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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

たろり メリデン版家族支援 ( ファミ 日時・ : 平成年Ⅱ月日 ( 土・と』の送付を希望する方につい リーワーク ) 導入のための寄 ては、入会月から翌 3 月までの 祝 ) 9 時 5 Ⅳ時 付のお願い この度、当会では、メリデン版 会場 : ・幕張メッセ展示ホ 1 ル月割でご入会いただけるように 家族支援 ( ファミリーワーク ) を なりました。。 こ希望の方は、左 2 ・ 3 ※入場無料 日本に導入するため、海外から講 己の一覧を参照の上、お申込み 主催・ : 高齢・障害・求職者雇用言 師を招いたり講演会や専門職の養 成研修会を開催していきます。し 支援機構 下さい。なお、 2 年目以降 ( 翌 かし、開催には多くの費用か掛か 4 月 5 ) は一年度分の会費 ( 個 http://www.abilympics2013 」マ り、当会の運営状態では困難な状 人 3 5 0 0 円・団体 3 0 0 0 円 ) 況です。そこで、研修会開催のた ■初年度会費を月割で めの資金を集めるため、寄付金を をいただきます。 お願いすることにいたしました。 当会では、年度毎に賛 円月ス ご支援くださいますよう、お願い 0 3 ヒ いたします。詳しくは、 6 月号の 助会費をいただいており費会円円円円円円円り一 囲分月は特集「イギリスの家族支援視察」 ます。今までは年度の途冊 っ・」っ」フ」 1 一 1 1 度会で をご覧ください。 中に入会した場合でも、年 年入ま 団 刀 翌※号 名 1 年分の会費をいただき、 の 者金 円月ス 0 3 ヒ 入募 4 月号にさかのぼって、合費 ン 5 リ一 場会 , 円円円円円円円 座デ 『月刊みんなねっと』をこ助名 0 0 0 0 0 0 0 ハ刀月は 便メ 度会で お届けしておりました。し 郵と 年入ま 個 っ 翌※号 今後は、従来の入会方引 名 ね 法に加えて、お申込み月害月 月会月月月月月月月月月月月月 より『月刊みんなねっ 入 精神障がいのある人の中には、「働きたい」という希望や意思があ りながら、現状では働く環境や条件等が不十分であるために、仕事 に就けない人も少なくありません。当会では、これまでも就労支援 に関する特集を組み、取材してきました。そこに登場する本人たち の中には、働く環境が整い、周囲の理解が得られれば、仕事に対し て十分力を発揮できる人たちも多くいます。 今回の特集では、福祉的就労以外のさまざまな働き方について取 、、カ材をしました。取材先は、特例子会社「グリーンサービス」 と障がい者を雇用している百貨店の「髙島屋」です。 見 きろ 6 理解ある人たちの中で働く ー特例子会社の取り組みー して初めて設立した特例子会社 社会的責任を果たす です。特例子会社とは、障がい ため設立 者の雇用を促進するためにつく グリーンサービスとられた会社のことをいいます。 は、三井住友銀行が都市銀行とつまり、福祉施設である就労支 ー銀行口座番号 三井住友銀行池袋東ロ支店 普通 8 7 2 9 7 2 4 ■郵便口座番号 0 0 1 8 0— 1 ー 5 1 3 0 4 8 みんなねっと 2013 年 9 月号 4 5 特集働きかたいろいろーー雇用の現場から

2. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

いで活動に消極的にならざるを 「家族会」全国調査報告 得ない家族の実態があります。 最終回の今回は、これまでの 《第 3 回》わたしたち家族の提言 一調査結果を振り返りながら、「わ たしたち家族の提言」を述べた 良田かおり ( みんなねっと ) 伊藤千尋 ( 淑徳大学こ一 いと思います。 これまで 2 回にわたって、は家族のためにある ~ という原 「家族会全国調査」の結果をご点に立ち返り、家族会の三本柱提言 1 ・家族は体験に基づく知 報告してきました。この間言わの一つである「支えあい」の活動識と情報があります。医療・保 れてきたように、調査結果から ( 親睦のための企画など ) を重視し健・福祉関係者はこのことを理 も家族会が抱える課題として、 ているということも見えてきま解し、家族会運営に協力してく 「会員の高齢化」や「新規会員した。 ださい。 の減少」が示されています。 支援者の現状としては、ほぼ 専門職からの情報提供はもち 一方で、必ずしも家族会は衰全ての関係機関・職種において、ろん大切ですが、家族は自分の 退傾向にあるのではなく、「安定家族会活動との関わりが減少傾体験に基づいた知識と言葉を している」など、会の活動を肯定向にあることが明らかになりまもっています。家族会が家族に 的に捉えている家族会が三割以した。「家族会を活性化させたとって " 適切な ~ 情報提供の場 上存在することもわかりまし い」という強い思いをもちなが になることも少なくありませ た。こうした家族会は " 家族会らも、日々の暮らしで手いつばん。さらに、家族会は今後の政 策に必要な意見を述べることの家族会も積極的に関係者を招き支援と捉えてください。 できる貴重な資源の一つでもあ入れ、関係者も家族会からの参Ⅱ ります。そのことを関係者は理日 力の呼びかけに応えてほしいと提言 4 ・例会は定期的に開催し、 若い家族がつながる家族会にし 解し、さまざまな場面で家族会思います。 と連携し、家族会運営に協力していきたい、そのために関係者 てください 提言 3 ・「家族教室」の開催をは例会運営が定着するまで支援 —求めます。そこに参加した家族してください。 提言 2 ・家族会の魅力は「笑顔」に家族会を紹介し、家族会につ 「定期的に例会を開催できて になれることです。家族だけでなげる努力をしてください。相 いるⅡ会員増」につながってい なく、関係者も参加することで談に来た家族にも同様に紹介します。例会開催には、会場の確 新しい風が入リ、家族会の活力てください。 保や会員への周知が必要ですが、 につながります。 情報のない家族にとって「家高齢の家族だけですべておこな 家族会はどんなことでも笑っ族教室」は学習の場であると同うのは困難です。このような運 て語れるようになる場です。家時に、家族会につながるきっか営面を含めた支援を求めます。 族が孤立から解放され、社会とけの場でもあります。学習だけ調 のつながりを取り戻す一歩になでは家族の困難な状況は変えら提言 5 ・新しい家族会の育成を全 ります。このような家族会に関れません。関係者はすべての家進めてください。 族 家 係者が参加することで新しい風族に仲間に出会える家族会を紹さまざまな理由から家族会が が入り、活力につながります。介し、つなげることまでを家族休会・閉会してしまった時、新 みんなねっと 2013 年 9 月号 26

3. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

月 は、障害者権利条約の批准に向び部会長代理指名も行われまし 」知っておきたい ( けての取り組みの説明がありまた。当会からは、本條義和副理 精神保健福祉の動き〕した。活動としては、障害者差事長が参加しました。 別解消法成立後の条約批准の動新たに選出された駒村康平部 ■日本障害フォーラム ( (-)OLL ) 向に焦点を当て、必要な戦略策会長 ( 慶応義塾大学教授 ) の進 代表者会議が開催される【 6 月定を行いつつ、国への要望・提行で議事が行われました。内容 言、社会への情報発信、国連締は、まず事務局より、①障害保 日】 結国会議などへの対応の説明が健福祉施策の現状等について② 長年代表を務められた小川栄 障害者総合支援法の施行につい 一氏の逝去に伴い、新代表に日あり、承認されました。 て③改正精神保健福祉法の施行 本身体障害者団体連合会会長の ・社会保障審議会障害者部会開について④その他についての順 嵐谷安雄氏が選任されました。 番で、説明がありました。 議事は、平成年度の事業報催【第回・ 7 月芻日】 その後、各委員と事務局との 第回となる社会保障審議会 告・決算報告並びに平成年度 障害者部会が、都道府県会館で質疑応答並びに意見交換が行わ の事業計画・収支予算でした。 き 動 開催されました。当部会が前回れました。高齢身体障がい者が 平成年度の事業としては、 の 5 年間で 1 ・ 2 倍、知的障がい 祉 開催されたのは平成年月 国内の障害者施策の推進に関 健 し、民間団体として差別禁止法日で、 4 年 7 か月ぶりに開催さ者が 5 年間で 3 ・倍など、障 ヾれたため、厚生労働省社会・援がい者の高齢化が急速に進んで襯 制度の実現に向けての活動力幸 精 いる調査結果について、当会か 護局障害保健福祉部長あいさっ 告されました。 平成年度の主な事業としての後、委員紹介、部会長選出及らは、自立訓練と就労系訓練だ もくじみ 2013 9 月号通巻第 77 号 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 4 特集 働きかたいろいろーー雇用の現場から 6 ~ 特例子会社 S M B C グリーンサービス、高島屋横浜店 ~ 絵を描く人たち⑩配のタネ ( 織田信生 ) 16 私と子どものあゆみー母として 女は弱し、されど母は強し ( 河﨑春海 ) 18 街の診療所からのお便り【連載 77 】 ( 増本茂樹 ) ・・薬は胎児に影響はないの ? ・・ 22 「家族会」全国調査報告《第 3 回》 ( 伊藤千尋 ) わたしたら家族の提言 26 統合失調症はとこまでわかったかーー連載⑩ーー ( 菊山裕貴 ) 精神障害はひとつながリ 30 「みんなねっと」電話相談 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 31 回 ) 34 TEL03-6907 ー 9212 みんなのわー一読者のページ 36 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時 【表紙の絵と作者の言葉】ポチタローとボク ( 松岡保・島根県・クレョン ) 犬種・アイリッシュ・セッター、アイルランドの賢いよい犬。 15 年間飼った。犬の寿命は 長くて 15 年。父が愛して飼い、私も手伝った。父がポチタローと名付けた。車庫の内の小屋、 夏には涼しくした。毎夜、ポチタローを一緒に外へ小便に出したことが、この絵の発想です。

4. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

お知らせ & 「 seishinhoken 」 p 」を入力して電話 3 ー 5 2 73 ー (001 一わワ」 C) ワ」 ß-æ < X C 3 お知らせします ご覧ください 冖 / C-.O っ 0 C みんなねっとの活動 ホームページ「生命のことづけ」 ーホームページをリニューアル ※上映用プルーレイ / Q>Q しました 販売中 ( 10 、 o 円 ) 当会のホームページをリニュ・東日本大震災の映画を制作 ーー日本障害フォーラム ーアルしました。今回、貯都道府 3 ・Ⅱ東日本大震災における■第回アビリンピック物月 県連で開催するイベントなどの 障害者の死亡率は、住民全体のに幕張メッセ ( 千葉市 ) にて開催 ! 情報を掲載し、各県連での取り組 動 2 倍以上という結果がでていま アビリンピックは、障害のある みを随時お知らせできるように 活 の なっています。新コーナ 1 として、す。被災した当事者、関係者の方々が職場や学校などで日ごろ と っ 語りを記録し、今後の復興や防培った技能を競い合う大会です。 英国メリデン版家族支援プロジ ね 亠な 災、地域社会づくりへの提言を全国から人以上の選手が ェクトを作成しています。 ん 集まり「機械 CAD 」「ワード・プロセみ また、メールマガ→ン ( 無めざし、映画を製作しました。 す ッサ」「喫茶サービス」など種目 料 ) を配信していますこちら「生命 ( いのち ) のことづけ— ま し でもどんどん新着情報をお知ら死亡率 2 倍障害のある人のの競技に参加します。また、障害 せ ら 者雇用を応援するイベント「障害 せしていきます。ぜひ、ご登 3 ・ 知 お 卩い合わせ : ・日本障害フォーラ者ワークフェア 2013 」には、 録ください。ホームページは MO も応援に来る予定です。 「みんなねっと」で検索するか、ム事務局 けでよいのか、生活支援や居場 所づくりなどの検討が必要ではし、 3 月に基本方針を閣議決定り入れられなか「たか、取り入号 ないかと意見を出しました。まする予定です。その後、各行政れていない部分については、理 年 た、訪問介護は大変大事なこと機関において、対応要領・指針が由を説明してほしい」など、厳 だと思うが、ぜひ訪問による家作成され、平成年から施行さしい意見が続出しました。 と 族支援も加えてほしいと発言しれます。 っ 当会からは、「雇用・就業等」 ね ました。 委員からは、「紛争解決」にの雇用率達成をさらにすすめる ついて、人権相談など先進的な項目に、「改正障害者雇用促進み ■障害者政策委員会【第 6 回・取り組みを参考にすること、体法」において精神障害者が雇用 7 月日】 制整備のためにモデル事業を実率に義務づけられたことを追加 今回は、「障害者差別解消法の施することなどが、意見としてすること、また、月の政策委 施行スケジュール」と「障害者出されました。 員会意見に一小された「社会的入 基本計画 ( 第 3 次 ) 政府原案に 障害者基本計画 ( 第 3 次 ) 政院の解消に向けた精神科医療の ついて」の 2 点を議論しました。府原案は、平成年度から平成在り方の検討」を追加するよう、 「障害者差別解消法の施行ス 四年度までの 5 年間を対象にし意見を出しました。 ケジュール」に関して、内閣府ています。この政府案に関して から説明がありました。月まは、ほとんどの委員から、不満 でに関係団体等のヒアリングをの意見が出されました。「昨年 ノイー e-> 、本会で議論をして、基本月に提出した政策委員会意見 方針原案を決めます。来年 1 月が取り込まれていない」「どの

5. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

0 心配のタネ 絵と文〕織田信生 ( 土佐病院絵画講師 ) 絵 詩集を出したいという患者さんがいて、相談を受けた。本を 出すとなると、内容はもちろん、お金の心配もしなくてはいけ ないのだが、そこらへんについては本人はま 0 たく気にしてい物 ない。ついては表紙はこんな感じにしたいと、はやばやと絵ま で描いて見せてくれた。 別に印刷しなくても、 ハソコンやコピー機を使えば安くでき ると説明するが、そんなのでは駄目だ、本屋で売るのだから、 印刷じゃないといけないという。いや、詩集はそう簡単には売 れないのだといっても、信用しない。 原稿をパソコンに打ち込んでいるうち、内容についてどうし ても気になるところがあった。それについてやりとりしたが、 しまいに怒り出し、もう、お前には頼まないという。それなら 私も手伝わないと険悪な雰囲気。どうなることかと心配した が、怒ったことで気が済んだのか、それで詩集の話は立ち消え こよっこ。 絵の展覧会をしたいという人がいて、手伝うことになった。 元気がいい時と何もでぎない時が交互にあって、元気がいい時 に打ち合わせをする。ところが半年かけて準備をして、いよい よ会期も決まり、案内状を作る段になって、急にできないと言 い出した。もうしたくないのかというと、そうではないらしい 病気のこともあり、急に心配になって、できないと思ったとい うのである。 そこでもういっぺん仕切り直し。もし、展覧会の会期が調子 の悪い時期に重なったら展示は私がするということで会期をず らし、ようやく開催にこぎつけた。 幸い会期中は元気な時期に重なったが、緊張したに違いな 、。本人は展覧会ができたことで満足したようだが、後から反 動がくるのではないかと心配である。本人はそれでも構わない といったが、私は構わないとはいえない。 取りあえず、私は絵の先生である。仕事は絵を教えることで ある。それ以外にもできることはあるが、絵を教えるのと同じ 、上手とはいえないのは心配である。 みんなねっと 2013 年 9 月号 16 17 絵を描く人たち

6. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

ないました。統合失調症の薬がちを愛してくださっているからじております。 合わないため、精神的には最悪である。神を愛する者は兄弟を 今このために、努力しており の状態になり、落ち着かず、幻も愛すべきである。 ます。残された年月、このため 聴が出るようになりました。人 主人が天国へ召されるまで、 に全力を投入したいと思ってお といさかいを起こしたり、看護私の人生は、順風満帆でした。 ります。 師さんをたたいてケガをさせたその後は、神様の愛なければ歩精神障がい者が、人生を生き り、メガネをこわしたりというめないものでした。 抜いた時、「ぼくは、生きてい ことが続きました。一年四か月 息子の人生は、母親として、 て良かった。友とも仲良く生き も入院しましたがよくなりませどうしてやれば良いか悩みに髑られた。。 シーゼル燃料で空気も んでしたので、とうとう三年間みました。 きれいにできた。一人くらしの くらい入院できる病院へ移るこ 家族もだんだん年を寄せてま老人に、おいしいお弁当を持っ て とになったのです。 いります。精神障がいを持っ子て行ってあげられた、おいしい し と 精神障がいを病んでいる子をも、日々弱ってまいりますのを ハンを喜んで食べてもらえた」 母 持っ母親は、私と同じような苦見るにつけ、私の脳裏に描かれと施設のすべての者が、手を取み しみをもって、日々過ごしておるのは、終の住み家の建設です。りあって、笑顔をほころばせああ の も られることを思うと、私の持っ町内には、精神障がい者を入居えることが、神様に栄光をおか ど ている夢を何とか仕上げたいとさせてくださる老健施設は一かえしできることではないでしょ 子 と 思うのです。 所もありません。香川県に、どうか。感謝いたします。 神は愛である。神がまず私た うしても建設をしなければと念 ( かわさきはるみ ) だき、申請を開始し、平成十一成十六年に開所しました。息子 ある日、医者から「明日、病 年四月一日、第一の八十場作業も「僕、パン職人になろうかな」院に必ず来てください」と言わ号 月 所が開所されました。 と自信をつけて、日に日にがんれました。何事かと行ってみ これも家族会員の協力、坂出ばってくれるようになり、毎日ると、「明日、病院へ入院して 市行政のご指導、主人が残してを張り切って生活するようにな糖尿病の診察を受けてくださ と っ りました。 くれた会社の皆のカ添えのおか い。悪い数値が出ていますから」 ね げで、貯えていた私財を投入す精神障がい者の場合は、見ヾ 辛力ということでした。「なぜですな み ることができました。 高齢になり、子の世話ができな か ? 」と聞くと、「四か月に一 今までは、雨もりのするプレくなりますと、グループホーム・回の血液検査の結果が悪いから ハプでしたが、鉄筋一一階建てのケアホームが、彼らの居場所とです」と言われました。 施設が与えられました。 なっていきます。 寝耳に水とはこのことです。 仕事もの特別注文、竹私たちの社会福祉法人若竹会きちんと通院していれば大丈夫 炭製品づくり、食用廃油からのも、必要に迫られ、次々とグルー だと信用していた親の責任で ジーゼル燃料づくりなど、高度プホーム・生活訓練事業所・生す。法人の仕事に心をうばわれ、 になり、自立への希望が与えら活介護わかたけ・相談支援事業息子のからだのことを気にとめ れました。 所・地域活動支援センター等々、ていなかった報いではないかと その後、「パン工房がほしい」、障がい者にとって必要な施設 思いました。 「食堂が必要だ」という声など ( 事業所 ) を起ち上げていきま ジプレキサの服用を中止し、 があがり、第二の授産施設も平した。 糖尿病の治療と食事制限をおこ

7. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

の昔からの抗精神病薬は長年大 ン、ビタミン < の方が心配です。 り、半数は原因不明です。 員載ー薬の説明書に " 禁忌】使って量に使われてきましたが、これ号 〈薬の影響 ? 〉 はいけない ~ と書かれているもらの薬を使ったことで自然奇形 年 よく " 妊娠中に精神科の薬はのでも、その悪影響の種類に発生率を大きく上回ったという よって、妊娠初期の器官形成期結果は出なかったようです。リ と 良くない ~ と言われていますが、 胎児に異常を起こす可能性は他に限って服用できないものと、スバダール以後の薬でも、服用「 したために奇形を起こしたとい ん の種類の薬剤と比べて高くはあそれ以後の時期だけに飲めない み りません。サリドマイドはもものとがあります。それから " 治う報告はないようです。逆に、 ちろん、ホルモン剤、一部の抗生療上の有益性が危険性を上回るこれらの薬を中止すると病状が 物質、一部の降圧剤、ワルファリと判断される場合にのみ本剤の悪化し、胎児に悪影響がある 投与を開始すること ~ という文と予想される患者さんはありま 面もよく見ますが、これは " ヒトす。一般に薬は必要最少量を目 で有害作用があったという報告指していますが、妊娠可能性の はない ~ という意味です。ですある患者さんでは特に、 1 種類 から、その薬の代替薬がない場の抗精神病薬で最少量をめざし ます。 合には止めなくて良いのです。 〈減量を考える薬〉 に異常のある子の出産の報告が セレネ 1 スやコントミンなどされたことがありますが、その 後は報告がないようです。パキこり、一時的に保育器での治療 - 調一住一第 ~ ) 一 ~ 〈自信を持ちたい〉 シルは年にアメリカ食が必要なことがありますから、 品医薬品局から " 心奇形の発生できるだけ少量が良いのです。 Q さんは甲状腺疾患や糖尿病 率の増加の可能性がある ~ と発躁状態に使用するリーマスは、 が起きる可能性もあります。こ 表されています。用心して変更ずっと以前に " 心奇形と関連がれらの薬も " 飲まないほうが良 する場合は、私は悪い影響の記ある ~ と報告されています。そ いとされていますが、病状を 載のないルジオミ 1 ル 1 種類にの後は報告がないようですから、抑えるのに絶対に必要な時には しています。 リーマスが良く効いている人で服用を勧めるようです。 誰の人生でも心配は付き物で 〈中止を考える薬〉 ん薬は躁うつ病の予防薬としてすし、頑張ればその分だけは良 抗不安薬、睡眠導入剤には奇使用することも多いのですが、 い結果が付いて来ると思って、 形を起こすという証拠はないよデバケンやテグレト 1 ルは " ら これまで何とかやって来たので うですが、 " 飲まない方が良い ~ 奇形などの可能性を高める ~ とす。妊娠出産時にも「大丈夫、 とされています。これらの薬でされています。多剤併用ではさなんとかなる」の心持ちでいた お の は、薬に頼り過ぎないで生活習らに良くないようです。しかし、 いですね。 ら カ 慣を変えて行くことのほうが大妊娠中のてんかん発作は母子の 薬と妊娠については『妊娠・ 所 事ですから、減量をめざします。両者にとって危険ですから、 授乳とくすり & < 櫛田賢次診 それに、分娩直前の多量の服用種類の最少量で発作が起きない 他じほう』が判りやすいで街 は新生児に離脱症状や眠気が起ように調整することが必要です。す。 、つ第イ 0

8. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

援事業所とは異なり、営利団体に 6 拠点、管理者を含めて社員す。銀行の事務センターの位置 号 になります。グリーン 総数 340 名が働いています。 づけですね。金融機関は人気の 月 高い就職先といわれていますが、 サ 1 ビスは「仕事にも生活にも 年 仕事内容は銀行業務 夢を持とう—より高いステップ こちらではその仕事の一部を への挑戦を試みよう—」という グリーンサービスの担っているわけです。具体的に と スローガンを掲げ、障がいがあ業務内容は、親会社である三井は、手形や小切手帳作成の電話ね 亠な ん るために働く機会が得られない 住友銀行の事務を受託していま受付業務、パソコンを使ったデ 1 み タ入力業務、口座照会業務、店頭 人に対して、雇用の場を提供す ることを目的としています。 頒布品等の包装業務などがあり なぜ、一一一井住友銀行が特例子 ます。 カ 入 会社を設立したかというと、企 特に、電話受付業務の担当社 タ 業として利益を追求するだけで 員は、銀行員の代行としておこ デ の なっています。そのため、顧客 ス なく、地域社会に対し社会的責醐難黜一剽一 は o グリーンサービスで 任 (onx) を果たす活動をお サ ン はなく、三井住友銀行に電話し こなうためだと、顧問の丸物正 直さんは話されました。 グているつもりで問合せてきま r•-n 0 グリーンサービス す。大企業の電話受付業務であ は、平成 2 年に設立し、現在は東 るため、緊張感もあるかと思い ますが、ちょっと自慢したくな 京都、大阪府、兵庫県、千葉県内 教室を開いて勉強しています。 として働いていました。障がい りそうな仕事ともいえるのでは ないでしようか そして、手話を教える先生役は、 別の内訳は、身体障がい者が 名、知的障がい者が 9 名、精神聴覚障がいのある社員が担って 互いに助け合って います。「お互いの障がいを補 障がい者が 5 名です。「こんに 障がいを補う ちは ! 」と皆さん気持ちよくあうことで、歩みよることができ ています」と丸物さん。 6 拠点のうち取材した東京本いさっしてくれます。 このような行動は、日々の体 「社員はそれぞれ異なる障が 社には、名の障がい者が社員 いがあるので、お互い助け合っ験の中から自然とできてきたそ うです。障がいがあっても、人 ています」と丸物さん。例えば、 ら 、カ 食堂で昼食をとるときには、車の役に立っ喜びや、他障がいへ 場 現 見、せご 、椅子の社員 ( 身体障がい者 ) のの理解と他者を思いやる気持ち の 用 が生まれる環境は、とても素晴 れために知的障がいのある社員が ら 配膳を手伝ってくれるそうでらしいと思いました。 も 五ロ ニ = ロ す。 亜小 自立心が芽生える ? また、聴覚障がいのある社員 にもわかるように、業務機器に この日は、統合失調症の男性劼 働 ライトで知らせる装置が備えて社員 ( 四歳 ) から話を伺うこと 集 あったり、コミュニケーションができました。まずはじめに、 を上手く図るため、社内で手話入社したきっかけを伺うと、利 ↓。、務故 , ミス。、全体責 同決に一敷団 気、みんなセ信頼の辟を結ほう当 一 J

9. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

う謝者たておん報にねに でが族を をし習を本後 0 、ね曇載と 0 、調 = てお ろだ上様た調に合がさのて査うい活て かげにご査あわと必れホはかく おま、家にらせ事要て一 。のく りす心族ごたく、、務ないム細で化 。よ、協めた局方まペ みな はにと り関カまさまは なつが ハロ と感係いしりでみ。ジな果いな家 図 1 今後重点をおきたい活動 0 % 50 % 家族会同士悩みや苦労を打ち明けて 0 ! 舌し合い、励ましあう ( Ⅱ = 784 ) 家族会の体験に基づく知識や 情報を得られる ( Ⅱ = 780 ) ( 専門家から ) 病院や医療についての 知識を学ぶ ( n = 772 ) ( 専門家から ) 本人への接し方や、 家族としての心構えを教わる (n = 年金など社会保障制度の 利用の仕方を知る ( Ⅱ = 781 ) 精神保健福祉施策に ついて学習する ( n = 773 ) 社会復帰に直接関わる 事業の運営 ( 社会福祉施設など ) . バサーやレクリエーションなどの 行事に取り組む ( Ⅱ = 780 ) 行政や議会への働きかけ ( Ⅱ = 777 ) 病院等への働きかけ ( n = 761 ) 世間の偏見や差別をなくすための 啓発活動 (n = 778 ) 他の障害者団体とも共同して 地域活動に参加する ( Ⅱ = 780 ) しい家族会の結成も必要です。てきたため、自分たちに対するにとっても、家族の話を聴くこ 号 しかし、家族だけでは仲間を見支援を求めるところまで及ばなとで、「家族が何に困っているの 月 、状況にあったともいえるのでか」「何をすることが家族支援に つけ、立ち上げることは容易で 年 なるのか」本人も含めた家族支 はありません。関係者は家族とはないでしようか。 近年、専門職を対象とした援の必要性について学ぶことが ともに家族会の結成に携わり、 と っ 家族が孤立せずにつながりがも講演会や雑誌でも「家族支援」が多いと思います。 ね てるよう支えてください テ 1 マとして取り上げられる機また、家族会が今後重点をお み 会が増えています。これまで本きたい活動として、「支えあい」 家族会は設立当時から、精神人の背後に隠れてきた「家族支「学びあい」だけでなく、「対外 障がい者本人への個別支援体制援」に対して認識が高まっている的活動」への意識が高まってい の確立を求め、さらには社会資ことを感じます。家族会が自立ることが示されています ( 図 こうした活動も家族会と 源の不足を補うために、作業所して活動するためには、支援者 1 ) 。 の設立や運営までも担ってきまの継続的な関わりが求められて専門職のどちらか一方で成り立 した。当時と比較すると、精神います。日頃から気軽に相談でつものではありません。これか 障がい者本人のための社会資源きる関係があれば、それぞれのらの家族会は地域に開かれたも については、少しずつ拡充が進家族会の状況に応じた支援が可のにしていくことが大切だと思 います。家族会や専門職などの められてきたように思います。能になります。これらの支援は、 一方で、家族会は専ら精神障が決して家族会だけにプラスにな関係者を超えて、地域の人たち い者本人を代弁する役割を担っるものではありません。専門職と結びつき、横断的なつながり 25 % 2 90 箸を第 75 % 0.9 % 11 = ロ % 21.8 物評第可 1 、 9 8 30.1 % 第メッ、 1.8 % 29.0 % をれ 32.5 % 37.1 % 17.2 % 気 30 9 第 23 ぃ 7 % 卩 30.1 % 7 27.9 % 25 、 5 = 第 22.2 % .0 27.8 % 応 28.1 % 0 ■まったくあてはまらない 日どちらともいえない ■とてもあてはまる ロあまりあてはまらない ロややあてはまる 29 「家族会」全国調査報告

10. 月刊 みんなねっと 通巻第77号 2013年 9月号

さ心 けるだけでなく、専門職、本人、 た ) 。お陰様で障害の息子は、 な中 みをで眠られない日もありましたが、家族すべてが協働していくこと 号 の・ ~ 0 同 月 者投ナ作業所を一度休むだけで取り乱の大切さを強く感じました。 わ 年 まりコすことなく、家族と一緒に主人なかなか今すぐという訳には 」更 の いかないでしようが、少しずつ わすを見送ることが出来ました。 を。 9 の介 オ、り紹 と その後 6 月号の「イギリスのでも日本社会に合ったスタイル ん っ と、そのような精神が育ってい みんに家族支援視察」が載っており、 ね み 釘づけになって読ませて頂きまくように願わずにはいられませな 〇 み した。また 7 月には、船橋の地ん。期待したいですね。 〇 〇 域活動支援センター—型「オア 〇「みんなねっと」の感想シス」の主催で、県より 2 名の◆大阪府メランコリー家族 講師による「イタリア視察報告」 保健所の家族教室では、精神 〇◆千葉県伊澤希久子家族があり、私も聞かせて頂きまし 元代 ) た。その時、船橋でも各病院に保健相談員さんが数年ごとに変 〇 おいて少しずつ始められているわられるが、今年度新しく着任 〇まだまだ先のことと されたとのことで行ってみた。 様子を伺いました。 思っていました私 若い女性の相談員さんで、開 「みんなねっと」や「研修報告」 昨年月の主人の急性腸炎に によって、少しずつ日本の福祉口一番「ここでの話の内容は決 よる入院から始まって、その間の中にも地域支援が根ざそうとして他所では話さないように のいろいろな出来事 ( 顎・顎関していることが感じられ、イギ云々・ : 」と言った。息子が発病 節の骨折 ) で 3 月に息を引き取 した年前の相談員さんも同じ リスの家族支援のように、サー ことを言ったが、その時に違和 るまで、毎日点滴という闘病生ビスューザ 1 ( 本人 ) 、ケアラー 活が続きました ( ガン再発でし ( 家族等 ) が専門職から支援を受感を覚えた。「まだそんなこと を言っているのか」と言いたか が多く書かれていて、むずかし仕事もし、苦手な人づきあいも ったが、個人を攻撃するのは良 いと頭に決めつけていましたが こなせた時期を経て、ストレス くないと思って言わなかった。 ・ : 解りやすいところも出てきてで発症する体の病気になって初 仕事の立場上それはあるでし : 一生懸命声を出したりして読めて、いかに自分が無理をした ようが、家族にそれを言い含めんでみました。すごいリの一言か、不運な出会い続きだったか る必要があるのでしようか。こでした。 を思い知らされて、今は深いう れこそが偏見なのではと私は思 山中教授の御苦労を想像するつ状態にあります。不眠も続い います。間違いだと考えた時は、 と、もっと理解していきたい " ています。 〇 少しでも良い方向に変えることきっと解らなかった事が解って もし家族が理解してくれた 〇 を願います。 くるのでは ? と、心温かくなるら、どんなに心が楽だろうと思 わ ひとときでした。 ( 菊山先生への質問での回答、 うのです。親のことは幼少から ありがとうございました。やっ の悩みです。自分の記憶の中で、な ばり菊山先生は良いドクタ 1 で日常生活 7 歳くらいの私がうつむいてラん すね。 ) ンドセルを背負い、とぼとぼとみ ◆広島県かのん本人 ( 代 ) 登校する姿が浮かびます。転校〇 , ◆奈良県津上なおみ家族私は精神科に通うようにな が多くいじめにあい、つらくて〇の な り、来年で年になります。誤も大人や友だちに言うことはで〇 〇み 月刊「みんなねっと」毎回楽 診や薬の副作用の苦しみ、長いきませんでした。 しみに、すぐいっきに読むよう こと一人暮らしする中での人間今、昔の記憶の中で母親の存ジ 〇一 にしています。どれほど知らな関係の苦しみ、たくさんありま在が薄いこと、愛情に飢えた思 〇ペ い事が多く、勇気づけられた事した。 いがよみがえり途方に暮れてい〇者 でしょ一つ。 途中「絶対に治すのだ、治るます。離れて暮らしている老い〇 6 月号は特に細胞の事のだ」とがんばって一般就労でた親がいずれ亡くなった時、私 (€代 ) 一一口 (€代 )