しようけんぎよう証券市場において、 4 ナ . 回植松正著『供述の心理』 ( 一九六四・日本評論社 ) ば、婚姻・縁組みなどに条件をつけること ) 。を受けた。 暠橋忠彦〉証券業 ▽ウンドイッチ編著、植村秀三訳『証言の心 第二は、単独行為に条件をつける場合のよう回大川節尚著『三家詩より見たる鄭玄の詩経証券発行主体である企業 ( 国もしくは地方公共 8 に、相手方の法律上の利益を著しく害するよう 学』 ( 一九三七・関書院 ) ▽藤堂明保著『鄭玄研団体を含む ) と、証券を取得しようとする各種 よ理』 ( 一〈当・東京大学出版会 ) ▽トランケル そうさい 究』 ( 蜂屋邦夫編『儀礼士昏疏』所収・一九 の投資家、さらに投資家相互間の証券取引、資 な場合である ( たとえば、相殺、解除などに条 じ著、植村秀三訳『証言のなかの真実事実認 じようじゅ 定の理論』 ( 一九七六・金剛出版 ) 件をつけること ) 。条件の実現を条件の成就と 会・汲古書院 ) ▽王利器著「鄭康成年譜』金と証券の流れを円滑化し、需給関係の調節を 、不実現を不成就という。条件付法律行為 ( 一三・斉魯書社 ) ▽張舜徽著『鄭学叢著』行い、証券売買の具体的業務を提供する営業を 夂木牛じようけん condition なんらかの事 柄を引き起こす原因となる事象を、その事柄のは、条件の成否確定前においても、期待権とし ( 一九会・斉魯書社 ) さす。証券取引法 ( 二条八項 ) によれば、証券 しようけんがいしや証券取引法に業とは、銀行、信託会社、その他政令で定める 条件とよぶ。このような定義は長年にわたってて一定の保護を受ける ( 民法一二八条・一二九証券会社 行われてきたのであるが、原因が結果を決定す条 ) 。また、条件の成就によって不利益を受け基づき、大蔵大臣の免許を受けて証券業を営む金融機関以外の者が、①有価証券の売買、②有 株式会社。証券市場の円滑な運営に資すること価証券の売買の媒介、取次または代理、③有価 るという因果律に基づいているので十分なものる当事者が故意に条件の成就を妨げたときに ではない。そして、心理学、生理学といった分は、相手方はその条件を成就したものとみなすを営業目的とし、次の四種類の業務について免証券市場 ( 外国市場を含む ) における売買取引 〈淡路剛久〉許が与えられる。①有価証券の売買、②有価証の委託の媒介、取次または代理、④有価証券の 野を除けば、現代の科学ではもはや用いられてことができる ( 同法一三〇条 ) 。 引受け、⑤有価証券の売出し、⑥有価証券の募 、よい。しかし、条件をこのように提起された上限じようげん順序集合において、そ券の売買の媒介、取次、代理ならびに有価証券 原因と同一視するという考え方が、日常生活に の部分集合が上に有界、すなわち、ある要素市場における売買取引の媒介、取次、代理、③集または売出しの取扱い、のいずれかを行う営 おいて根強く残っていることは否定できない。 4 があって、財のどの要素ズに対しても橋有価証券の引受けおよび売出し、④有価証券の業をいう、と規定している。 ここでいう有価証券とは、株式、債券 ( 公 これに対して、論理学では、条件とは結論をであるとき、このような 4 をの上界という。募集および売出しの取扱い、である。そのほか、 導き出すための前提のことであると定義され上界のうちで最小のものがあるときは、これを有価証券に関する兼業業務として、大蔵大臣に債、社債 ) などの資本証券をさしている。証券 る。しかし、この意味における条件は、原因との上限 supremum とし 、、、記号で supM より承認された一定の範囲内の業務を行うこと業は一般投資家の利益と国民経済に大きな影響 しての条件と、はっきり区別されなければなら と表す。実数の集合については、上に有界な集ができる。免許にあたっては、業務を健全に遂を及ばす公共性の強い業務であるから、大蔵大 ない。ある条件、すなわち前提から結論が得ら合は必ず上限を有する。↓下限〈竹之内脩〉行できる財産的基礎 ( 資本金 ) 、社会的に信用臣の免許を受けた株式会社、すなわち証券会社 ) かん に限られる。↓証券会社 じようげん ( 一一一七ー一一 00 ) 中国、後漢のある役員などの人的要素、過当競争の排除な れるからといって、その前提が結論の原因とな鄭玄 の経書学者。「ていげん」ともいう。字は康成。どが審査される。証券会社はその発展と社会的〔業務内容〕証券業の業務は、売買業務と発行 っているわけではないからである。前提によっ こうみつ て結論が、いわば因果的に引き起こされるとい 北海国高密県 ( 山東省高密県南西部 ) の人。下影響力の増大に伴い、従来の登録制にかわっ業務に大別される。売買業務は次のとおりで、 1 ~ ③にあたる。①自己売買業務証券 前述の C う考えは、近代論理学が一九世紀末に成立する層士族で、幼少より学を好み、地方の税吏となて、一九六五年 ( 昭和四〇 ) に現行の免許制に らくようちょうあん こんせき までは、論理学にもその痕跡をとどめていたるが辞し、四〇歳まで洛陽・長安を中心に遊改められ、六八年四月から実施された。証券会業者が自己の計算で証券売買を行うもので、店 さいとり ばゅう ふっしよく だいごげんせんちょうきようそ が、いまではまったく払拭されるに至った。学を続けた。第五元先、張恭祖、馬融らに師社には、取引所会員会社、非会員会社、才取お頭取引を含み、ディーラー dealer ( 業務 ) と きんぶん もよばれる。②受託業務手数料をとって取引 たとえば、矛盾から任意の結論を導くことがで事し、今文・古文の経学、緯書、暦数などを広よび特別会員会社がある。引受業務 ( アンダー く学び、帰郷後は経書の注釈作成に専念した。 ライター ) を行うことのできる会社で、引受幹所会員 ( 証券会社 ) が委託者 ( 顧客 ) の売買取 きるが、そうであるからといって、矛盾がその 結論の原因であるとはいえない。論理学におけ党錮の禁に座し、無官のまま、後漢末の動乱を事となることができ、さらに他の業務を併営で引の代行をする。③売買媒介業務他人の委託 あっせん 民間の学者として生き抜いた。完存する著述きる証券会社を総合証券会社といい、現在、野による証券の売買取引の相手方を斡旋し、取引 る条件に、多少、因果的発想を導入しようとい しゆらい だいわ の成立を図るもので、証券取引所内で正会員間 う試みもあるが、現在のところ十分認められては、『周礼注』『儀礼注』『礼記注』 ( 『三礼注』村、日興、大和、山一、新日本、勧業角丸、三 さいとり おかさんやまたね の取引の媒介や売買の出会いをつける ( 才取 ) 〈石本新〉と総称。礼学の最大の権威となる ) と『毛詩洋、和光、岡三、山種、コスモを総合証券一一 しゅうえき せん 条件じようけん法律行為の効力の発生ま箋』の四種。はかに『周易』『尚書』『尚書大社とよんでいる。↓証券業↓才取〈桶田篤〉ことも含まれる。以上の受託売買、売買の代 伝』『論語』『孝経』や緯書、律令に注をつけ、 たは消滅を、将来発生するかどうかが不確定な 象限儀しようげんぎ「四分儀」ともよばれ、行、媒介などは一般にプローカー b 「 oker ( 業 事実の成否にかからしめる付款。試験に合格し経学総論の『六芸論』、他学者の説を批判した円周の四分の一、すなわち一象限の角度の目盛務 ) とよばれている。 しん - ごっ一一う はつばくしゅ 発行業務は新規発行証券に関する業務で、前 たら学費を出すといったように、発生に関する『駁五経異義』、『発墨守』『箴膏肓』『起廃疾』りをもった位置天文・測量観測装置。ティコ・ い ~ ⑥までの業務にあたり、引受業務と売 場合を停止条件といい、落第したら学費を打ちを著したが、散逸した。集逸書に孔広林の『通。フラーエの壁四分儀が有名で、これによる精密記の ) 切るというように、消滅に関する場合を解除条徳遺書所見録』などがある。彼の経学は、古文惑星観測データからケプラーが惑星運動の法則出 ( 分売 ) 業務に大別される。 引受業務には、さらに買取引受業務と残額引 件という。将来発生するかどうかが不確定な事学を基礎として、今文・古文の諸家の説を総合を発見した。経緯儀のような近代的な測量器が し、両漢経学を集大成した「鄭学」として盛行発明される以前に、」 洳角装置として広く用いら受業務とがある。前者は証券の新規発行者 ( 新 実 ( たとえば、試験に合格したらなど ) にかか らしめられている点で、将来かならず到来するした。経書間の矛盾の調停、厳密な本文批判、れ、そのころ制定された星座の名称にも取り入規発行証券 ) または自己所有証券の売却者 ( 既 事実 ( たとえば、自分の死んだときなど ) にか周辺諸分野の知識の活用に意を注ぎ、歴史的発れられている。構造は簡単で、四分円の弧と、発行証券 ) から全部または一部を売り出すため ナいじじよう に引き受ける ( 買い取る ) ことで、元引受けと からしめられている期限と区別される。意思表展と形而上的枠組みのなかで、経学に体系性を円の中心と弧を結ぶ可動の照準尺とで構成され よばれる。この場合その取得分の応募不足や売 示には原則として条件をつけることが許される与えることを目ざしていたようであるが、そのる。現代のように顕微鏡で目盛りを読み取るこ が、例外的にそれが許されない場合がある。第ために緯書を利用したことは、後世の批判を招とができなかった時代には、精度をあげるためれ残りの危険は引受け側が負担する。残額引受 くん′一 いた。もっとも高名な訓詁学者であり、とくに に大きな構造が必要であり、ティコのものは半業務は、証券引受けに際し、応募不足や売れ残 一は、条件をつけることが強行法規または公序 しんちょう きよしん 〈中嶋浩一〉 径三もあった。 りが発生した場合には自己責任で引き受けると 良俗に反する結果となる場合である ( たとえ清朝考証学者たちからは、許慎と並んで尊崇 ぎらい あぎな はいしつ
、ナ . ト文字 ( ヒェログリフ、聖刻文字 ) に対して使人間、鳥、動物など ) は一定の方向 ( 書字方向り付けたりして、慣性モーメントを大きくして ( よくできたお芝居 ) と人気俳優中心のスタ ・システムによる営利的な興行形態を特色と 可動部の振動周期を長くしたもの。可動コイル と反対の方向 ) を向いている。 、フわれる場合がある。 前者はもとは漢字分類の用語として生じたも に瞬間電流を流すと衝撃的な駆動トルクが生し、風俗劇が主流を占めていた。これに対し エジプト象形文字は三〇〇〇年以上の使用の よ ので、許慎 ( 後二世紀 ) が『説文解字』で行っ のち四世紀末に使われなくなった。一七九九年じ、これによって可動部はゆっくりと回転を始て、近代思想の洗礼を受け、生活の真実の表現 じ りくしょ た漢字分類であるいわゆる「六書」 ( 指事、象エジプトに進攻したフランス軍により発見されめて減衰振動を生ずるが、その最初の振れの最を目ざすイプセン、ストリンドベリなどの近代 ちみつ 形、会意、形声、転注、仮借 ) の一つに基づい 大値が、コイルを通過した電気量、または検流戯曲は、必然的に小劇場の緻密な空間における たロゼッタ石 ( 二種のエジプト文字およびギリ 言に加えられた電圧の積分値に比例する。これ自然な演技・演出を必要とした。こうしてフラ ている。ここでの「象形」は、漢字のなかでシア文字を用いた対訳刻文 ) をおもな手掛りと ンスのアントアーヌを先駆とする一連の自由劇 「日」とか「月」のようにそれが表す事物の形して、フランス人ジャン・フランソワ・シャンを利用してキャパシタンス ( 静電容量 ) のもっ を絵画的に描き出している文字のことである。 ポリオンはこの文字の基本的な用法を解明し、電気量やインダクタンスの磁束鎖交数の測定な場運動は、少数の会員による小劇場での上演を どに使われている。比例定数はそれそれ電気量原則として、舞台全体のアンサンプルを重視す しかし、漢字全体がしばしば一種の象形文字と一 八一三年にその解読を公表した。それ以後、 みなされ、またこれに類する各種の古代文字エジプト象形文字、および、この文字により記感度、磁束感度とよばれ、衝撃検流計の全回路る新しい様式を生み出した。ストリンドベリが ストックホルムに自作上演のために座席一六一 ( マヤ・アステカ文字、地中海古代文字、太古された古代エジプト語の研究が盛んになり、エ抵抗との間には、 インティマ・テアテルン の「親和劇場」を創設し、ラインハルトがド ジプト学は急速に進歩した。↓ヒェログリフ 当ま、、を瀛Ⅱ回 ルーウィー文字、とりわけ古代エジプト文字 ) カンマーシュビーレ 〈高尾利治〉 ↓表意文字↓絵文字図漢字〈矢島文夫〉の関係がある。↓検流計 ィッ座に座席四〇〇の「室内劇場」を付設した も、これに準じてしばしば象形文字とよばれて のも、この運動の一端にほかならない。以後、 しようげきしけん lmpact test 定義温泉 じようげおんせん宮城県中央部、衝撃試験 うしろしら 古代エジプト文字は、ヘロドトスが『歴史』宮城郡宮城町にある温泉。大倉川上流、後白材料に衝撃的に力が加わるときの抵抗、すなわ各国の公共劇場が大小二つのホールを併設する なんろく ひげ のが通例になったのは、これによるところが大 で行った分類 ( ここでは古代エジプト文字の一一一髪山の南麓にある。精神病に卓効ありといわち材料のねばり強さ ( 靱性 ) 、もろさ ( 脆性 ) 種の書体 ) に従ってヒェログリフ ( 神聖な刻れ、春季の湯治客が多い。泉質は弱食塩泉。定を判定するために行われる材料試験。力の加わきい。日本の新劇運動の本格的展開を準備した おちゅうど さだよし つきじ り方により、引張り、圧縮、曲げ、ねじりの各築地小劇場 ( 座席四〇〇、改築後五〇〇 ) は、 文、聖刻文字 ) とよばれるが、一般にはしばし義の集落は平家の落人の伝説をもち、平貞能 あみだによらい まっ ばエジプト象形文字、あるいは単に象形文字と ( 定義 ) が阿弥陀如来を祀ったといわれる西方衝撃試験がある。工業的に行われるのは衝撃曲この影響を多分に受けている。 よばれている。ヘロドトスの分類の他の二つ、寺 ( 定義如来 ) がある。国鉄仙山線陸前白沢駅げ試験で、シャルピー Charpy 衝撃試験機や 小劇場運動が世界的に新たな展開をみせたの 〈長谷川典夫〉アイゾット lzod 衝撃試験機が使用される。な それそれヒエラティック ( 神官文字 ) とデモテからバスの便がある。 は、第二次世界大戦後の一九六〇年に入ってか お、アイゾット試験はアメリカやイギリスで主らである。とくにアメリカのオフ・オフ・。フロ ィック ( 民衆文字 ) は記念碑体ヒェログリフの囮二万五千分の一地形図「定義」 しようげき 0 ファルス ードウェーを中心とするアンダーグラウンド 流となった時代もあったが、今日ではシャルピ 草書体であり、象形文字的性格が薄れている。笑劇 日日 しようげき / チャンクック朝鮮の伝統歌 ー試験のほうが主流である。シャルピー衝撃試 ( 地下 ) 演劇をはじめとして、実験的な小劇場 エジプト象形文字の起源はかならずしも明白 劇 ではないが、もっとも早期の文字遺物は紀元前劇。パンソリの唱法を基本にした歌劇で、一九験では、規定の切込みをつけた正方形断面の角 ( スタジオ ) 公演の波がヨーロッパ各国にも波 三〇〇〇年ごろにさかのばる。「ナルメルのパ 〇三年国立劇場格の協律社で姜竜脚色の『春棒試験片が用いられ、その両端を支持して切込及し、それまでの前衛としての小劇場演劇をも みの背面からのハンマーの一回の打撃で切断す既成演劇の枠内に押し込めてしまう勢いを示し レット」とよばれる紀念書板はその一つであ香伝』を上演したのが唱劇の産声とされてい り、これに含まれる寓意的な絵画はエジプト象る。パンソリは一つの物語を一人で全役を歌る。衝撃値は試験片の切断に要したエネルギー た。日本においても六〇年代後半から変身、発 わせだ い、語り、演じ分けるが、唱劇は一人一役を原から求められるが、切断の際の様相がきわめて見の会、状況劇場 ( 赤テント ) 、早稲田小劇場 形文字の前身を思わせる。しかし、この文字は 則とし、演劇的な表現を必要とする。そのため複雑で、材料、温度、試験片の形や寸法の影響 ( 現、アンダーグラウンド自由劇場 ごく初期から表音性 ( ただし、子音のみを表記 寺 ) じぎ に台本を必要とし、バンソリよりも会話形式がを大きく受けるため、材料固有の値とはいえな ( 後の黒テント / ) 、天井桟敷、現代人劇場 するもの ) をもっていたと考えられ、またメソ しかし機械材料の衝撃力に対する抵抗は、 ( 後の桜社 ) などが輩出した。これらの多くは、 ボタミア文字体系の影響を受けて、限定符 ( 単重要になった。台本は前述の『春香伝』が最初 語の末尾に置かれ、そのおよその意味を表示すだとする説と、バンソリを集大成した申在孝の低温や切欠きのために材料がもろくなる性質を自前のスタジオ、テント、工房を拠点にして公 くにおべつやく る表意文字 ) が使われるようになった。王族名『春香歌』だとする説がある。『春香歌』『沈清知るうえでとくに重要であり、シャルピー試験演活動を続け、寺山修司、清水邦夫、別役実、 ま - 」と から にながわゆきお ただし 唐十郎、佐藤信、蜷川幸雄、鈴木忠志、大田 の表記に用いられるカルトウーシュ ( 前後が半歌』『興甫歌』などパンソリのレバートリーを機に衝撃力検出装置などをつけて、さらに多く しよう 1 」 共有し、最近は申在孝の『広大歌』『カルチギの情報を得て機械部品の設計資料としようと い省吾らが活躍。七〇年代以後は情勢の変化も 円形の囲み ) も限定符の一つである。 う試みがなされている。↓材料試験〈林邦夫〉あって運動体としての力は弱まったが第二、第 エジプト象形文字の種類は、初期と後期で若打令』などを補訂復活して活性化期を迎えてい クックク 、国立唱劇団を しようげきじよううんどう本来は三の世代がこれに続き、つかこうへい、野田秀 干異なるが、中王国ではほば七五〇個はどが使る。大韓民国では国劇ともいし 小劇場運動 一九世紀ヨーロッパの小劇場主体の演劇革新運樹など新世代の演劇によって多様を極めてい われていた。文字図形は神々や男女、鳥、魚、中心に、一九七〇年代には李真淳が、最近では 動物、草木、建物や船、衣装や各種の道具のほ許圭が意欲的な演出をしている。朝鮮民主主義動をさし、近代劇や自由劇場運動などとほとんる。↓自由劇場運動↓現代演劇〈大島勉〉 ど同義に用いられるが、今日では既成の演劇体回菅孝行著『解体する演劇』 ( 一九七四・アディン か、起源の不明なものもかなりある。しかし、人民共和国では民族オペラの確立に活用してい 〈金両基〉制に対立する新しい演劇世代の上演活動をいう 書房 ) ▽扇田昭彦編『劇的ルネッサンス 全般として、ナイル河畔の古代文明をきわめてる。↓パンソリ 現代演劇は語る』 ( 一九会・リプロポート ) 具象的に表現している。書字方向は右から左が 衝撃検充 + しようげきけんりゅうけい瞬間的ことが多く、アンダーグラウンド演劇、前衛劇 弾などともいう。 に可動コイルに流れる電気量を測る検流計。 " しようげきは shock wave 爆発な 一般的であるが、同一碑文に右から左および左 衝撃波 一九世紀に入って全ヨーロッパで盛んになっ どによって発生し、気体中の音速より速く進む から右の方向の刻文が使われている場合もあ動検流計ともいう。可動コイル型検流計のコイ しわゆるウエルメイド・プレイ波。静止した気体中を、気体の音速より速い速 り、縦書きの刻文もきわめて多い。生物 ( 神、ルの横幅を大きくしたり、可動部におもりを取た大劇場は、、 じんせい ひで
これを「条件反射」という。この場合、音を と流通市場に関し、総合的な規制を加えている が場外株の店頭売買を異常に盛んにする結果をだけに証券取引所における売買取引を認めてい 生んだ。しかし店頭売買では取引の公正と株主るので、非会員の証券会社が上場株の委託注文が、その内容は、発行市場における開示制度「条件刺激」とよび、食物のような無条件反射 ( ディスクロージャー制度 ) として、有価証券の原因となるものを「無条件刺激」という。ま 保護に問題があるため、場外株のなかから証券を受けたときは、普通、会員に取り次ぎ、取引 もくろみしょ 取引所に上場する優良な銘柄を選定し、市場第所で売買をしてもらうことになる。場外株につ届出制度および目論見書制度を設け、一定規模た、条件刺激によって反射がおこるようにする 以上の有価証券の募集または売出しに際し、投ことを「条件づけ」といい、 この例のように、 〈森本三男〉 二部として秩序ある売買取引をさせることにな 、ては、このよ , つな制約はな、。 つつ ) 0 回東京証券取引所編・刊『上場関係規則集』資者の投資判断に資するために必要な情報を開与えられた刺激に対して受動的な条件反射が形 一小させる目的で、有価証券届出書を大蔵大臣に成される場合を「古典的条件づけ」という。以 証券取引所の売買単位は、原則として額面五 ( 一九会 ) ▽住ノ江佐一郎他著『現代証券論』 提出させるとともに、法定事項を記載した目論上がバ。フロフの条件反射であるが、これに対し 万円相当額 ( 五〇円額面株は一〇〇〇株、五〇 ( 一九七三・カルチャー出版社 ) しようけんとりひきしんぎか 見書の作成・使用を定めているが、他方、流通て、アメリカの心理学者スキナーは、ネズミが 〇円額面株は一〇〇株 ) で、一般に単位末満の証券取引審議会 はかぶ 証券取引法 ( 一九四 0 に基づいて設けられて市場における開示制度としては、上場会社、店レバーを押した場合にのみ餌を与えるようにす 株数は端株とよばれる。売買取引は、値段優 いる大蔵省の付属機関。略称証取審。有価証券頭登録会社、届出書提出会社に、有価証券報告ると、レバーを押して餌を手に入れることを習 先、時間優先の原則に基づき、競争売買 ( 競売 よりつ 書、半期報告書、臨時報告書等の提出を義務づ得することに着目した。このように、積極的に 買、せり ) により締結される。始め値を寄付の発行・売買その他の取引に関する重要事項に 、その中間をざらばとついて調査・審議することを目的として、一九けることによって、証券を取得しようとする者環境条件に対応するようになる場合を、「古典 き、終り値を引けといい ) よぶ。取引の種類には、当日決済取引、普通取五二年 ( 昭和二七 ) それまでの証券取引委員会のために、有価証券における真実性の保障を講的条件づけ」に対して「道具的条件づけ」また じている。 は「オペラント条件づけ」という。↓条件づけ にかわって設置された。委員は大蔵大臣によっ 、特約日決済取引、発行日決済取引がある。 はんカ また、本法は、有価証券取引の公正・円滑を〔条件反射の性質〕①汎化ある条件刺激 ( た 投資家が株式を売買するときには、証券業者て任命された学識経験者一三名により構成さ を利用する。売買注文の際は、銘柄、株式数、れ、任期は二年で、証券行政のほか、広く投期するために、証券市場にあって複雑な機構をとえば一〇〇〇ヘルツの音 ) に対して条件反射 売りまたは買い、実物取引と信用取引の別、一資、資本に関する行政全般について、一年単位動かす主体に対する規制と、証券市場で行われが形成されると、それに類似した刺激 ( たとえ ば八〇〇ヘルツの音 ) に対しても反応をおこす る取引自体に対する規制を定めている。前者に 株当りの値段を明示する。なお、市場第二部銘でそれそれの時点での重要テーマを取り上げ、 ついては、証券会社、証券業協会、証券取引 ようになる。この現象を汎化という。分化 柄については、信用取引はできない。一株当り審議の結果を大蔵大臣に提言する。 」ーしね の値段については、指値 ( 最低売り値・最高 一〇〇〇ヘルツの音を聞かせたときは餌を与 当初は証券取引法、証券投資信託法などが審所、証券金融会社の組織および活動の規制とこ え、五〇〇ヘルツの音を聞かせたときは餌を与 買い値を指示する ) 、成行き ( 証券取引所の売議の対象とされたが、その後は証券業者の免許れらに対する監督規定を設けているが、一九八 一年 ( 昭和五六 ) の証券取引法の改正により、 えないという操作を繰り返すと、前者の音を聞 問題、株式流通機構の整備改善、企業内容開示 買成立値段とする ) 、および計い ( 上下に若干 くと唾液は分泌されるが、後者の音では唾液が の幅をもたせた中心値段とする ) の三種の方法制等の整備改善などについての提一一 = ロ、最近では銀行も、国債等の勧誘行為 ( 窓口販売 ) につい 「証券市場の国際化に伴う証券市場関係法制のて本法の規制を受けることとなった。また、後分泌されないようになる。この現象を分化とい がある。 う。③制止条件刺激と同時に、突然他の強い 売買が成立すると、上場株については売買委整備について」の報告などが注目された。一九者につき、証券取引所その他の証券市場におけ 刺激を与えると条件反射がおこらなくなる。こ る売買取引等が公正に行われるための諸制度が 八四年には、投資ジャーナル事件などで社会問 託手数料を証券業者に払う。また、売却の場合 には、有価証券取引税 ( 譲渡価額の一万分の五題となった一般投資家被害の防止・対応策を含講じられている。そのほか、証券会社の取引やれを外制止という。また条件反射を抑制する過 五 ) がかかる。初めて証券業者と取引する場合む投資顧問業の育成の方策が主要テーマに取り市場における売買取引に関する紛争の仲裁制程が動物の脳の中で自然に形成されていく場合 には、売るときには売付け株式を、買うときに上げられた。証取審は特定の課題を深く掘り下度、役員・主要株主の株式操作や議決権の代理がある。これを内制止という。たとえば、条件 は買付け概算金を、それそれ預ける必要があげて検討することが要請されるから、内部組織行使などを制限する規定を置いている。右の規刺激とともに無条件刺激を同時に与えて ( これ 制権限は大蔵大臣にあり、その諮問機関としてを強化という ) 、条件反射を形成したあと、強 る。なお、証券会社のなかには、無料で株式のとして専門委員会と特別委員会が設けられてい 〈桶田篤〉 証券取引審議会が設置されている。〈戸田修三〉 化せずに条件刺激のみを引き続き繰り返すと、 保護預りをするところもある。記名株式は、取る。 しようげん しようげんのしんりがく 0 証一一一口条件反射がおこらなくなる。これを消去とい 一 = 取引法 しようけんとりひきほう国民経証言の、い理学 得後、発行会社の株主名簿の名義を書き換えな じようけんはんしゃ conditioned う。しかし、この場合はかなりの時間を経てふ ければ、株主権を得られない。そこで、会社の済の適切な運営および投資者の保護に資するた条件反射 たたび条件刺激を与えると条件反射がおこるこ 定めた手続によって名義書換えを請求することめ、有価証券の発行および売買その他の取引を reflex 生まれつき備わっている反射に対し とから、短時間に繰り返された条件刺激が一時 公正ならしめ、かっ、有価証券の流通を円滑なて、後天的に獲得する反射をいう。条件反射 になるが、それには株式を買い入れた証券会社 は、ソ連の生理学者バブロフが大脳生理学の研的に内制止を引き起こしたと考えられる。ま のサービスを利用するのがよい。会社は一般らしめることを目的として制定された法律。昭 和二三年法律第二五号。本法は、従来の証券関究手段として開発したものである。イヌに食物た、条件刺激と無条件刺激との間に時間を置く に、決算日の翌日から九〇日以内の一定期間 だえき と条件反射の潜時が延びる。これを延滞条件反 株主名簿の名義書換えを停止する。これは、決係の法規 ( 取引所法、有価証券業取締法、有価を与えると唾液の分泌がおこるが、このような 射という。潜時中は強い内制止が発生し、それ 証券引受業法など ) による諸制度を統合し、ア反射は生まれつきのものであり、「無条件反射」 算後の株主総会で議決権を行使し、あるいは配 メリカの一九三三年の証券法 Securities Act とよばれる。一方、イヌに一定の音を聞かせな が高度になると睡眠がおこる。 当を受ける者を確定するためである。 〔条件反射のメカニズム〕パプロフは、条件反 投資家から上場株の売買を委託された証券会が定めている有価証券の発行市場における開一小がら食物を与えることを繰り返すと、音を聞か 制度や、一九三四年の証券取引所法 Securities せただけで唾液が分泌されるようになる。本射は大脳皮質に新しい結合が成立することによ 社は、原則として、委託された注文を証券取引 って形成されると考えた。たとえば、イヌに食 来、音と唾液の分泌とは無関係なものである 一フ所に持ち出して売買しなければならない。証券 and Exchange Act が定めている流通市場に よ業者には、証券取引所の会員になっているものおける継続開示制度などを取り入れて制定されが、音を聞かせることによって唾液が分泌され物を与えるたびに電灯をつけると、電灯をつけ じ るだけで食物を与えなくても唾液分泌がおこる 8 と非会員のものとがある。証券取引法は、会員たものである。すなわち、有価証券の発行市場るという新しい反射が形成されたわけであり、 はから えさ
す . 持、放送以外の付帯事業からの収入、そして受れには本絹繻子、人絹繻子、絖、タンタンピー スなどがある。また経繻子と緯繻子では光線の ゅ - 信者がなんらかの名目で支払う受信料となる。 しこれらは制度によって単独に、あるいは組み合反射ぐあいが異なるので、地を経繻子で織り紋 わせて実施されている。たとえば西ドイツではを緯繻子で織って同じ無地で紋様を表すことが ちり 受信料がとられるが、放送事業体の多くは受信できる。このような組織には紋繻子、紋繻子縮 めん 料収入のほかに広告放送収入を得て運営されて緬、ダマスクなどがある。また緯繻子の場合で いる。一口に受信料といわれているものも、そは、緯糸で長い浮きができるため、これに多彩 の性格はさまざまで、たとえばイギリスの場色の緯糸や、金銀糸を使って地の組織に織り込 にしき 合、それは受信許可を受けるための手数料とい めば、錦、プロケードなどになる。そして緯糸 う性格をもっている。さらに受信料の徴収の仕の浮きが長いことは、起毛機にかけたとき毛羽 方も、日本のように放送局自身がこれを行うと立てやすいことから、綿ネル、紡毛織物のよう ころもあれば、国が徴収して必要な経費を差し に起毛して仕上げる織物に使われ、チンチラ、 引いて放送事業体に交付するという形をとるイ べロアなどがこれにあてられる。 ギリスのようなところもある。 このほか、組織点をいろいろ増やしていく 日本では放送法 ( 昭和二五年法律一三二号 ) と、重ね繻子、花崗織、黶地などの誘導組織が 第三二条により、日本放送協会 (Ztæ) の放っくられる。↓サテン 〈角山幸洋〉 送を受信できる受信機を設置した者は、 Z 一ンユース Eduard suess ( 一盒一 掌像色 百ち てた 合慕着 と受信契約をしなければならないとされてい オーストリアの地質学者。ロンドンに生まれ て追本 せ供 日 けの 3 わ子 る。受信料の月額は、が作成し、郵政大る。一八五七 ~ 一九〇一年ウィーン大学教授、 ある か人 臣が検討し意見を付した収支予算を国会 一八九八 ~ 一九一一年オーストリア科学アカデ を夫の 珠元寺 ( 経を が承認することによって定められる ( 同法三七 ミー会長を務めた。アルプス山脈の形成につい 数昭安盆読珠 そうばう ( 竜蔵の数 条 ) 。↓ 〈後藤和彦〉ての論文と、著書『地球の相貌』ゝミミ 2 、 手細年地侶の市 2 、 1 丿畄日一者 回稲葉三千男著『受信料を考える』 ( 一九 E 、 ( 一公 = ~ 公 ) とによって世界の地質学界珠る 8 者 数〔す朽京万京 会・青木書店 ) に非常に大きい影響を与えた。アルプス山脈に あや に云えられる間に、、、ノヤパ 繻子しゆす「朱子」とも書く。綾織のよっいては弧状の非対称的な形態を認め、側方かで、多量の果実あるいは野菜を飲料の形でたや ・マーラー」 apä- うに組織点が連続していることなく、組織点をらの押しによって生じたとし、その地殻変動のすくとれる利点がある。↓果汁〈河野友美〉 mäläとして広まり、キリスト教圏にも普及し た。サンスクリット語のジャパーはバラ rose 一定の間隔に均等して配置した組織の織物。平時期は、中生代から第三紀鮮新世までの非常に数珠しゆす諸宗教で用いられる道具の一 ねんじゅ 織、綾織とともに、織物の三原組織として知ら長い期間のものであったとした。『地球の相貌』っ。「ずす」とも読み、また念珠ともいう。多を意味するところから、西洋では直訳されて口 たま イギ、 Rosenkranz れている。組織としては、一完全 ( 織物組織をは最初の世界全体の地質誌で、膨大な文献の渉数の小さな珠を一つの輪につないであり、ときザリオ (rosarium 冖 rosary リス たて しゅ - つきよく ふさ rosane 構成する一単位 ) において経糸はただ一回だけ猟と深い思索のもとに書かれている。褶曲山 にはそれに房をつける。宗教儀礼の際、珠を一 ) となり、インドの場合と同 たてじよう つま 緯糸と交錯するだけであるから、平織または綾地、楯状地、ゴンドワナ大陸、テチス海、現つずつ爪ぐりながら、無言のまま祈念し、また様、宗教儀礼に用いられ、また日常の祈りや一 きえ やく 織に比べると、織物の表面が著しく滑らかで、在の大洋など、古今の大陸大洋の世界におけるは聖句を唱えて、深い帰依を表明し、また厄を種の象徴として一般化している。さらにイスラ 光沢のあるのが特徴であるが、組織点が少ない 分布と地質時代的変遷を論じ、現在の地震、火祓う。インドではバラモン教、ヒンドウー教、ム教でも数珠はあまねく用いられ、もっとも広 ため、織物の地質が弱いのが欠点である。そこ山、第四紀の海水面変化に至るまで言及し、こ ジャイナ教などで用いられ、仏教にも広く普及範囲に流通する宗教用具となっている。 で組織点を規則正しく均一に等距離に配置するれらの統一総合化を初めて行った。その個々のして今日に至る。仏教では、出家者も在家信者 どの宗教においても、おおむねその儀礼に際 とびすう ため、飛数というものを用い、斜文が織面に現説については支持を受けなくなった点も多い も儀礼のとき手にかけるが、のちには仏像にか して、法衣をまとい、手に数珠をかけ、それを まとけーさつらいはい れないように考慮されている。したがって一完が、世界の地質を空間的、時間的に初めて総合けるなどの例もある。広や替薩を礼拝し心に念爪ぐり、灯明やろうそくなどの火を献じ、花な ばんのう た ずるとき、また煩悩を消滅させようとすると 全が大きくなると浮き糸が長くなるため、一般化したことの地質学的、思想史的意義は非常に どで飾った祭壇に香を焚き、合掌して、聖句や 大きい には五枚繻子か七枚繻子が用いられる。 〈木村敏雄〉き、その珠を爪ぐる。珠の数が通常一〇八個で経典などを唱え、神、仏、菩薩、死者の霊その 繻子織の種類には、経糸を多く浮かせた経繻ジュース juice 果汁あるいは野菜汁をい あるのは、一〇八煩悩にちなむ。珠の数の少な他に礼拝するという、ある共通した形式がみら ねんし 子と、撚糸を多く浮かせた緯繻子とがある。普 う。 ( 日本農林規格 ) では、果汁あるい いものもあり、右の半数の五四個は菩薩の五四れる。↓ロザリオ 〈三枝充悳〉 けんしよう 通には経繻子が多いが、起毛の関係で紡毛の織は野菜汁一〇〇 % のもののみがジュースとよぶ位、さらにその半数の二七個は二七賢聖に通守随憲ムしゆずいけんじ ( 天究ー一九公 (l) 演 まだいじゅ ことができ、商品名にもこれを記載することがずる。その珠は、替提樹の実や水晶などを本来劇研究家。東京生まれ。一九二三年 ( 大正一 物は緯繻子とすることが多い 繻子織は、浮き糸が多いために織物としてのできるが、希釈したものにはいっさいジュース の材料とするが、ときにはそれらにかえて、簡一 l) 東京帝国大学国文科卒業。一高教授、東大 ごうしゃ 耐久力からいうと平織や綾織に及ばないが、浮の名称は使用できない。しかし、一般には果汁素なものや豪奢なものもある。 教授などを歴任。五九年 ( 昭和三四 ) 定年退官 ・マーラ 原語はサンスクリット語のジャパ き糸に絹、人絹、フィラメント糸など光沢の強や野菜汁の入った飲み物をジュースとよんでい 後は実践女子大学学長などを務める。五一年日 ねんじゅ い原糸を使うと、光沢に富んだ織物となる。こる。一〇〇 % のものは栄養的にはかなり有用 japa-mälä ( 念誦の輪 ) 。これがインドから西方本近世文学会代表、六七年日本演劇学会会長。 めめ 0 648
まう・ごったいかくのかみ にあすかった。その孫の林鳳岡は大学頭とな しじゅーしー沖縄のご飯料理。煮込みご飯、主治医は、その患者に対しては第一義的な責任成する気質の阻害を除去してこの本性の十全な 混ぜご飯、炒めご飯のような味つけご飯のこと者であることは事実であるが、最終的には、医る発現を目ざすべきで、それに向けてのくふう って、これが代々世襲され、林家は幕府の公的 6 きゅつり きよけい かくぶっちち 、じゅーしーめし療機関の開設者がその責を負うこととなってい が居敬と窮理 ( 格物致知 ) であった。なお理気文書の起草・教学等にあたる官学の地位を得 じを沖縄では一般にじゅーしー ^ 響庭忠男〉 といっている ( 地方によって呼び名が違う ) 。る。 は原則的に相互依存・同時存在の関係にあるた。林家の学は徳川儒学の中心であったが、博 きしよ、つ なんそう しゆき しゅしがく中国、南宋の朱熹 ( 朱が、理が存在の原理としての性格をもっことか学記誦を旨とする客観主義的傾向が強く、思想 じゅーしーは、中に入れる具によって献立名が朱子学 たーうむ つけられ、たとえば田芋じゅーしー、ふーちば子 ) によって築き上げられた新しい儒学。六 ら理気の先後が問題にされ、理のほうが優越し的活力には乏しかった。これに対して、松永尺 ちょう ずいとう せつけん じゅんあん ーじゅーしー ( ョモギが入ったもの ) 、昆布じ朝時代から隋唐時代の思想界を席巻した仏て考えられている。つまり理はア・プリオリ 五の門からは木下順庵が出て、順庵の門 ( 木 もん あらいはくせきむろきゅうそう ゅーしーなどがある。第二次世界大戦前まで教・道教に対抗してこれを乗り越えるべく、や ( 先天的 ) に事物の存在を規定する根本原理で門 ) から新井白石、室鳩巣ら多くの優秀な学 きもん は、残りご飯を残り汁などに入れて、ありあわやもすると燒瑣にして空虚なる字句注釈に陥っあり、しかも道徳的法則でもあるから、名教的者が輩出し、木門は林家・崎門 ( 後述 ) と並ぶ せの材料でつくられていたが、食生活が豊かに た旧来の章句の学からの脱却を図り、改めて経規範として機能した。朱熹以後、かかる理の性勢力となった。 - つもう なった戦後は、具をたつぶり入れ、だしをきか書の真精神、孔孟の真に意図するところを明ら格や理気の関係をめぐり、さまざまな考え方が 他方、南学派では、室町末の桂庵玄樹より薩 せてつくり、残り物を利用することは少なくな かにしようという宋代儒学の完成したものであ出されることになった。 摩に薩南学があり、また土佐には戦国末の南 ちょ・つイ一、 じちゅう まくそうしゅうとん むらばいけん つ 0 〈渡ロ初美〉る。その学説は、北宋の周敦頤、張載、程〔朱子学の隆盛とその影響〕朱子学は朱熹の晩村梅軒に始まり谷時中を祖とする海南学があっ - 一うてい あんさい じゅしあんていざい resin stabi- 顥、程頤およびその学統に連なる道学者の学説年には偽学として圧迫されたが、死後名誉回復た。時中の門からは野中兼山、山崎闇斎などが 樹脂安定剤 みんえいらく lizer プラスチックなどの劣化を防止あるい を集大成し、とくに二程 ( とりわけ程頤 ) の学がなされ、官学への道を歩み始めた。明の永楽出た。闇斎は京都や江戸で極度に純粋主義的な は抑制するために添加される化学薬品のこと。 統を引き、その説を継承発展させたものである年間 ( 一四 0 三 ~ 一一四 ) に『四書・五経大全』『性理朱子学を主唱、朱子学の実践的・理想主義的な プラスチックなどは熱、光や酸素の影響を受け ( したがって程朱学ともよぶ ) 。朱熹によれば、大全』が編集されて科挙の試験に用いられ、朱面を強調して崎門とよばれる多くの朱子学者を すいか ぎようしゅん て、そのときの環境条件によって遅速はあるが周張二程らは、堯・舜以来聖人に伝授されて孔子学の正統的地位は清末まで続いた。朝鮮では輩出、また神道解釈にも乗り出して垂加神道を ・一うきゅう りたいけい なおかたみやけしよう 劣化していく。この劣化のようすもその原因や子に至り、さらに孔子 ( 孔丘 ) の教えを正し李退渓、李栗谷が出て一六世紀後半に朱子学全開いた。崎門は浅見絅斎、佐藤直方、三宅尚 も、つーレ じよう一 も : つん プラスチックの種類によって異なるので簡単でく祖述した孟子 ( 孟軻 ) 以後断絶してしまった盛期を迎え、学理上の論争も行われた。わが国斎の三傑に継がれるが、君臣の情誼・名分を強 はない。プラスチックを加熱して成形していく 真の「道」をふたたび復興したもので ( 道統の には鎌倉時代に伝来し、禅僧によって研究さ 調する絅斎の学は水戸学などに影響を与え、静 せいか らざん 際の熱劣化、成形物を長時間使用している間に 説 ) 、朱熹自身その継承者たらんとするものでれ、やがて江戸初期、藤原惺窩、林羅山、山崎座の実践と合理主義的な主体の存養を説く直方 おこる光や酸素による光劣化や酸化劣化などをあった。かかる道統の説と密接な関連をもっ闇斎らが現れて隆盛に向かった。↓格物致知 の学もまた師資相承されて民間に広まるなど、 そうし 防止あるいは抑制するために用いられる。代表て、すなわち孔子、曾子、子思、孟子という儒 ↓居敬窮理 . ↓朱子学派↓宋学〈大島晃〉崎門の影響は明治以後にも及んだ。 的なものに熱安定剤、酸化防止剤および光安定学の伝授を認めて四書を重んじ、これに学問の回『朱子学大系第一巻朱子学入門』 ( 一九七四・明〔批判と幕府学制の整備〕朱子学に対する疑問 ム″い丁 - い かいばらえきけん 徳出版社 ) ▽島田虔次著『朱子学と陽明学』や批判は江戸前期の貝原益軒など朱子学者自身 剤などがあり、ポリ塩化ビニル用の熱安定剤の目的とその次第を考え、五経の入門・階梯の書 やまがそこう じんさい おぎゅうそらい ( 岩波新書 ) ▽三浦国雄著『人類の知的遺産にもみえるが、山鹿素行、伊藤仁斎、荻生徂徠 種類がもっとも多い。ポリ塩化ビニルは加熱やとした。そして四書に注釈を加えるとともに しっちゅう 四朱子』 ( 一九七九・講談社 ) ら非合理主義・生命主義の傾向をもった古学派 光によって塩酸が脱離し、褐色に色づいてくる ( 『四書集註』 ) 、広く経典を研究しその再解釈 そう ので、これを防止ないし抑制するために安定剤を試みた ( これを新注という ) 。 しゅしがくは中国の宋学 ( 朱子の学者によって公然と表明され、江戸中期以降 朱子学派 が用いられる。 〔思想的特徴〕その思想理論上、特筆すべき学 ) の流れを継ぐ日本の儒学。朱子学は鎌倉初の思想界はやがて朱子学・古学ほかを兼学する かんせい 一方、重合しうる化合物 ( 単量体 ) は、そのは、仏教・道教の影響を受けながら理気心性の期ごろ、日宋の禅僧の往来とともに伝えられ折衷学の傾向が強くなる。これに対して、寛政 しんとう 学を樹立したことである ( 性理学ともいう ) 。 た。やがて五山の禅林、公家、神道家などに学異学の禁 ( 寛政二年Ⅱ一七九 0 ) は、幕府の学制を 貯蔵安定性を保っためにハイドロキノンやカテ けいじじよう じゅっさい ばれて、中世諸学の形而上学、解釈学などに一朱子学を中心に整備統一し、ここに林述斎、 コールのような重合禁止剤を単量体に加えてお理と気とを二本の柱として生成論・存在論から せいり しばのりつざんびとうじしゅう くことがある。このような重合禁止する作用を 心性論・修養論にわたった整然たる理論体系を定の影響を与えた。しかし朱子学が独自の学問 寛政の三博士 ( 柴野栗山、尾藤二洲、古賀精里 ) 、 力いとくど・つ ちくぎん 対象として浮かび上がり、「朱子学派」と後世大坂懐徳堂の中井竹山などが出て、後期の朱子 もっ薬剤をも安定剤とよぶことがある。このよ完成したことは空前絶後のことで、朱熹以後、 しん うに安定剤という用語は、その内容がいろいろ清代中期に至るまで朱子学派に属する人々はも に称される ( 井上哲次郎 ) 多くの思想家の群れ学にも活気が生まれた。述斎の門に佐藤一斎、 ・一うどう たん とつあん 松崎慊堂、一斎の門からは大橋訥庵、楠本端 と複雑で多方面にわたっている。とくにその作ちろんのこと、これに反対する人々もみな朱熹を輩出したのは、江戸時代のことである。ただ ぎんさくましようぎん 〈垣内弘〉の理論を土台とし出発点としている。とくに理し朱子学派に分類される多くの学者も、かなら山、佐久間象山などが出て活躍したが、これ 用の機構は複雑である。 しゅじい本来は一人の患者を責任をの思想は程頤、気の思想は張載の影響を受けてずしも「朱子学者」という自己意識を当初から ら幕末の学者には純粋の朱子学派といえぬ者も 主治医 いる。形而下なる気は物質を形成する根源、一もっていたのではなく、他学をも学ぶ包容的な多い。↓儒学↓朱子学↓宋学〈黒住真〉 もって診療する医師をさしているが、規模の大 回井上哲次郎著『日本朱子学派之哲学』 ( 一九 きな医療機関では、ある患者を複数の医師が担気の流行に伴い陰陽・五行の交感、結合によっ傾向が強かった。 しよいぜん 〔江戸期朱子学の展開〕徳川朱子学の流れは、 0 五・冨山房 ) ▽和島芳男著『日本宋学史の 当するという制度を有する場合もあり、これをて万物が生成される。形而上なる理は所以然の しよとうぜんそく 一般に、京都を中心とする京学 ( 京師学 ) と西 研究』 ( 一九六一一・吉川弘文館 ) ▽阿部吉雄著 主治医制度とよび、主としてその患者の診療に故 ( 事物の存在の根拠 ) 、所当然の則 ( 事物の 『日本の朱子学』 ( 『朱子学大系第一巻朱子 あたる医師を主治医という。主治医制度を採用当為としての面とくに道徳の規範 ) さらに条理南日本におこった南学とに分けられる。京学派 学入門』所収・一九七四・明徳出版社 ) している場合には、主治医は指導医とつねにダとも説明される。あらゆる事物は気によって形は、禅僧から還俗し徳川家康に新儒学を説いた せいカ じゅしかこう熱硬化性樹脂の初期 。フルチェックを行い、診断と措置選択にあたっ成され理が賦与されており、本性は理を受けて藤原惺窩を鼻祖とし、林羅山、松永尺五などが樹脂加工 これに学んだ。羅山は幕府に仕えて文教の御用縮合物やセルロース反応型樹脂を利用して、繊 ては、誤りのない方法をとるのが通常である。備わる ( 「性即理」という ) 。人間は肉体を形 まんさ あんさい げんぞく らざん せきご ま りんけ けいあん さっ みなみ
じゅうた る共同生活を通して社会人として成長することづけられているが、その役割を実際に遂行するごく短い春があってその期間だけ美しい花園に するとき、そこに集団が形成され、存続してい なるが、それが過ぎるとふたたび空の色と土の るといえよう。その継続的な他者との協働過程なしには、個性的人間にもなりえないのであのは、それそれの個性をもった具体的人間とし で、お互いが守らなければならない集団規範がる。このような個性的人間を育成しなければ集ての父親であり母親であり、またこの両者の具色だけの砂漠に戻る。そこで、春を住まいの中 形成され、その規範の相互遵守によって集団の団の発展もありえないのである。それゆえに、体的な関係である。日本の家族という集団の特に閉じ込めておきたいという願いから、あの美 秩序が維持される。この集団規範による集団秩集団が集団として存続し発展するためには、 性を抽象して論じうるが、個々の家族はそれそしい花模様が生まれた。じゅうたんは貴重な財 産で、移動のときはウマに積んで連び、必要な 序は、各集団メンバーが集団のなかでそれそれ人々の間に共同性意識を育成することによってれの個性をもっているのである。↓集団行動 〔社会発展の要件〕それゆえに、われわれは集ときは切り売りした。運ぶには薄いほうが有利 一定の地位を占め、その地位に伴う一定の役割彼らに集団目標を達成させると同時に、そのこ を遂行することによって維持される。さらに集とを通して集団の個々のメンバーの諸欲求をも団を、単に個人を社会化し、個人をそのうちにであるが、絹を使うと重さは四分の一になる。 こうして絹のベルシアじゅうたんが発生した。 団の共同目標に向かっての継続的な協働過程満たし、彼らの個性や主体性を育成することに取り込むという側面からのみ考察するのではな くて、集団的な共同生活のなかで人々はそれそじゅうたんづくりの技術はやがて中国に伝えら で、人々は同じ集団のメンバーであるという よって、集団に対して彼らの創造的能力を発揮 れたが、中国は農耕民族で移動の必要がないか 「仲間感情」を抱き、それによって集団と外部させることである。共同性と個体性という一見れ個性ある人間として成長しうるということ、 して相反する要素のバランスのとれた補完関係そして、そのことが集団の、広くいって社会のら、厚いものほど高級だと考えられるようにな 社会との区別を意識するに至る。↓集団規範 った。一方ヨーロッパに伝えられたじゅうたん 〔共同性と個体性〕要するに、人間は一人では こそ、集団の存続、発展のための条件である。 発展のための基本的要件であるということから ↓社会集団は、イギリスで機械織りに発達して安くなり、 集団における共同性と個体性ということは、 も集団を考察しなければならない。 生存できす、そのために他の人々と集団を形成 ↓集団社会学↓組織↓集団意識〈佐藤慶幸〉大衆の必需品として広く普及するに至った。 することによって人間としての諸欲求を充足し次のように考えることができる。共同性は、集 一七世紀後半に宗教的迫害を受けた新教徒の うるのである。このような集団現象は、人間の団メンバーが集団の価値や規範を守り、共同目回清水幾太郎著『社会学講義』 ( 一九五 0 ・岩波書 店 ) ▽清水盛光著『集団の一般理論』 ( 一九だんつう職人たちが、・ヘルギーからイギリスの みならず、他の動物や昆虫などにもみられる標に一体化し、それを達成するために彼に与え アクスミンスター Axminster 、ウイルトン 七一・岩波書店 ) ▽思想の科学研究会編『共 が、それらが人間の集団と基本的に異なるのられた集団内の地位に基づく役割を遂行するこ 同研究集団ーー、サークルの戦後思想史』 Wilton 地方へ移って機械織りの基礎をつく は、人間の場合は、学習を通して習得性情報処とによって、維持される。しかし、この地位に り、それが産業革命への糸口となった。機械織 ( 一九七六・平凡社 ) 理能力を身につけることによって初めて、集団基づく役割は、集団の価値や規範によって規定 のメンバーとして行動できるようになるのに対 されているとはいえ、その規定は一般的で抽象じゅうたん〔絨緞〕広義には織物製の敷りじゅうたんの代表とされているウイルトンカ ーベット WiIton carpet はこのよ , つにして始 して、動物や昆虫の場合は、集団行動の仕方が的でしかない。その役割を遂行するのは具体的物の総称であるが、一般にはそのうちの手織り まったのである。その後アメリカでもじゅうた 生得的な生物遺伝情報として身体に組み込まれで個性的な生身の人間であるから、抽象的に規の高級品をだんつう ( 緞通 ) とよんで区別し、 ている点にある。 定された役割は、それそれ異なる個体性をもつじゅうたんといえば機械で織った長尺物の床用んの機械化が始まり、一九三〇年代には工業生 人間は集団生活を通して社会人として成長し生身の人間によって理解され解釈されて個性的敷物をさし、普通にはカーベット carpet とよ産が軌道にのった。さらに一九四〇年代にはタ フテッドマシン tufted machine が開発され、 に遂行されるのである。具体的にいえば、家族んでいる。床に敷物を敷く生活様式は西アジア 他の人々との共同性を身につけると同時に、ひ という集団にあっては、父親や母親という地位の遊牧民族から生まれ、現在でも最高級品がっ本格的な量産態勢がとられるようになった。 とりひとりが個性ある人間としての個体性をも 日本では明治中期にイギリスから機械を輸入 くられているが、それが発生した理由は次のよ 発揮し、社会に新しいものを付け加える能力をに基づく役割は、それそれの価値や規範 ( 文化 したのが機械織りじゅうたんの始まりである。 習得するのである。すなわち、人は集団におけや制度 ) によって、その望ましいあり方が方向うに考えられている。これらの地方の気候は、 第二次世界大戦後は生活様式が洋風化されたた 直でう上らわち裏しテ上 終立に布フ仕 基面め、じゅうたんの需要は急激に増大した。現在 垂機ゆらげ と織じか上ののう塗タの ニ断ではインテリア産業のなかで重要な地位を占め 色トよをるト 面のら下 第の ッいムすッ 織コ染 地型か るに至っている。 , べなコ着。へ んが直なるてル 一け成接一 ス た糸垂見織っトり 〔種類と使い方〕大別してウイルトンカーベッ 織カ抜合をカ程 う経るををか ク布 トとタフテッドカーベットに分けることができ ゅ〕な絵ん向る〕たがに布ドエ ッ基 カ いし に下たにれ〔っ毛面基ッけ る。ウイルトンカーベットは地糸に麻糸などを ラ第 使い、羊毛、合成繊維の糸を立毛状になるよ フ うに織ったものである。立毛には毛切り cut タ pile とわな織一 0 名 pile およびその組合せが ある。品質の判定には立毛の原料、長さ、密 度、図柄、色調などが基準になる。タフテッド 一系図カーベットは、綿または合成繊維製の荒目の基 断布に、立毛を多数の針で突き刺し、裏面にゴム の系の塗料を塗って立毛を固定したものである。 じゅうたんの長尺物は、床の全面に敷き詰め て使用する。また一枚物は床の一部に置き敷き ウカ にする。じゅうたんは床に柔らかさを与えて感 5 じゅうたん / 種類 バイル糸 バイル糸 地経糸
〈桶田篤〉 ナ . 寺を創建、一六七一年 ( 寛文一一 ) 妙法山正眼 証券を確定価格で引受け機関が買い取り、そのが望まれている。↓証券業 らいめいせったん P(EnF)= 自己の証券 ( 株 後適当な時期と価格で一般に売り出す方法であ証券代位しようけんだいい 、フ寺と号した。一八四七年 ( 弘化四 ) 雷鳴雪潭と せったんじようばく 十 6 よばれた雪潭紹璞が本山の専門道場を開いてり、後者は、発行機関が発行主体との間で引受式、社債、受益証券 ) を発行して、広く資金を よ =P(E)PE(F) ~ 4 十 b から多くの雲水が集まり、代々力量のある師家け価格、売出し価格、その他の条件を定めて発集め、その資金をもって他企業の証券 ( 公社 し おにそう が出て明治から大正にかけては「天下の鬼叢行を引き受け、売れ残り分は引受け機関が引き債、株式、受益証券 ) を取得し運用すること。すなわち、、が両方ともおこる確率は、 りん 林」といわれた。現在は正眼短期大学を併設し取ることを保証する方法である。さらに両者に 自己の発行する証券を代位証券、集めた資金をがおこる確率 P(E) と、がおこったとき ている。 この関 〈菅沼晃〉ついて、引受け機関が単独である場合を単独引 もって取得した他企業の証券を原証券という。 がおこる確率 ( F ) との積に等しい しようけんしじよう有価証券が発受け、複数で分担額を定めて共同で引き受ける資本主義経済の現代的特色の一つは有価証券制 係を乗法定理という。これは二つの事象に関す 証券市場 行されて投資家に取得されるまでの過程、およ場合を共同引受けという。この場合にはシンジ度を利用しての企業の集中化を図ることであるるものであるが、襯個の事象についての次の び投資家相互間で有価証券が流通する過程を総ケートが結成されるのが普通である。シンジケが、証券代位の方法による集中化傾向には、次定理も乗法定理という。「襯個の事象、、 括して証券市場という。前者は ( 証券 ) 発行市 ートには幹事機関が定められ、それが発行機関の三つのタイプがある。①資金を多くの会社の があるとき、のおこる確率を、 場とよばれ、後者は ( 証券 ) 流通市場とよばれとの引受け条件の取決め、シンジケート契約の株式に分散投資をしてリスクを回避し利潤を拡がおこったときにのおこる確率を象、 る。ここで扱われる有価証券は、その一種であ締結、証券の市場導入など事務処理にあたる。大化する投資会社、②証券資本の複雑な操作に が両方ともおこったときのおこる確率を、 る資本証券 ( 擬制資本証券 ) が意味されておまた、売れ残り分の分担方法については、不分よって多くの会社を従属関係に置いて支配する以下同様に : : : を定めると、、 : っ (m) は PIP2 り、その代表的なものが公社債などの債券と株割方式 ( 各自の実際販売額と無関係に当初の契持株会社、③他会社への金融を目的とする融資すべておこる確率文っ・ 式である。 約どおりに引き受ける方法 ) と、分割方式 ( 自 Ⅱ引受会社であり、これらの会社は、投資、支 ・ョにしい」。とくに カら 〔証券の発行〕証券発行市場において発行の対己の実際販売額の差額だけを引き受ける方法 ) 配、金融といった証券の三つの機能を遂行す立であれば とがある。 る。証券代位を二重、三重に重ねることによ 象となるのは、確定利付証券である債券と、配 当証券である株式である。債券の発行市場はと 〔証券の流通〕証券のうち公社債については、 り、持株会社を頂点とした企業ピラミッドの形である。 〈桶田篤〉 初めにあげたくじの例で、が当たるという くに起債市場とよばれる。なお、株式の流通市株式のように零細な投資家は少なくて、大口資成も可能である。 じようけんっきかくりつれ本事象を、が当たるという事象をで表せば 場、発行市場をあわせて株式市場といし 、区別金の投資家が多いから、流通市場より発行市場条件つき確率 に重点が置かれている。たとえば、優良社債に のくじのうち当たりくじが本ある。初めに して扱われることが多い 、 ( F ) Ⅱ文 E っ F ) + 、 ( E っ F ) 債券は、発行主体が国または地方公共団体で対して需要が集中し、価格騰貴や利回りの低下が、続いてがこのくじを引くとする。 < が当 たる確率はミミである。 < が当たったとき 22 あるか、一般企業であるかによって、公債と社 がおこるのに対して、投資的に妙味に欠ける社 十 ミ 2 ~ ー 1 ミ 22 ー 1 ミ 債に分かれる。公債はさらに国債と地方債、社債に対する需要が少なく、低価格、高利回りとの当たる確率は ( 、ー 1 ) 、、 071 ) であり、 << が 債は金融機関によって発行される金融債と、事なる傾向が強いので、社債に格づけが行われ外れたときの当たる確率は、、、 ( ミー 1 ) であしたがって、くじを引くときは一回目に引く人 が当たる確率と二回目に引く人が当たる確率は る。理論上、証券の発行条件は流通市場で形成る。一般に、二つの事象、に対して、が 業会社によって発行される事業債に分かれる。 〈古屋茂〉 される価格に規制されるものとされているが、 おこったという条件のもとにがおこる確率を等しい 他方、株式は株式会社の発行による。 発行方法には、直接発行と間接発行とがあ戦後の債券市場では、事実上、流通市場を欠 PE(F) と表し、条件つき確率という。前記の条件づけじようけんづけ conditioning 行 き、債券に対する正常な需給関係に基づくメカくじの例で、が当たるという事象を、ß2 が動研究の実験操作。ロシアの生理学者パプロフ る。前者は発行者自らが発行に伴う危険を負担 ニズムは働いていないとみられ、そのための当たるという事象をで表せば の条件反射 conditioned reflex の研究に端を するもの、後者はこれに対して発行危険を第三 者に負担させるものである。募集方法について種々の施策も試みられてはいるが、成果をあげ 発したものであるが、。ハ。フロフの実験が分泌系 PE(F)= PÉ(F) Ⅱ ミー 1 るまでには至っていない を主にした反射を用いたのに対し、運動系の反 は、両者ともに発行者自らが行う自己募集と、 他方、株式の流通市場は活発で、大量の株式である。ただし一はがおこらないこと、す応を含めて広く心理学の実験で用いられてい 第三者に委託する委託募集とがある。↓株式市 なわち < が外れるという事象を表す。 場↓起債市場 の売買が組織的に行われている。正常な価格メ る。心理学の条件づけで扱う反応は、条件反射 次に乗法定理を説明する。二つの事象、お に限らない生活体の諸行動であり、したがって 〔証券の引受け〕間接発行で発行危険を負担す力一一ズムによる価格形成が行われる具体的な流 通市場としての証券取引所が完備し、株式の需に対して、、が両方ともおこる場合の数を条件反応 conditioned response という。 ることをさす。日本では、第二次世界大戦前は 。、がおこりがおこらない場合の数をわ、 条件づけはバブロフの条件反射を模型とした 給要因を含む抽象的な株式流通市場においても 国債と社債について大手銀行がシンジケート 同様である。 がおこらないでがおこる場合の数を、 「古典 ( 的 ) 条件づけ」 classical conditioning 、 ( 引受け組合 ) を組織して引受け業務を行い、 日本の証券市場の特色としては、まず政府の、が両方ともおこらない場合の数をとすアメリカの心理学者ソーンダイクらの報酬訓練 証券業者はその下請け的な役割を果たすにすぎ や回避訓練で形成される反応を扱う「道具 なかったが、一九四八年の証券取引法 ( 昭和一一経済政策や日本銀行の金融政策などに影響される。そして総数 ~Ⅱ。 + b + c + d 個の場合の一 三年法律二五号 ) によって、銀行その他の金融た計画金融的色彩が強いこと、ついで、制度上っ一つがおこる確率はすべて同じであるとす ( 的 ) 条件づけ」 instrumental conditioning に大別される。また、同じくアメリカの心理学 機関は、国債、地方債、政府保証債などの引受は平等のたてまえがとられてはいるが、事実上る。このとき、、が両方ともおこる確率を し、Ⅱ E っ F ) と表せばトⅡミ ~ である。次に者のスキナーは反応をレスポンデント respond ・ けが禁止され、証券引受け業務は証券業者のみは大手証券会社による寡占的運営が行われて、 るなどの点が指摘されている。また債券市場に のおこる確率 P(E) は + b) 、、 'N であり、 ent ( 応答的 ) とオペラント operant ( 自発 が扱 , っことになった。 引受けには、買取引受け ( 買取発行 ) と、残っいて、発行市場 ( 起債市場 ) に比べて、流通がおこったときにがおこる確率 ( 3 は的・作動的 ) とに分けたが、レスポンデント は、それを誘発する刺激が一定で、反応の結果 額引受け ( 請負発行 ) とがある。前者は、発行市場の整備が著しく立ち後れており、その施策ミ ( + ) である。したがって 856
こうやさん かえりばな ふみわり かわち たあとでなければ、その取調べを請求することの後ろ三分の一は後下方に突出した踵骨隆起をと号する。河内 ( 大阪府 ) の人。高野山で出家反花だけの簡単なもの ) 、踏割蓮華座 ( 二つの ひろさわ おうぎ にんな はできない。さらに、証拠調べの請求をするに 小蓮華に片足ずつのせる座 ) もその一種であ つくる。この部分はヒトでとくに発達してい し顕密一一教を学び、仁和寺で広沢流の奥義を極 ふ ぎよりん しったんばんご は、証拠と証明すべき事実との関係 ( 立証趣て、かかと ( 踵 ) の大部分を占めている。いわめ、さらに各宗の教学や悉曇 ( 梵語学 ) 、儀軌る。蓮弁の葺き方により、魚鱗葺 ( うろこ葺と 一つの蓮弁と直上・直下の蓮弁とが互 旨 ) を具体的に明示して、これをしなければなゆる靴べらの当たる部分である。踵骨隆起の後を研究した。当代の真言の巨匠として令名高もいし かたい い違いに並ぶもの ) 、葺寄 ( 上下左右並列する らない。裁判所が証拠調べの請求を却下する決端部には下腿三頭筋腱 ( アキレス腱 ) が付着し 、教相 ( 教義面 ) においては古義・新義に偏 らず、事相 ( 秘密の修行面 ) は四十余流を統一葺き方 ) に分け、その蓮弁の段数によって三遍 定または許容する決定をするには、相手方またている。踵骨の上には距骨がのり、この二骨に あんしようじ 〈嶋井和世〉 はその弁護人の意見を聴かなければならない。 よって体重は支えられている。 して新安祥寺流を大成した。さらに戒律の衰葺、五遍葺などとよぶ。蓮弁のつけ方からみる しようこほぜん民事訴訟法では、 えを嘆じて姙法真言律を唱道し、郷里の延命寺と、一枚ごとに足 ( 普通、金属製 ) をつけて蓮 裁判所は、検察官および被告人または弁護人の証拠保全 意見を聴いて、証拠調べの範囲、順序および方あらかじめ証拠調べをしておかなければ、のちを根本道場とした。ことに江戸時代における梵肉の穴に差し込む挿蓮弁は奈良から平安時代に 法を定めることができる。この場合、準備手続にその証拠を使用することが困難になる事情が学復興の先駆者としての功績は大きい。将軍徳かけて多く、奈良彫刻の影響の強い鎌倉期の像 きえ れい にもみられる。また蓮弁を直接蓮肉へ打ち付け 川綱吉はじめ諸侯の帰依を受け、江戸湯島に霊 が活用される。裁判所が必要と認めるときは、 ある場合に、訴えの提起前、または訴訟の係属 うん る葺蓮弁は、藤原時代から多くみられる。 職権で証拠調べをすることができる。この場合後、正規の証拠調べ前に、裁判所があらかじめ雲寺を建立し、諸方に僧俗を教化した。弟子に ぶつだ しったんさんみつしよう しよしん けいちゅう 須弥座は、仏陀の住むという須弥山をかたど 契沖などがいる。著書は『悉曇三密鈔』『諸真 でも、検察官、被告人または弁護人の意見を聴証拠調べをして、その結果を確保する手続をい ) ) んようしゅう 〈吉田宏晢〉 ったのでこの名があり、全体が宣の字形なので いて決定をしなければならない。 う。申立てにより開始されるが、訴訟の係属中言要集』など多い も がもう あづち せんじ じようごんいん滋賀県蒲生郡安土町宣字座、あるいは像の衣が垂れるところから裳 証拠調べの方式は、証人・鑑定人・通訳人・ は、裁判所が必要と認めれば、職権をもって証争厳院 しやか こんしようざん 翻訳人はこれを尋問し、証拠書類はこれを朗読拠保全の決定をすることができる。証拠保全は慈恩寺にある浄土宗の寺。正称は金勝山慈恩懸座ともいう。法隆寺金堂釈迦三尊のように古 ん、ーしト - ・つ はす あみだによらい い像に多い。荷葉座は蓮の葉を伏せた形で、帝 し、証拠物はこれを示し、証拠物中書面の意義すべての証拠方法について許される。証拠保全寺浄厳院。本尊は阿弥陀如来。室町時代、第一 しやくてんきっしようてん りゅうぎようひえいざん の手続において尋問した証人について、当事者世浄厳房隆堯は比叡山に学んだのち金勝山に釈天・吉祥天など天部像に多く、仏菩薩像に が証拠となる物の取調べは朗読し、かっ示すこ とによる。証人尋問は、現在、交互尋問の方式が口頭弁論においてふたたび尋問の申出をした庵を結び、念仏を行じたのに始まる。その庵は用いないが、誕生仏に用いた例はある。また すはま しっしつ に移行している。被告人に対して供述を強制すときは、裁判所はその尋問をしなければならなを浄厳房といったが、第三世宗真のとき、豪族岩をかたどったものに岩座、洲浜座、瑟瑟座な きえ たかより どがある。岩座は木を岩形に彫ったもので、平 し用事訴、 公法では、被告人、被疑者または弁佐々木高頼の帰依を得て、阿弥陀寺と称する。 ることはできないが、その任意の供述は証拠と みようかん することができる。証拠調べに関して検察官、護人が、あらかじめ証拠を保全しておかなけれこれが当寺の前身である。浄厳房明感は織田安から鎌倉時代にかけては朽ち木を組んで岩を みよう ばその証拠を使用することが困難な事情がある信長の帰依を受け、信長は安土築城に際し、阿表現した。明王・天部像に多いが、観音は大磐 被告人または弁護人は、異議を申し立てること じゃく 弥陀寺を安土に移し、一五七七年 ( 天正五 ) 明石にのるという経軌に従って観音像に用いた ときに、被告人、被疑者または弁護人の請求に ができる。裁判所は、取り調べた証拠が証拠能 力のないものであるときは、申立てまたは職権よって、第一回公判期日前に限って、裁判官が感をこれに請じた。したがって明感を当寺の開例も少なくない。洲浜座は水平の層を重ねた岩 により証拠の排除決定をする。裁判所は、検察押収、捜索、検証、証人の尋問または鑑定の処山とする説もある。一五七九年信長の命によ形で、海浜の州浜に似ているため名づけられた にちれん り、当寺において浄土宗と日蓮宗の間で宗論ものである。瑟瑟座は角形の木を井桁に組んだ 官および被告人または弁護人に対し、証拠の証分をする手続をいう。↓証拠調べ〈内田一郎〉 けんじゅう 形をなし、磐石の象徴とされ、不動明王像に用 じようこんライフル銃や拳銃から発 ( 安土宗論 ) が行われたことは有名。本堂のほ 明力を争うために必要とする適当な機会を与え条痕 ざぞう さんのうごんげん 〈内田一郎〉 射された弾丸の胴部に刻まれるライフリングか、本尊阿弥陀如来坐像、絹本着色山王権現像 なければならない。 らいばん こうせん また高僧像には四角い箱のような礼盤座、そ rifling ( 腔綫 ) の跡。ライフリングは、同一のなどが国の重要文化財に指定されている。↓安 〔民事訴訟法上〕当事者間に争いのある事実の す 〈清水乞〉れに背板と肘掛をつけたような牀座、椅子のよ 存否について、裁判所が心証を得るために、証ライフリングマシンのカッターで刻んだ場合で土宗論 きよくろく しようごんぐ仏像、仏堂などを装飾うな曲泉座があり、菩薩・明王・天部像など 拠方法を取り調べる行為をいう。証拠調べは、 も、ごく微小な刃こばれや減りによって、まっ荘厳具 きんじゅう 、そのために用いるものでは鳥獣を表した禽獣座 ( 孔雀明王の孔雀、 したがっすることを荘厳といし 当事者の証拠の申し出 ( 民事訴訟法二五八条 ) たく同一の条綫をもっことはない。 もんじゅ しん によって開始されるのが原則である ( 弁論主て、発射された弾頭部を比較顕微鏡などで検査を荘厳具とよぶ。荘厳には、仏体につける身荘普賢菩薩の象、文殊菩薩の獅子など ) もある。 ほかに神像や肖像には上げ畳座も用いられる。 義 ) 。ただし、職権探知主義の支配する訴訟すれば、どの銃から発射されたかを知ることが厳と、仏体から離れた荘厳がある。身荘厳とは みみかざりきようてつようらくじようはく 宝冠、耳飾、胸綴、瓔珞、条帛などをさし、 〔天蓋〕天にかかる「かさ」の意で、仏像の頭 ( 例、人事訴訟 ) においては、当事者の申し出できる。このため条痕は「銃器の指紋」ともい てんがい う。↓弾丸 〈小橋良夫〉仏体から離れたものに台座、天蓋、厨子などが上にあるかさのこと。その源流はインドにあ を待たず、職権によって証拠調べをすることが じようこん条痕色とほば同義語。条ある。光は本来荘厳具ではないが、造像技法り、熱帯地なので貴人は外出時にかさをさすの 認められている ( 人事訴訟手続法一四条・二六 条痕 が通例で、仏陀の説法が屋外で行われるときに 条・三一条、行政事件訴訟法二四条など ) 。ま痕色とは、条痕板上にこすり付けたときの固体上、荘厳具に含めて考えられる。ここでは、台 もかさを用いたので、仏像にも宝蓋をかざす風 た、弁論主義のもとでも、職権調査事項および物質が与える色のこと。しばしば類似鉱物の識座、天蓋と光背について述べる。 〔台座〕像を安置するための台であるが、実用が生じたという。最初は傘に似た皿形のもので 調査の嘱託 ( 民事訴訟法二六二条 ) 、当事者尋別に役にたっことがある。物質の粉末の色とほ 以外に荘厳の一つとして重要な意味をもつ。像あったと思われるが、しだいに装飾化され、 問 ( 同法三三六条 ) 、検証に際しての鑑定 ( 同ば同じと考えてよい。したがって、条痕板より れんげ の種類や時代で異なるが、蓮華をかたどった蓮ろいろな文様をつけ、形も蓮華をかたどったも 法三三四条 ) などについては、職権で行うこと硬度が高く、条痕の観察のできないものについ しゆみぎ 〈内田武吉〉ては、これを粉末化した色をもって代用させ華座と、方台から発達した須弥座の二系統が主の、方形や六角、八角のものも生まれた。また ができる。 〈加藤昭〉である。 天蓋から ( はた ) を垂らしたり、宝珠や瓔珞 しようこっ足根 ( 足首 ) を構成するる。↓鉱物 、つ踵骨 こよらい ばさっ じようごん ( 一六三九ー一七 0 一 D 江戸初期 蓮華座は普通、如来・菩薩に用い、蓮弁の重をつけたものもある。法隆寺金堂の天蓋の側面 7 よ七個の足根骨の一つで、足根骨では最大であ浄厳 かくげんみようごくどうずいうんどうじん し人・こん は幡の垂れたようすを表した例である。 しる。最後下部に位置し、多角体状であるが、その真一一旨宗の僧。字は覚彦。妙極堂、瑞雲道人ね数で五重、七重などがあり、大仏座 ( 蓮華と あざな いおり ぎき ふきよせ せん
じどうし 務づけられている。 グキ ン 〔安全性〕自動車は最大の安全性をもつよう設計され、実車 レ シイ による衝突実験で確認されたもののみが生産されている。車 キム ラ体は中央の客室部分が一段と強固に、前後の張り出し部分は レレ やや柔構造になっており、衝突時にはその部分がショックを 吸収しながらつぶれて客室を保護する。ドアの内部には側面 衝突に備えてガードレールがつくり込まれている。燃料タン クは衝突時に燃料の漏れない構造のものが、もっとも安全な 位置に備えられる。窓ガラスは安全ガラスが義務づけられて いるが、国産車はこれまで強化ガラスが大半を占めていた。 しかし強化ガラスは鋭角に割れて乗員の目を傷つけたりする ので、一九八六年型からは、二枚のガラスの間にビニルの薄 膜を挟み込んだ、割れても飛散しない合わせガラスの使用が 促進されている。 乗用車の室内では、ステアリングホイール ( ハンドル ) や 計器板が衝撃吸収構造になっており、運転者席と助手席には ヘッドレスト ( 頭部後傾抑止装置 ) がついている。乗用車と 小型トラック、軽トラックの運転者席と助手席には三点式、 乗用車の後席外側と普通トラックの運転手席と助手席には二 点式のシートベルトの装備が義務づけられている。一九八五 ン 年九月一日には道路交通法が改正され、高速道路、一般道路 キ シ を問わず、運転者、前席同乗者は走行中シートベルトを着用 レ ク プすることが義務づけられた。違反すると反則点一点を課せら ス スド ク スれる。ただし一般道路ではシートベルト着用率が五〇 % を超 イ キ ク キ ン えるまで罰則の適用が延期される。 デ ス レ イ レ レレャ 以上は、万が一衝突事故が起きた場合に乗員を保護するた フ ププキ めの「受動的 ( あるいは消極的 ) 安全性」だが、それ以前 ねった山道などに向く。この位相はドライバーが意図的に選挟み付けて止めるものである。さらに最近では円盤の厚みの に、事故を回避するための「能動的 ( あるいは積極的 ) 安全 択できるが、同時に前後の操向角のバランスとともに電子制中に通気孔を設けて、いっそう冷却を効果的にしたべンチレ性」も重要である。そのためには、たとえば操縦性をニュー 御も行われる。の最大のねらいは操向時の車輪のスリ ーテッドディスク ventilated disc ( 通気式ディスク ) もあトラルに近い弱アンダーステアに保っとともに、ステアリン ップをなくすことで、より安全な車への要求にこたえるものる。ただしディスク。フレーキは駐車。フレーキとしての効果がグへの応答性をよくすることが必要である。また一部のとく である。↓方式↓方式↓ステアリング装置 弱いので、より重要な前輪にのみディスク。フレーキを備え、 に高性能な車に四輪駆動が増えつつあるのも、高 後輪はドラムですませる車が多い 出力を二輪だけに与えることによっておこる横滑りなどの危 ④。フレーキ車輪と同時に回転するドラムの内側に、摩擦材 ブレーキは右足のペダルで操作するが、ペダルと各車輪の険性を回避する目的によるものである。 を張ったシューを押し付けて止めるドラムプレーキが長く一 般的であった。しかし、レースのような過酷な条件下で連続ブレーキは油圧で結ばれ、バスカルの法則を利用してペダル 同様に、一部の高性能車に使用されているのが T) 的に繰り返し使用すると、摩擦熱が蓄積され、ドラムは膨張踏力を軽くしてある。それでも足らない車は、エンジンの吸 (anti ・ skid brake system の略 ) である。これは、片側がぬ し、摩擦面の摩擦係数は低下して、しまいにはまったく効か気によって生じる負圧を利用したサーボ機構 servo-mecha- れたり凍った道で高速から急プレーキをかけると、そちら側 なくなってしまう ( この現象をフェードという ) 。そこで航 nism ( 倍カ装置 ) を備える。サーポを備えたプレーキをパ の車輪がロック ( 回転が止まる ) して滑走し、反対側だけが 効くので横滑りをおこし、道を外れたり、対向車や後続車と 空機に学んで、初めレーシングカーに用いられ、現在では広ワー。フレーキという。油圧の配管は前後、あるいは右前輪と 一衝突する危険性が高い。そこで、。フレーキをかけたときに片 く一般の実用車にも用いられているのがディスクプレーキ左後輪、左前輪と右後輪というぐあいに、二系統に分け、 側の一輪または二輪がロックすると、電気的にそれを検知 で、大気中で回転しつねに冷却されている円盤を、両側から方が故障してももう一方で安全が保てるようにすることが義 ドラムプレーキ イコライザー プレーキプースター プレーキペダル / 、ンドプレーキレノヾー プレーキバイプ プレーキプースター プレーキの構造 リザーバータンク マスターシリンター プレーキペダル ビストン 工ンジン負圧 0 0 プレーキドラム アジャスター スプリング プス ィ一ルダ一 キキイリプ レレ レ
しのう ド ) ゅ / 、はた 未耕地や開墾地の土壌は 「行き当たる」という意味のことばから由来し、旬にはこれらの病葉には、病原菌の子嚢胞子がオープンで一五分くらい焼き十分に膨らませ、 熟畑 一三〇度 O にして一五分焼く。オープンに入れ 初期のうちは作物のできが悪いが、肥料や堆。へプロメネー ( 運命の女神 ) も、ポローの完了形成され灰白色になり、のちに枯れる。病原は きゅうひ 厩肥などを入れ栽培を続けているうちに、し受動形のペプローマイ ( 運命として決められ子嚢菌類で、モモではタフリナ・デホルマンスる前のシュー生地に、卵液の残ったものを塗る だいに作物の生産に適した土壌に変わり、収穫た ) からきている。ヘイマルメネー ( 運命 ) の T 。斗ミ、きミ s 、アンズ、ウメではタフか、表面に霧を吹き付けるとつやが出る。 中に詰めるカスタードクリームは、卵黄二・ も高く安定してくる。このような過程を熟畑化 元のことばメイロマイ ( 運命づけられる ) も分 リナ・ムメ T きミ ~ きミである。伝染は 、、、熟畑化によって作物の生産に適した状け前をもらうという意味である。連命は人間に 子嚢胞子が飛び散って、枝や葉につき菌糸で越五 ~ 三個、砂糖六〇 ~ 七〇 ) ラ、薄カ粉二五 ~ 三 しんしよう 態となった畑地のことを熟畑という。熟畑土壌とっては偶然的なものとして現れるが、神から冬、春先に新梢を侵して発病する。この時期に〇、牛乳二〇〇 8 をあわせて煮立て、冷まし は未耕地土壌よりも一般に酸性は弱くカルシウみればことごとく必然であり、計画的な決定ず多雨低温であると発病が多くなる。芽が出る直てバニラエッセンス小さじ一、キルシュかラム ムなどの塩基成分に富み、不安定な不朽物質はみの事項であるかもしれない 前に石灰硫黄合剤を散布して防ぐ。〈梶原敏宏〉酒を加える。泡立てた生クリームを半量入れる と、さらにおいしくなる。シュー皮にカスター 少なくなり安定な真正腐植酸が増加する。また ギリシアでは、ゼノンやエピクテトスなどの ジュグラー Joseph Clément Juglar ばんど ドクリームを詰め、表面に枌砂糖をふる。シュ 作物に有害な遊離のアルミニウムは減少し礬土ストア哲学が代表的な宿命論であるが、キリス ( 天一九ー一九 0 五 ) フランスの経済学者。パリ生ま ー生地を利用してェクレア ( 細長くしてチョコ 性も弱くなるが、作物に有効なリン酸は増加すト教には、世界のいっさいのことがあらかじめれ。初め医者となり、フランスの結婚率・死亡 る。 レートをかける ) 、スワンシュー ( 白鳥の形に ^ 小山雄生〉神の意志によって決定されているという予定論率・出生率について循環的変動を発見したりし ごう リングシュー ( 輪形に焼き上げる ) の考えがある。仏教の業や因縁という考え方のたが、一八四八年以降経済問題に転じた。五七したもの ) 、 ジュークポックス juke box コイン投 〈小林文子〉 入により、収納されているレコードを選択し、 うちに宿命論的な発想をみることもできる。 年恐慌後に「精神科学および政治科学アカデミ など好みのものができる。 じゅくれんろ 自動的に演奏を行うレコード再生装置。数十枚 宿命という考え方は、たとえそれがどれほど ー」が募った恐慌に関する懸賞論文の当選 ( 天 熟練労働者・不熟練労働者 うどうしゃ・ふじゅくれんろうどうしゃ skilled から数百枚のシングル盤レコードを収納してあ不条理なものであっても、これをやむをえない 六 0 ) 作『フランス、イギリス、合衆国における worker, unskilled worker 熟練労働者とは、 り、このなかから指定されたレコードを取り出こととして受け入れ、忍従するという消極的な商業恐慌とその周期的再発について』 Des cri- して演奏機構にかけて自動演奏を行い、演奏終人生態度につながりがちであるが、自己の連命 ses きミミミ es ミト leur 、ミ。ミこ & ミ 一般的にいえば、一定の訓練や教育を受けるこ 了後レコードを元の位置に収納する。演奏時、を静かに見つめ、運命をむしろ自らのものとし とによって、高度で複雑な作業を行うことので レコードは垂直状態で回転し、レコードの両側て積極的に受け入れるニーチェの「運命愛」の (I<KII) において、今日「ジュグラー循環」ま きる労働者である。これに対して、不熟練労働 に用意された二つのピックアップを選択するこ 思想においては、自由と必然は深いところで一 たは「ジュグラーの波」の名で知られる九 ~ 一者とは、そのような能力をもたない労働者のこ とにより、どちらの面も演奏できるようになっ致するのである。 とである。熟練労働者がもっとも典型的に発展 〈伊藤勝彦〉〇年を周期とする景気の循環的な波を発見し、 じん したのは、道具を基本的な労働手段とする生産 ているものが多い。一つのコインで一曲を指定宿役人しゆくやくにん江戸時代、宿駅で人近代景気理論への先駆的貢献者となった。ほか ばっギ一たて にも多くの論著がある。↓景気循環〈早坂忠〉 するだけでなく、複数のコイン、あるいは紙幣馬継立の任務にあたった役人。一般に、主宰者 段階であった。道具によって物を加工するため といや としより で複数のレコードを予約することができる機能である問屋、補佐役である年寄をさすが、その には、その道具の操作に熟達するとともに、経 cream puff 日 choux シュークリーム ちょうづけ じんば一し をもつものもある。日本には第二次世界大戦下役の帳付、人馬指などを含めていうことも å la créme 駕キャ・ヘッの形をした皮の中に験的な知識を必要とし、これを習得するために 後、アメリカ駐留軍が持ち込んだものが始まりある。↓宿場 クリームを詰めた菓子。シュー choux はフラ は長期の訓練が必要とされた。このため、徒弟 制度が設けられ、熟練労働者の資格を得るため で、一九五〇年代なかばから六〇年代にかけ 祝融しゆくゆう中国の古代神話に登場すンス語でキャベツの意。丸く絞ったシュー生地 せんぎよく て、ホール、喫茶店などで普及した。その後テる神。顗煩の子あるいは孫と伝えられている。 がオープンの熱によって膨らみ、独特のキャ。へ には、一定の期間、徒弟として訓練を受けなけ ープレコーダーの普及により、直接レコードを湯王が、暴君の悪名高い夏王朝最後の王である ッ型になって、中に空洞ができる。その中にクればならなかった。歴史的には熟練労働者と ームを詰めたのが本来の形であり、くせのな は、このような徒弟訓練を終了した労働者のみ 演奏する形式のジュークポックスは急速に衰退桀王を討ち滅ばすために軍隊を進めたとき、祝 〈吉川昭吉郎〉 融は桀王の守る城に火災を引き起こして湯王を い上品な味は世界中で好まれている。歴史的にをさし、訓練・育成費の不用な不熟練労働者に しゆくめいろん fatalism Fata ・勝利に導いた。このように、祝融は火と関係のはフランスが古く、一七世紀くらいからある菓対して、相対的に高賃金が支払われていた。 宿命論 えん フラ lismus fatalisme ンス、 > っさいのものが 深い神であり、同じく火神である炎帝の配下と子の一つである。 分業の原理を導入したマニュファクチュア 人知・人力を超えた絶対の力によって決定されされたり、竈の神とも考えられた。また五行説 シューの皮八 ~ 一〇個分をつくるには、まずは、一つの作業を分割することによって単純な るという考え方で、運命論ともいわれる。ギリ が、木、火、土、金、水の五つの元素をそれそ鍋に水一〇〇 8 とバター四〇等、砂糖、塩を入労働分野をつくりだし、不熟練労働者の採用に シアの哲学者ゼノンは、「運命 ( ヘイマルメネれ中央と四方に当てはめたとき、火を南方に配れ、バターが溶け湯が沸騰したところへ、ふる道を開いたが、なお道具と手工業的熟練が生産 った薄カ粉六〇等を一度に入れ、木しやくしでの基礎であったがために、その拡大には限界が ー ) に従っていっさいは生ずる」といった。こ当したことから、南方をつかさどる神であると の場合、運命とは存在するものの原因の意味でもされた。他方、祝融を一個の神格としてでは手早く一 ~ 二分かき混ぜる ( 練りものが鍋の底あり、熟練労働者が依然として優位を占めてい あり、あるいは宇宙をあますところなく導く口 なく、火を取り扱う官職の名前とする伝承も存から離れ、べとっかずポール状の粘度をもつのた。工場制度の発展は、労働を単純化、均等化 しっさいのこ在している。 〈桐本東太〉がよい ) 。鍋を火から下ろして八〇度 O くらい することによって、このような限界を打破し ゴスの意味である。日常的には、、 しゆくようびようモモ、アンス、ウ に冷めたところへ、割りほぐした卵 ( 二個 ) をた。この結果、熟練労働者の比重は著しく低下 とはそうなるように前世から決まっていて、人縮葉病 っ力ではどうにもならないから、運命に従うほか メの病気で、糸状菌 ( カビ ) の寄生によってお四 ~ 五回に分けて加える。卵の量は、入れすぎし、不熟練労働者や半熟練労働者が生産の主要 こる。四 ~ 五月ごろ、新葉が縮んで、凸凹になても不足しても特有の形はできない。天板に油な担い手となった。↓徒弟制度〈湯浅良雄〉 ないという人生態度のことをいう。 しゆくろう元来は経験を積み、徳を ゅ・運命には偶然と必然の側面がある。ギリシアる。この部分はしだいに赤みを帯び、のちに肥を引いて、直径三弩大のシー生地を、十分に宿老 ひょうじようしゅうひきつけ し語のテュケー ( 運命 ) は、「偶然出会う」とか大して葉に大きなしわを生じてゆがむ。六月下 間隔をあけて一〇個分絞り出す。二〇〇度 O の備えた老人の意。鎌倉幕府の評定衆や引付衆 6 かまど いおう