ステアリング - みる会図書館


検索対象: CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号
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1. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

第リを、 1 : 、い 巨大なウイングと超ワイドなホイール / タイヤを収めたリア・フェンタ - の張り出しは、 クレマー K ー最大のアイ・キャッチ・ポイント。ホイールは B B S 宝随きのアルミ製で、 タイヤはヒ。レリ p 7 R 。 0 シプルに富んでいる。 法定速度を軽くオーヴァしてしまう実力は、まさに 911 1 は忠実なまでに理想のコーナリング・ラインをトレ 工ンジン同様、クレマーか、チューニングを行ったサ カレラ譲りのもので、アクセル・ペダルにダイレクト ースしてゆく。だから、すこぶる / ヾワフルなエンジン スペンションは、かなり締め上げられた印象で、直接 に反応するチューニング・エンジン虫特の締ったフィ と、絶対的な制動力を持っプレーキ性能を生かし、コ 身体に響くものではないのだがイ馬虫での乗り心地は非 ーリングと、思い切りの良いカ日速感は、クレマー KI ーナーの直前で充分なプレーキングを行い、立ち上が 常に硬い。また、超偏平タイヤを履くため、走り出し ならではの鋭さを備えたものである。 りでフル・パワーを与えてやれは、、驚くほど速く、し た後はさはど気にならないもののステアリングの切り また、高速道路上で重厚感溢れる乗リ地を提供して かも安定したままコーナーをクリアすることかて、きる。 はしめには極めて重いものか、ある。とは言っても、ロ くれる安定した足まわりは、 K 1 か本領を発揮するよ けれど、タイト・コーナーでは、アクセル・オンで弱 いアンダー・ステアを示し、緩やかにスロットルを閉 ードローラー並みのタイヤを考えれば、不整路面でも うな高速域においても常に変化することがなく、スタ しるとノーズか即座にインを向くボルシェ 911 の挙動変 思いのほかステアリングを取られることカぐ少なく、ま ビリティの高さはノーマルの 911 カレラを軽く凌ぐもの だ。街中ではやや重めに感しられたステアリングも、 化を基本的に受け継ぐため、速い遅いは別にして、低 た、キック・ノヾックカ甘甲えられたステアリングの方を いギアを使い積極的にコーナーにアタックすることも 高く評価すべきであろう。チューニング・カーとは思 高速ではいたって自然なフィーリングに変わる。そし 可能だ。つまり、低いキ、アで少し早目にアンダー て、クレマー・エアロ・キットが組み込まれたボディ えないはどの乗り易さを持ち合わせているクレマー K ・ス は横風に対しても有効で、この日ばかりはノーズが左 テアを出したところで、アクセルをオフにして、 1 だカゞ、左右で 15 申びたリア・フェンダの張り出 ノー ズを内側に引き込む。と、同時にアクセル・べ夕、、ルに 右にフラっくこともなく、安心してステアリングを握 しを気遣いながら走るタウン・ユースは、当然ながら 再び力を込め、微妙な調節に成功すれば、クルマ全体 っていることカ新珀旨だった。かなりのハイ・スピード 得意科目には入れられない。 を保ちながら走行車線を独リ占めすることのできるク 市イ也を抜け、高速道足、と場所を移す。スピード をバランスさせたままコーナー出口へと向かえるのだ。 レマー K 1 は、まさに超音速クルーザーと言うのに相 その際の路面とタイヤの状況は、リアルにステアリン を上げるにつれてゴッゴッしていた乗り心、地はフラッ 応しい。高速道路上で感しられた唯一の不満は、ステ グに伝わって来る。確かに小手先だけの愉しみ方かも トなものに変わり、安定性を高めてくるのがこの種の アリングの陰になってオイル・テンプ・ゲージと、ス 知れないが、クレマー K 1 の . パワーを使い切って走ら スポーツ・カーの持ち味だが、クレマー K 1 では 90km / ピード・メーター右半分が見えないことだけであった。 せるのには、多大な勇気と、それこそ人知れぬほどの h を境として様相ががらりと変化し、 'l も産さを増す。 走り込みを必要とするはすである。 同様にレヴ・カウンターの金十か、 3500r. p. m を越え、 4000 根のワインディング・ロードへ足を踏み入れる。 このクレマーー KI を手に入れるには、 911 ターボ・カ r. p. m に達するやクレマー K 1 は一段と力強い加速を開 剛・生感の高いステアリングは、言うまでもなく K 1 の プリオレを上まわる費用が尼、要だ。けれど、 ' 80 年代に 大きな武器となり、コーナーのひとつひとつを愉しみ 始する。エグゾースト・ノートも 4000r. p. m から上では 入り、イチイチは軟弱になったなどとひとり呟いてい 金属音を伴ったものに変わってゆき、心地よい唸り音 に変えてくれる。フロント 8 J 十 205 / V R 15 、リア 11 . るポルシェ・オーナーには是非 1 度ステアリングを握 5 J 十 285 / 4 OV R 15 という極太サイズのホイールとタ がコクピット全体を包み込んでくれるため、ドライヴ イヤを履くため、通常の ( と言ってもスヒ。ードはかな アはスロットル・ペダルからカを抜くのを思わす躊躇 ってもらいたい 1 台であった KREMER K4 り高い ) コーナリングでは何事も起こらす、ドライヴ してしまうはどだ。 60km/ h で 1 速から 2 速へシフト・ アは狙ったラインに鼻先を向けるた・けで、クレマーー K アップ、そこから 3 速にアップしようと思うころには どんなに高度なチューニングであっても、 そのチュ

2. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

LANCIA THEMA 8 ・ 32 3 思えるはどだった。高速で突起を i 過したときにもポ デイやステアリングに不央な振動は伝わらす、足まわ りがうまく吸収してくれる。 本革製のシートはサイズがたつぶりとした若干堅い ドイツ車風の感触だが、座りごこちは悪くない。何故 かはわからないが、座面が他のテーマより高いのか若 干気になったが、身長 17 & m の筆者でもヘッド・ルーム に余裕があったから問題はないだろう。かえって視界 が良い分だけありがたい。シートは・」で、ノ、イト・ アジャスターが付いていたが、常に最も低い位置にし ておいた。座面の高いおかげで、ドライヴィング・ポ ジションは、寝力、たステアリング・ホイールを - か ら押えつけるようなものになる。しかし不自然さは全 くなくすぐに慣れる。 これまでのテーマよりスポーティに味つけられたサ スペンションによるコーナリングの限界は高く、通常 のスヒ。ードでは殆どプレークしない。 2 速でパワーを かけながら抜けるようなタイト・コーナーではさすが にアンタステアを感じるカゞ、それ以ー } : ではほは、ニュ ートラルに近い、弱いアンダーステアに終始する。ラ ック・アンド・ピニオンのステアリングは、唯一この クルマて、気に入らなかったところである。ステアリン グ・キ、ア比が上げられ、クイックさを増したのは良い のだが、オーヴァ・サーボ気味のイ頃向にある。 i. e. ター ボに比べてかなり軽く、イ域では切りはしめに若干 曖昧な部分も存在した。しかし、これも他のテーマに 比べてという範囲の話で、何故あのよくできたパワー アシストをそのままのフィーリングで 8 ・ 32 にイ寸けなか ったのか、というひとつの疑問として感してしまった にすぎないことなのだ。 容量の大きくなったプレーキにも同じようなことが 言えるのだが、こちらは踏カか軽くなっただけで、微 妙なコントロールも可能で、印象は良かった。 8 ・ 32 が 好むであろう高速域か曲こも安心して全てもイ 右足をゆっくりと深く押し込む楽しみは 8 ・ 32 のオーナ ーにのみ許された禁断の果実だ。僅かにミラー付近か ら発する風切り音が聞こえるぐらいに低い、しかしカ 強いサウンドは、スピードが上がるにつれて、巧みに 隠された本来の姿を象徴するかのように吠え始め、官 能的な加速に身を缶迂る・直さは 8 ・ 32 の独壇場である。 THE LANCIA CHASSIS & BODY ジウジアーロによるボディは、テーマの成功のひと つの建であるカゞ、 8 ・ 32 ももちろんそのフォルムを踏襲 する。また、モノコック・プラス・サプフレームのシ ャシーにも殆ど手を加えることなしに ノヾワフノレな V 8 ユニットを積むことができたという。 サスペンションも基本的に既存のテーマのものを使 用しているカゞ、さすかにいくらかの強イヒか彳了われてい る。前後ともにこれまでと同じマクファーソン・タイ フ。の四輪独立サスペンションは、リンク類が太く強化 され、フロントには新たにスタビライサーカ皀加され た。また、前後のスプリングのノヾネ常数 . 及び 4 本のダ ンパーの成衰力は引き上げられている。 プレーキは当然ながら容量を大きくしている。フロ ントのべンチレーテッド・ディスクの径は、 257mm から 28 m へと大きくなり、ガーリング製フローティング・ キャリノ、一を働かせるためのコントロール、つまりヴ アキューム・サーボの径も 9 インチへと大型イヒされた。 そして、イタリア車としてスタンダード装備するのは 初めてというポッシュ製の A B S がイ寸く。 ホイーノレは 6 J >< 15 のスピードラインのアロイ・ホ ィール、タイヤはテーマ 8 ・ 32 のために開発されたとい う 205 / 55VR15 サイズのグッドイヤー・イーグル VR55 を標準て装備する。 殆ど変史がないというフレームのことを考えると、 ボディ剛性は最も心己なところなのだが、嬉しいこと にそのような印象を試乗した期間中に 1 度たりと感し たことはなかった。かえって i. e. ターポよリ良いように トランク・リッドに格納された工アロフォイル・スポイラーが女可 にして現われるかを示す。この出し入れは、ステアリング・コラム 右側に生えたワイバー・スイッチを捻ることによってマニュアルで 行うことができる。高速 5 でやおらスポイラーを出し、テーマを 変身させ、 V8 に鞭を入れて彳麸売車に後塵を浴びせる楽しみは格別。

3. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

み込まれる。 み合わせで、混雑した者こ、の道や狭い裏道でも、神経 与えられたか、、思いの外ロールは大きい。しかし、さ ホイールは B B S 製メッシュ・タイフ。釘も置アルミで、 すか、にロード・ホールディング、スタビリティともに を磨り減らすことなく走り回ることができる。 前後ともノーマルの 7 J X15 から 8 J XI い、とサイズ・ やはりこのクルマのホーム・グランドは高速 j 首路だ 優れており、パワーと四輪のグリップがよくバランス アップされた。それに伴いタイヤも、フロント 205 / 55 ろう、ということで、ランプウェイを一気に駆け上る。 し終始弱いアンタし一でこなしてしまう。高速コーナー VR16 、リア 225 / 5 ( ) VR16 のポテンサ RE71 へ変更 ートラル、イ馬虫コーナーではアンダーか、 料金所を越えたところでいっきり右足に力を込めて ではよりニ されている。またプレーキは基本的に変更されていな やると、アッという間に前車に追いついてしまう。そ 強めになるのを、ノヾワー・アシストされたラック・ア いが、やはりべース・モデルでオプション装備となっ ンド・ピニオン・ステアリングはイ女少にフィードノ の加速フィーリングは、ターボのような強烈というも ている A B S を、標準で装着する。 クしてくれる。ただもう少し手応えのあるフィーリン のではないか、、ノーマノレ・アスピレーションらしい、 さて、 K 4 のおおまかなスペックはお分りいただけ グだと尚更良かったのだが。アンタを感しながらコ 下から上まで滑るような実にスムーズなものである。 たと思うので、いよいよインプレッションを味わって ーナリング・スピードを上げていくと、ロールはさら しかも街中で感じたよりもさらに軽いフィーリングで みることにする。 に大きくなるが、ロール速度そのものは穏やかな上、 ェンジンは吹け上がるため、非常に心地良いのだ。し サイド・シルより大きく張り出したステップに気を ある程度のところで踏んばってくれるのてし布感はな かし、わが国の法定最高速度である 100km / h では、 2 つけながら、シートに腰を下ろしキーーを捻る。目の前 い。さらにスピードを上げても、スキール音とともに レンジで 3900r. P. m 、 D レンジで 2800r. P. m と、どちら にあるメーターの文字盤やステアリング・スポークに リアがムズッと動き出す不呈度であり、俄オーナーの筆 でも充分に回転マージンがあり、実力の半分も出てい 入れられたクレマーの文字を目にすると、否か、応にも 者が公道て試めせる範囲では、挙動が急激に変化する ない。直進性の良いステアリングに軽く手を添え、法 気分は高まる。水温計の針か動き出したのを見計らっ ようなことは、ます起こり得なかった。 規を守って走るのは、このクルマにとっては実に ; 旦屈 てセレクターを D に入れスタートさせる。 街中、高速道路、ワインディングと、 1 日この K 4 な作業でしかない。 2 . 5 ~ の S O H C ュニットは、ノーマルでも低回転か 一方街中で硬く感じられた乗り心地は、高速に入り とつき合ってみて、改めて 944 の持っ良さを損なうこと ら充分なトルクがあり、それはど回転を上げなくても なく、全ての面におけるポテンシャルを高めているこ 徐々にスピードを増すほどに落ち着きをとり戻す。と スムー - ーズに走ることができるが、 K 4 ではさらに低回 とが分った。この K 4 のようなクルマこそ、まさにチ は言っても、 100km / ・ h 前後のスピードではノーマルに 転でのトルクが厚くなったように感しられるとともに 比べまた市更いという印象で、この足まわりか : 本来の乗 ニング・カーの見本と言えるのではないだろうか。 工ンジンそのものの吹け上がりか 1 随分と軽くなったよ さてこの K4 を手に入れるためには、 1310 万円の投 り味を示すのは、何と法定速度を 30 % もオーヴァして うだ。街中での乗リ心、地は、この種のクルマとしても 資を・必要とする。しかし、この種のクルマについて高 からであった。しかも、このスヒ。ードからの車線変更 比較的ソフトな乗り味を示すノーマルの 944 に比べると、 も、何ら不安なく滑るようなフィーリングで彳予えたの いとか安 : いとかという判断は加えるべきではないと筆 K 4 はかなり硬く締め上げられた、という印象で、ゴ 者は考える。何故なら、男達の夢にイ毎殳はつけられな には、ただただ ! 心、してしまった。 ッゴッと段差や凹凸を忠実にひろってしまう。しかし、 コーナリングの水準は非常に高く、公 - ヒで限界を いのだから・・ K 1 に比べればすっと車輛感覚の擱みやすいボディと 試すことはよほど条件か揃わないとできそうにもない。 ノぐワー・ステアリング、そしてオートマティックの組 強化された足まわりには、リアにもスタビライサーが modern supercars ① インテリアは、ペース車ではオプシ ョン言又疋であるレサー・シート、レサ ・インテリアカ鰾準採用される。シ ートそのものはノーマルだがパワーで 調整でき、サポート性も良好である。 インバネのレイアウトは、基本的に ノーマルと変わらないが、ステアリン グはモモ製の革巻き 3 本スポークのも のに換えられている。 フロントに納められるれ令直 4 S 0 H C 2.5 ユニットは、クレマーのチュ ニングによって、ロ 5PS / 5500 「 . p. rrk 22. g - m / / 4500 「 . p. m へとスーフ。アッ プされている。 クレマー K 4 ・全長、全全高 4240X ロ 35X 4 m ・ホイールペー ス : 240 m ・トレッド ( F/ R ) : 図 75 / 図引 mm ・車輛重量 : 貶 4 g ・ 工ンジン形式 : 令直列 4 気筒 S O H C ・ボア、ストローク : 田 0 x 78 . 9nm ・総排気量 : 247 c ・圧縮比 : . 5 : ー・燃 * 当共給 : ポッシュ L ジェトロ ニック・最高出力 : ロ 5PS / 5500r. p. ・最大トルク : 22. g ー rn / 4500r. p. rT ・トランスミッション形式 : 3 速 A / T ・変速比 : 2 . 引 4 、に 50 仄に 00 〔・ 最終冫成速比 : 3.454 ・ステアリング・ラ ック・アンド・ヒ。ニオン / パワー・サ スペンション形式 : F マクファーソン・ ストラット十コイル / スタビライサー R セミトレーリング・アーム + 横置き トーション・バー / スタビライザー・ プレーキ : F ペンチレイテッド・ディ スク ( A B S ) 、 R ペンチレイテッド・ ディスク ( A B S ) ・ホイール十タイ ヤ : F 8 」 x 十 205 / 55 V R ー釵 R 8 」 x 田十 225 / 50 V R ー価格 : ロ万円 ② 3 ① 3 0 0

4. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

① 3 . 2 び非気量は変わらぬもび ) クレ マーの手により 235PS / 5900r. p. ms 29. g ー m / 4800r. p. m. まてチューン・ アップされたフラット 6 工ンジン。 モ製本革巻きステアリング。ノーマル よ屮」軽のため、却って使い勝手は良 い。メーター内にはクレマーの文字が 印されるが、 6300r. p. m からのレッド・ ゾーン、 26 m / h までのスビード・メ ーター自体は変わらない。 3 同じく標準の電動式本革シート。た っぷりとした座り心地で左右のホー ルドも悪くない。黒のレザーて充ーさ れた室内は、タ見と文的に極めて大 人しい。 クレマー K ー・全長、全幅、全高 : 43 20X 田 00X に 9 n ・ホイー丿い ( ース : 228 m ・トレッド (F/R) : 図引 / 図 6 師・車輛重量 : に 2 g ・エンジン 型式 : 空冷水平対向 6 気筒 SOHC ・ ボア、ストローク : 95.0X74. n ・ 総排気量 : 引 64cc ・圧縮比 : 9.7 共給 : ポッシュ L ジェトロニッ ク・最高出力 : 235PS / 5900r. p. m ・ 最大トルク : 29. g - m / 4800r. p. m ・トランスミッション型式 : 5 段 M/ T ・比・ 3 コ 8 にに 77 に 26 よ 匚圓広 0.78 最終減速比 : 3.444 ・ ステアリング : ラック・アンド・ビニ オン・サスペンション型式 : F マクフ アーソン・ストラット十トーション・ バー / スタビライザー、 R セミトレー リング A アーム十トーション・バー / スタビライザー・プレーキ : F ペンチ レイテッド・ディスク、 R べンチレイ テッド・ディスク・ホイール十タイヤ : F 8 」 x 十 205 / 50 V R ー R Ⅱ . 5 」 x 巧十 285 / 40 V R ・価格 : 幻 90 . 0 万円 ②クレマー K ーに標準で装備されるモ 0 0 3 る。。。 1 い ボルシェ 911 に舞い戻る緊張 ′物 0 クレマー KI か真のボルシェ・ティストを伝えてくれる。 撮 Vt. 劦カ : フジ・モーター ミュージアム The 0 modern superca たものだ。反発力の強いクラッチを床まで踏み込み、 1 の室内は、ェクステリアとは対照的にシンプルなも KREMER KI キ、アをセレクトし、慎重にクラッチを繋ぐ。このデリ のである。クレマーを示す文字は、 VDO 製メーター 1988 年モデノレから正式にカタログ・モデルとなった ケートな作業さえ怠らなければ、トルクフルな KI は ノヾネルとステアリングに印されているだけてイ也には見 ポルシェ 911 フラット・ノーズのスタイルを更に突き進 いかなる時でもスムーズに走り出してくれる。むろん、 当らない。ホールドの良い、たつぶりとした電動本革 めたのカゞ、このクレマー・ロードゴーイング・ノヾージ スタートは、 1000r. p. m を僅かに越えたアイドリング十 シートと、グリップの太いモモ製レザー・ステアリン ョン、 K 1 のスタイリングである。両フェンダーの峰 の回転数で充分だ。 グを装備するコクピットまわりは、たとえノーマルの を取り去り、リトラクタブル・ヘッドランフ。に変更し 5 段マニュアルのキ、ア比は、ファイナルともどもノ ポルシェ 911 から乗り換えても違和感を抱くことはない たフロント・ノース陪 5 分は、 911 フラット・ノーズに比 パネル越しに見えるはす ーマルの 911 カレラと変わるところはない。そして、今 べ、一段と低い印象を受けるが、これは、オイル・ク だろう。ただし、メーター さらそのイ虫トルクの厚さ、そしてスムーズなエンジ の、、峰〃がないため、 911 に馴れたドライヴァはどこか ーラーを内蔵したフロント・スカート、そして丸みを 肩透しを食ったような印象を受けるはすだ。 ンの吹け上がりを云々する気はないが、それにも増し 帯びた左右フェンダーのせいだろう。ひとロで言えば、 てこのクレマー K 1 のフラット 6 ユニットは、イ虫か クレマー・チューンを受けたフラット 6 工ンジンは、 個性的で、押し出しが強いクレマー K 1 のスタイリン いとも簡単に目覚める。排気量は変わらぬものの、圧 らカ強さを発揮する。僅か 2000r. p. m の回転から実用に グだカゞ、何よりも圧倒させられるのは、 11 .5J 十 285 / 縮比を 9.5 から 9.7 : 1 に上け、、カム・シャフトのオー 足りるトルクを発生するばかりか、どこからでも極く 40VR15 という超ワイドなホイールとタイヤを収めたリ あたり前のように 6300r. p. m のレッド・ゾーン目孑卦けて ヴァ・ラップを変更したことにより、ノーマルの 911 カ ア・フェンダーの異常なまでの張り出しと、エンジン・ レラよりも IOPS 、 1 . g ー m 高い 235PS / 5900r. P. 素晴しい吹け上がりをみせるエンジンは、実に扱い易 フード上に鎮座するマッスの大きなウイングだ。もち m 、 29.0kg ー m / 4800r. P. m のノヾワーとトルクを発生す いものだ。一端スタートしてしまえば、街中は 2 速ホ ろん、これだけでも充分すぎるはど通行人の目を引き る。そのエンジンの排気音は明らかにノーマルよりも ールドのままで充分事足りてしまうし、その一方で、 つけてしまう。 大きく、そして低いビートと、ある種の緊張感を伴っ 4 速のまま気楽に流してゆけるはどェンジンはフレキ しかし、プラック・レザーで統一されたクレマー K

5. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

装備ディーラー物価 398 万 片島 874 ー 115 ' 78 / ミニ 1000 検 63 年 10 月白 / 黒 ( トッ 7) ルー・メタ 7 . O 万キロアノレミ・ホイー丿レエ 0791 た 2-3500 ( 19 : 00 ~ 22 : (0) 中西博 〒 275 千葉県習志野市津田沼た 18 ー 27 アコン程度上部品取り用価 15 万相談 ウェーノヾー・キャプレター L C B ナルデ 0474 ー 51 ー 3295 ( 21 : OO ~ 24 ・ OO) 第 〒 175 板橋区徳丸 5 ー 39 ー 18 イ・ステアリング A T S ホイ - 丿レ十ビレリ 三代川雄二 安井佳子 ・タイヤル - キー・マフラーウッド・ 03 ー 932 ー 3364 ノヾネ丿レベレ G ミラーコンポノヾーツ多少 ① ' 85 / VW ビ - ト丿レ LH D 検 62 年 9 月 ' 82 / VW シロッコ GT ー M/T 検 63 年 9 付価 70 万 VW タイフ 1 Ⅱと交換可 べンツ・べージュ 160 c F コニ / / R ビノレ 月白 1 . 0 万キロアノレミ・ホイーノレ十ヒ。レ 〒 847 佐賀県唐津市二タ子 5753 ー 8 シュタイン・ショックエンヒ。 5 スポーク・ リ - ・タイヤフル装備ディーラー物価 0955 ー 73 ー 7914 ()0 : 00 ~ 22 : 00 ) 山下利也 ポリッシュポルシェ 911 メーター U S ウイ 135 万 ンカーメッキ部品多数価 135 万値引可 〒 239 神奈川県横須賀市粟田 2 ー 43 ー 10 ⑩ ' 56 / VW オーヴァル検なし新規登録可 0466 ー 45 ー 2584 ( 会社 ) プルー・メタ F 足廻り OH 済 1 .60 工ンジ ① MG SAFETY FAST/FORD TIMES/ ンエンヒ。 5 スポーク・ポリッシュ純正オ ① ' 74 / ミニ 1000 検なし書類なしアーモ LOTUS DRIVER 1959 ~ 1968 年の広報誌 ープン・トップ F シロッコ・シート価 155 ' 73 / VW ビートル 1303 カプリオレ検 63 年 6 ンド・グリーン / オールド・イングリッシュ・ 価 0 . 3 ~ 1 万 月白走行不明工ンジン O H 済クイツ 万 ホワイト走行不明デロルト・キャプレタ OCARS/CARS ILLSTRATED/MOTOR ク・シフターグランツ・ステアリングア 〒 586 大阪府河内長野市南花台 3 ー 1 ー 4 ー 405 ハイ・ロー・キットモトリタ・レザー RACING/THE MOTOR イ也イ曲 0 . 1 ~ () . 3 万 仲谷啓三 ルミ・ホイールクワイエット・マフラー幌 0721 ー 62 ー 6310 ステアリングプラノヾム・マフラースミス (DMOTOR SPORT / ヾインド 1960 ~ 1976 張替え済価 110 万現金相談 8 連メ - ター外観オリジナル / 腐りなし価 年ミント・コンディション価オ目談 ' 66 / VW タイプ II 検なし受渡し可アイボ 〒 158 世田谷区奥沢た 14 ー 3 OTHE MOTOR / ヾインド 1955 ~ 1965 年 40 万レースをする方 リー / グレー走行不明 150gC 12V 改 ⑩ ' 72 / ホンダ N 360 検なし紺 / 白走行 03 ー間 5-1851 ( 20 : OO ~ 23 : (O) 宝令オ竑佳司 11 年間分ミント・コンディション価 21 万 サファリ・ウインドー価 110 万一見された 不明ツイン・キャプレタ - コンペ・ステ OMOTORRACING / ヾインド 1958 ~ 196 / 74 / V W ビートル 1200 L S 検受渡し赤 し アリングトラスト・センター出しマフラー 年 10 年間分ミント・コンディション価 32 7 . 5 万キロ全塗装済 160Chc F ドロップ 〒 452 名古屋市西区八筋町 445 ノヾケット・シ - ト F 廻り完全加工内装 F 万 052 ー 502 ー 2984 ( 19 : 00 ~ 21 : (0) 堀内範之 ナルディ・ステアリングロナール・ホイー OBMC ST TUNING DATE 価 0. / 万・その バネル加工外観ミニ仕様価 40 万値引可 丿レメッキ・クワイエット・マフラ - コン 〒 324 ー 01 栃木県大田原市宇田川 1509 ー 5 他自動車関係の本有ります ① 72 / VW タイフ 0111 A/T 検なしプル ポステレオ工アコン機関良好程度上 02872-3-0967 ( 20 : 00 過 ) 9 . 8 万キロダイナモ OH 済ツイン・ウ 価 40 万相談一見されたし軽四交換可 さいかち金一 〒 509 ー 76 岐阜県恵男山岡町原 ファン新 F / R ドロップ 165 タイヤ 9 分 0573 ー 56 ー 3064 ( 17 : 00 ~ 22 : 00) 山オープン・トップコンボ・ステレオク 春日井一博 ーラー機関 / 内外装極上価 65 万 ⑩ 74 / ホンダ・ライフ・ステップ・バン検 64 75 / vw ビートル 1303S 検 63 年 11 月アイ 年 3 月赤茶色 3 . 2 万キロ 45&c ボア・ア ボリー・ホワイト 8 . 0 万キロクラッチ辛斤品 ップッイン・キャプレター・エンジン戴斉 交換済工アコン価 28 万 77 / ミニ 1000 99X 検 63 年 4 月べージュ ウッド・ステアリングアルミ・ホイール十タ 〒 175 板橋区赤土家辛斤町 3 ー 11 ー 3 フ 5 / ミニ 1000 検 63 年 11 月白 / 濃紺 6 . 8 6.0 万キロ SU ビッグ・キャプレター / / ルー イヤ 165 5 分山リクライニング・シ - ト交 鐘ケ江卓也 万キロ全塗装済クラッチ OH 済ツイン 03 ー 930 ー 7131 キー・マフラー O H 済モトリタ・レサー 換機関良好程度上ノーマル・エンジン 11 / 4SU キャプレターエンジン 1000S ノ \ ステアリング A T S ホイール純正スティ 75 / vw ビートル 1303S 検 63 年 2 月イエ 付価 40 万 イ・ロー・キットタコ足 ニエイト・ホ ール・ホイ - ル十タイヤ 9 分山ホイール・ 〒 278 千葉県野田市木野崎 1 / 58 ー 27 ロー走彳テ不明ナ丿レディ・ウッド・ステア ィーノレ 5J 十ヒ。レリー P3 145 プラノヾム・ キャップウッド・バネル程度上価 8 / 万 リングアルミ・ホイール室内ウッド / シ 047 ト 25 ー 6464 九法末男 マフラー Mk-II グリノレノレ - カス・ミラー 値引可 ート交換済キャリア / スパイク他パ - ツ付 クーラー内外装極上価 95 万 〒 737 広島県呉市畆原町 4 ー 10 ' 73 / vw タイフ 0111 A/T 検 63 年 1 月走 価 35 万〒にて 〒 519 ー 57 三重県南牟委郡紀宝町井田 0823 ー 22 ー 4447 ( 21 : 00 ~ 23 : (0) 新川勝之 〒 372 群馬県伊咄奇市山王町 1015 ー 4 行不明工ンジン OH 済ナルディ・ステア 2189 ー 110 斎藤文孝 ' 79 / ミニ 1000 検 62 年 12 月赤 / 白 4 . 0 万 リングクワイエット・マフラ - オープン・ 高尸告 - ー 0735 ー 32-1045 トップ程度中価 50 万 キロ程度良価 80 万値引可往復〒にて ' 75 / VW ビートル 1303S カプリオレ検 63 年 ' 76 / ミニ 1000 検 63 年 12 月初年度登録 53 〒 421 ー 21 静岡市牛妻 868 ー 32 〒 260 千葉市登戸 4 ーた 6 川嶋敏之 4 月赤 6 . 9 万キロロナール・ホイールス 年スカイ・プルー・メタ / ホワイト 6 . 2 万 0542-94 ー 0359 ( 21 : ()O—O 島田雅裕 テレオ程度極上テ・イーラー物価 143 万 マイルハイ・ロー・キット電動ファンコ ' 80 / ミニ 1000Mk - Ⅲ検 62 年 11 月スカイ・ 車種により下取り可 '70 / VW カルマン・ギア・タイプ I 検 63 年 3 ・ショックウッド・ステアリング A T プルー / / ホワイト 6.2 万キロハイ・ロー 〒 379-22 群馬県佐波郡東村国定 1084 月黒メタ 10 . 0 万キロハースト・シフト S ア丿レミ・ホイー丿レ 10 インチ R ワイノヾ - ス キットアルミ・アンダー・ガードモトリ スワノブオ ナ丿レディ・ステアリング TAD スリー/ヾー タ・ウッド・ステアリングホイール・キャ 0270 ー 62 ー 2296 テレオウッド・パネル 6 連メーターエ ップルーキー・マフラー F / R オーヴァ・ 新タイヤ 8 分山 356 ミラークーラー アコン価 98 万現金 ' 76 / VW ビートノレ 1200L E 4 段検 63 年 ステレオ価 140 万 〒 121 足立区東伊興町 4 た 2 ライダールーカス・ミラースミス・レヴ・ 2 月アイボリー・ホワイト 8 . 5 万キロス 〒 566 大阪府摂津市正雀本町 1 ー 21 ー 3 03 ー 293-2686 ( 12 : 00 ~ 17 : 00 ) カウンターガレージ保管工ンジン・ノー ライディング・ルーフ程度上価 35 万 マル機関 / 外観極上価 9 / 万現金 池田不酎 松本広 06 ー 381 ー 8403 03 ー 899 ー 2439 〒 492 愛知県稲沢市井ノロ大坪町 68 ー 1 〒 702 岡山市宮浦 2857 ' 73 / VW カノレマン・ギア 星山夏雄 ① ' 76 / ミニ 1000 検 63 年 5 月グレー / 白 検 63 年 7 月ダー 0587 ー 32-3901 0862-6 た 3063 ( 21 : 00 ~ 22 : 30 ) 横田安弘 ク・グリーンクーラー 9 . 3 万キロ 1 / 2 ツイン・キャプレター電動 価 150 万相談 ① 76 / VW ビートノレ 1303S E コンヴァーティ 〒 158 世田谷区等々カ 1 ー 10 -20 ー 2 F ファンアンダ - ・ガードハイ・ロー・キ プル検 63 年 10 月シノレヾー・メタ 8 . 4 万キ 03-704 ー 6029 長谷川謙史 ットヘッド・チューンモモ・ステアリン ロフ・ノレ - ・コイ丿レイエロ - ・ / ヾ丿レプモ グ ニライト・ホイール 4 . 5 」プラバム・ ' 81 / VW ゴノレフ C テ・イーゼノレ検 64 年 11 月 ・ショックナルテ・イ・ウッド・ステ マフラー R スタビライサーオイル・クー アリング純正アルミ・ホイール十ビレリー 赤 5 . / 万キロアルミ・ホイール十タイヤ 9 ラー Mk- I トランク・ノブスミス・レヴ・ P 3 クローム・シングル・クワイエット・ 分山工アコンステレオ程度上価 76 万 カウンター右タンク 99X ディーラー物価 べンツ 2 連ホーン油 ) / 油圧計 120 万値引可 マフラ。ー 〒 285 千葉県佐倉市神門 97 ー 6 ⑩ ' 65 / トヨタ S 800 赤価 85 万 内外観極上ディ - ラー物価 198 万 0434-98 ー 2208 ( 19 : 00 ~ 22 : (0) 星野孝夫 ⑩ ' 8 乙 / ポノレポ 240G L ステーション・ワゴン検 〒 325 栃木県黒磯市百村 1 〃 8 65 年 2 月シ丿レバー・メタ O . 8 万キロフ丿レ ' 77 / VW シロッコ A-53E F 書類なしプ 0287 ー 69 ー 0684 0 大野泰郎 LESTO 〒 108 東京都港区海岸 3 ー 21 ー 35 日・ : 崔日定体 10 : ~ 18 : 30 二宮将之 ーーあなたの気持ち、人切にします一一 オーナー所有 / アバルト 850TC コルサ、フェアレディ、ミ 0 営業内容 0 ヨーロツー車、 SP ・ SR 、ホンダ S の部品販売 0 ホテー、エンジン、内装、レストア 0 スペシャル・ハーツ製作 0 車検・整備 一品製作ーカレージ・ジュノー ・ 67 フェアレディ SR シルノヾー検一年価 248 万 ・ SR 用 容 0294 ー 42 ー 8833 , 4470 ・ 68 フェアレディ SR シ丿レヾー検一年価 220 万 レース用ロールバー ( 純正タイプ ) 5 万 ・ 67 フェアレディ SR 白検 63 年 8 月価 240 万 レース用 FR スプリング & スタビライザー価 7.5 万 〒 319 ー 14 ・ 68 フェアレディ SRL 赤検 64 年 8 月価 2 田万 ソレックス用インテークマニホールド、リンケージキット価 4.9 万 ・ 69 フェアレディ SRL 白検 3 年価 250 万 茨城県日立市日高町 2 丁目 6 ー 5 コンバーメントカノヾー価 3 万、ホロカノヾー 2 万 ・ 68 トヨタ S8 シルバー検 63 年 7 月価図 5 万 営業時間平日 10 : OOAM ~ 7 : OOPM ダッシュポード張替 5 万内装ー式 6.5 万 ・ 70 コスモ・スポーツ田 B 白検 63 年 7 月価ロ 0 万 日祭日 1 : OOPM ~ 7 : OOPM FRP ポンネット 5 万トランク 3 万 ・ 65 トライアンフ TR4 グリーン価丐 0 万 90 % レストア 0 定体」日は特に決めていない為、遠方 ・ 65 プルーバード P 3 Ⅱ黒検一年 78 万 純正幌・幌骨新品 20 万一セット有り よりご来店の巧は TEL して下さい。 ・ 69 ミニ・クーバー SM Ⅱグ丿ーン検 63 年 7 月価丐 0 万 ・ SP 用 ローン取扱ってあります。 ・ 75 ミニ田 00 グリーン検 63 年 4 月価Ⅱ 0 万 ソレックス用 44 のインテークマニホールド、リンケージキット 常第鬱中新 ・ 79 ミニ田 00 白検 63 年 6 月価に 5 万 製作中予価 5 万円 ・ 70 ホンダ S600LHD レストアベース車価 60 万 特注アルミ・プラングボックス価一万 ・ 64 ポルシェ 356SC ロードスター白検 64 年田月価 500 万 日立北ー C 下車 7 分 ー当店 屮不圭駅 信号 至水戸 フ戸物卒 1 イき国 6 G S 全いわさ 239

6. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

餮を・ 何故もっとシートなど最重要のインテリア・パーツの質を、物 理泊勺にも感覚的にも上げないのだろうか。あるいは、さらには っきりいってしまえば、空間全体の質をもっと中に座わる人間 を中心とした真に心地よい空間造りに振ったところで高めよう としなかったのだろうか。羽大では、余りにも外からの見てく れを重視したスタイリング志向が強過ぎ、肝腎なインテリアの 住人は、もう僅かのところで単純に得られる物理的央感からも 、見放されているのである。いいかえれば、なぜ BN 叭 V3 シリー ズやゴルフにちかい全高ではいけないのかという疑問なのだ。 新カローラは先代よりも 15mm 低められ、上記の車をはしめヨー ロッノヾの同級車と較べて 30 ~ 5 m は低い。そのことは、必すし もヘッドルームの広さと 'l 霜産さの根拠になるものではない。い やむしろ、見てくれのしつかりした様と豪華さのわりには、や はり長時間乗るとなんとなくくすぐったくなってくるシートそ のものの、改善とシーティングの変更に生かすのか本来の意図 である。もう一息高いシート・ハイトと、腰がしつかりとある 座面のための余裕ある全高ということなのだ。 新しい車では沢山良いものがあるのは当然としても、なぜサ イズの割には、 BMW3 シリーズや古い 5 シリーズに乗って長 距離を走っても疲れが少ないのか、ということをもう一度考え てみる必要がある。適度なヒップ・ポイントの高さと、それに よって生まれる下肢の余裕あるストローク ( 水平方向は必すし も広くなくとも ) の 'l 産さと、シート、シフトレヴァ、ステア リング、ペダノは頁など 4 つのレヴェルに共通する等質のしつか り感 ( 剛性感 ) が、殆どその車のポリシーやティストとなって それが一種の信頼感として感しられもするので いるからこそ、 ある。 日本車は何処へ・ カローラに鞭を与え尻を叩くと いつものように藤岡インターでおり、ローカノ首路を選んで 妙儀山の周辺に出、ワインディングを試めしたあと、松井田を 抜け、 18 号線から旧碓氷峠越えで軽井沢に向かう。思い切って 踏み込んだまま次々と 182 のコーナーを攻めるが、糸色対的に小さ なパワーが、この登坂では大きな身体を決してプレークさせる ことが出来ないため、サスペンションのキヤノヾシティと混同し やすく、またまたポイントを与えてしまいそうになる。ところ が、プラス評価の列挙もそこまでで、少し悪い路面にアップ・ 夕、、ウンが激しい中・イまのワインディングを次から次へと試め していくと、いかにも日本的で寛大な特生をもっステアリング がどうにも気になってくる。全体としては既に述べたとおり、 同クラスのクルマのなかでは相対的に高い剛性をもちながらも、 中立からの切り始めかやや鈍く、下りのコーナリングも軽く修 正の必要がある時などは、ダンピングの不足 ( すでにショック にへたりが出ているのか、それとも本来的なものかめ判定でき なかった ) もあって、ヨーロッパ車には決してない暖昧さがそ れである。 1 、 2 年前までだったら、同クラスの日本車ではべ ストのうちに入るといえるほどの、日本のイ云統的なステアリン グ・タッチとキャラクターの集大成とはめることができたであ ろうが、現在ではそれはど話は簡単ではない。 というのも、必要があって近年とみに増えてきた若い外国車 のオーナー ( 例えばフィアット、ルノー、シトロエン、ゴルフ、 アウディ、 B 、ハ、ランチア、ポルシェなど ) の調査をしたと ころ、興味深い結果とこれからの日本車を考えていくのに示唆 的な意見が、殆ど異ロ同音に発せられたのには驚いた。それら

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~ ツ物叱ツ ーを ユ 0 た ゴルフ o-J•—< ドア。圏モデルからリア・エ プロン中央に >3 マークが付けられた。 ジェッタ O—J•—大きなトランク・ルームは 相変らす健角型 2 灯ヘッドランプが高級 感を演出する。 ・品川 52 3 -32 53 イ 0 ステディなゴルフのコーナリング特性は万人向けの味付けだ。ロー ルは大きいか不安感はまるでない。 コルフ Ci2 ドア M / 丁日 H ロ 全長、全巾鼠全高 3985X 1665X 141 m ホイールべース 247 m トレッド ( F/ R ) 1430 / 142 m 車両重量 94 g 形式名 R V 型 フ令直列 4 気筒 SOHC ボア、ストローク 8 1 .0x 86 . 4Tlm 総排気量 178(hc 圧縮比 10 . 0 : 1 丈斗イ共給 電子制征匠然料噴射 最高出力 105PS. / 5400r. p. m 最大トルク 15. lkg ー rn / 3800r. p. m トラン 1 ス . ミッ、 / ョン 5*M/T 形式 変速比 3 .455 、 1 .944 1 . 370 、 1 .032 0 .745 最終ラ筋ま比 3 . 667 ステアリング ラック・アンド・ピニオン サスペンション マクファーソン・ストラット十コイ丿レ トレーリング・アーム十コイル プレーキ . F ディスク ドラム ホイーノレ十タイヤ . F5.5 」 X13 十 175 / 70R13 : R5.5JX13 十 175 / 70R13 189 . 0 万円 ・デザインのステアリング・ホイール か与えられたコクビットまわり ゴルフ C 凵 4 ドア A / 丁 LHD ( ジェッタ C 凵 A/T LHD) 全長、全巾畠、全高 3985 ( 4315 ) X 1665X 141 m 247 m トレッド ( F/ R ) 1430 / 142 m 車両重量 1030 ( 1040 ) kg 形式名 R V 型 フ令直列 4 気筒 SOHC 形式 ホア、ストローク 81 .0X86. 飾 m 総排気量 1788C 圧縮比 10 . 0 : 1 電子制御し然料噴射 燃斗供給 105PS / 5400r. p. m 最高出力 15. lkg ー rn / / 3600r. P. m 最大トルク トランス - ミッヾ / ョン・ 4*M/T 形式 変速比 2 . 714 1 . 500 、 1 . 000 最終 ) 比 3 .409 ステアリング ラック・アンド・ヒ。ニオンノヾワー ・サ・スべンション マクファーソン・ストラット十コイ丿レ トレーリング・ア - ム十コイル プレーキ . F ディスク ドラム ホイール十タイヤ . F5.5 」 X13 十 175 / 70R13 . R5.5 」 X13 十 175 / 70R13 266 . 0 ( 290 . 0 ) 万円 ディジファント・インジェクションを得てー 05 O-CD にパワー・アップした X> 型ュニット。

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0 第引ロロ ロ新ロ かのロード・リアクションや振動が、いかにももう少し大きな車 のようにシットリしている点である。これは、トヨタがクラウ ンなど上級車と並行して大衆車 ( この呼ひ方はよくない、なぜ ならば、日本車はその文化性やティストの総体からするとみな 大衆的だから ) というよりも正確には小型大量生産車であるカ ローラにも同しような質感向上の方法をとることで、サニーは もとより欧米でのライヴァルたちとの差異化を計ろうとしてい る証拠であろう。つまり、ボデイやステアリングの剛性を上げ ることで、既存のクラスを超える質感を実現しようとするもの で、実際にもそれはある程度効を奏しているといってよい。思 えば、これだけ大きくなったボディ ( 4195X1655X136 m ) は、 もはや当初のミニマム・サイズの国際的小型車カローラとは別 格の感があるどころか、当時のプルーノヾード / コロナを上回る 押し出しにも拘らすこれはど軽央に走るのだから、まさしく技 術は長足の進歩を遂げた訳だ。 3 回りも大きくなったボディに 対し、エンジンは気筒容不責こそたったの 400CC アップだ力、、、ノヾワ ーの方はネットで 85PS と 2 倍弱に増強されている。したがって、 加速にしても仲々良く、体感による想像では 2 人乗車で 0 ~ 400 m を 1 少台ぐらいだろう。そして、 120km / h でも静かで 140km / h でもステアリングがピタッとしているところは、かってこのて の車ではなかった事だ。 130km / h を超えるとエンジンの唸り音が はっきりと高まるのが分かるが、その原因はエンジンの騒音の 問題とするよりはボディの風切音の少なさゆえとすべきだろう。 このところ慢性渋滞の環 8 とようやくのことて谷原から別れ、 関越高速に入る。驚くはど空いている高速道を一踏みすると、 すぐさまチャイムか聞こえだす。さらにグンと踏み込みフラッ ト・アウトのまま走り続けても、一昔前のこのクラスの小型車 というよりも日本車のように、ステアリングが急激に軽くなり、 曇をつかむような感覚が増大し始めイ可となく気持がザワザワ、 ドイツ車のようなソリッドでステデ ドキドキすることもなく、 ィーな感しこそないものの女定性は高いといってさしつかえな ところカゞ、 DOHC 工ンジンとはいえ、この新設計のレーザ ー 5 A 16 ヴァノレヴ・エンジンは、スポーティというよりは明ら かに扱い易さと滑かさ、効率の高さに重点を置いた生活 / 日常 型で、トップエンドを引き上げるための逸脱型ではないため、最 高速の方は、 4 、 5 速がともに 0.969 , 0.815 ( ファイナルは 3. 722 ) とオーヴァオールのギア比か高い省エネ・静粛志向のせい か意外に伸びない。メーター上は 170km / h ちかくに達するが、実 際は 160km / h 前後ではないだろうか。普段でもメーターで 150km / h ぐらいは、運よく空いたストレートが長かったり、下り勾配を かりれば出るが、それとて法定最高速度の 1.5 倍だからアウトロ ーには違いないから要注意だ。つまり新カローラは、善き社会 人としていつなんどきも、例え意味かい法でも遵守する限り において、完璧に安全で軽く静かで楽チンな極めて出来の良い 小型車である。 しかし、まさに問題はそこにある。新カローラのそうしたハ ードウェアの良さからくるクラスを超えた質感の高さや、それ なりの 1 産さは誰もか認めるであろう。例えば、メルセデス W 124 のそれに学んだ、ゴム材をもってボディとドアの隙間を埋め る手法にしても、本来は空力的にシビアになった時の最後の詰 めで初めて生きることだから、いってみればこの不呈度の車には オーヴァ・クオリティといってもよいほどだ。確かに、それが この車の風切り音の低さに貢献していることは認めるが、それ だったらその分、高回転時の唸り音 ( 決して不愉快なはどでは ないか ) を軽減する方に心を配ってほしいと願うのは筆者だけ だろうか。 それだけではない。そんなことをする余裕があるのだったら、

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BMW 島 h 「 e に行 a ⅲⅲ 9 16 左上は 8 m / h からの車線変史のトレーニング。左下は A B S を外した上でのフル・プレーキングの練習。意汐トに 知られていないが、ポンビング・プレーキやコントロール・プレーキ ( ロックしないようにプレーキを意識的にコ ントロールする ) よりも、ロックさせた方が制動足まは短い。このショットは、両手を離し顔を横に向けていても プレーキをロックさせてしまえばクルマは姿勢を崩さずに止まってくれることの証明写真。上は、往年の名ラリー スト、ラウノ・アルトーネン・チーフ・インストラクターと、トーマス・グービック・セニア・インストラクター BMW Fahrer-Tråining 4 えてのためになる言舌す内容は、ステアリングの握りか のような状態で起こるかをますは実際に体験させ、そ 笑顔と握手した時のごっつい手が印象的だった。 たに始まり、プレーキの踏みかた、、カウンターステア の上で今度はそれにどうやって対処するかを行なうと なお、このトレーニングを BN ハジャノヾンでは来年 の有用性など。それを解り易くかっ理言勺に説明して いうもの。特にスピンなどは普段できない ( したくな も数回行いたいという。とにかく講師陣のスケジュー くれるのだ。本当に 2 時間という時間はあっという間 い ? ) 体験だが、このスクーールか終了する頃にはすっ ルか、いつばいということや、トレーニングを行えるよ に過ぎてしまう。学生時代にこんなに熱じ、に授業を聞 かり慣れてしまった。中には、 360 度スピン・ターンや うな広い場所の確保か難しいことなど、様々な問題が いたことか、あっただろうかなどと考えてしまった。 18 ( 隻バック・スピン・ターンといったアクロノヾティッ あって日程などは未定だが、是非とも多くの人に受け 2 日目、及び 3 日目の午前中はいよいよ谷田部のテ クなもののメニューに含まれているカゞ、これもマシー てもらいたいとのこと。受講料・は、 2 泊 3 日のコース スト・コースて実際にステアリングを握っての授業と ン・コントロールに文ナ茆る自信を付けさせるためのも で、ホテノ弋など総べてを含んて約 15 万円ぐらいにな なる。クルマはトレーニング専用のデコレーションを のだ。もちろんやっている最中はそんなことも忘れて りそうだ。これは西ドイツにおけるトレーニング費用 施された日本イ士様の B 、ハ V325 i オートマティックが 2 楽しんでしまうのだが・・・ とほは、同しであるという。そして嬉しいことに B MW 人に 1 台与えられる。また、コースには総べて水か蒔 クルマという機械を理年した上て思いのままにコン のオーナーでなくても参加 OK なのだ。これは、憧れ かれている ( 今回は雨か降ったため敢えて水を蒔く必 トロールする。そして、それと共に如何なる状態でも のアルトーネン先生の講義か受けられ、スクール・カ 要がなかったのだが ) 。トレーニングはアルトーネン先 気持ちを冷静に保つように感生を鍛える。この 2 つが ーは B 、ハ V325 i 、そして充実したトレーニング内容を 生が同乗してのステアリング・ホイールの正しい操作 考えれば決して高くない費用といえる。因みに、ヨー BN ハファーラーズ・トレーニングの大きな課題なの の仕方からスタートし、その後 3 班に分かれての講習 ロツ・パ各国では BN 公ファーラー・トレーニングは 1 だ。 となる。内容は、アンタステア、オーヴァステア、 総べてカ絲冬わるとホテルに戻って終了式。アルトー 年先まで予約でいつばいだという。 スピン、プレーキング・ロックなどといったものがど ネン先生から一人一人終了証書を手渡される。優しい (Report : 三浦圓 ZPhoto : 田中秀宣 ) BMW Fahrer-Training Fah ・ T 曲「 左から、初日のアルトーネン先生による講義。できるとは思わなかったが意トに簡単にできたバック・スビン・タ ーン。終了式で終了証書をアルトーネン先生から受け取り緊張の筆者。そして、 3 人のインストラクターのサイン が入った終了証書。 155

10. CAR MAGAZINE(カー・マガジン) 1988年2月号

MiTS し誘H籘 ; 第いドーミなニ イな ①リアに積まれる三菱 50 ) 空冷 4 サイクル直列 2 気筒工ンジン。クランクシャフトは、シャシーに対して直角にレイアウトされて おり、トランスミッションとファイナル・ドライヴの各シャフトは平行となる。これによりエンジン・ケース、ミッション、デフ のすべてがコンバクトにまとめることか可能となり、エンジン・ルームは、このようにガランとしたものになっている。素 なダッシュ・ポード。ゲージ類はスビード・メーター一個しか無く、その左側にライト、ワイバーのスイッチが、また、その右側 にはシフト・バターンを表示したプレートカイ寸く。シフトは、横 H バターン。ステアリング・コラムの右下には予ー斗タンクの コックカ附く。尚、ステアリングは、写真では天地逆となっているのでもま①薄手のシート。シート・バックは、前方にペタン と倒れる。 0 フロント・グリルを開けるとスペア・ホイールが姿をあらわす。バックリと口を開けたところはなかなか可愛いらし いが、このクルマのグリルは、デラックス・モデルのものカ附けられている。スタンダードでは、本来、完全に取り外すことが出 来るのである。⑨ドアの内貼りを見る。ドアはスパル 36 ) ように後ろヒンジてく。乗り降りは非常に楽だが、フロント・シート は半固定式のため、長身のドライヴァやバセンジャーは、足がボディにひっかかってしまうこともある。⑥三菱 50 ) サイド・ビュ ー。今形テのレトロ・デザインのような日像を受けるが、こちらは本物。しかしながら、このツルンとしたボディ・スタイルは実 に潔く、辛羊である。ボディ・サイド・モール、三角窓、フロントとリアのフラッシャー等は、デラックス・モデルカ、ら備わる。 フロント・リッドに付くオーナメントは、実にガソリンタンクのキャップ。①ボディ・サイドの B ビラーに付くフラッシャー レンズはアンバーである。⑨ 5.2 ーに一 2 PR のタイヤ十ホイール ( 5 穴ポルト ) 。⑩ボディ左サイドに付くエア。インテーク。 アイ 0 最ス / ク お詫びと正・前号ホンダ LM70W ) 記事中、ビックアップトラックを LP700 ( LP800 ) と記したが、これは P700 ( P800 ) か正しく、また、ホディ・カラーはサマセット・カし・ - か阯 . しいと岐阜県の有莽 $ 彦氏より担 当者の不凭蛍をコ旨摘し、ただいた。読者の皆さんにお詫びして訂正するとともに、有本氏には厚くお礼申しあげたい。