数が三個であることを考えると、ギルド「アインズ・ウ 1 ル・ゴウン」の 権勢がうかがい知れる。 ギルド長であるモモンガは特別に、一つの世界級アイテムを個人的に 所有することを許されている。それ以外の幾つかの世界級アイテムはナ ザリック大墳墓内に点在しているが、大半は宝物殿の最奥でアヴァター ラたちに守られるように眠っている。 アルペドを設定したギルドメンバーは、アルペドに一つの世界級アイ テムを託している。 〈神器級〉 説 世界級に次ぐデータ容量を誇るアイテム。 補 モモンガが身につけているアイテムは全て、神器級アイテムである。 モモンガは左手の薬指を除く指に、九個のそれぞれ違ったカの籠った ュグドラシルでは、モンスターを倒した際にドロップする、データを 内包したクリスタルを外装に複数個組み込むことによってオリジナルの指輪をはめている。 ネックレス、小手、プーツ、マント、上着、サークレットなど、いず アイテムを作り出すことができる。 れのアイテムもそれぞれ特殊能力を有する。 その一方で、外装に組み込むことが不可能な、固定のデータとしてド ロープからは禍々しいオーラが立ち上っているが、オーラ自体には何 ロップするアーティファクトも存在する。 の意味もなく、外装に空きがあったためモモンガがエフェクトデータを アイテムは、保有するデータ容量の大きさによって区分される。 データ容量の小さい順から最下級、下級、中級、上級、最上級、遺産注入しただけのことである。 レリック レジェンド ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の象徴であるスタッラ・オプ・ア 級、聖遺物級、伝説級、神器級と呼ばれる。さらに上に世界級と呼ばれ るものもあるが、これはデータ量の大小とはまた違う。詳しくは後述。インズ・ウール・ゴウンも神器級アイテムではあるが、その能力はギル ド武器という特殊なジャンルに区分されるため内包できるデータ量が大 きく、他の神器級アイテムを遥かに凌ぐ。 〈世界級〉 ヘルメス神の杖ケーリュケイオンを模したそのスタッフは、七匹の蛇 広大なユグドラシルの世界において、二 0 〇しか存在しない究極のア が絡み合った姿をしており、蛇はそれぞれ宝石をくわえている。宝石は イテム。 それぞれがオンリーワンの力を持ち、物によっては運営にシステムのいずれも神器級アーティファクトであり、シリーズを揃えることで強大 な力が引き出されている。 一部変更すら要求できる。 ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーは、宝石を揃えるため そのアイテムを手にするだけで、ユグドラシル世界における知名度が に膨大な時間を費やしてモンスターを狩り続けた。 最上位にまで上り詰めるほどの逸品。 スタッフ本体に秘められた力も強大であり、神器級を超越し世界級に ギルド、「アイン、ズ・ウール・ヨウン」は世界級アイデムを十一 ( 個保有し ていた。十一個という数は、全ギルド中最高である。続くギルドの保有匹敵するとも言われている。 r2 ltem アイテム ゴッズ ワールド レガシー

~ ~ 、 ~ ゞー救ってぐれた人・ こごに俺の一 ~ そんざい 存在があるんだ : ・ おれ

すうじつまえ ク数日前 卩面 d 〔 01 存在は 死んだッ おれ そんざい 俺 A 」い、つ

そんざい どんな存在だろ一つと まほう この魔法にかかれば : 0 第決人え 、、七し間 % 。位いてで 、階ま到は 、の達与 魔まで イ法 : はっ

ぞくせい 属性が悪に傾いている はっき そんざい 存在に効果を発揮する まほう 魔法だけあって : これが ダメージを負う ↓、感覚 : ・痛みか なるほ」 なるほいし , 素晴らしい またひとっ実験が 終わったな かたむ か・んか・、 じつけん

/ ーーー、ありえんー ありえん : ようち この程度の幼稚な あそ お遊びに警戒させられて あき 呆れたものだ あグえんー・ さいこういてんしまえ 最高位天使を前に、 たいど ' 何故そんな態度がとれる , まじん 、ま第麝にすら ↑、勝利した存在だぞ ! 知 《善なる極撃》を放てー ;

どうも苦手だ : さっきも怒られたし : ・ : まあ 関係ないか一一 怒おせると怖い所まで せいさくしゃ 〔制作者のたっち・み 1 さんに 第 50 、似てる : ・似なぐて良いのに : ・ ー - ーこわ、 . ところ ハⅡ そろそろ ご休息を取られては しカかししょ , フか ? ・ ・ゅうそく アンデッドである私に ひろう 疲労という状態異常は そんざい 存在しない わたし バッドステータス 「関ない」 : ・だと ? 人が殺されてる : ・

指先から直線状の電撃を放っ第三位階の魔法。金属鎧を装備した相手 に有効。 ゾンビ 動死者のようなアンデッドを作り出す第三位階の魔法。 天使を召喚する第一一一位階魔法。この魔法で ~ 修 ) は呼び出さ 説 補 れていたが、呼び出せる何種かの使 , の中からこの天使が選ばれたと いうことである。上位である〈皹健〉は〈天使召喚・〉で ュグドラシルの世界に存在する魔法は、大雑把に使用する能力値に応召喚したと思われる。 じて四種類に分かれる。魔カ系、信仰系、精神系、その他系である。イ ドライン・ライトニング メージに浮かぶ西洋の魔法使いが魔カ系、治癒などを行う神官が信仰系、〈龍雷〉 指先から龍のごとくのたうっ白い雷撃を放っ第五位階の魔法。雷撃と 符術などの東方が精神系、その他という感じである。 それらがさらに系統分けされる。防御系統、死霊系統、四大系統、移同じく、金属鎧を装備した相手に有効。 動系統・ : : ・などだ。 そして第一位階から第一 0 位階、及びそれらを超越する超位の十一段〈を駲〉 お時が放っ第七位階の魔法。清浄な光の柱で対象を包み込み、 階に分類され、魔法の総数はゆうに六〇〇〇を超える。 アインズが使える魔法の数は七一八である。通常の一〇〇レベルプレ属性が悪に傾いている相手に絶大なダメージを与える。 イヤーが使える魔法の数が三〇〇であることを考えると、破格と言える。 グラスプ・ハート ュグドラシルの世界では、一〇〇レベルプレイヤーの狩場では第八位〈心臓掌握〉 心臓を握り潰し相手を即死させる第九位階の魔法。死霊系魔法に長け 階以上の魔法が使われる。 しかしアインズが飛ばされた世界では、熟練の法甞霍が使用できたアインズが得意とする魔法の一つ。抵抗された場合でも、相手の意識 る最高レベルの魔法は第三位階である。 を朦朧とさせる追加効果を持つ。 第五位階の魔法を使用できるのは、英雄の領域に達した存在に限られ る 0 第七位階の魔法となると、通常の人間には使用できないとされる。スレ イン法国などの術者が大がかりな儀式を行うことで、ようやく使用可能 となる。 「一魔法の種類 ライトニング

「ユグドラシル』と おな 同じモンスターを召喚して しるようですか・ だいさんい力いまほう 第三位階魔法 あた しようか・ 辺りで召喚できる あ アークエンジェル・フレイム 炎の上位天使で合って しますでしょ , フか ? ・ あ : 当たり前のことを なぜ聞く ? ュグドラシルとは何のことだ ? しようかん し 4 この世界には キリスト教はない ようすなのに アークエンジェルよ 上位天使と呼ばれる てんし そんざい 天使の存在は 非常に不自然 : やはり」 せかい この世界こよ、 % わたし 私と似た者の有在がある それが意味 するところは : ひじようふしゼん み ひとごと 独り言は それぐらいにして : おろ 愚かな : 偽りを言ったところで むらそうさく 村を捜索すれば : ・ 偽りなど めっそう 滅相もない , むら 村の中に転移させました りゅう すなおこた ・素直に答えたのには 理由があります ストロノーフを どこにやった ? なかてんい 0

かってナザリック地下大墳墓を作り上げた至高の四十一 ( 人と言われるギを知っているアウラに喜びの感情はない。 ルドメン六ーたちは各階層にそれぞれの特徴を作った。例えばこの階層は「きっと眠いのね。悪魔である私やアンデッドであるあなたとは違って、 大森林、例えばこの階層は大氷河という具合に。言うなればそれは、十個闇妖精であるアウラに睡眠は必要でしょ ? 」 - の世界を墳墓に閉じ込めたようなものであった。 なるほど、とアウラの心を知らないシャルティアは頷く。 ではナザリック地下大墳墓第九階層はどういった特徴を持つか。 「納得だわ。アウラもまだまだ子供衆。眠くなればそういう顔にもなるわ え。 それを表現するのであれば「神々しいまでの王城だろう。 それにしてもアルペド、悪魔には睡眠も飲食も必要じゃありんせ そんな階層に私室を与えられているナザリック地下大墳墓守護者統括んけれど、取ることもできるのよえ。なんでかしら ? 」 ーー , 全の最高位に坐する″白亜のサキュバス淫魔。アルペドの部屋は、「暴食も怠惰もーー・古来より七大罪は悪魔にとって必須不可欠ということ かってこの地を支配し、今ではたった一人しか残っていない至高の存在たよ。まあ、メリットもないから取る必要の方がないんですけどね」 ちの私室と同じ作りであるがために、高級ホテルのペントハウススイート パフ効果のある食事などを取ったとしても悪魔には効果は発生しない。 のように幾つもの部屋を内包した豪華なものだ。 貴重なアイテムをゴミ箱に捨てるようなものだ。 それは私室というよりは家と言った方が正解かもしれない。 「はあ」 部屋の一つにはグラウンドピアノが置かれ、小さなバーカウンターさえ 二人に聞こえるように、ため息をアウラは吐き出す。 もある。キッチン、べッドルーム複数、浴室も二つという具合だ。 話題が逸れつつあった二人が、同時にアウラに顔を向ける。アウラは半 更に調度品から壁紙に至るまで、華美でありながらも、決して目を疲れ 0 眼のまま、二人に剣呑な視線を送る。 させることのないように計算されており、見る者の目を楽しませると同時区「確かに時間的には夜だけど、別に眠いわけじゃないよ。もっと違う理由 に、感嘆のため息すら吐き出させた。 芝なんだけどさ。この前、デミウルゴスと会った時に、『アウラ。あの二人 とはいっても、全ての者がそうであるというのは難しい。 が暴走しないように、しつかりと手綱を握ってください』なんて言われた 特に、現在、部屋の一つに置かれた白いテ 1 プルクロスの掛かったテー んだよね。可笑しくない ? 」 プルの上で手を組み、そこに顎を乗せた少女の心はこれっぽっちも晴れて デミウルゴスの口調を真似たアウラのその喋り方はよく似ていた。ゆえ はいない。半分しか開いていない目の奥には冷たい輝きが宿り、美貌と相に、その部屋にいた三人の脳裏に第七階層の守護者であり、主人アインズ まって切れるような冷徹さが宿っているように見えた。 ・ウール・ゴウンの命を受けて頻繁に外に出ている悪魔の顔が浮かぶ。 この部屋を訪れてからずっとその態度を取り続けている仲間の姿に、第「ええ。確かに可笑しいわね」 一階層から第三階層までを守護する吸血鬼、シャルティア・プラッドフォ 「でしょ ? 」 1 ルンは問いかける。 アルペドの肯定を受け、我が意を得たりとアウラは頷く。 「ど、どうしたんでありんすか、アウラ。目がアインズ様に逆らった虫け「手綱を取ってもらうならアインズ様よね」 らの指を引きちぎる時みたいになってありんすわよ ? 」 質問に答えたのは、尋ねられた第六階層を守護するダークエルフ闇妖精耳を疑うように、アウラはエルフ特有の人間とは遥かに違う、自らの長 ではなく、部屋の主人であるアルペドだった。黄金の瞳に柔らかい光を宿い耳を触った。 し、慈しむような眼差しをアウラに向けた。 「ああ、そうでありんすね」アウラの困惑を無視し、シャルティアの同意 その眼差しは女神のどとくだが、そんなものは外面にしかすぎないことは続く。「鞭を片手に上に乗ってもらうなんてーー最高でありんすね。鞭