地域振興事例の紹介という事で、近なり得、その拡散はファン同士の交流産もないという問題があり。来てくれ 4 年の萌えアニメ町おこしの契機となつを超えてしまう時代が来ていたのです。た人に楽しんで帰ってもらうために何 たらき☆すた町おこし ( 鷲宮町 ) につい ここで逆に危惧されたのはオタクがか出来ないかと考え、ファンへの聞き取 > て、あらためて放映時からの経緯を振地域を訪れることに対するバッシングりや角川書店に連絡を取り企画を進訪 探 り返ってみたいと思います。 でした。ネットで火が付き始めていためることとなっていきます。 「歌ってみた・踊ってみた」等の行動投稿後に実感しますが、この商工会とい まず前提として、アニメ聖地巡礼がはエンターテイメント性が高いものの、 う組織の大きさは絶妙に良いものでし 定着した現在の雰囲気と違い、らき☆問題行動も指摘され始めていました。 た。自治体行政や大きい組合の組織で すたが放送開始された当時はアニメの埼玉は人口密集地の東京からもアクセは、本来出来ることは多いはずなのに 舞台を訪れる聖地巡礼という行動・単スが良いためネットで注目したアニメフ決断や予算の点でどうしても行動が鈍 語自体が一般に知られていなかったことアンが住宅地や学校、神社などにやつりやすいようです。かといってこれが一 を踏まえる必要があります。 てくるのは想像に難くありませんでし部の個人商店等で地域の町おこしを押 アニメの舞台を実際の土地柄に求めた。 ( 私はこの時点で余計な誤解を避していっても周りが付いてきません。む るのは珍しいことではなく、年代以けるため、公式にしろ非公式にしろ訪しろ一部が有名になったり儲かること 前も一部アニメのファンの間では楽しまれるファンにガイド資料が必要だろう に反感を覚えることさえあります。商 れてきた行動ですが、あくまでのそのと思い立ち、ガイド同人誌を発行する工会という、加盟の地元商店ひいては 小さなコミュニティの中での楽しみ方のこととなりました。 ) 地域の利益をある程度考えられる立場 一つでした。 から商品開発販売、地元商店の経営を この年には実際に動く人がなぜ増 だんだん鷲宮にやってくるアニメフ助ける形での企画の拡大が可能な組織 えたのか、なぜ話題が大きくなったのかアンが見受けられるようになってきたとして町おこしに素早く動いてくれま し ロ といえば、個人プログの普及やニコニコ頃、商工会と町議会の方でも鷲宮神社した。 動画等の動画・写真情報の個人発信前がアニメに出ている事に気が付かれ最大の転機となったのは年月の ル , 物 と共有が本格化したことが大きな要因ました。しかし、せつかく人が来てくれらき☆すた公式参拝 & プランチイベン と考えられています。誰もが発信者にるのに、観光地ではない鷲宮にはお土トでした。現地商工会が主催、神社も 阜話今 鷲宮とらき☆すたの出会い サークル「みるゆ ~ む」 伊月
記念すべき探訪路第ー号に寄稿させこれは当時の時代背景 ( ? ) を少し思といった目立っ PR は商店街を中心と 2 ていただき、ありがとうごさいます。おい 出していただく必要があるのですが、 し、さり気ない形で史跡観光地区との 0 題が「今だから = = ロえる 5 」ということで貶年はま聖地巡礼当が知名度を増すと住み分けも意識しました。 路 すので、活動内容の紹介は略歴にとど同時に、 N 工 K 「クローズアップ現代」の 訪 探 め、個人的な考えや感想のようなもの反響など、ネットを中心に炎上しやす 先達に学んだ活動方針 をお話させていただこうと思います。活い時期でした。高山が舞台のアニメは、 動の大前提としてアニメの版権会社様実は「氷菓」の前年にも放送されていた 前項に挙げたような目的意識のもと との相互協力があるのですが、その辺のですが、残念なことに聖地巡礼に関に活動の具体的内容を考えていったの はお話できる立場ではないので本稿でして、スポーツ新聞ネタにまでなったトですが、その点に関しては、多くの先行 は触れません。「作品」「舞台地域」「フラブルも発生していました。実はこの事例を参考にさせていただきました。 アン」の状況は千差万別ですので、あく件に関して高山市民はほとんど知る人特に「らき☆すた」の鷲宮さんと「あの まで一例として受け止めていただけれもいない程なのですが、現実よりも扇情夏で待ってる」の小諸さんは関係者の ば幸いです。 的にネットで評判が刻まれてしまう、そ方にお話を伺わせていただくなど、参 んな危うさを一人のアニメファンとして考にさせていただいたことが多く、改め 感じていました。 てこの場を借りて御礼申し上げます。 「地域振興」は建前 ? また、高山市が元々観光地として一 活動は、全国のファンに対する と、地元の方への作品理解周知の両面 こうした活動で地元に協力を求める定の評価を得ていることも、こうした 際は、分かりやすく観光誘客のーっと危惧を持った一因でした。アニメを見てで取り組もうと考えました。 ファンの方に対しては、『高山は「氷 して理解を求めることもあるのですが、高山にいらっしやる方も歴史建造物等 私個人が活動を始めた目的は少し違っを楽しみにされる方も、どちらも大切菓」ファンの来訪を歓迎している』とい し ていて、「訪れるであろうアニメファンのなお客様です。地元の方にアニメファン うメッセージを伝え、気持よく訪れてい 方が、トラブルなく気持よく舞台を散が何を楽しみに来られるのか理解してただくことを目指し、市内の観光施設 ル , 物 いただくと同時に、観光客同士でも無等でポスターを掲示したり、ファンの方 日策できるように、地元の受け入れ意識・ が集う拠点とすべく観光案内施設の 体制を整えておく」というものでした。用な軋轢が生まれないよう、ポスター 阜話明今 「氷菓」 x 「飛騨高山」が 目指したもの ( 前編 ) 高山「氷菓」応援委員会発起人 雀歩
コンテンツツーリズムは、どうなれば成功なのか、 貶年の観光立国推進基本計画に「アニメ」の文ることながら、現地で様々な交流が起こり、文化 字が躍ったのは、官僚にアニメ好きがいたからといが創出されていく様子が見られた ( 岡本 20 一 3 、どういう状況を失敗と言うのか、どういった主体 うわけではない ( 実際、いるのかもしれないが ) 。「政 20 一 4 ) 。当初はファンや地域の自発的な行動からによってどのように行われるべきなのか・ : 。こうし た問題は、今すぐに一つの答えが定まるものではな 策」と聞いてイメージしやすいのはトップダウン的始まっていたが、今や、舞台探訪や聖地巡礼が起 いが、過去の事例の経緯や分析から学ぶことは多 こることを前提に、仕掛けるコンテンツツーリズム に「国」が考えたことが下りてくるという状況だ 。今回のコラムでは、雀歩氏と伊月氏のこれま が、おそらく今回はそうではない。「アニメ」というも珍しくない。様々な事例があり、そこでは様々な コンテンツが観光を促す動機になり、それをきっか主体が関係しあって実践が行われている ( 岡本でのお取り組みが掲載されている。舞台探訪コミ ュニテイメンバーのお一一人が織りなす実践の様子 けに地域振興が行われる事例がすでに出てきてい 20 一 6 ) 。 このような状況の変化とともに、コンテンツツを、皆さんとともに楽しませていただこうと思う。 たからであろう。いわばポトムアップ的な動きだ。 リズムの研究者も増加した。学会でコンテンツ アニメの舞台をめぐる行為がいっから始まった ツーリズムの話をしても、かってのような拒否反 かには諸説あるが、年代前半ごろには始まり、 【参考文献】 当時はまだ一部のファン活動たったが、その後、イ応は少なくなった。修士論文や卒業論文、レポー ンターネットやモバイル機器の発展・普及によってトなどで扱いたいという学生も増えた。授業の中 ・岡本健 ( 20 一 I) 「交流の回路としての観光〕ア ニメ聖地巡礼から考える情報社会の旅行コ 拡がったと考えられる ( 岡本 20 一 3 ) 。舞台探訪者でコンテンツツーリズムの話をすると、年々反応す ミュニケーション」『人工知能学会誌』 26 ( 3 ). がアニメを視聴し、様々な証拠から舞台を探し出る学生が増えているように思える。研究対象とし して見つける。その情報がウエプや同人誌を通じて認められ始めたのだろう。一方で気になる点も . ~ 〔 6 ー 263 ・岡本健 ( 20 一 3 ) 『 n 次創作観光ーアニメ聖地 て発信され、人々が「聖地巡礼」を行う。これをきある。注目される分野になったのは良いのだが、先 巡礼 / コンテンツツーリズム / 観光社会学の つかけに地域の人々やコンテンツ製作者が動き、観行研究の読み込みが甘かったり、すでに発信され 可能性』北海道冒険芸術出版 光・地域振興が起こる事例が出て来た。『おねがいている情報を無視してすぐに現場に調査に行って ーマンガ・アニメで ・岡本健 ( 20 一 4 ) 「神社巡礼 ティーチャー』の木崎湖は有名だが、マスメディアしまう例が見られたりしている。あるいは、現場 人気の「聖地」をめぐる』ェクスナレッジ 物を賑わした嚆矢は『らき☆すた』の鷲宮だろう。『らを調査していない論者による十把一絡げの印象論 ・岡本健 ( 20 一 5 ) 『コンテンツツーリズム研究 る昔 せ今き☆すた』の事例を皮切りに、様々な地域でコンテも横行している。 ー情報社会の観光行動と地域振興』 らこンツツーリズムが実践され、そのことが新聞やテレ 福村出版 かお だえビで取り上げられた。入込客数や経済効果もさ 今萌 5
基調論文 語コンテンツツーリスムの変遷 ー舞台探訪から聖地巡礼、そして、地域振興へ 奈良県立大学准教授岡本健 委員会講評には「受動的にアニメの舞台となったコミュニティの皆さんにも本当にお世話になった。 ことを契機としたのではなく、企画の当初段階か舞台探訪のことをよくわかっていない筆者に対し らアニメを活用したまちおこしを目指し、地域とて丁寧に、時にはマニアックすぎるご指導をいただ いた。インタビューやアンケートにもご協力いただ 年 3 月に閣議決定された「観光立国推進基アニメ会社が連携して取り組んでいる点を評価」 とある。 いた ( 岡本 20 一 I)O そうして何とか研究成果を出 本計画」。その中の、「新たな観光旅行の分野の開 し、学会で発表したところ、次のような意見が噴 拓」と書かれたセクションに②「各ニューツーリズ時代は変わったものだ。筆者がコンテンツツー ムの推進」という項目がある。エコツーリズム ( 自リズムの研究を始めたのは年 3 月、大学院修士出。「宗教的な「聖地巡礼」という言葉をアニメの 然観光 ) 、グリーン・ツーリズム ( 農山漁村観光 ) 、課程で観光を学び始めてー年が経とうかという時ような文化に使っているのがけしからん」「そもそ 文化観光、産業観光などに並んで、アニメを観光だった。埼玉県の鷲宮町で開催されたイベントにも宿泊していないのでこれは観光ではない」「持続 資源としたニューツーリズムの推進が掲げられて指導教員の山村高淑先生とともにお邪魔し、眼可能ではないから意味が無い」「オタクは金を使わ いる。具体的には「作品の舞台となった地域への前に広がるその活気、面白さ、可能性に触れて「観ないから経済効果が期待できない」 : ・。そんな状 訪問など、参加者に対して周辺観光を促す地域の光にはこういう「面白さ」こそが必要だ」「この状況だったのだ。これが冒頭の状況になったのはいっ たい何故なのか。その経緯を少し整理してみたい 取組みを支援する」とある。実際、観光庁は年況がどのように起こって来たのか知りたい」そう 6 月に『ガールズ & 。ハンツアー』と連動した大洗町思って研究を始めた。調査に際しては、地域の方々と思う。 の取り組みに対して奨励賞を授与。この時の審査はもちろん、「探訪路』を出しておられる舞台探訪 えお ; し 探訪路 Vol.1 50
探訪路ⅷ CONTENTS v .1 61 執筆者・制作協力者一覧 62 奥付 49 舞台探訪者コミュニティ入会案内 [ 告知等 ] 物語化された場所を巡る随想① 想像力の遊戯としての舞台探訪 [ 随筆 ] 54 鷲宮とらき☆すたの出会い 52 「氷菓」 x 「飛騨高山」が目指したもの 50 コンテンツツーリズムの変遷 - 舞台探訪から聖地巡礼、そして、地域振興へ 今たから話せる萌えおこし今昔物語 [ コラム ] 舞台探訪アニメ作品一挙紹介 探訪者推薦 ! 34 登山探訪者達がゆく ! 三つ峠舞台探訪のススメ 32 ヤマノススメ舞台紹介①富士山 30 ヤマノススメ舞台紹介①谷川岳 28 ますはおさらいからヤマノススメのあらすじ ヤマノススメ特集 ! 探訪者ヤマへ行く 探訪 x 機材 [ 特集 ] NEWS TOPICS
岐阜県 美濃加茂市 のうりん 今回取り上げた作品「のうり曽川沿いにある化石林公園な この作品は、地元岐阜のプロ思います。 ん」は岐阜県出身の白鳥士郎先ど、駅前でレンタルサイクルを借サッカーチームの LLO 岐阜とのそして地域振興の策としても : 生が書かれ O< 文庫より発行さりればほぼ回れる距離にありまコラボレーションしています。 注目しています。 れている同名のライトノベルを原す。 違ったコンテンツと繋げて相 作としたテレビアニメーションまたやや遠くなりレンタルサ乗的に新たな客層を掘り起こし 作品です。岐阜県美濃加茂市にイクルでは厳しくなりますが、べてゆく手法を自分は好意的に受 ある農業高校がモテルとなり、ツキーが歌ったステージがあるけ止めています。 その舞台で時に真面目に、時に日本昭和村、夏祭りの神社としアニメを見る人にはサッカー 面白おかしく農業に向き合う高て描かれた古井の天狗山、農の観戦の面白さを、サッカーを見 校生達を描いた作品。 実家のモデル「まゆの家」がある、る人にはアニメ作品の魅力に触 みのかも文化の森も舞台としてれる機会になって、作品や舞台 美濃加茂市は人口約 5 万 5 登場します。 を知って訪れて貰えたら嬉しく 千人、岐阜県南部に位置し、果そして長良川鉄道を使えば、 樹栽培 ( 特産品は梨や柿 ) と製美濃加茂市から郡上八幡市に 造業が盛んな地方都市になりま向かう沿線で登場した列車から す。 の眺めを見ることや耕作や農の あいおい 古くは中仙道の宿場町として故郷の駅として登場した愛生駅 あいおい 栄えていたそうで、今も中仙道のモデルである相生駅へ訪れる 沿いには古い建物が残っていまことも可能です。 す。 実際に私も相生駅で何度か巡 礼者の方々とお会いしました。 主な舞台はモデルとなった加何も無い田舎の駅ですが、作 茂農林高等学校を中心に、オー品の雰囲気と合った味わい深い プニング映像で出てきた美濃太場所です。 田駅。通学路として描かれた木 長良川鉄道の相生駅 故郷の愛生駅として登場 試合前に痛ゲーフラを掲げ LLO 岐阜 の勝利を祈るサポーター 4 4
境内での開催を許可、らき☆すた出たらき☆すた土産の開発は角川書店」に行こうという、鷲宮を魅力に今も多くのファンが来て共に支え楽 演の声優さんや原作者の美水先生店との約束でもありましたが、商工感じるリピーターを増やすものとなしんでいる土師祭と = = 〔えるでしよう。 も来る公認イベントが催されるとい会がらき☆すたの景品は用意するがっていきました。 入口としての話題性や作品ファン うことで、それまで遠慮していた大参加店はあくまで自分の店のもので お店側も若者向けに商品の仕入の拡大はまず魅力的な作品ありき 多数のファンも「現地に行っていいん売ってほしいという企画でした。このれや陳列を変えたり、高齢化でなあ なのは確かですが、コラボ町おこしの だ、これは楽しんでよいことなのだと時作られたらき☆すたにちなんだ名なあになっていた商売に活気を与え成功例とされる地域はやはり並々な いう」意識改革が起きました。公認 前のメニューは今も食べられるお店てくれたという反応が多数聞かれまらない地元の努力と寛容がある場所 の町おこしの意味合いはやはり大きがありますが、訪れるファンにとってした。 であったことを強調してまとめとし いです。実際に訪れるファンのマナー も、らき☆すたの舞台でグッズを買その交流の極致が、地域の祭りかたいと思います。今日も鷲宮のあの も良いもので、心配された問題も起 いに来る町から、迎えてくれる「あのらの発案でらき☆すた神輿が担がれ人たちは頑張ってくれています。 きずに済みました。 この時期ですら今更遅いという意 見も散見されましたが、初詣の大幅 増加、キャラクター住民票発行イベ ント等、作品ファンと著作権者と地 氏名 元との互恵関係はむしろ具体化して まづ いき全国的な話題となりました。 この町おこしが単にらき☆すたの = 《ュま丈を お土産販売・イベントを行うことにと 語 物どまっていたら、知名度はともかく iFK 麩 る昔 せ今町での定着と長期化はなかったでし 話し らこよう。本当の町おこしへの昇華とな かお 放送開始直後からイラスト絵馬が少しづっ増え だえった決めの一手は飲食店スタンプラリ ました。全国への痛絵馬の広がりの始まり。 今萌 ーでした。地元埼玉の素材を生かし らき☆すた感謝祭と銘打たれた、町長から声優萌えと伝統行事の融合の可能性を示した土師 さんへのキャラクター住民票交付式 祭らき☆すた神輿
lnformation 舞台探訪者コミュニティ メンバー募集中 ! 舞台探訪者コミュ二ティとは ? 舞台探訪者コミュニティ ( 略称 : BTC ) は、アニメ・コミック・ゲーム・小説等の「作品の舞台 ( = 背景・ 由来 ) 」「舞台となった場所・地域」について情報発信を行っている方々が全国から集う ' ' ゆるい " コミ ュニティです。いわゆる「舞台探訪 ( 聖地巡礼 ) 」を積極的に行っているメンヾーが集まっています。 大きな特徴として、メンノヾ一個人の活動の上で成り立っているコミュニティのため、舞台探訪とし てメンノヾー全体で 1 つのことを成し遂げることを目的としていないことが挙げられます。 そのため主な行事としては、年に 1 回、 BTC メンヾーが一堂に会するオフ会として「舞台探訪サミ ット」を何処かの舞台地で開催し、「舞台探訪アワード発表」「個人活動報告会」「様々座談会」等が フラットな形で行われており、 BTC メンバー同士の重要な交流の機会となっています。 人会条件 A 趣味の 1 ジャンルとして個人、有志で舞台探訪 ( 聖地巡礼 ) に関わる何らかの 自己表現活動をしている人。 B 様々な表現方法を通して、作品の舞台やその場所・地域に関わる情報を積極 的に発信している人。 く自己表現活動具体例 > いち早く舞台を特定し、現地に赴く、自分自身で情報発信をする。 作品のシーン・出来事を忠実に再現する。 東方 P 「 oject や艦隊これくしょん等の作品に代表される由来探訪をする。 舞台地域でのサプカルチャー的な表現活動や、いわゆる聖地巡礼的、作品の舞台地域における学 術的研究活動に加えて、地域でのイベントを通して作品と地域の橋渡しをする。 く情報発信手段例 > 舞台探訪 ( 聖地巡礼 ) ・舞台地域に関係する学会・研究会等で実績ある学術的な研究活動、イベ ント・企画を通して作品と地域の橋渡しする活動。 上記の条件に合った上で、マナーを守れる人ならば OK です。 人会申込・お間い合わせ先 BTC 入会案内ページ ( 当該ページのフォームより入会申請ができます ) http: 〃 btcinfo 「 mation. blogspot.jp/p/btc. html また、入会や BTC に関することについて聞きたいことがありましたら、お近くの BTC メンバーか、 問い合わせ用メールアドレス (butaitanbouco@gmail. com) までお気軽にどうそ。
語 物 る昔 せ今 話し らこ かお だえ 今萌 ・平成 24 年 ( 2012 ) 3 月市役所を通じ、版権元の角川書店と交渉開始。 山 4 月放送開始に合わせ、本町商店街 0 まる。とプラザ。に氷菓展示コーナーを設置。 5 月舞台モデルを紹介するために、グーグルマップに案内マップを作成、随時更新。 10 月高山市と氷菓のタイアップ観光ポスターが完成。市内各所、道の駅等に配布掲示。 高山を氷菓の舞台として認め、広報していくことを確認。 菓 印刷・配布用の舞台地図を作成。まるっとプラサ他、市内関係各所に提供。 情報発信のため、ツィッタ - アカウント「高山「氷菓』応援委員会」を作成。 応 フリーベーバー「ひだっちマガジン」に見開き 2 ページで舞台マップ掲載。 援 ファンイベント「神山高校文化祭」を地場産センターで開催。 女・平成 25 年 ( 2013 ) 貝 2 月高山市商工観光課より「氷菓舞台探訪マップ」発行。観光案内所等で配布開始。 3 月高山市商工観光課「雛めぐりスタンプラリー」で氷菓コース設置。 4 月飛騨ー之宮水無神社「生きびな祭」と協力、イベントを開催。 濃飛バスさんのご協力により、氷菓ラッピングバス運行。 7 月横浜タカシマヤ「飛騨高山展」にて氷菓特設コーナーの設置。 り 伝統工芸「一位一刀彫」で登場キャラクターのレリーフ製作、展示。 9 月ファンイベント第 2 回「神山高校文化祭」を本町 3 丁目商店街にて開催。 組 み・平成 26 年 ( 2014 ) キ友 3 月生きびな祭と 0 氷菓ファンの交流イベント・企画を開催。 九 10 月」 R 高山本線 80 周年記念とのコラボ企画。記念グッズ発売・スタンプラリー等実施。 生きびな行列の傘持ち・旗持ちを氷菓ファンから公募、ステージ企画、展示などを実施。 「まるっとプラザ」さんに情報展示・交ほぼ導入部で終わってしまった気が 流スペースを設置したり、舞台を案内しますが、本稿は前後編を頂戴してい する手作りの地図を作成し配布したます。「氷菓」も放送開始から早 3 年ほ どになり、その活動の形がどのように りといった活動を行いました。 地元の方に対しては、アニメ放送を変わっていったのか、また後編でお話さ 確認後に舞台地となった場所を確認せていただければと思います。 し、必要に応じて関係者に説明とご協 力をお願いに伺うこと ( 「バグパイプ」さ んや「かって」さんに交流ノートを設置 など ) や、観光関係者にメールマガジン として舞台情報やファンの方の気にな る情報などを発信することや、折々に 地元メディアを用いたニュース掲載を お願いすることなどを行いました。 ネット上の反響は色々で、危惧した ような批判、揶揄に類するようなニュ ースまとめなどにモヤモャさせられる こともありました。ただ、実際に現地 でファンの方と交流をしていると、心か ら舞台を楽しんでくださっている様子 や、感謝の言葉に励まされて、その後の 活動はファンの方に背中を押されて進 んでいったような気がします。 まるっとプラザ「氷菓」交流コーナー 展示品はモテル校と同仕様の机や作中小道具、寄 贈品等 村 —反Ⅲえる。。 1 6 ら )
ラく探す 舞台探訪者コミュニティ新規メンパー募集中 募集条件 舞台探訪 ( 聖地巡ネいやその活動においてマナーや常識を守れる人っち 1 つの条件を満たす人 趣味の 1 ジャンルとして個人、有志で舞台探訪 ( 聖地巡礼 ) に関わる何らかの自己表現活動をしている人 3 様々な表現方法を通して、作品の舞台やその場所・地域に関わる情報を積極的に発信している人 0 くは本誌 49P 、お近くの BTC メンバー及ひ問い合わせ用メールアドレス (butaitanbouco@gmail. com ) まで 緬 : [ 本体 500 円 ] + 無税 発行 / 舞台探訪者コミュニティ出版部 編集人 / RON 発行人 / ハプさん 2015 年 12 月 30 日発行 TC 5DN278-4-665630-01-4 ( 0076 Y500E 2 7 8 4 6 6 5 6 3 0 0 1 4 2 9 2 9 4 7 6 0 0 5 0 0 6