叱られる方も、 ( また言われるんじゃないか、言われるんじゃないか ) と思うと、 「言われるんじゃないかーという念を出すから、言いたくなくても上司はその人に 会ったら言ってみたくなるというサイクルで、どこまでも叱られている。 だから結局、「あの女の子は問題が多いね」ということで、なるべく触れないよう に触れないように、腫れ物に触るように周囲は動いていく。当然のことながら、自分 の知り合いが、あの人と結婚したら不幸になるというので、あの人とだけは縁談が あったら壊そうというぐらいな気持ちになる。 当然、良い相手を紹介してもらえることはない。死ぬまでひとりで威張っていれば、 ということになる。世間は素直な人には優しいが、わがままな人には冷たいのだ。 みたま 御魂か良い子は、良くしつけられるような環境に生まれる び の だから、結婚する、しない、運、不運というのは、結局生まれ育ってきたしつけの 究問題とい、つことになる。 章 目上の人に対して素直で、叱られ上手の子は、叱られないで、どこまでも運が 第スーツと開ける。それが因縁というもので、そういうお父さんとお母さんのもとに、
るか ? 実らないのだ / ・ こういう頑固な人は入院したとしたら、わがままで手に負えない。せつかくお見舞 いに来てくれたその相手がファンタやコーラを持って来ているのに、「俺を殺す気 か ? 」とか言って説教したりする。 要するに可愛くない。だから「勝手にすれば / 」ということになって、悲しい一生 を閉じるのである。つまり究極の恋愛破滅法というわけだ。 くたびれもうけのボディ 1 ビル 私の経験を少し話そう。私のくやしい体験だ。 私はある時から玄米食、菜食主義の人間になったのだが、。 : ホティービルをして筋肉 隆々になろうと決めた。太陽よりも早く起きて体を鍛えた。おかげで、それまでは冷 え症で十月ぐらいから下着、パッチをはかなきゃいけなかったのが平気になって、そ のときから、今でも一年中春夏秋冬、ランニングとパンツ一丁でオーケーだ ( とは 言ってもそんな姿でいつもいる訳ではないが : : : ) 。 それまでは冷え症で、長そでを着て縮み上がっていた。皮膚を鍛えたらいいんだと 102
と、奥さんは大感激。これで一年は愛が保たれる。 私の場合には、人にピッタリの洋服を選ぶ超能力を、神様から、イタリアに行った しんつう ときに授かったので、相手が好きな色とか形をびたっと買える。これを『着物神通』 くしみたま という。相手が好きな色とか柄は、相手の顔を思い浮かべて奇魂を呼ぶ。それで、 その相手の奇魂が「うれしいーと言っているのを買うと、サイズも色もびたりと合う。 逆に相手の奇魂が、「これ、嫌々」と言うと買わない。それでも買うとやつばり合 わない。だから、奇魂に聞いて買うとびたりといくのだが、 この必殺着物神通という 神通力は、たいへん費用のかかる通力である。だから、ほとんど使わない。あまりに も自分が出費し過ぎるから、身がもたないのだ。 とにかく、そ、つい、つふ、つにするとまず . は、つまくいく。少なくとも、「男性からアク セサリーだけはいただきません」というような女性がいたなら、これは霊障者でしか ないから相手にしないほ、つかいし 大モテ男は大マメ男だ / 私が以前ある男性から聞いた話だが、毎日違う女性とデートしている大モテ男とい 130
関西人は明治人か、大正人か ? ところで、私が相談を受けた経験で一言うと、京都、滋賀、姫路、奈良、和歌山、九 州もそうかもしれないが、関西の県の中部、田舎の方に住んでいる人は、悪く一言えば 主体性がない。 お父さんとお母さんがお見合いの相手の人と話し合って、両方が気に入って、本人 がまだその人に会っていないのに結婚の日取りまで決めているということがある。関 西の若者が、 「先生、どうしましよう、僕は : : : 」と相談に来たことが何度もある。 ど、つしましよ、つかって、嫌と言えばいいじゃないかと、私は答えるのだが。そ、つい う話を聞くと「えっと、今は平成だったつけ。明治だったつけ。大正だったつけと、 年代を錯覚してしまう。東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城でそんな人はいないだろう。 考えられないことだ。本人が結婚するのか、家が結婚するのか。関東圏で、お父さん が勝手に結納したらど、つなる ? 私は行かないからと言えば終わりだし、そ、つしなさ いという両親もいないだろう。
ただし、これから書くことはものすごく見えすいた手口だから、上手に使ってほし アプローチする相手に軽く見られたらおしまいだ。使いやすいアッシー君、ミッ グ君扱いされてしまう。 くれぐれも、前述の静の心境で行っていただきたい。そうでないと、お金と労力を ドプに捨てるのと同じになるかもしれないからだ。 小まめに電話をかける 恋愛している人は恋愛で悩み、結婚している人は結婚生活で悩む。結婚生活にも恋 愛中にも訪れる危機、悩みにどう対処したらいいのか ? たとえば、やっと射とめたかわいい奥さんがいる男性。この方が新しく会社を持っ とか、出張や接待でなかなか時間が取れない : それで奥さんと険悪の仲になった。 「危険状態でごさいます、危ない。もう、いつまでもっかわかりません という相談を受ける。 こういう時に私は三つの方法を教えてあげる ( これは女性を喜ばせる三大秘策だ ) 。 一つは、一日一回、必す電話をかける。 118
けれどよく選んで、選んだ目で間違いないと思って結婚して、うまくいっている人 もいる。人によって両方成り立つ。若いときしか遊べないというのでいろいろ遊んで、 年をとってきて、もうそろそろ結婚しようかと一方的に希望しても、相手がいつもそ のように受けてくれるとは限らないということだ。世の中の現実の厳しさということ を私は言いたかったのである。 それなのに、若いうちに「結婚なんてまだ早いーと好きなことをやったり、遊びま くったりしておいて、ある日突然結婚したくなって : 、と探してみたが相手が見つ からず「救いがない / ・」と一言う。それはしかたのないことで、そうなってから最高の 相手、というのは少々ムシがよすぎる。自分で選んだ道なんだから、三十三でも三十 四でも結婚、結婚って言わなくていいじゃないか、と。 若い間にいろいろやりたいことをやって、しかもそろそろ結婚したいなあというと きに最高の理想の人が来るなんていうことは、ムシがよすぎるんじゃないかと、かね がね鑑定のときにそう思っていたから、そう言っているわけだ。 だから、若いときに、相手から見て一番いいときに好きなことをしてきたわけだか ら、二十代後半になって突然結婚したいのなら、その年齢をカバーするように、現実 社会における客観的な自分ということを考えて、それを上回るだけの努力をしなけれ
第 1 章幸せな結婚のためのすべて なりの努力と現実を踏まえてやれば、問題なく幸せを獲得できるものだ。 結婚というのは、相手がいるという当たり前のことを忘れないでもらいたい。つま り相手の都合 ( 好み、評価、目 ) が大きく働くのであって、自分の都合だけで何でも まとまるものではないということだ。
結婚運がいい家の人は良い相手を選ぶーー、年齢に関係なし / 自分の兄弟、お父さん、お母さんが非常に夫婦仲のよいご家庭とか、お父さんの親 戚縁者はみんな結婚生活がうまくいっている、あるいはお母さんの兄弟がみんな結婚 という因縁なのだ。そうい 生活がうまくいってる場合は、その人の家の結婚運がいい う人は、非常に結婚運のいい相手を自然に選んでしまう傾向がある。また、二十七を しいなという人が出てきて、相手もいいと言えば、もうそ 過ぎても、三十を過ぎても、 れはいい結婚になる。だから、どんどん好みで結婚して結構なのだ。 しかし、残念なことだがそうじゃない場合が多い。その人のお父さんもお母さんも 結婚生活で葛藤して、ほとんどもう家庭内離婚のような状態で、籍だけは入っている めかけ が、ほとんど別居 : : : 。お父さんの兄弟はみんなお妾さんが何人もいたり、四回も五 回も結婚したり、お母さんの家系もそういう家が多いとか、そういう場合は、お父さ ん、お母さんの血を引いて両方の因縁をもらう。こういう人は、自分が「好きだ / ・」 と思って男性を選ぶと、ほとんどの場合失敗する。なぜならば、それは結婚運のよく ないという因縁を持った自分が選ぶからである。「親の道、子が通る」とよく一言うが、
家族の結婚の状態を見れば大体わかる。相手の両親とか、兄弟姉妹が幸せな結婚をし ッ二、バッ三か、といったことが判断の決 ているか、それとも家庭内離婚状態か、バ め手になる。 家族に金持ちゃ、大して才能のある人もいないが、みんな夫婦仲よくいっていると いう家系は結婚運のいい家だ。そういう家庭の人を熱烈に好きだ 1 っという場合、そ ういう人と結婚すると、その結婚運のいいところに自分が引っ張られるから、比較的 失敗のない結婚になる。 だから、以上あげた三つの条件に合わせて相手を選んで結婚した場合は、年齢にあ べまり関係なくうまくいく。自分自身の家代々が非常に結婚運が良いと、幸せになるよ のうな人を自然に選んでしまう。自分の守護霊が、結婚できるようにいろいろ裏 ( 目に め 見えない世界Ⅱ霊界 ) で動いてくれるし、内面的な好みがピッタリの人を選んでしま の なその逆の、結婚運のよくない家系の人は、好みを抑えて自重して結婚相手を選ばう。 幸そうすると、悪い因縁も妹のほうにいったりして、自分は逃れられ、幸せな結婚がで 章きる。妹が自重するといとこのほうへいく。努力でカルマ ( 業 ) を乗り越えようとす 第るとい、つことは、そ、つい、つことだ。 ※守護霊 : : : 本人が天命に添って生きるように霊界から善導し、その人の魂の成長を第一として教育指導する尊い 存在。
相手の結婚運は、その家族の結婚運を見ればわかる /