第二章三宝荒神が守る′・企業繁栄の鉄則 一 ) 、つじん こ、つじん 荒神とは勾陣である えんのおづね 三宝荒神と役小角浦 弘法大師は三宝荒神にお参りしていた 三宝荒神はメイド・イン・ジャパンの仏様 経営には荒神様 / ニ 1 ズに合った神様・仏様 繁栄する経営鉄則①よかれよかれの思い 繁栄する経営鉄則②ひときわ目立っことをなすべし 繁栄する経営鉄則③ひときわ特色を持つべし間 繁栄する経営鉄則④ひときわ極めた日々を送れ 繁栄する経営鉄則⑤あでやかに魅力に満ちょ肥 繁栄する経営鉄則⑥一意専心
ていく者が尊いという神道が生まれた。現実が繁栄し、生成化育、進歩発展して いくことこそが尊いという宗教性である。神様の祝福に満ちた豊かな現実の国土、 風土ーー・その中から生まれ出てきた宗教である。現実を肯定する。したがって、 あいまいなままでも許され、他宗教とも結びついていくのだ。 そのような、神道的な精神に基づく宗教性というものが日本にはあるわけで、 これも立派な宗教である。すなわち、日本の宗教性というのは「現実の中」だか ら、我々は一生懸命、死ぬまで働けることを喜ぶということになる。 ジ その宗教観の違いは、企業の存在理由の違いにも現れる。 ネ マ キリスト教世界、とくに欧米では、従業員というのは会社の道具である。収益 神 が上がると、経営者ががつほりポ 1 ナスをもらい、配当をバ 1 ンと出す。 日本の企業は違う。会社のために会社がある。会社を存続させ、社員を幸せに る にしていくことが主である。経営者の取り分とか株主の配当よりも、備蓄して投資 川して、会社の繁栄を持続させることを主に考える。ということは、長い目で見れ ば欧米の企業と比べて、絶対に日本の企業が繁栄するに決まっている。コミュニ 章 五 第 ティ 1 が続いていくという点では、このやり方が一番いいのだから。経営者も株
じゅ も経営者がゆるみ切ったような日々を送っていると、気がついたときにはライバ ルに追い越されている。自分の特色だと思ったものは、当然他の会社もすぐに真 似をする。 しかし、神様の言葉をこの順序通りやっていけば会社の成功は、間違いなし。 「これ、繁栄のこつなり」 繁栄する経営鉄則⑤あでやかに魅力に満ちょ さらに、どんな精進をすればいいのかということが、次に展開されている。具 体的な精進の中身である。 「真は心に置きてあでやかに、魅力に満ちて語り行うべし。人来りて服するな 清荒神におられる三宝荒神は、でぶっちょの布袋様みたいな姿で、手に何か宝 珠を持っている。 普通の三宝荒神は、顔が三つに手が六本。そして、くわ 1 っと恐ろしい顔をし
第一章企業繁栄の超原則
第二章三宝荒神が守る / 企業繁栄の鉄則
えるのと同じ。それぞれ体質、環境が違うのだから、使い分けができるように主 体的に仏様を使いこなさなくてはいけない。仏様も健康食品も同じことである。 『神社で奇跡の開運』を読んだ人には復習になるが、三宝荒神は、につちもさっ ちもいかなくなったときに行くのが一番いい。そのうえ定期的にお参りしておけ ば、難が避けられて、台所が非常にうまくいくだろう。そのときどきのニ 1 ズに 合った神様や仏様があることも、合わせて知っておいていただきたい。 繁栄する経営鉄則①よかれよかれの思い この章のはじめに書いた言葉をもう一度見てみよう。 「人よかれの思い。物よかれの思い。世に役立っことを為さんの思い。すべて神 仏に愛でらるる企業の元なり。精進はそのためになせ。その精進に倍する幸せと ろく 恵みと福と祿を与えるのが荒神なり。ひときわ目立っことをなすべし。ひときわ 特色あるものを持て。ひときわ極めた日々を送れ。これ繁栄のこつなり。真は心
新書判のまえがき : ・ はじめに : 第一章企業繁栄の超原則 「世のため人のため」に潜むワナ 採算が上がることが「世のため人のため」四 特許でコケる中小企業 特許もので成功する秘訣 あの通販「二光ーの商売上手をみならえ / 小売り業の負債がふくらむ仕掛け 仕事と信仰の関係犯 直撃販売こそ訪問販売成功の秘訣 新しい試みは小さく始めよ町 不況のときは発願して飛躍する ほっがん
と ) 荒神とは勾陣である 「人よかれの思い 物よかれの思い 世に役立っことを為さんの思い すべて神仏に愛でらるる企業の元なり 精進はそのためになせ ろく その精進に倍する幸せと恵みと福と祿を与えるのが荒神なり ひときわ目立っことをなすべし ( 人々に知らしめる告知、宣伝、営業力のこ ひときわ特色あるものを持て ひときわ極めた日々を送れ これ繁栄のこつなり こうじん こうじん 5
はじめに 歴史上の名だたる人物の中には、政治家であれ、芸術家であれ、熱心な信仰を もっていた人物が多い。これらの人物は、雄大な志と、それを実行するだけの実 力があったことは言うまでもないが、それに加えて神仏の加護と天運によって、 歴史に残る偉大な業績を成し遂げることができたのである。 現代の大企業や中小企業でも、経営者には信仰を持っている人が多い 生き馬の目を抜くといわれる現代社会において、常に的確な判断と決断を要求 される経営者が、神仏を篤く崇敬するのは何ら不思議ではない。 無論、神仏が守っているから倒産しないというわけではないが、人間の努力だ けでは限界がある。圧倒的な成功と繁栄とは、人間の努力に加えて、神仏の応援 5
第一章企業繁栄の超原則 成功している人の三つの鉄則。一、勉強好き。二、素直。三、プラス発想。 なかなか含蓄のある言葉で、本当にそのとおりである。勉強好きがまず第一番。 次に素直に人の意見を聞く、素直に反省する。すると守護霊も周囲の人間も、引 き立ててやろうと思うものである。三番目がプラス発想。どんなことがあっても プラスにしか思わない。勉強好き・素直・プラス発想。これを満たしている人間 は必ず成功している。 こういう不況のときこそ、遊ばないで勉強することである。 神様や守護霊が「勉強せい。と言っているのだ。そして、やめずに続けること。 きっと役に立つように神様が導いてくださるはずである。 5