倉庫 - みる会図書館


検索対象: さよなら絶望先生 第22集
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1. さよなら絶望先生 第22集

ゞ にれ、下の階宛てです・・・」 大丈夫か、日本の物流 ! ? 大丈夫か、下の階の人 ! ? ちなみに前田君史上最大のタブー、絶対に公表してはならない「前田の死海文書」というの があります。絶望先生がアニメになる前に、前田君が妄想で書いた声優のキャスティング表 です。ーー前田君は今の声優さんに失礼だからといって、絶対に出したがりません。唯一つ 分かっているのは、誰一人当たっていないということです。見たいなー。皆さんも見たいと思う でしよう ? 皆で見たいと言えば、出てくるかもしれません。 その機密文書は溶解サービスに出されても、絶対に溶かさないでください。 記事 URL ーコメント ( 0 月トラバ ( の とっておくものと、溶かすものとを分けていたらもう、埒が明かなくなってきました。僕が今一番欲し いものは・・・・倉庫。要るんだか要らないんだか、わカらないものをとりあえす入れておける倉庫。 話「とりあえず倉庫』 漫画家は倉庫を買いました。 捨てるか取っておくか決められず、捨てるに捨てられないものを、とりあえず入れておく倉庫を 買いました。 色々迷ったものを、とりあえず入れておきました。 自分の単行本や生原稿 アシスタントの応募原稿 プロジェクター 血迷って買ったソフアなどなど。 ある時、「遊ぼうよ」と友だちがやってきました。 ー忙しかったので漫画家は友だちをとりあえず倉庫に入れておきました。 ある時、色紙を持ったファンが「サインをください」とやってきました。 一時間がなかったので漫画家はファンをとりあえず倉庫に入れておきました。 ある時、他の雑誌社の編集さんが「描いてよ」とやってきました。 ー余裕がなかったので漫画家は編集さんをとりあえず倉庫に入れておきました。 漫画家はなんでもとりあえず倉庫に入れておきました。 何年かして、漫画家はみるみる暇になりました。仕事が全然なくなりました。 時間ができたので漫画家は倉庫にしまったものを出してみることにしました。 まず、遊んでくれと来た友だちを出してみました。 すると、その友だちには家族ができていました。 奥さんと、子供と幸せそうな家族になっていました。 「ごめん、僕はもう君とは遊べないよ。家族がいるから」 そう言って友だちは倉庫を出て遠くへ行ってしまいました。 漫画家は少し悲しくなりました。でも気を取り直して、 「他にもまだしまったものがあるや」 と今度はサインをもらいにきたファンを倉庫から出してみました。 するとそのファンが持っていた色紙には他の作家のサインが書かれていました。 “畑健ニ郎” 「ごめん、もうあなたのサインはいりません」 そう言ってファンは倉庫を出て遠くへ行ってしまいました。 漫画家はかなり悲しくなりました。それでも気を取り直して、 仕事を頼みに来た編集さんを倉庫から出してみました。 「ごめん、もう君に頼むことはできないんだ、雑誌が無くなってしまったんだ」 そう言って編集さんは倉庫を出て違くへ行ってしまいました。 漫画家は倉庫にしまったもの、次々と出しました。 出すもの出すものが朽ち果て、様変わりして、昔のままではありませんでした。 漫画家は絶望しました。もう死のうと思いました。 すると最後に奥に箱が残っていました。もらったファンレターでした。 ファンレターだけは、昔と変わらす、同じ文章で漫画家を励ましてくれました。 漫画家は死なずに済みました。とりあえず生きていこうと、自ら倉庫に閉じこもりました。 みんなのお手紙と共に・ 久米田先生に動ましのお手紙を ! あて先は、〒 112-8001 東京都文京区音羽講談社 週刊少年マガジン編集部気付久米田康治先生宛 記事 URL ーコメント ( 0 月トラバ ( 0 )