にて議論し、理事会へ提案してい度を予定 の病気です。それらを解明し、 くこととしました。 【参加対象】専門家・家族など未来の患者さんのより良い治療 【講師】 法を見つけるために死後脳研究 ■みんなねっとフォーラムグレイン・フアデン氏 ( メリデは欠かせません。 2013 のお知らせ ン・ファミリー・プログラム所プレインバンクは、自分の脳 今年度の「みんなねっとフォー 長・臨床心理士 ) を精神医学の研究に役立てるこ ラム」は、「英国メリデン版家族支クリス・マンセル氏 ( 同次長・とを望む「生前登録」という方 援」についての講演会を行います。看護師 ) 法をすべての方に呼びかけてい イギリスからメリデン・ファミリピーター・ウッドハム氏 ( 同職ます。ご関心を持たれましたら ・プログラム ( 研修所 ) のスタッ 員・家族 ) 遠慮なくお問い合わせくださ フを招き、単家族を訪問しファミ詳細については、今後、プロ リーワークを行う、その理論と実ジェクトにて検討しお知らせし【お問い合わせ先】 践について学ぶとともに、日本でていきます。 〒 96P1295 どう広けていくかを考えます。 。。ーー ~ ーまーー」福島県福島市光が丘 1 番地 【会場・日時】 福島医大神経精神医学講座内 ◎京都会場京都テルサ一 プレインバンク事務局 ( 大沼 ) 2014 年 3 月 5 日 ( 水 ) Tel 09P7322 ・ 8213 ◎東京会場津田ホール ■未来へつなぐ希望の贈り物 e-mail bbs@fmu.ac.jp 2014 年 3 月 7 日 ( 金 ) 「プレインバンク」 HP http://www.fmu-bb.jp/ 【定員】 2 会場とも名程精神疾患は心の病気であり脳 るため、綿障害者が地域で生活に、当会の組織運動の課題を整 理し今後の方向付けをしていく できる社会資源を整備する」とい ■障害者政策委員会【第 7 回・ ための委員会を設けることが決 8 月 9 日】 ( 川﨑理事長が参加 ) う文一一一口が追加されました。 議事は「障害者基本計画 ( 政また、知的障がい者当事者委まりました。 8 月 1 日、理事長、 府原案修正版 ) 」についてでし員からは法文中にカタカナ表記副理事長と関東の理事を構成メ た。前回に出された原案に対しが多く、理解できないとの意見ンバーとし、第 1 回の会議を開 ては、大方の委員から、政策委が出されました。カタカナ表記催しました。まず、この会議の は、外国語をそのままに表記し位置づけについて、諸課題につ 員会の意見が盛り込められてい いて理事会に提案する機関であ ない、賛同できないと議論されたもので、日本語訳は難しいが、 注を付けることで解決することることを確認し、その後、国の たことは前号で報告しました。 各種会議へ意見表明の内容につ この状況を考慮し、もう一度としました。 いて意見交換をしました。 この修正案の今後の日程は、 委員からの追加意見を求め、こ 次に、今後の課題の整理を行い ハプリックコメントを実施し、 れをまとめたものとして修正版 その後閣議決定される予定です。ました。厳しい財政状況の中、賛 が出されました。 助会員をいかに増やすか、全国大 追加意見がかなり丁寧に盛り 会やプロック研修会のあり方、メ 込まれ、委員からは特段の反論はお知らせします。 ールの活用による正会員 ( 都道府 ありませんでした。当会が出したみんなねつどの虹 県連 ) の情報交流、公共交通機関 追加意見は「社会的入院解消につ 0 組織・運動検討委員会を開催の割引や医療費の無料化の運動 いて、対策を講じるべき」ですが、 6 月に行われた定期総会時の推進など、今後この検討委員会 修正案には「社会的入院を解消す 9 お知らせ & こ案内コーナー 5 お知らせしますみんなねっとの活動 みんなねっと 2013 年 10 月号 4
『親 & 子どものサポートを考える会』 の案内パンフレットより も、共通の悩みが共感につなが なぜなのでしようか。 けの情報量が乏しいということ り、会員の皆さんに理解された 「母が病気で入院していた時、だと思います。 のだと思います。 父と一緒に面会に行きました 話してはいけない↓ が、主治医の先生は父にだけ話 話さないことがあたりま一を 子どもは大人以上に をして、自分 ( 子ども ) には何 情報量が少ない も話してくれませんでした」、 また、情報を得る方法がわ 私たちの感覚で考えると、保「小さい頃に本を買って病気のかったとしても、親や親せきな 健所や精神保健福祉センター ことを調べようとは思いませんど周囲の大人から制限されるこ 医療機関の相談室など、少ない よね。当時、親を差しおいて自ともあったそうです。 とはいえ、相談する場はいくっ 分が情報を得ようとはまったく 「親せきの人から『 ( 親の病気 かあると思います。また、メン思わなかったです」 を ) 外でいってはいけない』と タルヘルスに関する書籍も、数 こういった状況は、子どもの 月さい頃からいわれ続けてきま 多く書店に並んでいるため、何立場だからこそ起こることかもした。なので、 ( 自分の状況を ) らかの情報は得られるのではなしれません。成人して、社会とわかってもらおうと考えたこと いかと考えます。しかし、子どっながっている大人であれば、 もなかったです」、「 ( 母の病気 もメンバーの皆さんは、家族会何らかの情報を得る機会も方法のことは ) ずっといってはいけ はもちろん、精神医療保健福祉も、多少は知ることが可能です。ないことだと思っていました。 に関する情報は、ほとんど得らしかし子どもの場合は、理解しそれは、いつも父に『我慢しろ』 れなかったといいます。それは、 たり、何かを判断・決定するだといわれ続けてきたからです。 ( 病気のことは ) いってはいけのかもしれませ ないことだと刷り込まれていたん。さらに、周 囲の大人は、彼 のだと思います」 子どもは、つらい気持ちゃらの気持ちを聞 いてあげたり、 困っていることを、通常ならば 親などの大人に話します。しか理解しようとい うよりも、子ど し、病気の親をもっ子どもは、 そういった感情を伝えることもからみると感 情に蓋をされて に、消極的にならざるを得ない 精神に障がいを持つ父・母と暮らす 子どもは、 親の示す症状や対応に悩みながら、 病気の親を支えて生活しています。 そして、多くの子どもは、親の病気の ことを人に知られてはいけないと思い、 誰にも相談できずに、一人で悩んで います。 私たち、『親子どものサポ = トを 考える会』は、 そういった子どもたちの声を集めて、 今、困っている子どもたちに必要な 支援を考えていきます。 精神障がいの親と暮らす 親 & 子どものサポートを考える会 精神障がいの親と暮らした経験を持つ成人 へのインタビューからわかったこと 精神に障がいを持つ親は、子育てに困りながらも、 子どもを養育する権利を奪われることを恐れて、 援助を求めることができない また、子どもたちも、親への忠誠心から、外部の人 に助けを求めないと言われています。 そのため、 精神に障がいを持つ親が親役割が果たせるように 支援し、親子のコミュニケーションを良好にすること、 子どもが自分の状況を話し、支援を求められる体制 作り・情報の提供が必要と考えました。 わからない ・病気のことがわからない ・生活がわからない ・自分のことがわからない 誰にも言えない 生きづらい ・自信が持てない ・人づきあいか難しい。 0 0 、知強や情報を得たい ・他の人の話を聞いて一 ・つながりを持ちたい 今後実施予定 ! “知りたいニーズ”に 応える ☆病気や対応について 学ぶ心理教育 社会への啓発 ☆医療機関への働きかけ ・家族 ( 子ども ) も視野に入れた介入を ・アウトリーチや訪問看護による家庭状況のアセスメント 必要な社会資源に繋ぐ ・家族 ( 子ども ) への情報提供、子どもとの関係づくり ☆教育機関への働きかけ ・子どもの発達支援 ・子どものサインをキャッチし、必要時、医療に繋ぐ ・子どもへの精神保健教育 ☆社会への働きかけ ( 子どもの現状と支援の必要性を 伝える ) ・研究成果の発表 ・マスメディアへの広報 ・講演会の開催 交流の場 ( 三重子どもの集い・交流会 ) ・毎月第 3 日曜 13 時 30 分 ~ 16 時 ・アスト津 3 階 みえ県民交流センター 第子どもの立場であれば、 でも参加可能 ホームページによる 情報発信 ☆子どもの立場の情報 ☆仲間とのつながり 情報交換の場 みんなねっと 2013 年 IO 月号 10 11 特集っながりを求めて
ない場合もあるかと思います。に参加して皆さんの話を伺ってつらい ~ とメンバーよ、、 。しします 中には、「困って、助けてほし いるので、 ( 子どもに ) 何か支援けれども、成人し成長していく いと病院や保健所にも電話をしができないだろうかという気持中で、徐々に気持ちにも変化が たけれど、保護者でないからちはあります。これからも集いあるようです。 と、取り合ってもらえませんでで、皆さんの話を聞かせてもら 「昔は、箱の中で生きていか した。話しても無駄の繰り返し いながら、こういった場面でどないといけない状況でした。そ で育ってきました」という人もう行動できるか考えていきたい うでないと、 ( 病気の ) 母にう いました。このようなときに歩と思います」 るさくいわれ、怒られ、ギャン みよってくれる支援者、特に医 この子どもの集いで体験を聞スカいわれるからです。でも、 療機関のスタッフが、存在して いているからこそ、子どもへの高校生の時に反抗できるように いるだけで心強いものになるの支援の必要性は感じているのだ なって、そこから変わりました。 だと思います。 と思います。今後同じような場母の心配や不安は、自分への愛 今日はちょうど、の方面があったときには、子どもに 情でもあるんだと思えるように て め が参加していたので、意見を伺もひと言声を掛けてくれることなりました」 求 いました。「先日、親や親せきを期待をしたいです。 を 「最初は ( 病気の ) 母に対し と一緒に子どもが病院に来てい て恨みもありました。けれども、 な 自分の人生を大切にして ました。しかし、そのときは十 病気の知識を得てからは、 ( 母っ ほしい 分対応することができませんで 集 を ) 守らなきゃいけないと思い 特 した。けれども、子どもの集い " 子どもは世間が思う以上にました。ただ、抱え込んでしまっ しまったように感じるのではなのほうも学校では、悩みがある療機関のスタッフは、精神障が 、こっ、て、こちらが説明しな いでしようか。そのため、成人ことを気づかれないようにしてししし くてもすでに知っていますよ います」 しても誰にも気持ちを打ち明け 小・中・高校生くらいであれば、ね。なので、気楽に話せるかな ることなく、抱えてしまっていた 困ったことがあったときに学校と思います」 のではないかと思うと、話を聞い の先生に相談しようと考えそう ていて非常に胸が痛みました。 子どもともつながって ですが、親が病気の場合、子ど ほしい 身近な支援者は医療機税 もなりに複雑な心境なのかもし のスタッフ こんな提案もありました。「例 れません。また、男性の場合は、 子どもメンバーの話を伺って親の病気を話すことで、変に先えば、私たちが病院に行ったと いて、子どもにもしつかり目を生や友達に気を遣われることもきに、名刺を出して『何か困っ 向けてくれる支援者の必要性を嫌だそうです。「男の場合は、メたことがあったら電話してね』 強く感じました。では、どのよンツも気にしたりしますからね」といって、渡してくれるといい ですね。名刺はとっかかりの一 うな支援者が子どもに求められというメンバーもいました。 また、「わかってくれる人がつで、情報の一つ。子どもとっ ているのでしようか 一人でもいる、ということがわながってあげるという気持ちが 「医療機関のスタッフから、 あるといいと思います」 私たち ( 子ども ) にひと言声をかるだけでも気持ちが全然違い 困っていても、他の家族に気 掛けてほしいです。学校の先生ます。それがわからないと、怖 は気づいてくれないし、私たちくて話すことができません。医を遣って自分からが出せ みんなねっと 2013 年 IO 月号 12
さむ 又どれくらいの当事者が働いとはっきり教えていただき、免 な中。 す 。 = みを 高でているのか。就労状況もわから許を持っている者すべてが参考 。一下猪擲ナない。更には住居状況もわからになったと思います。 りコない。又我々の家族会の当事者言わないでおく能力、自信を 」便る の ・わおすはたくさん薬を飲んでいる。単失っている者にとってなかなか の介 坊紹剤少量と言われているが全くのできないものです。少しでも勇 ん 「んに逆。又 1 か月にどれくらいのお気を持ってそれを実行していき み 金で生活しているのか。又そのたいものです。 〇 〇 収入源の内訳はどうなっている 〇 のか。 ◆岩手県家族 ( 代 ) 行政に働きかけるにはあまり 私は 2 年程前まで家族会の活 〇「みんなねっと」の感想 にも当事者の実態がわかってい 動を一生懸命にやっておりまし 〇◆兵庫県本田定一一家族元代 ) ない。是非とも当事者実態調査たが、保健所の担当保健師の嫌 家族会全国調査報告について をやってもらいたい。 がらせで、活動が空しく思えて 〇 家族会調査も必要ですが、それ 会をやめてしまいました。 〇 以上に当事者調査が必要です。 ◆福島県 u—本人 ( 代 ) それまで作業所を作り、グル 未だに当事者がどの程度寛解 「みんなねっと」毎月楽しく ープホームを作り、職親制度を しているのかさつばりわからな 読んでいます。運転免許を持っ 利用し、精神障害者と一般社会 一部の医療機関が発表してていて車を運転している者にととのつながりをと軽食喫茶を立 いるが、我々の家族会の当事者って、増本先生の連載はとてもち上げましたが。会長、作業所 の寛解状態と大きくかけはなれタイムリーな記事でした。 長をすつばりやめてしまいまし ている。多分に水増しした数値免許更新の際、病気の症状のたが、何度も請われて 5 年後一 になっている。 会員に復帰しました。 申告で「どれにも該当しない」 読者のページ 家族会全体の高齢化のためかしても過半数が 3 か月以内で退ば雇用主 ( 会社 ) への " 働きか 岩手の家族会の動きがほとんど職している」と。これが障害者け ~ や家族の当事者への " サポ 1 トの仕方 ~ が見えてくるので の一般就労の現実の姿だと思い 伝わって来ず、自分の四歳とい はないでしようか。障害者の自 う年齢もあり少しは何かをしなます。 こんなことを繰り返していて立のためよろしくご検討くださ ければと考え、今回少し無理し て全国大会に参加して ( 大阪大はになっても仕事が身にるようお願い申し上げます。 つかず、いつまで経っても一人 会 ) 多くの人々の声を聞きたい ものと思いました。 前になれない。になって日常生活 〇 も最低賃金に甘んじざるを得な 〇 いことになりかねないと思いま◆新潟県本田徳子本人代 ) ◆埼玉県加藤光三家族 わ 「街の診療所からのお便り」 先日家族会主催のボーリングす。今こそこの悪循環を断ち切 大会があり、ふだんはあまり話らないと自立した生活は望めなとても参考になりました。私もな いと思います。 す機会がない当事者と話すこと ードライバーなので、免ん 障害者が自立して生きていく ができました。ある当事者は「一 許はお返ししようと思います。み 般就労で就職しても長くは続か には、生活できるだけの安定し話は変わりますが、北海道に行〇 わ ず、 3 か月くらいで辞めてしまた収入が必要です。一日も早くってきました。飛を降りたと〇 の な う、という繰り返しで今日まで長続きできる働き易い環境を作たん空気が違う、湿度がないので〇 〇み 来てしまった。今も仕事を探しる必要があると思います。 暑くてもさつばりしている。その ているが見つからない」と話し そこで提案なんですが、全国夜は従兄弟と盛り上がり、久し 〇、一 て居りました。 の当事者と家族にアンケート調ぶりに昔の話になりました。 〇ペ 昨年の茨城大会第 2 分科会査をして「何故辞めることにな 2 日目は父母の墓へ元気にし〇者 ( 就労支援 ) で杉江彰氏も話しったのか ? 」原因をあぶり出してるとお参りし、札幌のホテル〇読 て居りましたが「せつかく就労ては如何でしようか。そうすれに泊まりました。道路の両側に みんなねっと 2013 年 IO 月号 36
の発散にもなり、とても有り難は、その対応に疲れましたが、工芸、スポーツ、ダンス教室、 かったです。 あきらめず焦らず、動き出すのお花見、クリスマス会、バザー 息子も、徐々に外泊を重ねるをじっと待っしかありませんで等に参加し、三か月目からは、 した。 ことができるようになりました。 一人で通所できるようになりま 「病院生活を半月、家庭生活を半二年間外へ出られなかった息した。 デイケアで学んだことで、息 月」を繰り返し、再発を防ぐため、子でしたが、先生から自動車の 薬をきちんと飲む習慣を身につ運転許可が出たのを機に、父親子が得たものは大きく、現在の けて、一一年目で退院にこぎつけの助けを借りながら、自動車の基礎になっていると思います。 ました。 運転に挑戦するようになりましデイケアの仲間は全員やさしく た。やがて病院ソーシャルクラ 思いやりがあり、息子のことを 運転許可が出たのを機に プに入会、ワーカーさんの指導いろいろと心配してくれる、心 活動を始める のもと、徐々に活動を始めるよからの友だちです。 て し 退院した当時は、小規模作業うになりました。 発病から一一十五年間に利用さ と 母 所、援護寮、生活支援センター せてもらった制度として、障害 デイケアで学んだことが 授産施設もなく、家庭にいるしか 者年金の受給、通院医療費公費ゅ 現在の基礎になっている なく、途方に暮れる毎日でした。 負担、精神障害者適応訓練事業、も 息子は退院したものの陰性症また、保健師さんの呼びかけ精神障害者保健福祉手帳交付等子 と 状が強く、一一年間あまり引きこで、旧三戸保健所のデイケアに があります。 ( 次号へつづく ) もりの状態でした。家族として親子で参加しました。料理、手 ( さとうやすこ ) 解し、知識を得て、退院したら、 降りようとします。私は、息子 最初は落胆したが、 を必死で押さえながら、病院に よりよい対応をできるようにし 気持ちを切り替えた 到着しました。 ようと、気持ちを切り替えまし 初めての面会で、先生に病名た。 診療の結果、医療保護入院に なり、主人は裁判所へ、私は病は統合失調症と告知され、まさ 家族会に入会して 院に残り手続きを終え、息子は かと半信半疑で頭の中が真っ白 学習会にも茄 看護師さんにつれられ病棟へと になり体が震えました。 医療相談室でソーシャルワー 姿を消し、後ろ髪を引かれる思 余りにも落胆した様子に、先生 いで家に帰りました。 が、「お母さん、交通事故にあったカーさんから、病院家族会があ 息子は出産の時、流産しかけようなもので、百人に一人位はることを知りました。参考にし たのをどうにかもたせたため、かかる病気なのですよ。今後病てと「ぜんかれん」誌をいただき、 難産でさらに未熟児だったこ状が落ち着いたら、外泊を繰り返家族会に入会することにしまし しようこうねっ と、保育園の時、狸紅熱に伝染して様子を見ていきましよう」とた。 家族会では、病院関係者の方々 し高熱が出たことなど、私の育励まして下さいました。 て方が悪かったためなのかと、 私は、ハッと目が覚める思い の協力で月一回の学習会を開い あれこれ原因探しをして泣きあがしました。そうか息子は生きていただき、たくさんの知識を かしました。 ている。まだ希望がある。泣い 得るとともに、同じ悩みを持っ てばかりいられない。これから家族の方々と交流することがで 病気について学習し、正しく理きました。私にとってストレス みんなねっと 2013 年 10 月号 20
されるという現実を述べて、そ ついての説明がありました。 知っておきたい 重度訪問介護の対象拡大やケれは重度であり配慮が求められ号 精神保健福祉の動き アホームとグループホームの一るべきだと発言しました。 年 ケアホームを運営する松上利 元化について、参加者からは、 0 障害者の地域生活の推進に関実利用者数や地域移行者数のデ男氏は発達障がい者の自立した と っ ータに関する質問、一元化に伴居宅支援には環境への配慮が必 する検討会【第 1 回・ 7 月日】 ね 亠な この会議は、障害者総合支援う介護給付との兼ね合い、支援要であり、その結果、行動障が ん み 法のうち、来年 4 月施行予定の区分への影響、重度に関する考いはかなり改善されると意見が 「重度訪問介護の対象拡大」「グえ方に関する意見が多数出されありました。また、福岡寿氏は ループホーム・ケアホームの一ました。新しい判定基準に関し居宅事業者の立場から、陰性症 元化」などをテ 1 マとしていまては、今後パプリックコメント状による引きこもり対策は重要 す。座長に、埼玉県立大学名誉を求めるようですが、求める在であると発言しました。これら 、、隹こよ、虎は精神障がい者にも言えること 教授・佐藤進氏を選出し、活発り方と実態との力し宮。し金 だと思います。 な意見交換が行われました ( 当い質問が出されました。 当会から、重度に関する意見【第 3 回・ 8 月幻日】 会からは飯塚壽美理事が参加 ) 。 まず、担当者から、障害保健福祉を述べました。常時介護が必要第 2 回と第 3 回は、 3 つの論点 施策の現状・障害者総合支援法のであるとは考えずに長期間抱え「重度訪問介護の対象拡大」「グ ループホ 1 ム一元化」「地域にお 施行・重度訪問介護の現状・グル込んだ結果、親の高齢化により ープホ 1 ムとケアホームの現状・介護が必要になった段階で、多ける居住支援」に対する関係団体 地域における居住支援の現状にくの孤立してきた当事者が発見のヒアリングが行われました。 重度の精神障がい者を重度訪外部との連携による支援仕組みこと。②精神障害者の居宅等に が必要であり、地域における居おける保健医療・福祉サービス 問介護の対象とするにあたり、 象をどう考えるかにつ住支援においては、高齢化するの提供に関すること。③医療の その状態イ いて、当会は「身体介護だけで精神障がい者も増えてきており、提供に当たっての医療・保健・ なく、医療につながっていても四時間の医療・保健・福祉の連携福祉の専門職の連携に関するこ 幻覚などの症状で混乱したり、支援があって地域生活が送れると。④その他良質かっ適切な医 療の提供の確保に関する重要事 ことへの理解を求めました。 症状が治まっても障がいは重く 項となっており、家族や当事者 日常生活が思うようにできなか ったり、引きこもって社会から■精神障害者に対する医療の提にとっては非常に関心のある内 の情報が得られず、孤立化して供を確保するための指針等に関容です。検討会は大体一か月に 2 回ペースで開かれ、最初の 3 いるような人を重度として考えする検討会【第 1 回・ 7 月日、 第 2 回・ 8 月 9 日】 ( 良田かお回は各団体等の意見発表と討議 られる」と発言しました。 を行い、その後中間まとめ、 また、訪問型の支援が必要でり理事が参加 ) この検討会で話し合われる内月には結論を出すという、大変 あり、医療・保健・福祉の連携 容は、来年の 4 月 1 日から施行タイトなスケジュールで行われき によるサービスが欠かせないこ の される「改正精神保健福祉法」ます。より良い精神科医療とは とを強調しました。 祉 福 さらに、グループホ 1 ムの支援の第条に厚生労働大臣が定めどのようなものか、どのように 健 に関しては、日中、夜間の症状変化るとされる「指針」の内容です。提供されるのが適切なのか、構保 を考え、時間体制の支援が必要「指針」は法文を要約すると、成員である当会も家族会の意見精 とされます。アウトリーチなど①精神病床の機能分化に関するを十分に伝えたいと思います。
「みんなねっと」のホームページを リこューアルしましたので、ご覧ください 第 ) みんなねっと相談室 : , 入会のご実内メみんなねっとについて 2013 もくじ 0 みんなねっとは精神に障がいのある方のゞ : 家族が結成した団体です 公簽社団法人全国精神保健福祉会連合会 究 研 , 会 修 研 ン 0 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 4 特集 つながりを求めて一一病気の親をもっ子どもの集い・交流会 6 絵を描く人たち⑩空想の画集 ( 織田信生 ) 16 私と子どものあゆみー母として 自立する息子、見守る母の思い① ( 佐藤康子 ) 18 街の診療所からのお便り【連載 78 】 ( 増本茂樹 ) ・・『統合失調症』ってよくある状態なんです。・ 22 わかりやすい制度のはなし《その 49 》 ( 池原毅和 ) 道路交通法の一部改正と運転免許の取得・更新について 26 統合失調症はどこまでわかったかー - 連載① - ー ( 菊山裕貴 ) 強迫性障害、バニック障害、不安障害と統合失調症、躁うつ病、再発を 繰リ返すうつ病の関係 30 「みんなねっと」電話相談 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 32 回 ) TEL03-6907-9212 34 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時 みんなのわー一読者のページ 36 【表紙の糸会と作者の言葉】大きなカボチャ (tos-mis1954 ・香川県・水彩 ) 遠近法にこだわっています。最初は、カボチャを写生したのですが、余りにもへたくそで、 背景を描いて巨大にしてみました。左方の「あっかんべー」が、面白いと言った人もいます。 ンみんなぬっとについて 意見・要望書など 0 施策のうごき 月刊みんなねっと 書籍 更新情報 都道府県連合会の情報 > 各都道府達からのお知らせ > 都道府県達のお問い合わせ先一覧 雋 - 。をゝ書第のご注文方法について一 よい ~ みんなねっとス会のご案内。 「訪問による家族支援」普及活動 家族支援に関するプロジェクトが新 しくスタートします。 月刊みんなねっと 2013 年 9 月号 13 年 9 月 4 日 NE 、Ⅵ 熱本県連イベント・研第会予定 2013 年 9 4 日、を W ! 北信越プロック研修会開催 20 年 27 日 都通府県達合会報本県 月刊みんなねっと最新号 2013 年 9 月号 【特集】働き方いろいろー 雇用の現場から一 ン目次・詳 ) バックナンバー 都遥府県運合会長野県 質岐阜 広島岡止 長大分高知 ビックアップ 都道県連合芸石川県 神棗川 北信越プロック研修会開催 20 年明 2 を 北信越プロック研修会開催 20 爲年 8 月 2 ル NEW! 都道県連合会第山県 第新着紀事のある都道府県連合会 書籍のご紹介ー - 都道府県違合会新県 北信越プロック研修会開催 201 27 三 統合失調症を正しく理解 するために「わたしたち 家族からのメッセージ」 気の知識、生活サービ ス、家族の目線でわかりや すくまとめました 》目次・詳細 うつ病を正しく理解する ために「わたしたち家族 からのメッセージ」 病気の知生活サービ ス、家族の目線でわかりや 0 すくまとめました > 目次・詳第 、晴による 家族支援 相談室 北信越プロック研修会開催 20 ! 3 年 8 月 2 ル NEW! 施策のうこき 精神障害者に対する医療の提供を確保す るための指針等に関する検討会への意見 20 年 8 月 2 ア日 NEW' 障害者基本罸画 ( 案 ) へのパプリックコメ ントの募集 20 3 年 8 月 26 日 NEW' 籌書者の地域生活の推進に関する検討会 ( 第 3 回 ) 2013 年 6 22 ミ NEW! 》ノ ( ックナンバー みんなねっと相談室 お気軽にご相談ください。 第策のうごき サポート情報室 メンタルヘルスと福社サービス 病気のことや生活に必要な情報をわ かりやすく説明しています。 施策のうごき ン書籍の一覧 〉ご注文について みんなねっと無料メルマガ購読 メールマガジンはじめました。せひ、ご 登録 ( 無料 ) ください。 メールアドしス 》メールマガジンの詳第 家族相談ハンドブック 家族会の相談研修や支援機関でテキ ストとして活用できます > 詳第 購読申込み ホームページのリニューアルに伴い、みんなねっとではメールマガジンを 発行しています ( 無料 ) 。当会の活動だけでなく、各都道府県連の情報な ども随時お知らせするメルマガになっています。ぜひ、ご登録ください。 詳しくはホームページをご覧ください ( 「みんなねっと」で検索ください ) 。
知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / 家族のための Q & A / 連載① 街の診療所からのお便り / 連載②統合失調症はどこまでわかったか / 連載 ③絵を描く人たち / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 / わかりやすい制度 のはなし / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか ・「月刊みなねっと」これまでの内容紹介・ 【特集・家族のための相談コーナー】 ■ 2011 年・ 1 月号 : 新春座談会 2010 年を振り返り、今後の活動を考える 2 月号 : 結婚・子育て体験記 3 月号 : 家族の体験 4 月号 : 訪問による相談支援を広げたい 5 月号 : 本人に病識をもってほしい 6 月号 : グループホームでの暮らし 7 月号 : 訪問型の地域生活支援ー ACT-Zero 岡山の取り組み 8 月号 : ひとリひとりの「働きたい」を応援します 9 月号 : 東日本大震災ー岩手・宮城・福島の家族の体験 10 月号 : 東日本大震災一被災地の精神保健・医療・福祉に関する報告 1 1 月号 : 相談支援事業所の訪問活動 12 月号 : 第 4 回全国精神保健福祉家族大会みんなねっと香川大会 ・ 2012 年・ 1 月号 : 2012 年を障がい者制度改革の年に 2 月号 : 本人・家族の体験 3 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 上 ) 【在庫なし】 4 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 下 ) 5 月号 : こころの健康基本法 ( 仮称 ) 制定に向けて 6 月号 : 「働きたい」を実現するための支援ー就労移行支援事業ー 7 月号 : 日本で家族支援をどのように実現していくか 8 月号 : 引きこもりの支援と居場所づくり 9 月号 : 楽しむことで元気になれる一フットサルを通して一 10 月号 : 保護者制度がなくなる ? ! ー新しい家族のあリ方へー 1 1 月号 : 家族相談ー静岡県連の取リ組みと家族会活性への期待 - 12 月号 : 絵を描く楽しさー原画の選考会をとおして一 ■ 2013 年■ 1 月号 : 夢と希望を語ろう一それぞれの立場から一 2 月号 : みんなねっと茨城大会 3 月号 : 生活を支えるケアホーム・グループホーム ( ・「月、刊みんなね 5 と」の / 。ックプン / 、のおし込み方法・ 「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくだ さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 0 0 1 3 () ー 0 ー 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03-3987 ー 5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ 上 円 人 てた寄。 む ■我が家には猫が二匹いま■月刊みんなねっとは、毎しく「す 0 含 料数 」こ乍成していまといにま 号 2 か月前 ( イ 歳になるライ君は子猫の時す。そのため、この編集後源て欄りと価譴人 6 6 ・」 定購円円ビ 4 己ま 8 月日を締め切りに財し信なっ 捨てられて大泣きしている言ー な実通にね 費 o o グ一 ジ のを見つけ我が家の一員に作成しなければなりませ主充 * 象な 会 5 0 なりました。今や 6 キロのん。 をを。対ん 3 3 ホ 8 ペ 費間間 3 9 ム しかし、ここのところ本費動いのみ 巨漢です。これがめっぽう 号会 -1 っ 0 会活さ除 ホ 当に慌ただしく時間を過ご 気が弱く、お医者が大嫌い 月助人体一一 のりだ控 0 賛個団 ケージを見ただけでおもらしてしまっていたせいか、 C.O っ 0 冖 / んよく額者 4 0 1 9 月に入っても編集後記を ししてしまいます。穏やか さ。カ税入年 書けていません ( 滝汗 ) 。 皆す協・ で優しく、甘え上手です。 まご除カ しかも、ネタも思いっか もう一方のカリンは野良 連袋 3 いひ控 会池 1 3 猫の子で、獣医さんが保護 号祉東 1 一 出版社の方に「明日ま衂てぜ金 したのをもらいました。お 8 福区ノ 活し。付 1 健島 9 一ナ 転婆娘で遊びが大好き。 6 で ! 」っといわれながら、 げ足す寄田 第保豊一 o シ 歳ですが子猫のように好奇今、この文面を書いていま会不ま。 巻神子都 7 3 社 心旺盛。空気が読めないとす。結局、「編集後記が書当かいい 0 通精洋京 0 1 会 風東 9 0 式 金てさ ころがあるので時折ライ君けなくて困ったぞ」という 、資つだ 1 月全﨑 3 6 0 株 こ o をイラつかせます。家族の編集後記になってしまいま 人川田一 / 願動募く 8 法 0 3 替本 帰りを玄関で迎えてくれるした ( 苦笑 ) 。皆さまのお 活を入 ね年団長蘒振製 付記込 お迎え猫です。 手元にこの月刊誌が届くこの 巐事 1 *-a 便 寸が可ご振 ん公理〒旺郵刷 二匹の猫は我が家の宝。ろは、気持ちにも時間にも 印 イす、と便み 壁で爪を研いでも、駆け回ゆとりがもてていますよう寄 まに」郵 」日者 ってものを壊しても可愛い 【いめ付■ 月発発 ( 髙村 ) いから許しちゃう。癒しの 天使たち、長生きしてほし ( 良田 ) 編集後記
も、困っていることなどの共通彼女ははじめ、自分の話をすえば、「頑張らなければ」と感じ、 点はあると思って、その共通点ることで、会員に「偉いね、よ逆に苦しかったとのこと。 彼女は、頑張っていることを を大事にしようと考え直して入く頑張ってきたね」と口々にい われたそうです。それを聞いて、評価されたのは嬉しかったので 会し、今でも家族会に入ってい 嬉しい気持ちになったのかと思すが、これまでのつらかった体 ます」 験を聞いてほしい 気持ちがあったか 自信が持てるようになっ 精神科医や第教員、臨第生かし、三重大でほ糖 らです。「今まで 床、士らでつくる「親 & 神看護学分野を教えてい た」などの感想が聞かれる載 し 子ンものサポートを考えるる。 トんに。「必上に囹転誰にも話せなかっ 一さを気にしなくなり、一壜地 ~ 会」の人代表として、気になる学生がい周 「 = 薫 J もの集い・交囲を気にして、ど ) なく よたことが、家族会 さ 一流会」をニ 0 一一年召か年づら詈つ。。「実は親が 一ら、津市内で毎品いてい精神の病気で」と打ち明け ) 子 』第→会のホームページの小 印の人は、泣いても 板にはコ一蕫は遠くて 一る。交流会では精神疾患 0 られた。親が病気心」問幸 ない」との書強送みも・そ 題を抱え十は学園にもい 3 黙って聞いてくれ うした人のため、八日一干 一、己イえていた。「親の病気 ~ 手。田分実事に思えなくなり、の話も聞きたい」とい 0 た一日には東京都内で全 7 ます。それが嬉し ノどもの成長に、関連がある大一土成人しても自信のな生が寄せられた。「同じの交流会を開く。「各地 て きづらさを引きずる人、園の人が語り合える場が同じよっな交流の場が のでは」。 0 九年ごろか め かったです」。 " 聞 ら、統合失調症やうつ病の = 師「親の病気ナ椙させたの、必要」愚じていたこともできるよう力になりたい」 求 らしたことがあ親のもとで育った筬人への 護は分のせい」と責める人あり、交流会画。常連と語交流会の申しめみ 2 、 を 看もいた ) をの子どもが、メンバーのかさにも助けは十日までに、親 & 子ども 一人たちが瑟ヰる。聞き取り調査を始めた。 してほしい一とい 家族富の対象から抜け落られ「芦レかったのは自分のサポートえる会電 津市出身。看護学校窄幸親の症状に不安じな ちていることに気付いた。じゃなり券かり、安 059 ( 23 ↓ 5260 業後、 0 一年まで十四年がらも病気の説明はなく、 う気持ちは家族 調象者から「他の人心した」「話をするつに気へ。 闃 = ⅲ県立小児心療セン何が起きているか分からず ( 大 ) 日 っ であれば誰でも思 ター「あすなろ学園」 ( 津困第周囲に相談できす、 中 市 ) で、病響護師として孤独を深める、・ , という姿が 不登校や心の問題を抱える浮かび上がっ親の病状 うことです。家族特 心患う親持っ子をケア 一子どもを担当。その経験なに合わせ / 星居の中自 内の立場は違って 子どもの集いは、平成年かがあり、その番組を見て参加さ まって語り合うグル 1 プをはじ らはじまりました。登録制はとれた人もいました。また、土田号 めました」 親が病気の場合、子どもは幼らず、これまで約名ほどが参さんと同じ看護師をしている関 年 少時代に親から受ける、当然の加 してきたそうです。年齢は連で参加した人、土田さんの臨 愛情やしつけなどが、十分得ら代 5 代で、その内代、代床時代に関わった子という方も と っ れないこともあるのではないでの参加が多いそう。学校や仕事いました。皆さん、同じ立場の ね しようか。例えば、お弁当をつ に行っていても参加ができるよ人と話がしたいという気持ちでな くってもらうことや朝起こしてうに、毎月第 3 日曜日に開催し参加しています。しかし、みんみ もらうことなど、学業や日常生ています。 なねっとや家族会を知っていた 活において、親が子どもにして 人は、残念なことにたった一人 「話を聞いてほしい」 しかいませんでした。そしてそ あげていることが病気のために は同じ の女性も、最初は家族会に入る できずに、その結果、自分でや らなければならず、子どもの負今日は、最初に自己紹介を兼気はなかったそうです。 「家族会といっても親が多い 担になっていることがあるかもねて、順番にひと一一一一口ずつ全員が しれません。また、こういった話をしました。 と聞いて、『私とは違う』と思 「他の家とは違う」状況を、周 子どもの集いを知ったきっか いました。それは、親が病気の 囲には知られたくないという気けを伺うと、会の企画する講演子どもをみるのと、子どもが病 持ちも、子どもながらに出てく会を聞いた人や、でこの気の親をみるのでは、全然受け るのでしよう。 取り組みが取り上げられたこと止め方が違うからです。けれど 「つ当う医療
様子について話しかけるのです ろ聞くのですが、さんは「こ が、さんはいつも「ええ、まあ」 の薬を飲んでいたら調子がいい とかの返事でした。子供の大学 です」と言われるのみです。精 の長い休みの時期には、娘さん 神科では、極端に他の考えを除 は帰って来られましたか ? と 外して自分の考えで閉じている 聞きますが、「まだです」 様子を『自閉』と名付けていて、 クラブでしようか ? アルバ 統合失調症の人に特有の症状だ イトをしているのですか ? と考えます。 「さあ」というあんばいです。 彼女には手が震えたり、身体 帰って来ないと心配ではない がだるくなったりなどの副作用 ですか ? 「心配はしています」 はなく、きちんと服薬して特に と、話が進みません。 問題なく家族と生活されている ようなので、同じ薬を処方するき受けて処方もしていますか 〈普通に心配しよう〉 お ら、今の彼女の不足なところを ことにしています。 さんは子供のことを心配すら 〈話したがらない人〉 みの多いものになるように、治るという普通にある感情を出せ所 さんは定期的に通院されま療目標を立てたいと思います。ないようです。これも統合失調診 すが、特に悩みを相談されるこそれで、家事のことや余暇の過症の『不適切な感情』と呼ばれ街 ごし方、ご主人のことや子供のる症状です。あることに対して、 とはないのです。私も治療を引 ・・・合失調症』って よくある状態なんです。 : 連載可 — 1 ー第ー囓 ' ・ーー ~ ー ~ ~ ー「 ! 」で来られ、前の病院からの紹介と楽に生活してほしいな ~ と 〈娘が就職内定した〉 状もなかったので、以前はどん思ったものです。 「この休みは、家族で温泉に 〈この薬でいい〉 行って泊って来ました」と、 いません。どうも家族内で大騒 つになく楽しそうなさんでぎがあって、精神科の病院に入持って来られた薬は、セレ す。「大学 4 年の娘の就職がやっ院したらしいのですが、「まあネ 1 スの少量と抗不安薬が朝夕 と決まって、そのお祝いです」 そうです」とか言って、詳しく にあって、寝る前にコントミン さんは 2 人の子供のお母さ話してくれません。新しい精神と睡眠薬があるというよくある んですが、ご主人の転勤でこの科医には言わないでおく、と決処方でした。さんは「この薬 町に来られ、その後うちのクリめておられるようでした。そのでいいです」と、決めたように しかたくなな ニックに 5 年くらい通院・服薬決心の仕方に " 少こ 言われます。精神科医は少しで されています。初診の時に 1 人もの ~ があり、精神科医は " もつも薬を減らせないかと、いろい 街の 診療所から のホ便り 7 ましもと しげき 増本クリニック院長 みんなねっと 2013 年 10 月号 22 増本茂樹