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検索対象: 鉄道ファン 1976年11月号
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1. 鉄道ファン 1976年11月号

⑩オハネフ ⑩オハネフ 新上 《 0 CV 0 0 田⑩オハネ ⑩オハネ 野潟 荷荷荷 上新 ⑨オハネ 盛盛盛⑨オハネ (. 0 ク」 8 ⑧オハネ 0 0 田⑧オハネ ⑧ナ ( ネフ幻 盛 盛盛盛 ⑦オハネ ⑦オハネ 号 ⑥オハネフ 号号号⑥オ ( ネフ 1 3 2 ・・・ 5 オハネフ ⑤ナハネ 0 0 ⑤オハネフ ( 0 CV っこ 4 6 7 東東 る ④オハネ ④ナハネ ( るるる④オハネ -TT 7 イ づ づづづ ③オハネ、つ③オハネ 、つ、つ、つ 新 3 ゅ ②オハネ ゅゅゅ②オハネ ) 天天 ①ナロネ幻 , 8 給 8 ①オロネ 8 ①オロネ ・ 0 カヤニ田カヤ 2 0 0 0 0 7 ・ まカ 8 8 2. 千葉地区の旧形電車取り替え 今回 113 系電車 60 両を投入し , 総武・内房・外房線およ び東金線の 72 系電車を置替え , 電化以来ひさしく続いた 旧形電車はその地図を縮少し北総地区のみとなる . 3. 新潟地区へ 115 系電車の投入 115 系電車は今回 38 両長岡運転所へ転属し , 上越線を主 体に 70 系電車 21 本を同電車に置き替え , 新性能化を行な うこととなった . これで東北・高崎線のみの 115 系電車 も , 7 月の岡山進出と合わせその活路を地方へも見い出 すこととなった . Ⅲ貨物列車 貨物列車については , 最近の輸送実績により輸送上運休 しがちな列車を対象に , 次のように調整を行なうことと なった . 1. 特急・急行列車 首都圏ー関西間フレートライナー列車は臨時を含めて 4 往復 8 本を廃止する . 首都圏ー北海道間のコンテナ列車 1 往復をフレートライナー列車へ格上げする . 中部一関 西間の自動車急行列車など 4 本を廃止する . この結果 , Ⅱ普通列車 特急・急行貨物列車は現行 214 本に対し 12 本減少し 202 本 1. 総武快速電車の品川延長 となる . 東京一品川間の地下ルートもようやく完成の運びとなっ 2. 地域間急行列車等 た . そこで 10 月 1 日から , 総武快速線電車を東京一品川 地域間急行列車など使命列車 20 本を廃止する . この結果 間延長し , 首都圏通勤輸送の混雑緩和を図ることとなっ 地域間急行・快速列車は現行 544 本が 538 本となる . ま た . したがって , 延長時間は通勤時間を主体に東京 7 : 24 た専用貨物列車は現行 724 本から 710 本へ縮少となる . 今回貨物列車については , 輸送効率の低い列車に関す ~ 18 : 57 , 品川 7 : 37 ~ 19 : 15 とし , 現行 113 系電車 11 両 る見直しを行ない , また必要により列車種別の改正を行 編成により , ラッシュ時は約 9 分 , データイムは 20 分へ ない , 実績にマッチした計画修正となった . ッドとし , 1 ~ 2 本おきに延長運転される . 途中新橋で は地下ホームと地上ホームが連絡され , 京葉地帯との利 便性は , いっそう強化されることとなった . Ⅳまとめ 昭和 51 年 10 月改正の概要を述べたが , これでおわかりの ように今回は特に車両置替えによる改善であることにお 気付きと思う . 特急列車にあっては 2 段寝台化の推進ロ ーカル列車にあっては新性能電車の拡大を行ない , 旅客 サービスの向上を計ることとした . したがって , 今回の 時刻改正はこれまでのように , 全国的に大きな改正とは ならなかったが , 車両転用規模は従来以上にきめ細かい 計画を行ない進めることとなったが , そのような点では 旅客選好にマッチ した改正といえ る . 最後に , 旅客列 車関係の増発キロ を示せば別表の通 りである . 保日・ 品川に顔を出した総武快速電車 写真 : 梶山正文 円 76 ー 97 増減キロ 種 線急行他 の 幹特急そ 新在来線 0 ′ 3 0 0 ′ 2 0 0 計 △は減少 70

2. 鉄道ファン 1976年11月号

車設計上の重要な項目であ . る交流区間と直流区間の接 続点には数十メートルの無加圧区間 ( デッドセクション ) が設けてある . その手前で運転台の交直切換スイッチを 扱えば , まず回路がすべて開放される . デッドセクショ ンを通りすぎ新区間に進入すると自動的に回路が順次構 成されていく . 交流回路のまま直流区間に冒進した場合の保護は主変 圧器一次巻線側の冒進保護ヒューズで保護する . また , 直流回路のまま交流区間に進入する場合は , 無電圧区間 で直流電圧継電器が落下し AB B が開放され , 以後交直 切換スイッチを正規に扱わない限り ABB は投入できな 交直流電車の発展は 490 系 ( クモャ 490 ) から 写真 : 鈴木靖人 いようにしている . この保護を確実に行なわせるため交 直流電車では電動発電機など逆誘起電圧を出すものに対 しては逆流阻止ダイオードを挿入し , 無加圧区間で直流 1. 交直両用化にともなう必要機器とその働き 電圧継電器が確実に釈放動作するようにしている . ( 別 直流電車を基本とした交直流電車では , 主変圧器・主整 稿岩沙氏の「デッドセクションの話」をご参照下さい ) 流器・主平滑リアクトル・交直転換器などを直流電車に 追加した形となる . 3. 交直流電車の試作 主変圧器は架線電圧 , 交流 20kV を 1850V に降圧するも 交流電化当初から , 交直流電車の開発の必要性は十分認 のであるが電車の場合は床下取り付けとなるため , 小形 識されていたため , 早い時期に試作電車などによる技術 ・軽量化に努力がはらわれ送油風冷式を採用している . 開発が始まった . 最初に試作されたのは 490 系交直流電 主整流器はシリコンダイオードのプリッジ接続で構成 車である . これは制御車 ( クヤ 490 形 ) にバンタグラフ され , 主変圧器 2 次側の交流を整流する . シリコンダイ ・主変圧器・水銀整流器などの電源装置を搭載し , 電動 オード素子の冷却は電動送風機による強制風冷方式を採 車 ( クモヤ 490 形 ) に供給する方式で 2 両で 1 組となる . 用している . 車両はいすれも従来車の改造によっており , 昭和 33 年の 主平滑リアクトルは電圧および電流の変動の大きい単 相整流出力を平滑化するものである . これは主変圧器と 3 月に 2 編成が落成した . しかし , この電車は水銀整流器を使用しているため , 組になり , 電動送風機で冷却される . 交直転換器は主回路を交流用および直流用に切換える 温度制御が重要であり , 出区時の準備や交流区間に人る 前の温度制御など , わすらわしい点が多く , 実用化まで 働きをする . この外 , 交流シャ断器・交流避雷器・交流 フィルタなどが追加される . 交直両用化に応じて主要機 には至らなかった . その後の技術開発は , このような問 器の変更も必要となる . 題を解決するシリコン整流器の開発に向けられた . 主電動機は脈流運転による温度上昇がさらに加わるた め , 主極・補極温度上昇許容を上げるとともに , 補極の 4. 交直流電車の誕生 追随性を良くするための成層化などの脈流対策を行なう 半導体技術の発展 , 特に電圧および電流定格の増大にと 必要があり MT46B に変更している . 主制御器内の限流 交直流近郊形として常磐線にデビューした 401 系 写真所蔵 : 編集部 継電器なども同様な脈流対策をほどこしている . このほか , 特急電車などパンタグラフ 2 組の車両では 交流区間ではセクション短絡のおそれがあるため , パン タ断路器で片方は開放するようにしている . また , 屋上 機器も交流区間では接地 , 直流区間では非接地に切り替 えている . また後で述べる交直切換の関係で電動発電機に逆流阻 止ダイオードを挿入するとともに補機回路シャ断器を設 けている . 2. 交流・直流の切換え 交直両用電車の交流・直流回路切換および万一切換えを 失念した場合または誤操作した場合の保護は , 交直流電 〔 EC 編〕 0 ノ 9

3. 鉄道ファン 1976年11月号

車内放送 機関車・電車 卑単京要 国鉄電車ガイドブック交流編 浅原信彦著 B 6 判 347 ページ 発行 : 誠文堂新光社 2000 円 前回の直流編に続き , 交直両用・交流電車お よび新幹線電車を網羅した交流編が出た . 本 書では同一形式でも細部の異なるものはそれ ぞれ紹介している . 特にふだんあまり目に触 れることのない試験車・事業用車は興味ある . 私鉄電気機関車カイドプンク東日本編 杉田肇著 B6 判 267 ページ 発行 : 誠文堂新光社 2000 円 の第 3 号が発売されている . この号も例によ 電気機関車がイドブックの私鉄版である . ラエティに富んだ私鉄電機を業所ごとにま って、なかなかめすらしい資料が紹介されて いて楽しい . 内容は , 一時代を風靡した日 とめ解説している . また路線図もそえられ , 撮影に便利である . 今回は名鉄までの東日本 車のがソリン動車をカタログをベースに、平 面図とともに紹介し , 「 50 年前の電車」は南 編で引き続き西日本編が続刊の予定である . 海鉄道の木造電車群を中心に筆を進めている . ガドフり 蒸機ものとしては , 新しく発見された官鉄の 形式図集に , この道の第 1 人者金田氏がコメ ントしている . なかなか見応えのあるべーージ で , 本格的蒸機ファンには喜はれるものであ る . 続刊が争から楽しみである . 旺文社学習図鑑機関車・電車 定価 : 970 円 B 5 判 168 ページ これは , ただ単なる学習図鑑といっても , そ も鉄道ファンの基礎知識の洗い直しには , 大 いに役立っ本と思う . 国鉄・私鉄の電車から 機関車・ディーゼルカー・客車・外国車両な ど , まったく豊富なカラー写真とイラストが 見るだけでも楽しく , 専門家でありファンで ある執筆陣の解説は , 安心して自分の知識と できる点がまことにありがたい 旺文社学習図鑑 道史料 - 鉄置史資料有会 日を・リー第や・社を第 東京市電・東京都電 監修高松吉太郎ダ、イヤモンド社発行 A 4 判 152 ページ 4500 円 とにかく都電ファンにはうれしい本である . 都電工ッセイその他多彩な執筆は , 古き良き 時代 , 戦時中の苦しかった時代などいろいろ な思い出を呼び起こし興味深い . 写真・資料 類もタカマッコレクションを動員したた・けあ って珍しいものが多く , これだけまとめられ るとさすがに圧巻である . 難を言えは・ , ロ絵 の写真 , レイアウトに凝りすぎたのか , 雑然 とした感じで説明文がわかりにくく , カラー 写真中の散文も読みつ・らいのが気になる . そ れと , 縦書きなので文中の形式などの算用数 字が合わない . 横書きにしてもらいたかった と思う . それはとにかく , 都電ファンには貴 重な資料である . 鉄道史料第 3 号 鉄道史資料保存会発行 ( A 4 判 ) 会員頒価 2500 円 地道な研究資料を紹介している「鉄道史料」 車両のうごき ( つづき ) . 東 日本編 杉田 交流編 域文堂新光社 オハネフ 25111 新 潟 112 114 川 9. 1 客車の廃車 115 新潟 オ・・、イ、 25 、 川 8 .24 ( 番号・区・月日〉 ナロイ、 21 152 9 . 24 スハイ、 162153 十ハイ、 20 59 60 7 . 9 オハネフ 1256 ア、ロ 622037 2038 フ、ロフ 622003 8 . 5 十ハ 112032 * 尾 2058 * 2070 * 2073 * 2074 * 2076 * 敦 賀 7 . 15 ハ 352149 オ 関 2750 * 7 . 26 8.20 8.24 2938 * オハフ 332215 9 . 1 田 7.23 岡 山 469 石 見 沢 オハフ 62 7 7.30 9 . 14 名 古 屋 スユ 43 1 * 2.18 9 . 24 2 * 4.26 マニ 602618 8. 5 フ、ェ 30 6 8.24 和 島 千 8. 4 9 . 10 44 * 前年度に廃車計画がありました 新 潟 新 潟 ので , 76 国鉄車両配置表から除 ス ュ 16 、 6 . 21 9 . 1 かれておリます . 119 120 キハ 65 501 竹下 鳥 取 7. 5 キハユニ 2616 早岐 水 戸 7.19 気動車の改造 く旧番号・新番号・工場・月日 ) ( 旧区 ) ( 新区 ) キハ 26 425 キハ 26 602 鹿児島 7.12 ( 竹下 ) ( 東唐津 ) 小倉 7.20 610 ( 早岐 ) ( ( 通勤用車に改造 ) 118 119 123 124 児 島 鹿 7 . 30 7 . 23 富士重 9 .14 128 129 130 121 122 9 .24 富十重 432 124 125 136 137 8 . 24 つんワ」っ」 11 、 1 11 、 1 1 ーワワ 1 っ・」ワ」ワワ -0- 1 ー - 1 ・ー 1 よ 客車の新製 9 . 10 143 144 く番号・製造・配属・月日〉 新潟 オロネ 25 1 2 3 8 . 24 150 151 152 新 オハネフ 2547 潟 宮 原 9 . 24 101 7.15 川 102 103 104 105 9 . 10 9 . 24 5 6 富士重 新潟 オハネ 25 ー 9 . 10 10 101 7 . 26 107 108 8.24 108 109 110 7.26 2007 772

4. 鉄道ファン 1976年11月号

4. 交直流急行電車のエピソード 4 一 1 外吊戸採用と内引戸への変更 ( 1 ) 外吊戸 外吊戸とはレールが車体の外面に出ていて , 引戸が車体 外側につけられ , 戸袋がなく開いた状態でも引戸が外側 に現われているものをいっている . 外吊戸には二つのタイプがあり , 仮に名付ければ平行 形 ( キハ 35 , ワム形貨車など ) と引込形 ( サシ 485 の物 外吊戸のクモハ 4 引運転室屋根上に静電アンテナが見える 資積卸ロ ) などのように閉まった最後の状態で内側に引 写真 : 坂口誠一部 き込まれ車体と面いちとなるものがある . これら外吊戸 閉不能となる恐れを考慮するとともに , 他のドアはすべ の特徴は次のようなものである . て普通の内引戸のため , ーカ所だけ構造の異なることは ①構造が比較的簡単である . 保守も面倒なことのためであった . そしてマクラハリ部 ②戸袋がなく車体強度上の弱点がなくなる . に十分な強度をもたせテストした結果 , ステップ付車両 ③外面が車体外板と同一面にできる . であっても内引戸が可能となることが判り , 実現したも ②クモハ 451 ( 471 ) の引込式外吊戸について のであった . つまりクモハ 451 ( 471 ) で , 外吊戸がとり クモハ 451 ( 471 ) は最初は前位のみ外吊戸を採用してい やめになったのは外吊戸自体の価値を損じたものではな た . これは運転室の寸法から出入口のちょうどマクラハ リ部がかかり , しかも運転室側に戸袋が設けられないこ かったのであった . 4 一 2 交直流車のツノ " 静電アンテナ " と , さらに出入口にステップを設けるために戸袋をとり 交直流車の運転室屋根にとび出したツノのようなものを つけると完全にマクラハリを切ってしまうこととなる . 静電アンテナとよぶ . 昭和 35 年に初めて交直流車 401 , このため強度上から外吊式 , しかも車体が限界一ばいの 421 系が登場した時はこの装置はついていなかったが営 ため平行式の外吊戸は採用できす , けっきよく , 引き込 業開始とともに取り付けられた . そして以後登場する交 み式の外吊戸となったのであった . 直流 ( 交流 ) 車両 ( 特急・急行用そして新幹線 ) もすべ ところが北陸線に配属されたクモハ 471 が練習運転中 に , 特定のトンネル内でこの外吊戸が開くという現象が MT46B 出力増強 MT54 50 ・ 60Hz MT54 おこった . これはトンネルに高速で突入のさいの先頭車 い 00kW ) い 20kW ) 抑速プレーキ付 共通形 で空気が圧縮され圧力が上がるが , この影響で最後部が M c 4 引 M c 453 M c 455 電 M' M' M' 450 452 454 トンネルに入るさいには逆に負圧となり , 外吊戸が外側 動 へ吸い出されるという理由であった . M c 4 引 Mc 473 M c 475 車 60Hz M' M ・ 470 M' 472 474 このため応急対策を施して営業に間に合わせたが , こ のトンネル問題が起こる直前にクモハ 451 ー 10 , クモハ 付 4 引 T c 455 随 50Hz 共 T 日 4 引 471 ー 15 という普通の内引戸の車両が誕生し , 以後はこの T s 455 T c 4 引 60 用 T 4 引 455 車 T 1 4 引 TS14 引 内引戸で行くこととなった . 〔注〕 Mc ( クモハ ) M' ( モハ ) Tc( クハ ) その理由は北陸線用として雪が戸吊装置につまって開 Ts.. TSI ( サロ ) T. TI ( サ / 、 ) T 日 ( サハシ ) 表 3 形式別・会社別内訳 4 引 ( 4 月 ) ・ 453 ( 473 ) 系 メーカー 日立製作所汽車会社近畿車輛 日本車輛川崎車輛 形式 クモハ 45 ー 十モハ 450 クモハ 47 ー 2 , 3 , 7 ~ Ⅱ 十モハ 470 クハ 4 5 ー サロ 4 5 ー サハ 45 ー サハシ 45 ー クモハ 453 十モハ 452 クモハ 473 十モハ 472 50Hz M c 457 M' 456 T 455 455 ( 475 ) ・ 457 系 日本車輛川崎車輛日立製作所汽車会社近畿車輛東急車輛 39 ~ 引 49 ~ 53 47 ~ 50 27 ~ 32 62 ~ 65 40 ~ 46 69 ~ 73 メーカー 形式 クモハ 455 十モハ 454 クモハ 475 十モハ 474 クハ 4 5 5 33 ~ 39 55 ・ 56 20 ~ 28 44 ~ 48 68 30 ~ 38 66 ・ 67 57 ~ 引 39 , 40 42 ~ 44 32 ~ 39 サロ 4 5 5 29 ~ 引 サハシ 455 サハ 4 5 5 クモハ 457 十モハ 456 26 ~ 28 40 ・引 22 ~ 26

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鉄道ファン原稿ご投稿について ・下記項目の原稿のご投稿をお待ちしています . ・原稿の採否は編集部におまかせください . 内容について編集部で補筆 削除する場合 , または筆者にお願いすることがあります . 原稿の取り 扱いに関するお問い合わせは往復はがきで願います . ・筆者が連名またはグループの場合は , 代表者 1 名とみなします . ・原稿は原則としてお返しいたしませんが , 貴重な資料・所蔵写真など に限り , 返送ご希望のものはそのむわ明記し , 必す返送料を同封して 自由原稿 フォトサロン R E P 0 R T P 0 S T サロンカ 誌上 2 ~ 4 ページ以内 , 本文 3600 ~ 7200 字ていど . 写真 ( 白黒・カラー ) ・図等若干 . テーマは特に定 ニュース的な内容の原稿 ( 写真添付 ) 図等若干 誌上 1 ~ 2 べージ , 本文 1000 ~ 3000 字 , ださい 写真にはキャプション , データ等を明記してく ( 白黒・カラー作品 ) や施設紹介 , 紀行 etc. めませんが , 新車がイド・インタビュー , 鉄道 写真・ . し、よど 読者のサロンとして , ご意見交換・ご希望 ください ■原稿締切日 ニュース的なものは毎月 20 日まで , その他の原 稿は毎月 10 日までで締め切ります . 車内放送用の原稿で , 催物の開催などは , 2 カ 月以上前に送付されないと , 本の発行日が期日 に間に合いませんので , 特にご注意ください ・原稿は原稿用紙に必す横書きで書いてください . 市阪の原稿用紙でも かなづかいを使用してください . カッコ・句とう点・ピリオドその他 ・原稿には , 心すタイトルを付けてください . 記載には当用漢字・現代 送らないでください ネがは特にお願いした場合のはかは 月日・氏名を明記してください 札またはサービス判で , 各葉の裏面に心す被写体・撮影場所および年 R E P 0 R T ・ P 0 S T 用の写真は白黒で , 手 ・写真は鮮明なものを , サロンカー・車内放送 ) としてください んなどに書かれる場合も , なるべく 1 行 25 字または 20 字 ( P 0 S T ・ 結構ですが , 専用の用紙をお使いいただくとなお好つごうです . 便せ ーご投稿について , 編集部からのお願い の記号は 1 字分に , 数字は 2 字で 1 字分になります . 勝手なお願いになるかもしれませんが , もう少し具体的な希望を述べ 原稿が目立っております . しておりますが , お気付きにならない方も多いようで , 扱いに苦労する さて , ご投稿についての要領は , たびたび上記の投稿案内でお知らせ 毎号 , 皆様から多数のご投稿をいただきまして , 厚くお礼申し上げます . 1 . 原稿用紙 させていただきたいと存じます . れますが , 縁は割り付け指定をする際に必要ですので , 絶対に切ったり , また , ときどき原稿用紙の縁をわざわざ切り落としてくる原稿がみら して書かれる方がありますが , それまでの必要はありません . も結構です . 20 字詰めを切り貼りしたり , 縁にけいを足して 25 字詰めに なるべく専用の原稿用紙をお使いいただきたいのですが , 市販のもので 字を書いたりしないようにお願いします . 「モハ」とか「クモハ」などの記号の付けかたもま 3 字以上入れたり , とんどの方が 1 ますに 1 字すっ書かれております . また , 逆に 1 ますに このことは専用原稿用紙にも , 上記投稿案内にも記してありますが , は 1 ますに 1 字ですが , 数字は 1 ますに 2 字入ります . 申すまでもなく , 2 . 文字の記入 以上の点からも , 専用原稿用紙をお使いいただけると幸いです . い . 原稿の加筆・補正のために , 行間のあきが必要なのです . それから , 便せんなどにべタ書きしたものや , 縦書きは避けてくださ ませんが , 在来の例を参照されながらご記入ください ちまちです . 英文は , 文字書体によって幅が異なるので一がいには言え ■送り先 113 東京都文京区本駒込 6 ー 7 -11 交友社東京支店 鉄道ファン編集部 ( 本店あての投稿は転送のために遅延し手数が かかリますので , 必す東京支店あてにお願いい たします ) 、、鉄道ファン " へのご投稿は , 市販の原稿用紙にお書きくださってもよ ろしいのですが , 所定のものをお使いいただくと編集上たいへん好つ , うなので , 下記により専用の原稿用紙をおわけすることにいたします . " 鉄道ファン " 専用原稿用紙頒布 ご利用のはどお願い申し上げます . 頒価 1 冊 ( 1 枚 25 字 x 12 行 ) 50 枚 3 冊 2 冊 250 円 400 円 450 円 なお , かっこ・句読点・はかの記号類は 1 字分に ケタの区切リのコンマは 0.5 字分です . 3 . 表題 表題は , 心す付けてください . P 0 S T やサロンカー原稿に表題の付い ハイフン ・数字の 上記の価格は送料を含んでおります . 代金 ( 切手代用可 ) を添え下記へ お申し込み下されば , すぐお送りいたします . 〒 113 東京都文京区本駒込 6 ー 7 -11 ( 株 ) 交友社東京支店 ていないものがありますが , 独自の表現はど味わいのあるものはないと 思いますので , 「貴方の表題」をお待ちします . それから , 表題を欄外に書かれる方がございますが , これも 1 ますこ とに行数の中で扱ってください . そして , 行を変えて氏名を記してくだ さい . 投稿者としての住所・氏名は原稿の最後に , 文章から離して記載 していただければ幸いです . 4 . 写真 写真は , できるだけ鮮明なものをお願いします . サイては , フォトサロ ン・一般記事など写真を主とするものはキャビネ判以上ですが , P 0 S T ・ RE PO RT 用にはサービス判か手札判で十分です . 各葉の裏に説明 ( 状況と車両番号など ) ・撮影場所・年月目 ( 日付ま で ) ・氏名を必すご記入ください これらの一部を書きもらしたものや まったく未記入のものがよくあり , 困っております . また , 写真枚数が多い場合には , 原稿の右欄外に関連写真の指定をし ていただくと , たいへん好都合です それから , 郵送のさいには , なるべくボール紙を添えて大きめの封筒 に入れてください . せつかくの作品が破損して , 使用できなくなってい る例も少なくありませんので , 十分にご注意ください . ネが・カラースライドを送られる方がございますが , これは当方から お願いした場合のはかは送らないでください . 万一送付されましても , 返信料の添付がありませんとお返しできません . 5 . 図版 地図・車両編成表・運行図表などの図版類は , 容易にトレスが出来るよ う , 大きめにはっきりと書いてください . また ご・く簡単なものを除い ては原稿用紙に直接書かないで , 別紙に書いていただければ助かります . 以上 , はなはだ勝手なお願いとは存しますが , よりよい「鉄道ファン」 にしていくため , 皆様のご協力を切にお願い申し上げます . プ 75 ( 編集部 )

6. 鉄道ファン 1976年11月号

サ ン カ ロ 列車をストップさせたことも起こりました . すなわち , ファンのエゴイズムによるものて・す . 最近 , 大井川鉄道で も S L 保存連転が始まりました . 警備の人を 1 千人もくり出してもこの ような故が起きるのですから当然そこでも起こリうる故です . そ、こ で我々はいろいろ計画して下さる皆さんの誠意にこたえるためにも誠意 には誠意を持って行動すべきだと感ヒました . あくまで我々はファン であることを自覚し , そして誇りを持ち鉄道を愛するという心がけがど こかでかけていたと思います . たぶんこれからはもう S L の連転も本線 でははとんど無いと思います . たいへんさみしい限りです . 最後にこの 場を借りて生田君に対しこ冥福をお祈りいたします . 追伸 : 今日あるファンが「今日はサー - ービスええわ , よう汽笛ならしよる . 」 と , 聞いたのですがそれは我々の無謀な行為に対する怒リだと思うのた ・ ( 寝屋川市在住 ) ◇ここは読者諸君の、、サロン " です . ー・感響などをお ご意見・ご希・ 寄せください . ◇ご投稿は , 横書き 20 字詰としてく た・さい ◇ご乗車された方には乗中 : 記念に掲 載誌 1 部さしあげます . ◇送リ先 113 東京都文京区本駒込 6 ー 7 ー 11 交友社東京支店 鉄道ファン編集部 10 月号運用から見た新形直流電機の活躍を読んで 太Ⅲ正行 外山公夫氏による、、運用から見た膨直流電機の活躍 " は , 新形直流電 機の連用がうまくまとめられており、連用に興味を持っファンとして楽 たた・若十気になる点があリましたのて・ , このじい fi. な誌 しく読みました S L 保存 / そしてファンの在り方 面で指摘したいと思います . 沼津区の E F 60 は 51 . 3 改正から山第貨物 後藤文雄 線は新宿までしか啝り入れておリません . また , 篠ノ井区 EF62 の運用 今 , 私は 9 月 4 日夜にペンをとっています . 今日我々鉄道ファンにとっ 区間は , 貨物は長岡まで , 旅客 ( 荷物 ) は l•. 沼まで新潟局に乗り入れ て , いや社会全体において重大な問題が起こリました をしております . 宇野線・赤穂線については , 記述を省略しているよう P M 4 : 30 頃茨木駅構内 ( 450 m 手前 ) で写真を写そうと飛び出した にも思われますが , 次のようになっています . 宇野線に入線している E 小学生生田久君が走って来た SL 京阪 100 年り・ ( 清水機関 l: 運転 ) に 宮原区 EF58 , 稲沢二区 EF65 , 吹田二区 EH L は東京区 E F 65 P 、 はねられました . 私は淀川鉄橋付近で写していましたが , これを聞いてつ 10 , 広島区 EF60 ・ 65PF , 幡生支 EF66 , そして岡山区 EF65 , EF いに最悪の故が起こったと思いました . この故は我々にとってまた国 60 ( クイル ) です . また , 赤穂線には住路は岡山区 E F 65 , 復路は同 E 鉄にとっても大きな課題をり・えてくれました . 第一にファンマナー F60 ( クイル ) という珍しい貨物列車が 1 往復設定されているはか相生 つはこれからの S L 連転についてです . この運転はそもそも啝り気の 方から西浜 ( 播州赤穂・大和間の貨物駅 ) まで , 広島区 E F 60 ・ 65 P F ない国鉄にファンの熱烈な要挈により実現した行おです . その国以の が 2 往復入線しています . 以上のことは , 国鉄各局の機関車連用表を調 熱かい誠意をファン自身が切った訳です . この故だけではなく他 べれはすぐ判明することて・すので , 今後は , このような誤りのないよう の至る所でも線路内に立ち入り警察の人や , 公安の人達の注意を無視し 正確を期していたたけれはと思い筆をとリました . カット : 山本茂樹 ' 76 車両配置表正誤表 区・形式 Ⅱ 区名略号 名 本史 長岡転 lk 岡 E L 目次 鹿児島連転所 鹿児島 名占阜 Ⅳ D L 目次 263 第濃 k Ⅲ キハ 58 1038 266 第気機関車 次 電気機関車 268 ・小野ⅲ Ⅵ 273 275 大蔭管理所 キロ 180 名 岡し 機関区 宇島 Ⅸ 梅′、路 3 D51 様 1 △ 280 キロ 180 1 局 早 86 D 10 1170 厄 岐 E 284 キハ 17 201 表 交直流計 数 竹 両 212 219 286 ド 95 キハ 58 268 269 名 藤田 区 局 名 288 118 唐 203 津 キ′、 20 東 16 117 南 209 119 延 キ・・、 11 岡 30 泉 27 35 292 キ′、 58 689 27 北 301 214 ′、 45 大 阪 22 216 ニ 60 博 多 26 222 スュエ 30 223 ノ 関 すハ 35 2990 224 区・形式 P . 機関宮 330 本史卍ま 331 名占屋第 加占川 区 伊勢匳図 333 西島取 334 岡山気 P . 区 261 十ハイ、フ 24 すハイ、フ 24 川 すハフ 15 スハフ 14 計番り・ノ ) 4 削除 すハフ 1 3 スハフ 12 名 70 337 ス工 31 10 343 カヤ 21 17 原 カニ 21 17 ( 両数訂正 ) 2066 2067 344 すロネ 10 66 67 347 2032 2039 オロネ 10 32 39 西島取を・区 名 西島取 区 351 浜 353 田 すハ 35 岡 山 354 すハフ 12 スハフ 12 ナすハイ、 22 355 ナハイ、フ 22 午 和 359 フ、ユニ 61 47 すェ 61 島 小 542 360 オハフ 33 すハフ 61 222 数 すハフ 1 3 90 372 両 76 フ、ハフ 12 56 ニ 33 373 人 E 芋電中 . 区 運転関係 382 支区数 1 客貨車区 を追加 区 大に第支区 日根野 を削除 大 . に第支区 客貨亜区 387 町 連転所 332 1033 区 278 7 2 名占屋第 7 202 299 298 1 119 119 キハ 30 123 125 計 1 行ト 959 22 M c 336 39 687 1542 232 90 ・ユ 965 959 84 ( 行 ) 83 2930 りしワ」ワ」 ハ 43 88 数 表 226 両 クハ 85 サハ 87 ニ 32 オハラ 33 639 150 北海道イ洋 : い 48 249 39 25 633 156 北海道島 名 館 キロ 80 卩 キハ 20 山 キハ 16 227 2 ワワ朝ワ編ワ 0 1 326 770

7. 鉄道ファン 1976年11月号

図 12 210kVA 電源 MG の改良 町運転所の 485 系にみられる . たとえば , 向日町運転所の 485 系についてみると , 同 電動発電機 MG の送電区分 在 所の 485 系が上野口へ入りこむのは , 3001M ・ 3002M の 平 常 1 往復しかないために , " 雷鳥 " と組み合わせているの である . いまこれを一般の自然な形の運用として , 3001 8 M を金沢で 3002 に折り返し , 4019M を 4026M に折り返し Tc M M' M M' TD M M' M M ・ Ts Ts Tc とすれは , 東大宮滞泊車両はいつまでも向日町へ帰るこ 鳥側 ◎ とができなくなる . すなわち , このような運用は必然的 ( 各車電燈・冷暖房半減 ) g 障 MG 故障 に生まれたものなのである . また , 青森運転所の 485 系 耐 秋平 についても , 上野ー秋田間 " いなほ " が 1 往復しかない 雪田常 ために , 同様な運用となっているわけである . 強 毎年冬期になると , 上越国境付近は豪雪に見舞われ , 形 4 " はくたか " のダイヤは大混乱となる . この場合は運用 を途中の金沢で分離し , " 雷鳥 " の方は金沢折り返しで 系ば G 田 00 ′片 代 3 側 所定運用を確保する . 青森運用の方も同様で , " いなほ " Tc の片 MG 故障の場合 , 運転台からの指令により が混乱したときには , 上野で 32M から 37M へ折り返し変 M 障 自動的に TG の予備 MG が故障側へ送電する . G MG 故障これにより正常運転を継続する . 更を行なうことになる . こうして見ると , これら X 状の 運用は , 異常時に対応し得る運用となっているわけであ ◎印は 210kVA 電動発電機・印 70kVA る . ところが , 電車は 1 日おきに仕業検査を受けること 用なのである . そこでクイズめくが問題を一つ . " はく になっており , いま述べたような運用変更を行なうと , たか " は現在向日町連転所 485 系で運用されているが , 仕業検査を受けた編成が再び仕業検査指定の運用にの 仮にこれを金沢運転所の 489 系の運用に移管して , " 白 る . 逆にその日終着した場所で仕業検査を受けるべく予 山 " とのからみ運用にすれば , これらの問題点は解消す 定した車両が仕業検査指定のない運用で戻っていくこと るわけであるが , 実際は実行できないのである . 熱心な になり , この編成は終着した基地で検査切れとなり , 予 ファンの方はその理由を考えてみて下さい . 定外の検査をする必要が生ずる . 各基地では毎日決めら 5. ガンバレ / 交直流特急電車 れた作業ダイヤにより検査が行なわれているから , この 今日 , 全国各線に大活躍をする交直流特急電車の運用に ように予定外の仕業検査を行なおうとしても , たとえは ついて , きわめて概略の話をしたが , まとまりのない記 臨時列車の運転時期には検査スケジュールがぎっしりで 述となったことをお許し願いたい . 検査線にとり入れることさえ困難なケースも起り得るわ すべてのシステムは大規模になるほど , そのコントロ ールが困難になる . かって特急電車が登場したころは , けである . それも特定の一日ぐらいのことであればともかく , こ 初期故障等に悩まされたが , しかし , それはパイオニア こに述べた 2 組の運用は , いずれも上越線という名にし としての悩みであった . 我々が現在持つ悩みは , 成長し おう豪雪地帯を通過しているため , 連日このような運用 きった大規模システムを動かすためのそれである . 限ら 変更もすることになると , 担当者にとっては頭の痛い運 れた条件の中で , より良い輸送を目指し , 今後も運用改 善を進めて行かねばならないと思っている . この意味で 図 11 大形 X 状運用の例 冬期に弱いといわれる電車の汚名を返上すべく行なった 青森 ( 運 ) 485 系 485 系 1000 台車での 210kVA 電源 MG 3 台とう載方式 ( 図 盛岡 12 参照 ) や , 予備車の増強等車両面からの改善 , 仙台 運転所 485 系帰区回帰改善のために行なった , 奥羽線へ の青森編成乗り入れ等運用面からの改善というように , 一歩一歩着実に手を打ってきているわけである . 近い将来 , 東北・上越新幹線が開業すれば , 交直流特 急電車の運用形態もまったく別のものとなっていくであ ろう . その中で少くとも大形運用等については , 現在よ り改善されるであろうことは期待できる . 願わくば , 新 幹線開業の日まで彼等が基幹輸送力としてりつはに使命 を果してもらいたい . 全力投球でがんばる交直流特急電 車達を暖かい目で見やってほしいと願いつつ筆をおく . 「 , 0000 00 ロ 0 ■ ) T's の 210kVA MG は常時は - 独給電 0 ( き ) さ ~ 00 〔 , 日 上野 東大宮 上野 上野 金 沢 ( 80 ) 、 0 、 向日町 大阪 ダイヤ混乱時には点線のように折り返し変更をするのだが・・ 秋田 32

8. 鉄道ファン 1976年11月号

図 8 583 系特急電車運用図 0 9 田 炻ロ 田 円 20 幻 22 23 24 ー 2 3 4 5 6 7 8 ( 750.3 ) 735.8 青森 青諟市 〇形式 583 系 0 配置青森運転所 0 編成 8 M 5 T 口にⅡ 9 8 7 6 5 4 3 2 ー 翫 TN M 〇車両数 使用ロ両 x Ⅱ = 予備 348.4 仙台 常東 碆北 図 3 両 37 両 田 0 両 0 30 . 8 東大宮 4 . 8 毛久 0 上野 日車キロⅡ 6.8 図 9 583 系電車の昼夜兼行運用 ( 青森連転所 583 系連用の一部 ) 0 2 4 6 8 田に慴 20 22 24 2 4 6 8 田に絽 20 22 24 2 4 6 8 に 14 田 20 22 24 2 6 8 に 20 22 24 2 4 6 8 卩図田卩 22 24 青森運転所 交番検査・ 00 0 ム イ山 久野 尾上 く参考 > 485 系電車の昼行運用 ( 南福岡区 " にちりん " グループ ) 門司港 南福岡電車区 翌日 5023M ( 0 ) 0 00 ) 、 ~ 〔 00 交番検査 宮崎 南宮崎 秋田区が唯一のものである . らこうして仮に呼んだわけである . だから , 他の運用に 折り返しのまったくないということは , 連用上のゆと 比べて別段変わっていないはずなのだが , 日頃ダイヤ混 りがあることになり , ちょっとのおくれぐらいでは全体 乱等があった場合 , なにかしら他とは異ることを体験的 に影響を及ばさないという点で安心していられるわけで に印象づけられているのでここに招介することとする . ある . しかも前記した帰区回帰についても , 1 日おきに その運用とは , 図 11 に示すもので , 青森運転所と向日 は必ず基地に戻るわけであるから理想的といえる . だが このような運用が良いからといって全国の特急をすべて 図 10 東北・奥羽線特急 " つばさ " 電車運用図 この方式にしたら , それこそ何本の編成があっても足り 9 田凵にロ 14 ロ円 20 幻 22 23 24 秋 田 ないということは明白であり , そもそも機動性をその特 長とする電車にとっては許されないことである . その意 味で , " つはさ ' ' の 485 系は例外的な運用を行なっても らえる幸せものである . ( 3 ) 大形 X 状の電車運用 運用用語集をひいても x 状連用という言葉があるわけで はない . たまたま運用図表上で X 状になっていることか 福島 0 尾 久 37

9. 鉄道ファン 1976年11月号

受けねばならないし , 故障車については , 別の車両と取 否かの判断を編成中の各車について行なわねばならない り替えることになる . したがって , 車両の検査計画に運 わけである . また , 検査能力は一定であるから , 検査該 用をマッチさせるためには , いったん所属基地を出区し 当車両が一度に入って来ても対応できない . このため帰 てから再び帰区するまでの日数は極力短い方が良いこと 区する回帰が長いと基地での検査計画の策定が頻雑とな になる . ところが , 交直流特急電車は前述したようにロ るわけである . ングラン運用が多く , しかも運用範囲が広いため所属 さらに , 運用途中で故障が発生した場合には , 応急処 基地へ至るはるか手前の駅で終着となる列車が多いこと 置は可能としても , 抜本的な修復は所属基地へ帰るまで は困難であることを考えあわせると , 編成をできるだけ や , まったく異線区へ乗り入れざるを得ないこと等によ 短かい回帰で所属基地へ帰してやることが望ましいので り , 編成が長い間所属基地へ戻れない , いわゆる大形運 ある . しかしながら , 青森運転所 485 系の最大帰区回帰 用となる傾向にある . このような条件のもとで , いかに 車両の検査計画と運用の整合をとるかが , 交直流特急電 は図に見るように , 7 日にも及ぶ典形的な大形運用とな っている . もとより , 車両や要員を無制限に使用し , 回 車の運用を策定するに当っての担当者の悩みであり , キ 送列車を運用に組み込む等の処置を講すれは , このよう ーポイントでもある . 一例を青森運転所の 485 系につい なことが解消できるのは明白であるが , 運用の効率化・ て考えてみよう . 図 7 は同所の 485 系の 12 両編成が青森 を出発してから , 再び基地へ帰ってくるまでの運用状況 合理化 , 検査能力の有効活用 , 基地滞泊設備の平均的使 用等さまざまな要素を考えると , 現行の運用は限られた を示したものである . すなわち , 第 1 日目に青森運転所 条件の中で , しかも多くの輸送要請に応えるための , べ を出区した編成は , 2044M ( いなほ 2 号 ) として上野へ 到着 , その日は尾久入区滞泊となる . そして , 翌 2 日目 ストのものであると思っている . このように交直流特急 は , 1301M ・ 1038M ( やまばと ) として上野ー山形間 1 電車は , その運用が半ば宿命的に大形とならざるを得な 往復して同じく尾久滞泊 , 3 日目は " ひばり " で仙台 1 い点にその特徴がある . 日常 , 各線で走る特急列車の一 往復半というように順次移り変わり , 5 日目に 23M ( は 本一本に , これらをふまえた合理的な運用があてはめら れていることを認識していただければ幸である . つかり ) として青森に帰ることになる . そして 6 日目に 22M として再び上野に向けて出区するまでは , 必要があ 4. 交直流特急電車の運用から れば車両交換や編成替えをすることになる . このことを ( 1 ) 583 系の運用はサインカープ ? 検査計画の面から見ると , 頻繁に帰区するような運用で 583 系電車は , 世界最初の寝台座席両用車両として , 昼 夜兼行運用による車両の使用効率向上と車両基地の夜間 あれば , 検査期限の来ている車両を随時運用から抜き取 ることができるが , この例のように何日間も戻ってこな 滞泊能力の救済をねらって登場した車両であることは , い場合には , 次の帰区まで運用を継続することが可能か いまさらいうまでもない . 昼は座席 , 夜は寝台と移り変 新潟 図 6 交直流特急電車運用系統図 秋 田 ( 昭引 . 7 現在 ) 金富 札 485 系 青森 いしかり し、なは 485 系 金沢 ( 運 489 系 金沢・ 485 系 青森 ( 485 系 青森 ( 583 系 いなほ はくたか 長野 き 4 山 あさま 盛岡 かリ 形 ・山やまばと ・は ( つる 会津若松 仙台 ちく・ゅ、つづる 系たち 佐世保 み 門司港 名古屋 大 阪 南福岡 485 系 、米 原 向日町国 485 系 彗・にちりん 明・なは・ に・りん 金 向日町国 583 系 ・なは 長崎 野 上 宮崎 鹿児 485 系 西鹿児島 -- 29

10. 鉄道ファン 1976年11月号

長崎・佐世保線特急は 2 列車併結運転の”か もめ・みどり”肥前山 ロで分割後は最短編成 の 4 両となる 円 76 ー 67 図 5 長崎・佐世保線特急電車運用図 ・南福岡電車区 485 系 155 両 12 両固定の編成と , 8 両十 4 両の 12 両編成があり , 前者 7 8 9 IO Ⅱにロ店ロ円 20 幻 2223 24 は " にちりん " ( 博多一宮崎 ) に , 後者は " かもめ " " みどり " に運用されている . とくに長崎・佐世保線に ついては , 電車特急としては初めての 2 列車併結運用で かもめ ) あり , 肥前山口で分割後は佐世保までの " みどり”とし て 4 両という国鉄でもっとも短い編成の特急となる等 , ュニークな運用となっている . 図 5 に同線の電車運用図 表を示す . ・鹿児島運転所 ( 481 ) 485 系 154 両配置 12 両編成で九州島内特急の " 有明 " ( 門司港・博多ー西鹿 児島 ) および " にちりん " に充当されており , 札幌 ( 運 ) ・南福岡 ( 電 ) 配置の 485 系とならんで , 交流区間に封 じ込められた交直電車である . 以上 , 各基地別の交直流特急電車の運用充当列車を中 心に概略を述べたが , これらを図解してみると図 6 とな る . この図からも上野口における特急電車のバラエティ ーぶりがはっきりと読みとれる . 3. 交直流特急電車その宿命的な大形運用 さて , 前項で述べた話は , 熱心なファンにとっては , 先 刻ご承知のことであったろう . しかし , 基地ごとに一定 の運用計画があってこそ , これだけの列車が運転できる わけである . そこで , 交直流特急電車の運用の特徴的な 事象について述べることとしたい . 図 6 を再度よく眺め ていただくと , 交直流特急電車は , その字のごとく , 交 直流区間にわたる運用を基本としているため , 必然的に ロングランが多くならざるを得ないことがお解りいただ けると思う . すべて車両は一定の順序で運用を移り変わ りながら周期的に所属基地へ帰区する計画となっている 基地へ帰ってきた車両は , 必要に応じて所定の検査を 門司港 ー山口 幹線接続昼行特急。有明 " ・ " にちりん " の一翼をになっ ている . さらに " 金星 " の間合使用として , " しらさぎ " 1 往復にも充当している . いつばう 485 系については , " 雷鳥 " ・ " 北越 " ( 大阪ー新潟 ) " はくたか " ( 金沢一長岡 ー上野 ) の運用に充当されている . 間合使用で”あさま”に見られる横軽協調形の 489 系 軽井沢付近にて円 75 ー 6 写真 : 後藤文男 肥ー山口 ( みどり ) あさま 28