セフティ - みる会図書館


検索対象: 月刊Gun 1981年4月号
15件見つかりました。

1. 月刊Gun 1981年4月号

機構 リポルバーの仕上げは満足 モーゼル・リポルノヾーは , すでに述べた通り , アメリ に比べれば , このモーゼル・ 力のコルト社で発売しているコルト・デテクテイプと非 できるものだ。 ・手動セフティ 常によく似た外観を持っている。単に外観だけでなく , コルト・デテクテイプとモーゼル・リポルノヾーの大き 分解してみると内部もほとんどデテクテイプからコピー な違いは , 後者に手動セフティが組み込まれていること されている。 現物を見て , このデサイン , 機構のデッドコピーには , だ。モーゼル・リポルノヾーの手動セフティは , フレーム 後端上面の撃鉄後方にある , 小さなレバー状をした部ロ モーゼル社がなぜ・・ と少々ガッカリさせられた。も ロロロ う少し独自のデサインや構造を盛り込めなかったのだろ で , 上面にすべり止め溝が付いており , これを前方に押 し出すとセフティがロックされ , 撃鉄を起こすことも , う力、 ? しかし反面救いがない訳でもない。近年コルト社の製 引き金を引くこともできなくなる。セフティの解除は , この逆にレバーを手前に引き倒せばよい。 品が , パフダレや機械加工の雑さで悪評がたっているの セフティは至って簡単な構造で , S & W 社のセンチニ アルを手動にしたと考えればよい。つまり , 撃鉄の後方 下面に爪が突き出し , 撃鉄が回転するのを防ぐだけのも のだ。 リポルバーに手動セフティを装備しているのはめずら しいが , よく考えてみると , 現代ダブル・アクション・ リポル / ヾーには単にリノヾウンド装置やトランスファー・ / ヾ ーが付属しているだけである。他方 , ダブル・アクショ ン・オートマチック・ピストルにもリバウンド装置や , ーにあたる自動ロック装置がありなが トランスファー・ノヾ ら , かつ手動のセフティが要求されているのだ。 P 38 , P P K , S & W の M 39 等いすれもリバウンド装置 , 自動 △モーゼル・リポルノヾーの特 色となっている手動セフティ。 写真はレバーを後方に引いて セフティを解除したところ。 手動セフティを操作し , レ バーを前方に倒して撃鉄を口 ックした状態。撃鉄の前面は セフティ・ノヾーで , 後ろ面は 手動セフティによって固定さ れ撃発できなくなる。 0 1981 年 4 月号

2. 月刊Gun 1981年4月号

Y 、 ロックに加えて手動のセフティが付いている。 リポルバーに手動セフティが付いていないのは片手落 ちとモーゼル社では判断したのだろうか。 たしかにダブル・アクション・リポルバーの引き金に 圧力が加われば弾が発射されてしまう。手動セフティの 付いたダブル・アクション・オートマチック・ピストル では , セフティをかけておけば , 万が一にも引き金が引 かれて起こる暴発は防止できる。 長年ポリス・ピストルとして P P を使っている西ドイ ツ , そして中型のダブル・アクション・オートマチック ・ピストルであるモーゼル H S c を作っているモーゼル社 らしい考えと言えよう。 だが , このセフティ , いかにも小さく急を要するディ フェンス・ガンの場合に , はたして落ち着いて操作でき るだろうか。セフティは銃を握った手を動かさすに親指 1 本で操作できる位置にはあるが , 急な場合の素早い操 作は無理なような気がする。 銃身の側面を削り取ってフラットにしているが , これ は単にデザイン上のことで , 別に銃の性能自体を変化さ せるものではない。もっとも , フラットになった面に刻 印された口径表示 "CAL. 38SP. " と反対面の "MAUS- ER WERKE OBERNDORF " の文字は目立つようにな った 76 ダブル・アクションによる 撃鉄のコッキング。セフティ ・バーの突起部が斜め後方に 下降しているのが分かる。引 き金が前進していると , この 突起が撃鉄とフレームの間に 入ってリノヾウンドを起こす。 マ撃針孔付近。撃針孔はフレ ームから独立したワッシャー 状部品をフレームにカシメて 形成されている。 Gun

3. 月刊Gun 1981年4月号

次の発射には一度トリカーを元に戻さねばならない。 カー・パー先端に付いているトリカー・ハー・フランジ 戻ヴとトリカー・ハー先端のトリカー・ハー・フランジ ャーは , もしトリカーガ引ガれているままてあれは , ト ャー x ガ , トリカー・パー・フランジャー・スプリンク リガー・レハーにあたりトリカー・ハー・フランジャー のカて , ひょいと飛び出してくる。 ・スフリンクを押しなガら , 内部に入ってしまう。イラ これガセミ・オートのメカ二ス乙だ。またトリカー スト a て見られる通りだ。ヴてにトリカーの勤きと関係 パーはレシーハーガ前進閉鎖位首てないとトリガー・レ なく , ファイアリンク・ピンはトリカー・ハー・スフリ ハーとコネワト出来ないようになっている。いわゆる内 ンクのテンションのガガったトリガー・ハーによってコ 部のセフティ・メカ二ス乙だ。 ッキンク・ホジションてホールドされている。 セフティ・キャッチ・メカ二ス乙 セフティ・レノ、一 トリカ ルカーのセフティは実にシ ンプルてある。イラストと写 頁を見れは容易にその動きガ 理解出来よう。セフティ・キ ヤ、ソチを GE CHE 日 T の見え る位首にヴれはセフティ・オ ンを意味し , セフティ・キャ ッチと連結されているセフテ ィ・レハーガ上昇 , トリカー ・ハーを百接ロッワヴる。 こ ' 90 : 5 -3 ホールト・オープン・ラッチ セフティ キャッ ホー丿レト ・オーフン ラッチ 初期の P08 にはなく , 後期になってようやく備えられ たメカ二ス乙てある。マカジン・ホタン ( ファーロアに ついた ) ガ最終弾発射後ホールド・オーフン・ラッチを 上昇させ後退してきたフリーチ・フロッワをオーフンの 位首てストッフさせる。車用オート・ビストルの多くは このメカ二ス乙を備えているのは読者周知の通りだ。 ・マカンン , ホタン マカ、シン・キャッチ マカジンを完全にフレー乙に押し込んだ時 , イラスト て示すマカジンの x 部ガ , 右の与頁て示ヴマカジン・キ ャッチ用スロットに入り , マカジンの脱落を防止してい る。マカジン・キャッチ・スプリングは , マカジン・キ ャッチにマカジンをホールドヴるのに要なテンション を与えると共に , フレー乙にこれをホールドヴる役目も ねている。 マカ・ジン・ キャッチ・ スプリング マガジン・キャッチ マカンン・キャンチ 用スロット 1981 年 4 月号

4. 月刊Gun 1981年4月号

機構 一一 M92 MECHANISM 部がスライドのみぞにはまり , スライドのプロックを解除す プロックを下降させる。すると , ロッキング・プロックの一 ンジャーをフレームに押しつけて , 前進させ , ロッキング・ 0 銃身が一センチ位後退するとロッキング・プロック・プラ をコネクトする。スライドが後退すると , みぞからはずれて , 押し下げ トリガー・バーとシアとハンマー イスコネクターがこのみぞにはまり , 後部右側にみぞがありスライドが前進してチェンバーが閉鎖すると , デ 000 トリガー・バーと一体となっているディスコネクター。スライド られ , ディスコネクトする。 システ乙もそっくりだ。セフティは P38 と違い , オーソ ドッワスなもので , シア , ハンマー , スライドをプロッ ワするというものだ。ハンマーはどのような状態でも可 動する。フレー乙の内部で , シアとハンマーを , スライ ドの外側からセフティ・レバーの外部でプロッワするよ うになっている。 レバーはフレー乙左側にあり , グリップしたまま親指 1981 年 4 月号 の第一関節あたりでス乙ーズに操作できる。ハイパワー やガバと同じ位置にあり , 最もス乙ーズに可動する。ス ライド・キャッチ・レバーはセフティ・レバーの 1 セン チ位の所までのびていて , グリップしたまま親指の腹で 63 バーにとどかない上に , 形状のせいかかなり堅い。 ーのものは普通にグリップした状態ガらでは , 親指がレ 十分に操作できる。動きもス乙ーズだ。ガバやハイパワ

5. 月刊Gun 1981年4月号

0 ルガー P08 の展開図 レシーパー 2 3 トリカー・ノヾー トリガー・ハー・スフリンワ 4 ホールド・オーフン・ラッチ 5 6 フレー乙 7 ロッキング・ホルト トリカー・フレート 8 9 トリカー セフティ・ノヾー 1 0 セフティ・ヒ。ン 1 1 セフティ・キャッチ 1 2 リコイル・レバ - ・ピン 1 3 1 4 マカジン 1 5 リコイル ( メイン ) ・スフリンク 1 6 リコイル ( メイン ) ・スフリンワ・カイ リコイル・レハー 1 7 1 8 マカジン・キャッチ 1 9 マカジン・キャッチ・スフリンク 20 レシーハー・アワスル エジェワター 21 ファイアリンワ・ビン・スフリンク・ 22 カイド 23 ファイアリンク・ビン・スフリンワ 24 ファイアリング・ヒ。ン 25 カッフリンク・リンワ 26 リア・トクル・リンワ 27 カップリンク・レハー・ピン 28 トグル・アワスル 29 トクル・アワスル・ビン 30 フォワード・トクル・リンワ 31 フリーチ・フロッワ 32 フリーチ・フロッワ・ピン 33 エキストラワター・ピン 34 エキストラワター・スプリンワ 35 エキストラワター 36 クリッフ 37 クリッフ・スワリュウ セフティ : マ二ュアル。マカジン・セフティ無し イド・アー乙 , ワルサー P38 の不足分を補った。製造会 最終弾発射後 , マカジン・ホタンに押し上けられたホ 社ガ多ガった為 , コレワターにとっては味あるものと ールド・オーフン・ラッチによりホルトはオーフンのま なっている。 まストッフさせられる。 1970 年モーゼル社ガらルカー・ヒ。ストルガ再生産され , 古題を呼んだことガあった。 スタンダード & ミリタリー 9mm ルガー・バラベラ乙・ P08 のテワニカル・テータ カートリッジのテワニカル・テータ 口径 : 9mm ルカー・ハラベラ乙 エネルギー 銃ロ初速 弾頭重量 ( トク 作動方式 : ショート・リコイル・オペレーテッド 1 1 5g 「 (F M C) 332ft 」 bs ル・ロッワまたはライジンク・トクル・ロッ 1 1 6g 「 ( F M C) 350 f t 」 b s ワ ) ( メーカー品により若干の差ガある ) 全 長 : 21 5 m m : 964g ( 空マカジン付き ) カッタつェイしたモテルは誰ガの手により下手な再フ 銃身長 : 1 02 m m ( 石 6 本 ) ルーされた P080 またハーツ類は番号の異なるよせ集め。 マガジン : 8 発 + 1 発 ( チェンハー ) 比較用モテルは 1 938 年モーセル社製 , これも再フルーも サイト : フロント = ビラミッド・タイフ のて , 共にコレワター用としては最低品 , それぞれ時価 リア = V ノッチ 照準線長 300 ドルてある。 : 1 96 mm Gun 84 35 0 0 0 28 27 33 26 32 24 1 22 2 3 4 5 6 7 8 0 0 9 0 13 36 37 ニ = ロ 1 , 1 40 fps 1 , 1 65 fps

6. 月刊Gun 1981年4月号

~ プロッワ トリカー ハンマーをコッワ・ , ままの S & W リボルバニを蕩 したら暴発するガ ? も GUN ガ落下した とガ枝みたいなものにトリカ は指 0 引いた時と同じ < 発射される。 だが , シ = ッワそのもおセトリカーらハンこあ関連 が切られた場合は , ハンマーガプライマーをたたくより 早く , リバウンド・スライドが前進して ( 下の黄色のま る ) ハンマをストップさせる。そして , さらにハンマ 、プロッつもせりあガってハンマーとフレー乙の間に 割り込むのでダフルに安全なのだ ( 上の黄色のまる ) 。、 S & W 社では , 、ハンマ -—・プロッワのことをセカンタ、 い丿 , セフティと呼ぶ。補助セフティとでも訳してあこ霧 : う。 S & W の 0 Åリポルバーガ最高だと言われる理由ば , そのカニス乙の完成度ならさている。 リハつンド・ スライド 1 、スプリング

7. 月刊Gun 1981年4月号

機構 ー M92 0 木製グリップ付きのモデルは M92W となり , W は wood の 意。このグリップには , チェッカリングがない。フロント , バック・ストラップにもグループがないので , グリップに少 々不安を感じる。スタンダード仕様と M 92 S 1 には , チェッ カリング入りのプラスチック・グリップが付けられている。 MECHANISM かえられていて , 左右どちらからも操作できる。 移され , ファイアリング・ビンをディスコネクトするものに ドをプロックするものだが , M92 S 1 のものはスライド部に クラスで一番だ。 M 92 のセフティはシアとハンマーとスライ リップした場合 , 操作しやすい位置にある。この点では , 同 OM 92 のセフティ・レバーとスライド・キャッチは右手でグ 0 普通にグリップしたまま , スライド ・キャッチ・レバーに親指が十分に届 く。ハイパワー , ガバメント , M 59 は 少々遠い感じがする。 0 エキストラクターはローディング・ インジケーターもかねていて , 赤いマ ークが見える時はチェンバーに装境さ れているということだ 0 バック・ストラップの底には , ロ ープがつけられるリングがある。 の内側は , ハンマー・ストラット・ ガイドもかねている。マガジンは底 のボタンを押すと底の板がスライド してはずせ , 分解できる。 0 左側から見たダブル・アクションの状態のトリガー。トリ ガー・ガードの上にあるのは分解ラッチ。反対側のボタンを 押しながら下へ押し下げるとスライドが前方へ抜き取れる。 1981 年 4 月号 0 トリガー部の右側。トリガー・ガードの上にあるのが分解 ラッチのボタン。トリガーの上にあるのが , トリガー・バー でシアに連動している。

8. 月刊Gun 1981年4月号

⑨サイド・プレートを外せば , 作動の様子は一目瞭然。 これはハンマーが完全に落ちた状態。 ⑩ハーフ・コックのフル・コック ( この位置てシリン ダーがフリーになるわけてはなく , 正確にはセフティ・ コックてある ) 。 ・バレルの下にあるくぼみはシリンダー・ピンを固定さ せるためのもの。 ・シリンダーの比較。 .22 ショート〔左〕 ( レミントン H v 29g 「 . (P) の全長はロ .3mm , .22L 日〔右〕の全長は 25 コ mm ある。 12 13 Gun 104

9. 月刊Gun 1981年4月号

A ーニーモラ 仟 50 の ・カートリッチは別売 ( 7 発 ) ¥ / 00 ( 〒 200 ) 3 月中旬発売ま定′ 5 をー 0 リー 0 期 A ( 円 5 ー 0 ー DOUB こを A ( 02 8 OWBA ( K 州 00 阯 W. A カラーカタロク¥ 500 ( 〒共 ) 本社 / 〒 150 東京都渋谷区神宮前 2 ー 1 6 ー 1 6 TE し 03 [ 47 印 4480 ( 代 ) ■渋谷店 MGC 渋谷本店内 TEL03 ( 407 ) 5922 ー神戸・三宮店 MGC ジャンポ神戸店内 TEL078 ( 392 ) 0026 ■横浜店 MGC 横浜店内 TEL045 ( 312 ) 0330 毎週本縄 曜日定 ※商品を郵便であ申し込みの場合は、商品名・数量・金額を明記の上、送料と共に代金は現金書留て W. A 本社あてにあ申し込み下さい。 ・リアル & セフティー

10. 月刊Gun 1981年4月号

月レ 6' と R ツ E 々イどを 0 「 0 日 E 戸ん 00 々戸 △通常の手入れのためフィールド・ストリッヒ。ングしたモーゼル・リポル / ヾ 。 , こまでの分解は圧力を加えずに , 単にネジ 4 本を外すだけで行なえる。 オートマチック・ピストル生産で一時期中心的な役割 をはたしたモーゼル社から出されるリポルノヾー というこ とで期待していたモーゼル・リポル / ヾー だが , 実際に 手にしてみるとコルト・デテクテイプ・モデルのそっく りさんだった。たしかに手動セフティの採用等の興味あ る改良は一つのアイデアであるが , モーゼル社としても うーっがんばってはしいところだ。ヨーロッノヾ製のオー トマチックが次期アメリカ軍用制式になる程注目されて いながら , リポルバーの分野ではいま一歩 , アメリカの S & W やコルトにかなわない。これも , ヨーロッパとアメ リカの風土や銃器に対する考え方の違いだろうカ エピローグ MODE レ 0 リ N ・亂を : 当。 ◎ 3 月は体ます営業いたします 全メーカーのモデルガン揃 瀬戸口商店 っています。お問い合わせ 〒 545 大阪市阿倍野区阿倍野筋 3-5 ー市立アベノ体育館隣 営業時間 : 1 1 : 00 ~ 1 9 : 30 定休日 : 毎週月曜日 ( 06 ) 622 6698 80 Gun