30 然的にこのクラスになります。ただ、ワープロなどがプレインストール済み のマシンは空き容量が少なめなので、 IG バイトクラスでちょうどいいかもし れません。また、フリーソフトウェアをたくさん make しようという人は、 当然その分を考えておいたほうがいいでしよう。 IDE と SCSI の特徴を簡単にまとめておきます。 IDE 約 500M バイト以上のものは、 EIDE(EnhancedIDE) となりますが、現 在発売中のものはたいてい EIDE です。大容量のものでは、プート * 12 時に 問題の出る場合がありますが、 Pen ⅱ um 用のマザーポードでは、オンポー ドで EIDE に対応しているものがほとんどです。これなら問題なく使用で きます。また、 Linux ではバスマスター IDE もサポートされています。 SCSI IDE ほど制限はありませんが、 IG バイト以上のものは、 SCSI インターフェ イスの設定が必要な場合があります。また、 SCSI であればあとから DDS などの SCSI 機器を増設するときに便利です。 ・フロッピードライブ 3.5 インチのものが 1 台あれば十分です。 Linux に限らず、 PC-UNIX のほと んどが PC98 シリーズの 1.2M バイト形式のフロッピーを読めませんから、 3 モード * 13 のものを買う必要はありません。さらにいえば PC98 シリーズも 1.44M バイトのフロッピーを扱えるようになったので、なおさら問題はあり ATAPI す。 Linux で主流のものを紹介しておきます。 CD-ROM ドライプには、 SCSI 、 ATAPI 、独自のインターフェイスがありま ・ CD-ROM ドライブ ません。 * 13 720K バイト、 1.2M バイト、 1.44M バイトの 3 種類の媒体が読めるドライプです * 12 マシンを起動することです 使用されています。 CD ー ROM ドライプとしては安定していますが、 CD プ マザーボードの EIDE インターフェイスの標準実装に伴い、現在標準的に
特に OS のインストール時やネットワークのセットアップ時についていえるこ とだと思いますが、接続するハードウェアや通信相手はできるだけ実績のあるも 、 * 2 のにしたほうがいいでしよっ。 たとえば PPP で接続しようとするとき、あなたには ppp 初挑戦ということで もちろん接続の実績などありません。それに加えて相手側までも接続実績がない というような状況では、接続に失敗してもどちらの設定が悪いのか、それとも両方 の設定がともに悪いのか、それすら判別がつかないということになりかねません。 せめて相手側は ( ほとんど ) 問題なしという状況で挑戦したほうがいいでしょ 、 * 3 C. 3 チェックリスト インストール時や質問をするときに便利なチェックリストです。 Appendix C C. 2.2 できるたけ実績のある対象を選ぶ メーカー / 機種名 メーカー / 機種名 わからなくなったら 309 CPU メモリ マザーポード ハードディスク ( IDE) ハードディスク ( SCSI) SCSI-I/F チェック項目 パス形式 メーカー / 機種名 容量 メーカー / 型番 容量 I/F 容量 IRQ,IO アドレス ,DMA パス形式 メーカー / 機種名 SCSI-ID 設定値 ISA VL PCI EISA IDE EIDE ( Primary Secondary) ISA VL PCI EISA IRQ IO アドレス DMA * 2 とはいえ、実績だけに偏ると進歩がないのも確かですね : ー ( * 3 もっとも一度はまって克服するとそのことについて詳しくなることができるという特典がっ くこともありますが : ー P
Chapter 3 Slackware のインストール 59 YO 収 should be ab le t0 instal 1 irectly fron the Slackuare CD—ROH if リ 0 建わはリ e one 0f the driue types listed be103. ()f this doesn' t work for sone reason, リ 0 収 c 田 1 st i 1 1 instal 1 b リ CO リ i れ g the 1 ... リ 1 directories tO リ our } r drive n install 刄 fron there , or b リ mak ing f lopp リ isks under DOS) If リ our CD—RON dri uses an ATAP I or IDE interface (see the 田Ⅲれ 1 ) t e11 use opt ion ( 1 ) euen if リ ou recognize the brand nane 0f リ 0 収 r driue further down the 1 ist . &Jhat t リ pe 0 「 CD—BON driue 0 リ 0 Ⅱ have? 0 3 4 5 6 orks リ ith most fiTAP I/ IDE CD drives ( / e リ / d ) ・ SCSI (/deuzscd0 or /devzscdl ) SO れリ CDIJ31A/CDU33A (/dewson リ cd ) Son リ 531 / 535 ( /de リ / cd Ⅱ 535 ) hitsun i (proprietar リ interface , れ 0t IDE) (/devvmcd ) Neu hitsumi ( 1S0 れ ot IDE) (zdeuzncdx0) く OK 〉 ATAPI の CD-ROM ドライプの場合、接続されるインターフェイスを選択し ます。通常は scan を選べば自動的に検出してくれますが、だめな場合には表 3 ー 3 れ Ot C れれリ tO リ our driue. bJhich IDE deuice is リ our CD—RON driue connected t0? If リ ou ' re を参考に明示的に選択してください。 く 0 区〉 Fourth IDE interface, driue 2 Fourth IDE interface , driue 1 Third IDE interface, dri ue 2 Third IDE interface, driue 1 Secondar リ IDE interface, dr ive 2 Secondary IDE interface, dri ue 1 Pr i ロ秘 r リ IDE interface, dr i ve 2 Primar リ IDE interfacej dr i 1 Try tO scan for リ 0 Ⅱ r dr i めしません。 slakware Normalinstallation to hard drive を選択します。 はどうしても遅くなりますし、 CD-ROM の入れ換えも行いにくいので、おすす (slaktest) 。これはハードディスクの空き容量が少ない場合に有効ですが、速度 Slackware-2.2.0 から、 CD-ROM 上のコマンドを実行できるようになりました
Chapter 3 /dev/hda はスペシャルファイル * 6 といい、ハードディスクの種類によって異 なります。表 3 ー 3 から、インストールするハ Slackware のインストール 49 ードディスクのスペシャルファイル を探してください。 種類 ( 以下省略 ) SCSI の 3 台目 SCSI の 2 台目 SCSI の 1 台目 IDE の 2 台目 IDE の 1 台目 IDE の 2 台目 IDE の 1 台目 デバイス名 /dev/hda /dev/hdb /dev/hdc / dev/hdd /dev/sda /dev/sdb /dev/sdc 備考 SCSI-ID の小さい順 IDE セカンダリインターフェイスのスレープ IDE セカンダリインターフェイスのマスター IDE プライマリインターフェイスのスレープ IDE プライマリインターフェイスのマスター 表 3 ー 3 スペシャルファイル対応表 Disk /dev/hda: 64 heads , 63 sectors , 621 cylinders Command (m for help) : ンの状態を確認します。 fdisk を起動したら、次のように p コマンドを入力して、現在のパ Units cylinders 0f 4032 * 512 bytes Device BOOt Begin Start /dev/hdal 1 1 End 407 B10cks 820480 + ld System 6 DOS 16—bit > = 32M Command (m for help) : これを見ると、全シリンダ数が 621 で、すでに /dev/hdal というパ ーティショ ーティショ ンが存在して、 DOS 用に 1 から 407 のシリンダを使っていることがわかります。 ーこに、 Linux 用のパーティションを追加します。 こから必要なパーティションを設定するには、 fdisk 内の表 3 ー 4 に示すコマ パイスを表すファイルをスペシャルファイルといいます * 6 UNIX では、ディスクやプリンタなどのデバイスをファイルとしてアクセスします。このデ ンドを使用します。
286 1. 2. 3. X が起動している X の解像度が 800X 600 以上 Tcl/Tk をインストールしてある ()E のもので可能 ) make xconfig を実行すれば図 10 ー 1 が表示されます。必要な設定が終わったら、 CSave and Exit] をクリックし終了します。 make dep; make clean 以降は make ISÜN わ st 加、 k dev ice su 叩 0 社 CSI 13 ー level 面 ivers SCSI support Ne 加師・ k 山喝 opt ions FIOB 」 , IDE, ard other blæk ±vices n 印 al t 叩 Lo ー曲 le 朝」 le 阯和、 t C1xåe 舵 t Ⅷ、 it リ 1 el options Lin-c-< K 印ー 1 Configuration config 同様です。 CII-ROI i 、・ , 、 s (not 十 SI IÆ/RTRPI 面 ) ー K 1 hacking aract 印±v ices F ilesgstems Save and Exit 印」 it Nithout Saving ・メニューベースのコンフィグレ 図 1 0 ー 1 Lo Configuration from FiIe Store Configurat ion to F ile make xconfig ーンヨン make config の代わりに、 make me Ⅱ co Ⅱ fig を実行するとメニューベースで コンフィグレーションが行えます。 make menuconfig を実行すれば図 10 ー 2 が表 示されます。必要な設定が終わったら、 Save して終了します。 make dep; make clean 以降は前述と同様です。
44 ソース ATAPI CD-ROM ATAPI CD-ROM SCSI CD-ROM SCSI CD-ROM IDE ハードディスク インストール先 IDE ハードディスク SCSI ハードディスク IDE ハードディスク SCSI ハードディスク IDE ハードディスク 表 3 ー 1 BootDisk の選択 カード名 Buslogic MuItiMaster AMD AM53 / 79C974 Adaptec AHA2940 / 3940 シリーズ Adaptec AHA1740 Adaptec AHA154x Adaptec AHA152x AdvanSys Western DigitaI 7000FASST Qlogic PCI SCSI controllers ISA/VLB/PCMCIA Qlogic FastSCSI! NCR 53c7xx,53c8xx NCR 5380 , 53C48 NCR 53C406a Future Domain TMC-16x0(AHA2920) DPT EATA-DMA DTC(D ata TechnoIogy Corp) 3180 / 3280 使用ファイル BARE . I 表 3.2 参照 表 3.2 参照 表 3.2 参照 BARE . 工 使用ファイル 7000fast . s advansys. S aha152x . s aha1542. s aha1740. s aha2x4x . s am53C974. s buslogic ・ s dtC3280. s eata_dma. s fdomain . S Ⅱ 53C406a n ー 5380. s n_53c7xx qlog-fas qlog-isp . S . S . S . S 表 3 ー 2 SCSI インターフェイスリスト 基本的に、 ATAPI の CD-ROM ドライプでは BARE. 1 を使い、 SCSI のハード ンターフェイスドライバを組み込んだものです。しかし、メモリを余分に消費す この他に、“ si. s というファイルもありますが、これはほばすべての SCSI イ あったファイルを選択します。こでの例では、 BARE. 1 を選択します。 ディスクや CD-ROM ドライプを使用しているなら、 SCSI インターフェイスに
Chapter 10 システム設定 287 L i nux Kerne I Conf igurat ion 合 rro リ keys れ娘 u i gate the menu . く Enter> se lects HighI ighted letters are hotkeys . Pressing く Y 〉 く〉 modularizes features. Press く Esc> く Esc> to exit, く ? 〉 for Help. Legend : { ] bui lt—in [ ] excluded く〉 module 0 e mdturit リ level 0 t ions 0 れ b I e modul e support enera 1 setup IOPPYJ IDE, 田 1 other block deuices N twork i ng 0 t i 0 れ s CS ー support N twork deu i ce support SDN subs リ sten submenus includes, く N 〉 excludes, く > module capable e Conf iguration tO an hlternate File 0 an AIternate Conf iguration File erne 1 hack ⅱ ⅱ esystems D—ROH driuers い for SCSI or IDE/ATAPI driues) - 、く Se lect> く Ex it 〉 く HeIp > 図 10-2 make menuconfig 10.2 カーネルのバージョンアップ よって、現状のカーネルで問題がなければ、バージョンアップする必要はあま るソフトウェアが特定のバージョンを要求する場合などです。 カーネルをバージョンアップする必要性は、新しいハードウェアの対応や、あ 10.2.1 カーネルのバージョンアップとその必要性 10.2.2 バージョンアップの方法 りありません。 には、この 2 種類のファイルがリリースされます。 法と、バージョンアップの差分 ( patch ) を使う方法を紹介します。 バージョンアップの方法は簡単です。フルセットのカーネルソースから行う方 ネットワーク カーネルのバージョンは、 2.0. x のように表します。最後の x が小さなデバッグ ジョンです。その違いを踏まえて使用してください。 た、 0 のところが偶数のものは安定したバージョンで、奇数の場合はテストバー で上がっていきます。 2 と 0 は大きな変化がなければ変わることはありません。ま
64 ■ disk set A Please select the opt i0 れれ 1 components リ 0 収 uish t0 instal ー fron ser ies 合 , Use the UP/DOUN ke リ s t0 scroll t 物 ro 収 g the I ist, れれ d the SPACE key to se lect the items リ 0 収 ish to instal l. (NOTE : The more i mportant system packages are れ 0t 1 isted here and リ i ll be insta lled autonat icall リ ) Press ENTER when リ 0 収 are done - .o れ d を ℃第 ci 気 outlibsu X X 0 1 de Linux 2 .0 .0 uith SCSI (YOU NEED 1 KERNEL) Boots L i 竊収 x (UMSDOS t00 ! ) f ro 獅 NS—DOS 田 SCO/SysUr4 b i れれ r ies PCMCIA card services support Getty. -ps 2 .0 .7e ー OP TIONAL 0 収 t shared 1 i brar i es ー第見 CON EN り ED Serial transfer 叔れ d 0 e conm packages The GNU cp io backupzarch i リ i ng ut il i ty , く OK > く Cancel> さらにどれを選択するか聞いてきます。これも同 ディスクセット A について、 〔で確定します。 じように〔でマークして、 ディスクセット A について、次に推奨するものを示します。ノート PC ユーザー の人は、 pcmcia も選択しましよう。 Linux 2.0.0 no SCSI (YOU NEED 1 KERNEL) ide IDE ドライバを組み込んだカーネル Linux 2.0.0 with SCSI (YOU NEED 1 KERNEL) SCSI ドライバを組み込んだカーネル B00ts Linux (UMSDOS t00 ! ) from MS-DOS DOS/Windows から Linux を起動するツール GettY-ps 2.0.7e ー OPTIONAL 機能拡張版 getty a. out shared libraries ー RECOMMENDED a. out 形式バイナリの実行環境 Serial transfer and modem comm packages zmodem 対応シリアル / モデム通信ソフト SCSI loadlin ge tty aoutlibs comms
Chapter 3 Slackware のインスト ール 45 るため、これを使用することはおすすめできません。 選択したらフォーマット済みのフロッピーを挿入して、次のコマンドで書き込 みます。 D:\>RAWRITE BARE. I A : 新 書き込み終わったらフロッピーを取り出して、 BootDisk のラベルを貼っておき ン ) 」の DOS パーティションからのインストールを試してください。 クのみを使用する場合は、「 3.5.4 インストールソースの選択 ( DOS パ もしも自分の機器構成に合致するファイルがない場合で IDE のハードディス ましよう。 ーティショ D: \>RAWRITE COLOR. GZ A : [ 〕 ピーを挿入して、 COLOR. GZ を書き込みます。 次に、 D:\SLACK310\R00TDSKS に移動します。また、フォーマット済みのフロッ ■ RootDisk 3.3.2 フロッピーからの起動 これからは前者を BootDisk 、後者を RootDisk と呼びます。 ベルを貼っておきましよう。 書き込み終わったらフロッピーを取り出して、先ほどと同様に RootDisk のラ boot : ように表示がでて、入力待ちになります。 BootDisk をドライプに挿入して、マシンをリセットします。しばらくして次の ■ BootDisk でき上がった 2 枚のフロッピーを使って、マシンを起動します。
46 こは、通常〔新司の入力で OK です。自動的に I / O ポートのアドレスや IRQ を読み取ってくれます。 しかし、インターフェイスカードの設定が既定値と異なる場合や、 BIOS を搭 載していない SCSI インターフェイス (AHA-151x や SoundBlaster16SCSI など。 場合によっては AHA ー 152X も必要 ) では、明示的にオプションを入力する必要が あります。 ・ ATA CD ー ROM ドライプがうまく認識できない場合 boot : ramdisk hd=serialize 目己 ・ ATAPI CD-ROM ドライブの強制指定 boot: ramdisk hd?=cdrom Enter " ? " にはドライプによって、 a から d が入ります。 IDE インターフェイスのプ ライマリーのマスター / スレープが a/b 、セカンダリーのマスター / スレー プが c/d となっています。 ・ MITSUMI 製の CD-ROM インターフェイスの I/O アドレスを Ox320 * 4 に 旧 Q を 10 にする boot : ramdisk mcd=Ox320 , 10 〔〕 ・ SoundBlasterI 6 SCSI で I/O ポートアドレスが 0X340 、旧 Q が 10 、 SCSI-ID * 4 が 7 、リコネクトが 1 の場合 boot : ramdisk aha152x = 0X340 , 10 , 7 , 1 〔 ] 16 進数の 320 です