一つずつ確認しながら、少しず統廃合のため廃止されることにすようになりました。それをへ なったのですが、地域生活支援ルバーにほめられることで、ま っ掃除をし部屋を整理していく と、部屋の悪臭も減ってきて、センターの紹介で、作業所に通すますパワーアップしていった ようです。ただ、金銭管理や買 うようになりました。最初は、 やがてさんは、自分で分別ゴ い物癖はなかなか改善されず、 作業所へ行くときだけへルバー ミを出すようにもなりました。 また、ヘルバーと話ができるに同行してもらい、帰りは一人失敗やトラブルがついてまわっ ようになると、人とのコミュニで帰ってくるというパターンでていたということでした。 ケーションのとり方がわかって通所していました。 家族と同居の このヘルバーの同行支援は、 きて、一人で外出できるように 障がい者にも カ なりました。自転車に乗って、障害者総合支援法 ( 自立支援法 ) す ヘルバーが派遣できる ま 保健所のデイケア ( 月 5 金 ) にの「移動支援」という制度を利 て も通うようになり、それまで用し、在宅での生活支援は「居現在、「えん」では、人の障が っ 知 い者の在宅にホームヘルプに ノ / ーだけとの関係でし宅介護」を利用しています。 は、へ、レ。、 を このように、 < さんの生活が入っています。そのうち、Ⅳ人← たが、それ以外の人との関係づ が精神障がい者で、最近は、高齢 くりもできるようになっていっ改善されるようになるまでには、 ム たのです。友人がときどき自宅 3 年年近い月日が必要でしにより介護保険へ移行する人が ホ に訪れるようになったのもそのたが、 < さん自身、学習意欲や増えているということでした。 能力も高かったこともあり、。、 頃からです。 ホームヘルプの開始は、だい特 ソコン、キーポードなどをこなたいは、市障がい者福祉課や生 その後、保健所のデイケアが 態でした。 惧もありました。しかし、ヘル食生活の面では、ヘルバーと 号 ヘルバーは、今まで訪問して パーは一人で訪問し、週 2 回の いっしょに調理をするようにな 月 いた家なので、家の様子や < さ掃除・買い物・調理・洗濯の生り、ヘルバーが来ない日は店屋 年 んのことについて、ある程度の活援助と月 1 回の通院同行の支物を頼むことが多かった < さん と ことはわかっていましたが、 < 援をおこないました。 ですが、少しずつ自炊ができる っ さんとの信頼関係がつくれてい ね ようになりました。 ヘレ。、ー、 なかったこともあり、とても不 住まいの面でも改善がすすみん 身の回リのことや 安だったと言います。とくに精 ました。当刀は、 : ホロ雑巾のよ 生活の仕方を学ぶ 神障がいのある男性の一人所帯 うなものでも、本人が捨てるこ へ女性のヘレ。、 ノノーが一人で訪問 最初の頃 < さんは、ヘルバー とを拒否するので始末ができま するのはどうだろうかという危の横にびったり張り付いて、自せんでした。また掃除機の音を 分が好きなアニメの話などを < さんが嫌がるので、部屋の掃 一方的にしていましたが、ヘル除や片づけがなかなか進まず、 パーからの「少し手伝ってみまときどき訪れる別世帯のお姉さ せんか」などという声かけもあんから、「ヘレ。、 ノノーが来ている り、徐々に、料理、買い物、掃除のに何でこんなに汚いの」と言 などの家事 ( 生活の仕方 ) や社会われたこともありました。しか 生活上必要なことをへレ。、 ノノーカし、ヘレ。、。、、 ノノーカさんにゴミ ヘル。ハー支援の実情を語る加藤さんら学ぶようになりました。 として捨てていいかどうかを
0 第 それから後のこと、取り替えたとがありました。このとき、こすすめる上でヘルバーの役割を 位置づけることが必要になって オムツをどうあっかい、どう処れに気づいたヘルバーが、「こ きています。 理するか、などについてまではのようにしてゴミに出すといし アドバイスがないようです。へですよ」という助言をして、一 施設ではなく住み慣れた在宅 ルバ 1 が訪問すると、汚れた衣緒に片づけをしましたが、ヘル で暮らしたいというとき、欠か ーとしては、支援する場合、 類とオムツを一緒にしてまるめ さんの生活全体を見てほしせないのがホームヘルバーです。 られて放置されているというこ 、子育てだけを切り離して見今回の取材を通して、あらた めてホームヘルバーについて考 ないでほしいと思っています。 そういう意味で、せつかく多えさせられました。 す 精神障がい者が家族に負担をま 職種が支援に入っているので、 て その中にヘルバーの仕事を位置かけず地域で暮らしていくとき っ 知 づけてもらい、さんの子育ての必需品ともいえるヘルバ 1 に を と生活の支援が連携のとれたもついて、私たちはもっと理解を一 することが必要だと思いまし のにすることが求められます。 ム かっては、多職種が集まる障た。そして、ヘルバー制度が利 ホ ノノーカ用しやすい制度になるように、 がい者の支援会議にヘレ。、ヾ 集 呼ばれないということがあった声を上げていかなければならな 特 ヘル。ハーの訪問予定がびっしリ貼られ いと痛感しました。 ( 取材谷 ) と言いますが、連携して支援を たホワイトボードを説明する岡田さん ましたが、実際には仕事に就い支援」があります。これは、子 ついという間題とも関連します。 号 ヘルバ 1 に対する報酬は、訪ている人は、その五分の一程度」育て中の障がいのある母親に対 月 する生活支援です。現在、新座 問した時間に対して支給されまで、現在、全国のホームヘルバー 年 すが、その移動時間には報酬がの事業所はどこも人手不足の状市では障害者の子育てには、訪 問看護や相談支援、保健所 ( 保 支給されません。もちろん、職態だといいます。 と っ 健師 ) などのさまざまな支援が 場 ( 事業所 ) に戻って報告書を ね ヘルバーの仕事に 書いたり、困ったことを相談し 入っています。ミルクの飲ませ 対する理解と評価 み 方、オムツの取り替え方、離乳 たり、会議をしたりする時間も、 もうひとつは、周りの人たち食などのつくり方など、かなり 報酬の対象になっていません。 手厚い支援が入るようになりま 『介護ヘルバーは見た』 ( 幻灯のヘルバーに対する理解が弱い した。ホームヘルバーも母親の 社 ) の著者である藤原るかさんという問題があります。それは、 ヘルバーに対する評価の低さに家事援助を中心にその支援の一 は、「朝、昼、夜と 3 か所の訪問 も現れ、ヘルバーの仕事にも影翼を担っていますが、気になっ ( 各 S 分 ) で、 1 日拘東されても、 ていることがあります。他職種 移動時間などが考慮されないの響が出ています。 で、 1 か月日働いて 3 万 9 千岡田さんは、こんな例をあげとの連携がうまくいっていない ことです。 てくれました。 円の給料しかもらえない」とい 例えば、子育て中のさんは、 居宅介護支援や移動支援のほ う実情を書いています。その ノノーがおこオムツの取り替えの手ほどきな かに、ホームヘレ。、 ため、「ヘルバーの有資格者は 年に万人を超えなっている支援として「子育てどは教えてもらえるのですが、
いについての知識が少なかった 「えん」では、ヘレ。、 ノノ 1 たちする事業所へは戻らないので、そ たり、精神障がいを持つ人と接が訪問してぶつかる精神障がい の日、支援がうまくいったことを したことがないという場合もあ者への支援の困難さについて、報告したり、うまくいかなかっ り、訪問するときに戸惑うこと新井さんや精神医療福祉関係者た悩みを相談したりすることが もあるという話を聞き、あらた などと勉強し合っていますが、できず、熱心さのあまり燃え尽 めて、このホームヘルプ支援の「えん」のように、自前で研修きてしまうこともあります。 難しさを感じました。 会を開いたり、訪問事例を出し とくに、精神障がい者の支援 精神障がい者へのホームヘル合って勉強するようなことをしは、ヘルバー同士で経験や悩み プがスタートした頃には、「精ていかないと、ヘルバーのほうを分かち合い、本人の変化や支 神障がい者への生活支援をどのが悩みを抱えたまま孤立してし援のコツなどを事業所全体で共 す ようにおこなうか」というホー まうと言います。 有し、リカバリーの視点で支援ま て ムヘレ。、 ノノーための研修が盛んに また、ホームヘルバーの勤務していく仕組みをつくっていく っ おこなわれたのですが、障害者形態が、直行直帰が多いこともことが、とても大切です。そう を 自立支援法とともに、その研修困難さを増すひとつになってい いう機会がなかなか持てないと がなくなってしまいました。 ると言います。つまり、ヘルバー いうのが現状です。 ム 新井先生は、精神障害者ホー の自宅から直接、訪問する在宅 きつい労働条件と ホ ムヘレ。、ヾ ノノーカあまり広がってい に行き、次の訪問先へ移動しな ヘルバーの低い報酬 集 かない理由の一つに、研修の問がら、最後は、直接、出先から自 特 題があるといいます。 宅に戻るというものです。勤務それはヘルバーの労働条件がき が、人間関係やコミュニケー 頼関係ができるようになるまで 訪問して支援する ションをとることに緊張があり には、とても長い時間がかかる ことの難しさ 月 苦手であったりする事情があり ことがあります。 年 しかし、かならずしも、すべます。 もちろん、ヘルバーに来ても てがうまくいっているわけでは 最初の段階で、見ず知らずのらうかどうかは、本人が決めた と っ ありません。むしろ、うまくいっ ヘルバーを受け入れることがでことではあるのですが、周りの ね ていないほうが多いかも知れまきるかどうかが、ホームヘルブ人たちから、ヘルバーを活用すん み せん。そのあたりの事情を十文の支援がうまくいくかどうかのるように勧められ、断れないで 字学園女子大学の新井さんに聞決め手になります。 承諾したという場合が多いので きました。 ですから、ヘルバーは、テキす。ですから、いざ来てもらっ それは、訪問に入るほうも、 ハキと掃除や洗濯をこなすとい たら、「こんなはずじゃなかっ 受け入れるほうも、初対面で、 うより、まず、その人の住みか た」ということもあり、訪問し お互いの人柄なども分かってい に少しずつ溶け込み、その人のたヘルバーも家の中に入れても ないということです。言い方を生活の仕方に馴染んでいくことらえないで帰るということもし 変えれば、自分の城 ( 生活 ) に、 が大切だと言います。たとえ家ばしばでした。 知らない他人が立ち入ってくる族から「ヘルバーが来ているの ヘルバー向けの わけですから、普通に考えてもに何でこんなに汚いんだ」と言 研修が廃止された 簡単なことではありません。とわれても、あせらずじっくりと くに、精神障がいを持つ人たちすすめます。そのため双方で信 ヘルバ 1 のほうも、精神障が