らいさんもん あみだ 阿弥陀さまの御前て、礼讃文を唱えます。 しようこう ⑤お誓いのこどば ( 別掲② ) 園児は静かに園長先生のお焼香や作法中 の姿を合掌して見守リます。 私たちは仏」 ( のおそばにい ( す・ らいさんもん 私たらは仏さまの教えを守リます。 「礼讃文」 ( 別掲① ) われ今幸に 私たちはみんな仲良くします。 まこどのみ法を聞いて ーり・なきいの争っ一た《わり・ 「お誓いのこどば」は、司会の声掛けて 全園児が唱和します。一句一句、意味を理 如来の大悲にいだ、 解して、はっきリどした口調て、ていねい 安らかに日々をおくる ~ 諟ん。て に唱和します。そして、司会の「礼拝」の 深きめぐみをよろこひ 声て全員がそろえて礼拝します。 尊きみ教えをいたヾきまつらん 讃歌・合掌・礼拝 なもあみだぶ 仏さまのお徳を讃える歌が仏教讃歌て 園長先生が「南無阿弥陀仏」ど唱え、続 いて全員が復唱します。それを三回繰リ返す。合掌をして、みんなが仲良く元気に生 します かされているよろこびを歌う気持ちて、き れいな声てこころを一つにして歌います。 一五四
ちょうはい 三十七、朝拝の心得・作法・讃歌 ( 幼稚園 ) 一、朝拝の次第 ( 讃歌「衆会」 ) 園児入場 献灯・献華・献香 ( 讃歌「おはなあげよ」 ) 献華は年長の献華係 9 名 ( 各クラス 3 名 ) が行う。 ( 2 ) ( 1 ) ( 4 ) ( 3 ) 黙念 はじめの、一 = ロ葉 「これから朝拝をはじめます。」 ( 讃歌「ほどけさま」斉唱 ) 6 合掌 〔園長先生〕 焼香・礼讃文〈別掲①〉・念仏 ⑦お誓いのこどば〈別掲②〉 し羊・ 、不才 - 園長先生のお話 ( 各学年の歌など ) ⑩合掌 ( 讃歌「仏さま」斉唱、「恩徳讃」味わう ) ・は、、スー上イ・ g おわリの言葉 「これて朝拝を終わリます。」 ( 讃歌「真宀工不歌」 ) 園児退場 献華係は、各クラスに献華花を配る。 ニ、払事の心得 仏事に参加する前の準備 らいはい 礼拝が始まる十分前には手洗いなどを済 ませ、各保育室て着座して待ちましよう。 このどきもなせ礼拝するのか、また参加 てきるこどのよろこひや期待などを話し合 ( 1 ③
気持ちを整えるこどが大切てす。 香を事前に準備して香炉に香炭を着火して 献灯・献華・献香 もくねん 3 黙念 丁は、お仏 ~ のろ・つそ ~ 、に先に明かリ あみだ を灯すこどてす。阿弥陀さまの智恵の光て 園児が入場して整列するど、ざわっい 暗闇を明々ど照らしてくださるこどの喜び リします。目を閉じさせ気持ちを落ち着か を表しています。 ここて默 2 を一し《 せて参加てきるように 献華は、花を胸の前て両手てしつかリ持す。「心静かにお参リをする」どいう意味 ち、讃歌『おはなあげよ』の曲に合わせ、 も含まれています。お参リのおごそかな雰 囲〃」作るトつにーしーしょ・つ。 しようこうらいさんもんねんぶつ ます。階段は、左足から一段ずつ登っては 焼香・礼讃文・念仏 右足をそろえて壇上に立ちます。続いてお 仏壇一歩手前にニ人揃って整列し、一礼し 先ずお仏壇のニ、三歩手前て立ち止まリ、 こうごう て花を立て合掌礼拝します。引き続き左足 一礼した後、前に進み出ます。次に香盒の こうろ から一段ずつ降リては右足をそろえて階段蓋をどリ、香をつまみそのまま香を香炉て らいはい こうご、つふた 下に整列します。 焚き、香盒の蓋をして静かに合掌礼拝しま こうごう す。続いて園長先生または主事の先生は、 献香は、香盒を持参する作法は省き、お ふた 0 こうろ こうたん
合掌・礼拝 合掌は、指をそろえて仲ばし、手のひ ねんじゅ らを静かに合わせます。両手に念珠をか 親指て軽くおさえます。両ひじを軽く 体にそえ、合わせた両手を、胸の真ん中に つけ、指先は体ど約四十五度の角度にしま す。そ・つして仏さまのお姿を見ながら、お 福摂は、ムロ堂・したまま上体をゆっくリ勺 四十五度の角度て前へかたむけ礼をし、静 かにはじめの姿勢にもどしてから、両手を そっどおろします。園長先生父は主事の先 生がおられるどきには、その先生に合わせ て合掌・礼拝をしましよう。 一五七
じかく ぎよ、つじ しゅ、つ、よ、つ強 - よう・いく 「教育は人格を自覚させ、知性ど能力を啓 三十ニ、宗教教育ど宗教行事 発し、人間形成を目ざしているもの」 あひひょうか ど或る批評家はいっていますが、一応この わが校風は、創立者高楠順次郎先生のたか しんらん しんねんゆらい りそう 、、一 = ロ念に由来しています。親鸞ように考えてみるこども良いてしよう。 しようにん しかし最もよい教育は、そのような理想 聖人の説かれた教えは、人間をひどしく完 成にみらびく煎てあって、人間を平茴の価値を、どのようにして実現させるかにあリます。 にまて高める教えてす。高楠先生が仏教主義宗教は教育のささえどなるこどによって、 による本学院をはじめられたのはこのよう教育をみのらせ、教育は正しく実現された宗 わこうど な道を、若人にったえ、どもに「心の自由」教のはたらきを通して、宗教の人間生活に対 やくわり そう して果すべき役割の重要な一面を実証するこ をえて、他の幸せをすすめ、明るい世界が創 こいねが どかてきるのてす。このように宗教ど教育が 造されてゆくこどを、希われたからてす。 ここにいわれる「心の自由」は宗教教育一体どなるこどは、教育を片寄ったものにし こんげん ないため、きわめて大切なこどてす。宗教教 の根原てあるどいえます・。 じようしき 現在の常識どしては、宗教ど教育どはそれ育が広く社会て関心を持たれるようになった とうぜん きのう ぞれ別の機能をもつものど考えられています。のも当然のこどてしよう。 みと かち 「宗教は人間の価値を最大限に認め、人間 きは、つゆ、つき 完成についての希望ど勇気を与えるもの」 ぞう はっ じんかく
校章の由来 しやくそん はだいじ こんごうはうざ 釈尊は菩提樹のもど金剛宝座において、 めいそう あかっきみよう 最後の暝想に入られ、十ニ月八日の暁の明 じようとうてん 星か東天にきらめくどき「さどリ」をひら かれた「菩提樹」ど「暁の明星」どは釈尊 がくそたかくす の「さどリ」を表わすものどして学祖高楠 先生か校章ど定められたものてある。 こうしようゆらい
十一、四弘誓願 ( 礼讃歌 ) 仏 ( 礼讃歌 ) 十二、念 十三、学祖高楠順次郎先生奨励の「五戒」 十四、生活信条 ( 親鸞聖人の教え ) 十五、食事のことば 十六、正信偈 ( その一 ) ( その一 I) 十七、しんじんのうた ( 礼讃歌 ) 十八、讃仏偈 十九、さんだんのうた ( 礼讃歌 ) 二十、重誓偈 二十一、ちかいのうた ( 礼讃歌 ) 二十三、らいはいのうた ( 礼讃歌 ) 二十四、正信偈〔書き下し・意訳〕 八七六六五五四四 〇九八七六五四 八八六六四
- てつ、わ等、 ( ーしょ・つ 段ずつ歩をそろえて降リる ) もどの席につ ちょうはい 等ト亠 , 三ホームルーム朝拝の作法 工終了後の片付け こうろ ちょうはい お仏壇の上下の燭の火を消し、香炉の講堂朝拝以外の日はホームルームて朝拝を ろう、′、 中の始末 ( 燃え残リを消す ) をし、燭行います。この場合の作法は次の通リてす。 かひんこうろぶつだん とびら ちょうはい 立、花瓶、香炉を仏壇の中に納めて扉をし 朝拝開始のベルが鳴ったら着席し、静 まえじよく め、前卓の上に残されたものは全部元通リ かに始まリを待ちます。なお、理番は前 ろうそく ある 引出しの中に入れます。 ( 鑞燭立の中、或 に進み生徒の方に向いて立ちます。 ま、えじよく まえじよく いは前卓の上に落ちたは金具や前卓を傷 放送が始まったら全員起立し、合掌を します つけないよ・つに取っておく ) ろ、っそく さんきえもん 鑞燭等火を使用するのて、当番は細心の ③三帰依文を唱えます。終わったら合掌 注意をはらい、絶対に火気が残るこどのな 礼拝を行い、週番以外は着席します。 もくねん 、よ・つ、その日の - っちに始末し《しょ・つ。 ④黙念をして高楠順次郎先生奨励の「五 ちょうはい 3 翌日の朝拝もどどこおリなく行えるよう 戒」を聞きます。 ろうそく いちゅう 協力して後始末をし、鑞燭の点検をして万 6 終了のアナウンスて全員一揖し、週番 事不備のないようにします。又補充の必要 ど他の生徒が、朝の挨拶を行います。 があれば、早目に係リの先生に申し出て整 0 ろうそく ろ、つ 0
がくそたかくすじゅんじろう 十三、学祖高補順次郎先生奨励の「五戒」 かん きよ、つす・′、 一、今日は少なくども一度、「有難いな」どいう感じを持ちましよう。 おも 医」よ、つすツ、 ニ、今日は少なくども一度、「苦しいな」ど思うこどをやり遂げてみま ゆす 三、入フ日は歩 , な ~ 、ども一度、人に譲リ《しょ・フ。 じぶん ぎのう きのう 四、今日は昨日よりも新しい、何かの知識か技能かを自分のものに致し かた きよ、つ - す / 、 五、今日は少なくども一度、にこやかに、一 ( 『雪頂』一九三〇 ( 昭和五 ) 年、成均学園大宮高等女学校刊 ) 0 0 あたら いちど いちど いちど いちど ありがた くる なに しようれい ちしき ごかい 0 も と
3 進行 ちょうはい かね 朝拝開始の合図どなる鐘を打っこどをは ちょうはい じめ、どどこおリなく朝拝が進行するよう ちょう に注意しましよう。以上の各当番を決め朝 そうごん こわ 拝の荘厳な雰囲気を壊さないためにも事前 に担任の先生の指導 , をいただき、しつかリ 練羽台してお」 ( しょ・つ。 イ開始前の準備 ぶったんとびら お仏壇の扉を正しく開き ( 左右同じに ) ぶったん 毛ばらいどふきん ( 共にお仏壇専用のも ぶつだん まえしよく の ) てお仏壇 ( 上 ) ど前卓 ( 下 ) 及び仏 かひんろうそくたてこうろ こうごう 具 ( 花瓶、燭立、香炉、香盒等 ) をきょ かひん め、花瓶の水をどリかえ、仏具を所定の位 こうろ 置 ( 香炉を中心どして左右均等 ) に整えま ろうそく こうごう 鑞燭を立て香盒等の準備をし、各自の礼 0 0 号 名 香盒 炭 香