歩かない場面 あったファイルは , 一部のファイルを除きこ も多いはすだ . そこでディスク復旧ツールだ の圧縮ドライプに移される . この後システム けでもホストドライプに残しておけは , 出先 を再起動すれば , あたかも新しいドライプを Word と Excel を使った大規模アプリケーショ でも障害回復が行なえる可能性が高まる . 追加したように見えるという寸法だ ( 図 ンの切り替えテスト ( 大量のメモリ破棄 / 再 ■スタンダードモードは高速か ? 「 Windows 環境でのメモリ / ディスク構 ロード , スワップが発生する ) では , 工ンハ Windows のコンフィグレーションについて 成」 ). 図のディスク部分は , 物理ディスク 80 述べた一部の文献を見ると , 386 以上のマシン ンスドモードがスタンダードモードよりも 4 Mbytes のディスクのうちの 70Mbytes を MS- 倍も速いという結果が出た . 図「 Windows 環 でも , 処理性能が低いシステムではあえてス DOS/V の DoubleSpace によって圧縮ドライプ 境でのメモリ / ディスク構成」を再度ご覧い タンダードモードを利用することで高速処理 にした様子を示している . このように Double- が可能だと記述されている . この根拠は次の ただきたい . この図は今回行なったテストの 状況を示している . 典型的なポータブル PC の Space では , 圧縮ドライプが C : に , 元のドライ ようなものだ . プ ( ホストドライプと呼ぶ ) が H: になる ( デ 設定ということで , 実験は DoubleSpace を利 ・複数の DOS 環境を同時実行できるエンハン 用して行なっている . この図から分かるよう フォルト時 ) . スドモードでは , ハードウェアデバイスを仮 に , 工ンハンスドモードではプログラムの起 ディスクダブラーを使って圧縮ドライプを 想化するためのオーバーヘッドが小さくない . 動時だけファイルの解凍が起こるのに対し , 作成するときに注意することは , Windows の スタンダードモードではこのオーバーヘッド スワップファイルとして割り当てる領域をホ スタンダードモードでは再ロードのたびに解 がない . ストドライプに残しておくことだ . スワップ 凍が起こる . アプリケーションの切り替えテ ・本来 , Windows プログラムを構成するセグ ストで決定的な差が出たのは , どうやらこの ファイルは圧縮ドライプに置くことはできな メントには , 移動可能 (MOVEABLE), 破棄可 い . DoubleSpace を実行する以前に Windows ためらしい . 能 (DISCARDABLE) などの属性がついてお スワップファイルへのアクセスには高速な のスワップファイルがあった場合 , Double- り , これを利用することでメモリ管理を効率 32bit ディスクアクセスが利用できることを考 Space はその領域をホストドライプに残してく 的に行なえるようにしている . しかし工ンハ えれば , 少なくとも i486 クラスのマイクロプロ れるようになっている . しかし後から Windows ンスドモードのメモリ管理では , 386 以上の CPU をインストールするなら , 明示的にスワップ セッサを使ったシステムでは , 仮に圧縮ドラ が提供する仮想メモリに頼っており , 単純に イプでなくてもスタンダードモードが有利に のための領域を残しておかなけれは・ならない . メモリから破棄できるセグメントをスワップ なることはなさそうである . もう 1 つ , ディスクの整合性をチェックし , アウトしてしまう場合がある . この点スワッ 工ラーがある場合にそれを修復するためのツ プを利用しないスタンダードモードでは , 効 不要なファイルを削除する ール (MS-DOS/V では SCANDISK. EXE) 率的な従来のメモリ管理方式が使われる . も , ホストドライプに残しておこう . 圧縮ド ディスクダブラーを使ってもなおディスク ライプに何らかのトラブルが生じると , 最悪 今回のテストマシンである HANDBOOK で スペースが不足するなら , DOS や Windows の の場合 , 圧縮ドライプが見えなくなってしま これを試してみた . しかし予想に反し , 関連ファイルなど , 利用しないものを削除す うことがあるからだ . 本来は障害回復ツール WinTach ではどちらもほとんど変わらす , Windows サプノートのポトムライン バーヘッドはデスクトップほどではない . い 度でも使えなくはない . しかしこの場合は , ACPU i486SX-25MHz ずれにせよワードプロセッサやスプレッドシ SMARTDrive のキャッシュメモリを取りすぎな ートなどのビジネスアプリケーションを主体 いようにするなど , Windows が使用できる物理 グラフィックス処理を前提とするマルチタス に利用するかぎり , コプロセッサの存在は必 メモリをなるべく確保する . クシステムである Windows を実用的に利用する 須ではない . には , 386 では少々きびしい . CPU の価格低下 0 ディスク 80Mbytes を考えても , 今選ぶなら i486SX ー 25MHz 以上が 住メモリ 4 Mbytes 漢字フォントを必要とする日本語環境では , 望ましい . 特に , 少ないディスクスペースを Windows システムと複数のアプリケーションで ディスク圧縮プログラムでカバーするなら , Windows をインストールするだけでも 30Mbytes この程度の処理能力があれば , 圧縮による速 メモリを同時に使用する Windows 環境では , 十 近いディスク容量が必要だ . 幸い MS-DOS 6. 2/V や PCDOS 6.1 / V に入っているディスクダブ 度低下をほとんど感じずにすむだろう . 分なメモリがなければスワップが頻発し , 実 用にならない . デスクトップタイプの PC で ラーを使えば , 少ないディスクを効率よく運 もちろん引以外でも , このクラスに相当する 用できる . これによって 80Mbytes 程度のディス Cyrix や AMD の CPU を選んでもよい ( p. 31 参 は , 最低でも 8Mbytes 程度は必要 , というのが 照 ). Cyr ⅸの 486SLC2 ー 50 は 16bit データバスを持 クでも , Windows システムに加えいくつかのア 一般的な認識である . しかしテキストエディ プリケーションをインストールし , 作業領域 つ CPU だが , 640X480 16 色の VGA を一般に利 タや通信ソフトなど , 中小規模のアプリケー 用するサプノートでは , 16bit バスによるオー を確保することは可能だ . ションを限定的に使用するのなら , 4Mbytes 程
S 0 U R S N H 物眦 r PC シス私を標準化芻 Prep Linley Gwennap E E T 0 P E R T R 小田紀代訳 / 山崎英男監訳 Microprocessor Report ' 93 年に月 27 日号 prep Standardizes PowerPC Systems" の翻訳 など , PC アーキテクチャへの多くの革新的 の単なるコピーから , DOS, Windows やこ PowerPC システムのサードバーティ・デ れらオペレーティングシステム用アプリケ な変更を推進している . しかしこれらの企 べロツ . パを援助するために , IBM と Motorola 業も , 既存ソフトウェアとの互換性間題か ーションの互換性へと発展していった . ハ は PowerPC Reference PIatform (Prep) ードコード化した I / O ルーチンの代わりにデ ら , PC スタンダードを根本的には変更でき スペシフイケーションを開発した . これら すにいる . バイスドライバを使う Windows が登場した デベロッパにとって , このドキュメントは , IBM と MotoroIa は , 事実上の標準ではな ことにより , ドウェアベンダーはシス IBM の Power Personal Systems グルーフ く , きちんと文書化した標準を制定するこ が近く発表する RISC PC に準拠するシステ テムの中でさまざまなビデオや周辺装置を とによって , これらの間題の一部を避けよ ムの構築方法を詳述するものだ . 彼らのラ 使えるようになった . うとしている . Prep スペシフイケーション しかし冗長なコンポーネントのためにコ イバルにとっては , これら将来のシステム ストが増えるにもかかわらす , はとんどす は , ハードウェアとソフトウェアの間にマ をかいま見るチャンスになる . また他のプ べてのべンダーは , 今も厳密な DOS 互換モ シンアプストラクション・レイヤ (Machine ロセッサべンダーにとっては , Motorola と Abstraction Layer : MAL) という名前の ードを提供し続けている . DOS アプリケー IBM がオープン・システム標準をどのよう バッフアを定義することによって , 低レベ ション ( そして Windows アプリケーション に構築しているかという洞察をケえる . もある程度は ) ハードウェアにダイレクト ルの互換性を不要にしている . このためシ なせスペシフイケーション ステムデザイナは , より柔軟にデサインす にアクセスするため , 互換性を保っために か必要か ることができ , 現在の PC よりすっと多様な はすべてのシステムが同じメモリマップと , これまでで最も成功し , 多くの観点から 同 CI/O アドレスにある同しレジスタセット システムを実現できる . システムにユニ をサポートしなければならない . このため クな価値を与えることにより , Prep のべン 見て最もオープンなシステムスタンダード ダーはほとんどの X86 べンダーが薄利しか得 システムデサイナは , 製品に他の製品とは は , X86 をベースとするパーソナルコンピュ 違う特殊な機能を付けたり , 12 年前に生ま ータの IBM PC または PC/AT スタンダード ていないのに比べて高いマージンが得られ れた PC のデザインの一部分を改良すること る可能性があり , 一方顧客にはよりよい製 だ . しかしこれにはスペシフイケーション が存分にはできないでいる . 品を提供できる . や標準を定義するドキュメントがなかった . コントロールされたスタンダード化の手 Prep ドキュメントは , テクノロジーの進 このためサードバーティのべンダーたちは , 歩に合わせて標準を進化させる方法も提供 最初 IBM の PC / AT に基本的に等しいクロー 順がないままに , PC スタンダードは IBM の 手を離れて Microsoft の手へ , そしてそれよ する . 現在標準は IBM が管理しているが , ンシステムを構築していた . つまり同し IBM は適当な企業体が見つかり次第 , 標準 り程度は軽いが lntel の手へと移っていっ CPU, 同様のチップセット , 同 bISA 拡張 た . その証拠として , 最近 Microsoft と lntel をそこに寄贈するつもりだと述べている . スロットを使っていた これは Micro ChanneI から IBM が得た教訓 やがて PC スタンダードは IBM のシステム は Plug and Play ISA や PCI ローカルバス Reprinted with permission from Microprocesso 「 Report, Sebastopol, California,fax 十 1 ー 707 ー 823 ー 0504 , c 叩 yright 1993 MicroDesign Resou 「 ces. April 1994 SUPER ASCII
0 R ・ T 載 ) はこのファンクションをインプリメン トしている . 回路自体はそれはど複雑では なく , 現在の MIPS R4X00 や HP PA ー 7100 LC などのバイエンディアン・プロセッサに 含まれている . リファレンス・インプ丿メンテ ーションには何が入ってし か Prep ドキュメントはリファレンス・イン プリメンテーションについても記述してい る . これは図 3 のような明確なシステムコン ドキュメントはシ フィギュレーションだ ステム・メモリマップ , レジスタのロケー ションと用途 , キャッシュタイミング , リ トルエンディアン・モードに切り替える方 法などについて詳述する . リファレンス・ インプリメンテーションのすべての機能を インプリメントしたシステムは , Prep に準 拠するオペレーティングシステムのための lntel の 823781B ( IBM の 82374 ではない ) するもので , IBM はアップグレードスロッ 標準 MAL コードを使うことができるから , チップは , PCI と ISA バスを橋渡しし , ト (upgrade slot) と呼んでいる . lntel の DMA, 割り込み , タイマなどの基本的なシ システムペンダーが独自のファームウェア ソケットとは違って , 外部キャッシュまた を開発する必要がなくなる . ステムロジックを提供する . ISA バスはオー はセカンドプロセッサのいすれかの方法で リファレンスシステムは PowerPC 601 プ ディオサプシステム (Analog Devices 1848 システムをアップグレードできる . ロセッサと前述の 82650 チップセットを使っ KP または Crystal Semiconductor 4321 ) 基本的なリファレンスデザインは外部キ ている . 将来は 82650 と互換の他のチップセ や , その他の低速 I/O インターフェイス ャッシュを持っていないから , 拡張スロッ ットも利用可能だろう . CPU は最高 80MHz (NationaI 87312 Super I/O チップ ) のため トを SRAM とキャッシュコントロール ASIC で走行できる . 8 個の SIMM スロットは 8 に使われる . 拡張のために 3 個の ISA スロッ を持つキャッシュカードで埋めることがで Mbytes または 32Mbytes のモジュールを使う トが用意してある . きる ( 601 も 82650 チップセットも外部キャ システムボード ( IBM の用語ではプレー ことにより , 8Mbytes から 256Mbytes までの ッシュをダイレクトに制御しない ). Prep ド メモリサイズを可能にする . システムは業 ナ ) は 9inch x 13inch のサイズで , 標準 PC ェ キュメントは IBM MicroeIectronics がこの 目的のためのチップを販売すると述べるが , 界標準の 72bit 幅の SIMM を使っている . ンクロージャ内に収まっている . IBM Mi- IBM はまだこのような部品を発表していな 高速ペリフェラル , つまり SCSI-2 および croelectronics はこのポードを OEM に販売 い典型的なキャッシュサイズは 256Kbytes グラフィックスなどのために PCI バスが使わ し , デサインを製造するために必要なすべ れている . 前者は NCR 53C810 PCI アダブ と 512Kbytes だ . アドインキャッシュはライ てのスペシフイケーション (Gerber テー タを使用し , 後者は Weitek Power 9000 ま プ , 部品表など ) 付きのデサインキットも トスルーでもライトバックでもよい たは S3 928PCI のいすれかのアクセラレータ 提供する . IBM の Power Personal Sys- tems グループはこのデサインを使ったシス チップとしてインプリメントできる . モジ テムを販売する予定だ . これらの製品の価 ュール化するために , グラフィックスサプ 格は不明だが , ' 94 年半はにはまとまった量 システムは PCI アドインカードの中に収めて で出荷される予定だ . ある . さらに拡張する場合に備えて , セカ ンド PCI コネクタが用意してある . フラッシ 拡張スロットに ュ ROM ( または EPROM) も PCI バスに取 何を入れるか り付けてあるが , これは 82650 がダイレクト リファレンスシステムはプロセッサノヾス に制御する . この 512Kbytes のメモリの中に に接続された 200 ピンソケットを持ってい はパワーオン・セルフテストとプートコー ドが入っている . る . これは lntel の OverDrive ソケットに対抗 8 一 8 0 8 ト从 8 2 2 9 8 寸 8 衵 の 8 DoubIeword Word Halfword 00 4 8 4 4 7 3 3 6 2 3 5 1 ■・■を 2 4 ・・ ! 2 3 ・・ 5 4 2 Doubleword Word HaIfword 図 2 バイト反転ロジックは , PowerPC CPU のためにリトル・エンデ イアンのデータをビッグエンディアン・フォーマットに変換する . ・エンティアン (endian) ワードデータを記録する場合のバイトオーダー たとえば 16bit 値の 2F01H は , ビッグエンディアン (big endian) では 2F01, リトルエンディアン ( ⅱ tt 厄 endian) では 012F となる . Motor a の 68 系 CPU で はビッグエンディアンが , tel の X86 系 CPU では リトルエンディアンが使用されている . いすれ のエンディアンにも対応している場合はバイエ ンディアン (bi-endian) と呼ばれる . 125 ApriI 1994 SUPER ASCII
体をアクテイプにすることでリフレッシュ される . DRAM の Read/WriteE0 ンをリード 状態にして ROW ラインをアクテイプにする と , ROW ライン上の充電されているピット セルはすべて十分なレベルに再充電される . すなわちリフレッシュされるのである . ROW ラインに含まれる記憶位置 ( アドレ ス ) をアドレッシングすればいつでも ROW ラインがアクテイプになることから , DRAM をリフレッシュする . 1 つの方法として , 次々 に ROW ラインに含まれる記憶位置 ( アドレ ス ) をリードするプログラムを作成するこ とが考えられる . すべての DRAM チップ内 のすべての ROW ラインをアクテイプにする ことで , すべての記憶位置 ( アドレス ) を リフレッシュできる . しかしこの方法には 問題がある . これでは , マイクロプロセッ サが DRAM メモリをリフレッシングするプ ログラムにかかりつきりになり , 本来実行 すべきューサープログラムの実行がいっさ いできなくなってしまうからだ . そのため実際の DRAM リフレッシュは , リフレッシュロジックと呼ばれる , マイク ロプロセッサから独立したロジックが行な うようになっている . ISA マシンでのリフレ ッシュロジックは , おおまかに分けてリフ レッシュ ROW カウンタとタイマ # 1 ( リフレ ッシュタイマ ) で構成されている ( 図 6 ). システムに電源が投入されると , 電源が安 定するまで , システムの RESET ラインがア クテイプになっている . この RESET 信号が アクテイプになると , リフレッシュ ROW カ ウンタはカウント値を 0 (ROWO) にセット する . またタイマ # 1 ( リフレッシュタイマ ) は , Refresh Trigger と呼ばれる信号を 15ms ごとに出力するように設計されている . 電源が安定し RESET がインアクテイプに なると , システムは動作を開始し , マイク ロプロセッサは , 命令のフェッチとその実 行を開始する . そしてシステムが実行を開 始して 15ms 後 , リフレッシュタイマは最初 の Refresh Trigger 信号を出力する . DRAM リフレッシュロジックは , DRAM メモリの ROW ラインをリフレッシュするた め ,ROW アドレスを DRAM に送り ,DRAM の Read/Write 制御ラインをリード状態にす る必要がある . これを行なうためにリフレ ッシュロジックは , 特殊なメモリリ スサイクルを実行しなけれはならない . い換えればリフレッシュロジックは , リフ レッシュバスサイクルを実行する前に ハ スマスタになる必要がある . ①リフレッシュタイマは , リフレッシュト 図 6 リフレッシュロジ ック 図 7 Systern Architecture DRAM チップの Read/Writee ンがリード状 行中であることを示していることから , 各 ⑥旧 A バスがメモリリードバスサイクルが進 チさせる . DRAM チップに同時に ROW アドレスをラッ 後 RAS# をアクテイプにして , システム内の の DRAM アドレッシングロジックは , この メモリアドレスパスに送られる . 各カード はそれぞれのカード上の M U X をとおして各 送られる . ROW アドレス ( この場合は 0 ) レスがメモリカードの M UX の "A ”入力に リフレッシュ ROW カウンタからの ROW アド たがってそれぞれのメモリカードに対して , イクルが進行中であることを知らせる . し べてのメモリカードにリフレッシュバスサ ⑤ ISA の REFRESH# 信号は , システム内のす タのカウンタ値を 1 加算する . の下位部分に出力する . 同時に ROW カウン アドレス ( 最初の値は 0 ) をアドレスパス ④リフレッシュ ROW カウンタは , 現在の ROW 示す . モリリードバスサイクルを開始することを ラインである M R DC# をアクテイプにし , メ ③リフレッシュロジックは , 旧 A のバス定義 らの HLDA ( Ho 旧 Acknowledge) を待つ . クエスト ( Ho 旧 Request) を送り , CPU か るためにマイクロプロセッサにホールドリ ②リフレッシュロジックは , バスを獲得す フレッシュロジックに送る . リガ (Refresh Trigger) をシステム上のリ 態にセットされる . リフレッシュ ロジック 66.4KHz リフレッシュトリガ リフレッシュ タイマ HOLD HLDA プリチャージティレイとサイクルタイム サイクルタイム CPU ISA RAM*—ドへ または システムボード RAM アクセスタイム RAS/CAS ー ティレイー プリチャ MRDC# REFRESH# RESET カウンタ R OW アドレズの位どット RAS# CAS# メモリ セレクト アドレスパス ァータバス R/W# ROW アドレス COLUMN アドレス ーシディレイ ROW アドレス April 1994 SUPER ASCII 131
N H 0 P T R 操作のために必要なハードウェアのあらゆ る部分を初期化してテストしなければなら ない . プートコードはマシン固有だが OS 固 有ではない . つまりスペシフイケーション と互換のあらゆる OS をロードすることが可 能でなけれはならない . 複数のオペレーティングシステムをロー ドできるようにするために , Prep ドキュメ ントはプート可能なストレージデバイスが 持たなければならないデータ構造を定義す る . プートコードは不揮発性 RAM ( NVRAM ) 内の情報に基づいてデバイスを 選択して , データ構造を使ってオペレーテ イングシステム・イメージを探してロード する . プートコードはマシン固有だから , この作業を達成するために必要なハードウ CoIumn 旧 M の PowerPC プランの 中心になる WO 「 k ace OS Microsoft と旧 M の大喧嘩以来 , この 2 つの企業 は競争力のあるオペレーティングシステムを追 求し続けてきた . X86 システムでは旧 M の OS / 2 2. x はあまり大きな成功ではなかったものの , Win- dows 3. x と競争した . OS / 2 は技術的に有利な点 があり , 大企業の中にはお得意もあったが , 大 きな流れは明らかに Windows のほうにあった . しかし X86 以外のシステムでは状況が違う . Microsoft のポータブル・オペレーティングシステ ムは Windows NT だ . 少なくとも現時点では , れは Windows 3. x よりずっと多くのメモリを必要 とするから , 既存 Windows 環境のアップグレード や大量販売などには適していない . 旧 M のポータブル・オペレーティングシステム は Workplace OS と呼ばれている . Mach マイクロ カーネルをベースにした Work 可 ace OS は , さまざ まなオペレーティングシステムの「バーソナリ ティ ( 個性 ) 」をサポートするカメレオンのよう なものになるだろう . 個別のバーソナリティに 依存しないサービスを提供するカーネルに , 異 なる環境のための異なるアプリケーションプロ グラミング・インターフェイス (API) レイヤが 組み合わされる . 最初のバージョンは , 今日の OS/2 2. x API にとてもよく似た OS / 2 API を持 つ . これは内部デザインがかなり違ってはいる ものの , ポータブルバージョンの OS / 2 であると 考えることができる . 旧 M は既存の OS / 2 コードを ェアコンフィギュレーションを熟知してい る . OS ( 普通はより小さな OS ローダ ) をメ モリ内にロードしたら , プートコードは制 御をソフトウェアに移す . MAL の 2 番目の部分はシステムアプスト ラクション・レイヤ (System Abstraction Layer : SAL) だ . これは Windows NT の 用語では HAL (Hardware Abstraction Layer) とも呼はれる . このコードは , オペ レーティングシステムによる NVRAM の読 み取り , タイマの読み取り , キャッシュの フラッシングなどのハードウェア固有のタ スクを実行できるようにする . SAL は , OS がこれらのタスクを実行するために使うフ ァンクションによって構成されている . れらのファンクションの定義は各 OS 固有 他のアーキテクチャにポートすることは計画し ていない . OS / 2 API を持つ Workplace OS のペータリリー スは , ' 94 年第 1 四半期にリリースされる予定 だ . ' 94 年中に OS / 2 A 曰は Ta ⅱ gent のアプリケーシ ョンフレームワークによって拡張され , 新しい アプリケーションのための , より充実したオプ ジェクト指向環境を提供する . Workp ce OS は最 終的には Ta ⅱ gent インターフェイスを別のバーソ ナリティとして追加する予定だ . その時点で , システムを ( 各ユーザーのニーズに合わせて ) OS / 2 ノヾーソナリティ , Ta ⅱ gent ノヾーソナリティの いずれか , または両方を付けて出荷することが できる . Taligent は自社のオペレーティングシス テムのために Work ace OS カーネルを使用する . COSE 標準に従う UN Ⅸノヾーソナリテイも利用で きるようになるだろう (COSE は Common Open Software Environment ( 「コージー」と発音する ) の略で , 旧 M , HP, Sun を始めとする主要な UN Ⅸ ペンダーが UN Ⅸの標準化を目的として結成した 組織 ). これは A Ⅸとは逆のバイト順序を使用し , A Ⅸ固有のファンクションの一部をサポートしな いから , AIX アプリケーションは再コンバイルし なければならないし , 程度はいろいろだが修正 が必要だ . 旧 M は , OS / 2 ノヾーソナリテイだけを持つ Work - place OS が現在のバージョンの OS / 2 と同程度の サイズになると予想している . OS / 2 は 8 Mbytes のシステムメモリを必要とするが , これは Windows NT の約半分のサイズだ . このため WorkpIace OS だ . Prep ドキュメントは SAL がアクセスで きるハードウェア機能の集合を記述する . SAL コードのディストリピューションを 簡単にするために , このコードは RAM 内で はなく , ディスク上に格納してある . SAL はハードウェアインプリメンテーションと オペレーティングシステムの両方に固有だ から , OS べンダーまたはシステムペンダー のどちらが提供してもよい . SAL コードは OS とともに CD ー ROM に入れることもできる ードドライプに し , システムペンダーがノ、 あらかしめロードしておくこともできる (Microsoft は Prep リファレンスデサイン用 の HAL コードを Windows NT の CD-ROM に入れる予定だと言っている ). あるいは , OS ローダがプートデバイスからオペレーテ は , 低コストシステムという点では NT よりも適 しているかもしれない . 旧 M は Workp ce OS を主 にデスクトッフ・オペレーティングシステムと して位置づけているが , NT は当初はサーバで最 もポビュラーになるだろう . 旧 M の Power Personal Systems グループはハードウェアを販売すること を目的に ,WorkpIace OS 以外に NT と A Ⅸもサポー トする . Workplace OS は旧 M が開発した 486 工ミュレー ションソフトウェアを使い , 今日の OS / 2 と同じ ように Win ー OS / 2 サフシステムを介して X86 Win- dows アプリケーションをサポートする . このサ プシステムは Windows 3. x を使う . これは Microso の同意のもとに旧 M が提供する . この同意契約は Windows NT や Windows 4.0 (Chicago) など , 今 後の Microsoft 製品には適用されない . しかし旧 M は , 少なくとも Win16 や Win32s までは Microsoft の A 曰の進化に追随できると確信している . Work- place OS が Win32c (Chicago) A 円や完全な Win32 (NT) をサポートするかは明らかではな い . 旧 M が SunSoft からライセンスした Wabi テクノ ロジーは A Ⅸでしか使われす , 旧 M が WorkpIace OS でこれを使う計画はないことに注目すべきだ . 旧 M は Workplace OS を X86 や他の R 旧 C プラット フォームに移植する予定だ . これらの製品は ' 95 在の OS / 2 に向けられている . に関する焦点は , 少なくともここしばらくは現 年から出現するかもしれない . (Michael Slater) しかし旧 M の X86 ApriI 1994 SUPER ASCII 123
W 0W5 す、 共有名 = ー コメント ( 0 = ー OK アクセス権… ドライブ② = 巨工ここここここ : こここ : : こ : : こここ国 パ砌 = 一二 = 洄ー げ ( 旦 ) こではディレクトリの 右側は共有する側で OK キャンセル しア ( 旦 ) まずファイ "NTCOMPAQ の共有ディレクトリ (Q): 表示されるダイアログ . 共有名 , バス , コメントなどを設定する . ると , このダイアログが表示される . ファイルマネージャの「ディスク / 共有 ... 」メニューを実行す 画面 2 ティレクトリの新規共有 0 最大ユーザ *(A) [ ここ : ◎無制限但 ) ユーザー制限 : 図ログオン時再接続⑧ 共有デイしクトリ : Mi び 80 升外ワ - ク 0 NEOGROUP 目 NTCOMPAQ 当 NTDELL 0 SADOMAIN 鬯 SAPCI ロ 当 SA219 当 SAPC31 W Ⅲ 32A 画面 4 共有ティレクトリの解除 図展開して表示旧 NI A 叩雇 0 「に M i 「 0 fukuda öE:* ー NTFS tTEMP 0 USERS wndows NT のように手がついたイメージになる . イルマネージャのディレクトリアイコンはこ 共有ディレクトリとして指定されると , ファ 画面 3 共有ティレクトリアイコン öWINNT tWIN32APP DEFAULT ファイルマネージャの「ディスク / 共有解除 ... 」 メニューを実行すると , このダイアログが表 示される . こでは , 現在共有されているデ ィレクトリー覧が表示されるので , 共有を解 除したいものを選択する . 画面 5 共有解除時の置告ダイアログ 共有解除を実行したとき , そのディレクトリ を使用しているユーザーがいるとこのダイア ログが表示される . 画面の「オープンファイ ル数」が 0 でないユーザー ( ここでは yngwie- m) がディレクトリを使用している . できる . デフォルトは無制限 , つまり何人 でも接続できる設定になっている . 共有ディレクトリに対するセキュリティ 設定は , 画面 2 の「アクセス権」ボタンを クリックする . こでのセキュリティは , 共有ディレクトリに対するアクセス権限の 設定で , ファイルシステム本来が持つアク セス権とは別物だ . 当然のことながら , 共 有ディレクトリについてもファイルシステ ム本来のアクセス権は有効なので , 結果的 にここで指定するアクセス権は , ファイル システムのそれに加えて作用することにな る . これは逆にいえば , ファイルシステム でのアクセス権をしつかり設定しておけば , この「共有ディレクトリのアクセス権」を 特に設定しなくてもよいということだ ( 共 有ディレクトリのアクセス権はデフォルト で「制限なし」になっている ). ただしこの 共有ディレクトリのアクセス権を利用すれ は , ローカルではアクセス権を設定できな い DOS の FAT ファイルシステムでも , リモ ートマシンに対してアクセス権を設定でき るようになる ( ファイルシステムのアクセ ス権については , 後半で詳しく述べる ) . 各種設定を行なって OK ボタンをクリック これらのユーザーは現在、共有資源く WIN32A でファ イルを使用しています : DA$ DADMIN$ ある . 洋 W Ⅲ 32A DF$ DE$ D$ DC$ E:*winnt E*WIN3ZAPP ユーザー名 guest yngwte¯m オーブンファイル数 0 2 0 : 凹 : 57 0 : 00 : 接睾寺間 共有ディレクトリの設定は , トリに同時に接続できるユーサー数を設定 「ユーサー制限」では , その共有ディレク トリに関する説明を記述する . る場面で表示されるので , 通常はディレク 能 ). このコメントは共有ドライプを接続す 任意のコメントを記述してよい ( 省略も可 スが表示される . また「コメント」には , 「パス」には , 選択したディレクトリのパ ある . 合には , 共有名を 8.3 形式にしておく必要が 文字までだ . ただし DOS からも接続する場 共有名は半角 12 文字以内 , 全角文字なら 6 ディレクトリ名がデフォルトで表示される . ダイアログの共有名には , 通常は選択した レクトリを選択することになる . 「新規共有」 有名 ( およびコメント ) によって接続ディ ディスクを使用するユーサー側は , この共 表示されるダイアログだ . このように共有 示したのが , 共有ディレクトリの接続時に に表示される名前である . 画面 2 の右側に 「共有名」は , 共有ディレクトリの接続時 スがオープンされる ( 画面 2 ) . る . これにより新規共有ダイアログボック ら , 「ディスク / 共有 ... 」メニューを実行す ルマネージャでディレクトリを選択してか 共有を解除するとデータが失われることがあります。 続行しますか ? すると , 共有設定されたディレクトリは , 画面 3 のようにディレクトリアイコンに手 が添えられたイメージになり , それが共有 ディレクトリであること示す . すでに共有されているディレクトリを選 択した場合には , 先の新規共有ダイアログ ポックスとほば同様の , 共有ディレクトリ ダイアログボックスがオープンされる . れには新規共有ボタンがあり , 同一ディレ クトリを , 別の共有名を持つ新しい共有デ ィレクトリとして設定することができる . ・管理用の共有ティレクトリ 各ドライプのルートディレクトリと , NT のシステムがインストールされているディ レクトリ (C:YWINNT など . システムルー トとも呼ばれる ) は , 管理用のためにデフ ォルトで共有ディレクトリとなっている . 各ドライプのルートディレクトリは , 「 C $ 」 , 「 D $ 」のようにドライプ名と $ 記号を 組み合わせた共有名で共有ディレクトリと なっている . またシステムルートの共有名 は「 ADMIN $ 」である . これらの管理用の 共有ディレクトリには , Administratorsm ループと Backup Operators グノレープのメン だけが接続できる . April 1994 これによりシステム SUPER ASCII 59
もの サプノート Windows 最適設定 少ないリソースを効率よく使う方法 くすることだ . これに関しては ' 94 年 1 月号 一般的なポータブル PC は , デスクトップに User's View 『 Windows7 ラフィックス完全 能やシステムフォントの小型化により , DOS マスター』で詳しく述べた . Windows のシス 比べメモリやディスクなどのリソースが乏し アプリケーションでも 80 x 25 を超える文字を テムフォントはメニューやダイアログボック いものだ . 残念ながら Wind 。 ws を実用的に使 利用可能にするものだ . したがって DOS アフ スのデフォルトフォントとして使用されるの リケーションの使用頻度が高く , それが DOS/ 用するには , DOS よりも多くのリソースが必 で , これを小さくすれは , ある程度は画面を 要になる . お金にものをいわせて追加しよう V Extension に対応しているのなら , PC 広く使うことが可能である . としても , ポータブル PC にはデスクトップの DOS/V を選ぶメリットが大きい . デフォルトでは , Windows のシステムフォ ようにデバイスを追加するスペースはない . •Windows システム ントは 16 ドットに設定されているのが一般的 自宅や会社のデスクトップと同等の環境を Windows システムの選択肢は 3 つある . 1 つはマイクロソフト版 , 1 つは IBM 版 , そし だ . しかし Windows システムには , 12 ドット ポータブル PC に求めるのは無理としても , ソ フトウェア設定などをやりくりすることで , てもう 1 つは Win / V である . のシステムフォントも提供されている . これ ある程度の Wind 。 ws 環境を実現することはで このうち Win / V は特殊な存在だが , 前出二 に切り替えるには , プログラムマネージャの きる . こでは , ポータブル PC の少ないリソ 者は基本的に同しパッケージだと考えてよい . メイングループにある「 Windows セットアッ プ」を実行して , ディスプレイドライバを変 ースを効果的に使用し , 少しでも快適な Win - ただしマイクロソフト版では , スタンダード dows 環境を作るためのノウハウについてまと モード使用時の DOS ポックスがサポートされ 更すれは・よい ( マニュアルで設定することも できるが , これに関しては前出の記事を参照 めてみよう . ないので注意が必要だ . 後で述べるように 386 などを使った性能の低いシステムでは , あ されたい ). どの Wi ndows/ ヾッケージ えてスタンダードモードを使用することで , を選ぶか メモリを節約する方法 パフォーマンスを向上させられる可能性があ ポータブル PC は , あらかしめ DOS や Win- る . Win/V は , 米国版 Windows に組み込むこと 現在一般的なポータブル PC では , デフォル dows がインストールされた状態で販売される で , 日本語 Windows 環境を実現する拡張ドラ トで 4Mbytes のメモリを搭載したものが多いよ ことが多い . したがって基本的には , システ イバである ( Win / V の詳細に関しては , ' 94 年 うだ . これでも Windows を起動することはで ムに付属する標準品を使うことになる . しか 2 月号 Special fWin/V 』 , 今号の SuperEX- きるが , 実用的に使うにはギリギリのサイズ し必要なら , 付属品とは異なるパッケージを である . 今回の原稿執筆のため , i486SX ー 25 PRESS を参照 ). 高価な日本版 Windows のラ 買ってきて利用することは可能だ . まず最初 イセンス料が必要ないことから , 特に海外に は , これらシステムソフトウェア・パッケー MHz, メモリ 4Mbytes, ディスク 80Mbytes の 本拠地を置く PC べンダーの間で , 自社のポー Gateway 2000 HANDBOOK を試用してみ ジの違いについて簡単にまとめておこう . タブル PC に W ⅲ / V を採用する動きがある ( た た . ふだん使っているメモリ 8Mbytes のデスク ・ロ OS システム トップでもかなりのスワップが発生すること とえは次節で評価する Olivetti の QUADER- 現在購入できる DOS パッケージには , マイ を知っている筆者は , 当初この 4Mbytes 構成で クロソフトが販売する MS ー DOS Ver. 6.2/V N033 は Win / V を採用している ). 今回はテス の Windows 利用にはかなり懐疑的だった . し トできなかったが , 開発元の C. F. Computing ( 以下 MS-DOS/V) と , 日本アイ・ヒ、一・エ によれば , Win/V は日本版 Windows に比べ少 かしある程度工夫をすれば , 十分使いものに ムが販売する PC DOS J6. I/V ( 以下 PC ないメモリでも実行が可能だという . Win/V なることが分かった . 少ないメモリを Windows DOS/V) の 2 種類がある . 以前の Ver. 5. x で 環境で効率よく利用するには , 次の点に注意 にはシェアウェア版もあり入手が容易なので , は , マイクロソフト版も IBM 版もはとんど同 するとよいだろう . 場合によっては試す価値があるかもしれない ーだったが , この最新ノヾージョンのノヾッケー ( ただし Win / V を利用するには , 米国版 Win- ■ SMA 日 TD 「 ive のキャッシュは少なめに ジでは , 両社とも独自の拡張コマンドを用意 Win3.1 に付属する SMARTDrive はライト dowsps ッケージが必要 ). するなどの違いがある . たとえばディスク圧 バック方式を採用したディスクキャッシュプ 縮を動的に行なうことで , 見掛け上のディス 狭いディスプレイを有効に ログラムである . これを利用すると , ディス クサイズを倍増させるディスクダブラーとし 使う方法 クへの書き込みがいったんメモリにキャッシ て , マイクロソフト版では DoubIeSpace が , 現在市販されているポータブル PC の液品デ ュされ , 物理的な書き込みを遅延させられる . IBM 版では SuperStor/DS が提供されている . 複数のプログラムを同時実行する Windows で イスプレイの解像度は , はとんどが 640 x 480 とはいえ機能的には両者ともほは、同様のユ ドットの VGA 相当品である . 正直なところ , は , ディスクへの書き出しと読み込みが同時 ーティリティを備えている . 大きな違いの 1 に発生する場面が少なくない . SMARTDrive つは , DOS/V の拡張仕様である DOS/V フォントサイズが大きい日本語システムを VGA で利用するのは少なからす無理がある . を組み込むと , こうしたちょっとしたユーサ Extension がサポートされるのは IBM だけだと ーインターフェイスのレスポンスが向上する . この狭いディスプレイを有効に使う第 1 の いうことだ . ご存しのとおり DOS/V Exten- ただし SMARTDrive がキャッシュ用に使う 手段は , Windows のシステムフォントを小さ sion は , VGA 以上のディスプレイカードの機 い 37 April 1994 SUPER ASCII
User'S View 0 最先端技術動向から Windows 設定まで 日本版 Windows 3.1 が出荷されてかれこれ スを提供することが困難だったからだ . だが 出たら交換すれはよい」と気軽なのだが , ポ 10 カ月 . 当初はアプリケーション不足が叫は・ この点も最近では , ハードディスクの小型化 ータブルではこうはいかないのだ ■ Windows サプノートの買いどきは ? れていた日本語 Windows 環境だが , 徐々にで やシステムの低消費電力化が進み , Windows を無理なく利用できるポータブルシステムが はあれ , 対応アプリケーションが充実してき そこで今号の User's View では , 「持ち運べ ている . 現在では , ワードプロセッサやテキ 比較的安価に入手できるようになった . る Windows システム」ということを念頭に ■ポータブル PC は発展途上 ストエデイタ , スプレッドシート , ポータブル PC を取り巻く技術動向やマーケッ / ヾソコン ポータブル PC のロジックチップを開発して 通信などといった代表的なアプリケーション ト動向をまとめてみようと思う . いくら技術 を , DOS 互換環境に頼ることなく , Windows いるある技術者は次のように述べる . 「チップ 革新が急テンボとはいえ , 山があれば必す谷 ネイテイプで実行できるようになってきた . セットによって事実上のシステム構成が決定 もある . この谷間を見計らって選択すれば , 急激な陳腐化の危険を回避できるだろう . Windows デスクトップが充実してくると , されてしまい , 工夫の余地があまりないデス その作業環境をそのまま持ち運べないか , と クトップシステムに比べ , ポータブル PC には またリソースが限定的なポータブル PC で いうニーズが高まる . 何かと制限の多いポー Windows を利用するには , それなりのテクニ まだまだデザインの余地が多い」 . このことが ックが必要だ . 第 2 部では , 少ないメモリや タブル環境では , 割り切って電子手帳を使っ 示すように , ポータブル PC のデバイス技術や 設計技術は現在もなお急テンボで発展してい ディスクを Wind 。 ws 環境で効果的に利用する たり , 安価なポータブル DOS マシンを使うと ための方法に関して述べる . そして第 3 部で いう方法もある ( 日本では , ノート型よりも る最中だ . より高いパフォーマンスと , より は , 現時点で購入可能ないくつかのシステム ひとまわり大きい携帯型コンピュータを「ポ 豊かな機能を持った新製品が次々と発表され を実際に編集部で評価してみた . るのは , 選ぶ側にとっては喜ばしいことであ ータブル型」と呼ぶことがあるが , 本稿では 設置面積の制約が大きい日本では , 場所を 「持ち運べる」という本来の意味で「ポータ る . だがその反面これは , いったん製品を買 プル」という言葉を使っている ). しかしデー とらないポータブル PC をデスクトップ代わり ってしまうと陳腐化が早いということでもあ タのポータピリテイやユーザーインターフェ に使用する例も少なくないと思う . しかしこ る . また技術の進歩だけでなくボータブルタ イスの統一など , やはり会社や家での作業環 イプの PC では , 小型化の都合上 , パーツの大 れらを考慮に入れると論点が定まりにくいの 境をそのまま携帯できるのが理想的である . 部分が独自設計になっており , 異なるメーカ で , 本稿はあくまで「持ち運んで使う」とい ひところ前まで , ポータブルタイプの PC で ー間はもちろんのこと , 同一メーカーでも異 う点を重視し , 「持ち運べる Windows マシン」 Windows を利用するというのはあまり現実的 なる型番のシステム同士では , 一般にパーツ をもって「 Windows サプノート」と呼ぶこと 小型・軽量化が最優先される の交換やアップグレードができない点も忘れ にした . Windows サプノートの傾向を把握し ではなかった . ポータブルタイプでは , Windows を実用的に てはいけない . デスクトップなら , 「コストパ て , 持ち運べる机 ( デスクトップ ) を自分の 利用するのに十分なリソースやパフォーマン フォーマンスの高いグラフィックスカードカゞ ものにしよう SUPER ASCII April 1994 ( 編集部小川 ) 0 ′ 0 5 畆″ 0 26