フェイト / ゼロ 6 ' 0 刀に刀 / 第 I 話 第 2 第 4 第 5 話 話 第 3 話
第 3 話
ゞ第 3 話
はなし - とある男の話をしよう おとこ りそう 誰よりも理想に燃え ゆえぜっぱう それ故に絶望していた おとこものがたり 男の物語を だれ
当、 - マ、しレ こころおど ふつふつふ 心躍るであろう ? そうやって マケドニアに凱旋し ここくみな 故国の皆に余の しゆくが ふつかっ 復活を祝賀させる がいせん オマエ何しに、ま 来たんだよ′・ せいはい 聖杯戦争 だろ′・ せいはいせんそう そんなもの ただの手始めの話 ではないか そ - フだ 聖杯と言えばまず 最初に問うておく べきだった 何で その程度のことを わざわざ なん はなし
ー第靆 おっと みちび 夫であり 導き手 私の人生に 意味を与えて くれた人 わたしじんせい あた ひと でもセイハーか 聞きたいのは そ , フい , フ話じゃ ないわよね ? もとただ 元を正せば ひと やさ 優しい人なの はなし それに 立ち向かおう として ただあんまりに やさ 優しすぎたせいで ざんこく 世界の残酷さを 許せなかったのね せかい だれ れいこく 誰よりも冷酷に なろうとした ひと 人なのよ けつだんくだたちば 決断を下す立場に 立つのであれば かんじよう 人間らしい感情は のぞ 切り捨てて臨ま なければならない そういう決意は 私にも理解できる わたし
まじめ 真面目に聖杯戦争〕〔、、 やるんだな ? ともかくた オマエちゃんと 優先順位は 判ってるんだな ? ゅうせんじゅん わか せいはいせんそう 物一鑾しち面倒な話だが たしかに聖杯が無ければ なにごと 何事も始まらん まず手始めに ろくにん えいれい 六人ばかり英霊を ぶちのめすところから であろう ? ああもう 判っておるわい わか あんしん 安心せい 、」、いーー製くだんの宝はちゃんと 、、、、ー感へ余が手に入れてやる めんどう ずいぶんじしん ・ : 随分自信が あるようだがオマエ 何か勝算はあるのか ? なにしようさん たから
ちから 聖杯のカの ひとかけら ほんの一欠片で ふかのう そんな不可能を かのう 可能にしてしまう アレがどれほど とほう ほうぐ 途方もない宝具か 分かるだろう はなし しん 信じがたい話 おも だとは思うか じじっ 事実だ ちか 近くはたかだか ひやくねんていど 百年程度の過去 遠くは神代の太古から、 英霊は召喚される とお えいれい しちにんえいれい 七人の英霊は しちにん それぞれ七人の魔術師 マスターに従し かみよ しようかん 己がマスターを守護し はア第敵であるマスターを駆逐する おの てき まじ物っし したが じだい ・ : あらゆる時代 くにえいゅう あらゆる国の英雄が 現代に蘇り きそあ 覇を競い合い殺し合う げんだい ころ
誰よりも激しい 生き方ばかりを 選んできた この男の人生には いちど ただの一度も じようねっ ′情熱〃がない おとこ この男はきっと 何も信じていない ただ答えを得たい一心で へんれき あれだけの遍歴をして けつきよく′ょに 結局何も見つけられ なかった そんな底抜け 虚ろな人間が どうして いのち こころなか 命を賭してまで こいつの心の中は せいはい せつはう 聖杯を求める ? 怒りと絶望だけ を願望と呼べるものは 何一つ持っていないだろう えら だれ かた おとこじんせい こた なにひと こいつは きけん きっと危険なャツだ そこぬ たかがその程度の どうき 動機しかない人間に 、聖杯は令呪を授けない せいどうさようかい ・ : 聖堂教会の い、」、つ 意向ではないの ? れんち物う あの連中は せいじゃゆかりしな 聖杯を聖者縁の品と ねら 勘違いして狙っている っていう話よね
そんなあなたにこそ さやふさわ この鞘は相応しいと おおじいさま 大お爺様の おく 贈り物がご不満 ? もの ふまん それが大お爺様の 判断なのね はんだん おおじいさま まさか御老体は よくやってくれた 他にこれほどの きふた 切り札を手にした マスターはいないだろうさ ごろうたい 果たして : 、そうなんだろうか ? 一ト第新 じゃあ し . , 一ナし かんべき これだけ完璧な ゆかり しな ク縁の品クがあるなら まちが 間違いなく目当ての えいれい しようかんおう 英霊が召喚に応じる マスターである 僕との相性などは つぎ ニの次にしてね : あいしよう