ロ 20 年目のありがとう グ 「漫画成人式だね」とか言われて久しぶりにキレちゃったよ。ええ、確かに漫画成人式ですよ。 だらだらニ十年、今年は若い作家に言ってやるんです。 「こちとらおまえが母ちゃんのおつばいチューチュー吸ってた頃から漫画描いてんだよ ! 」 書いてはみたが・・あんまり格好良くない・・。まあ言う人が言えば格好いいんでしようが、おっ ばいチューチュー吸ってた頃尻を出していた人間が言って格好いいわけがありません。おっ ばい吸うのとお尻出すのでは、ほぼ精神年齢はいっしょです。むしろおつばい吸うのは成長の 為の前向きな行為ですが、お尻を出すのは見たまま後ろ向きです。それでも前向きにやって いこうとお尻を出したまま前を向いて怒られたニ十代。僕は漫画成人になれたのでしようか ? 未だに少年誌に居る僕は、大人になれないピーターパンシンドローム。緑のタイツを履いて 君の夢に現れよう。お尻の部分を丸く切り抜いて。さあ、一緒に置険の旅に出かけよう ! 敵は 海賊クック船長。海賊・・海賊・・流行ってますよね海賊。ワンピースの事かああ・・ 一緒に■険の旅に来た読者が寝返りました。海賊の方がいいと寝返りました。 お尻は海賊には勝てない。チンコは美少女に勝てないに続き 2 連敗です。 記事 URL ーコメント ( 0 月トラバ ( の 山下でいいから手伝ってほしい。 GW 前、絶望、じよしらく、改蔵新装版、戦国武将、カフェ店員との KO になどが重なり疲れていたん でしよう。僕にも山下が見えるようになってしまったのです。山下を知らない人に解説すると山下は 前田君が見た、実際いないはずのアシスタントです。寝ぼけて起きてきた前田くんが言いました。 「山下が辞めないなら僕が辞めます」 どうも山下は僕に対して生意気な態度をとったり、仕事を真面目にしなかったりで前田くんに は堪え難い人物だったようです。・・いないんですけどね。でもあまりに山下の事を詳しく聞か されているうちに、なんだか僕まで山下がいるような気になってきてしまったのです。そしてつ いには僕の夢にまで出てくるようになってしまったのです。「言うほど悪いやつじゃないじゃな いか」それが僕の山下に対する印象でした。むしろグズグズして要領得ない前田くんに叱咤 激励してるようにも見えました。 「編されてはいけない ! 山下はそんな奴じゃありません ! あいつは悪いやつです ! ! 」 前田君は完全否定します。いないはずのアシスタントの性格をめぐって、職場が少し険悪な ムードになりました。そこで僕は我に返り、「何いないアシスタントのことで、もめないといけな んだよ」前田君と自らを論し、その場を後にしました。山下なんていない。 ーし・かしそのあと、僕は山下を見ることになるのです。 その日仕事場にはスタッフは誰もいないはずでした。しかし、 2 階に気配がするので、上がって みると僕の席に黒いフードを被った猫背な男が座っているではありませんか。足を投げ出し、 横柄な態度で、こともあろうか新品の消しゴムをカッターで小さく切り刻み、ニャニヤと聞き取 れないような声で何かをつぶやいて・・・・。や・・山下 ! ! お前本当にいたのか ! ! おもむろに振 り向いたフードの中から、瞳孔の開いた前田君が、こちらを見ていた。そう、山下は前田君だっ たのだ。山下は前田君が作り出したもう一人の自分。ファイトクラブでいうところのブラットピ ットだったのです。僕に文句も言うし、悪態もつく。願望が作り出した、もう一人のマッチョな前

田君。それが山下。そして彼は言った 「前田クビにしましようよ」 記事 URL ーコメント ( 0 戸トラバ ( 0 ) 担当 M の憂を その山下の 2P キャラこと前田君が不機嫌なんですよ。「都市にアイドルは 2 つも要らない」っ て・・意味分かんないでしょ ? どうもハロプロ大好きな彼は「じよしらぐの CD に AKB の娘が 起用された事が、どうにも面白くなかったようです。まあそれは置いておいて、なんでそんな事 になったんでしようか ? ー介の吹き出し係には計り知れぬところですが、少しばかり担当さん のフォローをすると絶望のアニメにまで遡ります。 アニメのアフレコで声優さんのスキルの高さに感動した担当氏は「声優さんに落語をやらせ たら面白い ! 新しい ! 」と思ってしまったんです。「久米田さん。声優さんに落語をしてもらい その CD を単行本につけましよう ! 」のりのりの担当 M 氏の情熱を削ぐ事はできず「いいっす ねー」と答えておきました。でもね、皆さん知ってるでしようけど、声優さんの落語ってそんな に新しくもないんです。意気搨々と企画を持っていった音響監督から「別に新しくないから」 と指摘された M 氏は愕然として、ここから迷走が始まります。 CD を付けるには社内で他の 部署との連動も必要らしく、内外問わず関係者に「声優」「アイドル」「モデル」「素人」とい ろんな注文や好みを言われてしまいます。その後、悩んで悩んで出た結論が・・ AKB のキャ スティングだったみたいですよ。 その計算式は他人はおろか、本人にも計り知る事は出来ないと思います。銀魂買うかブリーチ買 うか迷ったあげく、コボちゃん買ってしまうみたいな・・・・。「久米田さん。 AKB にお願いしようと思う んですがどうでしよう ? 」慣悴しきった M 浦氏の顔を見て「いいんじゃないんですか」と答えるのが 精一杯でした。しかし M 浦氏も考えたのでしよう。にれだけではアニメになり声優さんを期待して いた読者に叩かれる」・・・・まだ一巻すら出ていないのにそれも自意識過剰な気がするのですが。 「そうださらに落語を新作のオリジナルにして、批判をかわそう ! 」 ・・そこで僕ですか ? 僕が被らないとだめなんですか ? 高みの見物を決め込んでいた僕に 突然の火の粉が襲いかかってきました・・ ー介の吹き出し係に新作落語を書けと言うの ですか ? 漫画成人式の僕ですが、落語の台本書きに関しては全くの素人ですよ。むちゃ振り にも程があります。確かに漫画界では落伍者ニ十年目のペテランですが、落語に関しては新 人もいいとこ。ああ落語と落伍者をかけたんですね ? それで僕なんですね。 ーそれちっとも笑えないです ! それでもなんとか書きましたよニ本。まあ落語なんて言えるシロモンじゃありませんが・・ の台本、もっと問題なのは素人の書いたものだけあって、無駄に読みにくい。とくにニ本のう ち一本は演じる人間の事を全く考慮していない難儀な文章。これは滑舌のプロに読んでもら うしかないと、またまた三浦さん涙目でこう言いました。 「久米田さん。片方をやつばり声優さんにお願いしようと思うんですがどうでしよう ? 」 ・・いいんじゃないっすかねー」 そう答えるしかありませんでした。三浦さんは悪くないんです。変な本を書いた僕が悪いん です。迷走の資任は僕にあるんです。三浦さんは本当に「じよしらく」を愛してくれています。ど れくらい愛してくれているかというと、絶望の打ち合わせで、「じよしらぐの話しかしないくらい 愛しています。だから三浦さんの Twi れ部にフォローして、フォローしてあげて ! まあでも読者の目線からすると、声優さんがいいとか、 AKB がいいとかいう問題じゃなくて買う のに迷うと思うんですよ。 AKB 好きな人は両方 AKB がいいだろうし、声優さんが好きな人は 両方声優さんがいいだろうし。ぼくも迷うので、みんなを代表してこう言ってやったんです。 「えれびよんを声優に育てるか、さおりんが AKB に入るかどっちかにしてくれよ」ってね ! ( ・・・・呼称合ってる ? ) 記事 URL ーコメント ( 0 戸トラバ ( 0 ) つ・ぷ・や・い・ちゃ・う・そ 僕も Twi れ部やってるんですよ。うな。 NTwittero 壁に向かってっぷやいています。僕の嘆きの壁に ブップッと、ぶっぷっと。壁のブップッに負けないくらいっぷやいてます。 「四十肩、うな。」 「老眼、うな。」

世界に向けてっぷやけばアクティブ。 壁に向けてっぷやけばネガティブ。 そんなの誰が決めたんでしよう。 壁に耳あり、障子に目あり。壁の向こうで聞いてくれている人がいるかもしれません。 ほら、山下からレスがつきました。 「前田不用、なう。」 記事 URL ーコメント ( 0 月トラバ ( の ふみ台天使 今ね、台所の踏み台を買おうと思っているんです。けど、なかなル鞜み台かってれ、んですよ。 ー僕以上の踏み台がないんですよ。いい踏み台でしょ僕。周りだけ幸せになっていく・・ ふと思った。もしかしたら僕は天使なのかもしれません。 「オレ可哀想自虐童話「ふみ台天使」」 羽の小さい小さい天使は、自分では飛ぶことができません。 でも、他の人に一生けんめい織った翼をつけてあげる事はできました。 近くに来る人来る人に、翼をつけてあげました。 ある時、「あなたの仕事に感動したので手伝わせて下さい」 という若者が訪ねて来ました。 天使は嬉しくて自分のありったけの羽を織る知識と技術を伝授しました。 にれで君も羽を織って、人々を幸せにしてやってくれ」と。 しかし若者は織った羽を自分で背負って、 天使をふみ台にして飛んでいってしまいました。 天使は少し悲しくなりました。それでも若者が高く飛んでいって くれたならそれでいいや、とも思いました。 天使はくたびれてやる気をなくしてしまいました。 そろそろ天界に帰りたいなと思ったとき、天国に天使の居場所はもうありませんでした。 天使の居た家に若者が住みついてしまったのです。 やがて若者は天使見習いから大天使になり、地上に信者が沢山増えました。 彼の教えを説いた聖書をひとりで何十冊も買ってくれる信者も現れました。 若者は天国で、たくさんのきれいな声の女神たちと仲良くなりました。 天使はうらまい、と思いつつも、若者の出世をよろこび、 別の土地で静かに暮らしてました。 ところがある日。 事もあろうか若者の狂信者たちが天使に石を投げてきたのです。 「死ねゴミ虫 ! 老害天使 ! 」 天使は飛べないので石でボコボコにされ傷つきました。 ーそれでも天使は若者を恨む事なく羽を織り続けました。 ある時、大きなけがをした、声のいい若者がながされて来ました。 天使は声のいい若者の回復をいのり、 「君なら高く飛べ剳まずだよ」と天使は、しわしょグナんった羽を声、若者にわたしました それを背負うと若者は高く高く飛んでいきました。 声のいい若者は少し申し訳なさそうにこちらを見ました。 天使は言いました。 「高く飛べたのは君のカで羽のおかげではないんだよ、気にしないで行っていいんだよ」と。 でも声のいい若者は地上に舞い戻り飛べない天使の手を掴み 「一緒に飛ぼう」と引っ張りあげてくれました。 天使はそんなに高くはないけれど空を飛ぶことが出来ました。 天使は申し訳なさそうに声のいい若者に言いました。 「僕を気にしなければもっともっと高く飛べるのに」 記事 URL ーコメント ( 0 月トラバ ( の