1 次リーグ順位表 E グループ 勝 分敗得点 失点 勝点 得失点差 2 2 3 3 1 1 オランダ 1 2 メキシコ べ丿レギー 3 4 韓国 1 1 0 0 0 F グループ 差 軼十十一 占 点 失 点 得 敗 分 1 ドイツ 2 2 ユーゴスラビア 2 3 イラン 1 4 アメリカ 0 6 4 2 1 1 1 0 0 G グループ 軼十十一 点 点 失 点 得 敗 分 1 0 0 1 4 5 1 アパアア レ イコチ 1 H グループ 軼十十一 点 点 失 点 敗 分 アルゼンチン 1 3 2 クロアチア 2 3 ジャマイカ 1 4 日本 0
1 次リーグ順位表 A グループ 勝点 得失点差 勝 分敗 得点 失点 1 0 1 4 2 1 1 フラジル 2 ノルウェー 3 モロッコ 4 スコットランド 0 2 「 1 2 1 1 0 1 B グループ 勝点 得失点差 勝 分敗 得点 失点 3 2 2 1 イタリア 2 2 チリ 0 3 オーストリア 0 4 カメルーン 0 0 1 C グループ 敗 得点 失点 勝点 得失点差 勝 分 0 1 4 2 2 1 1 0 1 クカビ ンマファ ランア フデ南サ 0 1 2 D グループ 占〔 軼 0 十十一 点 点 失 点 分 1 ナイジェリア 2 パラグアイ 2 1 3 スペイン 1 プルガリア 4 0 1 0 1 2 5 1 4 7 1
叩本チームは、戦術的な工夫でそれを十分に補っていた。。ハスのコースや角度、。ハスを受 ける時のボディシェイプ ( 体の角度 ) などはよく訓練されており、九十分間、丁寧なプ ノ、ー、かハ一ア レーを続けたのは見事だった。守備でも、秋田豊、中西永輔の二人のストツ。、 イストウータ、ロベスのワールドクラスのスト一フィカーに対し、ポールのない時でもき ちんとマークをし、彼らにフリーでポールを受けさせることはほとんどなかった。ロ。へ スなどは、中西のマークの前に本来のプレーができなくなって、途中交代。その後も大 会を通じて不調に陥ってしまった。緒戦ということもあって、アルゼンチンが本調子で はなかったとも言えるが、同時に日本のきちんと組織された守備が、アルゼンチンの攻 め手を封じたとも言えるのだ。 ワールドカップ出場国でも、優勝候補の国は別として、集中を欠いた雑なプレーをす る国も多い。ナイジェリア以外のアフリカ諸国などは、戦術など何も考えないでプレー している ( それでも個人能力だけで突破できるのはすごいが ) 。それに比べたら、日本の選手 たちの戦術理解あるいは規律の意識などは、かなり高いレベルにあった。 試合の立ち上がり、アルゼンチンは予想通り、慎重な試合運びをしてきた。開幕戦を 慎重に戦うのは、優勝を狙うようなチームとしては当然の選択だろう。慎重に守って、 カウンターから一点ないし二点を取って、確実に勝点「 3 」を取ること。それが、この 試合のアルゼンチンの唯一の目的だ。日本相手に四点も五点も取っても何も意味はない。 そして、アルゼンチンには慎重に戦ったとしても、確実に日本から九十分間に一、二点
プランに続いて、デサイーまでも退場になりながら、 フォーメーションと選手を替えて完璧に対処した 監督の能力も高かった。 七月十ニ日 ( サン・ドゥニ ) 決勝戦フランス x プラジル 決勝戦に先駆けて、スタッド・ド・フランスのフィールド上では、イヴ・サンローラ ンのファッションショーが行われていた。芝生の上に空色の布が敷かれ、その上を「ポ レロ」のメロディーに乗って、大勢のモデルたちが練り歩いている。記者席からそれを 見下ろしながら、僕はまもなく始まる決勝のことを考えていた。 今大会、一次リーグ二戦目のサウジア一フビア戦を除いて、フランスの試合を全部見て きたが、どう考えてもフランスはトップの選手が弱く、得点力がない。地元の観衆の応 援を受けて弱い相手に対しても攻撃の手を抜くことができなかったので、南アフリカに 三点、サウジアラビアに四点と、得点はたくさん人っているが、決勝トーナメントに人 って、強いチームと真剣勝負をするようになってからは、一回戦の。ハラグアイ戦が一点、 準々決勝のイタリア戦が零点、準決勝のクロアチア戦が二点である。それも、得点者は
しかし、同じ時間にサンテティエンヌで行われているモロッコースコットランド戦で、 モロッコ ( 二試合を終えて勝点「 1 」 ) が前半を 1 ー 0 でリードしていた。ノルウェーは、 プラジルを無得点に抑えて引き分けたとしても一次リーグは三引き分け ( 勝点「 3 」 ) と なり、それではサンテティエンヌでの試合が引き分けにならない限り、決勝ト 1 ナメン ト進出ができないのだ。前半で、ノルウェーの守りは分かったが、果たしてノルウェー は、いつ、どういう形で攻撃に出て、勝利をおさめようとするのだろうか。 モロッコは、後半開始早々にも二点目を人れ、ノルウェーにはさらにプレッシャーが 一カカマ 0 0 ノルウェーは、分に中盤の・フローに代えてソルスケアーを人れて、 e ・・フ ル ) ローとのツートップに変更し、いよいよ点を取りにいく構えを見せた。ただし、守備に ジ人るとソルスケアーも中盤の守備一フィンに戻って、例の五人のラインは崩さない。 分、右クロスを e ・・フローが ( ディングしたが左にはずれ、その直後にはソル スケアーから右にいた・・フローにスレ。、 ノーノスが通ったが、シュートが左にはずれ セる。このソルスケアーから。ハスが出た時、 e ・・フローはゴンサウベスの前にいて、 マオフサイドかと思われたが、ジュニオール・ヾ ノイアーノが逆サイドで深い位置に残って しまっており、・ << ・フローがオンサイドになったのだ。ジュニオール・ヾ ノイアーノ 月 は、開幕戦以来、ひどい出来のままだ。もともと、センター 。ハックが弱いのは分かって いたが、あの程度のディフェンダーを使い続けなければならないプラジルの苦しい状況
331 六十四試合全記録・ 1 次リーグ F グループ 1 次リーグ 6 月 25 日ナント ラ・ポジョワー ) レ 飃 0 アメリカ ( 勝点 7 ) ユーゴスラビア 1 クラリ① ジョロヴィッチ③ ミハイロヴィッチ⑩ コムリエノヴィッチ⑩ ベトロヴィッチ⑩ ヨカノヴィッチ④ ユーゴヴィッチ⑦ ストイコヴィッチ⑩ ( 62 分サビチエヴィッチ⑧ ) スタンコヴィッチ⑩ ( 55 分プルノヴィッチ⑥ ) ミャトヴィッチ⑨ ( 引分オグニエノヴィッチ④ ) ミロシエヴィッチ⑩ スロポダン・サントラッチ コムリエノヴィッチ ( 4 分 ) スタンコヴィッチ① オグニエノヴィッチ① 5 ( 勝点の GK GK フリーデル① ノヾー・ンス・ ( ④ ) ドウーリー⑤ ( 82 分 バルボア⑩ ) レジス⑥ ヘイダック② ( 64 分 ウイナルダ⑩ ) スチュワート⑧ ムーア⑨ ( 58 分プレキ⑩ ) ジョーンズ ( ⑩ メゾヌープ⑩ レイナ④ マクプライド⑩ スティープ・サンプソン レイナ① 監督 監督 点告場 得警退 ファウル CK シュート 主審 ガマル・ガンドウール ( エジプト )
330 1 次リーグ F グループ 6 月 25 日モンペリエラ・モッソン 前 0 ( 勝点 7 ) ドイツ ケプケ① ヴェルンス② コーラー④ へ丿レマー⑤ トーン⑥ ( 46 分ハマン⑩ ) マテウス⑧ ハインリッヒ③ へスラー 00 ( 69 分キルステン⑨ ) タルナット④ ( 76 分ツィーゲ⑩ ) クリンスマン⑩ ビアホフ⑩ ペ丿レティ・フォクツ ビアホフ ( 50 分 ) クリンスマン ( 57 分 ) クリンスマン① へスラーー イラン アベドサデ① ハクプール④ ザリンチェ⑩ ( 70 分 ディン・モノ、マディ⑧ ) マハダビキア② パゲリ⑥ 工スティリ⑨ モハメド・ハニ⑩ バシャザデ⑩ ミナバンド⑩ ダ工イ⑩ アジジ 0 ① ( 勝点 3 ) GK GK 監督 監督 ジャレ丿レ・タレビ 点告場 得警退 ダェイエ ファウル CK シュート 主審工ヒプアニオ・ゴンサレス・シャベス ( パラグアイ ) 8 2 1
プラジル タファレル① カフー② アウダイール③ 1 次リーグ 6 月 1 0 日サン・ドゥニ 2 1 ( 勝点 3 ) GK 296 A グループ スタッド・ド・フランス GK ジュニオール・ノヾイアーノ④ ロベルト・カルロス⑥ セザール・サンバイオ⑤ ジオバンニ⑦ ( 46 分レオナルド⑩ ) ドウンガ⑧ リバウド⑩ ロナウド⑨ ペベト⑩ ( 70 分デニウソン⑩ ) マリオ・ザガロ セザール・サンバイオ ( 4 分 ) 0 ・ G ( 72 分 ) セザール・サンバイオ① アウタイール① : 1 ( 勝点の ( 79 分 ( 85 分 スコットランド レイトン① ポイド③ カルダーウッド④ ヘンドリー⑤ バーリー⑧ コリンズ⑩ ランバート⑩ ディリー@ トッシュ・マッキンレー⑥ ) ビリー 監督 監督 ギャラハー⑦ デューリー⑨ ジャクソン⑩ ・マッキンレー⑩ ) クレイグ・プラウン コリンズ ( 38 分 ) ジャクソン① 彳等点 退場 ファウル CK シュート 主審 ホセ・マヌエル・ガルシア・アランダ ( スペイン )
329 六十四試合全記録・ 1 次リーグ 1 次リーグ F グループ 6 月 21 日リョンジェルラン 前 0 ( 勝点 3 ) アメリカ ケラー⑩ ポープ③ ドゥーリー⑤ メゾヌープ⑩ ) ( 82 分 レジス⑥ ヘイダック② ムーア⑨ レイモス⑩ ( 57 分 スチュワート⑧ ) ジョーンス 1 朝 ) レイナの ウェガリー⑦ ( 57 分プレキ⑩ ) マクプライド⑩ スティープ・サンプソン マクプライド ( 87 分 ) イラン アベドザデ① ハクプール④ ザリンチェ⑩ ( 77 分サーダビ③ ) マハダビキア② パゲリ⑥ 工スティリ⑨ モハメド・ハニ⑩ ( 75 分ペイラバニ⑤ ) バシャザデ⑩ ミナバンド@ ダ工イ⑩ アジジ ( 0 ) ( 74 分マンスーリアン⑦ ) ジャレ丿レ・タレビ ェスティリ ( 40 分 ) マハダビキア ( 84 分 ) ミナバント紅 ] ザリンチェ工 2 ( 勝点の GK GK 監督 監督 点告場 得警退 レジス工 ファウル CK シュート 主審 ウルス・マイヤー ( スイス )
328 1 次リーグ F グループ 6 月 21 日ランス フェリックス・ポレール 前 0 前 1 2 ユーゴスラビア ( 勝点 4 ) クラリ① ジョロヴィッチ③ ミハイロヴィッチ⑩ コムリエノヴィッチ⑩ ベトロヴィッチ⑩ ( 74 分ステヴィッチ⑩ ) ヨカノヴィッチ④ ユーゴヴィッチ⑦ ストイコヴィッチ⑩ スタンコヴィッチ⑩ ( 68 分ゴペダリカ⑩ ) ミャトヴィッチ⑨ コノヾチエヴィッチ@ ( 58 分 オグニエノヴィッチ④ ) スロポダン・サントラッチ ミャトヴィッチ ()3 分 ) ストイコヴィッチ ( 54 分 ) ドイツ ケプケ① ヴェルンス② コーラー④ ハインリッヒ③ メラー⑦ ( 58 分キルステン⑨ ) イエレミース⑩ ノ、マン ( ) ( 46 分マテウス⑧ ) ツィーゲ⑩ ( 67 分タルナット⑩ ) クリンスマン⑩ ビアホフ⑩ ペ丿レティ・フォクツ 0 ・ G ( 74 分 ) ビアホフ ( 80 分 ) マテウス① ( 勝点 4 ) GK GK 監督 監督 点告場 得警退 ファウル CK シュート 主審 キム・ミルトン・ ー丿ン ( デンマーク ) 4 1 4 1