ロープ - みる会図書館


検索対象: 白砂村 巻4
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1. 白砂村 巻4

伸。ロ たプ そ , っ : このロープは梁に 固定されてない : 小さな輪の方の 端を引っぱると : おお 大きな輪の端が 上に引っぱられる様に むす 結んであるんです ・・・犯人は 2 重だったロープが 1 重になることで : 長さは約 2 倍になります この長さのロープが 届く場所・ : そして この小さな輪が ひっかかる場所と

2. 白砂村 巻4

そしてこの日記 : はやあき 吊るされた速秋さんの すぐ下に落ちていた ものです した 何か : ・ヘこんだ あと 跡がついて いるな : 何故 こんなロープの結び方を したのか : ・ これだけ ー、カくせ 計画性のある しわざ 犯人の仕業にしては どこかおかしい : かん 0 そう考えたら : わかったんです 何故こんなに 日記を散らかし たのカ : むすかた このロープも 日記も : 全てこの密室を 作り出すために ひつよう 必要だったんじゃ みつしつ

3. 白砂村 巻4

で す さっきの日記についた 四角い凹みは これカ : ・〃・ こおり し / じげんそう・つ 時限装置 : ・ ? 今保は検証のため 部屋の中に 戻ってきましたが : あいだはんにんくら この間に犯人は蔵から出て アリバイを作ります あとはドアノブに かけてあったロープのを そとて 外し : ・ドアの外に出て : 以上で準備は か・んりよう 完了です はず じよう んしよう そうか・ : 〃 これで時間か経って こおり 氷が溶けると : ・ じかん すきまからロープを ドアチェーンにかけ替え : 立ち去るだけです ええ : しばらく 見ていて下さい み

4. 白砂村 巻4

3 ーロ つぎ 次にロープを取りつけ : はやあき 速秋さんを吊るし上げます しほうすいていじ 死亡推定時から この時まだ速秋さんは 生きていたと考えられみ冪ッ物一第 ます これで はやあき 速秋さんの体は 固定されます まず犯人は 速秋さんの頭を 殴り : ・ 気絶させます はやあき はんにん きゼっ あたま おそらく口ープを脇に 通すなどして 吊るし上げたのかも しれません とお はやあき わき そして梁ギリギリまで 引っぱり上げた状態で 小さな輪になったロープの 端を「ドアノフ」に ひっかけておきます からだ ここカらか みつしつつく 密室作りです ・ : あんな てんじようちか 天井近く 死体のすぐ下に 移動させた ほんだな 小さい本棚の上に 日記を積み上げます

5. 白砂村 巻4

この密室を 作り上げる為に : 7 みつしつ 速秋君を 吊るす必要が あった・ : 卩 はやあきくん っ ひつよう O 」お このロープ : 何か変だと 思いませんか ? 何 ? 今は速秋さんの ふとん かわりに布団を ぶら下げて ありますが : ああ・ : よく見ると結び目が やけにこんがらがってる「 ) ッ と思ってたんだが : ・ いまはやあき 片方の端には 小さな輪みたいな モノもあるし : むす 他は 発見時のままに してあります はつけんじ

6. 白砂村 巻4

ー積っそお 川い体をみんい 上あな : この部屋にある 日記や本は ードカハーで ぶ厚いものが 多 おお あっ 安定して 積み上げる てき 事が出来るん ですよ あんてい 0 この時に 首にロープを ひっかけ直します 天井近くまで 積み上がったら : ・ しんちょう 速秋さんを慎重に 寝かせます てんじようちか はやあき なお 最後に : 重ねた本の一部を ずらし : すきまに簡単な ド ) げんみ、うち 時限装置を 仕掛けておきます これは ドアノブで体重が 支えられているとは いえ : ・カかいるな AJ い , つ事は 犯人は男 : はんにんおとこ ちから かんたん

7. 白砂村 巻4

殴って気絶 させ : ・ 刺して終わり でいいじゃ たったら今度は なゼくびつ 何故首吊りなんかに したんだ ? でも 犯人はまず はやあき 速秋さんの頭を 殴っています きゼっ 自殺でない事が ばれるのはわかって いたんでしょ - っ じさっ 現場から早く 立ち去りたい はずの犯 k が なゼてま 何故手間をかけて : ・ はや ざんねん 残念ですが : ・ という事は犯人はそれが かのう 可能な人物・ : はやあき つまり・ : 速秋さんより ・ーいじゅう 体重がありそうな ひしじまりゅうのすけきたじまわたっ 東島龍之介・北島綿津・ なかじまいちろうきたじまかざも 中島一郎・北島風木 : という事では ? ・ : まてよ ? 犯人は速秋さんを 吊るし上げている : はんにんはやあき じんぶつ っ 一度その上に の 速秋さんを乗せてから ロープをひっかければ でも吊るし上げる事は できます 確かに 速秋君の足は 地面からかなり 近い はやあきくんあし じめん 小さい本棚が 死体近く 移動していますよね はやあき はんだな はんだな 本棚にのせた 状態からだと : じめん こんな風に地面 ギリギリになって しまうたろうな : ふう