コルト・エージェント .38 スペシャル コルト・ローマン・マークⅢ .357 マグナム
ョンの 2 つに大きく分けられる。 コルトの両社てある。両社の製品は各国の警察に採用され , 世界の シンクル・アワション ( 以後 s ・ A と略ヴ ) とは , ハンマーを起 市場の大を占めている。両社を比べると , コルトの方ガ歴史は古 こヴ動作とトリカーを引く動作を分けて行ない , 1 発撃っことに いガ , 市場占有率ては s & w ガ圧イ到的に強い。 れをくり返ヴ機構だ。西部劇てなじみ深いコルト・ヒ。ースメーカー フラジルのタウルス , スペインのラーマなどは s & w と全く同し ガその代表例と言える。今や , 完全に一時代前のリホルハーとなっ コビー銃メーカーてあり , ほんの一部を違えただけのコヒ。ー銃メー た S ・ A は早撃ちなどの競技用 , 大口径長銃身のハンティンク用 , カーてあるアメリカのチャーター・アー乙ス , フランスのマヌリン , それに一部のマ二ア用として生産されるけとなっている。 日本の新中央工業 ( 二ュー・ナンフ ) など , この他にも世界中の銃 タフル・アワション ( 以後 D ・ A と略ヴ ) は , トリカーを引くだ 器メーカーガ s &W の D ・ A リホルハーを貞似していることガら , けてハンマーガ連動して起き上ガり , シ丿ン 9 ーも連動して口転し , S & W ガ世界最良の D ・ A リホルハーのメカ二ス乙を持っていると トリカーを引ききったところてハンマーガ落ちて撃発ヴる機構だ。 言ってよいだろう。 D ・ A リホルバーは , S ・ A 機構も兼ね備えているのガ普通て , 今世 現在生産されている s &W の D ・ A リホルハーは数十桂類あるガ , 紀になってガらはこれが丿ホルハーの主流となり現在に至っている。 その全機種ガ全く同し機構てあることを見ても , そのメカ二ス乙の D ・ A リホルバーは , 弾込め時のシ丿ンター開閉方式により , ロ 優秀さを知ることガてきる。 ーティンワ・ケート式 , トッフ・フレイワ ( 元折れ ) 式 , スインク この S &W D ・ A リホルハーの典型的な例として常に引き出さ ・アウト式の 3 種ガあるガ , 現在はほとんどガスインワ・アウト式 れるのガ M10 だ。通称 . 38 ミリタリー & ホリスてある。アメリカの になった。 警察ては , 新米たちを前に D ・ A リホルハーのメカ二ス乙について スインク・アウト式 D ・ A リホルハーは , スミス・アンド・ウェ の講義をヴる際 , すと言ってよいくらいこの M10 のカッタウェイ ッソン ( S (W), コルト , スター乙・ルカー , タン・ウェッソン ( 以 ( 断面 ) ガ教材として使用される ( p. 244 参照 ) 。 上アメリカ ) , タイナマイト・ノーベル ( 西ドイツ ) など多くのメー 超ロンク・セラーの M10 を . 357 マクナ乙・タイフにハワー・アッ カーガ各々独自のメカ二ス乙を売り物にして生産販売している。 フしたのガ近年のベスト・セラーとなっている M19 てあり , それを 独自のメカ二ス乙とは , ファイヤリンク・ビンロりの撃発機構 , ステンレス・モテル化したのガ名銃 M66 てある。 スインワ・アウトさせるためのラッチ ( サ乙・ヒ。ース ) の位首や操 P. 26 に M66 の構造 , p. 2 刀こ M10 ( ミリタリー & ホリス ) をステン 作方法 , エジェワター・ロッドの固定方法 , セフティ ( 安全装首 ) レス化した M64 の作動行程を載せた。 p. 28 ~ p. 29 のコルト・ヒ。ース などに関してだ。 メーカー , ルカー・スヒ。ード・シッワス , コルト・ローマンのメカ これら D ・ A リホルノヾー・メーカーの中て代表的なのガ s &W と 二ス乙と比べてみよう。 コルト・ピースメーカー ( シビリアン・モデル ) ペース・ヒ。ン シリンタ ノヾレ丿レ 4 0 フレーム
. 3 8 0 . 3 8 . 44 ー 40 Aut0 Colt プローニングが開発し , 1908 年 にコルトの小型自動拳銃シリーズ にこの口径が加えられた .380A C P , 9 mm プローニング・ ショートなどとも呼ばれ , ヨーロ ッパでは 9mm クルツ ( 短いの意 ) と呼はれることもある。 .32 オー トと比べ , エネルギーは同じよう なものだが , 口径が大きい分だけ ストッビング・パワーに優れてい 1929 年 , コルトから旧型の .38 オート改良型として発売された。 オート用のビストル・カートリッ ジとしては , オートマグの出現ま では最強力を誇っていた。 トンプ ソン S M G がこの口径のモデルを 発売したことがある。欧米ではあ まりポビュラーではないが , 中・ 南米では多く使われている。 軍用としては不評だった . 38 ロ ング・コルトの代替用として 1902 年にコルトが開発し , S & W のミ リタリー & ポリス・リポルバー ( M 1 のとペアで発売された。現在 , 警察用としては世界的に最もポビ ュラーなカートリッジで , 日本の 警察もこれを主用している。競技 にも最高だ。 S & W の新型強力リポルバー用 として , ウインチェスターが . 38 スペシャルのケースを基に 1935 年 に開発した。ビストル用として最 初のマグナム・カートリッジであ る。以後 20 年間 . Mag カ澄場す るまで世界最彊のビストル・カー トリッジとなった .357Mag では少しパワー不足 , . Mag では強すぎるという警察 官等のために , その中間をねらっ て 1964 年に S & W が M 57 リポルバ ーとペアで発売したカートリッジ。 しかし , 中途半端な性能のためあ まり普及していない。 . 44 . 44 . 45 . 4 5 Magnum Super . 3 8 . 3 5 7 . 41 Special Magnum Magnum Aut0 Auto Long Mag Colt S & W の M 29 用として造られた 最強力のリポルバー・カートリッ ジである。その強力さにビストル・ シューターたちの興味をそそり , 映画「ダーティー 気に世界の注目を浴びるようにな った。現在ではこの口径のライフ ルも市場に送られ , 中型獣用に愛 用するハンターも少なくない。 .30 ー 06 か .308 のライフル用 ケース ( ケース・ボディの外径が 同じ ) を切り , これに .44 用のプ レットを付けたもの。オート用と して最強のビストル・カートリッ ジだが , 強力すぎて銃の方がうま く作動しないことが多い。そのた めオート・ジャムと呼はれたりし ている。 「西部を征服した銃」として有名 になったウインチェスター M 73 用 のカートリッジ。黒色火薬だった ので拳銃用としても使えることか ら , 後に同口径のリポルバーがあ いついで発売された。ライフルと 拳銃が同一弾で使用できるという ことは当時の開拓者たちにとって 非常に便利なことであり , 大いに 普及した 西部開拓時代の代表的なリポル コルト・ビースメーカーの カートリッジ。発売は 1873 年で , そ の 2 年後にはリポルバーと共に米 陸軍に採用され .38 ロング・コル トに代わる 1892 年までの 17 年問つ とめた。戦後は再び市場にリバイ バル登場し , その人気は衰えない。 .45A C P と呼んだ方が一般的 だ。天才 , ジョン・プローニング の手により銃 ( コルト .45 オート ) と共に開発され , 1911 年に米軍の 制式となった。以来 , 現在でも第 一線を退いていない。初速は遅い が大口径の重いプレットによるス トッビング・パワーは抜群で , S M G 用も含めて実戦向きのカート リッジである。
コルト・ / くイソン
ン・エント ・スピン ・コルトの反動は強い
実射 201 は弾丸が 50 m 先の 3 cm 厚の合板を貫通した直後を捕えたもの。木片が後ろに吹 △発射 / 轟音と共にロ 4 グレインの弾丸は初速 330m / sec て撃ち出された。右下 はここから生れた言葉だ。これで引き金を引くばかりとなった あるときは , コヨリを押し切って開く。「火蓋を開く」または「火蓋を切る」と △火のついた火繩をコックした火はさみにはさみ , 挙銃して火蓋を開く。結んで △引き金が引かれ , 火繩の先端は板バネのカで火皿へ落ちる を立て火皿のロ薬が楙える。しかしまだ発射に至っていない。発射薬に火が届 一瞬 , シュッと音 く直前を捕えた写真だ き飛んている。数字上の威力は , ロング・コルトのほほ中間だ 銃ロエネルキーか . 38 ショート・コルトと . 38
コルト・ガバメントによるショート・リコイル作動原理 ・一す第第癬吶 ! 22
口径 9 ミリ・ルカー ( ハラベラ乙 ) 以上になると , ティレイド・フ 1 発をチェンハ - に装頃ヴる。 ローハッワまたはショート・リコイルという方式をとることになる。 そしてまたトリカー ( 引き金 ) を引けは , 今と全く同し作動行程 ティレイド・フローハッワ ( 遅動吹き戻し ) とは , シンフル・フ ガくり返される。 ローハッワのようにカス圧をストレートに後へ逃ガヴのてはなく , 1 発 1 発弾込めを行なうことなく , たトリカーを引くだけて自 撃発と同時に起こる急激なスライド後退時にだけ後退をじゃまヴる 動的に次々とフレット ( 弾丸 ) を発射てきることガらオートマチッ 機構ガはたらき , 腔内カス圧ピーワ時をさけ , カス圧ガある程度低 ワ・ビストルと名付けられたわけ。 下したとこるて後退をしやまヴる機構ガ解けて , ようやくフローハ なあ , ファイヤリンク・ピンの作動方式により , ストライカー式 ッワ動作を行なわせるようにしたものてある。 H & K ( ヘッケラー とハンマー式の 2 種ガある。 アンド・コッワ ) 社の多くの G U N に採用されているローラー・ロ ストライカ - 式とは , トリカーを引くことによりスフリンクを圧 ッキンク・システ乙ガその代表例。 縮していたファイヤリンク・ピンガカートリッジ ( 弾薬 ) のフライ ショート・リコイルも , ティレイド・フローハッワと全く同じ目 マ - をたた < 方式て , ルカー P08 ガその例てある。 的のものだガ , 機構ガ違う。発射時の反動てバレル ( 銃身 ) をスラ ハンマー式は , トリカ - を引くとハンマーガファイヤリンク・ピ イドと共に 5 ~ 10 ミリほど後退させ , 後退しきったところてスライ ンををたき , それガカートリッジのフライマーをたたく方式てある。 ドとハレルの結合ガ解け ( この時にはカス圧ピーワ時を過きている ) , ハンマー式にはハンマー露出型とハンマー内蔵型ガあり , 露出型て 以後ハレルを残してスライドだけガフローハッワヴる。 はワルサー P38 やコルト・カハメント , 内型てはコルト・ウッス この代表例として , コルト・カハメント , フロー二ンク・ハイハ マンなどガ例てある。 ワ - , ワルサー P38 などガある。ルカー P08 はトクル・ジョイント オートの作動原理はフローハッワという言葉て総称されているガ , という機構だガ , ショート・リコイル方式の一種てある。 これを機構別に大きく分けると , ①シンフル・フローハッワ ( スト ティレイド・フローハッワもショート・リコイルも , 発射時の控 レート・フロー / ヾッワとも言う ) , ②ティレイド・フローハッワ , ③ 内カス圧ピーワ時にはチェンハーガ完全閉鎖されているため , フレ ショート・リコイルの 3 種となる。 ットの推進力となる燃焼カス圧をフレットの進行方向へ有効に利用 シンフル・フローハッワとは , 弾の発射時のカス圧をそのまま利 てき , それに加えてリコイル・スフリンクの力をそれほど強力にヴ 用して排莢・装頃を行なうものて , フレットを前方へ推進させるた る要ガないのて , 大口径てもスライドガ苦もなく引け , 一石二鳥 めにはたらいた火薬燃焼カス圧に対ヴる反作用として後イ則 ( 射手イ則 ) の効果となっている。 へはたらくカス圧は , リコイル・スフリンクとスライド質量ガー手 強装弾 .45AC p を使用しショート・リコイル方式をとるコルト・ に引き受けている。 カハメントと , それよりはるガに弱装弾の .380ACP を使用しシン 口径ガ . 22 L 日級のオートては , リコイル・スフリンクは弾の フル・フローハッワ方式をとるワルサー p p K とては , スライドを 力に比例して弱く , .380AC p 級になれはそれより強くなる。ロ 引くのに要ヴる力はほとんと変わらない。 径 .380ACP のワルサー PPK は , 女こどもにはスライドを引きき P. 22 ~ P. 23 ( こ , コルト・カバメントを列ことり , その作動原理と れないはとリコイル・スフリンクガ強力てある。 構造を順を追って紹介し。ショート・リコイル方式の基本的な例 口径ガそれ以上大きくなると , リコイル・スフリンクはさらに強 てあるため , じっくりと見て理解してはしい。 力になり , 大の大人てもスライドは引けなくなってしまう。そこて 0 シンプノレ・フロ ーパック ( コルト・ウッズマン・マッチターケット ) 21
s MG ( サフマシン・カン ) の古典とも言うべきトンフソン S M G. フロト・タイフは , 1919 年に J ・ T ・トンフソンの手によって開 発された。口径は . 45AC p てストッワもサイトも無く , た弾を ハラまくだけの試作マシンカンてあった。 1921 年になるとコルト社と契約を結ひ , マシンカンとしての形ガ 整った量産型第 1 号の M1921 を 15 , 000 丁生産ヴることになった。販 売を受け持ったのガオ - ト・オーティナンス社て , この時初めて 「 submachine Gun 」という名称ガ付けられたのてある。 M1921 は軍に制式採用されなガったものの , 民間やホリス用とし て売れた。シカコ・ギャンクと共に一躍有名になったのもこの頃。 やガて , 二カラクアに出兵した U s MC ( 米海兵隊 ) によって , ジ ャンクル戦に s MG ガ有効てあるという報告ガ出され , 軍は再度テ ストヴるため , 改良型の M1928A 1 を少数発注した。 トンプソン MI A 1 55 1939 年に第二次大戦ガ始まると , ヨーロッハガら大量に注文ガ舞 い込み , オート・オーティナンス社はサべージ社とも製造契約を結 んだ。サべージ社ては 1943 年まての間に 151 ,000 丁を生産している。 1941 年 , 軍は戦時の大量生産に向くように M1928A 1 の改良に着 手し , その結果 , 翌年 3 月に M 1 として制式採用された。 M 1 の大 きな特徴は , ホルトのティレイド・フローハッワ装置をなくし , シ ンフル・フローハッワにしことだ。また , ハレルの放熱ヒレやカ ツツ・コンべンセイターをなくし , サイトも固定 ( こヴるなど , コス ト・ダウンガ計られている。 M 1 ガ制式化されたヴく後に , ファイヤリンワ・ビンガ固定され iäM 1 A 1 ガ採用された。これガトンフソン SMG としての終着モ テルてある。ガなりシンフル化されものの , それても軍の要求ヴ るコスト ( こ追いつけす , 1943 年て製造は中止されてしまった。そし て大量生産に向いたクリース・カンにハトン・タッチされたのてあ 0 ( A 費 1 CAUBER .45 BALL M1911 ( 01W ( 0 ート 去 4 ( 0 PO 良 A 引 ON
ェ & 亠第 ) け助 第を ACE SUPER △上から , シャ コルト ハイスタンダ ・ノ、ン、ンマン シューター ペレッタ ミンクス。 ード・ △分解したハンツマン用サイレンサー 本体の中には何重にも巻いた銅製 ネットが収められている。 △ハンツマン用サイレンサーの取り付けは , ワンタッチ式でかんたんだ。サイ レンサー後部に見えるスプリングが銃ロ部を押しつけ , ガタつきをおさえる。 サイレンサー ては , 騒音測定器を使用して , 各サイレンサー付 G U N の実測を スター乙・ルカー 10 / 22 。 く S M G 〉 してみよう。 イングラ乙・マッワ 100 インクラ乙・マッワ 11 。 S&W ・ M76 。 本テスト ( こ用いたサイレンサー付 G U N は次の 9 桂類てある。 スターリンク・ L34A 1 /M K 5 。 H & K ・ M P 5 S D 。 〈ビストル > 計器は前項「銃身長と初速」の図 1 と全く同しに配首し , コルト・ハンツマン。ハイスタンタード・シャーフ・シューター その実 べレッタ・ミンワス。 測結果を表 1 に示した。 〈ライフル〉