15 ①スタンピング法 木槌は身体と平行にして、槌に近いところを軽く持ち、工具は 革に垂直に立て、小指を革の上に置いて平均したカで打つ。 革を湿らせてからスタンピ ングをします。 クラフトはスタン。 とカー ビング法を組み合わせたものです。 スタンピング法は 1 本または数本の 工具の組み合わせだけでも簡単に面 白い作品ができます。さらに着色す るなど工夫して楽しいものを作りま しよう。
79 カービング法工程 5 べへフ No. B 200 ⑤べべラ NOB200 でカットした部分を 浮き上がらせます。花や葉のどこが 上になる部分かをよく見て、工具の 厚味のあるはうをカットした線にピ ッタリそわせて、続けて打つように し、なめらかな線を作ります。 注裁ちくすなどを使って練習して みましよう。 べンナー No. V 407 ⑥べンナー No. V407 を使って、葉脈の 部分を打ちます。 No ℃ 431 の葉脈の反 対側を斜面にそって工具の片側をや や上げ気味にして打ちます。流れに そってリズミカルに
78 カービング法工程 3 ~ 4 カモフラー ンユ No. C 431 ③次はスタンピングをします。 No ℃ 431 を使って、花弁、茎、葉脈を 打ちます。線の流れにそって等間隔 に打っていきます。 打ち方一左手の小指を革の上にあて て、他の 4 本の指で工具を革に垂直 に立てて持ちます。右手で木槌の中 心が工具に垂直にあたるように叩き ます。 ( 木槌は柄か胸に平行になるよ うにし、槌に近いところを軽くにぎ るとねらいがはすれません ) ーダー ペ工アシェ No. P206 ④ペェアシェーダー No. P206 を使い 全体にふくらみと陰影をつけます。 カットした線から少し離して打っと、 打った部分の色が少し濃くなります。 色が変わらないのは、湿り気不足か 打ち方が弱い場合です。 注時々水分を与えながら作業を続 けます。
ンをの F ソ カービング法工程 7 No. S 705 ⑦シーダー NOS705 で花芯を打ちます。 すき間なくしかも重ならないように 注意します。 注あまり強く打っと穴があく場合 もありますからカを加減して花芯ら ( 0 ' バックグランド No. A 104 0 、 1 ⑧バックグランド No. A104 でバックの 部分を埋めます。全体の凹凸が平均 になるように打ちます。 注水気が多すぎると革が伸びます。 工具の方向を合わせて流れをそろえる。 ⑨最後に仕上げのデコラテイプカッ トをします。リズミカルな線を表現 することによってでき上がりが違っ てきます。このカットは少し湿り気 を与えてするはうがきれいにできます。
②カービング法 カービングはカッターと工具を組み合わせることに よって模様を一層浮き上がらせる手法です。カービン グの基礎は次のページからご紹介する九工程です。 の法 革手 でのす 一特ま / 革出 力すを ルか感 べ生体 一を立 ス線 てたち っし打 そリを にキ具 ノ′い そで刻 、んて カッターの使い方 し込っ 写りそ スーベルカッターの字形の指 上を線かけに人さし指を乗せ、カッター の十に の胴を、親指、中指、薬指で持ち 革 ~ ら を亠 2 さます。小指は革を切るときのささ 案の 、えになるよ、つ革につけておきま、丁。 図さす カッターを左右に倒さす刃の先が 革に垂直に切り込めるようにし、 頭を向こ、つ側に倒し、手則を少し あげ、手 ~ 則に弓きながら切って、 きます。力を入れすぎて底に穴を あけないよ、つ気をつけてください 会〇
クラフトの基礎 用具とその使い方 74 ② ④ ⑩ . ⑨ 00 ⑥ . ⑩一本目打ち☆平らな穴をあけ、レー ①木の丸台☆ハトメヌキや目打ちで 体的な凸凹をつけたり 三本目打ちスでかがる時に使う。 筋をつけたりする時に 穴をあける時の台とし ⑩ハトメ打ち☆穴あけに使い、穴の大 て使う。 小がある。 ⑩ゴム板☆刻印を打っ時、ハトメ ② NT ☆革を切ったり、端をそ ⑩ホック打ち☆ホックをつけるのに使 で穴をあける時の台。 いだりする。 カッター ③刀 ☆同上。 ⑩へりみがき☆革端をみがくときに使 の菊割 ☆ハトメリングをつける ④スーベル☆模様の線にそって革の のに使う。 ⑩工具 ☆刻印を打っ道具。工具 カッター厚みの半分を切る。 @) カシメ打ち☆カシメをとめるのに使う。 ⑤革そぎ機☆革を薄くそぐ時に使う。 には番 ⑩ビニール板☆革を裁っ時に下に敷く ⑩大理石☆刻印を打つ台で、はっ ⑥スポンジ☆革をぬらす時に使う。 と刀を痛めす自由に裁 きり模様がっき、音が ⑦ポール☆水を入れる。 断できる。 ⑧筆とハケ☆色をぬる時に使う。 響かない の打ち台☆ ホックやカシメを打つ レース針☆レースかがりをする時 ⑨梅皿パレット☆着色用の皿。 時に頭の丸味をこわさ こ使う。 ⑩ハサミ☆革の裁断や細いところ ないように使う台。 ⑩パンチ☆革に穴をあける時に使 を切る時に使う。 の木槌 ☆工具を打つのに使う。 ⑩モデラ☆革の表面に柔らかい立 刀で革を切る時は、手前に引いて 切ります。 穴をたくさんあける時は三本・四本目革端をそぐ場合は、大根の皮をむ 打ちを使うと同間隔の穴があけられる。く要領で。
ペンケース ②の実物大図案 ( 裏 ) 手づくりのプレゼント 身近に持つ小物を手作りで楽しみましよう。ス ベルカッターも練習を重ねるうちに上達し、自 由に回転するようになります。湿り気と工具のタ イミングを合わせると美しい線が描けます。 ト一プ , ① / 407 C 43 7 P 20 6 S 7 〇 5 5705 P206 月 200 A704 ①②④はクラフト社でセットされています ロ金のつけ方 丸ガマロは、裏をつけて、ロ金の ミゾに接着剤をつけて革と紙ひもを ロ金入れでさし込んでつけます。 月 / 04 B 2 〇 0 ②の実物大図案 ( 表 ) V4 り 7
①クッションの裏 フリルの染め方 田田 第翩第ー 第を一房当新 をョを 史物大の一 ②傘立て /. 4c 直径 2.5c ①クッション図案を写し、カッターで切 ったところをベべラで打って線をはっ きり出し、部分的に他の工具を打って模様 を浮き立たせます。 ②傘立て着色した牛床を、順々にレース でかがって仕立て上げます。 3.7c 38C 図イ立置 40C l.5c 17c 10c 08C 3c 10c ー→ 円 5c 3.3c 32C c 阯 6.5 じ l.5c 4
57 引 c ②のランプシェード 15c わ 物大のー一 2 7 2 c 古くなったランプシェードを、新しく革で作りかえまし た。渋牛 1.8 リを骨組みのサイズに合わせて裁ちます。いろ いろな工具と , 、トメを使ってデザインします。色をつけて から、骨組みに合わせて , 、トメで穴をあけ、回りを巻きか がりしてでき上がりです。 P 59 の③コースター P58 の①マガジンラック 渋牛 1 .8 リを製図どおり裁ちます。クラフトしてか ら葉とハートの抜き型で穴をあけます。両端をラン ニングステッチでかがり、手ひもを三つ折りにして 接着し、カシメで止めます。胴と底を合わせてラン ニングステッチでかがります。 V42 / l.bc 20C P209 24C 48C 2 75 c B803 V407 S705 図索位置 23C P2 ( ) 9 72C
45 ① 0 0 0 0 cO 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ヨ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 23C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ①ショルダーパッグ用具 スーベルカッター <t 川 ングくさり 作り方渋牛 ( いミしに図案を 写し、カットします。と 案 を打って立体感を出しま図 の す。まちは牛べロアで裁ち、 ① ) ング用の穴をあけます。ま ちと本体をかがり合わせます。 八ミリの牛レースを使います。 ③三つ折りセカンドバッグ 札入れの仕上げ方 ( 幻ペー ジ ) を参照して作ってくださ 0 ーヾック 6200 0 ◇ ◇ P40 のバッグの図案 工具ナンノヾーは 、、夫日召 53 ペーン彡 . … ①ショルダーバッグ 重ねる 4c 通す兜 引斤 9 込み、置 1 でき上がり図 ま 2 2.5 c 秋も丈 80C 銀色の鎖のゆ心 に 0. qc の色 皮を通す 協 5 c 内径の金色 のリ・ン〃 / 0 2 2.5c 1 23C 776C ← bc → 実物大の