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検索対象: Wonderland Carnival 開催記念合同誌
47件見つかりました。

1. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

なんでそんな突殀 グループなんて 作ろうと思ったんだ ? 学お前らって 別に接点とか 無かっただろうに デ骨コ 思船言 い長いク だ溶ラ 出の合サ ぞけ等 し言っち るの た葉てや と炭 のをるん い酸 時と 話料 9 ばで ミクサとシレネッタの合体岐 ( 仮 ) 話合私ま 周囲の味方の HP と MP を回復し、 な体とあ 凄経 金連と仕事連と健康運を大鬲アップる ん技ミそ ぃ緯 アイアン・ 7 ックに寿司をつてえる だがクん 効は ※初果には個人嵳がありま 0 。 よ出サな 果と ね来ちこ たやん なか つんな てので そんな 大したこと 言ってなくね ?

2. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

【起床】 る朝。 覚ます。 チュンチュン、小鳥の鳴き声でふと目を 季節は巡り、年月も幾らか流れたとあ 「桃様ァ ~ ~ い うとした最中、 そう思い上着を脱ぎ去り、いざ袖を通そ 朝の支度をせねばなるまい、 「吉備津彦」それが俺の名前だ。 れていた。 服の裏には朱色の刺繍で名前が施さ な品だ。 なる母が時間をかけて作ってくれた大切 炎のように真っ赤なその着物は、親愛 着物に手早く着替え始める。 いつものように寝床から抜け出すと、 と言ってくれたのである。 を、俺の為にわざわざ私室に使ってくれ もなかったが、物置に使っていたところ といっても別段置く物があるわけで く気に人っていた。 屋。 6 畳にも満たぬ小部屋だったが、深 いつからか与えられた、自分専用の部 玄関の引き戸を勢いよく開ける音が ー 0 仲間である留玉臣 ( とめたまおみ ) の威 勢の良い声が開こえる。 彼女は原典でいうところのキジにあ たる。灰色の長い髪と、クノイチのよう な身軽な軽装、手裏剣、そしてお面が特 徴的だ。 巷では熱狂的なファンも多く、彼女の ことを愛してやまない輩も多いだのなん だのと噂を開いたことがある。 うちには毎朝起こしにきてくれる・・ いや、正確には目が覚めて、 丁度この時間を見計らって来ている かのように思える・・ 明るく活発で、笑顔の絶やさない女性 である。 が故に。 ドタドタドタドタ・・ 欠点というものもある。 「桃様ァ ! お早う御座いま ~ 」 ー 65 ー

3. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

( ああ、桃様っ ! 今日も一段と凛々しゅう御 座います、私のような犬畜生が桃様のお傍 にお仕えでき、大変喜ばしく思っておりま す。その全てを射抜く真っ直ぐな瞳と、日 頃の鍛錬の賜物と言って良い健康的な肉体。 まさに私の理想、憧れの集大成で御座いま す。私がどのような暮らしを営もうとも、 桃様のように遥か高みに位置する方には到 底、足元にも及ぶことすら許されません。 でも、どうか、ただ、今だけ、瞬間、この 刹那、桃様の面前を世界でただ一人、私だ けが独り占めできるというものなのです。 あの日あの道端で俺と共に鬼を退治してく れないかと言われたあの瞬間から、私の人 生、いえ、今後私に子が出来ようともすっ と、未来永劫、桃様を始めとする父上殿、 母上殿、吉備津一族を守りたい一心で日々 を生きております。この気持ち、どうか桃 様にだけは悟られないで欲しい、決して知 られてはいけないものなのに ・どうして こんなに胸が昂ぶるのでございましようか。 愛しい、尊い。恋患いなわけがない、なぜ なら桃様と私は同じ性別の人間であるが故、 生物として踏み出してはいけない禁忌なの です・・・。でもいつかは伝える時が必ず来る かもしれない、そんな日がもし来るとして も、どうかそれまでは、いつまでも果敢で 細で健気なオ兆様をすっとお守りしていき たい所存でございます、これからもお慕い 申しております・・・。 ) 「・・・い ? ・・・ぬか・・・い ? おい、犬飼 ? 」 駄目だ、完全に意識が飛んでしまってい そんな犬飼を尻目に華麗な箸捌きで ちょっかいを出すのは楽々森彦 ( ささも りひこ ) 。猿のお面が特徴的だ。 身のこなしも秀でており、よく住処の 森から木の実や果実を分けてもらったり している。 1 若いように見える彼だが、実際の ところ友である 3 人の実年齢というもの を知らない。 まあそのような些細なことなど関係 ないのだが ー 69 ー

4. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

「何度も繰り返すようでですが、 いすれ、いつかこの本は必す完全な状態 に戻ります。 ・・ですけれど、童話の世界の物語は 全てがハッピーエンドではありませんわ。 愛が無ければ視えない。そういう含み の言い方をしたいわけではありませんが、 作り手によっては悪意や憎悪に満ちた物 語だった。 という可能性も否定ができません。真 実、虚実に関わらす、どうか好奇心で身 を滅ぼさぬようお気を付け下さいね」 ・・よく言っていることが理解できな かった。いずれは読むことができるとい うことは悪いことではない。 気長に待っとしよう。 「大変長らくお待たせしました、チケ ットのご用意ができましたわ。如何なさ いますか ? 」 伝承話も気になるが、本来は入国する ためにここに来たのだということを思い 出す。 椅子からゆっくりと立ち上がると、マ メールからチケットを受け取り、白く輝 く出口まで歩き出す。 スタスタと耳触りの良く、かっ静かな 足音と、腰当の甲胄がへの意識を高 めてくれる。 鈍い藍色の着物に身を包んだ男は、蒼 い龍が刻み込まれた銀色の滅鬼刀を担ぎ、 徐々に徐々に図書館から遠のいてい 青白く冷ややかな輝きを放つ小手で 宙を切り、身を翻す。そこには先程まで 読みふけっていた読書机と、一時の間で はあったが世話をしてくれたマメールが いた。 またチケットを切らしてしまってい たら此処に来ることになるのだろうか。 あまり来たくはないが、この先も退屈す ることはなさそうだ。 そんな物思いに耽っていると、マメー ルが「早く行け」と言っているように 礼をしてきている 致し方ない。行くとしようじゃないか。 神筆を求め遥か高みへ、新たな戦場へ。 「・・・わんだーら一ん」 ー【童話】は、 全て【戦だった一 Thank you for Reading!! Writtenby わいるど ー 72 ー

5. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

論みなさんの五千円 ウ感謝いたしますー . 一それでな それでな : しけご 続くのか メ老、つ聞 - こえる 集金 敵軍は一」れ 私一人じゃ できなかったよ ′ : ニ 1 ン ・ " いーい 1 ハい、い“い、い " 持ち出してくる ネタが本当闇 ありがとー もうらら・ 一」れも みんなの ガ・ダムの お陰なんだよ っ・ - え ハイロットはこれ ありえそうな チョイスやめろ 破 聞こえるだろ こんな風に 夢広がるな 不思議国 一れもお前達のお金だせー ってってるし とりあえす耳鼻科 行って来い 0 ◆ 0 ◆ って - つか

6. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

るのはどうですか ? 」 サンドリョンの出て行った扉を見つめながら、抱きしめた 棚の中の物を見ながら、吉備津は答える。 瞬間の女性特有の柔らかさを思い出してしまいふと顔が 「野菜や芋があるようだから、煮物はどうだろうか」 熱くなる。サンドリョンは共に闘う仲間なのだから邪な気 「いいですね ! では、ますお米を炊かないと : ・きやっ」 にあてられてはならない。そう自分に言い聞かせながら、 「サンドリョン ! ? 」 ひたすら洗いものに集中する。無心になるのた、俺よ : ・そ 米の袋の紐に足を引っ掛けて倒れかけたサンドリョンをう念じながら吉備津はひたすら皿洗いに集中した。 とっさに支える。 「 : ・平気か ? 」 「吉備津さん、あの、その : ・」 洗い物を終え、外へ出て一息ついたところたった。 「 : ・ ? あ、ああ : ・すまぬ」 「あ、いたいた吉備津ー ! 」 咄嗟に前から抱きしめるような姿勢になっていたことにものすこい勢いて飛んできたピーターはあわや壁にぶつ 気づき、吉備津はあわててサンドリョンから距離をとった。かろうかというところでびたっと止まると、まくしたてる ししえこちらこそすみません ! ! 別に嫌たった訳ではように吉備津に言った。 「なあなあ ! またヤマト ? の話してくれよ ! こないだ聞 そこまで言ってハッとしたように言葉を切る。気ますい空 いたみたいなやっ ! 助けたカメが海の中の城に連れてつ 気が流れる中、 てくれるやっとか ! 」 「あ、まだ洗い物があったはすなので私取ってきます ! 」「サンド、私たちにもこのあいたのお話の続きしてー サンドリョンは逃けるように出て行った。 「わたしも : ・聞きたい」 ピーターを追いかけるようにとたとたと駆けよってきた 8 2

7. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

「たーかーらー ! なんて俺なんだよ ! ? 」 「これはサルミアッキつて言ってね。リコリスと、え 「いや、こういうものはやはりおまえが一番合うというか、つと、あんもなんとかっていうのが入っててね ! 」 なんというか」 「塩化アンモ一一ウム、たよ、アリス」 「よろしく頼むせエー 「そうそれ ! えんかアンモ一一ウムっていうしよっはい粉 「たまにはみんなもやれよ ! 美猴たってせってー腹壊しとリコリスっていうあまーいお花を混せた飴なんたよ ! 」 たりしなさそうじゃん ! 」 ピーターの一番やつらやいけねえ組み合わせじゃねえの そうきゃんきゃん噛み付くのが面白くてやられているのそれ : ・というホソッとした呟きはそこにいた全員が心の が当人にはわかっていないらし、。攵 し昔々喚いた挙切、ピー 中で思っていたに違いない ターはスプーンを取った。 「すっこい気に入る人とすっこい嫌いな人と一一つに分か 「た、食べるからな ! ? 」 れるらしいけど、ここにいる人はみんなダメかもね。私も 6 2 皆が固唾を飲んで見守る中、スプーンを口に入れる。と、ダメだもん」 同時に口を押さえてしやがみ込んた。 「んなもん人に食わせんなー そして盛大に噎せた後涙目になりながら声を上けた。 ピーターの絶叫だけが響き渡ったのたった。 「な、な、なんたよこれ ! ! 」 「タネ明かし、しらやう ? 」 「しらやおっか ) 」 「次は、お侍さんの番だねー 「「いえーい☆いたすら、大成功☆」」 「ああ、そうたなー ピーターには悪いが、手を合わせて無邪気に悪戯の成功を「ん : ・これ、おいしそう : ・」 喜んでいる一一人を怒れるものなどその場にはいなかった。ミクサが広けた包みの中を見て = - 己う。

8. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

、素敵な企画に彡加出来て シレネッタ is 刄吏 昨年から念願だった サ声増えると そして、メロウ is 気申 『ワンカニ』への参加を 無事果たすことが出来まし いいよあ 3 運営の皆さまに感謝致しま アシエサンもっと流行れ シンデレラ百合推進委員会 ホッちゃん ) LAO. 素敵本に参加させていたにき - 祝☆ワンカ崔 ! ワンカニ開催おめてとう ありかとうこさいました : を ( す、べっき一と申します こさいます ! 次囘、次々回 シレネは個人誌で頑張るます : 青 ) AA4 化カ月目 ) と続いていきますように ! wlw 子き ミクサ、でこ、ます : マッチしたら宣しくね しやけこ 水中ナマ べっき一 拙いなからも wlw か好き , いつも可愛いまかり描いて ワンカニ開イ崔記念合同誌 いるので今回も可愛い子ま なのて描かせて頂きました 発行おめでとうこさいます ! ケームでマッチすることが ~ かり描かせていたにきました ! と wlw に出会えたお陰て愛を ありましたらお手柔らかに よろしくう ! き込めて描かせて頂きましに ! お願いします - おねがいしまあーす ! 有難う御座いました ! くすお 和三郎 ハセカつかなて 参加させていこたき C 合志有難う征座ノ、ました どうも海月です。たまには ありがとうこさいました ミクサに暖かい思いをさせて つミク x リン好きな気持らを : 目指せ ( 死舟脹全ー あけようと思ったらむしろ 漫画にしました ! ハイトの」 - 」 暑そうになってしまいました → : 多大な臨射を ( ' へべ * ) : 割と生きてます みづきまさみ てりとり一 祝・ワンカニ尸崔 、以上 31 名の神筆使い達による 執筆内容はアシェ X リンの スールみたいな百合」騎 才尻吾の一片、いかがでしたか ? に仕上けてみましたが 今もまたどこかで新たな物語が ' いかがたったでしようか ? 、生まれているかもしれません 蓮見悠 ・・わんだーら一ん この度はワンダーランドカーコヾル・開催記念合同誌ー S 、 ^ t& 田 m ーを ト お手にとっていただきありがとうこさいます。主催井ゆうなです。 ワンダーのキャスト達カ驕力的過きて「ワンダーの薄い本欲し、なあ・・・」 と思い始めたのカりンカニ開催を決めるきっかけでした。 ト イベント主催・合同誌主催・そ者・・・どれも初めて行うもので ト 何も分からず、手探り状態で各方面にこ迷惑をおかけすることもありましたが 皆さんがこの本を手に取れているということは何とかなってるはすなので安乢 ワンカニを彁崔するに当たって、辛いこともキツイこともありましたが ト イベントを楽しみにしていてくれる皆さ声が心の支えでし ト 時間のあまりない中こんなにもな作品を寄稿してくださった執筆者 後 の方々には射の言葉しかありません。本当に嬉し、です。 ありがとう SE 〇 A ! ありがとうワンダーランドウォーズ ! ト そしてグームを支える神筆者の皆さ本当に本当にありがとうこさいます またどこか・・・グーム画面の司こうでお会いしましよう ~ ( ですけど ) 桜井ゆうな ( クレセリア )

9. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

もぐもぐと口を動かしながら、ピーターは言う。 お次はアリスの番。アリスは小さな箱を取り出し、中から 「そうか、ならは食べても大丈夫たな。リン、皿をとってスプーンで何かをすくい上けるとそのままはい、と差し出 くれ」 した。 「わかりましたわー ) 」 「・ : おい待て。なんだこれは」 そうして取り分けられた料理が皆に料理が配られるが。 アシェンプテルがスプーンに乗った物体をこわこわ持ち 「・ : 俺は毒味係じゃねーんたけど」 上けた。黒い小さな物体が載っている。またしても珍妙な というピーターの呟きに反応する者はいなかった。 物体だ。 「何だと思う ? 」 「ふふん、当たるかにやー ? 」 その後ピーターの番になったが、探しロった挙切ネハーラアリスとシャリスが顔を見合わせて楽しけな笑みを浮か一 ンドには珍味という珍味がなかったそうで、持ってきてい べているところを見る限り、西洋の食べ物らしい。だがス たのは普通の果物だった。今はちょうど葡萄の季節だそうカーレットにもサンドリョンにもわからないらしく、視線 で、とても絶品で、皆ロに美味しいと言う。 を送っても首を振っている。 「俺が選んたんだから当たり前だろ ! 」 「これは・ : 飴か ? それにしても嫌な色をしているな : ・」 と得意けな顔をするピーターはいつもほめられた時より「だ、誰が最初に食べるんですの : ・ ? 」 嬉しそうだった。きっと、「ネハーランドの果物が褒めら「それは : ・もちろん : ・」 れたーことが嬉しかったのであろう。 全員の視線がこれまたお決まりの様にふよふよと宙に浮 かぶ少年へと集中する。 5 2

10. Wonderland Carnival 開催記念合同誌

「 : : : サンドリョン : : : 」 声を震えさせ、抱きしめる力を強めながら必死に耐えるサンドリョンの姿を見て、アシェンプテルは今 の今まで彼女の心の闇に気付け無かった自分を不甲斐なく思った。 アシェンプテルには実母が魔女であることもあって魔女の力も持っている。魔法が無くても戦う事は出 来るため、魔法が解ける事にそこまで恐怖を感じなかった。 たが、サンドリョンは違う。彼女は魔法をかけられるまては、何処にでもいる普通の女性たったのた。 優しいだけでなく責任感も強い彼女の事た。戦えなくなり、仲間たちの足手まといになる事を極端に恐 れているのたろう。辛いのは皆同じだから、自分たけ弱音を吐いてはいけないと思っていたのたろう。 今夜たけではなく、不安になった夜には、今のように独りでここに佇んでいたのかもしれない。増大す 2 4 る不安を誰にも打ち明けられす、魔法が解けない事を祈りながら、たたたた十一一の時が過きるのをたった一 独りで待ち続けながら : ( 何か、してやれないのたろうか ) 目の前で恐怖に怯える白きシンデレラに何かしてあけたい。守ってやりたい。そう強く想いながらも、 とうすれは彼女の闇を晴らせるのかを思索する。 ( : : : 上手く出来るかどうか不安だが、やってみるしかあるまい ) 思考の果てに、ある答えを見出したアシェンプテルは、サンドリョンの後頭部に両手を優しく添えると、 そのまま自分の胸部に抱き寄せる。