しんぞう せかいはかい その心臓に、世界を破壊するほどの魔力を持つ、 エキドナちからひ しようじよひとざとはな ばしよかく 黒魔女の力を秘めた少女。人里離れた場所に隔 てんわんむね 離され、育てられた。やや天然。胸にハート型 のアザがある。儀式とはいえ結婚して、おさ んとしてがんばろうとするが、家事は本での知 しつばい りようり 識しかなく、掃除も料理も失敗しがち。かって おほ シオンと出会ったことは、なせか覚えていない。 ほん きしきマ る儀式『魔女結婚儀』の存在を知り、 うんめい たす 運命を変えるため、助けてくれるシ あまた オンとともに、『魔女結婚儀』の数多 の儀式に挑むことを決意する / らからもでんせっしんせん 聖なる力を持っ伝説の『神泉ルナ』 みきょ きしきバ に浸かり、その身を清める儀式『聖沐 浴儀』に挑むことになったシオンと しんせん へんき上うち エマは、神泉ルナのある辺境の地・ア さいしんふ ンドラに向かう。アンドラの最深部 あくま ひりゅう 『悪魔の樹海』で、飛竜のジークを食 △べようと噛みついてきたルーという れんな しんせん 女の子と知り合う。神泉ルナの場所 あんない を知るルーに案内され、シオンとエ しんせん マは神泉ルナにたどりつくが : おな せいはうさんけんしゃ 一方、シオンと同し、西方三賢者 ひくう′」うてい の一人で " 緋空の皇帝みと呼はれるゾ エキトナらからねら ティアか、黒魔女の力を狙い、魔女 あくましゅ 結婚儀を阻止するために、悪魔の樹 ふもとさんそんおとす 海の麓の山村を訪れていた : ・ ひとり

この森のそばの エウロザ あの村じゃ お、つこ、つ 未だに横行して いるんだ : 効果のない ふあん ただ不安を ごまかすための ぎしき めいしん 迷信まがいの儀式が ねんしゅうき : ・ 5 年周期で かつばっ 活発になる しんせん 神泉ルナへの ひとみごくう 人身御供・ : それは イケイケじゃない 生贄と いうんだ 村人は 自分達が 助かるために たす むらびと じぶんたち 君を 捨てたん だよ きみ

9 7 8 4 0 8 8 7 0 2 9 0 2 岩本直輝 1 9 2 9 9 7 9 0 0 4 0 0 2 ISBN978 ー 4 ー 08 ー 870290 ー 2 C 9 9 7 9 \ 4 0 0 E そら 空が飛べたら ゅうや ぞら ほしぞら タ焼け空と星空を 飛んでみたい。 朝は : ・寝ていたいから ~ 石飛ばなくてもいいかな。 定価ー 雑誌 43094 ー 90 ・週刊少年ジャンプ・年・幻合併号、四号、 掲載分収録 ぎしきでんせつしんせん エキド・を - きいく つぎ 女結婚儀の次なる儀式は伝説の神泉ルナに : ヨかり、 身を清める「聖沐浴儀』 / 厳しい儀式に、シオン ささあいど エマは互いに支え合い挑むが、黒魔女の究極の力を狙い、 せいほうさ - んけんじャ 西方三賢者 緋空の畠帝。ノディアが来襲する / みきよ こうてい ひくう らいし 0 う LOVE 集英社 Fors yo 題 シ′ / プ クス NAOKI IWAMOTO

イグリアスさいきよう せいほうさんけんじやひとり 鷹の翼の大陸最強と言われる西方三賢者の一人 しぎんほうきつか まほうつか で、「紫銀の箒使い」の異名を持つ魔法使い、そ ちょうえき ねんだいはんざいしや あじおんち して懲役 8921 年の大犯罪者でもある。味音痴。 ころやます 幼い頃、山に捨てられ、飢え死にしかけていた おもつづ ところをエマに救われる。以来、エマを想い続 さいかい やどエキドナちからふういん け、再会後はエマに宿る黒魔女の力を封印する ぎしきマジコ いど ための儀式「魔女結婚儀」にエマとともに挑む。 いみようも おさな じ う 0 ほ′」しゃ しゃべる黒猫。シオンの保護者 てきそんざい 的存在。とっても初でツンデレ てんねん なシオンや、天然なエマの行動 はっげん おお や発言につつこむことが多いが、 じ物をしよう ふたりみまも 純情すきる一一人を見守っている。 でんせっしんせん あくま 伝説の神泉ルナのある「悪魔の レしようを ) り すしようじよ 樹海」に住む少女。自称「森の まほうしようじよ おさな イケイケ魔法少女」。幼いなが しようかんまほうつか じぶんからだ らも掌換魔法を使い、自分の体 おお えものたお よりも大きい獲物を倒す。 くろわこ 《前巻のあらすし》 しよう とかい 初めて都会へやってきた歳の少 とっせんまちしルう おとこたち 女・エマは、なせか突然、街中の男達 おうさまごう に = 「い寄られる。ついには王様と強 いんけっこん 引に結婚させられそうになるが、魔 」・つつか けっこんしきらんにゆうつ 法使い・シオンが結婚式に乱入。連れ しふん 出されたエマはシオンから、自分が せかい ほろ まりよくしんぞうやど 世界を滅ほすほとの魔力を心臓に宿 エキドナ す『黒魔女』であることを告けられる。 上 - りよく エキトナ ねん どぜっだい 黒魔女は繝年に一度、絶大な魔カ けっしようしんそうやど の結晶を心臓に宿し、生まれてくる ねんせいしゆく という。魔力は年で成熟し、その ときエキトナしんぞう・て もの 時、黒魔女の心臓を手に入れた者は、 あっとうてきらからて 圧倒的な力を手に入れることができ ると伝えられていた。 亠画りよく エキドナ まはうつか 黒魔女の魔力を欲しがる魔法使い うんめい たちしんそうねら 達に心臓を狙われ、追われる運命た と告けられたエマはショックを受け エキドナ まりよくふういん る。しかし、黒魔女の魔力を封印す ぜんかん