2 . インターネットの歴史 このバケットスイッチング方式は , 5 同し種類のコンピュータ間で行われて されるようになり , ビジネスとして企業も参加するようになった。そして , 1990 年代になり , このインターネットは , 大学や研究所 , 政府機関で活用 grated Distribution Network) を始めた。 Unix NETwork) を開始し , 1988 年には IP 接続による WIDE (Widely lnte- 本では , UUCP (Unix to Unix Copy Protocol) 接続によって JUNET (Japan トワークの総称として「インターネット」として知られるようになった。日 クも参加するようになり , 4 つのラインから始まったネットワークは , ネッ 学術用ネットワークや CompuServe などのパソコン通信の商用ネットワー ARPANET と相互接続して NSFNET を開発した。さらに , BITNET などの ence Foundation) が , ARPANET と同し TCP/IP 方式を採用して , 1986 年には ARPANET は解散して , 全米科学財団 NSF (National Sci- (MILitary NETwork) を開発した。 していった。そのために , ペンタゴンは 1984 年に軍用ネットワーク M ILN ET は , ネットワークを拡大させることができ , 軍用以外で利用者が急激に拡大 にして , コンピュータを相互接続し , 電子メールなどの実験を行った。これ 告された。そして , 1979 年にノースカロライナの大学間で ARPANET を基本 Task Force) 部署で開発されて , RFC (Request For Comments) 文書で報 B (lnternet Architecture Board) 委員会の IETF (lnternet Engineering たコンピュータ間での通信が可能となった。この TCP/IP のプロトコルは , ARPANET を利用するコンピュータは , この TCP/IP を使うことで異なっ Transmission Contr01 Protocol/Internet ProtocoI) 方式と呼ばれ , た。これは , TCP/IP( インターネット通信規約のための転送制御通信規約 : ProtocoI) が考案されて , いろいろなコンピュータ間で話ができるようになっ きてきた。そこで , 1970 年代後半に , インターネット・プロトコル旧 (lnternet にともないネットワークが大きくなっても通信できる規約に変える必要がで 連の通信規約 ( プロトコル : protocol) が必要で , さらにネットワークの拡大 いたが , 異なる種類のコンピュータ間でもデータ転送をうまく行うには ,
3 . UNIX の基本操作 laserp% -F internet2 testl test laserpoo -F internet2 internet2/ test laserpOo -F laserp% mv internet internet2 ←サプディレクトリ internet2 のリスト表示 ←ディレクトリのサプディレクトリへの移動 ←ファイルリストの表示 ←サプディレクトリ internet2 のリスト表示 internet/ test testl 最後に , ファイルを既存ディレクトリの下に移動してみよう。 laserp% -F ファイルやディレクトリの削除は , ( 8 ) ファイルの削除 rm testl laserp% internet2 internet2/ test internet/ laserp% -F laserp% mv testl internet2 internet/ internet2/ test のようにして行う。 削除形式 ファイルの削除 ディレクトリの削除 ←ファイルリストの表示 testl ←ファイル testl をディレクトリへ移動 ←ファイルリストの表示 ←サプディレクトリ internet2 のリスト表示 rm コマンド (ReMove の意味 ) でつぎ 使用方法 rm [ オプション ] ファイル ( 複数指定可能 ) rm -r ディレクトリ こで , rm コマンドのオプションには , つぎのようなものがある。
それでは , みよう。 46 第 2 章 UNIX の 3 時間速習 実際に入力して確かめてみよう。ます , ファイル名を変更して laserp00 testl test laserpoo mv laserp00 testl test test2 test2 test3 test 3 ←ファイルリストの表示 ←ファイル名 test2 を test3 に変史 ←ファイルリストの表示 ディレクトリからディレクトリへの移動をしてみよう。移動先のディレク トリが存在しないときは , 指定の移動先ディレクトリ名に複写されて , 元の ディレクトリは消えない。 laserp00 -F internet/ test laserp00 internet testl test3 test testl laserp% mv internet internet2 laserp00 -F internet/ internet2/ test laserp% internet2 testl test3 test ←ファイルリストの表示 ←サプディレクトリ internet のリスト表示 ←ディレクトリの複写 ←ファイルリストの表示 testl ←サプディレクトリ internet2 のリスト表示 移動先のディレクトリが存在するときは , 指定の移動先ディレクトリ名の 下に元のディレクトリ名で作成され , 元のディレクトリは消える。 laserp% -F internet2/ internet/ ←ファイルリストの表示 test
44 第 2 章 Mosaic ーよし、い、 インターネットは面白い。 これはテストです。 laserp% cat testl laserp% cp test testl UNIX の 3 時間速習 ←ファイル test をファイル testl として複写 ←ファイル testl の内容の表示 つぎに この 2 つのファイル test, 複写してみよう。 laserp% -F internet/ test testl laserp 0 laserpoo internet laserpoo laserpoo cp test testl internet test cd internet testl testl test laserpoo cd testl を internet というディレクトリへ ←ファイルのリスト表示 ←ディレクトリ internet がある ←親ディレクトリへ戻る ← 2 つのファイルが同し名で複写されていた ←そのディレクトリでのファイルリスト表示 ←サプディレクトリ internet に移動 ←ファイルのリスト表示 ← 2 つのファイルをディレクトリへ複写 cp コマンドで , つぎのようにディレクトリの複写をしてみよう。 laserp00 -F internet/ test testl laserp% cp -r internet inter laserp% -F inter/ internet/ laserp00 -F inter testl test test ←ファイルのリスト表示 ← -r オプションでディレクトリの複写 ←ファイルのリスト表示 testl ←サプディレクトリのファイルリストの表示
3 . UNIX の基本操作 ←ファイルの削除 laserp% rm -i internet2 rm: internet2 はディレクトリです。 49 そこで , -r オプションを指定すれば , ディレクトリは削除できる。つぎの ように確認しながら , ディレクトリとその下にあるファイルを削除してみよ laserp% rm —ir internet2 ←ディレクトリを確認して削除 rm: internet2 ディレクトリにファイルがありますがよろしいですか (y/n)? y rm: internet2/test を消去しますか (y/n) ? y rm: internet2/test1 を消去しますか (y/n)? y rm: internet2 を消去しますか : (y/n) ? y ⑨ディレクトリの作成 m kdir ディレクトリの作成には , mkdir コマンド (MaKeDIRectory の意味 ) で つぎのようにして行う。 ディレクトリの作成 m kdir [ オプション ] ディレクトリ こで , mkdir コマンドのオプションには , つぎのようなものがある。 mkdir オプション 機能 存在しない親ディレクトリを作成し , 指定ディレクトリを作成 それでは , 実際に入力して確かめてみよう。 -m 保護モード指定保護モードでディレクトリを作成する laserp% -F /home ←ファイルリストの表示
50 uni X / laserp% pwd /home/unix 第 2 章 UNIX の 3 時間速習 laserp00 mkdir b00k -F internet/ test mkdir book/chapter -F book -F internet/ test mkdir .. /shelf -F /home laserpoo 1 aserp % book/ laserpoo chapter/ laserpoo laserpoo book/ laserpoo ⑩ディレクトリの削除 rmdir shelf/ uniX// ←カレントディレクトリの確認 ←ディレクトリ book の作成 ←ファイルリストの表示 ←サプディレクトリ chapter の作成 ←ディレクトリ (X)0k のファイルリストの表示 ←ファイルリストの表示 ←親ディレクトリの下にディレクトリ作成 ←親ディレクトリのファイルリストの表示 ファイルやサプディレクトリが存在するディレクトリの削除には , %rm -r を用いたが , ファイルやサプディレクトリが存在しないディレクトリの削 除には , rmdir コマンド (ReMove DIRectory の意味 ) が , つぎのようにし て使える。 ディレクトリの削除 rmdir ディレクトリ それでは , 実際に入力して確かめてみよう。空でないディレクトリを rmdir コマンドで削除しようとすると , つぎのような警告が出る。 laserp% -F internet/ test laserp% rmdir internet
401 ・参考文献 1 ) 中山茂 : Visual C 十十 , BorlandC 十十マルチメディアプログラミン グ , 技報堂出版 2 ) 中山茂 : インターネットより楽しくする HotJava 入門 , 工学図書 3 ) Adam Gaffin : Everybody's Guide to the lnternet, The MIT Press 4 ) P. E. Hoffman: lnternet lnstant Reference SYBEX, lnc. 5 ) H. Hahn, R. Stout : The lnternet Yellow Pages, Osborne McGrow -Hill 6 ) N. RandaII : Teach YourseIf the lnternet : Around the World ⅲ 21 days, SAMS Publishing 7 ) C. liu, J. Peek, R. Jones, B. Buus, A. Nye : Managing lnternet lnfor- mation Services, O'Reilly & Associates, lnc. 8 ) D. Dougherty, R. Koman, P. Ferguson : The Mosaic Handbook for the X Window System, O'Reilly & Associates, lnc. 9 ) D. Sachs, H. Stair : Hands-on Mosaic : A Tutorial for Windows Users, Prentice HaII, lnc. 10 ) L. Reiss, J. Radin : Open Computing Guide to Mosaic, McGraw-Hill lnc. 11 ) I. S. Graham : The HTML Sourcebook, John WiIey & Sons, lnc. 12 ) M. E. S. Morris : HTML for Fun and profit, Sunsoft Press 13 ) L. Lemay : Teach Yourself Web Publishing with HTML in a Week, SAMS PubIishing 14 ) L. Lemay : Teach Yourself More Web Publishing with HTML in a Week, Sams. net 15 ) http://home. netscape. com/
94 第 3 章インターネットツール 機種に依存するが実行ファイルなどが格納されてい る ファイルサイズが大きいときには , ファイル転送に時間がかかり , ファイ ル転送を中止したいときがある。 ftp ファイル転送の中止 を使用するとよい。 このとき , 端末の割り込みキー ( 通常は CTRL 十 C) インターネットから , NIFTY-Serve や PC-VAN のパソコン通信に ftp 接続することができる。 パソコン通信への ftp 接続 [ 」 NIFTY-Serve 0 ftp niftyserve. or. jp ftp pcvan. or. jp ノヾソコン通信からの email GO INTERNET J INTERNET 朝 PC-VAN 3 . TELNET 3 . 1 telnet 0 インターネットのサーバのファイル情報を知るには , telnet が当初使われ ていた。これは , telnet プロトコルを用いて , リモートサーバにアクセスする 方法である。そのために , telnet プロトコルを双方でサポートされている必要 があるが , リモートログイン rlogin と同じような働きがある。 ー tel net : リモートサーバとの通信 TELNET プロトコルを使い別のホストと通信する。
3 . UNIX の基本操作 rmdir: internet: ディレクトリが空ではありません。 その場合は , rm コマンドを使うとよい。 laserp% rm -r internet laserp% -F test ( 11 ) ファイルの保護モード変更 chmod 51 ファイルの保護モードは , ファイルの所有者とスーパーユーザだけが使え て , 作成したときに決定されるが , chmod コマンド (CHangeMODe の意味 ) でつぎのようにして行う。 ファイルの保護モード変更 chmod [ オプション ] 保護モードファイル こで , chmod コマンドのオプションには , つぎのようなものがある。 chmod オプション 機能 強制的に実行し , 失敗してもメッセージは表示しない ディレクトリを含めて下にある全ファイルのモードを変更する 保護モードの指定には , 十 ( 追加 ) , ー ( 削除 ) , ( リセット ) の記号でも , 数値でも指定できる。 保護モードの記号指定 u 十 r file 。 chmod % chmod g-x file % chmod a 十 w file 0 ューサ十一 = 保護モード ← file をリセットしてユーザの読み込みを許可 ← file のグループの実行許可を取り消す ← file に全ューザの書き込み許可を与える
132 厄 : ~ れ 5 000 朝 m ・ⅲ TitIe; 0000E ・ⅲリ日 L : 第 4 章 HTML 言語 - NC$A M0 ; lhcunent Yie' Ⅳピ e 4 れれ 0 ねね First 、 HTN* ( 衄 e れ t , ぐ 11 登 : / / 10C21h03t 月浦 me / 田 03 日 ic / w ・し lntroduction to lnternet lntroduction tO lnternet く TITLE> First HTML Document </TITLE> く ! ーー ht-l . html ~ 〉 3.2 見出しの設定 HTML ドキュメントには , 6 つの見出し (Header) レベルがあり , つぎ