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検索対象: 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界
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1. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

ロッつ銃であった。 それは各メーカーガチョーっ ( 絞り ) の効果に気づきつつあったこ パーミンガ乙の後を追ったのではロンドン・ガンメーカーのコケ とである。 ンにガガわる , と考えたガどうガは知るよしもないガ , 銃のサイド 散弾のパターンをコントロールヴる方法としてチョーワガ発明さ ・プレートイ則に撃発装置を付け , 銃の両サイドガら取り付ける方式 れたことは , ショットガンの実用性をさらに向上させる出来事とし で , 各メーカーガ工夫をこらし , 実に多くの様式で発売されるに至 てきわめて大きな意義を持っことであった。奇妙なことに , チョ - で二連式のショットガンにガきり , 2 大原型ガ出そろった ワに関しての具体的な創始者は不詳で , 当時のメーカーガ広告で本 ことになる。 家争いをしているが , それはともガくとして , ショットガンとチョ 一方 , この 2 大原型の銃が出そろいつつあった頃と時期をほは同 ーっの実用化はいくら高く評価しても過大ではない。チョーワの具 じくして , 外観ガらは判明しないガ , ショットガンにとってこれま 体的な効果については , 別項を設けたのでそちらを読んでいただく た画期的な出来事ガ起こりつつあったことに触れてあく、要ガある。 として , 以後のショットガンの改良について述べていくことにヴる。 上下ニ連銃 型式もつくられている。 水平二連銃ガあるなら , それを上下にというアイテアはヴぐに出 水平二連に比べ上下二連は銃を深く折らねばならないという , 短 てこよう。しガし実際には , 手作業部が多く , 長い間一部の超高級 所と言えば言える点ガあるガ , それを改良ヴる狙いで設計されたと 銃のみガつくられていたにヴきない。 思われる横折りの上下二連銃もある。他にも似たアイデア銃ガつ < 一般に普及したのは第 2 次大戦後で , これはワレー射撃の世界的 られているガ , いすれも珍奇な銃として以上には普及していない。 な普及と密接な関連ガある。ということで戦前までは上下二連は珍 しい銃の域を出なガった型式であったガ , それにをガけて珍奇な △横に折るタイプの特殊構造上下ニ連銃。ベルギー , マスチリエル製。 △単引き ( シングル・トリガー ) 。ニ連銃の単引きには反動で切り替わる方式や , 発射のときに無意識に起こる射手の引きあまりを利用した方式などがある。 △両引き ( タブル・トリカー ) 。 1 本の銃身につき 1 つのトリカーガある。 駅 0 ー 00N 57 ・ンヨットカン小史

2. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

△外部ハンマーの有鶏頭ショットカン。ハンマーガ撃針をた厄いた後に与真の位 置に戻る , リハウンド・ロッワ ( 響き打ち ) を採用している。 △ハンマー内のハンマーレス ( 無鶏頭 ) ショットカン。美しい彫刻て飾られた イタリア製サイド・ロッワ高級銃。 3 を一 2 4 △ショットガンのロー丿レスロイス , ジェー乙ス・ノヾーティ & サンス製超高級ニ連 △べレッタの水平二連銃サイド・ロッつ内部。ノ \ ッワアワション・サイド・ロッ ワという型式で , 撃発部分が課物の後に位置している。また , サイド・プレート 銃 ( 近年作 ) 。サイド・ロッつであるのはもちろん , 発注ガら入手まて 1 年以上待 ごとワンタッチて外れる現代のタイプとなっている。 たなくてはならない。価格は仕様により百円単位て高くなる。 1800 年代の後平になると , イギリスのパーミンガ乙のガンメーカ 価な普及型 , ないし中級の水平二連銃の生産を得意とし , 各国に輸 ーを中にセンターファイア型の有鶏頭 , つまりハンマーガンの散 出していた。一方 , ロンドンのメーカーは熟練銃工の手づくり部分 弾銃ガ続々とつくり始められた。そしてヨーロッパでもヴぐにベル の多い高級ないし超高級銃を商品とヴることで分業形態ガ成立して ギー , ドイツ , イタリア , スペインなど主要銃器生産国で同種の銃 あり , 競合ヴることなく世界のショットガン市場を席巻していった ガ製造され , 各国のハンターの手に渡っていった。ハンターたちは のである。 初めて現代的なショットガンを手に入れたのであった。 こうした背景ガら , 本格的なハンマーレス銃ガイギリスでつくら だガハンマーガンは , 速射性と安全性ガもうひとつ十分でない。 れるのは当然のことであつをろう。 1875 年 , アンソン・ティリ - の ハンマーをコッつして山野を持ち歩けは暴発の危険ガあり , 下ろし ハンマーレスガンの特許ガ取られた。これは , その頃の同種の銃ガ てあけばゲー乙への不意の出会いで発射ガ間に合わない恐れガある。 銃を折って装頃後 , レバーなどで外部ガら内部のハンマーをコッつ ひとつガ満たされれは、次の不満ガ頭を上げる , というわけだガ , モ しなければならなガったものを , 銃を折るだけてコッワできるよう ノの進歩はこのような不満によって押し進められていったとも言え にした画期的なものであった。 このアンソン・ティリーのハンマーレスガンは , 通柧をホッワス もっとも , ハンマーガンガらハンマーレスガン ( 無鶏頭銃 ) に ・ロッワと呼は、れ , はどなく水平二連銃の基本的な機構となって世 挙に改良が進んだのではなく , そこにはやはり過渡的なものガ介在 界中に普及し , それは現在でも変わっていない。ボッワス・ロッつ ヴる。ハンマーの一部を機関部内に入れたセミ・ハンマーレスとて の名称の由来は , 機関部物ガら銃自下に伸びる部分内を状にく もいうような銃や , 銃を折ると外部ハンマーガ自動コッワされるも り抜き , その内部に撃発装置を収めた設計になっていたガらである。 のなど , この頃に出現している。 アンソン・ティリーのボッワス・ロッワ銃ガ主としてパーミンガ ところで , この頃 , つまり 1800 年代の末頃になると , イギリスの 乙・ガンメーカーなどによって製品化され始めると , それを追うよ ショットガン・メーカーは世界のリー 9 、一とも言える内容を確立し うにしてロンドンのガンメーカーらは , それぞれに独自の機構でハ ている。パーミンガ乙に集中ヴるメーカーは , 量産による比較的安 ンマーレス銃を開発し始める。それらの主なものは , 各種のサイド 駅 0 す 00N ・ンヨットカン小史 5 6

3. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

0 トップ・レバー・リンク トップ・ レ / 、 上′、レ丿レ エキストラクター 第 2 弾 初弾 上チェンパー 上ファイアリング・ピン 下チェンパー 下 / 、レノレ 下ファイアリンク・ピン コッキンク・ロッド ロッキンク・ホルト 上シア 上トリカ コッキンク・レ / ヾー 下シア 下トリカー △ Marlin ・ M0d90 。 上下ニ連 実猟ガ主で射撃ガ従となる水平二連銃に対し , 上下二連銃は逆に いことである。二階建て構造なので肩に置いてなじます , 腕にガけ つレー射撃を主にし , 実猟ガ従となる性格の銃である。このあたり ても水平二連銃はどにしつくりとこない。水平二連よりも多少深く はメーカーとしても十分に承知の上で設計し , 製品化しているのが 折らなくてはならないのも , 神経質なハンターに敬遠される要素と 現状だ。 なる。しガし , これらはやはり比較的という程度の短所であって , ところで , 機構的に見た場合 , 上下二連銃は水平二連のボッワス 実猟向きにつくられた軽い上下二連銃もあるし , また日常トラップ ・ロッワのような一定の原型はない。換言ヴれは , 各メーカ - ガ思 射撃で使いなれた銃を実猟にも使うことで猟果の上がることも十分 い思いの設計で製品を開発している。とはいっても , 2 階建て機構 考えられるので , 一概に欠点と決めつけられるわけのものでもない。 の撃発装置部分は , 然的にその大部分ガ物後方に位置しなくて 要はユーザーの者え方に決定される問題であろう。 はならす , このガきりではハッワ・アワション・ロッワの一種とな また , 設計ガよけれは十分な強度ガとれる銃ということは , 水平 らさるをえない。 二連の場合と違って , ボッワス・ロッっとサイド・ロッワとの間に 強度の差があまりないということにもなる。これは , 上下二連銃の 一見 , 機関部と見える部分はコッキンワ、・ロッドガ入る程度なの で , 設計によって十分な強度をとることガ可能になる。ワレー射撃 , サイド・ロッつは強度の点ではあまり意味ガないと言える。したガ って , 上下二連のサイド・ロッワ銃は , 暴発防止装置や同発防止装 ことにトラップ射撃は強装弾を数多く撃つ競技なので , 銃には強い 耐久力ガ要求される。その点 , 上下二連はこの要求に十分応えられ 置などの高度な設計でつくられているものでないと , ハイワ、レード る構造の銃として , 世界中のトラップ・シューターに愛用されてい 銃の乙ードだけを鬨ってしまうことになりガねない。もちろん , サ イド・プレートへの美しい彫刻やインレーに美術品的な価値を感じ る。 その反面で , れは , それはそれでまた結構てあろう。 この銃を非実猟向きにしているのは携行性がよくな 駅 0 す 00 62 ・ショットカンのメカニスム

4. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

スライト・アクション 手動式の連発ショットガンで実用となり , ハンターに受け入れら に作動不良を起こすこともないので , 軽装弾 , 重装弾を気にせすに れているのは本型式のみと言ってよい。こく安価なものにボルト・ 使い分けることガ可能である。 アワションのものも販売されてはいるガ , 本格的なハンティングに そしてもうひとつ , 自動銃に勝る多弾数を連射できることも魅力 はほとんど使用されていない。なによりも素早い連射性に欠けるガ である。ただし , 日本での狩猟はショットガンに対して「弾自内の らだ。 装数は 2 発まで」と決められてあり , 薬室内と合わせて計 3 連発ま この点 , フォアーエンドを前後にスライドさせて連射するスライ でしガ認められていないため , これでは二連銃より 1 発多いだけな ド・アワション , 別名ポンプ・アワションは連射性十分である。ち ので , この魅力は日本ではそれほど大きなものには感じられない。 よっと考えると , 自動銃にはガなわないと思われるガもしれないガ , ところで日本での場合 , スライド・アワションを実猟銃として , 実猟用として十分な連射性を発揮しうる銃だ。なあ , この型式の銃 水平二連銃と比較してみるとどうだろうガ。 はイギリスではトロンボーン・アワションと呼ばれている。 スライド・アワションガ 1 発余分に連射できるという点をどれだ さて , 実猟には十分でも , 最近の国際ルールによるワレー射撃に け重視ヴるガで , この優劣は決まってしまうだろう。というのは , は , やはり上下二連や自動銃に一歩を譲るため , 射撃場ガらはしだ 価格を別にして 2 連発で十分と者えるなら , 実猟銃としては水平二 いに姿を消し始めている。特にトラップ射撃は 2 発の連射ガ行なえ 連銃に数段のメリットがあるガらである。高い信頼性とはいっても るので , その間にフォアーエンドをスライドしなくてはならない本 自動銃と比較しての話で , 二連銃には及ばないし , 重いため携行性 型式の銃は , それだけハンディガあることは否定できない。スキー でも二連銃には劣る。 ト射撃用としてはまだ使用しうるが , やはり同じハンディは避けら ただし , 舟上のカモ猟などのように , 歩ガすに多数の弾を撃つ猟 れないのは当然で , したガってスライド・アワションは実猟のみに であれば , 重いことガ反動を軽減させるので , ガえって疲れす , ま 向いたショットガンと者えねばならない。 た , 3 連発の気力を発揮できるので二連銃よりは適していよう。 スライド・アワションを実猟銃として見た場合 , それは高い実用 なあ , 常に薬室に装弾してあガなければいざというときの発射に 性の銃となる。なによりもその高信頼性がよい。たとえ装弾不良が 間に合わない他の型式に比べ , この銃は薬室ガ空の状態ガらもスラ あって不発を起こしても , 素早くスライドヴることで次弾をゲー乙 イドを素早く操作することにより瞬時の発射が可能であるため , 携 に送ることができる。また , 装弾の装薬のパラつきで自動銃のよう 行時の安全性に最も優れている。 ズ カ 作 0 キャリア・ドック プリーチ・ホルト ファイアリンク・ビン エキストラクター チェン / ヾー ロッキンク・フロック 初弾 / 、レ ) レ 第ン ) 二 0 チュープ弾倉 第 3 弾 右アクション・パー 右シェル・ラッチ スライド 第 2 弾 エジェクター トリカー フォアーエンド キャリア △ Remington ・ M0d870 。 ットカンのメカニズム ・ノ 0 ー 0 N 69

5. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

安全器 二連銃の安全器には大別して , グリップの上にあるトップ・セフ 2 種類ガある。また機能的には銃を折ると自動で安全器ガガガる自 ティと , グリーナー型で知られるグリップ横のサイド・セフティの 勤安全と , 銃の開閉とは無関係のものとガある。 △二連銃の安全器の多くはクリップ上 ( トップ・セフティ ) にあり , 親指の腹で 押し上げるようにして解除する。 △クリーナー型横安全器。 セレクター 単引き銃特有の機能にセレワターガある。 1 本の引金で発射ヴる チョーワの銃身ガら発射ヴることガできる。 このセレワターにも独 立した専用型と安全器を兼ねたものとガある。 銃身の順序を切り換える役目をヴる。二連銃は多くの場合 , 銃身の チョーワの強さガ違うので , そのときの状況によって適したほうの △引金横に付けられたセレワター。水平ニ連銃ては通常右銃身ガら , 上下二連銃 △安全器と兼用のセレワター。安全器は上に押し上けて解除されるが , 安全器を は下銃身から発射するが , これによってその順序を逆にてきる。 下の位置 ( セフティ・オン ) で左右に動ガし , 全体的に U 字型に操作することで 発射銃身を自由に選べる。 5H0 す 0 リ N 5 8 ・ンヨットカン小史

6. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

自動安全 ー放出舎屋を置き , シュート・アラウンド・つロッワ ( 時計めぐり 元折れ銃の安全器の一種で , 銃を折ると自動的に安全器ガガガり , 射撃 ) と名づけられた。この方法では , 散弾ガ全周に飛び出て危険 装頃後に銃を閉じてもそのままの状態を保つ。 なので , 6 時ガら 12 時までの平円としたものガ工夫され , スキ - ト ジャケット Jacket 射撃と呼はれることになり , 今日に至っている。時計の逆ロりに 12 鉛弾芯を包む外被。銅合金ガ多く用いられ , 軟鋼ガ使用されるこ 時ガら 6 時まてガ第 1 ~ 第 7 射台となり , 針の部分が第 8 射台とな ともある。英国ではエンべロープ (Envelope) と呼ぶことな多い。 った。ちなみに , スキート (Skeet) とはスカンジナピアの古語で 上下ニ連銃 「撃つ」の意味ガある。 銃身を上下に 2 本 , 縦に並べた二連銃。機関部も 2 階建て構造に 競技は第 1 射台後方のハイ・ハウスと第ア射台後方のロー・ハウ なり , 高い強度が得られる。単銃身と同様に照準しやヴく , 丈夫な スガら交互に放出されるつレーを撃つシンワ、ルと , 同時に両方ガら ので弾数を多く撃つつレー射撃に好適。半面 , 多少重くなり , 水平 放出される 9 フ、ルとガらなり , 1 ラウンド 25 発で行なわれる。国際 式に比べ持ちにくく , 銃を深く折る要ガあるなど , どちらガと言 競技は 4 ラウンドの 100 イ固撃ち , あるいは 8 ラウンドの 200 イ固撃ち えば狩猟向きでない面もある。 水平二連銃。 の合計で実施されている。 スター・クリンプ StarCrimp レンズを使用しないアイアン・サイトと , レンズ式のスコープ・ 散弾装弾のケース先端を中に深く折り曲げ , それで散弾粒の蓋 サイトに大別される。狩猟や競技用に多くの種類ガあり , 使用照準 とヴる方式。折り曲げ部に星状のシワの付くことガらこう呼はれる。 器の適否は銃の性能を発揮ヴる上で重要な要素となる。 押え蓋ガ不要なのて散弾のパターンを乱ヴことガない利点ガある。 照準線 目より照準器を通して照準点に至る百線の光学線。したガって弧 くスター・ワリンプされた装弾。 をえガく弾道とは一致しないで交差ヴる。 照準点 標的に対し照準ヴる 1 点。 狙点。 照星 フロント・サイト ( ' 81 別冊 ) 。 照門 リア・サイト ( ' 81 別冊 ) 。 初速 弾丸 ( 散弾も ) ガ銃口を出発ヴるときの速度。 m/sec, ft/sec で表示される。 ショルター・ウ工ホン Shoulder Weapon スターライト・スコープ Star-light Scope 肩に付けて発射ヴる火器。腰だめ射撃の可能なサブマシンガンも 基本的には肩付け射撃用として設計されているので , この部類に入 夜間でも自然界にある夜光を増幅して映像とヴる暗視スコープの る。←ー→ハンド・ウ工ポン。 別名。 暗視装置。 シンクル・トリガー Single Trigger ステン・サブマシンガン STEN SMG 二連銃の引金ガ 1 本のもの。単引金または路して単引きとも言う。 第 2 次大戦中 , 英陸軍ガドイツに対抗して開発した SMG 。開発 最初の引きで右 ( 水平二連銃 ) または下 ( 上下二連銃 ) の銃身を撃 者のシェファードとトルピンの頭文字とエンフィ - ルド製造所の E 発させ , 次の引きで残りの銃身を撃発させるガ , セレつターのある N を組み合わせて命名された。量産は 1941 年ガらで I 号銃ガら V 号 ものはこの順を逆にヴることができる。 9 、フ、ル・トリガー 銃まであるガ , Ⅱ号銃とⅣ号銃ガ最も多い。 シングル・プル・トリガー Single Pull Trigger ストッピンク・′ヾワー Stoping Power 一段引きの引金。指で加圧していき , 一定の圧に達したとき撃発 弾丸の撃力による臧力。ー→マン・ストッピンワ、・パワー ( ' 81 9 、プル・プル・トリガー ( 二段引き ) 。 ヴる。 別冊 ) 。 水平ニ連銃 銃身を横に 2 本並べた銃。撃発装置も各銃身に対応して左右に 2 つある。散弾銃としては最もオ - ソドッワスな型式で , 高級銃は芸 術的な眛わいを持つ。軽く , 持ちゃヴく陸猟に好適な反面 , ・ワレー 射撃には上下二連銃に一歩をゆする。強度的にも弾数を多く撃つつ レー射撃には不向きである。 上下二連銃。 スインク・シュート Swing Shoot 銃を標的の移動に合わせてスインワ、させなガら撃つ射撃法。 スキート射撃 アメリカで始まり , 国際的に普及した・ワレ - 射撃の一種。初めは 時計に見たてた円形状に 1 時ガら 12 時まて 12 の射台を設け , 中 , 針の部分にも中央射台を設け , 12 時と 6 時の射台後方に高低のつレ . ・ 00W 用語辞典 照準器 △カ丿レカノ・ライフルのストレート・グリップ。 2 5 2

7. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

今度は , 想定ガら , てみた。 それぞれの銃口に物ガ詰まった , または停弾したという 弾頭をハンマーでたたき込んで次のカートリッジを撃っ 38 式は銃ロ部約 35 ぐらいささくれ , カルカノは銃ロ部がこれま た約 35 スッポリなくなり , その下のワリー二ング・ロッドまで吹 き飛んでしまった。 以上の結果を見てもわガる通り , この種の停弾なら問題なく発射 でき , 射手ガそれほど危険だとは思えない。 △カルカノの銃口に 6 . 5ßun カルカノのプレットをハンマーでたたき込む。 その瞬間に銃ロ部がちぎれて吹っ飛んだカルカノ。 △銃ロ部にプレットが詰まった状態で次のカートリッジを発射 , △同しく銃ロ部が竹のように割れた 38 式。 ・ライフレの耐久力 1 0 1

8. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

国際射撃連合 1907 年に創立されたスポーツ団体で , オリンピッつ , ヨーロッパ 選手権 , アジア大会 , 世界選手権など国際射撃大会を統ヴる。本 部は西ドイツのウイスパーデンにあり , 日本を含めて主要国のほと んどガ加盟。各加盟国ガら理事ガ選出されて運営されている。略称 は U ー T ( 仏 ) , ー S U ( 英 ) 。 コンビネーション銃 上下二連銃の上ガライフル銃身で下ガ散弾銃身 , あるいはその逆 , また , 水平二連銃の 2 本の散弾銃身の下に 1 本のライフル銃身を付 けた 3 本銃身など , ライフル銃身と散弾銃身を組み合わせた銃で , 機構は元折れ式のものガ多い。野獣ガ鳥ガどちらに出会うなわガら ないという猟野で使用ヴる銃だ、ガ , わガ国などの猟野にはあまり活 用できない型式だ。 サイト・イン Sight 旧 照準器を調節して照準点と着弾点を一致させること。 1 発ごとに いじらす , 数発のワ、ルーピンワ、によって弾着を判断して調節ヴるの がよい。ゼロ・インとも言う。 サイド・ロック Side Lock 元折れ式二連銃の撃発機構の一槿。銃機関部の両イ則面に各銃身に 尸撃発機構を組み込。そ 対応ヴるサイド・プレートを付け してこれを銃の機関部両イ則ガら取り付ける方式なので , 銃身を閉鎖 ヴる機関部鎌物内に撃発機構を収める穴をあける要がなく , 強度 の大きなものをつくれるのが利点で , 暴発止めを付加したりヴるこ とも可能。しガし , 工作に手ガガガるのでコストガ高く高級銃にの み採用される。サイド・プレートには美しい彫刻ガ彫られているの ガ普通で , いガにも高級銃の乙ードを漂わせる。しガし , 中には見 せガけだけのサイド・プレートを付けた銃もあるので要注意だ。 0 座射 多い。 シティンワ、 ( ' 81 別冊 ) 。 を両膝の上に乗せ銃を保持ヴる。スリンワ、の使用は許されることが ルや車用射撃では広く行なわれている姿勢。尻を地表に付け , 国際射撃競技のルールにはない姿勢だが , 各国のローカル・ルー ホッワス・ロッワ。 両肘 △座射Å , 両足を開いた姿勢。 サービス・ライフル る自動式でないサ - ビス・ライフルによる競技」というのガあった 軍用ライフルのこと。ガって国際射撃競技には「主催国ガ用意ヴ Service Rifle 型拳銃に用いられたガ , 現在では安全性に問題ガあり , あまり使用 をコッワヴると引金のみが少しカバーガら前に出る機構。初期の小 用金ガなく , 引金を両イ則ガらさや状のカバーガ厦っていて , 銃 さや引金 となっている。 ガ , 現在では「一定規格内のスタン 9 、一ド・ライフルによる競技」 散弾銃 されない。 △テリンジャー・ヒ。ストルのさや引金。 字ガ増ヴにしたガって小さくなってい < 。獲物の大きさに対ヴる散 散弾粒は 1 イ固の百径で区別され , 数字の小さなものガ大きく , 数 散弾粒 ショットガン ( ' 81 別冊 ) 。 弾粒の大きさは , 適当なものガ選ばれなくてはならない。 試し撃ちのこと。競技では試射弾数ガ決められてあり , サイト調整を行なう。 膝射 ーリンワ、 ( ' 81 別冊 ) 。 失中 標的を外ヴこと。習慣的に散弾銃の場合について言われる。 ←一 - →ロロ [ ヰ ] 。 00N 用新典 " △座射⑧ , 両足を組んだ姿勢。 この間に 251

9. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

トップエクステンション 部分ガそれぞれによく当たりガとれていないと , 増設しても意味ガ 上部結合とでも訳ヴべきだろうガ , 二連銃の銃身下 ( 水平 ) また ないばガりな有害でさえあるということだ。 は両サイド ( 上下 ) と機関部との結合に加えて , 強度を増ヴための したガって , この種の結合部を持った銃は , ハイワ、レードの高級 第 3 の結合部を設けた型式である。銃身の尾端上ガら突き出ている 銃でその価値を発揮ヴると者えるのガ妥当だ。逆に言うと , 高級銃 部分ガそれで , 錬物上面の切り込みと結合し , 強度強化を計ってい と見せガけるためにこれを付けたような銃もあるので , ユーザーと る。閉鎖結合部ガ 1 個所増し , 単純にいって強度はその分だけアッ しては注意ガ、要ということになる。 プとなる。しガし , 問題は機構よりも仕上げにある。つまり , 結合 < トップ・エワステンションを付 けた上下ニ連銃。この他にも , 人 形首 ( ドルズ・ヘッド ) 型やワロ ス・ホルト型など , その種類は多 銃器界に登場ヴる。いわすと知れたジョン・ M ・プロー二ングであ 以上ガ , 二連式のショットガンについて現代までの変遷をガいつ る。彼はウインチェスター , レミントン , ベルギーの F N などと結 まんだ、小史だ。そしてそれは , イギリスを中とヴるヨーロッパで んでそのオ能を存分に発揮ヴることになるのだガ , ショットガンと の変遷でもあった。しガし , 大西洋の彼方では , アメリカで別の動 きガ起こっていた。それは二連式ではない各種の手動 , 自動の連発 して最初に手ガけたのはスライド・アワションの M1893 であり , そ 式ショットガンへの胎動である。 の改良型 M1897 である。これはウインチェスター社のベストセラー 商品となるヒット作だガ , プロー二ンワはヴでにこの頃ガら次の銃 , この動きに火を付けたのはコルトであった。彼は 1860 年にリボル ハー式の連発ショットガンを開発している。あろんパーカッション つまり自動式のショットガンの構想を練っていた。 プロー二ンワ、の自動ショットガンの設計は , ヴでに彼の設計した であった。このリボルビンワ、・ショットガンは商品として不成功に 自動拳銃の製造を行なっていた F N 社に渡され , アメリカを除く全 終わっているガ , アメリカ的な連発ショットガンへの始動であった 世界の製造販売権の契約ガ交わされる。そしてこの銃ガどんなに優 と言ってよい。 秀であったガは , 次項で述べよう。 次に実用的なものの最初となったのは , スペンサーの銃である。 これでわガるように , 二連銃以外の型式のショットガンでは , そ 1880 年頃のことで , 構造は現在のスライド・アつションの原型とな の技術ガライフルや拳銃などで進歩してきたものガ応用されている , ったものであった。 この後を次いで , ウインチェスターガ 1887 年にレバー・アワショ ということである。 したガって , これらの型式のショットガンは , アメリカを中に ンのショットガンを発売している。言うまでもなく例のレハー・ア して , 他の銃とあまり差のない進歩発展の道をたどったと者えてよ ワション・ライフルの機構を応用した銃であった。 こうして 19 世紀も終わりを告げようとしていた頃 , 1 人の天オガ い。 駅 0 す 00N ・ショットカン小史 59

10. 別冊Gun Part2 知られざるGUNの世界

△銃ロより 1 m 地点での 00 B ( 九粒 ) 。 もを △銃ロより 3m 地点での 00B ( 九粒 ) 。 △銃ロより 6m 地点での 0 0 日 ( 九粒 ) 。 ・ショットカン弾道 駅 0 ー 0 N