対をつと責あ な すまい方た 愛は概ま語尖 自じ念たる 己こも尊 : 第 げ ひとみずか 人は自らに あた もの 仇なす者に 対してだけ 怒るのではない かぞく 家族のため レをつ 21 ・つ 同胞のため 祖国のために たけだけ ち 猛々しく血を 、流してきた人々の きろくわたし 記録を私は幾つも 確認してきました 野の獣ですら 子を守るためには む 牙を剥いて戦いに 臨むのです わたし 私は怒りの感情を 獲得する前にまずは あい がくし・う 愛について学習 しなくてはなりません の けもの いか たたか かんじよう ひとびと わたしみずか 私は自らの - 」うぞう きのうはあく 構造と機能を把握 しているかゆえに わたしじしんたい 私自身に対して あら 、ようみ かんしん 新たに興味や関心を 抱くことはできません あいじよう しかし愛情を たいしよう 抱くべき対象は なにわたしじしん 何も私自身に限定 ひつよう する必要はない 例えば たと 地靃 衛宮切嗣 えみやきりつぐ
わたし こ、つかい 私は後悔なんて していない 今ここに未来が ないのなら新しく 創り出せばいし なんかせ まだ何の枷も 嵌められていない うんめい 、。〔 ~ ( 白紙のままの運命を あなた 貴方から 受け取ったものは すべたいせつ 全て大切な宝物です みらい あたら たからもの いっか貴方に希望を もたらす存在を 産み落とすことが ) できたなら 一 1 あなた そんざい わたしおんな 私は女 あなたおとこ 責方は男 だれはばか 誰に憚ることもなく いのち わたし 私の命とそこから うんめい 連なる未来の運命の たたか ために戦える それを成し遂げた じぶんじしんわたし 自分自身を私は誇り 愛することか できるでしよう ふたりそろ ニ人が揃えば あたら いのら 新しい命を 作り出せる 祈りを 託して レ : っト 4 、つ わたしじんたい 私は人体と同様に きのう 機能する子宮を 備えています そな
かち 君は自分の価値 存在意義について りくつうえ あくまで理屈の上では 理解しているようだが この世に生まれ お 落ちたこと じぶん か 自分に課された 使命について を感じるか ? きみ そんざいい 君が君自身を保護 することを使命だと 思っているのなら もっと強くなりたい だろう ? たたか 戦いに勝っための せんりやく はばひろ 戦略をより幅広く 用意しておきたいと おも 思うだろう ? きみきみじしん お じぶん つよ か よろこ 〃喜び % 誇り〃 かん よ う 3 こんかいないがし 今回蔑ろに されたのは きみ 君のそういう ぶぶん 部分について なんだよ かのう も ( 可能で あるならば それはとても ゅ、つえきがくしう 有益な学習です そしてそれを そこ でき ) 」と 損なう出来事を 決して許しては ならない それならばまず きみきみじしん 君は君自身について も かんしん 関心を持て きみ そうすれば君は かんじよう 怒りという感情を 手に入れられるはずだ て きみじんせい 君の人生と ぶたい その舞台となる よろこ 世界に喜びを探せ せかい さが
: ああ そもそも君の ことを侮った 僕にも責任がある アイツは僕から くつじよく 受けた屈辱を すすぐためだけに きず きみ 君をこんなに傷つけた きみ 君はあの とうしゅ 当主に怒りを かん 感じないのか ? あなど せきにん きみ きみくつう 君の苦痛よりも きみせつけいしゃ 君の設計者としての プライドを重く見た おもみ だから君は 僕とアハトに 対して怒りを 抱くべきなんだ きみ どちらも君を きず 傷つけることに げんきよう なった元凶 なんだから いか 何故です ? おおじいさま 光お爺様には ど なん お 何の落ち度も ありません きみ げんじようはそんじようきよう 現状の破損状況に わたしにくたい おいて私の肉体は せいはい 聖杯の器と ( て きのうじ・うせん 機能を十全に は 果たせます わたし くつう よって私の苦痛より産・ 、、おおじいさまめいよ 光お爺様の名誉と あなた 責方の誤解を かいしよう 解消することの方が ゅうせんじこう 優先事項です 違う : 違うんだ′ きみつよ 君は強くなるために とうそら・ おこな 闘争という行いの こんかん 根幹にある″怒り〃 かんじようみ という感情を身に けなくてはならない かたち きみ 君はどんな形であれ きみじしんそこ 君自身が損なわれる ていこう ことについて抵抗 る・、しなくてはならない っ うつわ ごかい 、レ 仰る意味を 理解 ( かねます み
僕たちは互いに みらい 未来がない 未来 ? みらい 救いがない 希望がない あいじよう 愛情とはね きゅうさい あいて 相手に救済と きばうねが 希望を願い祈りを 託すことなんだ きみすく 君を救えない僕も 希望を持たない君も 愛し△ロうことなど ふかのう もの 不可能な生き物なんだ 現に君は結局 未だに君自身を 愛することか できていない げんきみけつ、よく きみじしん ほろ 減、びるこしに かな 悲しみの感情を 抱かないのか その証拠だ きみ かんじよう つよ 強さのために 第■・・の■み■の 5 怒りを 怒りのために 愛が そして愛のために 未来が必要 しい , フ一 ) J ね ひつよ、つ 僕らは長すぎる まわみち 回り道をした上に はリつきよく 結局のところ たどっ 辿り着いたのは 行き止まりだ なが すまないと 思ってる : おも
おい : : : 何を 言っている アイリスフィール たたか あなたわたし 貴方が私に要求する強さ 戦う意思の獲得を最も 速やかに実現するなら あなたあいじようたいしよう まず責方を愛情の対象と てきせつ するのが適切では はんだん ないかと判断します 如何ですか ? いかが よ、つきゅう つよ わたし のぞ 私に強くあれと あなた 望んだのは貴方の はずです つよ あなたわたし 責方が私に もたらしたものを 今になって奪われるなど 製、よよ、つ だん 断じて許容できません あなたきず 責方を傷つけんと ものたい する者に対してなら わたし 私は怒りを以て 牙を剥くことか できるでしよう じようだん 冗談も い・カし 大概にしろ′ 何か和都合が ありますか ? お構いなく いや : ・その : ・ 僕の方にだって つごう 都合という ものが・
なせわたし 何故私は しろなか : お城の中に : 僕が迎えに行った おう ぼくむか アハト翁の 馬鹿げたテストを お 終わらせるためにね 1 ・ いけません しれん わたし 私はまだ試煉を たっせい 達成 ( ていない ふざけるな わたしたいき物うせい 私の耐久性を あなたしようめい 責方に証明 ( ていない こんなポロポロに きよせい されてまだ虚勢を 張るのか ? 、ようじん きみ それが君の言う 強靭さなのか ? 強さとは苦痛に 耐えられるか どうかじゃない わたし その通りです 私の使命は 生き延びること つよ た とお の まちが 君は間違っている いか 苦痛に対する怒り 苦痛をもたらす者に し む 牙を剥く意思が なければ戦いに勝っ ことはできない にくたいそんかい 肉体の損壌は きょようはんい かぎ 許容範囲にある限り もんだい 冏題とはなりません くつうたい きみ たたか もの か 138
えみやきりつぐ 衛宮切嗣 あなたほう 責方の方こそ一つの きのう 機能のみを設定された 機械のように生きて きたのではないですか ? ・ : 不思議ですね にんげんあなた 人間の責方が機械の ふ 一よ , フに振る舞い わたし にんぎよう 人形である私に より人間じみた せんたく 選択をさせる ふしぎ ひと せってい にんげん きかい 君は戦場に 持ち込む どうぐ 道具としては けつかん 欠陥がある じぶんやくめ 私が自分の役目に したが ただ従うのではなく しゆたい 思考する主体として たたか のぞしよきしようどう 戦いに臨む初期衝動を第 , 獲得すべきだと わたし そのために私に 怒りや喜びや プライドを見出せ というのですね ? きみせんじよう も なるほど いか そのままでは ふつごう 不都合だから ちょうせい 調整している それだけの ことだ よろこ みいだ ばいようそう まだ培養層から いのち ですうげつ 出て数ヶ月の命 だというのに ずいぶんべん 随分と弁が た 立つんだな ュスティーツアの 設計を継承する わたし しこうぶんせきりよく 私の思考分析力を あまみ 甘く見てもらっては 困ります こま あなたようい 責方が用意 してくれた がくし確うきようざい 学習教材からも すでわたしあなた 既に私は貴方とは ちが けんかい みちび 違う見解を導き 出しています だ 何だと ? なん
今日まで責方が 私に見せてくれた ちしきせかい 知識世界の在り方 かた 人の生き方 これらは全て あなた 責方が背を向けて 拒んだ諸々 だったのですね ? すべ それは : あなた かって責方も さち じんせい 幸ある人生よりも おも 使命の重さを取 0 て なが 血を流すに値する戦いをす 選んだのですか ? だとしたら / そんな風に価値の 在り処を見定め あなたせいぎ 責方の正義に かくしん 確信があるなら 今こうして私に選ば せたりしないはず ふう あなた せんたく 責方には選択の 余地がなかった のですか ?
ⅱにン : ねえ 父さんはなぜ けんきゅう 死徒の研究を ? だが我ら えみやたんきゅう 衛宮の探究には どうあっても 久遠の時が要る私かさもなければ せめてお前の代までには たいさく じゅみよう 寿命についての対策を ひつよう 講じておく必要があった われ わたし もちろん 私とて本意 ではないさ ほん うんめい 死せる運命に にくたい 縛られた肉体 では『根源』は 遠すぎる とお 馬鹿を言え きゅうけっしようどう 吸血衝動を おさ 抑えきれない しとか 死徒化など失敗だ 父さんは : いずれ僕のことも すがた あんな姿に ?