同訓義一あすかるーあまねし 0 〔干〕おかすという意で、自分から 意「ー贈」。不腆は謙辞〔鍾〕一か所にぎっしりとこりあっ〔弄〕なぶりものにする意「狂ー」 ・ 6 まる意「ー愛」 さし出てその事にかかりあう〔燠〕 X 寒。快いあたたかさ、また、〔醇〕まじりけのない酒の義で、淳 〔易〕心やすくあしらう意「ー慢」 あつい意「ー と通用「ー朴」 〔叢〕草むらの義で、転じて物事〔侮〕人を軽んじばかにする意 1 が一か所にあつまる意「ー 〔与〕〔預〕主とならずにその事あたらしい ( 篤〕心を用いることが専一で、 に立ちまじわり、あずかる意 まじめな意「ー学」 〔傲〕おごりたかぶってあなどる意 〔新〕 X 故・陳・旧。ものごとのふる 「参与」 〔纂〕糸を組む義で、詩文などを くなっていない意「ー年」あつい ( 予〕あらかじめ事にあずかる意 つづりあつめる意「編ー」〔慢〕〔嫂〕ぞんざいなこと、また、 〔鮮〕なまの魚の義、転じてあたら〔炎〕 X 涼。もえあがる、火気のあ 〔渉〕千と同じ 気まま、じだらくな意で、自 しい、とりたて、できたての意 つい意、転じて権勢のさか〔醵〕金をあつめる意「ー金」 〔関〕たずさわる、気にかかる、むを 分自身にも用いる「怠ー」 〔攅〕ⅱ聚。一か所にむらがりあっ 「ー魚、新ー」 んな意「ー熟」 留める意「ー与、ー心」 まる意「ー聚」 〔蔑〕侮。見さげてないがしろに あたる 〔暑〕 X 寒。夏のあつい意、時候 あだ する意「ー視」 あど の用語「寒ー」 〔丁〕相当すゑちょうどであう意 〔仇〕自分に害をあたえるもの、う 〔熱〕 x 冷。火のあつい意、熱気〔趾〕〔址〕あしくびの義、転じ〔漬〕なれてあなどる意「ー慢」 らみをいだくものの意「ー て物事のあとの意「城址」あばく のこと、転じて広く用いる 〔中〕矢がまとにあたる、広く的 〔跡〕〔迹〕〔蹟〕あしあと、物〔訐〕人の秘密や悪事をあらわし 中する意、また、あてられる 事のあったあとの意「足 てわるくいう意「ー揚」 〔敵〕「かたき」とも読み、前条より あつまる・あつめる 意「的ー、ー毒」 強い「仇ー」 跡、史蹟」 〔発〕かくれたものを外へ出す、中 〔方〕その時節にさしあたゑちょ〔屯〕「たむろ」「むらがる」とも読 をあけてみる意「ー掘」 〔讎〕〔讐〕あだにしかえしをする うど今の意「ー今」 み、一か所にかたま 0 てたむ〔痕〕きずあとの意「傷ー、墨ー」 意、またそのあだをもいう「仇 〔墟〕ふるいあと「殷ー」 〔摘〕〔〕人の悪事をあばき ろする意「ー所」 〔抗〕はりあいあたる意「ー争」 出す意「摘発」 〔当〕彼と此とがび 0 たりあたりあ〔同〕散在したものが一か所によ〔踪〕車のとお 0 たあと、あしあと、 あたえる 転じて人の行為のあと、物あぶら う、また、まさにそれの意「ー りあつまる意「ー合」 該、ー人」 事のゆくえなどの意「失ー」〔油〕液状のあぶら「石ー」 〔乞〕人のこうままにあたえる意 〔集〕 X&O 多くの鳥が木にあっ まる義で、散在したものが 〔蹤〕〔躅〕あしあと、また、人の〔肪〕〔脂〕動物の体内の固形 〔予〕〔与〕〔界〕 X 奪。人に〔抵〕前条に同じ「ー当」 行為のあとの意「先蹤」 のあぶら「脂肪」 物をやる意 ( を ) 一か所にあつま ( め ) る 〔直〕相当すゑまた、であいゆきあ あな たる意 〔膏〕脂のとけたもの、油より濃い 意「合ー」 〔付〕人に物を手わたす、さずけあ たえる意「ー与」 あつい 〔萃〕〔聚〕 x 分・鮗散ったも〔孔〕木のふしあなのようにうちぬ〔膩〕ねばねばしたあぶら けたあなの意「鼻ー」 のが一か所に寄りあつまる あたたか・あたためる・あた〔厚〕 X 薄。軽薄でない意、事物 〔穴〕底のあるあなの意「孔ー」 意「群萃、聚落」 たまる について広く用いる「ー意」 〔炙〕火の上に肉をのせてあぶる 意「膾ー」 〔陽〕日光がのどかにあたたかい〔淳〕 x 漓。人情・風俗などのあ〔湊〕みなとにふねのあつまるよう〔坎〕〔啗〕くぼんだところ、おと しあなの意「坎穽、啗井」 に、一か所に多くのものがあ 意「 1 気」 つい意「ー風」 〔炮〕丸やきにする意「ー煮」 〔坑〕〔坑〕中がうつろになった つまりよる意「ー集」 〔暖〕〔煖〕「あたたか」「あたため〔惇〕心のあたたかい意で、前条 〔燔〕もえ上がる火でやく「ー 大きなあなの意「炭坑」 る」意に広く用いる「暖房」 と通用「ー徳」 〔鳩〕はとが群生することから、転 じてあつまる意「ー合」 〔窟〕いわや・ほらあなの意「洞ー」あまねし 〔温〕おだやかにあたたかい意、気〔敦〕 X 薄。性質・徳行のねんごろ 質・容貌にまで広く用い な意、物質には用いない「ー〔輯〕 " 集。あれこれよせあつめて〔竅〕空気の出入りするあな、か 〔周〕ひとつひとっこまかに手がゆ らだにあるあなの意「孔ー る「ー和、ー厚」 一つにする意「編ー」 厚、ー篤」 きとどく意「ー到」 〔暄〕日なたのあたたかい意「春〔渥〕うるおいのあまねくゆきわた〔輳〕車の矢がこしきにあつまる 〔洽〕〔浹〕うるおいがあまねくし る意「ー恩」 義で、諸方から一か所にあ〔竇〕あなぐらの意「ー窖」 みわたる意「決洽」 あ一などる つまる意「輻ー」 〔煦〕日光・火気であたためる意〔腆〕 X 菲。てあついおくりものの 〔皆〕いちいち数をつくしてゆきわ あぶる
現 表 しいことがあると心配事を忘れ、老境る意味になる場合。 「云」とが近く、「言」と「道」とも近い。「謂」はて用いる。いちいち会話の主体を述べない。 ナルかなか′、「ごとキ けつできク 子 = 子賤一君子哉、若人。 が迫りつつあることも気にかけないて 言思カ豊かて用法も広い 桀溺日、嘉為誰、日、為 = 仲山一 文 〔孔子が子踐を批評して言った、紳七 マ人の口から言語音声を発することを言日、是魯孔之徒与、対日、然。 いる。ズ論語・述面〉 意味内容のあることば、つまり言語、まてあるなあ、こういう人物は。〕〈論語・ う。したがって、人のことばや聿揚の引用〔桀溺「お前は誰か。」子路「仲由とい 字 公冶長〉 たその言語を述べることを言う。注て、 をそのまま写すときに用いる。実際に使われる う者 ( す。」桀溺「すると魯の孔丘の 名 この文章はこういうことを述べているのだ、とマ「名づける」「呼ぶ」の音に用いる場合。 場合は ^ いう〉という動詞としての性格と、引 門人かね。」子路はこたえた「そうぞ えいひとフ 9 ウシ学ゅをハ 衛人謂ニ之慶喞一ⅲ之レ燕、蕪 用としての性格ーこが相半ばしている。したが 説明するときには「一言」の文字を用いる。 す。」〕 ^ 論語・徴》 ヒをいわ ? 人 人謂ニ之荊卿 1 応、与」陬、日、懐 = 其宝一而 って「謂日」「一言日」などと重ねて用いるが、 マ「日」に近い意味だが、やや軽く、「日」 冖衛の人は彼を慶卿と呼んだが、燕に 音 これは連用の語法てはなく「謂」「一言」が動詞、 はその主体が明瞭てあるのに対し、「云」 行くと、燕の人は彼を荊卿と呼ん 「曰」は引用符てあるとも考えられる。次のようは多く、過去の言説や世人の言説に用いる。ま「さあ来てください、私はあなたと話 し 力したい。い だ。〕《史記・刺客伝〉 ったい、宝を懐きながら な場合は両者の役割を兼ねて言う。 た「云レ」と用いる場合もあるが、上の語をう すくなキカナ 〈おもう〉と読むときは、そうだと判断してま 国を乱れたままにしておくのは仁と一言 子日、巧言令色、鮮矣仁。 け「云」のよ・フに用いる場合がある点も「日」 おもう意味。 とは異なるところてある。 えるてしようか。ズ論語・陽貨〉 一〔孔子が言われた、「巧言令色の人には しらヒみレニアリト 外 牢日、子云、吾不レ試、故芸。 右の文て「一言」は議論すること、「日」は発言愚謂、大計不レ如」迎」之。 真の人間性が一靄溥だ。」ズ論語・学而》 字 〔私が考えますに、彼と戦わずに出迎 書物の文句をそのまま引用する場合。こうい 〔門人の牢が言った、「先生は「私は世の内容をそのまま写すこと、「謂」は判定して 用 えるのが策だと判断します。〕《資治 命名することをそれぞれ表わしている。 う場合には「いう」意味はなく、引用符として いれられなかったのて多芸になった 常 の性格が非常に強い。次の例文ては「管子」か 「一言」に近いが、本義は文字どおり道の通鑑・漢紀〉 のだ』とおっしやったことがある。」〕 道 らの引用を示している。 ^ 論語・罕〉 こと。したがって、「みちびく」「筋道をたマ〈いい〉と読んて、「意味」の意に用いる。訓 字 故庫、乢「哢、之為冖取、政之宝也。 右の文 ( 、牢の発言は現在のことなのて「日」、どる」という語感のあることから、同じ ^ いう〉読の上て〈いい〉と名詞的に読んだまててあり、嘆 〔だから「与えることが自分が取ること 子の発言は過去のことなのて「一ム」と使い分けても、「唱道する」「広くとなえる」というニュ「謂」の文字そのものの性質まて変化したわけて常 ョウイ はよい。要するに「意味する」ということてあ につながるのを知るのが政治の要諦られている。 アンスをふくむ。 の だ」とい - フこと・は力あるのだ。〕《史記・ ・云」のように続けて用いられ仲尼之徒、無下道 = 桓文之事一者 管曇伝〉 門人間日、何謂也。 る場合は、「人々の言う : : : 」の意から、「いわ冖孔子一門には、桓公・文公のごとき覇 親 〔門人がたずねた、「それはどういう意 定義をドしたり名づけたりするときに用いゆる」という訳語のあたることがある。 者の事跡をとなえる者はいない。ズ孟 ・梁恵王上〉 味てす・か。」ズ論語・甲仁〉 礼云礼云、玉帛公乎哉。 幼而無レ父日レ孤。 マ ^ いう〉のほかに ^ おもう〉とも読む。っマ以上の文 ~ 第すべて用いた例文を作ると 〔人々の言ういわゆる礼とは、玉や絅喟 〔幼くして父がいないのを孤というの のことをいうのだろ・フか、そ - フてはあ まりその両者をあわせ、判断を加えた上て恵子道 = 死生事一荘謂ニ恵子一日、 アやあやまテリトフ 一言う、というのが基不的な ~ てある。そこか子之言 = 死生一也、謬云。 てある。〕〈盃發・梁恵エト〉 るまい。〕《論語・陽貨〉 マ列挙するときに用いる。 〔恵子が生死についての瓢論をとなえ マ文末に置いて、叙述をしめくくる役割て用いら色々な用法があり、次は人にものを告げる た。北子が恵子に言った、「あなたが 日師、日弟子云者、則群聚笑レ之。 られる。「云爾」の形て用いられることも多い。意。 ニアなんじト レカまきレル 生死について言っていることはてたら 〔師とか弟子とか言う人たちを、集ま「ム」オーナ 一ごすごと〈という〉、「云爾」は〈のみ〉と読子謂ニ子貢一日、女与回也孰愈。 む。 めだ。ヒ って笑い者にする。〕〈韓愈・師説〉 〔孔子が子貢に向かって言った、「お前 4 【日・日】 ニシテ シテフ かトへテ ? 711
現 性質。性格。人がら。史記、項羽紀「君王ー 養の材料とする。論語、憲問「古之學者ー って人の利を考えない。孟子、滕文公「楊氏る 0 意味は 表 、是無レ君也」 レー不レ忍、若入前爲レ壽」@顔だち 、今之學者爲」人」 ンユ 1 爲」壽。他人の長寿を祝う。 一為」寿ア = 〔為」己】自分をりつばにしようとする。修【為我】が自己本位で、わが利だけをはか一為」言冖警〇言いぐさにする。口実にす健康を祝する。品物を贈ったり、酒杯を献じ文 イサク 場合も意味をとって「おもう」の訓をあてるのマ「之為」」は ^ < のたる〉と読み、右に同嘆 名 新住為・作〈なす・なゑ てあり、「為」に「思うあ意味があるわけてなじく、「 < のとしての性質」の意に用いる。 いつわリテシ いことは述のとおり。この構文については「とい - フは」と訳せばよい。 ものご・こ・冖何 . は - フ、ある状能になる、というこ 公「お光詳為ニ足疾「入こ窟室中 1 ンバみ , あなニ 人 流水之為」物、不盈」科不」。 とを基本の意味にする助字。「為」は用法が広子光はいつわって足の病気の具合「以」の項 ( ) にも述べるのて参照のこと。 訓 ^ ために〉という訓もあるが、これについ が悪いふりをし、地・上手の中に入りこ 音 マ ^ なる〉と読んて「・ : : になる」の意を表わす冖流水というものは、その性質上、あ なを満たしてからてなければ先へ流れ ては別項 ( 咀 ) に述べる。 んだ。〕《史記・刺客伝〉 し ウシ ない。ズ孟子・尽心ド〉 マ人の行為・営るカ般を広く一言うのが本秀マ ^ たすく〉と読んて「助」などと同じ意味に用而広 = 驍騎将軍一領コ属護車将 したがって動詞として用いる時は次のよういる。 マ文未におかれ、荷・ : : ・為」「何以 : : : 為」なは どと呼応して、反語の構文をつくる。 ^ なさ【 ) にいろいろな訓があるが、これらは「為」固有夫子為ニ衛君一平。 〔そしてネ広は驍騎将単となり、護軍 外 ん〉と読む習慣だが、右に述べてきた意味とは の意味なのてはなく、すべて、そのことを業と冖先生は衛の殿様をたすけるのだろラ 将車の隸ドに人った。マ史記・李将車伝〉 字 して行な・フとい , フことから、場八ロ場〈ロ′ー、音 ~ 味を か。〕へ論語・述面〉 マ ^ たり〉と読んて「・ : : ・てある」の意味にな異なり、話し手の語気を表わす「平」や「矣」な漢 くんて読むのてある。したがってどの場合′しもマ以上は動詞として用いた例てあるが、転じてる場ム挫 どと同じことばてはないかと考えられる。「ど常 うして・・ : : しようか」の意。 軽い意味て用いられている。 さらに軽く用い、具体的な動作を言うのてな李広、程不識、皆為 = 名将→ 君質而巳矣、何以」気み。 く、日本語における補助動詞のように、「 : 次は〈つくる〉と読む「作」よりは軽い。 冖李広と程不識はどちらも名将てあ に亠 , る」「・・ 〔君子は質実てあればよい。どうして 酒酣 ' 高祖撃筑「缶為 = 歌詩→ : になる」「 : : : てある」の意に用い る。ズ史記・李将車伝〉 用 〔酒宴がたけなわになると、高祖は筑る。訓によって音牀が少しずつ異なるが、これマ「為 = < 所。」は〈のするところとなる〉文飾する必要があろう。〕《論語・顔淵〉 マ本義は〈つくる >< おこる〉意の動詞て、 をかき鳴らし、みずから歌詞をつくっ らは本質的な違いてはなく、すべて「そのようと読み、「にされる」意の受身を表わす。 た。〕 ^ 史記・高祖紀〉 にする」という意味て大きくくくることがてき「所」のない「為こも、 ^ のとなる〉と「為」より重く狭いの文字。助字としての ^ おさむ〉と読んて「治」と同じ意味に用いる。る点の方が重要てある。 読み、同じく「 << にされる」意の受身を表わの用法も狭いが、《なす〉〈なる〉と読んて「為」親 ヒョ 0 ソア 以ニ此故法一為ニ其国→ マ〈なす〉と読んて、「 : : : とする」「・ : : ・てあす。これらの構文については、別項 ( ) に述と同じ意味に用いる。平仄の関係から詩に好 んて用いられる傾向がある。 〔このような古くさい法律て国をおさ る」の意味になる場合。 べるのて参照のこと。 第テチしようかんタスようおうト 万里悲秋常作レ客。 項王乃立ニ章邯一為 = 雍王 1 マ「為」を「 める。ズ呂氏春秋・察今〉 : : ・・になる」コ三てある」などより マ〈まなぶ〉と読んて「学」と同じ意味に用いる。 冖そこて項羽は章邯を任命して雍王と さらに軽く用い、動窪が失われて「そのもの冖故郷を遠く離れたこの地て悲痛な秋 な人じビタル を迎える私は、ずっと旅人の身の上だ 女為ニ周南召南一矣平。 した。ズ史記・項羽紀〉 の性質」を表わす意味になる。「為レ人」は、そ 〔お前は ( 詩経 ) の周南と召南を学んだ マ「以レ < 為」」は〈をもってとなす〉と読の人の性質・人がら。 った。〕 ^ 桂南・登高〉 か。ズ論語・陽貨〉 君王為レ人不レ忍。 み、「をにする」「をだと思う」の意。 ^ まねす〉と読んて、「まねをする」「ふりをすまた < のない「以為」は ^ おもえらくなり 冖君王は人情にもろい人がらだ。ズ史 る」の意に用いる。 と〉と読み、「てあると思う」の意。どちらの「記・項羽紀〉 205
意、広くとらえる意に用い〔捕〕おいかけてとる、めしとる意〔尚〕その上、なおも、あるが上に〔咨〕〔嗟〕「ああ」とも読み、心 る「追ー」 さらに物を加える意 に深く感じてなげく意「嗟なやむ 〔捉〕からめとらえる意「捕ー」〔採〕〔采〕草や木をひろいとる〔猶〕今もまだ、やはり、でさえなど 悼」。また、賛美する意にも〔屯〕草木のめばえかかっている の意 意「採拾」 用いる「嗟賞」 〔執〕めしとらえてはなさない意 義で、思うようにならずにな 〔執〕固くとる意「固ー」 〔杭〕〔慷〕感情をたかめてなげ やみくるしむ意「ー困」 〔禽〕〔擒〕敵に勝っていけどり〔資〕とってもとでにする意「ー きうれえる意「忱慨、慷慨」〔阻〕けわしい山の義で、なんぎを 〔永〕時のながい意で、形のながい にする意「生禽、擒縛」 する意「ー艱」 ことには用いない、また限り〔慟〕からだをゆりうごかしてなげ どり 〔搴〕ぬきとる意「ー襭」 ない意をふくむ「ー久」 く、過度に悲しみなげく意〔悩〕心がくるしみみだれる意、広 く用いる「ー乱」 〔酉〕酒っぽの義で、十二支の第〔撮〕指でつまみとる意「ー摩」〔長〕 X 短。広く形・距離・時間 十の「とり」に配する以外、〔操〕正しくとりまもる意「ー持」 などにわた 0 て用いる「ー〔慨〕いきどおりなげく、感にたえ〔懊〕心のおくでなやみもだえる意 てしみじみと悲しみなげく意 刀、延ー」 とりとは関係がない。「ヒョ〔摂〕とりおさめる意「ー取」 「ー世、ー嘆」 ミノトリ」と呼ぶ 〔攬〕〔攣〕手であつめとる意〔脩〕すらりと丈蓊ながい意「ー 〔艱〕事のなんぎな意「ー難」 「攬要」 〔嘆〕〔歎〕ため息をついてなげ 竹」 よ、ら、つ 〔隹〕尾の短いとりの意。舊の字 く意、悲しみなげく意に広 なかば 〔放〕〔倣〕同じ形をうっしてま の部分であるため「フルトリ」ナ一行 く用いる「嘆息」 と呼ぶ ねする意「模倣」 〔中〕半分、まんなかの意「途ー」 なす・・なる 〔鳥〕とりの総名、特に尾の長いない・なかれ 〔央〕かたよらないまんなか「中ー」 〔効〕〔傚〕人のしたとおり、また とりの意 は先例をまねる意「効顰、 〔亡〕 X 存。存在しないこと 〔半〕半分、二分の一、ひろく用〔成〕「なす」というときは、する、し あげる意、「なる」というとき いる「ー円、ー熟」 傚慕」 〔禽〕鳥獣の総称、狭くは鳥類〔无〕日無 の総称 〔勿〕命令形に「なかれ」とも読なく は、できた、しとげたという意〔習〕そのことをくりかえしならっ 「ー功、ー就」 どり・、」 み、強く禁止する意 て身につける意「練ー」 〔号〕大声でなく意「ー泣」 〔囚〕とらえて牢「にいれておく意〔毋〕「なかれ」と読み、前条より〔泣〕声をたてずに涙をながしてな〔為〕すゑおこなう意「行ー」。広〔貫〕〔慣〕いつもしなれてなれ く用いる やや軽い る、習熟する意「旧貫」 く意、今は広く、なく意に 〔造〕こしらえる、あつらえる意「ー 〔閑〕よくならって習熟する意 用いる「感ー」 〔俘〕いくさでとらえた人の意「ー〔末〕日無・勿。「なし」「なかれ」と 読む 〔呱〕乳のみ子のなく声「ーー」 〔禽〕〔擒〕獣をとらえる義で、〔没〕水にしずみかくれる意から。〔哭〕人の死などをかなしんで、〔就〕おわる、できあがる意「成ー」〔肄〕筆を持。て手習いをする義 て、習に同じ「ー業」 俗語 涙をながし声をあげてなく〔済〕しあげる、すませる意「ー 戦に勝って敵を捕える意 〔罔〕日亡 返」。以上五字の意はほぼならぶ・ならべる 意「痛ー」 「生擒」 相ちかい 〔唳〕鶴や雁などが一声ずつき 〔虜〕いけどりにされた人の意「捕〔莫〕日無。無より強い 〔双〕〔雙〕一つがいの鳥の義 〔無〕 X 有。なにもない意 〔作〕〔做〕はじめてつくる、おこ ってなく意「鶴ー」 で、似たものが一一つならぶ意 す意「作成」 「双生」 どる 〔微〕「なかりせば」と読み、もしな〔歔〕〔欷〕すすりなく意 ければという仮定の意 〔啼〕〔〕声をあげてなく意なみ 〔比〕すきまがなくつづきならぶ意 〔把〕手ににぎってもつ意「ー握」 「啼哭」。また、鳥のなく意〔波〕なみの総称、広くなみがたの 〔取〕 x 捨。わがものとする意、広〔蔑〕ないがしろにする意 「啼鳥」 ものに用いる「ー浪、音ー」 〔列〕多くのものをならべつらねる く用いる「ー得」。動詞のあ〔靡〕 " 無・罔 なお 〔鳴〕鳥獣のなく意「鶏ー」 〔浪〕さざなみの意。また濫と同じ とに添字としても用いる くみだりの意「ー費」 〔対〕向かいあう意「ー立」 〔秉〕しつかり手にもってはなさぬ〔仍〕もとのまま依然として、あいなげく 意「ー燭」 もかわらずの意 〔並〕ふたりが地上にならび立っ 8 〔哭〕大声で泣いてなげく意「ー〔濤〕海の大なみの意「波ー」 義で、横に立ちならぶ意「ー 〔捉〕からめとる意「捕ー」 〔瀾〕はげしくなみだつなみの意 〔由〕日猶 同訓異義一とらえるーならぶ
現 ぞ。〕《史記・頃羽紀〉 表 ないと判定するようなおもむきがある。したが ない。〕 ^ 論語・学面〉 否定を表わす助字の四つの系統、「不」「無」 「勿」に同じく〈なかれ〉と読んて禁止の語 「非」「未」のうち、 , ) こては「無」の系統の助字マ「無」無」」は〈となくとなく〉と読み、「てある程度長い旬の上に置くか、「莫不」な毋 意を表わすが、「勿」との違いは、特定のは 「 <t もも区別なく皆」の意を表わす。「無 = どの一一重否定、または比較・禁止の用法など、 について述べ、他は別項 ( 芻 ) に述べる。 何かしらこみ入った構文に用いられる。「無」面ての禁止てはなく、広く一般のこととして 、 ^ なし〉と読み「有」の対義語て、存在の否一ズとなく〉とも言い、同じ意味。 のつく熟語は無数無限にあるのに、「莫」がっ禁止する用法が多いというただし笏」と嘆 ・つまり物事が存在しないことを示すの無貴無」賤、同為 = 枯堂 くのは「莫大」「莫逆」ぐらいしか見あたらず、通用し、また「無」 9 る点も同じ。 が本羲 ) ここにあげた文字はすべて「無」に音〉〔身分の貴賤にかかわらず、みな同じ しかもやや複な意味 ( あることからもこの事臨」財毋 = 荷得一っ毋 = 苟 よ・フに死ん、てハ目になる。〕 ^ 李・弗 : 古戦 が類似していて、 ^ なし〉という訓のある同系 情が知られる。 場一文〉 統の文字。そのうち「無」は最も用法が広く、 ー、、加減なしかた 〔金銭に対してよ、、、 音 マ「無 = < 不新」は〈 < としてせざるはなし〉子日、莫 = 我知一也夫、子貢日、何 他のすべての文字に通する幅がある。 て手に入れようとしてはならない。困 、其莫」知」子也。 し と読み、「てあってしないものはない」、 聖ん = 師 難にあたっては、むやみにげようと つまり「こんなてもする」の意を表わす。 「孔子が言った、「私の理解者がいな 冖聖人には決まった師はいない。〕〈韓 転 してはならない。〕《礼記・曲礼上〉 い。」子貢が言った、「どうして先生 「無ニ無をズとしてなきはなし〉も同じ 愈・師説〉 マ「徴細」「隠徴」などと連用するように、 の理解者がいないなどということがあ マ「無」は広く軽く用いられる助字て「不」の構文て、「 < ( あっててないものはない」の 微 もと、かすかてばんやりしていることを言外 りましよう。」〕《論語・憲間〉 字に通じ、特に存在の否定という意識なく一一重否定の用法のひとつ。 シトシテルハゼ いやしタモ う語。〈ひそかに・ >< かすかに〉という訓力あり、漢 マ〈なかれ〉と読んて禁止を表わす用法。 苟性ニ其養一無 = 物不レ長。 「 : : : てない」の意にとってよい場合もある。 シムルコトキ クムルコトク 転じて「なし」また「あらず」の意に用いる。実常 、 , よ生長し 臥 = 沙場一君莫」笑。 〔ー 0 しも育て亠力が - フまくしーー 君食無」求飽、居無」求レ安。 「酔「て砂漠に倒れてしまっても、諸際には、〈なかりせば〉と読み、「本当はあ 0 たは ないものはない。〕〈盃子・告子上〉 〔君子は食事にあたっては満腹を求め ことだが仮になかったとしてみると」という意 君どうか笑わないてくれ。〕 ^ 工翰・涼州 マ〈なし〉と読み、もと「存」の対義語て ず、住居については安楽を求めな 味て用いられることが多い。 亡 あったものがなくなることを言うのが本詞〉 。〕 ^ 論語・学而〉 用 ・・はなし〉という比較の構文に管仲一吾其被髪左衽矣。 常 マ〈なく ( ん ) ば〉と読んて、「もしなければ」と秀「亡失」「亡国」などと言う。助字としてはマ个 : : ・より : 冖もし管仲がいなかったとしたら、 いう仮定の意に用いるが、文脈から仮定に読む「無」と同じように用いるが、たとえば次のよう用いる。多く「焉ズこれより〉と呼応する。 - 一シキハこれョり 我々は夷狄の風習のままに、ざんばら の 晋、天下」強」焉。 のてあり、「無」の字自体に仮定の意味が含まな例ては本義をひきずっている。用法は「無」 字 髪に左前の着物を着るようになってい よりずっと狭い 〔晋国よりも強い国は大下にない。〕 れているわけてはない。 ただろう。〕〈論語・憲問〉 子・梁恵王上〉 犠 = 顔回者一・ : : ・不幸短〈物 ' " 矣、 民無レ・信不」立。 マ「莫不」は〈 : : : ざるなし〉と読む一一重否 ~ 丐マこのほかに〈なし ) と読む字には、「末」「罔」 今也則亡。 冖人民は信義がなければ存立しない。〕 シルハラてつニ 「蔑」「靡」などがある。 天下之車、莫レ不」山轍。 〈論語・顔淵〉 氤回という者がいました。・ : ・ : 不幸 マ否定の用法についてはネ」の項 ( ) もあわ にも短命て死んて今はおりませ 〔天下の車て、わだちを通らないもの マ ^ なかれ〉と読んて禁止の意を表わす。禁止 せて参照のこと。 はよい。ズ蘇洵・名 = 一一子一説〉 を本義とする助字てある「勿」や「毋」などよりん。〕《論語・雍也〉 は意味が弱い。これも文脈から禁止に読むのてマもと「暮」の原字て「日暮れ」の意を表わマ〈なかれ〉と読んて禁止を表わす。ある ことに臨んて、それを禁止する場合に用い ある。 し、仮りて〈なし >< なかれ〉の意に用いる。 カレトスルっトルカ - 一ッ したがって細かく見ると「無」とは徴妙に語感る。そのほか、 ^ なし〉と読んて「無」に通じて 無レ友ニ不レ如レ己者 1 が異なる。「無」は存在しないことを単にすら用いられるが、この用法は狭い。 冖自分より劣った者を友にしてはなら 2 【】 289
同訓災義一はかるーはた のはこ 応じてほどよいところを考え 〔甫〕物の大きくなるはじめ「年〔赧〕はじて赤面する意「ー然」 4 〔咨〕〔諮〕といはかる、意見を もとめる意「諮問」 る意、また変通自在な権〔〕文書をいれる竹製のはこ 〔魂〕〔愧〕自分のみぐるしいこ 謀の意「ー称」 とを人に対してはじる意 1 〔筥〕円形のはこ 〔初〕 X 後・終。「はじめの」「はじ 〔商〕あれこれと比較してはかる めて」等と訓じ、それ以後の 「愧死」 意「ー量」 〔諏〕多くの人にといはかる、また〔管〕飯米をいれる竹製のはこ 多くの人がよりあつまって〔匱〕大きなはこ、ひっ 事に対して物事の発端を〔慙〕〔慚〕みずから面目なくは 〔料〕ますめをかぞえる義で、転じ 相談する意「咨ー」 いう。・ : したばかりの意「当 じいる意「慙愧」 て心ではかりみつもる意「ー 〔匳〕化粧道具などをいれるはこ 〔謀〕人と相談し、また心に思案〔篋〕書物などをいれる長方形の ー学」。動詞には用いはせる なりまた「はじめより」と読 する意、広く用いる「ー議」 よこ。小さいはこをいう 〔程〕物事のほどあいをきめる意 〔馳〕〔駛〕はやく車馬をはしら んで、否定を強めるにも用 〔謨〕ひろく大事を相談して定め〔箱〕竹製の箱の義、転じて、広 せる、目ざす方へまっすぐに る意「宏ー」 く物をいれる大きなはこをい 〔規〕法則にあてはめて正しくは はしる意「馳走」 う「ー・篋」 かる意「ー度」 〔議〕より合って事のよしあしをは 〔首〕 X 尾。頭首で、第一の意 〔駆〕馬にむちうってはやくはしら かりきめる意「ー会」 〔節〕円形の竹のはこ 〔測〕水の浅深をはかる義で、転 せる意「ー馳」 じておもいはかる意「不ー」〔籌〕数とりの義で、転じてはかり〔匱〕〔積〕ひきだしばこ 〔創〕〔〕新しくはじめる意〔騁〕目的のところまでい 0 さんに 「創設」 ごとをめぐらす意「ー画」〔滝〕竹製の深いはこ 〔量〕ますめの義で、いつはいの限 まっすぐにはしる意、馳とほ 度をみつもる意「ー知」 〔簟〕竹製の円形の飯びつ「ー〔新〕Ⅱ初。「ー月」 ぼ同じ「ー鶩」 〔端〕物のはしの意から、はじめ、 〔揆〕一つの型にあうかどうかをは 〔驚〕縦横にはせまわる意「馳ー」 〔吐〕 X 呑。ロ中のものをはき出す いとぐちの意「発ー」 かり考える意「ー度」 意「ー瀉」 〔驟〕馳よりはしずかに馬をはしら せる意「馳ー」 〔策〕どうすればよいかを考える、〔喀〕つかえてはき出す意「ー血」〔陛〕土をも 0 たななめの階段、〔肇〕料始。ひらけるはじめ「ー国」 はかりごとの意「画ー」 特に天子の宮殿の階段〔載〕〔哉〕事のはじめの意 〔嘔〕〔欧〕何度もつづけてはく 〔揣〕推量思案する意「ー摩」 はしる 意「嘔吐」 〔羽〕きじの尾羽でつくった、舞 〔評〕楚非を公平にはかる意「ー 〔走〕一直線にかけゑまた、逃げ 〔噴〕勢いよくふき出す意「ー水」〔梯〕はしごの意「雲ー」 楽用のはた る意、広く用いる「奔ー はげしい 〔梁〕川の上を木でわたすかりの 〔旆〕布のおわりの方がわれている 〔略〕土地のさかいをはかりさだめ はしの意「山ー」 はた 〔列〕寒さや風のはげしい意「凜 る意、転じて計画・経営の 〔階〕陛と同じく、上がりおりする〔奔〕〔犇〕前条よりもさらに勢〔旃〕もようのないはた 意「経ー」 ための段の意「ー段」 〔烈〕火の勢いのはけしい意、転 いよくかけ出す意「奔馬」〔旄〕牛の尾などのたれさが 0 たは 〔算〕物の数をかぞえる義で、転 た じて広くはげしい意「ー火」〔橋〕水をわたるはしの意「ー梁」〔趨〕小足にはしる意、貴人の前 じて謀略の意「神ー」 〔厲〕きびしくお 0 そかな意「ー はじめ・はじめる・はじめて をとおる時の動作「ー歩」〔旌〕はたぎおの上に牛の尾をつ 〔詢〕といはかる意「ー謀」 はじる け、これを鳥の羽でかざった 〔一〕数のはじめ、物事のはじめ 〔銓〕はかりの分銅の義で、人物 はた、転じて、あらわす、表彰 〔忸〕〔怩〕〔恵〕はじて気が の才能技量の高下をしら〔劇〕はなはだしい意「ー毒」 する意 ひける意「忸怩、悪然」 〔激〕水の流れをさえぎってその べはかる意「ー衡」 〔元〕物事のはじめ、元は大の義 勢いを増す意、広くはげし で、はじめを尊んでいう「ー〔忤〕心にはじて顔色がかわる、は〔旃〕屯をえがいたはた 〔衡〕はかりのさおの義で、左右を い意に用いる「ー流」 じて赤面する意 〔旌〕亀蛇第えがいたはた ・見くらべて公平にする意 〔始〕 x 末・終。「はじまり」「はじめ〔恥〕〔耻〕心にはずかしく思う〔旗〕熊謇虎をえがいたはた、「は 意「恥心」。耻は俗字 た」類の総称として広く用 る」「はじまる」「はじめて」等 〔億〕あらかじめおしはかる意「ー〔匣〕小さいはこ いる 〔函〕手紙をいれるはこ、ふばこ と訓じ、それ以前の事に対〔辱〕外聞のわるい意「恥ー」 〔権〕さおばかりの分銅の義で、〔匪〕方形の竹製のはこ して物事を開始する意「ー〔羞〕はずかしくて人に顔をあわせ〔旛〕〔幡〕長くたれさがったは た られない意「ー恥」 物の軽重をはかって、時に〔笥〕衣服や飯などをいれる方形
意、流行病でしぬこと「夭 た、形容詞の下にそえる助 〔躁〕 X 静。落着かぬ意「ー急」 〔淪〕水におちて上がれぬ意、転 辞として用いる「率ー」 じて、おちぶれおとろえ、また 〔閙〕〔鬧〕市場などのように 〔蕃〕草のしげる義で、転じて物 のしげく多い意「ー茂、 ほろびる意「沈ー、ー落」〔死〕広く生命をうしなう意「ー 多人数でさわぎみだす意しきりに 「喧鬧」 〔湎〕酒色におばれふける意「沈 〔切〕身にしみるほどさしせまり、 〔没〕〔歿〕生命がおわる意「没 〔蕪〕雑草がおいしげつてあれる 〔擾〕わずらわしくみだれる意「ー つきつめた意 世」 意「荒ー」 乱」 〔湮〕しずみきえてあとかたもなく 〔仍〕前と同じようにつづいての 〔卒〕シナでは大夫の、わが国 なる意「ー減」 〔繁〕 X 簡。しげる意に広く用い、 〔騒〕みだれさわぐ意「ー動」。さ では四位、五位の人の死を わぐ意に広く用いる 転じて物がいりまじってごたした、つ 〔荐〕草のしげる義から転じて、お しかる しかけるようにつぎつぎに、 ごたする意「ー茂、ー囃」〔慕〕その人の人柄をいとしくお 〔崩〕天子の死をいう。わが国で 〔蓊〕〔蔚〕〔欝〕草木がこん 大いにの意 もって忘れぬ意「欣ー」 〔叱〕強くしかる、しかりののしる は天皇・三后の死 〔累〕かさねがさねの意 意「ー呵」 もりしげりあう意「蓊蔚、欝〔恋〕こいこがれゑ心をひかれて 蒼」 〔終〕すべてを全うしてすませた意 〔連〕ひきつづいてたえまのない意 はなれぬ意「ー着」 〔呵〕〔訶〕〔喝〕大声でしか しずか りなじる意「訶止、大喝」〔頻〕たびたび、しばしばの意 しれ」が、つ しのぶ 〔恬〕 XRO 心安らかにしずかな 〔咤〕舌うちしてしかる意 〔若〕つつしんでそのとおりにする、 意「ー泰」 〔忍〕じっとこらえる、がまんする うやまいしたがう意「欽ー」 〔譴〕おちどをとがめてしかる意〔布〕〔敷〕一面にひろくしきの 意「ー耐」 〔徐〕 X 疾。行動がゆるやか、しと べる意「敷衍」 〔服〕つきしたがう意「ー従」 やかな意「ー緩」 ( 偲〕たがいにすすめはげます義、 しかなに 〔宣〕あまねくひろめる意「ー布」 わが国ではおもいしたう意に 身をかえりみずにその事につ 〔而〕上下をつなぐ接続詞で、〔施〕遠方、おしのばす意「ー行」〔寂〕ひ 0 そりとさびしくし 転用した ずかな意「ー宴」 きしたがう意「殉国」 「テ・ニテ・ニシテ・シカシテ・〔席〕しきものの義で、しきものを 〔閑〕〔間〕 x 忙。ひまがあってし しきのべる意「ー巻」 〔従〕 x 違。反対せずについてゆくしばしば シカモ・シカルニ・シカレドモ」 ずかな意「間居」 意「ー者」 〔亟〕「すみやか」とも読み、せっせ などと訓読し、「そうして・そ〔流〕流れるようにあまねくゆきわ とせわしい、ひんはんな意 たる意「ー行」 〔舒〕 X 迫。のびのびとくつろいで〔順〕 x 逆。ま「すぐで道理にさか れで」の意の順接の場合 しずかな意「ー暢」 〔婁〕〔窶〕〔数〕〔驟〕たび らわない意「ー理」 と、「しかるに・しかれども」の〔播〕種をまく義で、そのように広 〔靖〕やすらかな意「ー安」 重なる、たびたびくりかえす くまきちらす意「伝ー」 〔率〕ひきつれられる意「ー由」 意の逆接の場合とがあり、 意 また、文末にそえる助字と〔舗〕〔鋪〕石などをしきならべ〔静〕 X 動。動くことをやめ、さわ〔循〕物にそいしたがう意「ー垣」 る意「舗装」 して用いる「已ー」 ぐことをやめる意「ー止」〔孫〕〔遜〕すなおにヘりくだ 0 しばらく てさからわぬ意「遜弟」 〔然〕「シカ・シカリ・シカレバ・シカ〔藉〕しきものをしく意「ー草」〔謐〕しずかに語る義で、平安の 〔少〕〔少焉〕〔少頃〕〔少間〕〔少 意「静ー」 〔遵〕たっとんでしたがう意「ー シテ・シカルニ・シカレドモ」しげる 選〕すこしの間の意 〔且〕〔姑〕とりあえず、かりに、 などと訓読し、「しかし・それ〔茂〕草・木・竹などのさかんにし〔闃〕人けがなくてしずかな意「ー 寂」 〔随〕あるものにまかせてその意志 まあ当分、まあしばらくなど なのに・してみると」などの意 げる意、また転じて才徳の のままについてゆく意「ー の意 に用いる。前条と同じであ すぐれている意「ー竹、ーしずむ・しずめる るが、やや重い。また状態を 〔頃〕〔頃之〕〔頃刻〕ほどあって、 〔沈〕 X 浮。水の底におちゑまた しばらくしての意、また、この あらわす接尾語として用い〔滋〕水がものをうるおす義で、物 おぼれふける意、広く用いるしぬ のましひろがる意「ー蔓」 ごろの意 る「自ー」 「ー没、ー溺」 〔亡〕生命をうしなう意「死ー」 〔爾〕前条と同じ。また、「シカ・シ〔孳〕畜類の子がふえる意「ー 〔没〕 x 出。水の底にしずみかくれ〔夭〕天寿を全うしない、わかじに〔須〕〔須臾〕・〔斯〕〔斯須〕ほ 5 んの少しの間、かたときの間 7 カク」と訓読し、かくのごと の意「ー折」 て上から見えぬ意、転じて の意 しの意に用いる「云ー」。ま〔稠〕 X 稀。こみあってしげる意 なくなる、ほろびる意「ー落」〔札〕前条に同じくわかじにの 同訓界義一さわぐーしばらく
同調異義一めぐるーやせる 0 〔匝〕〔周〕ぐるりとひとまわり〔如〕〔若〕実際にはないこと で、まじりけのない意に広く〔払〕反対にさからう意、悖よりやすい を、かりにありとするならばの 軽い「ー逆」 用いる「ー一」 する意「周回」 〔安〕 X 危。あふなげなく、気がか 1 意。また、或と通用する 〔戻〕〔盤〕 X 和。ねじまがりそ 〔回〕〔廻〕まるくぐるぐるまわ もてあそぶ りのない意、広く用いる「ー むく意「背戻」 ってもとにかえる意「回転」〔即〕〔則〕万が一の意 〔弄〕手にとっておもちゃにすゑ 〔借〕〔設〕〔設若〕〔設使〕〔設 〔巡〕見まわる意「ー視」 ひいて、なぶりものにする意〔悖〕強く道理にさからいそむく 〔妥〕おだやかにやすらかな意「ー 意「ー逆」 〔紆〕〔〕曲がりめぐる意「紆為〕「たとい」とも読み ' かりに・ 「ー月、愚ー」 だとすれば、たとえ : ・でもの 曲、榮回」 〔玩〕みたりなでたりして、あそびな〔很〕ねじけていじのわるい意「ー 〔易〕 X 難。ものがしやすい意「平 意 〔旋〕物がぐるぐるいくたびもまわ ぐさむ意「ー具」 る意「ー回」 〔僴〕〔儼〕〔脱〕ひょっとし 〔泰〕ゆったりとしておちつきのあ 〔翫〕物になれてもてあそぶ意「ー〔愎〕かたいじで他人のいうことを て、万一にも、もしそうなれ きかぬ意「剛ー」 〔循〕ものにつきしたがってまわる る意「ー然」 ばの意。如・若より重い 意「ー環」 ・もご・もどトり もの 〔康〕苦労がなくやすらかな意 〔運〕めぐりうつる、めぐり行く意もって 〔元〕はじめ、はじまりの意「ー日」〔物〕天地間のありとあらゆるも の、有形無形の万象の意、〔逸〕〔佚〕やすらかにたのしむ 〔以〕「をもちいて」「を」の意にひ〔本〕同じ事物のあとさき 〔斡〕めぐりうつる意「ー旋」 また、ことの意「万ー」 意「逸楽」 ろく用いる。また、「て」「で」 につレていう 〔圜〕天体のまるい義で、転じて 「に」「にして」「であるのに」 〔者〕人をさしていい、また事物の〔靖〕静かにやすらかな意、また、 〔旧〕 X 新。まえ、むかしの意 ぐるぐるまわる意「ー流」 世が治まってやすらかな意 場合には、この物あの物と 「でありながら」「よって」「た〔固〕元来・もとからの意。また 〔環〕とりかこむ意「ー視」 めに」などの意 はっきり指示し、他と区別 「もとより」とも読み、もちろ んの意 〔繞〕〔澆〕物のまわりをはなれ〔用〕〔庸〕「をもちいて」の意、 し、あるいは説明するときに〔綏〕車中にたれているひもの義 ずにまわる意「遶樹」 前条より重くて狭い で、転じてやすらかな意「ー 用いる 〔故〕今に対して、以前の意 めす 〔式〕Ⅱ用。詩に多く用いる 〔原〕水源の義で、もとへさかのぼ る、本来はの意「ー本」 〔寧〕やすらかにおちつく意「ー 〔召〕上のものが下のものをよびよ〔将〕たずさえる・ひきいるの義か せる意「ー致」 ら、「てもって」「によって」な〔素〕つわづねの意「平ー」 〔辟〕君、王が野にある賢者をめし どの意、また、以と同じく〔雅〕前条に同じ やすむ 〔矢〕やの総名 よせる意「ー召」 「・ : : ・をば」の意 ・もどめる 〔箭〕竹でつくったや。一説に、関〔休〕仕事をやめてやすむ意「ー 〔聘〕礼物をおくって人をまねき、もつども 東 ( 函谷関から東 ) では矢、 〔干〕むりにもとめる意「ー禄」 関西では箭というとも 〔息〕一息いれてやすむ意「休ー」 また女をめとる意「ー用」〔尤〕はなはだの意で、すぐれてふ〔求〕さがしもとめる、かいもとめる 〔徴〕君主・官府が用のあるもの つうとちがう意「ー物」 〔憩〕足をとめてやすみとどまる意 意、広く用いる「追ー」やく をめしだす意「ー用」 〔最〕どれよりも、第一、至極の〔要〕〔徼〕〔邀〕まちかまえて〔灼〕熱しあぶる意「ー熱」 もえる 意「ー上」 むかえいれる意「要請、邀〔炮〕物をつつんでやく、また、丸やせる 〔炎〕ほのおがもえ上がる意「ー やきにする意 もつば、ら 〔瘠〕 X 肥。からだがやせて細くな 上」 る意、次条より軽い。また、 〔一〕〔壱〕純一でまじりけや分〔索〕〔覓〕〔覓〕さがしもとめ〔烙〕鉄を熱してからだにやきつけ 〔萌〕草の芽のさきが出かかる意 る意「探索、覓路」 地味のわるい意「ー馬、 かれのない意「一心、壱意」 る意「ー印」 土」 〔専〕〔顎〕一すじで、一一つ三つ〔需〕〔須〕ぜひとも必要として〔綷〕刃物にやきをいれる、また、 もとめる意「需要、須要」 〔然〕〔燃〕火がもえる意「燃 には分かれない意、また、前 やきこがす意「ー掌」 〔痩〕前条と同じで、さらにはなは 条と同しく純一でまじりけ だしい意「ー齲」 〔徴〕自分のほうへひきつけもとめ〔焼〕〔焚〕〔燔〕もやす意で、 る意「ー収」 〔燎〕火がもえひろがる意「ー原」 のない意「専門、専一」 焼は広く用いる「焼失、焚〔憔〕〔羸〕やせおとろえる意 書、燔減」 〔純〕 X 雑。まじりけのない糸の義もどる 「憔悴、羸兵」 ャ行 や
われたが、作者の官名には当時以後に設けら O 漢ュ ( イ ) ウ呉ュ宥 (D ュズ④現 操のかたいもののたとえ。側柏「松ー」 0 〔日〕 品格①身分もと。根本。易、繋辞「謙、徳 5 一坦 〇呉ジ ( ヂ ) ク漢チク囚屋みかんより カシワ ( ハ ) 。かしわぎ。もちがしわ。かしわもちの れたものがあるので、信じがたいというのが近ご之ー也」 ろの説である 包みに使われる、山野自生の落葉樹。漢名は 「側ー も大きく、黄色で、皮にでこぼこがある実がな文 季〔形声、丙仏が音 なく、槲は誤用 CiD> 迫。せまる △水ー、石ー、竹ー、松ー、香ー、扁ー、【柄用】荿重く用いられて権力をふるう。漢る木 @柚の実。皮をそいで、おっゅなどに、香 (D え。ほこ・おのなどの柄書、谷永伝「永知三王鳳方見ニーーこ 料として入れる 0 たてまき。機織りの縦糸を 〔字〔返形声、白ハが音 5 一秘立 〔柏台】づ柏臺。Ⅱ柏府フ : 御史台の別 0 ゆだめ。弓のゆがみを直【柄臣】爾権力の強い臣。権臣。漢書、朱雲〔字〕返形声、由が音 L 巻く具「杼ー」漢 名 △杼ー、臭ー、橘ー L す具伝「賎人圖ニーー「則國家搖動」 名。漢代に、この庁の庭に柏が多かったために一〔形声、必の転音が音 柳とは人 いわれる。宋之問、和ニ姚給事寓直之作一「ー (D 欄干のあし 0 いかだ 漢リュ ( リ ) ウ 、談ー、権ー 5 府受 うてな。花萼のふさ。花 政ー、笑ー、話ー 有別〇柳ん ー遷レ鳥茂、蘭署得レ人芳」 「伯林 (D 盤。碁盤・将 房 3@ゅづか。弓の握る部分。 は本字、乳 〔柏林〕 Be ュ一 n の音訳。ドイツの都会の名。 5 一秤「イ受 呉ビョ ( ャ ) ウ棋盤など「碁ー 栁は俗字 (D ャナギ④しだれやなぎ。シナからは音 一柏悦新御史台に植えてある柏の木が茂〔字〕〔返形声、付フが音 いった落葉樹@ゃなぎ科の植物の総称 0 星 る。蘇味道、使ニ嶺南一聞ュ崔馬二御史並 柄は旧〔す形声、平ハが音 L 棋ー」 0 碁の一局 し 漢ヘイ 敬字 O 工。 O 漢ホ ( ハ ) ウ呉ヒョ ( へ ) ウ肴 (I) 落の名。・二十八宿の一。ぬりこ姓の一 拝ニ台郎一「故林懷ニーー「新幄阻ニ蘭薫こ 呉ヒョ ( ャ ) ウ 5 一 とって。 1 柏梁臺。漢ノ武帝が長安 〇漢呉フ虞・漢フウ呉プ尤葉樹〔襾返形声、卯の転音が音 〔柏梁台 ) イ 城内に、柏材で造ったごてんの名 器物のとって。把手。つか 0 ちから。執って動の名。なら。ははそ『楢 0 太鼓のばち。日桴 3 【柳下恵づ柳下惠。春秋魯の大夫、展 禽ハ。柳樹の下に住んでいたからの称。なんど 柏梁體。漢ノ武帝柏梁かす力。権。権力。勢力「権ー」執って用季「返形声、包が音 〔柏梁体〕イ 排斥されても、信念をもって職を去らなかった字 台に群臣を召し、七言の聯 ~ 句を作らせたと いるもの。材料「話ー、談ー」 @〔日〕ガラ④一枹鼓諤〇ばちと太と。国語、斉「執ニー リ、ア 1 柳公權。中唐のころの書漢 きの詩の体。古来七言詩の最古のものともい 体格。からだ@ようす。体裁模様〇性質。 「立ニ於軍門こ 0 戦争のたとえ 4 【柳公権】コ のだ。ズ韓愈・師説〉 マ〈たがいに〉と読む。本来、ものが入れ 〈あい・たがいに〉 違いに食いこんていることを一言う明した嘆 マ〈あい〉と読んても「たがいに」の意てはなく、 た力いに」の意味の文字。「相」は用法が広く、 た力いに聞きあえるが、人民は老いて動作が一方的に行なわれる場合に用いる例があがって「相」より意味は限定され、「かわるがわ常 注意を要する。 る。ただしこれは自分一人て行なわれる紹にるに」「たがいちがいに」の意を表わす。等量の 死ぬまてたがいに行き来しない。〕〈老 子・八ャ〉 マ〈あい〉と読み、「相互」と連用するよう は用いず、必ず相手があり、その相手にはたらものをやりとりする、というのが基本的な語感の に、「たがいに」の意を表わす。もと「み「相与」と連用するように、「いっしょに」「みきかける場合に限られる。「相」の本義は「みて、「相」よりは具体的な動きを伴うイメージ親 る」意の実字て、転じて両方からかかりあう意な」の意に用いる。 る」または「たすける」てあり、本米、相手を意がある。「相」にはやりとりするという意味あ ともニル の助字として用いるもの。したがって「互」よ飛鳥相与還。 識したうえて動作が一亠島に行なわれることをいはなく、したがって「互恵」「互譲」とは言う り含むニュアンスに幅があり、 一一員 - フことばてあるから、こういう用法もあるわが、「互思」愛」とは言わず、「相思」「相愛」 いくつかの意味冖飛鳥がみないっしょに巣にかえって けてある。「相」の字に「私」または「あなた」とというわけてある。 があるが、相手を意識してその上てどうこうすゆく。〕《陶・飲酒〉 る、というのが基本的な語感てある。「相思」マ「相似」「相若」と連用するように、「・ : に同いう訳語をあててみるとうまく訳せることが多漁歌互答。 「相対」などと熟す。 じ」「・ : ・ : に似る」の意を表わす。 〔漁師の歌声が、あちこちてかけ合い タリチ 隣国相弘、鶏大相聞、民一 ' 老一 明月来相照。 彼与」彼年相を也、道相似也。 をしている。〕《范仲淹・岳陽楼記〉 不ニ相往来 1 冖明月がやって来て私を照らしてくれ 〔あの人とあの人とは年齢が同じくら 宀隣国がたがいに望まれ、鶏大の声が いて学問道徳の程度も似たようなも る。〕 ^ 王維・竹里館〉 4 【木〈左 5 ハクーリュウ 【柳】 765
漢キョスソ④もすそ。着物現 人。貧しく卑しい人 3 黒ずんだ黄色。かっ色だにびったり合わない着物。麻袋の上部と両 〔〔形声、卦が音 8 毎デ鯊一 の下辺 @〔日〕山のふ 褐 ( 9 画 ) は旧〔冖返形声、旧字の曷「が音 わきに穴をあけ、頭からかぶる貧者の服 0 同 漢カッ もと 0 着物の前えり 文 囚曷字 (I) そまつな【褐夫ッ日褐父プ。いやしく貧しい男。身分上のような着物を着ゑ貧しく、身分の卑しい 〔序〔返形声、居が音 着物。あらい の低い人。褐を着る男の意。孟子、公孫丑人。孟子、公孫丑「自反而不」縮、雖ニーーー「 吾不」惴焉」 繊維や、あらい毛で織った衣服「短 ) ー」 0 「親」刺ニ萬乘之君「若」刺ニー 〔裾野そ〇火山の溶岩が流れてできたふも 字 との原野 0 山のふもとの野 △毛ー、皮ー、粗ー、釈ー、敝ー、短ー 身分が低い人の着る着物。史記、留侯世家【褐色】芻ク黒ずんだ茶色 〔裾裾 ) 着物がりつはなさま。荀子、子道名 「有ニ一老父衣ー」そまつな着物を着る【褐寛博】 O そまつな、だぶだぶした、から しケンイ わると他人に支配される。〕〈史記・項羽 てある。〕 ^ 史記・高祖紀〉 紀》 マ次に受身の助字や構又を用いず、文脈上、受音 新住被・見・為・・ 3 マ右の構文て「所」が省略され「為ニことな身に読む場合があるが、特に任免・賞罰に関す 〈る〉または〈らる〉と読んて受身を表わす助字。 に、「見」がついて受身を表わす熟語はない。 し ることがある。この場合「」が「所」」の意る動詞は原則としてそのような使われ方をす そのうち「被」「見」の一一字と「為」「所」の二字とまた、好ましい事態の受身にも用いられるとい ゼラル ては受身を表わす機能が異なる。関連して、一う点も「被」とは異なる。しかし実際は区別を味まて含んていると考えられる。またこれをる。つまり単独て「命」のように用いるのては ルトズル 意識せず、通じて用いられる。 「為二こ ^ にせられる〉と読むこともああり、「被レ命」とか「為」所」命」とかいう言い 般的な受身の用法についてもふれる。 外 るが、その場合ても「為」の字自体が受身の意方はほとんどしない。後者のように受身てある マ「被」はもとは寝衣をいう語。そこから言而見レ用、終身無」難、臣何 字 被 味をもっているのてはなく、構文全体として受ことをはっきり一「〔う表現は、キ動者に対して被漢 「おおいかぶせる」意の動詞となり、転じて死焉。 「こうむる」「人から何かされる」意味の助字と 〔進言が主君に採用されれば一生患難身の意味があるのてそのように読むことにした動者が暗に自分の存在を強く主張することにつ常 ながる。任免・賞罰の主動者は大体において天 がありません。私はどうして死んだり のにすぎない。為 ( ) 参照。 なったもの。「こうむる」とい - フもとの動詞の シテカラタ 子や王保てあるから、被動者には自分を押し出 兎不レ可ニ復得一而身為ニ宋国笑 1 意味がひびいているため、意味が重く、またも いたしましょ - フ。〕〈説苑・臣術〉 すことをはばかる心理がはたらき、このような嘆 つばら好ましくない事態の受身に用いられる。右の例文ては、「用いられる」というのは自分〔兎は一一度と手に入れられず、自分は フルトテ るルコトラ 況復秦兵耐ニ苦戦「被レ駆不い にとって好ましい事態てあるし、主君が用いる宋国の人々に笑われた。〕 ^ 韓非子・五蠧》表現が慣用化されて定着したものと考えられ常 ラトニ ということと同時に、臣下の方からもかかわっ厚各み」既、荐見。 異二大与レ鶏。 ていく意味あいがある。こういう文脈て「被」 冖びどい方は殺され、軽い方ても疑わ 冖そのうえ、秦の地方の兵は苦戦にも セラル 「族」などの動詞がそれてある。 耐えるというのて、大や鶏などのよう を使うことはない。 れた。ズ韓非子・説難〉 親 ゼみル ル′トスル マ「為ニ < 所レ」の形て受身を表マ同じく「為ニ < 所。」の構文て「為」が省略項氏世世為ニ楚将一封一一於項 1 に駆りたてられる。〕《杜甫・兵車行〉 為・所 もとは「見る」意味の実字てこちらか わす。「所」は動作の対象を示すされ、「所レ」を ^ せらる〉と読むことがあ殯氏は代々楚の将軍をつとめた家が らて項の地に封ぜられた。〕《史記・項 らあちらを見ることは、あちらからは見ら助字 ( ) 。したがって、「 << がという動作をる。対象を示すことから意味をとって受身に読 れることになる。そこから転じて受身の助字にする対象にみる」ということから、「 < にさむのてあり、「所」の字自体に受身の意味があ羽紀〉 なったもの。つまり「そういう目を見る」ことれる」意味の受身になる。「為」や「所」の字自体るのてないことは上述のとおり。所 ( 期 ) 参照。マ他に「遇」も〈らる〉と読んて受身を表わし、 ノ十ルニ 「於」も「ニ於 << この形て受身に用いる。別項 「被」が一方的に向こうから行なわれに受身の意味があるのてはなく、構文の上て受由 = 所」殺白帝子、殺者赤帝子一 - 一とうとブ ( ) を参照のこと。 故 -2-: レ赤。 る強い受身なのに対し、「見」は一部こちらか身を結果するのてある。 ルレハチル′トスル らもかかわっていく意味あいがある。したがっ先即制レ人、後則為ニ人所レ制。 〔殺された蛇は白帝の子、殺したのは 赤帝の子てあったのて、赤を尊んだの て「被害」「被災」などの熟語はたくさんあるの〔先手をとると人を支配し、後手にま 5 子】 8 カイーキョ らルレバ セラル セうル 887