葉 - みる会図書館


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1. 大辞林

まり、参議兼工部卿、枢密顧問官などを歴任。資料性のえる。「神前に玉串をー・げる」「いけにえをー・げる」②波に文があることから「あやし」に、波が寄ることささぶせ回【 ' 笹伏せ】「柴漬け」に同じ。 高い日記「保古飛呂比纓び」を残す。ーのぶつな【佐佐③敬愛する人に、自分の著作などをさしだす。献呈すから「寄る」「夜」にかかる。「ー寄り来る人に / 千載雑下」ささぶね回【 ' 笹舟】①笹の葉の両端を折り組んで作った 木信綱】◎一 ~ 一歌人・国文学者。三重県生まれ。東大卒。る。「この本を亡き母にー・げる」④ ( 「身」「一生」「心」な ーや【。細波や】 ( 枕詞 ) 「さざなみの」に同じ。「ー志賀小さな舟。水に浮かべて遊ふ。②小さな舟のたとえ。 父弘綱のあとを受け竹柏会を主宰、「心の華」 ( のち「心 どを目的語として ) 自分のことをかえりみないで、ひたの都はあれにしをむかしながらの山ざくらかな / 平家「ーにさをさして内介といふ猟師、妻子も持たず只ひ の花」 ) を創刊。温雅清新な歌風で、代表歌集に「思草」すら相手に尽くす。「愛する人に身も心もー・げる」「癌七」 とり世を暮らしける / 浮・諸国はなし四」 「豊旗雲」がある。また、万葉集の研究に功績を残す。 の研究に一生をー・げた」⑤上の方に高くあげる。かかささなみのやしゅう【泊滷舎集】歌集。八巻。清水浜臣ささべ【。細 ' 瓮】小さい壺。 ささぎ回【〈虹豆 ) 】◆ささげ ( 虹豆 ) げる。「つばくらめ子産まむとする時は尾をー・げて七作。一八二九年刊。浜臣の詠歌を養子光房が編纂。村田ささべに回【 ' 笹紅】「笹色」に同じ。 さざき【 ( 鷦鷯こソサザイの古名。「高行くや速総別、度めぐりてなむ産み落とすめる / 竹取」⑥声をはりあ春海門における逸材としての面目を現す。 ささべり【 ' 笹。縁】〔笹の葉に白く細い縁があるのに似 ーとらさね / 記上」 げる。「おとど御声をー・げて泣きののしり給へど / 栄花ささにごり 3 【。細濁り・ ' 小濁り】水が少しにごること。 ていることから〕衣服や袋物の縁を、共布や組紐で ささ・ぐ【 ' 捧ぐ】 ( 動ガ下二 ) ◆ささげる 本の雫」 ささにしき 3 【ササニシキ】イネの栽培品種の一。米は細くふちどること。 ささくさ囘【 ' 笹草】イネ科の多年草。本州中部以西のささごい向【 ' 笹五位】コウノトリ目の鳥。全長五〇良質で味もよい。青森を除く東北五県が主産地。 ささほ【 ' 笹帆】竹を網代状に編んだ骨組み二枚の間 林に自生。茎は高さ約四〇ル、下半部にササに似た葉阡ルほどのサギ。頭上・背・翼は暗緑色、他は灰色。後頭ささのあお【 ' 篠の青】襲 2 さの色目の名。表は白で裏はに竹の葉をはさんで作った帆。中国の船に用いられ、日 を数枚つける。夏から秋にかけ、茎頂に大形の円錐花序に長い冠羽がある。水辺で魚やカエルを捕食する。日本青。柳襲。 本では近世初期の朱印船が使用した。網代帆。とまほ。 をつくり緑色の小穂をつける。ササノハグサ。 では夏鳥として渡来、本州以南の松林などで集団繁殖ささのごんぎ【笹野権三】◎人形浄瑠璃「鑓の権三重帷ささぼ【 ' 笹穂】笹の葉の形をした槍の穂先。ーがき ささぐま回【 ' 笹 ' 熊・ ' 懽】アナグマの異名。 し、冬は東南アジア・こクロネシアなどに渡る。 子」の主人公。茶道の師浅香市之進の妻おさいと密 3 【 ' 笹穂垣】穂がついたままの若竹を並べて作った垣。 ささぐも回 3 【 ' 笹〈蜘蛛 ) 】真正クモ目のクモ。体長気ル ささごとっ酒事】酒盛り。酒宴。さかごと。 通したとぬれぎぬを着せられ逃げるが、市之進によっ目塞垣き。 内外。胸背は黄褐色、腹部は灰白色で斜めの縞模様がささごとうげ【笹子峠】を山梨県東部、関東山地と御坂て討たれる。 ささほうさ 3 ( 形動 ) だいなしにするさま。めちやめち ある。巣を張らず、昆虫に飛びついて捕まえる。スギの山地の接点にある峠。海抜一〇九六。旧甲州街道のささのさいぞうい【 ' 笹の才蔵】①福岡県博多と宮崎ゃ。散々。「つい自棄 : から一生をーにして仕舞ふ / 自然 害虫スギタマバエの天敵。本州以南に分布。 難険。現在その東方に笹子トンネルがある。 県佐土原で作る、猿が裃に袴をはいた姿の土偶。疱と人生蘆花」 ささぐりつ小 ' 栗】「柴栗」に同じ。「山風に峯のーはらささじんは【。酒 ' 塵】・【。酒 ' 糂】〔中世女性語〕ぬかみ瘡よけ。②壱岐で、疫病よけに門戸に貼る札。笹をささぼさっ【 ' 芥】〔「菩薩」を略し、その草冠をとっ はらと庭に落ち敷く大原の里 / 山家雑」 そ。〔日葡〕 かついだ若い男と御幣を持った猿が描かれている。 て「井」と書いて「ササ」と読んだことから〕「菩薩」の略 ささくれ①物の先端などが細かく割れること。②「逆ざさしんたい甲【座作進退・ ' 坐作進退】立ち居振る舞ささのつゆ④【 ' 笹の露】①笹の葉におく露。②〔酒を「さ字「井」字の称。日本では奈良時代からみられる。 い。行儀。 剥いかけ」に同じ。「ー・ができる」 さ」ともいうことから〕酒。また、少量の酒。③地歌・箏ささまき回【 ' 笹巻】①「笹巻き鮨」の略。②菓子の一 ささくれだ・つ【ささくれ立っ】 ( 動タ五〔四〕 ) ①指の爪ささたけ回【 ' 笹竹・ ' 篠竹】小さい竹類の総称。ーの【 ' 篠曲の一。手事物緊と。文政・天保年間 ( ) 京都の菊岡種。道明寺糒をまぜた練り葛釟で餡を包み、笹の葉で の生えぎわの皮膚が細く裂けて、ささくれができた状竹の】 ( 枕詞 ) ①竹の節を「よ」ということから、「代」検校ぎが三味線曲として作曲し、のち八重崎検校が箏巻いたもの。③米穀類の粉を団子状にして笹の葉に包 態になる。「ー・つた指先」②気持ちがすさんでとげと「世」にかかる。「ーわがよの程の思ひ出にしのばれぬべの手をつけた。島田両三作詞。酒の徳をたたえた歌。んで蒸したもの。ーずし国【 ' 笹巻き ' 鮨】小さい握り げしくなる。「ーー ・つた気分」 鮨を笹の葉で巻き、箱に入れて押したもの笹色 き一節もがな / 続古今雑下」②宮中を「竹園」ということささのは回【 ' 笹の葉】①小竹の葉。ささば。ささつば。 ささく・れる④ ( 動ラ下一 ) ①物の先端やヘりなどが、細から、「大内山」「大宮人」にかかる。「百千鳥けさこそ来②淡水産の二枚貝。殻長九ル内外で、形は笹の葉に似ささまくら【 ' 笹 ' 枕】「草枕」に同じ。「露むすふ野原の庵 く裂けてめくれる。「杖わの先がー・れる」②爪の根元鳴けー大宮人にはっ音またれて / 続古今春上」 る。貝殻は厚く、表面は黒褐色の殻皮をかぶり、内面はのーいく夜か月の影になるらむ / 続拾遺羇族」 の皮が細かくむける。さかむけになる。「ー・れた指先」ささたけ【 ' 笹 ' 茸】松林に生えるキノコの俗称。食用。美しい真珠色。琵琶湖水系にのみ分布。ーがき回【 ' 笹ささみ回【 ' 笹身】〔笹の形をしているところから〕鶏の ③気持ちが乱れ、荒れている。ささける。「ー・れた気分」ささだんご 3 【 ' 笹団子】もち米の粉とうるち米の粉をこの葉書き】笹の葉のような太く短い字で書くこと。ま胸部からとった上質の肉。柔らかく脂肪が少ない ささげ回【 ( 虹豆〉・〈大角豆〉】マメ科の一年草。南アジア原ねて餡を包み、それを笹の葉で包んで蒸したもの。新た、その字。ーがれい【 ' 笹の葉 ' 鰈】小さいカレイささみすな【。細水】わずかな量の水。少量の水。「五月雨 産。種子や若い莢を食用にするため栽培する。茎はっ潟県の郷土菓子。 を重ねて干したもの。木の葉がれい。 はたなゐにもりしーの畦こす迄になりにけるかな / 続 る性で、卵形の三小葉からなる複葉を互生。夏、葉腋にささちまき【 ' 笹 ' 粽】笹の葉で巻いたちまき。 ささのみ回【 ' 笹の実】ササの実。じねんご。凶作の年に古今夏」 淡紅褐色の蝶形花をつける。豆果は線状円柱形で、特にささっ【査察】 ( 名 ) スル物事の状態を実際に調査し、視察は食料とした。 ささみみ【 ' 笹耳】〔笹の葉に形が似るところからとも、 莢の長い品種を十六釭豆という。ささぎ。圉秋。 すること。「米の作柄状況をーする」 ささのや【 ' 笹の屋】笹で葺ふいた家。ささのやどり。さ 小さい耳の意ともいう〕茶入・水指蚌・花生などの取 つ手の形の一。 ささげ【 ' 捧げ】受呉名 ) 〔動詞「捧げる」の連用形から〕ささづくり 3 【 ' 笹作り】①刀剣の装飾の一。縁頭が・鐺さの庵ルお。「仮枕夢も結ばずーの / 続拾遺羇旅」 ( 太平洋岸の漁村で ) 女性が頭に物を載せて運搬するこ : じなどに笹の葉の模様をつけたもの。②アジ・キスなささのゆき囘【 ' 笹の雪】文化・文政 ( 烹謡 ) の頃、江戸上ざざむし【ざざ虫】長野県で、トビケラ・カワゲラなど と。日 ( 接尾 ) 助数詞。中古、捧げ物を数えるのに用い どの小魚を三枚におろし、斜めに切って笹の葉形にし野根岸の料理屋で売られた、葛餡をかけた絹ごし豆水生昆虫の幼虫の総称。釣り餌えにするほか佃煮にして る。木の枝や造花の枝に付けた一組の捧げ物を「ひとさたもの。 食べる。かわむし。 腐の料理。吉原への往復の客で繁盛した。 さげ」という。「鯉十ー、ふたつを一つに付けたり。雉子ささづっ【。酒筒】酒を入れる筒。さけづつ。 ささばたき 3 【 ' 笹 ' 叩き】〔「ささつばたき」とも〕①笹でささめ【 ( 私語 ) 】〔「さざめ」とも〕「ささめごと」の略。「夜 いぎ十ー、三を一枝に付けたり。鳩十ー、ふたつを一ーにささてんぼだい同【 ' 井・ ' 井点・菩。提】「菩薩」の略字であ煤払いをすること。②「湯立て」に同じ。「お禰宜ど半のーにたきしめし、とめ木の薫りうすくとも / 浄・五 したり / 宇津保蔵開下」 人兄弟」ーごと回 3 【 ( 私語〉】①他人に聞こえぬように つつ 3 【 ' 捧げ。銃】軍隊の敬礼る「井 ( ささぼさつごに、さらに点を打った字。「菩提」ののの占も、市女のーもいらねえ / 滑・浮世風呂前」 小声で話す話。内緒話。ひそひそ話。さざめごと。②男 の一種。両手で銃を体の中央前に垂直に捧げ持ち、相略字。ーささぼさっ ささはら回【 ' 笹原】笹が生えている地。 手に注目する。ーもの回【 ' 捧げ物】神仏や目上の人にささなき回【 ' 笹鳴き】冬にウグイスが舌鼓を打つようにささひだ回【 ' 笹 ' 襞】袴の脇明けに斜めにたたんだ襞。女間のむつごと。 ささげるもの。献上品。 ささめ【 ( 莎草〉】茅に似たしなやかな草。葉を編んで、 チチと鳴くこと。冬。「まだーの鶯が / 伎・名歌徳」笹の葉の形に似ているところからの名。 ささ・ける回 ( 動力下一 ) 「ささくれる」に同じ。「ー・けたさざなみ⑥【。細波小波・ ' 漣】〔古くは「ささなみ」〕①水ささひみ回【 ' 笹 ' 】海浜の干潟に笹を立て並べて作っ蓑蓆などを作ったという。「朝まだき露をさながら ・ける」 ーかる賤が袖だにかくは濡れじを / 千載恋二」 竹竿の先」「気持ちがー 面に一面にできるこまかい波。「ーが立つ」②小さな心た垣。満潮のときにはいりこんだ魚が、干潮で逃げられ さざめか・す④ ( 動サ五〔四〕 ) 〔古くは「ざざめかす」〕①ざ ささ・げる【 ' 捧げる】 ( 動ガ下一 ) 図ガ下二ささ・ぐ〔「さしあのゆれや争いごとのたとえ。③を琵琶湖南西部沿岸地なくなったところをすくいとる。ささひび。 げる」の転〕①両手を伸ばして物を目より高くして持の古地名。「ーの国っ御神のうらさびて / 万三三」ーのささぶえ【 ' 笹笛】笹の葉を唇に当てて笛のように吹わざわさせる。ざわっかせる。「艦は金波銀波をー・し て / 不如帰蘆花」②はなやかにする。飾りたてる。「御輿 つ。「優勝旗を高々とー・げて行進する」「賞状をー・げ持っ細波の】 ( 枕詞 ) ①〔「さざなみ③」から〕琵琶湖南西岸き鳴らすこと。また、その笹。 いて清水詣でありけり / 伽・美 つ」②神仏や高貴な人などに献上する。さしあげる。供の地名「大津」「志賀」「比良」「近江」などにかかる。枕ささぶき【 ' 笹吹き】①銀・鏑のきわめて小粒なもの。十挺ばかり遣り続け、ー・ 詞と認めない説もある。「舟とむるみなとやいづこー大②もと、水中に笹の葉を入れて溶かした銀を流し、小形人くらべ」 ささめき④【〈私語 ) 】ささめくこと。また、その声。「恋 津の宮の秋のタ霧 / 夫木三〇」「ー志賀の手児らが / 拾遺の銀製品を製した方法。また、その製品。 九六七 ささぎーーささめき 哀傷」「ー比良山風の海吹けば / 新古今雑下」「ふるさとはささぶき回っ笹 ' 朞き】笹の葉で屋根を葺くこと。また、のー」 ーごと回【 ( 私語 ) 】ひそひそ話。ささめごと。 さざめき回④さざめくこと。また、その声や音。ざわめ 、夜さむになれやー近江のをとめ衣うつなり / 夫木一四」その屋根。粗末なみすぼらしい家。 0 ヒ日 0

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色。春、着用する。⑤〔山吹色であることから〕大判・やまべ回① ( 関東地方で ) オイカワの異名。② ( 北海道・ 神酒・虎魚などを供えてまつる。神の性格や祭日・まない、山の土の面。 小判など、金貨の異名。「ー二枚取り出し / 浮・元禄太平東北地方で ) ヤマメの別名。 つり方などは、地方やまつる人々によって異なる。農家やまばち【山 ' 蜂】スズメバチ類の俗称。 では春秋に田の神と交替するという。②俗に、頭の上やまはつか 3 【山薄荷】シソ科の多年草。山野の林地に記」⑥〔女房詞〕鮒〔大上﨟御名之事〕⑦〔中世女性やまべ【山辺】〔古くは「やまへ」〕山のほとり。山の がらなくなった自分の妻のこと。特に、ロやかましく 多い。高さ約七〇純ル。葉は三角状広卵形。秋、茎頂およ語〕酒。〔日葡〕⑧鉱山で、採取した鉱物から金銀鋼な近く。やまのべ。 やまべ【山。部】大化前代、大和の朝廷直轄の山林を守 どを吹き分けること。また、その吹き分けたもの。 なった妻をいう。③カサゴ目の淡水魚。全長一五ドび上方の葉腋から花穂を出し、青紫色の小花をつけ いろ回【山吹色】①山吹の花の色。わずかに赤みを帯びるのを職掌とした部民。やまもりべ。 ほど。体形はカジカに似る。体色は茶褐色で、鱗はなる。ハッカにやや似るが香りがない。 。食用。中国・朝鮮に分布し、日本には有明海に注ぐ筑やまばと【山 ' 鳩】①山にすむ野生のハト。キジパト・アた鮮やかな黄色。②大判・小判。「ーをまきちらすゅゑ、やまべのあかひと【山部赤人】◎奈良前期の官人・歌人。 オパトなど。②キジ・ハトの俗称。ーいろ【山 ' 鳩色】みな金金先生ともてはやしける / 黄・栄花夢」ーおり三十六歌仙の一人。伝未詳。万葉集所収の長歌・短歌五 後川付近にだけ生息。タチャ。 回【山吹織】たて糸に生糸、よこ糸にガス糸または木〇首から、聖武天皇に従駕したこと、諸国を旅したこと やまのざす【山の座主】比叡山延暦寺を総管する職。天染め色の名。黄色みがかった萌葱鰻色。禁色の一。 やまはとらくす【山葉寅楠】◎実業家。和歌山県生綿糸を用いて織った紋繻子じの一種。婦人用の帯地とが知られる。短歌にすぐれ、清澄優美な叙景歌が多い。 台座主。 ーしようま後世柿本人麻呂とともに歌聖として仰がれた。生没年 まれ。浜松でオルガンを製造し楽器会社を設立。のちピする。 ーがさね【山吹。襲】山吹④。 やまのさち④【山の幸】「やまさち ( 山幸 ) ①」に同じ。 やまのて回 3 【山の手】①山の方。山手。②市街地のうアノも製造し、国産楽器の父と称された。 【山吹升麻】バラ科の多年草。深山に生える。高さ八〇未詳。 ち、高台の地区。東京では東京湾岸の低地が隆起し始めやまはね回【山跳ね】地下深部の坑道を掘削中に岩盤のチ トル内外。葉は大形の複葉で、小葉の形はヤマプキにやまへん【山偏】漢字の偏の一。「峡」「峰」などの「自」。 る武蔵野台地の東縁以西、すなわち四谷・青山・市ヶ谷・ 一部が、突然、破裂・突出する現象。大きな破壊音や震動似る。初夏、茎頂に白色の小花を円錐状に密生。若芽はやまほうし 3 【山法師】比叡山延暦寺の僧徒。特に、院 小石川・本郷あたりをいう。◆下町。ーことば⑤【山のを伴う。たくわえられていた弾性エネルギ 1 が急激に食べられる。ーそうい回【山吹草】ケシ科の柔らかい多政期の僧兵。ーツ寺法師・奈良法師 手言葉】明治以降、東京の山の手方面に住む人によっ放出されるものと考えられる。岩跳ね。 年草。山野の林縁に生える。根生葉は羽状複葉。春、高やまぼうし【山法師】こズキ科の落葉高木。各地の て用いられる言葉。江戸の旗本・御家人など、いわゆるやまははこ 3 【山母子】キク科の多年草。山地の日当たさ約四〇の花茎が出て、上方に少数の葉をつけ、葉低山に自生し、庭木ともされる。葉は対生し、楕円形で 先がとがる。初夏、小枝の先に白色花弁状の苞を四個っ 知識階級の間で用いられた言葉の流れをくむものとい りのよい草原に自生。高さ約六〇純ル。葉は多数互生腋に黄色四弁のヤマプキに似た花を開く。草山吹。 け、中央にごく小さい花を密生。果実は集合果で赤熟 われるが、江戸上層町人の言葉を受けつぐ面もあるとし、狭披針形で、裏に毛がある。夏から秋、茎頂に白色ででっぽう同【山吹鉄砲】おもちゃの一。細い竹筒の先 みられる。現在の共通語の母体をなすものとされる。中心部が黄色の頭花が多数集まってつく。ヤマホオコ。端に山吹の髄を小さくちぎって詰め、他端にも髄を詰し、食べられる。材は器具・薪炭材とする。ヤマグワ。 めて棒で勢いよく突き入れると、ぼんと音を発して、やまぼくち 3 【山火口】キク科の多年草。山中の日当た ◆下町言葉。ーせん【山手線】品川から新宿を経てやまばん回囘【山番】山の番人。「ー小屋」 ーし同【山吹りのよい草原に自生。高さ約一。葉は卵形で羽状に切 田端に至る鉄道線。旧国鉄線。また、山手線・東北本線・やまび囘【山火】山焼きの火。圉春。 先端に詰めた髄が飛び出すもの。 東海道本線を結んで、東京を環状に走る電車の通称。やまびこ【山 ' 彦】①こだま。古く、②の声と考えられ ' 匂】女房装束、また懐紙などの色目の名。山吹色で上れ込み、裏面に綿毛を密生。秋、アザこに似た紅紫色の ーの花が咲く。根・若葉は食用。 ーやっこ同【山の手。奴】江戸時代、江戸番町・赤坂あたていた。②山の神。山の霊。「身は隠れ声はおとなふーを濃く、次第に薄くして重ねるもの。春用いる。 やまぼこ回【山 ' 鉾】祭礼の山車破の一。山形の台の上に を / 夫木三六」 りに住む大名や旗本に仕えた奴。赤坂奴。 【山吹の】 ( 枕詞 ) ①「やま」の類音から「やむ」にかか ほこ・な一山鉾一 やまびと【山人】①山に住む人。きこり・炭焼きなど山る。「かくしあらばなにか植ゑけむー止む時もなく恋ふ やまのは回【山の端】山の稜線。 やまのヘ【山の ' 辺】山のあたり。山べ。「ーにい行く猟雄で働く人。②山深くかくれ住む人。仙人。 らく思へば / 万一九〇七」②山吹の花の美しさから、「にぎなたな どを立て は多かれど山にも野にもさ雄鹿鳴くも / 万二一四七」やまひめ回【山姫】①山を守り治める女神。「ーの幣をぞほふ」にかかる。「ーにほへる妹が / 万二七八六」 る。京都 やまのべのみち【山辺の道】を奈良市から桜井市三輪に人はもみちといひける / 後撰秋下」②アケビの異名。やまぶき囘【山 ' 蕗】①野生のフキ。②ッワプキの異名。 至る古道。笠置山地の山裾沿いに南北に通じ、沿道にはやまびらき 3 【山開き】①霊山などで、その年初めて、山やまふじ引ふ囘【山 ' 藤】マメ科のつる性落葉低木。関西の祗園会 に入ることを許すこと。また、山小屋などが開いて一般山地に自生し、庭木ともされる。フジに似るが、茎は左のものが 石上寰の神社・崇神天皇陵・景行天皇陵などがある。 の人が登れるようになること。また、その日。釜夏。②巻き。五 ~ 七月開花し、花房はフジより短く、花は大き有名。 やまのぼり囘【山登り】 ( 名 ) スル山に登ること。登山。 やまほど 。野藤ふ。 やまのまゆ【山の。際ゅ】 ( 枕詞 ) 山と山との間から出る山を切り開き、道をつけること。③近世、三月二一日か 【山程】物がたくさんあること。また、非常に大きいこ 意から、地名「出雲いす」にかかる。「ー出雲の子らは霧なら四月一五日まで江戸深川八幡宮別当永代寺で山門をやまぶし【山伏・山 ' 臥】①山野に野宿すること。また、 開き庭の観覧を許したこと。 その人。「ーものぶしもかくて心みつ / 拾遺雑下」②山野と。副詞的にも用いる。「言いたいことがーある」「注文 れや / 万四二九」 が - ーー来る」 やまば回【山場】物事の最も重要で緊迫した場面。「交渉やまびる回【山 ' 蛭】ヒルの一種。体長約一一純はル。ナメクに起き伏しして仏道修行に励む僧。③修験者笛 ) 。 ジに似て細長いが扁平。前後端に吸盤をもつ。褐色のかぐら同【山伏一神楽こ東北地方の山伏たちの伝承すやまほととぎす⑤【山〈社鵑〉】①山にすむホトトギス。ま がー・に近づく」「ーーにさしかかる」 やまばかま 3 【山 ' 袴】労働用の袴。もんべ・・たつつけ・カ地に黒い縦条が三本ある。山間の湿地にすみ、人間やる神楽。権現と称する小獅子頭に神を勧請じし、それた、ホトトギスの異名。②ュリ科の多年草。山中の林 獸に付着して吸血する。雌雄同体。本州・四国・九州に分により悪魔払い・火伏せをし、舞を舞う。能舞。ーたけ内に生え、栽培もされる。高さ約四〇純ル。葉は楕円形。 ルサンの類。 ④【山伏 ' 畔】〔山伏の蓑に似るところからの名〕担子秋、茎頂および腋生踏の花柄に、約三はルの白い紫斑の やまはぎ囘【山 ' 萩】マメ科の落葉低木。各地の山野に普布。 通に見られる。高さ二内外。葉は楕円形の三小葉からやまびわ % 回 3 【山 ' 枇 ' 杷】アワプキ科の常緑小低木。暖菌類ヒダナシタケ目のきのこ。秋、シイ・カシ・ブナなどある花を数個すつつける。 なる複葉で、葉の表裏に毛がある。秋、腋生の総状花序地の山中に自生。全体に黄褐色の綿毛がある。葉はビワの樹幹に発生。卵形で、表面に長い針を密生しハリネズやままく圄【山幕】歌舞伎の道具幕の一種。幾重にも重 なる山の風景を描いた幕。↓道具幕 に似る。六月頃、ごく小さい白色の花を円錐花序に多数こ状。食用。 に紅紫色の細長い蝶形花をつける。ハギ。 やまぶどうれ 3 【山 ' 葡 ' 萄】ブドウ科のつる性落葉木本。やままつり 3 【山祭】山の神をまつること。また、その やまはじめ 3 【山始め】きこりなどが新年初めて山に入っける。果実は球形で赤く熟す。 祭り。山の神祭り。 る時に行う儀式。供物を山の神に供え、その年の山仕事 やまき やままゆ【山繭】ヤママュガ科のガ。はねの開張一三 え、庭木ともする。茎は緑色で多数叢生齶基部は心臓形、裏に毛があ の安全を祈る。初山。圉新年。 セノチル内外。はね・体は黄褐色ないし赤褐色で、はねに眼 る。初夏、葉に対生する円錐 状紋と暗色のすじがある。幼虫は体長約八ル、緑色 花序に、淡緑色の小花をつ の山地に自生。葉は広披針形の小葉十数個からなる複れる。葉は狭卵形で鋸葉が で節くれだち、長い剛毛がまばらに生える。クヌギやコ ける。果実は小球形で房を 葉で、秋の紅葉が美し い。ハゼノキに似るが、枝に短毛ある。春、小枝の先に黄色の ナラなどの葉を食い、緑色の繭を作る。この繭からとれ なし、黒く熟し食べられる。 がある。古くは本種をハゼノキといった。ハジ。ハニシ。五弁花を一個ずつつける。 る糸は最高級の絹糸とされる。日本各地と中国の一部 果実は卵円形。園芸品種に 秋。 やまはた回【山畑】山にある畑。山地につくった畑。 に分布し、飼育もされる。ヤママュガ。天蚕。山蚕 3 ま。 は重弁花もある。春。② やまふところ④ 3 【山懐】山に やまはだ回【山肌・山。膚】山の表面。草木におおわれてい いと同【山繭糸】◆天蚕糸さ。 ーおり回【山繭織】 紋所の名。山吹の花や葉を 囲まれている所。 山繭糸と他の絹糸または綿糸とを交ぜ織りにした織 やまぶみ【山踏み】山路を歩 ーっむぎ⑤ やまのざすーやままゆ二四四五 くこと。山歩き。「ところどころーし給ひておこなひた物。ーが④【山繭 ' 蛾】ヤママュに同し。 色」に同じ。④襲の色目 【山繭・紬】山繭糸で織った紬織。 、の名。表は薄朽ち葉、裏は黄 まひけり / 大和二」

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八一年に大統領に当選、八六年その下に保革共存政権みつのたから【三つの宝】①三種の神器。「四つの海浪も になった〕ーそう 3 【密 ' 陀僧】酸化鉛 ( Ⅱ ) の別名。鉛 みつしり 3 ( 副 ) ①物がすき間なく満ちているさま。びつ が発足。 治まるしるしとてーを身にぞ伝ふる / 新葉賀」②〔仏〕 しり。ぎっしり。「ー ( と ) 詰まっている」「空はーと曇ガラスの原料、顔料、ゴムの加硫促進剤などに用いる。 仏教の三つの宝。仏・法・僧。三宝。 ーのあぶら【密 ' 陀の油】荏油あに密陀僧を加えて煮ミット①一 m 一三親指だけが分かれている野球のグロー って / 発展泡鳴」②手かげんをしないで、物事を十分に プ。捕手用・一塁手用のものがある。 みつのとも【三つの友】「三友③」に同じ。「ーにて。今 沸し、乾燥性を高めたもの。油絵などに用いる。 行うさま。みっちり。「ー ( と ) しぼられた」 ミッシングリンク同一 m 一 ss 一 ng link) 〔失われた環わの意〕みつだけんすけ【光田健輔】◎医学者。山口県生まみつと回【三つ斗】社寺建築の斗拱簽で、柱の上に大斗一種ゃうたてあらむ / 源末摘花」 進化において、生物の系統を鎖の環に見たてその欠けれ。東京帝大医科大学卒。公立癩療養所全生病院でハ を置き、大斗の上に肘木 2 じをのせ、一つの肘木の上にみつのみち【三つの道】①〔「三途」の訓読みから〕地 ーぐみ【一一一獄道・餓鬼道・畜生道の三つ。「天に生まるる人の、あや た部分 ( 間隙 ) に想定される未発見の化石生物。始祖鳥ンセン病の実態・予防法について研究。のち、長島愛生巻斗を三つ置いて、桁を支えるもの。 ( 鳥類と爬虫類との間 ) ・アウストラロピテクス ( 現生人園園長となりハンセン病予防に一生を捧げた。 っ斗組の】日本建築の斗拱の一。大斗の上に肘木をしきーに帰らむ一時に / 源松風」②「三径」に同じ。 類と類人療との間 ) の化石などの発見は、その間隙をみっただ【光忠】◎鎌倉中期、備前長船羂の刀工。近忠の置き、上に斗を三つ並べたもの。平三つ斗。肘木を前方みつのやま【三つの山】熊野三山のこと。「ーの御参詣 つなぐ例。 子。日本刀工中最大の流派となった長船鍛冶の始祖。太にも出したものは出三つ斗と呼ぶ。 をことゆゑなく遂げ給ふ / 義経記三」 みつすい回【 ' 蜜吸】スズメ目こッスイ科の鳥の総称。刀姿は豪壮で、刃文は鋭い丁子刃を焼く。作に織田信長みつど①【密度】①〔 de ラデ〕物質の単位体積あたりの みつま圄【三つ葉】①三枚の葉。また、三枚に分かれ 質量。②一般に、ある量 ( 物理量や人口など ) が単位の 東南アジアからニュージーランドまでに一六〇種余りが特に好んだ「燭台切光忠」などがある。生没年未詳。 ー・ハ 1 」②セリ が分布。体長は一〇 ~ 四四ルまでさまざま。くちばみったて回【三立】一本の矢に矢羽根を三枚つけること。体積・面積・長さなどに分布する割合。それぞれ体積密科の多年草。林中に自生し、野菜として栽培。葉は柄が 度・面密度・線密度という。③内容の充実している度長く、小葉三個からなる複葉。香りがよく、おひたしに しは細く、長めで下に曲がり、花蜜のほか木の実や虫を走羽・外懸羽・弓摺羽の三枚をつける。 合。「ーの高い論文」 したり、吸い物などのあしらいとする。夏、白色の小花 みつだん回【密談】 ( 名 ) スル人に知られぬようにひそかに 食べる。羽の色彩は地味なものが多い。 ミッドウェー〔 M 一 dwa こを太平洋中部、ハワイ諸島北西方を多数開く。三葉芹釜春。ーあおい【三葉 ' 葵】 みっせい回【密生】 ( 名 ) スルすき間なく生えること。「笹が話をすること。秘密の会談。「ひそひそとーする」 ミッチェル〔 M 言 he 三◎①〔 Ma 「 garetM. 〕贏アメリカ二〇〇〇結〕にあるサンゴ礁の小島。アメリカ合衆国紋所の名。葵の葉三枚を葵巴加に図案化したもの。徳 ーーしている」 ーかいせん【ー海戦】 川氏の紋所として名高い ーあけび【三葉 ( 木通 ) 】 みっせがわ【三つ瀬川】三途の川のこと。「又かへりの女流小説家。南北戦争を背景に情熱的な女主人公を領。同国の海空軍基地がある。 描いた「風と共に去りぬ」を著した。②〔 PeterDennis 一九四二年 ( 昭和一七 ) 六月五日、こッドウェー島沖でアケビの近縁種。落葉っる性木本で、山野に生える。葉 こぬ四手の山、ー、黄泉中有の旅の空に / 平家六」 イギリスの生化学者。生体におけるエネル行われた日米両軍による海戦。日本機動部隊は、四隻のは、卵形の小葉三個からなる複葉。果実は淡紫色長楕 みっせつ回【密接】 ( 名 ) スルすき間もなく、びったりと M. 〕一九二。 くつついていること。「隣家の塀にーした家」日 ( 名・形ギー源である生成の仕組みを研究。一九六一年、空母および多くの搭乗員を失って敗退。この一戦は太円形の液果で、食べられる。蔓いで籠などを編む。 動 ) 図ナリ関係の非常に深いこと。また、そのさま。「両「化学浸透圧説」を提唱、水素イオンの濃度勾配によっ平洋戦争の戦局に一大転機をもたらし、連合軍が主導うつぎ国【三葉。空木】こツ・ハウッギ科の落葉低木。山 て生しる膜電位を合成の原動力として示した。権を握るきっかけとなった。 林中の湿地に生える。葉は卵形の小葉三個からなる複 者はーな関係にある」 ③〔 WesIey CIair M. 〕一八四 一九四八アメリカの経済学者。制度みつどうぐ【三つ道具】①江戸時代、罪人を捕らえ葉。初夏、枝頂の円錐花序に白花をつける。勣果いくは みっせん回【密栓】 ( 名 ) スルかたく栓をすること。 みっせん回【 ' 蜜 ' 腺】被子植物の分泌組織。糖類を主成分学派の創始者の一人。景気変動について実証的な研究る際に用いた、突棒・刺股・袖搦がの三つの称。②平たい卵形で浅く二裂。若芽は食用。材は箸 3 や木釘に 懐中道具の、小刀・鋏・錐の三つの称。③拘禁の際にする。ーおうれん④【三葉黄 ' 蓮】キンボウゲ科の小 とする花蜜を分泌する。多くは子房の基部、あるいは子を行なった。著「景気循環論」など。 房と雄しべとの間にある。蜜槽。 ミッチェルリヒ (Ernst Eilhard Mitscherlic 三◎蒄瑩ドイ用いる、手枷・足枷・首枷の三つの称。④和船の主要道形常緑多年草。針葉樹林や高層湿原に生える。根茎は細 く横にはい、黄色で苦みがある。葉は三出複葉。晩春、白 みっそ回山【密訴】 ( 名 ) スルひそかに他人の犯罪などを訴ツの化学者。化学組成の似た物質の結品は同形になる具、帆柱・帆桁・舵師の三つの称。帆桁の代わりに伝馬 え出ること。 という同形律を確立するとともに、元素の周期的類似船とする場合も多い。⑤農具の、鋤鍬鎌の三つの花を開き、袋果を結ふ。根茎をオウレンと同様に健胃薬 称。⑥鯛破の頭部にある、鋤・鍬・鎌に似た形の三つの骨。とする。 ーがしわ【三葉 ' 柏】紋所の名。柏の葉を みっそう回【密奏】 ( 名 ) スルひそかに奏上すること。「兵乱性について研究。 三枚組み合わせたもの。ーぜり 3 【三葉 ' 芹】、こツ・ハ② みっちや天然痘の痕の多いこと。あばた。「あらいーがミッドナイト団一 dn 一 gh ニ真夜中。深夜。ープルー 疫癘有べしと、陰陽寮頻りにーす / 太平記一一七」 の異名。 ーっつじ④【三葉 ( 躑躅 ) 】ツッジ科の落葉 みっそう回【密送】 ( 名 ) スルこっそりと送ること。秘密のうあって色がくらうて / 滑・膝栗毛六」ーづら【みっちゃ囘【 midnightblue) 黒に近い紺色。 面】あばたのある顔。あばたづら。「色は真黒に横太っみつどもえ回【三つ ' 巴】①紋所の名。巴の模様三つ低木。本州中部の山中に生え、庭木とされる。葉は広卵 ちに送ること。「機密文書をーする」 を組み合わせて円形にしたもの。↓巴図②勢力がほぼ形で枝先に三個輪生。四月、葉に先立ち、紅紫色の花を みっそう回【密葬】 ( 名 ) スル①ひそかにほうむること。たるー / 浄・淀鯉上」 枝先に二、三個すっ開く ②うちうちで葬式をすること。また、その葬式。「ーしたみっちゃく回【密着】 ( 名 ) スル①びったりとくつつくこと。同等の三者が入り乱れて争うこと。「ーの乱戦」 また、びったりとくつつけること。「政治家にーして取みつともな・い⑤ ( 形 ) 〔「見とうもない」が変化した「見とみつばい回【密売】 ( 名 ) スル売買が禁じられているものを 上で改めて本葬を行う」 みっそう回【密造】 ( 名 ) スル法律を犯してひそかに造る材する」「紙をーさせる」②〔原板と印画紙をびったりもない」の促音添加〕とても見ていられない。体裁が悪ひそかに売ること。「麻薬のーを取り締まる」 。見苦しい。「ー・い姿」「ー・い負け方」「ー・い行為」みつばいばい 3 【密売買】 ( 名 ) スル売買が禁じられている と付けて焼くことから〕原板の大きさに焼き付けた写 こと。「どぶろくを , ーする」「ーー酒」 れ生ーさ ( 名 ) ものをひそかに取引すること。 みつぞう【密蔵】 ( 名 ) スル①他人に知られないように真。密着焼き。べた焼き。 みつながしわ品国っ御綱 ' 柏】①オオタニワタリの別名。みつばしらとりい同【三柱鳥居】三個の春日鳥居を組 大切にしまっておくこと。②〔仏〕真言の教義・経典。みっちよく回【密勅】秘密の勅命。「討幕のー」 み合わせた鳥居。三本の柱を鼎純なに組み、笠木・島木は みっちり 3 ( 副 ) 十分に行うさま。みつしり。「ー ( と ) 勉強②カクレミノの別名。③「三角柏物 2 」に同し。 また、その教え。 三角形に互いに組み合わせる。京都太秦の木島神 みつな・しつ才無し】 ( 形ク ) 才がない。その能力がない。 みつぞろい回【三つ ' 揃い】三つで一組みになるもする」「ー ( と ) しこむ」「ー ( と ) 油をしぼる」 社が代表例。みはしらとりい の。特に、上衣・ズボン・チョッキが一組みとなっているみつつ 3 【三つ】「みつ」の促音添加。三個、また三歳。現代「寡人 2 のー・うして以て称ふに足らず / 紀継体訓」 語では、この語形の方が用いられる。〔副詞的用法の場みつなのすけっ御綱の ( 次官 ) 】行幸の際、鳳輦の綱をみつばち【 ' 蜜 ' 蜂】こツ・ハチ科、こツ・ハチ属のハチの総 洋服をいうことが多い。みつぞろえ。スリーーピース。 執った役人。多く近衛中将・少将があたった。 称。一匹の女王バチ、数百匹の雄・ハチ、数万匹の働き みつだ①【密 ' 陀】「密陀僧」の略。ーえ画 3 具密 ' 陀絵】①合、アクセントは皀 密陀の油に顔料を混ぜて描いた油絵の一種。七世紀にみつつう回【密通】 ( 名 ) スル①ひそかに通知すること。②みつにゆうこくふ【密入国】 ( 名 ) スル正規の手続きを踏・ハチから成る高度な社会生活を営蜂一 まないで国内に入ること。 0 密出国 む。働き・ハチの体長は約一三ート 中国から伝来。法隆寺の玉虫厨子や橘夫人厨子などの妻あるいは夫以外の異性とひそかに情を通わすこと。 みつのあさ【三つの朝】〔年・月・日の三つの朝の意〕元で、女王パチや雄パチは大きい 絵に見られる油画②膠に顔料を混ぜて描いた表「人妻とーする」「不義ー」 ずれも体は黒褐色で、黄褐色の短 面に、密陀の油をかけて光沢を出した絵。正倉院の御物みってい回【密偵】 ( 名 ) スルひそかに秘密や内情を探るこ旦。三朝。「我が門や松はふた木をー / 蕪村文集」 みつのお具三つの緒】三味線・三弦の異名。 毛が密生する。女王パチは産卵に などに見られる。油色し。〔この語は近世には密陀僧をと。また、そうする者。スパイ。「ーを放っ」 用いた油で彩色した漆器をさして用いられたが、明治みつでかえで靆④【三手 ' 楓】カエデ科の落葉高木。深山みつのがしわ品【三角 ' 柏】昔、宮中の豊明節会 3 な専念し、雄・ハチは交配のみ行う。働 以降は密陀の油を用いて描いた上代の絵を称するように生える。葉は柄が長く、狭卵形であらい鋸歯のあるどに、酒や飯を盛るのに用いた木の葉。葉の先がとが 0 きパチは、花の蜜や花粉の採集・貯 . 、、・ て三つに分かれている。みつながしわ。 蔵、幼虫・女王パチ・雄パチへの給 小葉三個からなる。雌雄異株。材は器具・薪炭用。 ミッテラン KFranqoisMau ュ ceMa ュ eMitterrand) ◎ー九ー六みつのきずな【三つの ' 絆】三界。「末暗からぬ灯の餌にあたり、腹から分泌する蝦 で巣をつくる。働きパチは花の位 みつしりーみつばち フランスの政治家。反ドゴール体制の中心として活躍、永き闇路を照らしつつ、ーもことごとく / 謡・身延」 置などの情報を仲間に伝えるために独特のダンスを踊 一九七一年の新社会党結成に際し党第一書記となる。みつのくるま【三つの車】三車

4. 大辞林

カタバこ科の多年草。深山の林中に生える。葉は根生【。深山 ' 榛の木】カバノキ科の落葉小高木。亜高山帯所。見わたし。「ーなる山のあなたばかりに / 蜻蛉中」みゆき【 ( 行幸三御 ' 幸】 ( 名 ) スル①天皇の外出。 ^ 行幸》 し、心臓形の小葉三個がつく。春、葉間から長い花柄に群生。葉は広卵形で縁に細かい重鋸歯があり、裏面みや・る囘回【曻遣る】 ( 動ラ五〔四〕 ) ①遠くを眺める。見「ーには、みこたちなど、世に残る人なく仕うまつり給 を出し、径約二純ほルの白色または微紅色の五弁花をつは粘る。雌雄同株。晩春開花し、雌花穂は松かさ状の小渡す。「かなたをー・る」②そっちの方を見る。「声のすへり / 源紅葉賀」②上皇・法皇・女院の外出。《御幸》「院の 御門、思召ししゃうに、ーも所せからで / 源若菜下」 ける。叡山かたばみ。ーがらす④っ深山 ' 烏】カラスの果となる。ーびやくしん団っ深山 ' 柏 ' 槙】イプキの変る方をー・る」 一種。全長四七 1 ルほど。全身黒色で、くちばしの基部種。常緑低木で、高山や深山の岩壁や砂礫地に生える。みやわたり【宮 ' 辺】〔「わたり」は、あたりの意〕皇族やミュケナイ一 M éna 一】・ギリシア、ペロポネソス半島北 の周囲がはげて灰白色の皮膚が裸出している。ューラ葉に針葉と鱗状葉の二型がある。鱗状葉たけの古木を中宮などの身辺。また、その邸のあたり。「このーのこと東部にあった古代都市。、こュケナイ文明の中心として 栄えた。一九世紀末シュリーマンによってその遺跡が シア中部に広く分布。日本には冬鳥として本州西部・九園芸でシンパクと呼ぶ。ーもんきちょう同っ深山紋を殿上人もなにも目なれて / 紫式部日記」 州に渡来。往時は「千羽ガラス」といわれる大群が見ら黄 ' 蝶】シロチョウ科のチョウ。開張四五に以内外。雄はみゆ「御湯】①温泉の美称。いでゆ。「ーの上の木群 % 発掘された。こケーネ。ーぶんめい⑤【ー文明】エーゲ れた。 ーからすあげは⑦っ深山 ' 鳥揚羽】アゲハチョ黄色、雌は白色で、はねの外縁には幅広い黒褐色帯があを見れば / 万三二二」②神前で、巫女 5 が熱湯に笹の葉を文明の後期、紀元前一五世紀から紀元前一二世紀にか ウ科のチョウ。開張約一三メ セル。黒色ではねの上面はり、縁毛は桃色。浅間山と北アルプスの高山帯に産し、ひたして身にふりかけて神に祈ること。湯立ち。「神をけてギリシア本土こュケナイを中心に栄えた文明。ド ーリス人の侵入によって滅亡。クレタ文明を受け継ぐ 金緑と青色の鱗粉を散らし、外縁に青緑色のはっきりサハリン・シベリア・ヨーロッパ・カナダ北部・アラスカも涼しめの、ー参らせう舟方 / 狂言謡」 が、堅固な城壁と炉を備えた宮殿や仮面・杯などの金工 ーよめなっ深山嫁菜】キク科の多み・ゅ【見ゅ】 ( 動ャ下二 ) みえる した帯状斑がある。カラスアゲハに似るが、より華麗でにも分布する。 後ろばねの下面に顕著な白帯があるので区別できる。年草。山地に生え、草状がヨメナに似ている。高さ約ミュー国一 m 三・当①ギリシア語のアルファベットの術に特徴がある。 日本全土とアジア東部に広く分布。ーきりしまっ深五〇ド。五 ~ 七月、淡青色で中心部が淡黄色の頭状花第一二字。②長さの単位。こクロンを表す記号 ( こ。みゆす・る【見譲る】 ( 動ラ四 ) 他の人に世話を頼む。後 ③、こュ 1 粒子の記号 ( こ。 見を頼む。「ー・る人なくて残しとどめむを / 源橋姫」 山霧島】九州の高山に群生するツッジの一新。落葉のを開く。栽培品種をミヤコワスレという。 ミュゼット一翳 musette) ①フランスの民俗楽器。ふい 小低木で横にはびこり、葉は小さい長楕円形。五月、枝みやま回っ御山】①山を敬っていう語。②御陵、またはミューオン①言 uo 三◆、こュ 1 ( こ粒子 頂に径約一元はルの紅紫色の花を二、三個ずつ開く。庭木墓を敬っていう語。「ーにまうで給ひて / 源須磨」 ミュージカル【 mus 一 ca こ①第一次大戦後アメリカで独ご式バグパイプの一種。一七 ~ 一八世紀にかけて、貴族 自の発達をとげた、音楽・舞踊・演劇を巧みに融合させ階級の間で流行した小風笛。②田園風な趣の三拍子の ともされる。 ーきんばい④【。深山金梅】バラ科の多みやまいり斜囘【宮参り】 ( 名 ) スル①神社に参詣すること。 ②子供が生まれてから、初めて産土神黔に参詣するこた総合舞台芸術。イギリスのコこック・オペラから発生古典舞曲。 年草。高山の日当たりのよ一深山金梅〕 フランスーロマン派 と。うふすなまいり。 し、アメリカ的な機知や好みをもっ音楽劇として発達ミュッセ【と freddeMus おニ◎ い草地に生える。葉は根茎 みやまじし【御山獅子】地歌の一。菊岡検校が三味線曲した。こュージカルーコメディー。②他の外来語の上にの詩人・劇作家。才気と感受性にみちた青春詩人として から束生する長柄につき、 として作曲、八重崎検校が箏の手を編曲した。作詞竹中付いて、「音楽の」「音楽的な」などの意を表す。「ー・プ出発し、のちに内省的な作品を書く。ジョルジュサン 三小葉からなる複葉。花茎 ショー同一 mus 一一 show) 音楽を中心として、ドとの恋愛は有名。詩集「スペインとイタリアの物語」、 墨子。京風手事物緊と。伊勢の神路山をめぐる名所を巧レー」 は高さ約一五純ル、頂が分 みにつらねて獅子舞の手事を加えためでたい曲。 踊り・寸劇・曲芸その他を組み合わせて作られた演芸。 小説「世紀児の告白」、戯曲「戯れに恋はすまし」 枝して黄色の五弁花を数個 みやまんだら【宮 ' 曼 ' 荼羅】本地垂迹じ説から生まれ s—@(musicalsaw) 西洋鋸髭の背をパイオリンのミュトス①【 mythos) 神々・英雄・動物・自然現象など つける。ーざくら④【。深山 に関する非現実的・空想的・擬人的な物語。神話。伝承。 桜】バラ科の落葉高木。深 山に生える。葉は広卵形。 くために作られ、特に、神域や社殿の景観を重点的に描したもの。鋸の柄を膝では KMüller) ◎①〔 Friedrich Max M. 〕一坐」ド ミュラー き出したもの。山王宮曼荼羅・春日宮曼荼羅など。 さみ、左手で鋸の先端を持 ィッ生まれのイギリスの言語学者・宗教学 晩春、葉より少し遅れて 者。比較言語学・サンスクリットを研究、インド学の諸 白色五弁花を数個総状につけ、葉に似た苞がある。みやみすな囘回【宮水】兵庫県灘地区の酒造に用いられち、曲げ加減によって音高 分野で活躍。宗教の客観的・科学的な比較研究を提唱。 ーじ筒【。深山路】深い山の中の道。ーしきみ【。深る地下水。西宮市の久保町・石在町・東町あたりから湧をとる。現在は演奏専用の 主著「古代サンスクリット文学史」「宗教学」など。② 山 ' 樒】ミカン科の常緑低木。山地に生える。葉は長楕出する。天保年間 ( ~ にしより酒造の霊水として貴ばれ刃のないものを用いる。 〔 Johannes Peter M. 〕一合一・ ミューンシャン 3 〔ョ us 一 c 一 a 三 会八トイツの生理学者。解剖 円形で輪生状に互生。葉面に油点がある。雌雄異株。晩た。適当な硬度があり、鉄分を含まない 学・発生学・生理学など諸分野にわたり多くの業績を残 眷、枝先に白色の小花を円錐状につける。果実は小球形みやめぐり 3 【宮巡り】諸所の神社を巡拝すること。特 ( ポップス・ジャズの ) 演奏家。「スタジオ・ー」 す。血液成分の研究、腺・腫瘍の徴細構造の研究、こュラ で赤く熟す。有毒植物。ーしようびん団【。深山 ( 翡翠 ) 】 に、伊勢神宮の内宮・外宮を初めとして、摂社・末社を参ミュージック①【 mus ゑ音楽。「スクリーン。ー」「ー・テー プ」ーコンクレート囘一 musiqueconcréte) 現代のー管の発見などで知られる。著「人体生理学」③〔 Leo ・ 水鳥アカショウビンの別名。ーしろちょう鬟っ深山拝して回ること。 白 ' 蝶】シロチョウ科のチョウ。開張六五に以内外。はねみやもと【宮本】姓氏の一。 ーさぶろう【宮本三郎】音芸術の一。在来の音楽のような楽器の音 ( 楽音 ) 以 poldM. 〕ドイツの軍医。一八七一 ( 明治四 ) ~ 七 は白色で、前ばねの外縁と脈および基部は黒色を帯び◎洋画家。石川県生まれ。戦争記録画に佳作を残外に、現実の音響 ( 自然の音や人工の騒音 ) を採取、選五年滞日。日本の医学教育制度を確立、ドイツ医学移植 る。幼虫はメギ科の植物を食い、糸で作った巣に群生すす。晩年は舞妓・裸婦の連作で知られる。第二次大戦後択・構成して一個の芸術作品としての音響的対象に仕の基礎をつくる。④〔 Paul M. 〕スイスの化学者。 る。成虫は七月ごろ出現。本州中部山岳地方の高地に産二紀会を結成。ーっねいち【宮本常一】◎贏 2 →民俗学上げたもの。一九四八年フランスのシェフェル (Pierre 植物の害虫対策を研究。の殺虫効果を発見し、合 し、朝鮮半島・シベリアなどにも分布。ーせせり国っ深者。山口県大島生まれ。天王寺師範卒。日本各地を歩き、 Schaeffer) が考案した。具体音楽。ーホール同【 music 成に成功。⑤〔 WilhelmM. 〕蒄ドイツ・ロマン派の 山 ' 撰】セセリチョウ科のチョウ。開張四〇新」内外。はね村に生きる人々の姿を温かく描いた民俗誌を数多く残 ha 三歌・踊り・曲芸・奇術・コント・ヌ 1 ド・ショーなど詩人。民謡調の抒情詩を書いた。「美しき水車小屋の娘」 ーベルトの作曲によって有名。他に「ギ は暗褐色で、前ばねの上面には不明瞭な数本の波状帯す。武蔵野美大教授。著「忘れられた日本人」「家郷の訓」を見せる大衆演芸場。ーポックス同【 mus 一 cbox 】①「冬の旅」はシュ リシアの歌」がある。 ーかん回【ー管】脊椎動物の があり、後ろばねの上面には多くの小黄斑がある。成虫など。ーむさし【宮本武蔵】◎贏船江戸初期の剣豪。ォルゴール。②ジュークポックス。 ーとべら④っ深山とべら】マメ科の常緑小低木。暖地て二刀流を創始し、吉岡清十郎・佐々木小次郎を破ったサ (Musa) の英語名。ゼウスとネモシュネとの間に生管。中腎輸管に平行して生じ、雄では退化するが、雌で は発達して輸卵管となる。 の山林中にまれに生える。高さ約四〇純ル。葉は質の厚ことで名高い。水墨画をよくした。水墨画「枯木鳴鵙まれた娘。九人とする説が一般的。 ミュルダール ()a ュ Gunnar M da = ◎一」スウェーデ い楕円形の小葉三個からなる複葉。初夏、茎頂に白い花図」、著「五輪書」ーゆりこ【宮本百合子】◎ ~ 舩→小説ミュータント①一 m 三 an ニ◆突然変異体雋 ~ ンの経済学者・政治家。貨幣経済論などで業績をあげ、 が総状につく。豆果は楕円形で黒紫色に熟す。漢名、山家。東京小石川生まれ。日本女子大中退。本名ュリ。旧姓ミュート一 mute) 弱音器 豆根。ーねこのめそう回尚っ深山猫目草】ユキノシ中条。顕治の妻。「貧しき人々の群」で文壇に登場。戦闘ミューりゅうし 3 【″粒子】素粒子の一。記号桑正負の次第に経済問題の社会学的要因へと視点を移す。著「経 タ科の多年草。谷川の岩上などに生える。茎・葉は緑紫的プロレタリア作家、民主主義文学のリーダーとして電気素量をもっ二種があり、スピン 1 一 2 。質量は電子済学説と政治的要素」「アメリカのジレンマ」など。 色。高さ約一二ドで、広卵形の葉を対生。春、茎頂に淡活躍。小説「伸子」「播州平野」「風知草」「道標」など。 の約二〇七倍。平均寿命約 2x 一 0 ー。秒で。電子とニュミュロン【 M 0 三◎紀元前五世紀のギリシアの彫刻家。 「ディスコボロス ( 円盤を投げる青年ごなど運動の瞬間 黄緑色の小花を多数密生する。岩牡丹。ーはんのきみやもり回【宮守】神社の番をする人。 ートリノに崩壊する。レプトンに属する。三ューオン。 みやもんせき 3 【宮門跡】寺院格式の一。古く、法親王、ミュール①【 mu ゑ①騾馬②紡績機の一種。↓クロンをとらえた表現にすぐれた。 ミュンツアー KThomas Münzer) ◎ 一五ドイツの宗教改 または入道親王が住職となっていた寺院。仁和寺・輪王プトン みやまーー - 、、ユンツア 寺・青蓮う院・知恩院など。 みゆき回【み雪・。深雪】〔「み」は接頭語〕①雪の美称。②革指導者。千年王国説に強い影響を受け、神秘主義的信 仰と社会変革とを結びつけて民衆の抵抗権を主張し、 、みやり【見。遣り】遠くを見やること。また、見渡される深く積も「た雪。深雪。

5. 大辞林

事を始める」④やるべきことや続行すべきことを途中ぼうりゅう向【膨隆】皮膚・粘膜などの局部的なふくら 「蓬葉飾り」の略。圉新年。⑦曲名 ( 別項参照 ) 。ーおり◆ほうろくずきん ( 焙烙頭巾 ) 回【 ' 蓬 ' 葉織】たて糸で浮き模様を織り出した、風通織ぼうらく回【暴落】 ( 名 ) スル物価・株価などが急激に下がでやめてしまう。投げ出す。「勉強をー・して遊びに行み。 に似た織物。明治時代、西陣で織り始めたもので、女帯ること。◆暴騰。「株価がーする」 く」⑤人をそれまで属していた集団や環境から排斥すほうりゅうじ衄祷【法隆寺】奈良県斑鳩町にある聖徳宗 や袋物にする。 ーかざり【 ' 蓬 ' 葉飾り】新年の祝儀とほうらくせんら回【包絡線】〔 envelope 〕〔数〕ある一定る。追い出す。「あんな娘は家からー・してやる」可能総本山。もと法相宗。南都七大寺の一。七世紀初め聖徳 して床に飾ったり年始の客に出したりする飾り物。三の条件を満たす一群の曲線に一定の曲線が接するとほうりだせる 太子の建立と伝えられる。西院伽藍は七世紀後半に建 方の上に、白米・熨斗鮑咒あ・伊勢海老・勝粟・昆布・野老き、この定曲線を包絡線という。 回【法律】日〔歴史的仮名遣い「はふりつ」〕てられた中門・塔・金堂などを含み、これらは世界最 ほ - つりつ ①社会生活の秩序を維持するために、統古の木造建築といわれる。夢殿を中心とする東院加藍 とこ・馬尾藻既だ・橙降などを盛り付け、蓬葉①になぞらえほうらくやき【豊楽焼】弘化年間 ( ) 、名古屋の陶 たもの。これらを食べると寿命が延びるとされ、一種の工大喜豊助が創始した楽焼き。外側は漆を塗り、これに治者や国家が定めて人民に強制する規範。法。②憲法は、斑鳩宮のあった所に奈良時代になってから行信が 取り肴として行われたが、実際に食べないものが多く蒔絵を施し、内側には白ひび釉の上に彩画を施しに基づいて国家の立法機関により制定される成文法。造営したもの。金堂の釈迦三尊、百済観音、救世む観音、 なり飾り物となった。蓬葉。宝莢。江戸では食い積みたもの。豊助焼。とよらくやき。 〔歴史的仮名遣い「ほふりつ」〕①仏の説いた教えと玉虫厨子羇 3 など飛鳥・奈良時代の優れた美術品を多数 といった。 ーさん【蓬葉山】①を「蓬葉①」に同じ。②ほうらっ騁回【放 ' 埒】 ( 名・形動 ) 図ナリ〔馬が埒から外に信者の守るべき規律。教えと戒律。「仏のーを受け出蔵する。一九四九年 ( 昭和二四 ) 五重塔心礎内が調査さ ・富士山の異名。③を金華山の異名。④幸若舞「浜出出る意〕①勝手気ままに振る舞うこと。おこないや生家せんと思ふ / 今昔一」②仏の説いた戒律。ーか回【法れ、舎利容器・金鋼合子・海獣葡萄鏡や、玉類・金板・ 」の別名。ーしだ同【 ' 蓬 ' 葉〈羊歯 ) 】イノモトソウ科活がだらしのないこと。また、そのさま。「ーに振る舞律家】法律の専門家。法学者・弁護士・裁判官など。香木など多くの荘厳具虧が発見された。斑鳩寺 ーかんけいー伽藍配置図 の常緑性シダ植物。観葉植物として栽培。短い根茎かう」「ーな生活」②道にはずれていること。法にはずれ ーがく④【法律学】「法学」に同じ。 ら、多数の葉が接して出る。高さ一〇 ~ 二五純はル。葉柄ていること。また、そのさま。「主従ともにーにて悪事を同【法律関係】法律によって律せられる関係。例えば、ほうりよう【方量】際限。かぎり。きり。「許せばまた ーもなく我儘をして / 浮・新可笑記四」 や中肋うは濃紫褐色で光沢があり、葉は軟らかく、羽なさば / 都鄙問答」気生ーさ ( 名 ) ーざんまい【放家主と借家人の間の権利・義務の関係。ーこうい 2 ' 埒三 ' 味】心のままに好き勝手に振る舞うこと。 状複葉。小葉は扇形。葉縁の折り返しの中に胞子嚢し 【法律行為】当事者が一定の効果の発生を求めて行うほうりようり【方領】①素袍 4 などに見られる、左右 群を生じる。アジアンタム。 行為で、法律がその効果の発生を認めるもの。意思表示の前身の端に付けた方形の襟。引き合わせて着用する。 ーちく【 ' 蓬 ' 葉竹】小形ほうらん騁回【抱卵】 ( 名 ) スル親鳥が卵を温めること。 のタケの一。南アジア原産。暖地で観賞用に栽培。叢生ほうらん回【蜂・巒】山のみね。また、連なった山々。「大小を不可欠とし、その方向・数により、遺言などの単独行かくえり。②〔御方の領地の意〕家督を相続せずに部 して株となり、高さ三 ~ 五。節から多数枝を出す。葉のー、畳々として / 浮城物語竜渓」 為、契約 ( 双方行為 ) 、法人の設立などの合同行為に分類屋住みでいる公家貴族の子息↑御方 ) が、朝廷の役職に ーこうか同【法律効果】一定の法律要件に就いて与えられる領地。 は軟らかく、小枝上に数個羽状に互生する。土用竹。ーほうらん回【 ' 蓬乱】ヨモギが乱れるように、入り乱れるされる。 基づいて発生する権利義務。例えば、売買契約によりほうりようり団【法量】〔仏〕仏像の大きさ。 まい回【 ' 蓬 ' 葉米】台湾で栽培した日本種の稲およびこ こと。「ーの髪は登徒が妻に勝れ / 保元下・古活字本」 れを改良した稲からとれた米。ーまめ 3 【 ' 蓬 ' 葉豆】ぼうらん回【棒 ' 蘭】ラン科の常緑多年草。暖地の樹上に発生する買い主の代金支払義務、死亡により開始するほうりよう回【豊漁】魚などがたくさんとれること。大 ーこん団【法律婚】一定の法律上の漁。◆凶漁 源氏豆既じの別名。 着生。茎は高さ約二〇ル。葉は細い円柱形で硬い。夏、相続など。効果。 手続を経ることによって成立する婚姻形態。ーじむぼうりよく①【暴力】①乱暴な力。無法な力。「ーを振る ほうらい【蓬葉】長唄の一。四世杵屋六三郎作曲。遊郭を短い花序を出し、黄緑色の花を数個つける。 仙境蓬葉に、遊女を仙女に見立てた独吟もの。 しょ同【法律事務所】弁護士が法律に関する諸事務を取う」「ーに訴える」②物理的強制力を行使すること。特 ほうり①【方里】縦横が一里の面積。一里四方。 ぼうらいきよく【蓬莢曲】劇詩。北村透谷作。一八九一年ほうり粤前【法吏】司法の官吏。 り扱う所。ーしん国【法律審】法令違背の有無だけをに、それにより身体などに苦痛を与えること。ーかく ( 明治二四 ) 自費出版。夢幻的な仙境を背景にして、このほうり①【法理】日〔歴史的仮名遣い「はふり」〕法律の原審理する裁判。おおむね上告審がこれに当たる。ー・事めい⑤【暴力革命】既存の国家権力体制を倒すための武 世の繁栄と破滅、霊の救済を描く。 理。〔歴史的仮名遣い「ほふり」〕仏法の道理。ーが実審。ーふじよ同【法律扶助】資力がないために法律力を手段とする革命。ーだん国【暴力団】暴力あるい 上の保護を受けられない者に対する社会的援助。訴訟は暴力的脅迫によって自己の私的な目的を達しようと ほうらいじ【鳳来寺】愛知県鳳来町にある真言宗五智教く【法理学】法哲学の別名。 ーもする反社会的集団。 ーてき回【暴力的】 ( 形動 ) 乱暴な 費用や弁護士報酬の立替え、無料法律相談など。 団の本山。山号、煙厳山。七〇二年文武天皇の勅願によほうり囮【 ' 鳳 ' 梨】パイナップルの漢名。 り利修の開創と伝える。寺域の鳳来寺山はブッポウソほうり【忙裏・忙 ' 裡】いそがしくしている時。「ーのんだい同【法律問題】①法律上の研究を要する問題。②さま。力によって物事を解決しようとするさま。「ーな 訴訟事件の審理において、認定した事実についての法解決の仕方」 ウなどの生息地として知られ、全山が国の名勝および忙、急中の急なる境遇の中央に / 自然と人生蘆花」 天然記念物に指定される。峯の薬師。 ぼうり回【棒利】元金をなしくずしに返済させながら、元律の解釈適用に関すること。◆事実問題。ーようけんほうりん回【宝輪】「九輪」に同じ。 ほうらく騁①回【放楽】「法楽③」に同じ。 金全部に対する一定率の利息を取るもの。 崎⑤【法律要件】一定の権利義務を発生させるのに必ほうりん回【法輪】〔梵 dharma-cakra の訳。「輪」は古 ほうらく攣 B 向【法楽】①仏の教え、修行、悟りなどのもたぼうり①【暴利】①不当に大きな利益。法外の利得。「ー要な条件。契約・不法行為・善意・悪意・出生・死亡など。代インドの戦車のような武器。それを悪や煩悩を破 らす超世間的な悦び。②経を誦したり音楽や芸能・詩をむさぼる」②法外の利息。常識を超えた利息。ーと要件。 壊し、教えを広めるものにたとえる〕仏の教え。仏教。 歌などを手向けて、神仏を楽しませること。③なぐさりしまりれい【暴利取締令】第一次大戦中、物価の暴ほうりな・げる同っ放り投げる】 ( 動ガ下一 ) ①無造作にー》転法輪 み。たのしみ。放楽。「見るもー、聞くもー」「目のー」④無騰による売り惜しみや買い占めなどを抑制するために遠くの方へ投げる。また、投げるように置く。「大に餌 ーを転す仏が説法する。法門を説く。 料で催されること。「ー芝居」「ー湯」ーかかい【法設けられた農商務省令。第二次大戦後、物価統制令に吸をー・げる」「ランドセルをー・げて遊びに行く」②中途ボウリング回一 bow 一一 ng 】◆ポーリング でやめてほうっておく。「仕事をー・げる」 楽歌会】神仏を楽しませるための歌会。 ーのう【法収された。 ほうりんじり【法輪寺】①奈良県斑鳩町三井にある 楽能】神仏を楽しませるために演じられる能。 ーれほうりあ・げる同っ放り上げる】 ( 動ガ下一 ) 上に投げる。ほうりやく回山【方略】①計略。はかりごと。②〔「方略聖徳宗の寺。山号、妙見山。縁起によると、六一三年山背 んが同【法楽連歌】神仏を楽しませるために社寺に奉投げ上げる。「石をー・げる」 策」の略〕律令制下、官吏登用試験の秀才科に出題され大兄王らが聖徳太子の病気平癒を祈って発願。ま 納する連歌。また、その会。法楽和歌にならったもの。ほうりき 3 ふ回 E 【法カ】①仏法に備わっている力。仏法のた問題。哲学概論・一般文化論にあたる最高度の国家試こ、、 オナ七〇年法隆寺再建にそなえて建てられたとする ーわか 6 【法楽和歌】神仏を楽しませるために社寺に威力。②仏道修行によって身につけた、祈疇・除災など験で、二題出され漢文で解答を書く。↓対策 説もある。伽藍配置は法隆寺と同じで、金堂基壇・礎 ほうりやく【宝暦】◆ほうれき ( 宝暦 ) 奉納する和歌。また、その会。 の際に発揮される超人的な力。 石・心礎は創建当初のもの。三重塔は一九四四年 ( 昭和 ほうらく【崩落】 ( 名 ) スル①くずれ落ちること。②相場ほうりこ・む国【。放り込む】 ( 動マ五〔四〕 ) 乱暴に入れぼうりやく回【暴 ' 掠】 ( 名 ) スル暴力で奪い取ること。無法一九 ) 落雷により焼失、七五年再建。三井寺。②京都市 が急激に下落すること。「米価がーする」 る。無造作に入れる。「ガムをぼいと口にー・む」可能一ほに略奪すること。「亜細亜地方をーするを見て / 三酔人右京区嵐山にある真一一一口宗五智教団の寺。山号、智福山。 ほうらく嵎向【 ' 焙 ' 烙・ ' 炮 ' 烙】〔あふり焼く意〕①「ほうろうリこめる 経綸問答兆民」 七一三年行基の創建という。本尊は虚空蔵菩薩、縒蛾の く ( 焙烙 ) 」に同じ。②殷の紂王うが行なった火あふりほうりだ・す団っ放り出す】 ( 動サ五〔四〕 ) ①勢いよく投ぼうりやく【謀略】人をおとしいれるためのはかりご虚空蔵。↓十三参り の刑。油を塗った鋼柱を炭火の上に架け渡し、罪人を渡げて外へ出す。また、激しい勢いで位置を移動させる。 と。「ーー戦」「敵のーーにかかる」 ほう・る 3 ふ回っ放る】 ( 動ラ五〔四〕 ) ①遠くへ投げる。無造作 らせて火中に落とした。ーずきん同【 ' 焙 ' 烙頭 ' 巾】「相手をリング外へー・す」「衝突のショックで車からほうりう【放流】 ( 名 ) スル①せき止めておいた水なに投げる。「ポールをー・る」「窓からごみをぼいっとー ・される」②手に持った物などを、うち捨てるように どを流すこと。「ダムの水をーする」②魚の繁殖のためる」②途中でするのをやめてしまう。なげだす。「英 語の勉強をはじめたが中途でー・つてしまった」③手 ま、つらいーーま、フる に行く」③無関係なものとして捨てておく。うち捨てぼうりゅう聘回【傍流】①本流から分かれた流れ。支流。をつけないで成り行きにまかせる。うち捨ててかえり てかえりみない。「泣きじゃくる子供をー・したまま家②主流からはずれた流派・系統。傍系。 みない。「当分ー・つておいて様子をみよう」「心配でー

6. 大辞林

辺の湿土に生える。葉状体は長さ気はルあまりで、イチ知 = 歳之将。暮」〕青桐の一葉が落ちるのを見て、秋のを一と力に分解していう語。京都祗園の万亭を一カ亭 草。山野の樹陰に生え、高二薬草一 さ約二〇。葉は根生 ョウ形。裏面に紫色で線状の鱗片がある。イチョウゴ訪れを知る。小さな前触れによって将来のなりゆきをという類。 いちりつ【市立】〔「私立」と同音になるので区別して 察することをいう。 し、広卵形。初夏、花茎を ケ。ーか回【〈銀杏 ) 科】古生代末から中生代中頃にか いう〕「しりつ ( 市立 ) 」に同し。「ー高校」 立てて白色五弁のウメに いちょう回【一様】 ( 名・形動 ) 図ナリ①みんな同しよう けて栄えた裸子植物中の一一銀杏返し一 似た花を総状につける。 な様子であること。また、そのさま。「誰からもーな ( の ) いちりつ【一律】 ( 名・形動新ナリ①同じ調子で変化 科。イチョウ一種のみが現 返事が返ってくる」「ーに白い靴を履いている」②ありのないこと。「千篇ー」「千古の文体皆ーなるべし / 経国 葉の液汁は切り傷・虫さ 存。ーがえし望【 ( 銀杏 ) 返 されに効く。また、全草を ふれているさま。普通。「尋常ーの男」 美談竜渓」②どれも同しであること。例外のないこと。 し】婦人の髪形の一。髻の 干したものを鹿蹄草と いちょうらいふくうは回【一陽来復】〔「周易本義」によまた、そのさま。一様。「ーに千円値上げする」日 ( 名 ) 上を左右に分けて半円形に 呼び、煎じて脚気の薬 る。陰が極まって陽が生ずること〕①冬が去り春がく日本・中国などの音楽用語。①十二律の一つ一つの音 結んだもの。江戸末期に広 ~ 」ー とする。 ること。新年がくること。②悪いことが長く続いたあ律。②音程の単位。十二律の中で隣り合った音律どう まり、明治以後も結われだ。 いちゃっ・く回 3 ( 動力五〔四 ]) ①男女が体を寄せ合った とで、ようやくよい方へ向かうこと。③〔一年を易の十しの音程。洋楽の半音に相当する。 ーがしら④【 ( 銀杏 ) 頭】江戸 りしてふざけあう。「人前でー・くのはみつともない」 二卦けに配当すると、陰暦一〇月に陰が極まり、一一月いちりゅう回【一流】①最も優れた部類に属すること。 時代の男の髪形の一。髷の先を一銀杏頭一 ②ぐずぐずする。暇取る。「今この毒薬を呑まうか呑むイチョウの葉のように平たく広 の冬至になると一陽が再び生ずることから〕陰暦一一第一等の地位。第一級。「ーの指揮者」「ー品」②一つの まいかとー・く所に / 洒・新吾左出放題盲牛」③もめる。 月または冬至のこと。 げたもの。 ーがた⑥【 ( 銀杏 ) 形】 流派。一派。「華道にーを立てる」③その人独特の流儀。 独自のやり方。皮肉めかしていうことが多い。「彼ーの 言い争う。「方々で二階を止められた客がそこの内に来イチョウの葉のような形。円を いちよくは【違勅】 ( 名 ) スル天子の命令に背くこと。 て又何かー・き過ぎて / 滑・浮世床二」 のいちよく疑団【遺勅】遺言としての勅命。 警句」④ ( 「一旒」とも書く ) 一つの旗・幟。ひとなが 四等分した形。ーぎり回【 ( 銀杏〉 いちゃもん回難くせ。文句。「ーをつける」 いちよく回【一翼】①一つの翼。②一つの役割、持ち場。れ。⑤一族。同じ血統。「大将は何れも名を惜む源氏ー 切り】大根・人参などを薄く輪 「ーーを担う」 の棟梁也 / 太平記一九」 いちゅう⑥【移駐】 ( 名 ) スル軍隊などがほかの土地へ移動切りにしてさらに十文字に包丁 して駐屯すること。 を入れたもの。形がイチョウの いちらく囘【一落】 ( 名 ) スル①一度衰えること。没落するこいちりゅう【一粒】ひとつぶ。ーまんばい回囘【一 いちう回①【意中】心の中。心の中で考えていること。葉に似る。 ーくずし④【 ( 銀 と。「一栄ー是春秋 / 大鏡時平」②一つの区切りがつくこ粒万倍】〔報恩経四「世間求」利、莫」先 = 耕」田者一種」一 と。一段落。「ーしたる嬉しさは天へも上る心地なり / 万倍」による。一粒のもみをまけば万倍の米になるの 「ーを探る」「ーを伝える」ーのひと回①【意中の人】ひ杏 ) 崩し】婦人の髪形の一。銀杏 そかに適格者として考えている人。特に、結婚相手とし髷の変形で、浅葱さまたは紫の縮緬の手絡を髷の浄・和田合戦女舞鶴」③一つの事件。一件。「此ーはけふ意〕小さな物事が伸びて大きくなることのたとえ。 てひそかに心を寄せている異性。 いちりゅうさいていざん【一竜斎貞山】◎蒄 ( 初代 ) 講 根にかける。江戸末期に流行。ーごけ【〈銀杏〉 ' 苔】イが日迄、わざと父御へ知らしませぬ / 浄・菅原」 いちゅうい回【一 ' 揖】 ( 名 ) スル①軽くおしぎすること。会チョウウキゴケの別名。ーば囘「銀杏 ) 羽】オシドリいちらく【一楽】①一つの楽しみ。②「一楽織り①」に談師。本名、中村貞之助。「伊達騒動」などを得意とした。 同じ。「ーの羽織」ーあみ回【一楽編み】籐細工の一。 芸名は現在も継承されている。 釈。「唯帽を脱とりてーせしのみ / 蜃中楼柳浪」②宮中のなどの両脇後方にあるイチョウの葉の形の羽。思羽 儀礼で、両手で笏やを立て一度おじぎをすること。 天明 ( 一し頃、堺の土屋一楽の始めた精巧な綾織りいちりよう芻 23 向【一両】①貨幣の単位。ー両。②〔「両」 ーば囘【 ( 銀杏 ) 歯】イチョウの葉のように下の方を広く いちゅういちょい【一遊一予】〔「孟子梁恵王下」による。作った足駄の歯。ーまげ回【 ( 銀杏 )' 髷】婦人の髪形。で、煙管いセ筒などの袋物に用いられた。いちらく。いちは二の意〕一あるいは二。接頭語的に用いる。ーざし 「予」は楽しむ意〕天子の一つの遊び、一つの楽しみ。王島田髷の髱をイチョウの葉のような形にしたもの。江らくおり。 ーおり回【一楽織】①絹織物の名。細か【一両刺 2 】根もとを残して二つに割った竹串第に、 者の遊行。「斐ひたる君子のー / 浄・百日曾我」 戸中期には童女の髪形。いちょうわげ。 な綾織り地のもの。一楽編みに似ているところからこ小魚二匹を横刺しにして焼く調理法。根もとは紙で巻 いちゅうるい囘【異柱類】不等筋類の別名。 の名があるとされる。いちらく。②「一楽編み」に同じ。 ーじっ図向【一両日】一日または二日。一、二日。 いちょう①【医長】病院などで、各科の首席の医師 いちょ【遺著】①著者の死後、出版された書物。②後いちょう荷【胃腸】胃と腸。食物の消化・吸収が行われいちらん【一覧】 ( 名 ) スル①一通りざっと目を通すこと。「ー中に結果が出る」ーねん図向【一両年】一年または 世に残された著書。 「場内をーする」「ーに供する」②全体の概略が簡単に二年。一、二年。 る器官。「ー薬」「ーが弱い」 ごていちりよう芻【一領】鎧・衣服などのひとそろい 回【 ( 銀杏 ) ・〈公孫樹 ) ・ ( 鴨脚樹 ) 】①イチョいちょう【 ' 帷帳】①室内に垂らして隔てとする布。とわかるようにまとめたもの。一覧表。「学校ー」 しちょ - フ いきばらい回【一覧後定期払い】所持人が手形を呈いっぴき【一領一 ' 疋】〔鎧一領、馬一匹の意〕江戸時代、 ウ科の落葉高木。中国原産。高さは二〇ばり。また、蚊帳②戦陣で、作戦を立て司令をするた ーぐそく【一 示した日を基準とし、手形に記載された期間の経過し肥後国 ( 熊本県 ) 細川藩の郷士の別名。 以上になる。葉は扇形で切れ込みがある。雌雄異株。花めに、屋外に張りめぐらした幕。帷幄 5 あ。帷幕。 た日を満期として支払いをすること。 ーばらい領具足】戦国時代、土佐国 ( 高知県 ) 長宗我部氏によっ は春に新葉とともに生じ、雄花は穂状で、雌花は花柄のいちょう引て回【異朝】外国の朝廷。また、外国。 0 本朝 先端に二つ咲く。花粉から精子を生じて受精するなどいちょう回【移 ' 牒】 ( 名 ) スルある役所から管轄の異なる【一覧払い】所持人が小切手または手形を呈示した日て行われた農兵制度。のちには土佐藩郷士の別名とな る。兵農未分離の地侍。 を満期として支払いをすること。参着払い。呈示払い 古代植物の形質が見られる。秋、黄色の種子が実る。白他の役所へ文書で通知すること。また、その通知。 ーひょう【一覧表】ある事柄について、その大要が、いちりん② 0 【一輪】①咲いた花一つ。②一個の車輪。③ 色の核を「ギンナン」といい、食用。材は木目が密で加工いちょう製回【移調】 ( 名 ) スル〔音〕楽曲全体をそっくり別 の高さに移すこと。原則として、音程関係は原曲と同じ一目でわかるように作成した表。「成績ー」 ( 「半輪」に対して ) 満月のこと。「ー満てる清光の影 / 謡・ しやすく、建築や彫刻に用い、器具や碁盤などに作る。 ちちのき。〔「いちょう」は「鴨脚」が明代に「ヤーチャオ」だが、声域や楽器の音域などの制約で変わることもあいちらんせいそうせいじ 2 回【一卵性双生児】一個の受姨捨」ーざし回【一輪挿 9 】①一、二輪の花を挿すた と発音され、それの転した形。歴史的仮名遣いを従来る。 ーがっき【移調楽器】記譜音と実音とが異なる精卵から生じた双生児。遺伝因子が同一のため同性で、めの小さな花瓶。②一輪の花を花瓶などに入れるこ 「いてふ」としてきたのは、江戸時代に行われた「一葉楽器。管楽器に多く、変口調クラリネットの場合、譜面顔つきなど諸形質が酷似。同形双生児。↓二卵性双生児と。また、その花。ーしゃ 3 【一輪車】①車輪一個の手 、ち丿囘【一利】ひとつの利益。一面からの利点。「百害あ押し車。細い山道や工事現場などで使われる。猫車ぐ。 鸞」の約という語源説によったため〕②「いちょうがしのハ音を奏すると実際には一全音低い変ロ音が出る。しー いちょう舛向【 ' 萎 ' 凋】草木がなえしぼむこと。ーびよってーなし」ーいちがい寧回【一利一害】利益もある②一輪の自転車。サーカスの曲乗りなどに使う。ーそ ら」の略。③紋所の名。①の葉を図一銀杏③一 案化したもの。ーあし囘【 ( 銀杏〉脚】 う響回【 ' 萎 ' 凋病】糸状菌の寄生によっておこる、トマが、害もあること。一得一失。 う【一輪草】キンボウゲ二輪草一 キ。導里。②科の多年草。高さ二〇 ~ 三 ト・ゴボウ・イチゴなどの病気。水分の供給が悪くなり、いちり囘【一里】①距離の単位。約三・九三ー 膳などの脚の下部が幅広く、イチョ 条里制の地積の単位。↓里。③律令制の地方行政区の〇ド。花柄の基部に羽状 下葉の方からしおれて枯れる。 ウの葉に似た形のもの。 【 ( 銀杏 ) 芋】ヤマノイモの栽培品種。 いちょう圄【一葉】①一枚の葉。②紙など、薄いもの単位。里。④一つの村里。ーづか【一里塚】①街に深裂した有柄の包葉が三 塊根がイチョウ形。ーうきごけ④ 一枚。「写真ー」③〔形状が葉に似ることから〕一そう道で一里ごとに道の両側に土を盛り、エノキなどを植個輪生する。春、茎の先に白 い花を一つつける。花弁は 【 ( 銀杏 ) 浮 ' 苔】ウキゴケ科のコケ植 の小舟。ーばんり【一葉万里】一艘の小舟で広い大海えて、距離を示す目印とした塚。江戸幕府により全国に 物。各地の水田や池に浮遊し、また周 を渡ること。「ーの舟の道 / 謡・八島」ーらん 3 【一葉設置。里程標簽。②大きな事業を達成してゆく過程になく、花弁状の萼片震は、外 側に淡紅色を帯びるものも ' 蘭】ラン科の多年草。中部以北の高山の樹陰に自生。おける一つの段階。 広楕円形の葉を一枚だけ根生する。初夏、シュンランにいちり圄【一理】一応の理屈。一通りの道理。「反対意見にある。イチゲソウ。ウラベニ イチゲ。 も・ーある」 いちゃっくーーいちる 似た一個の花を花茎頂に開く。ヒトハラン。 、ー落ちて天下の秋を知る〔淮南子説山訓「見 = 一葉落「而いちりき【一カ】①自分一人の力。独力。②「万」の字いちる【二縷】〔ひとすじの

7. 大辞林

糸。俗信で、極楽浄土との縁を結ふという。蓮糸。「ーに「弾ます」に同じ。「息をー・せる」 ら距離的に離れる。それる。「飛行ルートからー・れる」 一九四二 はずたかーはせお はすみ鶸回【弾み・。勢み】①はすむこと。はねかえること。「町からー・れたさみしい所」④予想・期待と食い違う。 ておれる袈裟なり / 発心二」 はすのうてな【 ' 蓮の。台】仏・菩薩の座っている蓮の花「ーのいいポール」②事が進行してゆくうちについた当たらない。「天気予報がー・れる」「当てがー・れる」 @ はずたか【 ' 筈高】 ( 名・形動ナリ ) 箙崎に入れた矢の矢筈の台座。また、極楽浄土に往生したものが座るという蓮勢い・調子。「話にーがつく」③ある事がきっかけとな世間の通常の基準に合わなくなる。ずれる。「人並みー の花の台。はちすのうてな。蓮座。 って次の事が起こること。「事のーでつい引き受けてしれた大食漢」「やることが常識からー・れている」〇社 が頭上高く突き出ていること。また、そのさま。強弓鬆 の勇士を形容する際しばしば用いる語。「たかうすべ尾 はすのま回蓮の葉】①蓮の円い葉。はすは。荷葉ま「た」「よろけたーに破れた」④金品をはずむこと。会の道徳的な規準にそむく。「人の道にー・れたおこな 。②「蓮の葉物」に同じ。「麁相な道奮発すること。「衣類寝道具かずかずのー / 浮・一代女い」④メンバーから除かれる。「一軍からー・れる」 の矢三十六指いたるをーに負ひなし / 太平記九」 具をーと言ふごとく / 浮・好色員合」ーあきない 3 な【 ' 蓮五」ーぐるま【弾み車】はずみを利用し、回転を持バスロ—+•@(bathrobe) 湯上がりに着る、タオル地の部 バスタブ〔 ba ( ub 一浴槽。湯舟。 の葉商ひ】ある時期にしか売れないものをあきなう商続させ、回転の速さを滑らかにするため回転軸に取り屋着。 はすだまり 3 【 ' 筈 ' 溜り】弓弦の矢筈を受けるところ。 ハスワーク SKpasswork) 球技で、味方どうしでポール パスツール【 Lo 三 s Pasteur) ◎ ~楚」フランスの化学者・細売。際物商売。「桃や柿や梨 2 の子み、是ぞー / 浮・二十不付ける大きく重い車。勢車。フライホイール。 ーを打・つ反動ではねる。「ー ・つて尻もちをつく」 を送り合うこと。また、その技術。「巧みなー」 菌学者。酒石酸の旋光性を示して分子の立体構造の研孝五」ーがい【 ' 蓮の葉員】タコノマクラの別名。 ーを食・う他の物の勢いに巻き込まれる。「ー・つてひパスワード@Kpassword) 複数の人があるシステムを利 ーかすら讐同【 ' 蓮葉 ' 葛】ッヅラフジ科のつる性草本。 究に道を開くとともに、乳酸菌・酪酸菌などの発見を通 用する場合、機密保護などのためにシステムに登録し じ、発酵・腐敗が微生物によって起こることを証明、生海に近い山地に生える。茎は緑色。葉は柄が長く広卵形つくりかえる」 物の自然発生説を否定した。また、弱毒化した培養菌で、蓮の葉のように盾形につく。雌雄異株。七 ~ 九月、葉はず・む 3 づ回【弾む】 ( 動「五〔四〕 ) 日 ( 自動詞 ) ①弾力のあ利用者の確認に用いる符号。キャッシュ , カードの暗証 によって免疫を得る方法を確立、狂大病ウイルスを発腋に淡緑色の小花が密につく。果実は球形で朱赤色る物体が物にふつかってはねかえる。「このポールはよ番号など。合い言葉。 に熟す。地上部を千金藤と呼び薬用とする。イヌッヅくー・む」②喜びや運動のため、呼吸や鼓動が激しくなはせ【初瀬】・奈良県桜井市の一地区。初瀬川の北岸にあ 見しワクチンによる予防に成功。ーけんきゅうじよき り、長谷寺の門前町。上代、泊瀬 3 っ朝倉宮・泊瀬列城宮 【ー研究所】パスツールによる狂大病予防法の確立をラ。ーぎり④【 ' 蓮葉 ' 桐】ハスノハギリ科の常緑高木。る。また、うれしくて気持ちがうきうきする。「息が 記念して、一八八八年パリに設立された研究所。 沖縄・台湾・熱帯各地の海岸に生える。防風林・防潮林にむ」「電話の声がー・んでいた」「胸がー・む」「心がー・む」翳が置かれた。古名、はっせ。 はぜ〔「はせ」とも〕男茎。陰茎。「御利生もいざりの立っ はすつは回【 , 蓮っ葉】 ( 名・形動 ) 図ナリ〔「はすは ( 蓮葉ごの植える。葉は長さ約三〇純はルの円心形。雌雄同株。花は③調子よく進む。勢いづく。「久しぶりの再会に話がー 促音添加〕言動が浮薄なこと。特に、女性の態度やおこ白色。核果は扁球形に変化した総苞に包まれ、黒熟し、んだ」 ( 他動詞 ) 気前よく多額の金を他人のためにはーらしい / 柳多留拾遺」 ーもの【 ' 蓮の葉出す。「チップをー・む」「祝儀をー・む」 はぜ国【〈沙魚 ) ・ ' 鯊・ ( 蝦虎魚 ) 】①スズキ目ハゼ亜目に属す ないが下品でいやらしいこと。またそのさま。そのよう灯油をとる。材は下駄などにする。 な女性をもいう。「ーな言い方」 物】盂蘭盆髱に蓮の葉に包んで供える供物。蓮の葉。はすむかい 3 【。斜向明い】斜め前。はすむこう。 る魚の総称。多くは全長十一沙魚①一 バスてい【パス停】・ハスの停留所。パスーストップ。 はすのみ回【 ' 蓮の実】蓮の果実。未熟のものは軟らかではすめし回【 ' 蓮飯】①もち米を蓮の葉に包んで蒸した数純はル。体は円柱形、目は頭 バスティーユ【 Bas 三ゑ〔・ハスチーユとも〕百年戦争の際甘味があり、なまで食べられる。また、乾燥したものは飯。盂蘭盆髱に仏前に供え、また親戚に贈ったり客に供上部に並ふ。腹面が平らで、 したりする。はすのいい。②蓮の若葉を蒸して細かく左右の腹びれが合して吸盤 パリ防衛のために設けられたパリ東部のサンタントワ菓子の材料などに用いる。釜秋。 状となるものが多い。河口 ーヌの城塞。一七世紀以来政治犯の牢獄として使用さはすは回【 ' 蓮葉】 ( 名・形動 ) 図ナリ〔「はすば」「はすわ」と刻んで混ぜた飯。 れたことから、専制政治の象徴とされ、一七八九年民衆も〕① ( 特に女性について ) 派手で浮ついていること。はすゅ 3 づ【 ' 巴豆油】巴豆の種子から採る黄褐色の油。の汽水域や海水・淡水の水 態度やおこないが下品でいやらしいこと。また、そのさ透明でねばりけが強く、異臭がある。軟膏として神経底にすむ。世界の広範囲に により襲撃され、フランス革命が本格化した。 パステル Fß一 pas 一 e ニ固形絵の具の一。粉末顔料を白粘ま。「ーを罷めて優に艶しく女性らしくなるはずもな痛・凍傷などに外用するほか、少量を他の薬に混ぜて下分布し、日本ではマハゼの ほか、ドンコ・チチプ・ヨシ 土に混せ、アラビアーゴムなどで棒状に練り固めたもし / 浮雲四迷」「ーに云って、口惜しさうに力のない膝を剤とする。 の。粒子が細かく、不透明。 ーが【【ー画】パステル緊め合せる / 婦系図鏡花」②なまめかしく、異性をひきバスラ一 Basra 一をイラク、チグリス・ユーフラテス両河のノボリ・シロウオ・ムツゴロ で目の粗い画用紙・羊皮紙・亜麻布などに描いた絵。明つけること。また、浮気なこと。また、そのさま。「なさけ合流点から下流のシャトルアラブ川の西岸にある河港ウなど約一五〇種が知られ る。秋。②マハゼに同じ。 るく柔らかい調子をもつ。一六世紀にイタリアで起こも有ってーに見えて、どうでも男のなりふりぢや / 浄・都市。石油・ナツメヤシなどの積み出し港。 り、一八世紀にフランスで流行した。 八花形」③はしたないこと。軽率なこと。また、そのさハズリット〔 Will 一 amHa 当三◎一鮭 5 イギリスの批評家・はぜ【 ' 様・。爆。米】もち米を煎いってはぜさせたもの。近 カラー as ー ま。「是は日一那、日比と違いーなる御仕形 / 浮・禁短気」随筆家。シェークスピア劇やイギリスの詩人を論じて、世、正月の蓬葉台の下に敷いたり屋敷内にまいたり CO 一 0 ュ柔らかい感じの中間色。 ④「蓮葉女」に同じ。「あれは問屋方にーと申て・ : 拘純かイギリス・ロマン主義批評のあり方を示した。主著「シした。 ハステルナーク〔 BO ュ s Leonidovich Pasternak) ◎ ~ 3 はぜ E 【 ' 櫨・ ( 黄櫨 ) 】ハゼノキの別名。 ソ連の詩人。象徴派に近い独自の詩風を確立。革命期のて / 浮・一代男三」ーおんな【 ' 蓮葉女】①近世、上エークスピア劇の諸人物」「英国詩人講義」など。 詩人の悲劇を描く長編小説「ドクトル・ジパゴ」では、詩方で問屋が客の身の回りの世話をさせるために置いたは・する【派する】 ( 動サ変 ) 図サ変は・す派遣する。さしむばせ名詞、特にからだの一部を表す語の下に付いて複 合語をつくり、その状態・様子を表す。「顔ー」「心ー」 と散文が融合される。ソ連では発禁となったこの作品女。売色を兼ねるものもあった。はすは。②身持ちの悪ける。「現地に記者をー・する」 はせあつま・る回【 ' 馳せ集まる】 ( 動ラ五〔四〕 ) 走って、ま はす・る 3 づ【外る】 ( 動ラ下二 ) はずれる に対するノーベル賞受賞と辞退騒動により、不遇の晩い軽薄な女。 はすばはぐるま【。斜歯歯車】歯をねし状に斜めに付けパズル①言 uzz ゑ判じ物。謎。難問。「クロスワードーー」たは急いで集まる。「一族郎党がー・る」 年を送る。死後二十数年を経て復権。 はせい回【派生】 ( 名 ) スルもとになるものから分かれてで バスト E 一 bu 当①胸。特に女性の胸。②胸囲。③胸像。た歯車。伝動は円滑に行えるが、軸方向に力がかかる欠バスルーム 3 一 ba 一 hroom 】浴室。風呂場。バス。 はずれ 2 づ回【外れ】①はずれること。◆あたり。②中心きること。「新しい問題がーする」ーおん【派生音】 半身像。ーパッド@(bustpad) 女性が胸の線を整え点がある。↓歯車図 から離れている所。また、ある範囲を出た所。「村のー」音楽で、幹音を半音ずつ一回または二回上げ下げした パスパもじ団【ー文字】元朝の皇帝フビライの命により、 豊満に見せるために使う詰め物。パッド。 ーご回【派 バスドラム【 bassdrum 】大形の太鼓。胴を横にして置チベット人八思巴が作った音節文字。一二六九年に③言葉や動作のはしばし。物腰。様子。「ーゆたかに細音。変化記号をつけて表示される。↓幹音。 く / 浮・一代男六」 公布され、一三六八年まで用いられた。方形文字ともい ーはずれ 2 づ【外れ外れ】端々。とこ生語】〔 de ュ v 豈 ve 〕単語のうち、ある単語に接辞などが き頭の柔らかい撥で打つ。大太鼓。べースードラム。 う。インド系のデ 1 バナーガリ 1 文字、チベット文字をろどころ。「けはひなど、ー聞こえたるもゆかし / 徒然一付いたりしてできた語。「子供つぼい」は「子供」からの パストラル① as ( ora ニ①牧歌的な気分の声楽曲あるい 派生語であり、「子供つぼさ」は「子供っぽい」からの派 〇五」 は器楽曲。パストラーレ。②田園の情景を中心とした範型として作られ、四一の字母より成る。 はすれ回【葉擦れ】草や木の葉が、風などですれあうこ生語である。「御親切」「ふっ飛ばす」「春めく」の類。 -> 音楽劇。牧歌劇。③羊飼い・農夫を主人公に、田園の情ハズバンド 8(husband) 夫。良人。亭主。ハズ。 複合語・単純語。 ーてき回【派生的】 ( 形動 ) もとから と。また、その音。「ーの音」 景を描いた詩。こルトン・シェリーなどにすぐれた作がパスポート 3 一 pas も 0 三旅券。 ある。田園詩。牧歌。 。ハスポール圄 (passedball 〕野球で、捕手が投手の投球はず・れる 2 【外れる】 ( 動ラ下一ラ下二は ? る①はま分かれて生じたさま。部分的なさま。「ーな問題」 はすね【 ' 蓮根】①蓮の地下茎。れんこん。②主に小児を捕り損ねて後ろにそらすこと。捕逸。逸球。 り込んでいたり、ついていたりした物が、そこから離ればせい回【 ' 罵声】大声で悪口を言う声。「ーを浴びせる」 にできる腫はれものの一種。 はずま・す【弾ます】 0 ( 動サ五〔四〕 ) ①はずむようにる。「止め金がー・れる」「ボタンがー・れている」「関節がはせうるし【〈黄櫨〉漆】①ヤマウルシの異名。②ハゼ ・れる」「ねじがー・れる」②標的に当たらないでそれノキの異名。 はすのいい 3 い【 ' 蓮の。飯】「はすめし ( 蓮飯 ) ①」に同じ。する。「ポールをー・す」② ( 息などを ) 荒くさせる。「息 「松の葉につつむこころをー / 笈日記」 る。「的をー・れる」「宝くじがー・れた」「抽選にー・れる」はせお【 ' 芭 ' 蕉】「ばしよう ( 芭蕉 ) 」の古い表記。 をー・す」「胸をー・す」日 ( 動サ下二 ) ◇はずませる ヨシノホ・リ

8. 大辞林

くだっていう吾。 ゃぶくすし団【 ' 藪。薬師】藪医者繧い。「ーの病人選び」その製法の蕎麦を供する店の屋号。 ゃぶ回【 ' 藪】①草木が群がり茂っている所。特に竹の群ゃぶ・ける 3 【破ける】 ( 動力下一 ) 紙や布など薄いものがやぶだたみ 3 【 ' 藪畳】①一面に茂った藪。②芝居の大道 やまひたひーーやかみよう二四三八 具の一。葉のついた竹を短く切って東ね、これを木製 がり生えている所。②「藪医者」の略。③「藪人り」のさける。やふれる。「紙がー・ける」「着物がー・ける」 略。④「藪蕎麦」の略。 ゃぶこうじ 30 【 ' 藪 ' 柑子】ャプコウジ科の常緑小低の枠にすき間なく取り付けて竹藪に見せようとするも やばひたひこさんこくていこうえん貔矮い【耶馬日田英 生。庭木や盆栽とする。高さ ゃぶタバコ 3 【 ' 藪ー】キク科の多年草。山野の林内に生 彦山国定公園】・大分・福岡・熊本の三県にまたがる日けに物事をすること。前触れや前置きのないさま。 ーで馬鍬〔生い茂った藪で馬鍬は使えないことか約二〇純はル。葉は長楕円形 える。高さ約八〇純ルで上方で分枝。全草に細毛を密生 本最初の国定公園。耶馬渓・英彦山から万年山一帯と で茎の上方に輪生状につ する。葉は互生し、形がタバコの葉に似る。夏から秋、上 日田盆地を含む。日本最大の溶岩台地と渓流美を特色ら〕到底できないことを無理にしようとすること。 。夏、腋生の花柄に白花を 方の葉腋に形の黄色の頭花を下垂。痩果は粘り、 ーに剛の者〔「藪に功の者」とも〕人の顧みない所 とする。 中国では条虫駆虫薬とする。 数個つけ、果実は小球形で やはり囘【矢張り】 ( 副 ) ①以前と同じ状況であるさま。事にも立派な人が隠れている。 ーをつついて蛇を出す必要もないことをしたために赤熟する。山橘赤玉の ゃぶぢから【 ' 藪カ】 ( 藪の竹を引抜くほどの ) なみはず 態が変わらずに続いているさま。「今でもーあのまま残 木。漢名、紫金牛。圉冬。 れて強い力。ばかぢから。「汝も我も若者の十七、八の 、 00 〔 00 」 00 = 0 〕」 0 、。 000 00 、」 0 一 00 っている」②前もってした予想や判断と同様であるさ危難にあうたとえ。やふへび。 ま。また、他の例から類推される状況と現実が同じであやぶ①【野 ' 巫】田舎の巫医。一術しか身につけていないやぶこぎ【 ' 藪 ' 漕ぎ】 ( 名 ) スル ( 登山道でない道を ) 藪をー / 浄・加増曾我」 手でかきわけながら進むこと。 ゃぶつばき【 ' 藪 ' 椿】ツ・ハキ①のうち、山地や海岸に自 るさま。「ー彼一人が反対だった」「私もー自動車で行き者を言い、修行の浅い禅者にたとえる。 ます」③さまざまないきさつがあって、結局、初めに予ゃぶいしゃ回【 ' 藪医者】〔「野巫医者」の意〕診断・治療のやぶさか団【 ' 吝か】 ( 形動 ) 園ナリ①ためらうさま。思い生するもの。栽培品種に対していう。やまつばき。 能力の劣った医者。下手な医者。藪薬師く。やふ。 きりの悪いさま。「民衆も天才を認めることにーであるやぶでまり 3 【 ' 藪手 ' 毬】スイカズラ科の落葉低木。山野 測した結論に落ち着くさま。一般的な常識・うわさなど に生え、庭木ともされる。葉は対生し、広卵形で鋭い鋸 に違わないさま。「随分気をつけていたがーこスがあやぶいちくあん【 ' 藪井竹 ' 脆】藪医者を人名めかしとは信じ難い / 侏儒の言葉竜之介」② ( 「・ : に : ・でない」の 形で )• : する努力を惜しまない。喜んで・ : する。「彼の功歯がある。晩春、短枝の先に散房花序を出し、多数の白 る」「若く見えてもーもう年だ」④動かないでじっとしていう語。 ているさま。「他人を雇うて銭を出して我はー居るを居ゃぶいり回【 ' 藪入り】〔草深い土地へ帰る意〕正月およ績を認めることにーでない」③物惜しみするさま。け色の小花をつけ、周囲に白色の大きな装飾花がある。 び盆の七月一六日に、一日だけ暇をもらって奉公人がちなさま。「ーにしては太々とした料理 / 柳多留五九」やぶにつけいく 3 【 ' 藪肉 ' 桂】クスノキ科の常緑高木。暖 更と云ふぞ / 史記抄一六」〔「矢張り」は当て字〕 家へ帰ること。また、その日。やどいり。釜新年。 やふさ・し【 ' 慳し】 ( 形ク ) 〔「やふさし」とも〕けちであ地に自生。防風林に植える。高さ約一〇。葉は狭卵形。 やはん回 e 【夜半】よなか。「ーの雨」 る。〔新撰字鏡〕 初夏、葉腋に淡黄色の花を数個散状につける。果実は楕 やばん①【夜番】夜、火災や盗難の警戒のために起きてやぶうぐいすぐっ藪 ' 鶯】藪にいる鶯。 ゃぶか回【 ' 藪蚊・ ( 豹脚蚊 ) 】①ャプカ属の蚊の総称。体長やぶさめ回【 ' 藪雨】スズメ目の小鳥。全長約一〇純ルで、円形で黒熟。全体はニッケイに似るが、香りは少ない いること。また、その人。よばん。 四 ~ 六で、黒色のものが多く、黄褐色や体・足に白帯日本最小の鳥の一種。背面は赤褐色、腹面は白色で尾が材は堅く、器具用材とする。マッラニッケイ。女桂。 やばん回【野蛮】 ( 名・形動 ) 図ナリ①文化の開けていない こと。未開なこと。また、そのさま。未開の国やその国ののあるものもいる。藪や木立の中にすみ、昼間活動して短く、目の上に黄白色の眉形の線がある。やふかげでやぶにらみ回【 ' 藪 ' 睨み】①斜視いや。②見方・考え方など 人々にもいう。蛮野。②乱暴で礼儀を知らないこと。文人畜を刺し吸血する。デング熱を媒介する種もある。日暮らし、あまり姿を見せない。日本では夏鳥として、各が見当はずれのこと。 化・教養の低さを感じさせること。また、そのさま。その本には約四〇種を産する。ヒトスジシマカ・トウゴウャ地の低山帯のやふ地で繁殖。アジア東北部に分布。シオやぶにんじん 3 【 ' 藪人。参】セリ科の多年草。藪や林内に 自生。高さ約五〇ル。葉は羽状に細裂し、ニンジンの ような人をもいう。粗野。「ーな風習」派生ーさ ( 名 ) プカ・キンイロヤプカなど。②藪や草原にすみ、人を刺サザイ。 す大形の蚊の総称。やふつか。 ゃぶさめ【〈流鏑馬 ) 】騎射の一。方形の板を串にはさん葉に似る。晩春、枝頂に白色の小花多数を複散形花序に ーじん④【野蛮人】野蛮な人。未開人。 ゃぶがき【 ' 藪垣】藪のような垣。また、藪の周りの垣。で立てた三つの的を、馬に乗って走りながら順々に鏑つける。果実は長さ約二純ルの線状披針形。ナガジラ やはんらく【夜半楽】雅楽の一。平調の唐楽。舞はない。 矢で射るもの。平安末から鎌倉時代にかけて盛んに やひ①【野卑・野 ' 鄙】 ( 名・形動ナリ下品で洗練されたやぶかげ回【 ' 藪陰】藪の陰になっている所。 ゃぶのうちりゅう芻【藪内流】茶道の流派の一。藪内宗 感しのないこと。田舎びていること。また、そうした人やぶがらし囘【 ' 藪枯】ブドウ科のつる性多年草。藪や路行われ、しばしば神社に奉納された。 やふじまり【八 ' 節。結り】八節に結うこと。垣などを幾段把を遠祖とし、養子剣仲紹智 ( 一しを流祖とする。剣 やさま。「ーな音楽」 傍に自生。茎は長い地下茎一藪枯一 にも結ぶこと。また、そのもの。「大君の王子の柴垣ー / 仲以来西本願寺の庇護を受け、比較的古風を保つ。下い やひこじんじゃ【弥彦神社】新潟県弥彦村にある神社。祭から出て、よく伸び分枝す 流。代々紹智を名乗る。 神は天香山命 2 ゃ。創建は未詳だが淳和天皇の名神る。葉は五小葉からなる鳥 祭にあずかっている。越後の一の宮。いやひこじんじ足状の複葉。夏から秋、腋生 ゃぶじらみ 3 【 ' 藪 ' 虱】セリ科の二年草。荒地や道端に多ゃぶのなか【 ' 藪の中】関係者の証言が食い違って、事件 ゃ。 の花序に淡緑色で中央の赤 。全体に細毛があり、高さは約六〇純はル。葉は二回羽の真相がわからないこと。「真相はーだ」 小花を多数つける。果実 状複葉。夏、枝頂に複散形花序を作り、白色の小花を多ゃぶはら回【 ' 藪原】竹ざさ・雑草・雑木などが自生し、や やひこやま【弥彦山】を新潟県中部、弥彦山地の主峰。海 は扁球形で黒熟する。ビン 数つける。果実は小卵形で刺毛を密生し、衣服につきやぶになっている野原。 抜六三八。山麓に弥彦神社がある。 ボウカズラ。ャプカラシ。 ゃぶはらけんぎよう島ん【藪原検校】◎講談・歌舞の作中 すい。草じらみ。釜秋。 やびつ①【矢 ' 櫃】矢をおさめておく蓋のある箱。 人物。盲人の悪徒で、鍼で人を殺して金を奪い、師匠を ゃぶしん【家普請】家を普請すること。いえぶしん。 やびらき【矢開き・ ' 箭開き】武家で、子息がはじめて鳥ゃぶかんぞう製 3 【 ' 藪 ' 萱 も殺して検校となるが訴人あって捕縛される。 獸を射たとき、その肉を料理し、餅をついて祝うこと。草】ユリ科の多年草。川岸 ゃぶすすめ 3 【 ' 藪 ' 雀】やふにいる雀。 また、その儀式。のちには、一般に狩ではじめて獲物をや湿原などに自生。葉は広線形で柔らかい。夏、高さ約やぶすま【矢 ' 衾】射手がすきまなく重なり並んだ列。ゃぶへび回【 ' 藪蛇】〔「藪をつついて蛇を出す」から〕余 ーもち団八〇純はルの花茎を立て、上端に朱赤色のユリに似た八また、一面にすきまなく矢をそろえて射ること。「ーを計なことをしてかえって悪い結果になる。「発言がー しとめた者の祝い。矢開きの祝い。折り目。 なる」 重の一日花を次々に開く。若葉は食べられる。ワスレ作って射る」 【矢開き ' 餅】矢開きにつく餅。 ゃぶそてつ 3 【 ' 藪 ' 蘇鉄】オシダ科の常緑性シダ植物。暖ゃぶまお【 ' 藪 ( 苧麻 ) 】イラクサ科の多年草。藪や川 やひらで【公枚手】多くの神供などを盛るための大形のグサ。 岸などに生える。高さ約一。葉は対生し、卵円形で粗 器。「ーを手に取り持ちて / 神楽歌」 やふき【野府記】◆小右記れ 地の林下・川岸などに生え一藪蘇鉄一 大な鋸歯があり、質は厚くざらっく。秋、腋生の長い花 やひらで囘【八。開手】神を拝むのに、八度かしわ手を打ゃぶきり【 ' 藪 ( 螽撕 ) 】キリギリス科の昆虫。体長約三る。葉は多数根生し、長さ約 序上に球形に集まった淡緑色の花が多数つく 三。キリギリスに似るが全身緑色。樹上や草むらに六〇純ルの羽状複葉で、羽 っこと。また、その所作。 。。一ゃぶまき回【 ' 藪巻図】雪折れのおそれのある低木や竹な すみ、雄は夜間ツルルルと鳴く。本州以南、台湾まで分片は広披針形で鎌形に曲が やひろ①【八 ' 尋】非常に長いこと。非常に広いこと。 どを、むしろや縄で無造作にぐるぐる巻きにして損傷 る。裏面に円形の包膜に包 どの【公尋殿】広大な御殿。「天の御柱を見立て、ーを布。 を防ぐもの。圉冬。 ゃぶ・く囘【破く】 ( 動力五〔四〕 ) 〔「やふる」の語幹に「さく」まれた胞子嚢物群を散生す 見立てたまひき / 記上訓」 ゃぶみ回 6 【矢文】矢柄に結びつけたり、蟇目宿の穴に入 やふ【八。節】垣などを結ぶ段が八つあること。また、多の語尾が付いたもの〕紙や布など薄いものをひきさる。トラノオ。漢名、貫衆。 れたりして射て届ける書状。また、その矢。 。ゃぶりさく。「手紙をー・く」可能やぶける ゃぶそば【 ' 藪〈蕎麦 ) 】甘皮 くの節や段があること。「臣の子のーの柴垣 / 紀武烈訓」 ゃぶみようが 3 【 ' 藪 ' 茗荷】ッュクサ科の多年草。藪や やふ①【野】〔「やぶ」とも〕 ( 名 ) いなかに住む男。いやぶくぐり【 ' 藪。潜り】①ゃぶをくぐること。また、そのついたままひいた蕎麦粉 竹林に自生。茎は直立し、高さ約八〇ル。葉は大きい で作った緑色の蕎麦。また、 なかもの。田夫。日 ( 代 ) 一人称。自分のことをへりのもの。②韮山笠の別称。

9. 大辞林

くさばな【草花】花の咲く草。また、草に咲いている花。こと。また、その屋根。ーやね【草 ' 葺き屋根】草葺 ても名残り惜しうや思はれけん / 平家三」 くさのこう【草の香】香草の名。芸〔和名抄〕 くさばはいせん【草場佩川】◎江戸後期の儒者・漢詩きの屋根。草屋根。くさぶき。 ぐさっーーくさむしろ . 、くさのしる④【草の汁】雌黄に藍罅をまぜて作「た人。肥前の人。名は。江戸で古賀精里に学び、佐賀藩にくさふぐ回【草〈河豚 ) 】フグ目の海魚。全長二〇内 仕える。絵もよくした。著「佩川詩鈔」 外。背面はくすんだ青緑色で小白紋が散在し、腹面は白 草緑色の絵の具。日本画で用いる。 色。砂中へ潜る習性がある。猛毒をもち、食用にしな ぐさっ回【愚札】自分の書いた手紙をへりくだっていうくさのたより【草の便り】「草の縁 2 か」に同じ。 くさはら回【草原】草のしげつている野原。 回【 ' 楔】①断面が > 字形をした木・石・金属な 。本州以南、沖縄・朝鮮の沿岸に分布。スナフグ。↓フ くさのと【草の戸】草庵の戸。また、簡素なわびしい住 、おもー、 くさび どでつくった部品・道具。柄穴に差し込んだグ図 ぐさっ【愚察】 ( 名 ) スル自分の考察・推察をへりくだつまい。草のとぼそ。「ーも住替以る代ぞひなの家面て ていう語。「本件の原因をーするに」 句を脆ルおの柱に懸け置く / 奥の細道」 部材を固定するためにすき間に打ち込んだり、石を割くさふじ引ふ回囘【草 ' 藤】マメ科のつる性多年草。草地に くさっき【草付き】登山用語。急峻な岩場で草の生えくさのとざし【草のとざし】草庵の戸。また、簡素な住ったり、重いものを押し上げたりするのに用いる。責め自生。葉は披針形の小葉からなる羽状複葉。初夏、葉腋 ている所。 まい。草の戸。「たちとまり霧の籬の過ぎ憂くはーに障木。②二つのものを固くつなぎ合わせるもの。きずな。に青紫色の蝶形花を総状につける。牧草として利用。 いし囘【 ' 楔石】要石澀めくさぶし【草 ' 臥し】①鹿などが草の上にふすこと。また、 くさづくし 3 【草尽 9 し】①「草合わせ」に同じ。②いろりしもせし / 源若紫」〔一説に、「草の閉ざし」で草が生い「両国親善のーとなる」 ②。 ーがた回【 ' 楔形】楔の断面に似た形。一端が広くその場所。「さ雄鹿の小野のーいちしろく / 万二二六八」 いろの草花を描いた模様。「秋の野にーぬうたるひたた茂って入り口を閉ざす意とも〕 れに / 幸若・敦盛」 他端にむかうにしたがって狭くなるような形。けつけ②山野に野宿すること。「から衣きつつならしのおのが くさのとぼそ【草の枢】「草の戸」に同じ。 くさづと【草 ' 苞】①草で包んだみやげ物。「これも都のくさのね団【草の根】①草の根もと。かくれて見えない ーがたもじ同【 ' 楔形文字】アッカド語からベル ー / 新撰六帖五」 ーに / 草根集」②賄賂鰾。「ーに国もかたぶく粽かな / ところ。②政党指導者や議会に対し、組織に属さない シア語まで古代メソボタミアの諸言語の表記文字。紀くさぼうき 3 【草 ' 箒】ホウキグサをたばねて作った手 毛吹草」 一般人。民衆。グラスールーツ。「ーの反核運動」ーみん元前三〇〇〇年以前にシュメール人によって発明されぼうき。 ぐさと ( 副 ) 勢いよく突き刺すさま。ぐさっと。ぐさり。 しゅしゅぎ囘【草の根民主主義】広く一般の人々の間に た。粘土板に葦のペンで書いたため楔の形をしている。くさぼけ 3 【草〈木瓜〉】バラ科の落葉小低木。日当たり 「箆深 2 ぶにー射込む / 太平記三」 根を下ろし、住民運動などにより一般の人々が政治に楔状文字。けつけいもじ。せつけいもじ。ーどめ回【 ' 楔のよい地に群生する。高さ簟木当 くさとり④【草取り】 ( 名 ) スル①雑草を取ること。また、参加する民主主義。 留め】楔を打って接ぎ目のゆるみをなくすこと。 約四〇。葉は倒卵形。早 その人。夏。②小さな熊手の形の、雑草を取るため ーを分わけて探すあらゆる手段を尽くして隅々まで ーを打ち込・む敵陣に攻め入って敵の勢力を二分す春、朱紅色の五弁花をつけ る。また、相手の勢力の中に自分の勢力を打ち立てる。 の道具。ーづめ④【草取り ' 爪】除草具の一。鉄や竹製探す。徹底的に探す。草を分けて探す。 る。果実は球形で、黄熟し酸 」 ) な 0 の琴爪状のもので、指先にはめて水田の土を掻かいて草くさのは【草の葉】〔原題 LeavesofGrass 〕ホイットマン ーを刺さ・す後日のため、あらかじめ固く約東してお味が強い。シドこ。地梨し を取る。 く。念をおす。 の詩集。一八五五年初版刊行以後、増補を繰り返して四 くさぼたん 3 【草 ' 牡丹】キン くさど・る【草取る】 ( 動ラ四 ) 〔古くは「くさとる」か〕鷹百編に及ぶ。肉体と霊の神秘的一致や、民主主義の本くさひき回④【草引き】草むしり。夏。 狩りで、鷹が草むらの鳥をつかまえる。〔日葡〕 義をうたう。 くさひとかた【草人形】呪術に用いる藁人形鱸窃。「ーをボウゲ科の多年草。山中の くさなぎ【草薙】を静岡県清水市内の地名。有度山北麓にくさのはな同【草の花】草に咲く花。特に、秋咲く草の造り / 紀神功訓」 草地に生える。高さ約八〇 くさひば回【草 ' 檜葉】イワヒバの別名。 メル。葉は広卵形の小葉三 あって、日本武尊翳 3 の草薙の剣髫の由来を伝える花。千草の花。圉秋。 地。草薙神社がある。 くさのはら【草の原】①草の生えている原。草原。②草くさひばり囘【草〈雲雀 ) 】クサヒバリ科のコオロギ。体長個からなる複葉。夏から秋簟牡丹一 くさなぎえんせき【日柳燕石】◎一楚砒幕末の勤王家。名深い墓地。「憂身世にやがて消えなば尋ねてもーをば訪約七はで、触角が長く、約二〇に以。体は淡黄褐色で黒に、腋生および頂生の円錐 は政章、別号、柳東。通称、加島屋長次郎。讃岐の人。侠はじとや思ふ / 源花宴」 斑がある。成虫は七 ~ 一〇月に現れ、雄はチリリリと美花序上に青紫色をした四弁 客である一方、詩文に優れ、また長州・土佐の尊攘派をくさのほたる【草の蛍】〔腐った草が蛍になるという「礼しく鳴く。古来、鳴く虫の一つとして愛玩されてきた。の鐘形花が多数下向きに咲 助けて活躍。戊辰雙戦争に従軍中、柏崎で病死。 記月令」の句から〕蛍。また、草の中にいる蛍。「夏はまた本州以南と台湾・朝鮮半島に分布。圉秋。 くさなぎのつるぎ【草薙の剣】三種の神器の一。記紀で くさびら【草。片・ ' 茸】①野菜。青物。〔和名抄〕②茸くさまくら 3 【草 ' 枕】当 ( 名 ) ーをあつめつつ / 拾遺雑下」 。「木に生ひたるーあついものにせさせ / 宇津保国譲〔草を束ねた仮の枕、の意か 素戔嗚尊芻が退治した八岐大蛇の尾から出たとくさのまくら【草の ' 枕】「草枕」に同じ。旅。旅寝。「ーに いしら〕旅。旅寝。くさのまく 下」③〔斎宮の忌み詞〕獸の肉。〔延喜式斎宮寮〕 伝えられる剣。のちに、日本武尊 3 が焼津の野で草あまたたび寝ぬ / 古今羇旅」 を薙ぎ払ったところからの名と記紀では再解釈するくさのみ⑥【草の実】草に生なる実。特に、秋の草に実る【草。片石】花虫綱の腔腸動物。単体のイシサンゴ。体ら。笹 2 枕。「朝なけに見べき は楕円形で、長径二〇に達する。表面は細かい襞 2 君とし頼まねば思ひ立ちぬ が、本来は「臭蛇」の意か。のち熱田神宮にまつられ実。圉秋。 0 一大取ー」あまのむらく 0 ものつるぎ くさのやどり【草の宿り】①草の上を宿とすること。「物が並び、茸第の笠の裏に似る。小笠原・台湾以南の熱帯るーかな / 古今離別」日 ( 枕詞 ) 「旅」「結ゅう」と同音の 「タ」などにかかる。「家にあれば笥けに盛る飯をー・旅に くさねむ【草〈合歓 ) 】マメ科の一年草。水辺に自生。高や悲しききりぎりすーに声たえずなく / 後撰秋上」②粗の海に広く分布し、サンゴ礁をつくる。 さ約六〇。葉は羽状複葉で、ネムの葉に似る。七 ~ 末な住居。草の庵 : お。「心もてーをいとへども / 源鈴虫」くさびら【菌・茸】狂言の一。屋敷に茸が生えたので山しあれば椎の葉に盛る / 万一四二」 九月、葉腋に黄色の小花をつけ、豆果を結ぶ。 くさのゆかり【草 2 縁】〔古今雑上「紫のひともとゆえに伏に祈疇を頼むが、かえって茸はふえ、ついには動きくさまくら【草枕】小説。夏目漱石作。一九〇六年 ( 明治三 九 ) 発表。主人公の画工となぞめいた女性との交流をた くさねんぐ【草年貢】江戸時代の小物成のの一。草地なむさし野の草はみながらあはれとぞ見る」による〕あ回るようになる。茸山伏。 どを検地してその反別により納める年貢。野年貢。 て糸として、非人情の出世間的な芸術論を述べる。俳句 るものに情愛を感ずると、それに縁故のある他のものくさふ回【草。生】草の生えている所。草原。 くさのいおり【草の ' 施】粗末な家。くさのいお。「わが にまで広く情愛が及ぶこと。転じて、何らかの縁でつくさぶえ⑥ 3 【草笛】①草で作った笛。草の葉や茎を口に的小説。 袖はーにあらねども / 伊勢五六」 ながるもの。草の便り。紫のゆかり。「ねは見ねど哀れとあて、笛のように吹き鳴らすもの。夏。②雅楽用のくさまなおかた以は【草間直方】◎ ~ 一一江戸時代の商人・ 笛に対して、俗楽に用いる七孔の横笛。しのぶえ。 学者。大坂の人。通称鴻池屋伊助。懐徳堂に学ふ。晩年物 くさのおう引わ団【草の王】ケシ科の越年草。山地の路傍ぞ思ふ武蔵野の露分けわぶるーを / 源若紫」 くさぶか【草深】 ( 名・形動ナリ ) 〔「くさふか」とも〕草が価・貨幣の変遷を記した「三貨図彙」 ( 四四巻 ) を著した。 くさば回【草葉】草の葉。 ーいろ回【草葉色】草色。 や林縁に生える。茎や葉章の また、におっている状 の黄色の汁液はアルカロ のかげ同【草葉の陰】①草の葉の下。草陰。草の陰。②深く生い茂っているさま。また、その場所。「もとありつくさみ囘【臭み】①不快なにおい。 イドを含み有毒。高さ約 墓の下。あの世。草の陰。「ーから見守る」ーのたまる山中のーなり / 十訓一」ーの【草深野】草が深く生い態やその程度。「水道の水にいやなーがある」②魂胆な 五〇。葉は羽状に深 【草葉の玉】草葉についている露を玉に見たてていう茂った野原。「たまきはる宇智の大野に馬並めて朝踏まどが見えすいていて嫌みに感じられること。不快な印 裂。初夏、葉腋から花序を 語。「袖のみぬれていとどしくーの数やまさらむ / 新古すらむそのー / 万四」ーゆり【草深〈百合 ) 】草深い所に象。嫌み。「ーのある芝居」「ーのない文章」③〔女房詞〕 立て数個の黄色四弁花を ネギ。 ーのつゆ【草葉の露】草の葉の上にとどま生えている百合。「道の辺のーの花笑みに / 万一二五七」 今恋三」 開き、朔果響を結ぶ。白屈 〔「くさふかくさむしり 3 【草 ' 毟り】 ( 名 ) スル雑草をむしり取ること。 った露。はかないもののたとえ。「わが思ふ人はーなれくさぶか・い団【草深い】 ( 形 ) 図クくさぶか・し い」とも〕①草が深く茂っている。「ー・い原野」②ひな夏。 やかくれば袖のまづそほっらむ / 拾遺恋一一」ーのとこ くさのかげ【草の陰】「草 くさむしろ囘【草 ' 筵】①草や藁を編んで作った筵。② 【草葉の床】草葉を敷いた寝床。また、野宿すること。びている。辺鄙叮である。「ー・い田舎に育っ」 葉の陰」に同じ。「ーに くさぶき回【草 ' 葺き】茅藁などを用いて屋根を葺く草が筵を敷いたように一面に生えていること。「ー野 「人はこぬーの露の上に / 現存六帖」 をい 亠ハ八一、、

10. 大辞林

の状態。売買貸借の際使う語。居成り いぬたで囘 0 【犬 ' 蓼】①タデ科の一年草。路傍に自生。高 いぬおどし【大脅し】① ・く囘団【射。貫く】 ( 動力五〔四〕 ) 射た矢がねらった物さ三〇に内外。葉は広披針形で互生し、全縁。夏、茎 いぬーいぬびえ 大を追い払うための、 に命中し、向こう側まで通り抜ける。射通す。「胸板を上に約五の穂状花序を出し紅色の小花を密につけ 棒や音の出る物。「是は ー・く」可能いぬける る。アカノマンマ。アカマンマ。②オオケタデの古名。 意を表す。「ー侍」②似て非なるものの意を表す。「ー山 ー迄にて候へ共 / 狂・楽 いぬくい纓回【大食い】〔「いぬぐい」とも〕①食膳やテー いぬちくしよう筒【大畜生】①大などのけだもの。ま 椒」「ー蓼ご③役に立たないもの、むだであることを表阿弥」②見せかけだけ プルに食器を置いたまま、顔を食器に近づけて大のよた、そのような卑しいもの。②不道徳な人をののしつ す。「ー死に」 のもの。こけおどし。 うに物を食べること。無作法とされる。②「大合わせ」ていう語。「ーにも劣る奴」 「けいせいのたんすは ーと猿仲の悪いことのたとえ。↓大猿 に同じ。「ーー、田楽などをぞ愛しける / 増鏡むら時雨」 いぬつくばい【大 ' 蹲】大のすわるように両手両膝 ーに論語どのように説いて聞かせても無駄なことの本のー / 柳多留七」 いぬくぎ【大 ' 釘】鉄道のレールを枕木に取り付けるたをつき、平伏すること。転して、相手にへつらって機嫌 たとえ。馬の耳に念仏。 いぬおよぎ 3 【犬泳ぎ】大 めの大きな釘。初期に使われた釘の頭が大の頭に似てをとること。「汝が様なる億病者は、牛蒡籥程な尾を振 ーの糞きたないもの、軽蔑すべきもの、数多くあるかき。「竪さま横さま立 いたところからいう。枕木釘。 って、鎌倉武士にー / 浄・神霊矢ロ渡」 ものなどをいう。 游ぎーして沈み給はざ いぬくぐ囘【〈磚子笛 ) 】カヤツリグサ科の多年草。日当たいぬつくばしゅう【大筑波集】俳諧撰集。山崎宗鑑編。 ーの遠吠え臆病者が陰で空威張りをしたり、他人りけるを / 盛衰記四三」 りのよい草地に自生。高さ約四〇はル。夏から秋に、茎享禄 ( 亟 ) 末から天文 G し初年頃に成るか。俳諧が を非難したりすることのたとえ。 いぬかいのか【犬飼】大の 頂に淡黄緑色、円柱形の花穂を傘状につける。くぐ。 文芸として独立する機運を示した句集。奔放な作風は ーも歩けば棒に当たる物事をしようとしている者は飼育を職業とする人。 いぬくぐり 3 【大。潜り】大の出入りのために垣根や塀な次に来る貞門派よりも、むしろ談林俳諧に受け継がれ 思いがけない災難にあうものだというたとえ。また、思特に、鷹械狩り用の大を どに設けた小さい穴。 た。誹諧連歌。誹諧連歌抄。新撰犬筑波集。大筑波。 いがけない幸運にあうことのたとえにもいう。 飼育する者。大飼人鬻 いぬぐす圄【大 ' 樟】タブノキの別名。 いぬっげ回向【大 ( 黄楊〉】モチノキ科の常緑低木。山地に ーベ 3 【大 ーも食わぬ何でも食う大でさえ食わない。誰も好か響大引き。 いぬくぼう【大。公方】◎江戸幕府第五代将軍徳川綱自生。普通高さ一・五 ~ 三内外。ッゲに似るが、別種。 ない。誰もとり合わない。「夫婦喧嘩はー」 飼。部】古代、猟大や屯倉 % の番大の飼育を職業とした 吉の異名。生類憐みの令を出したことからの名。 葉は密に互生し、長楕円形で革質、細鋸歯いよをもつ。雌 ーも朋輩鷹も朋輩〔狩猟用の大も鷹も同じ主人を部。「詔して国国のーを置く / 紀安閑」ーぼし 3 【大飼いぬこうじゅう囘【大香 ' 蕾】シソ科の一年草。各地の山雄異株。初夏、白色の小花が密集してつき、球形の実は もっ仲間であることから〕同じ主人に仕えていれば、星】牽牛親ぎ星。彦星。「ーは、なん時候ぞ / 閑吟集」 野に自生。高さ三〇純ル内外。全体に短い軟毛がある。熟して黒色となる。庭木・盆栽用。材はツゲより劣る。 身分に違いはあっても、朋輩であることには変わりないぬかいつよし物か【犬養毅】◎一黔「政治家。備中庭瀬藩茎は四角柱。葉は対生し、長楕円形。夏から秋にかけ、枝いぬっ り回【大釣 6 】「大殺し」に同じ。 いことのたとえ。 郷士の子に生まれる。慶応義に学ぶ。号は木堂。一九先や葉腋に総状の花穂を出し、淡紅紫色の小唇形花をいぬのひげ回【大の ' 髭】ホシクサ科の一年草。湿地に生 いぬっ戌】①十二支の第一一番目。年・日・時刻・方位な二九年 ( 昭和四 ) 政友会総裁となり、三一年政友会内閣密につける。 える。高さ約一五はルで無毛、葉は束生し線形。葉間か どに当てる。②時刻の名。今の午後八時頃。また、午後を組織。五・一五事件で暗殺された。 いぬごま【犬 ' 胡麻】シソ科の多年草。湿った草地ややら多数の花茎を出し、秋、茎頂に半球状の頭状花序を単 七時から九時まで、または午後八時から一〇時まで。いぬかき 3 団【大 ' 掻き】両手で水を掻き、両足で水をたふに自生。茎は高さ四〇内外。葉は対生し、披針形。生し、小形の雌花と雄花とをつける。 ③方角の名。西から北へ三〇度の方角。 たいて進む犬の動きに似た泳ぎ方。大泳ぎ。 夏、茎の先に花穂をつくって淡紅色の唇形花を輪生すいぬのふぐり団【大の〈陰嚢〉】ゴマノハグサ科の二年草。 い・ぬ具。率。寝】 ( 動ナ下一 l) 連れて行って一緒に寝る。「我いぬがみ回【犬神】憑つき物の一種。一般に、大の霊とさる。チョロギダマシ。 路傍に自生。茎は長さ五 ~ 一五けで、地を這はう。葉は がー・ねし妹は忘れじ / 記上」 れ、人に憑いてさまざまな祟りをなすとされる。中国・いぬころし 3 【大殺し】野犬の害から人を守るため、その 卵円形。早春、葉腋に淡青紫色の小花を一個ずつつけ づか⑤【大神使い】捕殺を行なった人を呼んだ語。大釣り。 い・ぬ【。寝ぬ】 ( 動ナ下二 ) 〔名詞「寝い」と動詞「寝め」の複合四国・九州で多くいわれる。ーづかいひ る。果実は扁球形で縦に筋があり、短毛が生え、大の陰 語〕寝る。眠る。「旅衣八つ着襲ねてー・ぬれども / 万四大神をあやつる人。ーっき【大神 ' 憑き】大神のとりいぬざくら【大桜】バラ科の落葉高木。高さ五 ~ 一〇嚢に似る。ヒョウタングサ。テンニンカラクサ。春。 ついた人。大神がとりついたとする異常精神状態。 。本州中部以西に分布。葉はサクラに似る。春、白、 しいぬのみ回【大 ' 蚤】ノミの一種。体長約二に。主に大に い・ぬ【。去ぬ・。往ぬ】爿 ( 動ナ変 ) ①行く。行ってしまう。いぬがみ【大神】長唄の一。本名題「恋罠奇掛合く」。形の五弁花を総状に多数つける。萼 3 は花後も脱落せ寄生するが、人にもっく。ヒトノ三のように跳ねない 一二年ず、果実は熟して紫黒色となる。 去る。「おのが行かまほしき所へー・ぬ / 竹取」②時が過二世杵屋正次郎作曲。二世桜田治助作詞。一八 いぬばこ【大箱】大が伏した形に作った張り子の小箱。 ぎ去る。「あはれ今年の秋もー・ぬめり / 千載雑上」③死森田座初演。奪われた名玉を、栗生頼賢の妾に化けた娘いぬサフラン 3 【大ー】ユリ科の多年草。ヨーロッパ原雌雄で一対とした。大張り子の起源といわれる。お伽 ぬ。「うち嘆き妹がー・ぬれば / 万一八〇九」④くさる。悪狐が大神使い長崎勘解由から取り返すという筋。 産。薬用・観賞用に栽培。春、広線形の葉を三 ~ 五枚出大。 くなる。「鉄はー・んでいやせぬか / 洒・箱枕」日 ( 動ナいぬかみのみたすき【大上御田鍬】◎飛鳥時代の官人。六し、葉が枯れたのち、径一〇の淡紅色の六弁花を数いぬばしり 3 【大走り】①築地の外側の、壁と溝との間 四 ) 〔の四段化。近世中期以降の語〕に同じ。「わし一四年遣隋使として、六三〇年第一回の遣唐使として個開く。種子からは、染色体倍加ホルモンであり、リュ に設けられた狭い地面。②城郭の石垣または土塁の外 中国に渡航。生没年未詳。 ゃー・ぬ事はいやぢや / / 伎・三十石」 ーマチの薬にもなるコルヒチンを採る。コルチカム。 側、堀との間に帯状に残された平面。また、塁の中腹に いぬアカシア 3 【大ーー】 ハリエンジュの別名。 いぬがや圄【大 ' 榧】イヌガャ科の常緑低木。高さ五ほいぬざむらい県む 【大侍】武士としての道をわきまえな設けられた細長い階段。③建物の軒下など、外壁に沿 いぬあわせ 3 【大合のせ】大を闘わせて勝負させるこどの小高木になることもある。葉は線形で二列に羽状い侍を卑しめ、ののしっていう語。 った周囲の地面を砂利やコンクリート敷きにして固め と。闘大。犬く に並び、カヤと異なり柔らかい。雌雄異株。種子から採いぬざんしよう鬟ん 3 【大山 ' 椒】こカン科の落葉低木。山た部分。小段。④小股にちょこちょこ走ること。「一時 いぬい具大居】大が前足を立てて座っているような、尻れる油には悪臭があり、昔、灯油とした。材はかたいが野に自生。サンショウに似るが、葉に悪臭があり、茎の三里ー日暮までには戻ってくる / 浄・新版歌祭文」 とげが対をなさない もちをついた姿の形容。「ーにどうと打ちすゑられ / 太細工しやすい。へポガャ。 平記一七」 いぬがらし 3 【大 ' 芥】アプラナ科の多年草。路傍や庭に普いぬじに【大死に】 ( 名 ) スル無駄に命を落とすこと。無具の一。大の立ち姿の張り いぬい回【 ' 戌 ' 亥・。乾】方角の名。戌と亥との中間の方通に見られる。高さ約三〇純ル。葉は長楕円形で鋸歯いよ駄な死。「決してーしてはいけない」 子細工。子供の魔除よけとし 角。北西の方角。ーもん【乾門】皇居の門の一。皇居のがある。春から夏にかけて総状花序に黄色十字花を多いぬじにん【大。神人】中世、八坂神社に属した神人のうて、宮参りやひな祭りの贈 北西に位置するところからの名。 数開く。花後に線形の果実をつける。 ち、下層の民。京都建仁寺門前に住み、平素は弓弦・沓り物などに使われた。 いぬうど【大 ( 独活〉】シシウドの別名。 いぬがり回④【大狩】①野良大を狩り出して捕殺するなどを作るとともに、洛中の死屍の始末に当たり、またいぬはりこ【狗張子】仮名草 いぬおうものふ 3 【大追物】騎馬武者が、馬を操りつつ、 こと。②平安時代、宮中に放した大を捕らえる行。諸祗園祭には神幸の道路清掃なども行なった。、 しぬじん子。七巻。浅井了意作。了意 にん。つるめそ。 犬を弓矢で射止める武術。騎射の三種の一。鎌倉時代に 門を閉じ、滝ロの武士が弓矢で射とる。 の死後、一六九二年に門人 起こった。竹垣で方形の馬場をつくり、折烏帽子嬲えをいぬがんそく 3 【大 ' 雁足】オシダ科の夏緑性シダ植物。いぬじもの【大じもの】〔「じもの」は接尾語〕①犬のよ林義端が刊行。「御伽婢子臼の続編ともいうべき怪異 かふり、直垂または素襖叮を着た三六騎の騎馬武者山地の樹林の下に生える。葉は先のとがった長卵形まうなもの。とるにたらないもの。「我等はーなりとて / 沙小説集。 が三手に分かれ、そのうちの四騎すつが一五〇匹の犬たは楕円形で、長さ一賢以上になる。秋、短い褐色の葉石七」② ( 副詞的に用いて ) 大でもないのに大のように。 いぬびえ【犬 ' 稗】イネ科の一年草。荒れ地や路傍に自 を射る。大に傷をつけないために蟇目 2 き矢を用いる。応が出、胞子嚢 2 群をつけ、冬も黒褐色になって残る。 「ー道にふしてや命過ぎなむ / 万八八六」 生する。茎は叢生し、高さ一内外。葉は線形。夏、茎 仁の乱に中絶したが、島津家が元和年間 ( ~ 埜に再いぬき【居抜き】家具・設備などをつけたままの建物いぬぞり回【犬 ' 橇】大に引かせて走らせるそり。 頂に小形の花穂をつけ、緑色の花を密につける。芒は 実追物〕