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検索対象: Wonderland Carnival 開催記念合同誌
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1. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

備津とピーターたけだった。ピーターの果物は早になく 「ああ、これは吉備団子と言ってだな」 なり、団子もみんながかわるがわるロ直しにと手を伸はし 「吉備団子たア ? 吉備津の名前が入ってんのか ? 」 「ああ。俺が俺の世界で鬼退治に出発するときに婆様が持たのでかなり多めに婆様に頼んだというのになくなって しまった。 たせてくれたものた」 「それって全然変わってないじゃない ! 」 「そうか ? 俺の名前が入っている時点て変わった食べ物 さんさん盛り上がった後、皆て後片付けをすることになり、 ではないかと思うが」 : と不満けなアリスをよしよし吉備津は持てるたけの食器を持ち炊事場へとやってきた。 そういういみじゃなー とシャドウが撫てているのを横目に、吉備津は皆に一つす各自が持ってきたものてあるから壊したりしてはいけな いと慎重に慎重に洗っていたところにサンドリョンが追 7 っ団子を配る。 2 加の皿を持ってやってきた。 「うん、おいしいね ) 」 「吉備津さん、これ追加てす・ : つ」 「おいしい・ : 」 「む、すまん。重いたろう。かたじけない」 「なかなか美味いじゃねえか」 「いえ、大丈夫です : ・えっと、どこに置いたら : ・」 ロに美味しい美味しいと言われてはまんさらてもない 「その、台の上においてくれぬか」 作ってくださった婆様に礼を言わねはな、と吉備津は思っ 「わかりました。ほかに何か手伝うことはありますか ? 」 「いや、いまのところは。それより、タ餉の支度はどうな るのだろうか ? 今日はマメールがいないだろう」 「そうでしたね : ・昨日がパンでしたから、今日はお米にす 士旧局、、 しわゆる変わり種ではないものを持ってきたのは吉

2. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

【起床】 る朝。 覚ます。 チュンチュン、小鳥の鳴き声でふと目を 季節は巡り、年月も幾らか流れたとあ 「桃様ァ ~ ~ い うとした最中、 そう思い上着を脱ぎ去り、いざ袖を通そ 朝の支度をせねばなるまい、 「吉備津彦」それが俺の名前だ。 れていた。 服の裏には朱色の刺繍で名前が施さ な品だ。 なる母が時間をかけて作ってくれた大切 炎のように真っ赤なその着物は、親愛 着物に手早く着替え始める。 いつものように寝床から抜け出すと、 と言ってくれたのである。 を、俺の為にわざわざ私室に使ってくれ もなかったが、物置に使っていたところ といっても別段置く物があるわけで く気に人っていた。 屋。 6 畳にも満たぬ小部屋だったが、深 いつからか与えられた、自分専用の部 玄関の引き戸を勢いよく開ける音が ー 0 仲間である留玉臣 ( とめたまおみ ) の威 勢の良い声が開こえる。 彼女は原典でいうところのキジにあ たる。灰色の長い髪と、クノイチのよう な身軽な軽装、手裏剣、そしてお面が特 徴的だ。 巷では熱狂的なファンも多く、彼女の ことを愛してやまない輩も多いだのなん だのと噂を開いたことがある。 うちには毎朝起こしにきてくれる・・ いや、正確には目が覚めて、 丁度この時間を見計らって来ている かのように思える・・ 明るく活発で、笑顔の絶やさない女性 である。 が故に。 ドタドタドタドタ・・ 欠点というものもある。 「桃様ァ ! お早う御座いま ~ 」 ー 65 ー

3. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

御伽の国の娯楽事情鉢 そういや 船長もさあ やつば憧れた 人とか いるのか ? : フフ、 まあな そ - っ 第ろ、つ 船長がそんなに。 慕うなんて どんな人だろ ? 実はは その者に敬意を 表し付けた名だ マジで ? 伸俺せ び様っ るのか 事腕く だも 本当は獲物も 別の名前に したかったが ・そう、 ゴムそれ以上は マスイせ END

4. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

【閑話休題】 「物語はお楽しみ頂けておりますでしょ うか ? 」 いつの間にか自分で本を取り読んで しまっていたことに気づき、少し恥すか しさを覚える。 「う少々メタな話ですが。一般的 に広められているものですと、鬼が島で 鬼を懲らしめ集落には平和が戻り、無事 に帰ってきた。めでたし。めでたし。と なっているかと思います」 確かに、ある日の朝から始まった物語 では、に筐体でも登場する仲間 所謂友と呼べる者らとのエピソード が短いながらも書かれていた。 「この桃太郎の伝承というものも実に奇 異なものでして、某所にもこの吉備津彦 を奉った神社があるのですけれど、 その地域から少し離れた場所にも、同じ 名前の神社が幾つも存在しているのです。 それも 1 つや 2 つではありません。いく つもの伝説を抱えていらっしやるのでし ようね。 3 、」 1 日を記したこの書物は 【起床】【昼】 【夕方】【夜】【深夜】 と 5 部の構成になっているようだが、明 らかにページが足りていないのだ。まだ 2 部までしか読めていない。まるで中身 がごっそり抜き取られているかのようだ。 「あら ? 気づいてしまわれましたわ ね・・・。御国の世界では先日より、論争が 絶えす勃発しておりまして、物語の破壊、 消滅を目論む闇の軍勢というによっ て、ページの大半が焼き払われてしまっ たのですわ」 マメールから借りた本をふと見る と・・・この本の頭には目次がついている。 ・・闇の軍勢。 ー 70 ー

5. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

「あ、アシェンプテルさん ? 一体、何を : : : ? 」 胸元から驚きの声が上がるが返答はせす、アシェンプテルは覚悟を決めるように大きく息を吐き出した。 「魔法が解けて、戦えなくなったとしても、私にはお前が必要た。誰が何と言おうと、私はお前の傍にい よう。そして、お前を守ってみせる。たから、そんなに恐れるな」 一呼吸置き、金色の髪を優しく撫でながら、次の言葉を紡き出す。 「それに、たな。お前には私のような捻くれ者をも変えた『優しさ』を持っている。その優しさは、誰も が持てるものではないのたそ ? たから : : : 自分には何もない等と悲しい事を言わないでおくれ」 言い終えると、アシェンプテルは溜め込んていた息を吐き出した。騒がしい心音と夜風が耳に響く。静 寂が続くにつれ、上手く一言えたか不安になっていく。やがて、サンドリョンはゆっくりと顔を見上ける。 3 4 エメラルドの瞳を潤ませながら、柔らかな微笑を浮かべるその表情に、先程の暗さは無かった。 「ありがとうこさいます。とても、とても嬉しいです : : : 」 震えた声でそう一言うと、サンドリョンは両腕をアシェンプテルの背中に囘し、ギュッと抱きしめてくる。 儚くも美しい、白き姫君の微笑を取り戻したアシェンプテルは、己の行動が間違いでは無い事に、安堵の 溜息をついた。 「やつはりあなたは優しくて、強いお方なのですね。あなたの言葉はいつも私を元気づけてくれます」 ・互いに強く、相手に 「そうだったのか ? 私からすれは、お前が私を変えたようなものなのたがな。 影響を与えている、という事なのだろうか」

6. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

子供の面倒を見るような、騒がしいお茶会を済ませたその夜・ 聞こえてくるのは虫や獣の鳴き声くらい。そんな静かな夜の空気が心地よい 昼間はアリスやミクサ達がおしゃべりを楽しむこの庭園も、夜では人影は見当たらない 思わす鼻歌でも交えてしまいそうな気分で、月明かりの読書を楽しむ。 「あら、淑女がこんな夜中に明かりもつけす、一人で読書なんて感心しませんわね」 「またお前か・ 声をかけられたので顔をあけると、ほんやりと月光が降り注ぐ庭園に明かりを持った金 髪少女の姿が浮かんでいる。 「またお前か、と言われましても困りますわ」 「私をこうも付け囘して、お前はストーカーなのか ? 」 「いえいえ、ストーカーなどではこさいません。わたくしはアシェお姉様の一番のファン これはするいじゃないか。ここで帰ったら私か完全に悪者だ。 「わかったわかった。相席すれはいいだろう ? 」 「アシェお姉様が話の分かる方で良かったですわ」 「はいは、 そんなやり取りを見るマメールの笑顔か憎たらしく田 0 えたが、お茶会自体は和やかに始 まった。 〇 7 7

7. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

て目を開けてみると、端の方に一つの後ろ姿が佇んでいるのが目に入った。 白のワンピース状の寝間着を着て、絹のような金髪を風になびかせるその女性は、つい先ほどアシェン プテルが一緒にいて欲しいと願っていた人物であった。 「サンドリョンか ? 」 「あら、アシェンプテルさん、こんはんは」 自分の名を呼ぶ声に気づき、くるりと身体の向きを変えた純白のシンデレラ、サンドリョンは柔らかい 微笑みを浮かべた。その微笑が自分の来訪を歓迎するように思えたアシェンプテルは、嬉しそうにロの端 を歪めながらサンドリョンの所へと歩み始める。 「とうしたのですか ? こんな夜中に」 「少々寝付けんので、夜風にでも浴びようと思ってな。そういうお前こそどうしてここに ? 」 「私も何たか寝付けなくて : : : ふふつ、一緒ですねー 「そんな事で一緒になっても嬉しくも何ともないであろうに」 つまらない事で喜ぶサンドリョンに対し、アシェンプテルは半は呆れ、半は嬉しそうに苦笑を浮かべる。 「ほら、見てくたさい。 今日も月がとても綺麗なんですよ」 アシェンプテルが隣に到着したのと同時に、サンドリョンは向きを戻すと夜空を指さす。釣られて顔を 上けてみると、見渡す限り漆黒の闇が広がる中、ちりはめられた星と共に満月が綺麗に輝いていた。 「確かに綺麗たな。まあ、お前の方が綺麗たとは思うがな」 8 3

8. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

「そんな事は無いですよ。にた、早く寝ないと明日に響くと思って : : : 」 「 : : : お前はいつもそうだ。悩みや不安があっても自分たけで背負おうとする。そんなに私は信用てきな いのか ? 」 「違います ! そうじゃないんですー・でも : : : 」 身体をアシェンプテルンの方に向け、首を左右に振って強く否定するが、その後の言葉が出てこない 変なところで強情な彼女の態度に、アシェンプテルは大きく息を吐きだした。 「何か悩んでいるのであれは、私はお前の力になりたい。たから、話してくれないか ? 」 真正面に見据えながら優しく諭すアシェンプテルの姿に折れたのか、サンドリョンはやがてゆっくりと 首を縦に振った。さああっと風が騒き出す中、白きシンデレラは覚悟を決めるように深呼吸をした後に、 重苦しい口を開いた。 「シンデレラは、十一一時を過きると魔法が解けてしまう : : : というのは、こ存知ですよね」 「当然であろう。細部は違うが、基本的にはそういうお伽噺だ」 「 : : : 私は魔法で戦えるようになったたけの、冒、 し女なんです。だから、魔法が解けてしまったら、私は 戦えなくなってしまいます」 両腕で自分の身体をそっと抱きしめながら、サンドリョンは言葉を続ける。 「戦えない私に、価値なんてありません。私には、何もないんです。皆さんみたいな強い力も、も、何 も : : : たから、もし、十一一時を過きて、魔法が解けてしまったらと思うと、怖くて : : : 」 4

9. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

度重なる問答と 紆余曲折の やり取りの末 ニ人は ヒップホッブ系 ュニットを 結成した ど一つしてちょっと 消灯 : だよ【 0 ロ凵ロ ; ピあそ ーなう タたい ツ ド フレイム ンヨット・ 0 何の 韻踏みだそれは きた大 つい好 と焼物 きは さ お前は 無理すんな 7

10. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

論みなさんの五千円 ウ感謝いたしますー . 一それでな それでな : しけご 続くのか メ老、つ聞 - こえる 集金 敵軍は一」れ 私一人じゃ できなかったよ ′ : ニ 1 ン ・ " いーい 1 ハい、い“い、い " 持ち出してくる ネタが本当闇 ありがとー もうらら・ 一」れも みんなの ガ・ダムの お陰なんだよ っ・ - え ハイロットはこれ ありえそうな チョイスやめろ 破 聞こえるだろ こんな風に 夢広がるな 不思議国 一れもお前達のお金だせー ってってるし とりあえす耳鼻科 行って来い 0 ◆ 0 ◆ って - つか